応用数学A
VをS:𝑥2 + 𝑦2 + 𝑧2 = 4 で囲まれる内部とする。 𝐹 = 𝑦𝑒𝑥 − 𝑥𝑒𝑦 + 𝑧𝑒𝑧 𝑉 𝛻 × 𝐹𝑑𝑉 = 𝑆 𝑛 × 𝐹𝑑𝑆 = − 𝑆1 𝐹 × 𝑛𝑑𝑆 − 𝑆2 𝐹 × 𝑛𝑑𝑆 𝛻 × 𝐹 = 𝑒𝑥 𝑒𝑦 𝑒𝑧 𝜕 𝜕𝑥 𝜕 𝜕𝑦 𝜕 𝜕𝑧 𝑦 −𝑥 𝑧 = −2𝑒𝑧 −2𝑒𝑧 𝑉 𝑑𝑉 = −2𝑒𝑧 4𝜋 3 2 3 = − 64𝜋 3 𝑒𝑧
法線ベクトルn 𝑔 𝑥, 𝑦, 𝑧 = 𝑥2 + 𝑦2 + 𝑧2 𝛻𝑔 = 2𝑥𝑒𝑥 + 2𝑦𝑒𝑦 + 2𝑧𝑒𝑧 𝛻𝑔 = 2𝑥 2 + 2𝑦 2 + 2𝑧 2 = 2 𝑥2 + 𝑦2 + 𝑧2 = 4 𝑛 = 𝛻𝑔 𝛻𝑔 = 1 2(𝑥𝑒𝑥 + 𝑦𝑒𝑦 + 𝑧𝑒𝑧) VをS:𝑥2 + 𝑦2 + 𝑧2 = 4 で囲まれる内部 𝑛 ∙ 𝑒𝑧 = 1 2 𝑥𝑒𝑥 + 𝑦𝑒𝑦 + 𝑧𝑒𝑧 ∙ 𝑒𝑧 = 𝑧 2 𝐹 × 𝑛 = 𝑒𝑥 𝑒𝑦 𝑒𝑧 𝑦 −𝑥 𝑧 𝑥/2 𝑦/2 𝑧/2 = 1 2 −𝑧𝑥 − 𝑦𝑧 𝑒𝑥 + 1 2 𝑧𝑥 − 𝑦𝑧 𝑒𝑦 + 1 2(𝑥 2 + 𝑦2)𝑒 𝑧 𝑆1 𝐹 × 𝑛𝑑𝑆 = 𝑒𝑥 2 𝑆1 −𝑧𝑥 − 𝑦𝑧 𝑑𝑆 + 𝑒𝑦 2 𝑆1 𝑧𝑥 − 𝑦𝑧 𝑑𝑆 + 𝑒𝑧 2 𝑆1 (𝑥 2 + 𝑦2 𝑑𝑆 𝑆 𝐹 ∙ 𝑑𝑆 = 𝐷 𝐹 ∙ 𝑛 1 𝑛 ∙ 𝑒𝑧 𝑑𝑥𝑑𝑦
𝑒𝑥 2 𝑆 −𝑧𝑥 − 𝑦𝑧 𝑑𝑆 = D −𝑧𝑥 − 𝑦𝑧 1 𝑛 ∙ 𝑒𝑧 𝑑𝑥𝑑𝑦 𝑒𝑦 2 𝑆 𝑧𝑥 − 𝑦𝑧 𝑑𝑆 = 0 𝑒𝑧 2 𝑆 (𝑥 2 + 𝑦2 𝑑𝑆 = 𝐷 𝑥2 + 𝑦2 1 𝑛 ∙ 𝑒𝑧 𝑑𝑥𝑑𝑦 𝜉 = 4 − 𝑟2, 𝑑𝜉 = −2𝑟𝑑𝑟 = 4 04 − 𝜉 𝜉 𝑑𝜉 = 4 2𝜉 1/2 − 2 3𝜉 3/2 0 4 = − 16 3 =-64 3 𝜋 𝑆1 𝐹 × 𝑑𝑆 = −64 3 𝜋 𝑒𝑧 2 = − 32𝜋 3 𝑒𝑧 𝑆 𝑛 × 𝐹𝑑𝑆 = 𝑉 𝛻 × 𝐹𝑑𝑉 Gaussの発散(回転)定理 = −2 𝐷 𝑥 + 𝑦 𝑑𝑥𝑑𝑦 = −2 02𝜋 (cos 𝜃 + sin 𝜃)𝑑𝜃 02𝑟 𝑑𝑟 =0 = 2 𝐷 𝑥2 + 𝑦2 4 − 𝑥2 − 𝑦2 𝑑𝑥𝑑𝑦 = 2 0 2𝜋 𝑑𝜃 0 2 𝑟2 4 − 𝑟2 𝑟𝑑𝑟
𝑆 𝑛 × 𝐹𝑑𝑆 = 𝑉 𝛻 × 𝐹𝑑𝑉 𝑉 𝛻 ∙ 𝐴 𝑑𝑉 = S 𝐴 ∙ 𝑛 𝑑𝑆 の証明 回転定理 𝐴=B × 𝑐となるB 𝑐(任意ベクトル)を考えると 𝑉 𝛻 ∙ B × 𝑐𝑑𝑉 = S B × 𝑐 ∙ 𝑛 𝑑𝑆 スカラー3重積 A ∙ B × C=C ∙ A × B 発散定理 𝑐 ∙ 𝑉 𝛻 × B 𝑑𝑉 = 𝑐 ∙ 𝑆 𝑛 × 𝐵 𝑑𝑆 𝑐(任意ベクトル)なので 𝑉 𝛻 × B 𝑑𝑉 = 𝑆 𝑛 × 𝐵 𝑑𝑆
グリーンの公式
• 面積分と線積分を関連させる公式 • xy-平面上の単一閉曲面Cで囲まれた領 域をDとする。関数f(x,y),g(x,y)とその偏導 関数がC上および領域Dで連続であるとき。 以下の式が成り立つ。 x y C D ただしこのときCの向きは反時計回りとする。 これをグリーンの公式と呼ぶ。 証明を行っていく。 O GEORGE GREEN c 𝑓dx + 𝑔dy = 𝐷 𝜕𝑔 𝜕𝑥 − 𝜕𝑓 𝜕𝑦 𝑑𝑥𝑑𝑦Ⅰ. 図 様に𝑌軸に平行な直線が2点𝐴, 𝐵のみで接する場合を考える。 このとき図の様に接点AからBへの二つの経路C1: 𝑟 𝑥, 𝜑1(𝑥) と C2: 𝑟 𝑥, 𝜑2(𝑥) を考える(𝑎 ≤ 𝑥 ≤ 𝑏)。このときC=C1-C2であり c 𝑓dx = c1−c2 𝑓dx = 𝑎 𝑏 𝑓(𝑥, 𝜑1(𝑥))dx − 𝑎 𝑏 𝑓(𝑥, 𝜑2(𝑥))dx 一方 𝐷 𝜕𝑓 𝜕𝑦 𝑑𝑥𝑑𝑦= 𝑎 𝑏 𝜑1(𝑥) 𝜑2(𝑥) 𝜕𝑓 𝜕𝑦dydx= 𝑎 𝑏 𝑓(𝑥, 𝑦) 𝜑 1(𝑥) 𝜑2(𝑥) dx = 𝑎𝑏 𝑓 𝑥, 𝜑2 𝑥 − 𝑓 𝑥, 𝜑1(𝑥) dx よって c 𝑓dx = - 𝐷 𝜕𝑓 𝜕𝑦 𝑑𝑥𝑑𝑦 同様にして c 𝑔d𝑦 = 𝐷 𝜕𝑔 𝜕𝑥 𝑑𝑥𝑑𝑦 即ち c 𝑓dx + 𝑔dy = 𝐷 𝜕𝑔 𝜕𝑥 − 𝜕𝑓 𝜕𝑦 𝑑𝑥𝑑𝑦
グリーンの公式の証明
x y C1 D O C2 A B a bII. 図の様に各座標軸に平行な直線が3点以上ある場合 このとき図の様に微小領域に分割することによって、各小領域では その周囲の曲線と各座標軸に平行な直線と2点のみで交わるよう にできる。 そこで各小領域でIの結果を用いて和をとることを考えるが、分割の ために新たに加えた境界面での線積分は互いに 相殺されるために、結果として曲線Cにおいて c 𝑓dx + 𝑔dy = 𝐷 𝜕𝑔 𝜕𝑥 − 𝜕𝑓 𝜕𝑦 𝑑𝑥𝑑𝑦 が成り立つ
グリーンの公式の証明
Cの方向を時計回りとしたとき グリーンの公式はどうなる?例題
• 曲線Cを長方形D:0 ≤ 𝑥 ≤ 3, 0 ≤ 𝑦 ≤ 1を囲む 周とし、グリーンの定理を用いて次の線積分の 値を求めよ。 I = C (x3-3x2y)𝑑𝑥 + (2𝑥𝑦 + 𝑦2)𝑑𝑦 f(x,y)= x3-3x2y, g(x,y)= 2𝑥𝑦 + 𝑦2 とすると, 𝜕𝑓 𝜕𝑦=-3x 2, 𝜕𝑔 𝜕𝑥=2yであり グリーンの公式 c 𝑓dx + 𝑔dy = 𝐷 𝜕𝑔 𝜕𝑥 − 𝜕𝑓 𝜕𝑦 𝑑𝑥𝑑𝑦より 𝐷 2y+3x2 𝑑𝑥𝑑𝑦= 0 3 0 1 2y+3x2dydx = 03 y2+3x2𝑦 0 1 dydx = 03 1+3x2dx = x+x3 0 3 =30グリーンの定理の3次元表示
xy-平面上の単一閉曲線CをC: 𝑟 = (𝑥 𝑡 , 𝑦 𝑡 , 0) (𝛼 ≤ 𝑡 ≤ 𝛽), Cを境界とするxy-平面上の領域Dを曲面S(S: 𝑟 = 𝑥, 𝑦, 0 , (𝑥, 𝑦) ∈ 𝐷 )とし、Sの単位法線ベクトル としてz軸方向の基本ベクトル𝑘をとる。このときS上で定義されたベクトル場を A= A(x,y)=(f(x,y), g(x,y), 0)とすると c 𝑓dx + 𝑔dy = c A・𝑑 𝑟 である。 ここでrot Aを考えると 𝛻 × A = 𝒊 𝒋 𝒌 𝜕 𝜕𝑥 , 𝜕 𝜕𝑦 𝜕 𝜕𝑧 𝑓 𝑔 𝟎 =‐
𝜕𝑔 𝜕𝑧,
𝜕𝑓 𝜕𝑧,
𝜕𝑔 𝜕𝑥‐
𝜕𝑓 𝜕𝑦= 0, 0,
𝜕𝑔 𝜕𝑥‐
𝜕𝑓 𝜕𝑦これにより 𝛻 × A・𝑘 = 0, 0, 𝜕𝑔 𝜕𝑥 ‐ 𝜕𝑓 𝜕𝑦 ・(0,0,1) = 𝜕𝑔 𝜕𝑥 ‐ 𝜕𝑓 𝜕𝑦 𝐷 𝜕𝑔 𝜕𝑥 − 𝜕𝑓 𝜕𝑦 𝑑𝑥𝑑𝑦 = 𝐷 𝛻 × A ・𝑘𝑑𝑥𝑑𝑦 = 𝑆 𝛻 × A ・𝑘𝑑𝑆 即ちグリーンの定理は C A・𝑑 𝑟 = 𝑆 𝛻 × A ・𝑘𝑑𝑆 と書くことができる
ストークスの定理
三次元の曲面とその曲面上で定義された関 数に関し,線積分と面積分を関係づける定理。 グリーンの定理の3次元への拡張 3次元空間内の単一閉曲線Cを境界とする曲 面S: r=(x(u,v),y(u,v),z(u,v))に対して、S上の単 位法線ベクトルnを図の様にとる。このときベ クトル場Aとその偏導関数がSを含む領域で連 続であるならば、次の式が成り立つ。 C A・𝑑 𝑟 = 𝑆 𝛻 × A ・n𝑑𝑆Sir George Gabriel Stokes Wikipedia より
ストークスの定理の証明
右辺=
𝑆 𝜕𝐴𝑧 𝜕𝑦‐
𝜕𝐴𝑦 𝜕𝑧,
𝜕𝐴𝑥 𝜕𝑧‐
𝜕𝐴𝑧 𝜕𝑥,
𝜕𝐴𝑦 𝜕𝑥‐
𝜕𝐴𝑥 𝜕𝑦・n𝑑𝑆
ここで
𝜕r
𝜕𝑢=(
𝜕𝑥 𝜕𝑢,
𝜕𝑦 𝜕𝑢,
𝜕𝑧 𝜕𝑢),
𝜕r
𝜕𝑣=(
𝜕𝑥 𝜕𝑣,
𝜕𝑦 𝜕𝑣,
𝜕𝑧 𝜕𝑣),
𝜕r
𝜕𝑢×
𝜕r
𝜕𝑣=(
𝜕𝑦 𝜕𝑢 𝜕𝑧 𝜕𝑣 -𝜕𝑧 𝜕𝑢 𝜕𝑦 𝜕𝑣,
𝜕𝑧 𝜕𝑢 𝜕𝑥 𝜕𝑣 -𝜕𝑥 𝜕𝑢 𝜕𝑧 𝜕𝑣,
𝜕𝑥 𝜕𝑢 𝜕𝑦 𝜕𝑣 -𝜕𝑦 𝜕𝑢 𝜕𝑥 𝜕𝑣)
これを用いてA
xを含む成分について計算すると
= 𝐷 𝜕𝐴𝑧 𝜕𝑦 ‐ 𝜕𝐴𝑦 𝜕𝑧 , 𝜕𝐴𝑥 𝜕𝑧 ‐ 𝜕𝐴𝑧 𝜕𝑥 , 𝜕𝐴𝑦 𝜕𝑥 ‐ 𝜕𝐴𝑥 𝜕𝑦 ・ 𝜕r 𝜕𝑢 × 𝜕r 𝜕𝑣 𝑑𝑢𝑑𝑣=
𝐷 𝜕𝐴𝑥 𝜕𝑧(
𝜕𝑧 𝜕𝑢 𝜕𝑥 𝜕𝑣−
𝜕𝑥 𝜕𝑢 𝜕𝑧 𝜕𝑣) −
𝜕𝐴𝑥 𝜕𝑦(
𝜕𝑥 𝜕𝑢 𝜕𝑦 𝜕𝑣−
𝜕𝑦 𝜕𝑢 𝜕𝑥 𝜕𝑣) 𝑑𝑢𝑑𝑣
続き
=
𝐷 𝜕𝐴𝑥 𝜕𝑧 𝜕𝑧 𝜕𝑢 𝜕𝑥 𝜕𝑣+
𝜕𝐴𝑥 𝜕𝑦 𝜕𝑦 𝜕𝑢 𝜕𝑥 𝜕𝑣−
𝜕𝐴𝑥 𝜕𝑧 𝜕𝑥 𝜕𝑢 𝜕𝑧 𝜕𝑣−
𝜕𝐴𝑥 𝜕𝑦 𝜕𝑥 𝜕𝑢 𝜕𝑦 𝜕𝑣𝑑𝑢𝑑𝑣
=
𝐷 𝜕𝑢𝜕(𝐴
𝑥 𝜕𝑥 𝜕𝑣) −
𝜕 𝜕𝑣(𝐴
𝑥 𝜕x 𝜕𝑢) 𝑑𝑢𝑑𝑣
グリーンの定理を用いると= c 𝐴
𝑥 𝜕𝑥 𝜕𝑢𝑑𝑢 + 𝐴𝑥
𝜕𝑥 𝜕𝑣d𝑣= c 𝐴
𝑥𝑑𝑥 , (𝑑𝑥=
𝜕𝑥 𝜕𝑢𝑑𝑢+
𝜕𝑥 𝜕𝑣d𝑣)
𝐴
𝑦𝐴
𝑧でも同様であり
CA・𝑑 𝑟 =
𝑆𝛻 × A ・n𝑑𝑆
2行目の変換ではA(x,y), x(u,v), y(u,v)より
𝜕𝐴 𝜕𝑢
=
𝜕𝐴 𝜕𝑥 𝜕𝑥 𝜕𝑢+
𝜕𝐴 𝜕𝑦 𝜕𝑦 𝜕𝑢を用いている
=
𝐷 𝜕𝐴𝑥 𝜕𝑢 𝜕𝑥 𝜕𝑣−
𝜕𝐴𝑥 𝜕𝑣 𝜕𝑥 𝜕𝑢𝑑𝑢𝑑𝑣
II. 図の様に各座標軸に平行な直線が3点以上ある場合 このとき図の様に微小領域に分割することによって、各小領域では その周囲の曲線と各座標軸に平行な直線と2点のみで交わるよう にできる。 そこで各小領域でIの結果を用いて和をとることを考えるが、分割の ために新たに加えた境界面での線積分は互いに 相殺されるために、結果として曲線Cにおいて c 𝑓dx + 𝑔dy = 𝐷 𝜕𝑔 𝜕𝑥 − 𝜕𝑓 𝜕𝑦 𝑑𝑥𝑑𝑦 が成り立つ
グリーンの公式の証明
Cの方向を時計回りとしたとき グリーンの公式はどうなる?ストークスの定理の物理的意味
• 𝑆 𝛻 × A ・n𝑑𝑆 この𝛻 × AはAの回転を表している。 • これの面積分を取っているということは 𝛻 × A A C A・𝑑 𝑟 𝑆 𝛻 × A ・n𝑑𝑆 図は物理のかぎしっぽより C A・𝑑 𝑟 = 𝑆 𝛻 × A ・n𝑑𝑆例題
曲面S:z=1-x2-y2 (z≧0)に対してSの境界をC: 𝑟 𝑡 = 𝑐𝑜𝑠𝑡, 𝑠𝑖𝑛𝑡, 0 , 0 ≤
𝑡 ≤ 2𝜋とする。このときベクトル場A =(-y,x,z)に対してストークスの定理
C A・𝑑 𝑟 = 𝑆 𝛻 × A ・n𝑑𝑆が成り立つことを示せ。
d r=(-sint, cost,0)dtであり。C上ではベクトル場
A=(-sint, cost t, 0)よってA・d r =(sint2t +cos2t )dt=dt
よって C A・d r= 02𝜋1𝑑𝑡=2π 一方 𝛻 × A = 𝒊 𝒋 𝒌 𝜕 𝜕𝑥 , 𝜕 𝜕𝑦 𝜕 𝜕𝑧 −𝑦 𝑥 𝑧 =(0,0,2) また法線ベクトルは𝜕 𝑟 𝑡 𝜕𝑥 × 𝜕 𝑟 𝑡 𝜕𝑦 = (1,0, −2𝑥) × (0,1, −2𝑦)=(2x,2y,1) この方向は図の単位法線ベクトルと同じである、よって
𝑆 𝛻 × A ・n𝑑𝑆= 𝑆 𝛻 × A ・𝑑 𝑆 = D 𝛻 × A ・𝜕 𝑟 𝑡 𝜕𝑥 × 𝜕 𝑟 𝑡 𝜕𝑦 𝑑𝑥𝑑𝑦 = D 0,0,2 ・(2𝑥, 2𝑦, 1)𝑑𝑥𝑑𝑦 = 𝐷 2𝑑𝑥𝑑𝑦 = 2π (Dはxy-平面上への正射影であり面積π)
𝑖を電流密度ベクトル𝐵をそれによって発生す
る磁場ベクトルとすると、アンペールの法則
は以下のように書かれる
ストークスの定理より 𝑖を𝐵で表すと。 𝐶𝐵・𝑑 𝑟 = 𝜇
0 𝑆𝑖・n𝑑𝑆
左辺=
𝑆𝛻 × B ・n𝑑𝑆
よって𝜇
0𝑖=𝛻 × B
ガウスの発散定理別の方法による導出
(x,y,z) (x+Δx,y,z)
A=(A𝑥, A𝑦,A𝑧)
図のような微小な閉じた空間を考える。 矢印に垂直な面について考えると
A・n ΔyΔz= {−A𝑥(x,y,z)+ A𝑥(x+Δx,y,z)} ΔyΔz =𝜕A𝑥 𝜕𝑥 ΔxΔyΔz =𝜕A𝑥 𝜕𝑥 V 同様に他の面でも A・n ΔzΔx=𝜕A𝑦 𝜕𝑦 V
A・n ΔxΔy=𝜕A𝑧
𝜕𝑧 V 空間はこれらの和によって表すことができ A・ndS=𝛻 ∙ AdVこの極限を考えれば s A ∙ 𝑛𝑑𝑆 = V 𝛻 ∙ AdV よってガウスの定理が成り立つ S
極座標表示 復習
媒介変数 𝑟, 𝜃, 𝜑x
y
z
X,Y平面上への rの射影成分 大きさはr sinθ X= r sinθcosφ Y= r sinθsinφ𝑟 𝑟, 𝜃, 𝜑 : 𝑥, 𝑦, 𝑧 = (𝑟 s𝑖𝑛 𝜃 cos 𝜑 , 𝑟 sin 𝜃 sin 𝜑 , 𝑟 cos 𝜃)
(0 ≤ 𝜃 ≤ 𝜋/2, 0 ≤ 𝜑 ≤ 2𝜋)半球面 (0 ≤ 𝜃 ≤ 𝜋, 0 ≤ 𝜑 ≤ 2𝜋)全球面 er eθ e𝜑 er × eθ = e𝜑
なぜ極座標必要? 例題
• 半球面S: 𝑟(𝑥, 𝑦, 𝑧) x2+y2+z2=a2 この面積を求めるには • このとき変数をx,y,zと考えると… 𝐷𝑑𝑥𝑑𝑦𝑑𝑧
dx,dy,dz積分範囲分からない・・・
x y z図で見る極座標
表示
面積: Ds=rdθ r sin θ dφ =
r
2sin θ
dθdφ
体積: Dsdr=dV=
r
2sin θ
drdθdφ
J = (𝜕𝑥, 𝜕𝑦, 𝜕𝑧) (𝜕𝑟, 𝜕𝜃, 𝜕𝜑) = 𝜕𝑥 𝜕𝑟 𝜕𝑥 𝜕𝜃 𝜕𝑥 𝜕𝜑 𝜕𝑦 𝜕𝑟 𝜕𝑦 𝜕𝜃 𝜕𝑦 𝜕𝜑 𝜕𝑧 𝜕𝑟 𝜕𝑧 𝜕𝜃 𝜕𝑧 𝜕𝜑 ヤコビアン 図:岩波書店 物理のための応用数学より𝑟(ρ, 𝜃, 𝑧) = (ρ 𝑐𝑜𝑠 𝜃 , ρ 𝑠𝑖𝑛 𝜃 ,z)
円柱座標
x y z ρ r θ J = (𝜕𝑥, 𝜕𝑦, 𝜕𝑧) (𝜕ρ, 𝜕𝜃, 𝜕𝑧) = 𝜕𝑥 𝜕ρ 𝜕𝑥 𝜕𝜃 𝜕𝑥 𝜕𝑧 𝜕𝑦 𝜕ρ 𝜕𝑦 𝜕𝜃 𝜕𝑦 𝜕𝑧 𝜕𝑧 𝜕ρ 𝜕𝑧 𝜕𝜃 𝜕𝑧 𝜕𝑧 ヤコビアン 𝑉 f(r)𝑑v = 𝐷 𝜑 ρ, θ, 𝑧 J 𝑑ρ𝑑𝜃𝑑𝑧 図:岩波書店 物理のための応用数学より θ 図よりds=rdθdz dV=rdθdzdr例題
• 半球面S: 𝑟(𝜃, 𝜑) = (𝑎 s𝑖𝑛 𝜃 cos 𝜑 , 𝑎 sin 𝜃 sin 𝜑 , 𝑎 cos 𝜃) (0 ≤ 𝜃 ≤ 𝜋/2, 0 ≤ 𝜑 ≤ 2𝜋)の面積を求めよ
• この時媒介変数は𝜃,𝜑
𝜕 𝑟
𝜕𝜃 = 𝑎(cos 𝜃 cos 𝜑 , cos 𝜃 sin 𝜑 , − sin 𝜃) 𝜕 𝑟
𝜕𝜑 = 𝑎(− s𝑖𝑛 𝜃 sin 𝜑 , sin 𝜃 cos 𝜑 , 0)
𝜕 𝑟 𝜕𝜃 × 𝜕 𝑟 𝜕𝜑 = 𝑎 2 𝑖 𝑗 𝑘
cos 𝑢 cos 𝑣 cos 𝑢 sin 𝑣 − sin 𝑢 − s𝑖𝑛 𝑢 sin 𝑣 sin 𝑢 cos 𝑣 0
= 𝑎2(s𝑖𝑛2𝜃 cos 𝜑, s𝑖𝑛2𝜃 s𝑖𝑛 𝜑, s𝑖𝑛 𝜃 𝑐𝑜𝑠𝜃cos2𝜑+ s𝑖𝑛 𝜃 𝑐𝑜𝑠𝜃sin2𝜑)
= 𝑎2(s𝑖𝑛2𝜃 cos 𝜑, s𝑖𝑛2𝜃 s𝑖𝑛 𝜑, s𝑖𝑛 𝜃 𝑐𝑜𝑠𝜃) cos 𝜃 cos 𝜑 cos 𝜃 sin 𝜑 − sin 𝜃 × − s𝑖𝑛 𝜃 sin 𝜑 sin 𝜃 cos 𝜑 0 S ds = 𝐷 𝜕 𝑟 𝜕𝜃 × 𝜕 𝑟 𝜕𝜑 𝑑𝜃𝑑𝜑
演習 (1)以下の円柱の側面の面積を積分からもとめよ 𝑟(𝜃, 𝑧) = (𝑎 𝑐𝑜𝑠 𝜃 , 𝑎 𝑠𝑖𝑛 𝜃 ,z) (0 ≤ 𝑧 ≤ 𝑏, 0 ≤ 𝜃 ≤ 2𝜋), 𝑎, 𝑏, > 0 𝜕 𝑟 𝜕𝜃 = −𝑎𝑠𝑖𝑛𝜃, 𝑎𝑐𝑜𝑠𝜗, 0 , 𝜕 𝑟 𝜕𝑧 = (0,0,1) 𝜕 𝑟 𝜕𝜃 × 𝜕 𝑟 𝜕𝑧 = (𝑎𝑐𝑜𝑠𝜃, 𝑎𝑠𝑖𝑛, 0) =a S f(r)𝑑𝑠 = 0 𝑏 0 2𝜋 𝑎𝑑𝜃𝑑𝑧 = 2𝜋𝑎𝑏 または図よりds=rdθdz θ S f(r)𝑑𝑠 = 𝐷 𝜑 𝑢, 𝑣 𝜕 𝑟 𝜕𝑢 × 𝜕 𝑟 𝜕𝑣 𝑑𝑢𝑑𝑣 (2)(1)面上でのスカラー量cos2θの面積分を求めよ (1) (2) S f(r)𝑑𝑠 = 0 𝑏 0 2𝜋 𝑎𝑐𝑜𝑠2𝜃𝑑𝜃𝑑𝑧 = 𝑎𝑏 0 2𝜋1 + 𝑐𝑜𝑠2𝜃 2 𝑑𝜃 =𝑎𝑏 1 2𝜃 + 1 4𝑠𝑖𝑛2𝜃 0 2𝜋 = 𝜋𝑎𝑏
𝜕 𝑟 𝜕𝜃 × 𝜕 𝑟 𝜕𝜑 = 𝑎 2 s𝑖𝑛4 𝜃 cos2 𝜑 + s𝑖𝑛4 𝜃 sin2 𝜑 + s𝑖𝑛2 𝜃 𝑐𝑜𝑠2𝜃 =𝑎2 s𝑖𝑛4 𝜃 + s𝑖𝑛2 𝜃 𝑐𝑜𝑠2𝜃 =𝑎2 s𝑖𝑛2 𝜃=𝑎2 s𝑖𝑛 𝜃 したがって面積は S= 02𝜋 0𝜋/2 𝜕 𝑟 𝜕𝜃 × 𝜕 𝑟 𝜕𝜑 𝑑𝜃𝑑𝜑 であり = 02𝜋 0𝜋/2 𝑎2 s𝑖𝑛 𝜃 𝑑𝜃𝑑𝜑 = 2𝜋𝑎2 0 𝜋/2 s𝑖𝑛 𝜃 𝑑𝜃 =2𝜋𝑎2 (0 ≤ 𝜃 ≤ 𝜋/2, 0 ≤ 𝜑 ≤ 2𝜋)
ガウスの発散定理
• 球面のようにその曲面によって空間を内側と外側 を分けることができるような曲面を閉曲面と呼ぶ。 Sの単位法線ベクトル𝑛の向きをSの外向きとする。 またベクトル場Aは空間V内で連続とする。このとき s A ∙ 𝑛𝑑𝑆 = V 𝛻 ∙ AdV 閉局面Sによって囲まれた立体をVとするとき、 空間Vにおいて定義されたスカラー場φに対し て、 V 𝜑dVを立体Vにおけるスカラー場φの体 積分を表すことにすると、以下のガウスの発 散定理が成り立つ。Carolus Fridericus Gauss Wikipedia より
ガウスの発散定理の証明
M x y z S1 S2 図のような空間Vを考え上下で割った曲面S1とS2を考えるS1=(x,y,f1(x,y)), S2=(x,y,f2(x,y)), A=(A𝑥, A𝑦,A𝑧) Aのz成分についてのみ考えると右辺は V 𝜕A𝑧 𝜕𝑧dV= V 𝜕A𝑧 𝜕𝑧dxdydz = 𝑀 𝑓 2(𝑥,𝑦) 𝑓1(𝑥,𝑦) 𝜕A𝑧 𝜕𝑧 𝑑𝑧𝑑𝑥𝑑𝑦 = 𝑀 A𝑧 𝑥, 𝑦, 𝑓1(𝑥, 𝑦) 𝑑𝑥𝑑𝑦 − 𝑀 A𝑧 𝑥, 𝑦, 𝑓2(𝑥, 𝑦) 𝑑𝑥𝑑𝑦 ここで面𝑆1上ではdxdy=𝑘・nds, 面𝑆2上ではdxdy=−𝑘・nds 𝑀 A𝑧 𝑥, 𝑦, 𝑓1(𝑥, 𝑦) 𝑑𝑥𝑑𝑦 − 𝑀 A𝑧 𝑥, 𝑦, 𝑓2(𝑥, 𝑦) 𝑑𝑥𝑑𝑦 = S1A𝑧 𝑥, 𝑦, 𝑓1(𝑥, 𝑦) 𝑘・nds + S2A𝑧 𝑥, 𝑦, 𝑓2(𝑥, 𝑦) 𝑘・n𝑑𝑠 = S A𝑧 𝑥, 𝑦, 𝑧) 𝑘・nd𝑆 n 𝑘 n 𝑘 V s A ∙ 𝑛𝑑𝑆 = V 𝛻 ∙ AdV