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学習指導要領解説 P.12 2 内容 (1) 言語活動ア聞くこと ( オ ) まとまりのある英語を聞いて 概要や要点を適切に聞き取ること ( 略 ) ここでは内容的にまとまりのある複数の英文を聞き その全体の概要や内容の要点をとらえることができるようになることを述べている まとまりのある英語 とは

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Academic year: 2021

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(1)

- 6 -

各部(領域)ごとの結果分析

※( )内の数値は調査協力学級の正答率 (Ⅱ部以下も同様) <結果の分析> 1 過去の類似問題との比較 4 No.1 住んでいる場所を問われ、自分自身の答えを英語で書く問題

3 (1)まとまりのある英語を聞いて、必要な情報を聞き取る

問題

Ⅰ部 「聞くこと・話すこと」 配点34点 平均点22.0点 平均点の割合64.6% 1 動作、状況、比較表現を聞き取り、絵を選択する問題 (97.5%) 2 会話を聞き、場面に応じた適切な表現を答える問題 (75.9%) 3 まとまりのある英文を聞き、内容に関する質問に答え る問題 (50.3%) 4 英語による問いかけに対し、自分自身の答えを英語で 書く問題 (68.1%) 5 文における強勢や区切りの位置を答える問題

(56.1%)

年度

問 題

正答 完全 無答

H24

I live in Okinawa. Where do you live?

40.2 32.3 18.6

H25

I live in Saga. Where do you live?

40.6 35.8 15.2

H26

I live in Tokyo. Where do you live?

73.5 64.3 9.5

年度

問 題

正答 完全 無答

H25

行きたい場所

イ 行きたい場所の位置情報

ウ 行きたい場所までの所要時間

79.2

87.3

73.0

78.1

85.5

73.0

6.9

4.5

3.0

H26

チケットを与えた人物

イ 駅での待ち合わせ時刻

ウ 試合前に買うもの

51.4

43.6

46.0

50.8

43.6

45.6

2.3

4.0

24.1

身近で簡単なことを英語で問いかけられて、英語で答えることができるかを見るために、継続 的に出題している問題である。本年度、初めて正答率が 7 割を超え、改善の跡が見られた。自分 自身のことについて、話すだけでなく正確に書かせる取組を今後も継続する必要がある。 正答率低下の要因として、英文内容・出題内容ともに難易度が上がったことが考えられる。し かし、登場人物・時刻等は内容理解に必要な情報であり、実際のコミュニケーションにおいては 重要な意味を持つ。昨年度の「道案内」にとどまらず、言語の使用場面を少しずつ広げていく必 要がある。 0 20 40 60 80 100 H25 H26 1 2 3 4 5

(2)

- 7 - 2 その他の成果と課題 (1)成果 (2)課題 <結果の分析> 1 過去の類似問題との比較 7 会話の流れに沿った英文を選択する問題 Ⅱ部 「読むこと」 配点32点 平均点22.6点 平均点の割合70.6% 6 英文を読み、絵や内容に合う英文を選択する問題 (76.0%) 7 会話の流れに沿った英文を選択する問題 (70.9%) 8 長文を読み、内容に関する質問に答える問題 (68.6%)

年度

問 題

正答 完全 無答

H25

ア 話したい相手の所在を確認する表現

イ 相手の誘いを断る表現

ウ 相手の誘いを承諾する表現

エ 相手からのお礼に応じる表現

78.6

72.3

76.1

71.2

78.6

72.3

76.1

71.2

0.9

1.1

1.1

1.4

○文における強勢を答える問題 5 の(1)イの英文中の you に強勢を置いて発音することを答えさせる問題では、正答率 が 56.4%で、昨年度の 26.5%から大きく上昇し、改善傾向が見られた。ただし、十分に定着し ているとは言えないため、「話すこと」の指導において、相手の求める情報や会話の流れによっ て、強勢の置かれる語が決まることを、引き続き指導していく必要がある。 ●文の区切りの位置を答える問題 5 の(2)イの英文中の接続詞(that)節の前で区切る問題では、正答率が 40.9%で、昨年 度の 39.6%から改善は見られなかった。自分の考えや気持ちを正確に伝えるために、意味のま とまりを考えて話すなどの「話すこと」の指導の充実が求められる。 → 学習指導要領解説 P.12 2内容(1)言語活動 ア 聞くこと (オ) 「まとまりのある英語を聞いて、概要や要点を適切に聞き取ること。」 ・・・(略)・・・ここでは内容的にまとまりのある複数の英文を聞き、その全体の概要や内容の 要点をとらえることができるようになることを述べている。 「まとまりのある英語」とは、一つのテーマに沿って話されたものや内容に一貫性のあるも のなどを示している。例えば、スピーチや機内アナウンス、天気予報などが挙げられる。 → 学習指導要領解説 PP.12-13 2内容(1)言語活動 イ 話すこと (ア) 「強勢、イントネーション、区切りなど基本的な英語の音声の特徴をとらえ、正しく発音する こと。」 「区切り」とは、一連の音声の流れの中で区切ることのできる箇所のことである。単語ごとに 切って話すのではなく、意味のまとまりごとに話す習慣を身に付けることが重要である。 0 20 40 60 80 100 6 7 8 H25 H26 6 7 8

(3)

- 8 - 2 その他の成果と課題 (1)成果 (2)課題 <結果の分析> 1 過去の類似問題との比較 9 与えられた語(句)の並べ替えによる英作文の問題

H26

ア 相手の行き先を確認するときの表現

イ 値段を確認するときの表現

ウ スポーツ観戦に行っている相手に声をかける表現

エ バスの到着時刻に関する質問に答える表現

77.8

86.2

51.2

68.3

77.8

86.2

51.2

68.3

1.2

0.9

2.0

1.3

Ⅲ部 「書くこと」 配点24点 平均点11.0点 平均点の割合45.8% 9 与えられた単語を並べ替え、状況に合った英文を書く問題 (52.0%)

10 与えられた状況に応じて、適切な英文を用いて相手に伝えたり、 尋ねたりする問題 (50.7%)

年度

問 題

正答 完全 無答

H24

How many tennis balls do you have?

42.2 38.9 1.8

H25

How many CDs do you have?

43.4 42.2 3.4

H26

How many brothers do you have?

54.2 50.4 1.7

○ 8 (3)で新しく出題したグラフの空所に適する日本語と数字を入れる問題においても適切 に対応できていた。「読むこと」の領域の正答率は 70.6%で、昨年度に引き続き全領域で最も 高く、読む力は定着している。 ● 6 (2)において、この問題の正答率は 91.7%であるが、そのうち完全正答率(二つとも正 しく選択できた生徒の割合)は 67.6%にとどまっている。昨年度よりも完全正答率は上がって おり、改善が見られるが、引き続き指導の充実が求められる。 → 学習指導要領解説 P.16 2内容(1)言語活動 ウ 読むこと (ウ) 「物語のあらすじや説明文の大切な部分などを正確に読み取ること。」 この指導事項においては、一語一語の意味や一文一文の解釈など、内容の特定部分にのみと らわれたりすることなく、書き手の伝えようとすることを正確に読み取ることを示している。 昨年度の「電話での応答」においては指導の成果が表れ、慣用表現等の定着が見られた。本年 度もアとイのように基本的なQ&Aのパターンについては定着している。ウの「命令文とそれに 対する応答」やエの「時刻に関する質問に対して『まもなく』と答える応答」の問題は難易度が 上がったことで、正答率が低くなっている。既習表現を異なる場面で応用できる思考力・判断力 は今後の課題となる。 0 20 40 60 80 100 9 10 H25 H26 9 10

(4)

- 9 - 10 与えられた状況における英作文の問題 2 その他の成果と課題 (1)成果 (2)課題

年度

問 題

正答 完全 無答

H24

What sport do you like?

41.6 34.7 8.9

H25

What subject do you like?

40.9 32.7 15.3

H26

What animal do you like?

51.4 44.1 9.6

これらは、継続課題であった問題で、本年度も引き続き出題したものである。ともに4割程度 にとどまっていた正答率が5割を超え、指導改善の成果が数値に表れており、「書くこと」にお いてようやく改善の一歩を踏み出したことになる。しかし、内容は第1学年で学習するものであ り、十分に定着したとは言えない状況にあるので、今の改善の取組を継続する必要がある。 ○「書くこと」の領域全体の平均点は上がっており、わずかながら改善傾向にあることが明らか になった。音声によるコミュニケーション活動で終わるのではなく、書いて定着を図る指導を 今後も強化する必要がある。 ●There is (are) ~.を用いる英作文の問題 10 (2)において、昨年度の正答率が 29.8%であったことから課題としてされた表現だが、 本年度は 36.5%の正答率に終わり、これも改善傾向にあるものの、定着率としてはかなり低い。 英語のなかでも独特の文構造を持つので、身近なものについて話す・書く活動をとおして定着 を図りたい。 ●連語を用いる英作文の問題 9 (3)の< take care of >を用いる英作文では動詞句を出題したが、誤答率が最も高 く、定着していないことがわかった。二つ以上の語が結びついて、あるまとまった意味を表す 連語については、よく用いられるものを選び、活用をとおして定着を図りたい。 → 学習指導要領解説 P.29 ・・・(略)・・・外国語科の指導においては、第 2 学年においては第 1 学年での学習内容を、第 3 学年においては第 1 学年及び第 2 学年での学習内容を、言語活動の中で繰り返し学習すること で、言語材料の定着を図るとともに、それらを実際に言語を使用して互いの考えや気持ちを伝 え合うなどの活動において活用させることが重要である・・・(略)・・・ → 学習指導要領解説 P.34 2内容(3)言語材料 ウ 語、連語及び慣用表現 (イ) 「in front of, a lot of, get up, look for などの連語」

連語の選択に当たっては、(ア)と同様、よく用いられるものを取り上げるとともに、言語活 動などにおいて活用することを通して定着を図るようにすることが極めて重要である。

(5)

- 10 - <結果の分析> 過去の類似問題との比較 11 与えられた英文を読み、それに関する設問に答える記述式の問題 (1)視点をもって英文を読み、情報(事実)を日本語で記述する問題 (2)メールの内容や状況に応じる英文(2文)を記述する問題 Ⅳ部 「読むこと・書くこと」 配点10点 平均点 4.5点 平均点の割合44.8% 11 メールの英文を読み、その内容について正しく理解するとともに、 自分の意見を含む返信のメールを完成させる問題 (1)メールの中で何に対してお礼を述べているかを日本語で答える問題 (81.1%) (2)送られたメールに対して、適切に応答するための英文を書く問題 (47.2%)

年度

問 題

正答 完全 無答

H25 カナダと日本の天候について書かれていることを書く

71.1 67.5 10.8

H26 メールの中で何についてお礼を述べているかを書く

81.1 62.3 8.1

年度

問 題

正答 完全 無答

H25 日本の有名な場所を一つ紹介する

34.0 8.4 35.8

H26 日本訪問時にできること

47.2 11.1 37.3

読んで得た情報に対して、自分の考えを複数の文を用いて答える問題である。相手の必要と する情報を、既習の英語を活用して表現する力が必要となる。正解するには、「相手が日本を訪 問する予定であること」と「訪問時に何をすべきかを知りたいと思っていること」を正確に読 み取り、与えられた条件で英文を書かなければならない。 このように、「聞いたことについて書いて応じる」「読んだことについて書いて応じる」など、 2つの技能を統合的に活用できる力を育成しなければならない。 問題文に「何についてお礼」という視点が与えられていることから、このことに的を絞って英 文を読み、必要な情報を取り出せるかどうかがポイントとなる。この正答率が示すように、「読 むこと」の技能は定着していると言うことができる。 → 学習指導要領解説 P.16 2内容(1)言語活動 ウ 読むこと (オ) ・・・(略)・・・「読むこと」の活動であっても、単に知識等を得ることにとどまるのではなく、 「読むこと」を通して得た知識等について、自らの体験や考えなどに照らして「話すこと」や 「書くこと」と結び付けることが大切である。 0 20 40 60 80 100 (1) (2) H25 H26

参照

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