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Ⅰ. 被災地の地方公共団体 (48 市町村 ) 1. 岩手県 (9 市町村 ) 宮古市 大船渡市 陸前高田市 釜石市 大槌町 山田町 岩泉町 田野畑村 野田村 2. 宮城県 (15 市町村 ) 仙台市 石巻市 塩竃市 気仙沼市 名取市 多賀城市 岩沼市 東松島市 亘理町 山元町 松島町 七ヶ浜町 利

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1 (平成 25 年9月)

会員事業主の皆様へ

東日本大震災の被災地(岩手県、宮城県、福島県)の地方公共団体では、恒常的な人手不足に悩ま されており、復旧・復興事業を一層円滑に推進するためには、広範な職種にわたって、職員のより一 層の確保が求められています。 このため政府(復興庁、総務省)では、被災地の地方公共団体の人材確保を支援するため、民間企 業の社員をこれら地方公共団体に派遣する取り組みを推進しています。 日本商工会議所および各地商工会議所では、政府からの協力要請を踏まえ、復興支援の一環として、 会員事業主の皆様のご協力が得られる範囲で、本取り組みを支援しています。 本パンフレットの内容をご確認いただき、是非とも社員のご派遣について、ご検討くださいますよ うお願い申しあげます。

被災地の地方公共団体への社員のご派遣についてのお願い

目 次

Ⅰ.被災地の地方公共団体(48市町村)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 Ⅱ.人手不足の現状(平成25年8月1日現在) Ⅲ.求められる職種のイメージ Ⅳ.採用の流れ、採用者の勤務形態・待遇等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 Ⅴ.派遣事例集・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 Ⅵ.Q&A集・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7

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2 Ⅰ.被災地の地方公共団体(48市町村) 1.岩手県(9市町村) 宮古市、大船渡市、陸前高田市、釜石市、大槌町、山田町、岩泉町、田野畑村、野田村 2.宮城県(15市町村) 仙台市、石巻市、塩竃市、気仙沼市、名取市、多賀城市、岩沼市、東松島市、亘理町、山元町、 松島町、七ヶ浜町、利府町、女川町、南三陸町 3.福島県(24市町村) 福島市、郡山市、いわき市、須賀川市、相馬市、二本松市、田村市、南相馬市、伊達市、国見町、 川俣町、鏡石町、矢吹町、三春町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、 葛尾村、新地町、飯館村 Ⅱ.人手不足の現状(平成25年8月1日現在) 被災地の地方公共団体からの職員派遣の要望は、 1,447人にのぼっています。これまで被災地の 地方公共団体では、全国の地方公共団体からの職員 の受入れや、即戦力となる人材の採用等によって、 1,195人は充足できたものの、依然として、 252人が不足しています。 Ⅲ.求められる職種のイメージ ※地方公共団体や時期等によって異なります。地方公共団体における職員派遣の要望状況は、 総務省ホームページをご参照ください。(http://www.soumu.go.jp/shinsai/jinteki_shien.html) 県 名 要望数 充足数 不足数 岩手県 305 267 38 宮城県 911 735 176 福島県 231 193 38 合 計 1,447 1,195 252 ・企業誘致の企画・立案・交渉 ・市街地活性化施策の企画・立案 ・新たな産業の創出施策の企画・立案 等 2 産業振興・企業誘致関係業務 ・震災記録の保存・編集 ・広報誌・情報誌、ホームページ編集 ・放射能情報の広報 等 1 広報関係業務 ・埋蔵文化財の調査 ・放射線モニタリング調査 等 ・観光振興施策の企画・立案 ・観光・物産の宣伝 ・物産展の企画・立案 等 3 観光関係業務 ・住民の健康相談、栄養・保健指導 ・高齢者福祉事業の企画・立案 ・介護予防事業の企画・立案、実施 等 4 保健・健康関係業務 ・道路、漁港、下水道等の復興事業の設計、工事監督 ・高台移転事業、区画整理事業の計画策定、設計、 工事監督 ・農地、農林道復興事業の設計、工事監督 ・災害公営住宅の設計、工事監督 等 5 土木・建築関係業務 ・電気・機械設備の維持管理 ・災害公営住宅建築に係る電気・機械設備の設計・工事 監督 等 7 電気・機械関係業務 ・高台移転事業、区画整理事業等の用地計画策定、交渉 ・用地取得予定地の価格評価、登記 等 6 用地関係業務 8 その他

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3 Ⅳ.採用の流れ、採用者の勤務形態・待遇等 【ケース①】 (国家公務員として採用) ○日本商工会議所内の「人的支援プロジェクトチーム」が相談に応じます。 ※具体的な待遇や職種については、国に照会したうえで回答させていただく場合があります。 ○採用が決まった場合、採用者は日本商工会議所への出向を経て、国家公務員として採用され、 地方公共団体に駐在して業務を行うことになります(企業 OB は国が直接採用)。 ○採用に係る書類(覚書等)は、「企業⇔日本商工会議所」「日本商工会議所⇔国」が締結します。 ▼企業に籍を残したまま国家公務員となる場合の勤務条件 就業時間 (例)1日 5時間45分程度(勤務する市町村により異なる) 任期 1~2年が標準的 給与 ・日給月給制 (例)年収 約250万円 ・大学卒業後の勤務年数が10年程度の場合 ・期末・勤勉手当(賞与)含まず 休日 土日祝日・年末年始(12/29~1/3) 休暇 年次休暇10日(6か月間継続勤務し全勤務日の8割以上出勤した場合に付与) 赴任旅費 現地赴任に伴う交通費等を支給 社会保険 既に加入している厚生年金・健康保険等で対応 労働災害 公務員災害補償制度に加入(企業負担なし) 住宅 住居に関する物件情報の情報提供あり。地方公共団体によっては仮設住宅(賃料無 料)の提供実績もあり ▼企業の退職者等が国家公務員となる場合の勤務条件 基本的に復興庁ホームページ等で公募している内容と同様の条件となります。 http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat9/sub-cat9-3/ 企業 国 被災地の地方公共団体 ③出向 ⑥駐在 日本商工会議所 現役社員 再雇用社員 ①相談・調整 ②照会 国家公務員 として採用 ①相談・調整 企業 OB <ポイント> ○企業と被災地の地方公共団体との間に国や日本商工会議所が入り、企業の希望と被災地の地方 公共団体のニーズをマッチングするとともに、派遣までの各種手続きを支援いたします。 ④再出向 ②公募に応募 ④駐在 ⑤選考・採用 ③選考・採用

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4 【ケース②】 (地方公務員として採用) ○日本商工会議所内の「人的支援プロジェクトチーム」が相談に応じます。 ※具体的な待遇や職種については、希望する地方公共団体あるいは国と調整いただくことになり ます。 ○派遣が決まった場合、派遣者は、地方公務員として被災地の地方公共団体に直接派遣されます。 ○派遣に係る書類(覚書等)は、「企業⇔地方公共団体」が締結します。 任期付職員 非常勤職員 就業時間 1週 38時間45分 1日 7時間45分 (一般的には8:30~17:15) (例)1週 30時間程度 1日 6時間程度 (勤務時間は協定で規定) 任期 1年~3年等 (法律上、上限は5年) 原則1年(更新可) 給与・報酬 ・条例等の定め、職務経験等に応じて決定。地方公共団体が負担。 ・企業からの追給は可能 年収 約410万円 ・高卒後20年の経験を有する者を主査 級で採用した場合の例 ・期末・勤勉手当(賞与)を含む 年収 約120万円~約210万円 ・ある市の一般的な規定によるもの ・具体的には、地方公共団体と相談 ・別に扶養手当、住居手当、時間外勤務 手当等を支給 ・別に通勤に必要な費用弁償あり ・期末・勤勉手当(賞与)は不支給 社会保険 公務員共済組合に加入 (企業負担なし) 既に加入している厚生年金・健康保険等 で対応 労働災害 公務員災害補償制度に加入 (企業負担なし) 公務員災害補償制度に加入 (企業負担なし) 住宅 住宅の斡旋あり ※地方公共団体によっては、住居を用意(賃料無料)できる場合あり。 ※企業OBの方を対象とした採用も実施していますので、ご希望の場合は、日本商工会議所内の「人的支援プロジェクトチー ム」までお問い合わせください。 企業 派遣 派遣者 相談 <ポイント> ○企業と地方公共団体との直接契約になりますので、各種調整は基本的に企業と地方公共団体間で 行うことになります(国が企業と地方公共団体間の調整・相談をお受けします)。 ○任期付職員として採用された場合、給与は比較的高額のため企業側の負担(追給分)は少なくな りますが、社会保険(年金・健康保険)は公務員共済組合に加入していただきます。一方、非常 勤職員として採用された場合は、既に加入している厚生年金・健康保険を継続できます。 日本商工会議所 (人的支援プロジェクトチーム) 被災地の地方公共団体 地方公務員 として採用 相談 調整 国

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5 Ⅴ.派遣事例集 【事例①:Aさん(現役社員)】 年齢:51歳 性別:男性 勤務経験年数:27 年 在籍企業:鉄道業、主に鉄道施設(トンネルや高架などの土木構造物)の整備を担当 従事している地方公共団体:岩手県山田町 期間:2年間(予定) <被災地の地方公共団体で働こうと思った動機> これまでも「何か被災地のお役に立てることができれば」と言う思いはあったものの、何らアクショ ンは起こせていませんでした。今般、在籍企業が被災地の復興支援のために人材を送りたいと考え、日 商および復興庁との調整を行ったのがきっかけです。山田町において、まちの復興のインフラ整備の段 階で必要となる土木職員のニーズがあることを知り、応募いたしました。 <駐在先の地方公共団体での担当業務> 不通となっている鉄道の復旧に関する協議や、駅や線路などの鉄道施設を含む、まちの復旧・復興の 計画と事業の施行を担当しています。 <応募を考えている方々へのメッセージ> 被災地では、着実に復興が進みつつあるものの、実際に物事が動く際には様々な課題が出てくるため、 まだまだ知恵とマンパワーが必要です。解決すべき課題は多岐にわたっており、色々な分野での経験を 活かせる場があります。ぜひ、あなたの経験を活かしに来てください。 【事例②:Bさん(現役社員)】 年齢:47歳 性別:男性 勤務経験年数:25年 在籍企業:オフィス家具・事務用品 従事している地方公共団体:宮城県石巻市 期間:2年間(予定) <被災地の地方公共団体で働こうと思った動機> 宮城県に多くの身内や知人がおり、彼らが復旧に頑張っているなか、東京に住んでいる自分は、千年 に一度の震災が、たったの2年で風化していくのを目の当たりにして、忸怩たる想いをしており、今回 の採用に応募しました。 <派遣先の地方公共団体での担当業務> 堤防整備等の公共事業に伴い、現有地での企業活動が出来ず、移転を余儀なくされている企業のため の移転用地の確保、産業用地の整備、移転企業の意向調査や要望ヒアリング等を担当しております。 <応募を考えている方々へのメッセージ> 被災地は復興に向けてたくましく邁進しています。「誰でもいい、どんなことでもいいから手伝って」 というステージは過去のものとなっており、自分の持っている技術とスキルで被災地復興に向けた付加 価値を期待されています。

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6 【事例③:Cさん(現役社員)】 年齢:32歳 性別:男性 勤務経験年数:6年 在籍企業:情報通信機器(主に予算管理業務を担当) 従事している地方公共団体:福島県浪江町 期間:2年間(予定) <被災地の地方公共団体で働こうと思った動機> 被災地の抱える社会課題に当事者として関わってみたいと思ったからです。被災地と、被災者と、そ して、自分自身と向き合うことで、自分自身が変わり、そして、少しでも被災地に貢献したいと考え、 社内の人事部門を経由して希望を出しました。 <派遣先の地方公共団体での担当業務> 2012 年 10 月に策定された復興計画の進捗状況の管理を行っています。400 超の施策の進捗状況 を見える化し、役場内で情報共有を図るとともに、住民参加の復興計画策定委員会での議論を通して実 行へと繋げていきます。 <応募を考えている方々へのメッセージ> 働くまでは、今まで民間企業で働いていた経験を、被災地の行政機関で活かせるか不安でした。確か に今までとは異なることも多いですが、民間企業での仕事と多くの共通点があり、今までの経験があっ たからこそ、今の仕事ができているという実感があります。また、今後の仕事にも活かしていける、非 常に貴重な経験となっています。 【事例④:Dさん(企業OB)】 年齢:62歳 性別:男性 勤務経験年数:40年 従事している地方公共団体:宮城県気仙沼市 期間:2年 <被災地の地方公共団体で働こうと思った動機> 漁港の復興を支援したいと思い、漁港技術者派遣要請に応募しました。 <派遣先の地方公共団体での担当業務> 通常事業の監督業務や復興交付金事業の工事発注業務、漁港災害復旧事業の工事発注業務・監督業務を 担当しています。 <感想等> 業務内容は、官民の立場こそ違えど相違は感じません。また決裁手順も官民同じで違和感はありません が、事務処理量は膨大です。ただ、状況を考えれば致しかたないです。 東洋一の魚市場、それを支える水産加工集積地及び水産加工団地の企業群よ「戻ってこい!!」の意気 込みで、この地の整備に微力ながら取り組んでいます。

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7 Ⅵ.Q&A集 Q1:被災地の地方公共団体が求めている具体的な職種・職務内容は、どこで確認できますか? A1:総務省のホームページに掲載されています。 (http://www.soumu.go.jp/shinsai/jinteki_shien.html)【月に1度更新】 Q2:当社でお役に立てる分野はありますか? A2:各地方公共団体のニーズにもよりますが、必ずしも企業での業務と同様の業務に従事する わけではありません。地方公共団体では、一般事務をはじめ幅広い分野に従事する方を多 く募集しておりますので、文書・資料の作成など基本的な事務処理能力を有し、被災地の 復興のための意欲と社会人としての協調性をお持ち方であれば、大きな戦力になります。 Q3:【ケース①】の場合、どこの地方公共団体に派遣されるかは、国が割り振るのですか? A3:派遣先については、企業の希望を最優先に調整いたします。ただし、希望する職種・職務 内容の求人がない場合は、調整をさせていただく場合があります。必須ではありませんが、 派遣候補者の職歴書(匿名で可)を事前にご提供いただければ、スムーズなマッチングが 可能です。 Q4:国あるいは地方公共団体が負担する給与は、どのように支払われるのですか? A4:給与の支払いについては、規定による額を本人へ直接支給します。 Q5:派遣者(現役社員)の社会保険の取扱いは、どうなりますか? A5:原則、既に加入している厚生年金・健康保険に継続して加入していただくことになります。 ただし、地方公務員の任期付職員として採用される場合は、公務員共済組合に加入してい ただきます。 Q6:派遣する社員の条件はありますか? A6:原則、性別、年齢等の制限はありませんが、業務内容によっては、一部条件を設ける可能 性もあります。まずはどういった人材が派遣可能かについてご相談いただければ、丁寧に マッチングしいたします。

日本商工会議所 人的支援プロジェクトチーム(杉浦

すぎうら

、大島

おおしま

電 話:03-3283-7823 メール:[email protected] Q7:年度途中からの派遣でもいいのですか? A7:随時受け付けていますので、企業のご都合に合わせてマッチングいたします。 Q8:派遣者は公務経験がないのですが、問題ないでしょうか? A8:A2のとおり、基本的な事務処理能力と被災地の復興のための意欲、社会人としての協調 性をお持ち方であれば、大きな戦力になります。

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