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増値税改革:市場活性化のための画期的政策-納税者が考慮すべき重要な変更点と求められるアクション

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概要

2019年3月21日、市場の活性化を図ることを目的として、中国政府は一連の重大な増値税政 策1を公布した。

増値税改革:

市場活性化のための画

期的政策-納税者が考

慮すべき重要な変更点

と求められるアクション

新たな増値税政策の背景にある経済的論拠

2019年3月5日、李克強総理は「政府活動報告(2019年)」2において、上述の増値税政策につ いて言及した。「政府活動報告(2019年)」によれば、今回の増値税改革の重点は企業の税負 担の軽減を図ることにあり、「放水養魚」(なるべく企業により多くの自由及びスペースを与える との意味合いと理解される)に着目し、経済の持続可能な成長を考慮したものである。当該政 策は企業の負担を軽減し、市場の活力を引き出すための重大な措置であると考えられる。 注目すべき点は、総理が報告の中で、「すべての業界の税負担の軽減を確保する」と改めて表 明したことである。このことは、減税に対する中国政府の決意と継続的な努力を表している。報 道によると、今回の改革による企業の税金及び社会保険料負担の軽減規模は通年で2兆元近 くになる2見込みである。

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今回の改革に関連する政策は以下のとおりである。 公告 主な変更点 財政部、国家税務総局、税関総署 公告2019年第39号(「39号公告」) ► 増値税の税率が引き下げられる ► 農産物の控除率が調整される ► 輸出還付率が調整される ► 納税者の不動産取得に係る仕入税額を一括で控除できるようになる。国内旅客運送 サービスの購入に係る仕入税額が控除できるようになる ► 郵政サービス、電信サービス、現代サービス、生活サービスの売上高の比率が50% を超える納税者は、当期の控除可能な仕入税額の10%を追加控除できるようになる (「追加控除政策」) ► 増値税の期末未控除税額の還付制度を試行する。条件を満たす納税者は主管税務 機関に未控除税額の増加額の還付を申請できる 国家税務総局公告2019年第14号 (「14号公告」) ► 税率の調整前後に赤字発票の発行或いは発票の補充発行が必要となる場合の取扱 いについて規定している ► 不動産の用途が変更された場合の仕入税額の控除、或いは振替に係る計算公式に ついて規定している ► 納税者はその年度に初めて追加控除政策の適用を確認する際、「追加控除政策の適 用に係る声明」を提出する必要がある 国家税務総局公告2019年第15号 増値税納税申告の調整に関する具体的事項について規定している 以下では、今回の増値税改革の新しい措置とそれらが納税者に与える影響について解説する。

増値税税率のさらなる引下げ

39号公告によって増値税の税率が調整され、16%と10%の税率はそれぞれ13%と9%に引き下げられる。下表は、現行の増値 税法規に基づき、新しい税率を参考としてまとめたものである。 番号 物品販売/増値税課税行為 増値税税率 1 納税者の物品、労務、有形動産リースサービスの販売または物品の輸入(第2項、第4項、第5項に別 途規定するものを除く) 13% 2 納税者の交通運輸、郵政、基礎電信、建築、不動産リースサービスの販売、不動産の販売、土地使 用権の譲渡、以下の物品の販売または輸入: 1. 穀物等の農産品、食用植物油、食用塩 2. 水道水、暖気、冷気、熱水、ガス、液化石油ガス、天然ガス、ジメチルエーテル、メタンガス、住 民用石炭製品 3. 図書、新聞、雑誌、オーディオビジュアル製品、電子出版物 4. 飼料、化学肥料、農薬、農機、農業用フィルム 5. 国務院が規定するその他の物品 9% 3 納税者のサービス、無形資産の販売(第1項、第2項、第5項に別途規定するものを除く) 6% 4 特定の納税者(例えば:小規模納税者)と特定の取引(例えば:特定の公共交通サービスの提供等) に適用される徴収率 3%(徴収率) 5 納税者の物品の輸出、国内企業及び個人による、国務院が規定する範囲内のサービス、無形資産 のクロスボーダー販売(ただし、国務院が別途規定する場合を除く) 0%

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39号公告では、農産物の控除率と増値税の輸出還付率の調 整について規定すると同時に、適用される還付の方法、購入 時の増値税税率に応じた、過渡期間における輸出還付率の 適用問題についても規定している。 企業は今回の増値税税率の大幅な引下げを歓迎し、新政策 からベネフィットを得られることを期待している。しかし、一部 の企業の事業活動においては、増値税の納付額の増加がキ ャッシュフローに影響を与え、ひいては利益が減少する可能 性もある。下図は、例を挙げて、税率の引下げが増値税のキ ャッシュフロー或いは利益に与える可能性のある影響を示し たものである。 上記の例は、増値税税率の引下げが必ずしも企業のキャッシ ュフローの節約や利益の増加につながらないことを示している。 上記の例における運輸会社は車両の購入を必要とする資本集 約型企業であり、増値税税率が16%から13%に引き下げられ ることにより、これらの車両の購入による仕入税額は減少する。 一方で、運輸サービスの提供に係る増値税税率も引き下げら れるが、その下げ幅は1%であるため、仕入税額の下げ幅 (3%)より小さい。 シナリオ2は、サプライチェーンにおける各当事者の価格が税 込みの場合(税込み価格の設定は中国でよく見られるビジネス モデルである)、運輸サービスと物流サービスを提供するサプ ライヤーの利益は若干減少する可能性がある。 注意:上記の例では、10%の追加控除政策と未控除税額の増加額の還付の影響は考慮されていない。 シナリオ1:税抜き価格のアレンジメント • 税率が16%から 13%に引下げ 生産企業 • 税率が10%から9%に 引下げ • 納付すべき増値税額が 4から5に増加 運輸会社 運輸会社 • 車両の購入 • 運輸サービスの提供 • 税率は6%で不変 • 納付すべき増値税額 が4から6に増加 物流会社 • 運輸サービスの購入 • 個人に対する物流配 送サービスの提供 シナリオ2:税込み価格のアレンジメント • 税率が16%から 13%に引下げ 生産企業 • 税率が10%から 9%に引下げ • 利益が100から99.18 に減少 運輸会社 • 車両の購入 • 運輸サービスの提供 • 税率が6%で不変 • 利益が200から 198.17に減少 物流会社 • 運輸サービスの購入 • 個人に対する物流配 送サービスの提供

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中国政府は上述の潜在的な影響を予想し、そのような影響を減じるための措置として、増値税の仕入税額控除に係る新たな政策を 公布したものと考えられる。それらの政策は以下のとおりである。

追加控除政策

2019年4月1日から2021年12月31日まで、納税者が以下の4つの適格サービスを提供する場合、控除可能な仕入税額に加えて、そ の10%の仕入税額を追加控除できる。 郵政サービス 電信サービス 現代サービス 生活サービス *4つのサービスの具体的な範囲は「サービス、無形資産、不動産の販売に係る注釈」(財税[2016]36号)に基づく。 39号公告では、追加控除政策の適用を受ける納税者が満た すべき条件として、次のことを規定している。 ► 納税者は、その年度に初めて追加控除政策の適用を確 認する際、電子税務局(或いは税務局のサービスホー ル)で「追加控除政策の適用に係る声明」を提出する ► 納税者が上記の4つのサービスの提供によって取得する 売上高は全売上高の50%を超える ► 10%の追加控除額は、当期の控除可能な仕入税額に基 づいて計算する。追加控除の対象となるのは控除可能な 仕入税額であり、すべての仕入税額ではない ► 貨物・労務の輸出、クロスボーダー課税行為(サービスの 輸出)には追加控除政策は適用されない ► 納税者が4つの適格サービスの提供と貨物・労務の輸出、 クロスボーダー課税行為を兼営し、追加控除の対象とな らない仕入税額を区分できない場合、売上高の割合で按 分する ► 控除しきれない追加控除額は、追加控除政策の適用期 間の満了時(即ち、2021年12月31日)まで、翌期に繰り 越して引き続き控除することができる

増値税の仕入税額控除の拡大と加速

39号公告では、次の3つの仕入税額控除に関する新しい措置 について規定している。 不動産の取得に係る仕入税額控除の加速 従来の増値税政策では、納税者が不動産を取得した場合の 仕入税額は2年に分けて控除するとされていた(即ち、初年度 に60%を控除し、翌年に40%を控除する)。39号公告では、納 税者の不動産の取得に係る仕入税額は(購入した月に)一括 で控除できると規定しており、納税者のキャッシュフローにとっ て望ましいと考えられる。 14号公告では、不動産の用途が変更された場合(例えば、増 値税の課税対象から免税対象の用途に変更された場合)の 仕入税額の控除、或いは振替に係る計算公式についても規 定している。 国内旅客運送サービスの購入に係る仕入税額の控除 従来の増値税政策では、納税者が購入した旅客運送サービ スに係る仕入税額は控除できない仕入税額の一つとされてい た。そのため、たとえビジネス目的で発生した交通費であって も、その仕入税額を控除することはできなかった。 長らく、増値税の仕入税額の控除政策の緩和を求める声があ ったが、ようやく39号公告でその緩和が図られた。2019年4月 1日以降、納税者は相応の証憑を入手すれば、国内旅客運送 サービスに係る仕入税額を控除できるようになる。

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入手すべき証憑 仕入税額 備考 増値税専用発票 専用発票に記載された税額 増値税電子普通発票 発票に記載された税額 航空運輸電子チケット (運賃+燃料付加費)÷ (1+9%) × 9% 旅客の識別情報の記載が必要である 鉄道チケット 額面金額÷ (1+9%)× 9% 道路、水路等のその他の交通チケット 額面金額÷ (1+3%)× 3% EYの所見では、通常のタクシーの領収書(発票)は旅客の識別情報が記載されていないため、仕入税額の控除はできないと考 えられる。 新しい仕入税額控除の政策からベネフィットを得るために、 企業は自らの調達、費用の処理プロセスを見直す必要があ る。大手企業は通常、旅行社と協力し、社員の出張手配を行 っている。よって、納税者は仕入税額の控除に必要な証憑を 取得するためにサービスプロバイダー(交通運輸サービスの プロバイダー或いは旅行仲介、旅行管理会社のいずれかを 問わず)と密に連絡をとる必要がある。また、適切かつ効率 的に控除可能な仕入税額を把握できるように、社員の費用 精算プロセスも見直す必要がある。 増値税の期末未控除税額の還付に係る変更点 39号公告によると、2019年4月1日から、増値税の期末未控 除税額に係る還付制度が試行される。当該政策の主な要点 は以下のとおりである。 納税者の条件 納税者は同時に、以下の5つの条件を満たす必要がある ► 2019年4月期から連続6ヶ月(四半期ごとに納税する場合は、連続する2四半期)、未控除税額の増 加額がゼロを上回り、かつ6ヶ月目の未控除税額の増加額が50万元以上であること ► 納税信用等級がA級或いはB級であること ► 税金還付を申請する前の36ヶ月間に未控除税額の還付、輸出税額の還付の詐取がなく、増値税専 用発票の偽造発行行為もないこと ► 税金還付を申請する前の36ヶ月間に脱税行為により税務機関の処罰を2回以上受けていないこと ► 即徴収・即還付、先徴収・後還付の適用を受けていないこと 未控除税額の増加額とは、2019年3月末と比較した、未控除税額の期末残高の増加額である 当期に還付可能な未 控除税額の増加額 還付可能な未控除税額の増加額=未控除税額の増加額× 60%×仕入税額構成割合* *仕入税額の構成割合については、39号公告第8条を参照 輸出企業 納税者が貨物・労務を輸出し、或いはクロスボーダー課税行為が発生し、「免除、控除、還付」の方法を 適用する場合、「免除、控除、還付」の手続を行った後になお39号公告の規定する条件を満たすならば、 未控除税額の還付を申請することができる 管理上の要求 納税者は増値税の納税申告期間に主管税務機関に未控除税額の還付を申請する必要がある

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39号公告は、納税者がどの月に未控除税額の増加額の還 付を申請できるかについて規定していない。納税者の満たす べき条件として「6ヶ月」の規定があることから、納税者が最 初に還付を申請できるのは2019年10月であると推測される。 また、39号公告では、納税者が最初に税額の還付を受けた 後の2回目の還付申請の時期と手続についても説明してい ない。最初の還付申請時期が近付いてきたときに、税務当 局は初回及びその後の税額還付の手続について明らかに するものと見込まれる。 付加価値税或いは物品・サービス税を導入している多くの国 /地域では、通常、納税者の仕入税額が売上税額を上回った 場合、その差額分は還付の申請ができる。しかし、中国では、 納税者の仕入税額が売上税額を上回る部分を以後の期間 に繰り越して、引き続き控除することのみが認められてきた。 そして、特定の業種についてのみ未控除税額の還付申請が 認められるようになり、2018年には、条件を満たす18業種の 納税者にも未控除税額の還付が認めるようになった。(詳細 については財税[2018]70号の通達を参照。) 増値税の未控除税額の増加額の還付政策は、企業の増値 税のキャッシュフローの負担を減じるという点で、特に仕入税 額が一貫して売上税額を上回る企業(例えば、多段階の不 動産プロジェクトに従事する会社が、第一期プロジェクトの販 売または賃貸収入を得る一方で、第二期プロジェクトの竣工 に向けて6ヶ月を超える建築コストの集中的な支払を行う場 合)にとって望ましいものと言える。 納税者は仕入税額を速やかに売上税額から控除できるか否 かをレビューした上で、キャッシュフローを改善するために、未 控除税額の増加額の還付を申請すべきか否かを検討する必 要がある。

増値税申告表の改訂

上述した増値税政策の変更に伴い、国家税務総局は増値税 申告表の主表、付表一、付表二、付表三及び付表四の改訂に 関する国家税務総局2019年第15号(「15号公告」)を公布した。 15号公告により、増値税申告表の付表五と≪営改増による税 金負担分析明細表≫は廃止された。 納税者は2019年5月1日以降に増値税申告表を提出する前に、 15号公告及びその解説を読み、理解する必要がある。

結論

今回の増値税改革の新しい政策は企業及び消費者に歓迎さ れるものであろう。しかしながら、納税者がそれらのベネフィッ トを享受するためには、以下のような対応策について検討する 必要があると考えられる。 項目 アクションプラン 調達、費用の処理プ ロセスとアレンジメント の調整 ► 現行の調達及び費用の処理プロセスをレビューし、新たな政策の下で仕入税額の控除を受けるた めの要件を満たさない部分がないかを確認する ► 価格と発票の発行についてサプライヤーと交渉し、双方にとって望ましいアレンジメントに変更する 増値税のコンプライア ンスに関わるプロセス とシステムの調整 ► 増値税政策の変更は増値税の申告とプロセスに影響を与える。新しい政策が増値税申告表に記載 するデータに与える影響を理解する ► 仕入税額の10%の追加控除、未控除税額の増加額の還付、不動産に係る仕入税額の控除に関し て、新たなプロセスを構築する ► すでに申告の自動化を実現している企業は、早急に業務、財務システムと申告のインターフェース の修正とテストを行う 契約条項のレビュー ► 今後、増値税税率はさらに3段階から2段階に簡素化される可能性があることに鑑み、契約書のテン プレートを作成する際、或いは契約書を締結する際、契約価格が税込み価格であるか税抜き価格で あるかを明確にし、かつ今後の増値税税率の変更にも対応できるように契約条項の見直しを行う。 契約条項がビジネス上のアレンジメントを反映した明確なものとなっていない場合、財務的に不利な 結果をもたらす可能性がある 顧客向け文書(請求 書、発票及びその他 の文書)のレビュー ► 過渡期間における発票の発行と取得の管理に留意する。例えば、2019年2月にすでに売上を計上し、 16%の増値税税率で納税した場合、顧客が4月1日以降に発票の発行を要求した場合の複雑な状 況を回避するため、4月1日より前に発票を発行したほうがよいと考えられる。 (2019年4月1日以降、 いつまで16%の増値税税率の発票の発行が認められるかは明らかでない。)

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短い期間内に、増値税税率の調整を含む増値税制度の変更と それに伴うビジネス上の変化に対応することは、企業に課題を 与えるものである。企業が適切なリソースを投入し、かつ適切な 対応策をとり、変化に対応できるよう準備することを推奨する。 ご不明な点等があれば、ご遠慮なくEY中国の間接税チームにご連絡ください。 梁因楽

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EYはこれまで増値税改革に関して、増値税政策の立案者と企 業のサポートを行ってきました。それには、増値税政策の策定、 増値税の影響分析と増値税管理システムの構築等が含まれま す。企業が増値税制度の変化がもたらす課題に適時に対応す るための一助となるように、EYは引き続き増値税改革に関わる 政策動向に注目し、最新情報を提供いたします。

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