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(1)

2017 年 8 月(改訂版)

総合運転試験(RT)に関する「実施手順書」

<共通編>

(2)

目次<共通編> 1. RT の概要 ...2 (1) 経緯 ...2 (2) 目的 ...2 (3) フェーズ毎のテストの概要 ...3 2. RT の日程等 ...4 (1) RT の実施予定日・予備日 ...4 (2) RT で所期の目的が達成されなかった場合の対応(予備日の使用) ...4 (3) 予備日の使用方法...5 3. RT の実施環境 ...6 (1) 業務機能 ...6 (2) システム運用日付とテスト環境の引継 ...8 (3) 業務面の環境 ...9 (4) システム面の留意事項 ... 20 (5) その他 ... 26 4. テスト成否判定・結果報告 ... 27 (1) フェーズ 1 ... 27 (2) フェーズ 2 ... 29 (3) フェーズ 3 ... 31 5. RT に関する事前照会先一覧 ... 34 6. RT 当日の運営 ... 35 (1) 照会先一覧 ... 35 (2) 当日の連絡 ... 36

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1. RT の概要

(1) 経緯  日本証券業協会「国債の決済期間の短縮化に関する検討ワーキング・グループ」(以下、国債 T+1 化 WG)は、国債の 決済期間短縮化(T+1 化)について、市場関係者における所要のシステム開発を 2017 年夏頃までに終え、同年秋口から の総合運転試験(RT)等を十分に行った上で実施することに合意しており、その実施予定日は、2018 年 5 月 1 日(約定 分)としています1  市場関係者におかれては、RT の機会を積極的に活用し、T+1 化後の国債取引に係る事務の確認・習熟を図って頂く必要 があります。RT は、テスト参加者が円滑に業務を遂行する体制が整っていることを前提として実施されますので、テス トに参加される皆さまにおかれては、本実施手順書を確認のうえ、RT に向けて、所要の準備を進めて頂きますようお願 いします。 (2) 目的  RT は、主として、次の点を目的として実施します。 ① T+0 銘柄後決め GC レポ(以下「後決めレポ」)に関する事務の習熟度向上 ―― 在庫玉の管理・ポジティブリスト(割当可能残高通知)の運用に関する習熟度の向上等 ② 新たな市場慣行下での各種取引(国債のアウトライト取引や銘柄先決めレポを含む)に関するフィージビリティの 確認 1 「国債取引の決済期間T+1化等の実施予定日について」(日本証券業協会 証券受渡・決済制度改革懇談会、2017 年 2 月)。

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(3) フェーズ毎のテストの概要  フェーズ 1 は 3 回、フェーズ 2 は 2 回、フェーズ 3 は 4 回実施します。フェーズ毎のテストの概要は、下表の通りです。 ―― RT では、センタ切替テストは実施しません。 テストの目的・内容 参加インフラ(環境) インフラ稼動時間帯 フェーズ 1 JSCC(ほふり経由)の送受信確認及び業務機能確認のテスト  ほふりとの新規・変更電文の送受信における電文のデータフ ォーマットの確認及び業務機能の確認を実施。 ほふり(テスト環境) JSCC(開発環境) 10:00 ~ 17:00 R T 1 - 1 送受信確認テスト R T 1 - 2 業務確認テスト(1 日目) R T 1 - 3 業務確認テスト(2 日目) フェーズ 2 日銀ネット連動の決済関連のテスト  日銀ネットと連動し、新規・変更機能の確認を実施。 ほふり(テスト環境) JSCC(本番環境) 日銀(開発環境) 9:00 ~ 17:00 R T 2 - 1 業務機能確認テスト(1 日目) R T 2 - 2 業務機能確認テスト(2 日目) フェーズ 3 複数日に跨る総合運転テスト(業務運用確認テスト)  全体的な総合テストの位置付けとして、可能な限り決済期間 短縮化後に想定される市場環境や取引に近いものとなるよう にすることで、業務全般の確認を実施。 ほふり(テスト環境) JSCC(本番環境) 日銀(開発環境) 9:00 ~ 17:00 R T 3 - 1 業務運用確認テスト(1 日目)【アウトライト取引の約定等】 R T 3 - 2 業務運用確認テスト(2 日目) 【アウトライト取引の決済、後決めレポの約定・決済等】 R T 3 - 3 業務運用確認テスト(3 日目)【後決めレポの unwind/rewind・決済等】 R T 3 - 4 業務運用確認テスト(4 日目)

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2. RT の日程等

(1) RT の実施予定日・予備日  RT は、以下の日程で実施します2 フェーズ 実施予定日 予備日 フェーズ 1 R T 1 - 1 2017 年 10 月 3 日 (火) 2017 年 10 月 5 日 (木) R T 1 - 2 2017 年 10 月 11 日 (水) 2017 年 10 月 24 日 (火) R T 1 - 3 2017 年 10 月 12 日 (木) 2017 年 10 月 25 日 (水) フェーズ 2 R T 2 - 1 2017 年 11 月 12 日 (日) 2017 年 12 月 17 日 (日) R T 2 - 2 2017 年 11 月 26 日 (日) フェーズ 3 R T 3 - 1 2018 年 1 月 14 日 (日) 2018 年 3 月 18 日 (日) R T 3 - 2 2018 年 2 月 4 日 (日) R T 3 - 3 2018 年 2 月 18 日 (日) R T 3 - 4 2018 年 3 月 4 日 (日) (2) RT で所期の目的が達成されなかった場合の対応(予備日の使用)  予備日の使用については、その影響範囲の広さに鑑み、極力抑制的とするのが適当であり、原則、インフラ(ほふり・ JSCC・日銀ネット)のシステムに問題が生じ、特定の取引又は業務が一切行われなかった場合に限定します3。 2 システム運用日付の設定方法については、「3.(2)システム運用日付とテスト環境の引継」参照。 3 フェーズ 1 については、テスト参加者においてテスト終了基準を満たさない場合、予備日を使用して再テストを実施してください。

(6)

(3) 予備日の使用方法  フェーズ 2 及びフェーズ 3 では、各 RT 参加先において定めた順序・日程通りに各テストを消化する必要があるため、前 頁記載の要因により予備日を使用する場合には、下表の通り、失敗した RT 日のテスト開始時の環境を用いて、翌 RT 日 に、失敗した RT 日に行われることとなっていた各テストを再度実施する(後続のテストは全て後倒す)扱いとします。 (例)RT3-2 が失敗した場合の予備日の使用 テスト実施日 本来のスケジュール (運用日付) 対応方針 2018 年 1 月 14 日 RT3-1 (2017 年 9 月 15 日) RT3-1 のシナリオ (2017 年 9 月 15 日) 2018 年 2 月 4 日 RT3-2 ← 失敗 (2017 年 9 月 19 日) 2018 年 2 月 18 日 RT3-3 (2017 年 9 月 20 日) RT3-2 のシナリオ (2017 年 9 月 19 日) 2018 年 3 月 4 日 RT3-4 (2017 年 9 月 21 日) RT3-3 のシナリオ (2017 年 9 月 20 日) 2018 年 3 月 18 日 予備日 RT3-4 のシナリオ (2017 年 9 月 21 日) ―― RT 参加先は、失敗した RT 日のテスト開始時の環境を、翌 RT 日のテスト開始時までに再度設定する必要がある 点にご留意ください。 ―― RT3-2 以降から部分的にフェーズ 3 に参加する場合、先立って行われる RT の成否により参加日が変更される可 能性があります。このため、部分参加の場合には、可能な限り RT3-1 からご参加ください。

(7)

3. RT の実施環境

(1) 業務機能  各インフラが提供する業務機能は、以下の通りです。 事務種類 フェーズ 1 フェーズ 2 フェーズ 3 ほふり関連事務 1.決済照合業務 国債のみ ○ ○ ○ JSCC 関連事務(国債店頭取引清算業務) 1.債務引受業務 売買報告データ・割当可能残高通知データの送信 各種電文の受信 ○ ○ ○ 2.決済業務 国債 DVP 決済、FOS 決済、証拠金決済 - ○ ○ 3.参加者端末業務 参加者端末による照会、ファイル送受信 - ○ ○ 日銀ネット関連事務 1.当座勘定(通常口) 当座勘定の振替依頼、逆引通知 - ○ ○ 2.国債系オペ (2-1) 国債買入オペのオファー・スタート決済 - - ○ (2-2) 国債補完供給のオファー・スタート決済 - - ○ 3.担保 担保(国債)の差入・受戻 - ○ ○ 4.国債の入札・発行払込 (4-1) 国債の入札 - - ○ (4-2) 新規記録等の入力 - - ○ 5.国債振替決済 (5-1) 国債の口座振替 (国債の元利分離・統合を含む) - ○ ○ (5-2) 国債の元利金配分 - ○ ○ 6.国債 DVP 国債のDVP決済(同時担保受払を含む) - ○ ○ 7.業務運営 (7-1) 入出力グループの指定等 - ○ ○ (7-2) 当日処理終了の入力・取消 - ○ ○

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 以下の事務は、本 RT の対象外(実施不可)とします。 (ほふり関連) ・株式等振替業務 ・社債投信振替業務 ・日銀ネット接続(DVP 決済、国債・振替社債の担保振替) (JSCC 関連) ・義務付け調達 ・マーケットサーベイ ・清算参加者破綻時事務 ・緊急証拠金 (日銀ネット関連) ・為替決済 ・当座勘定(同時決済口)(自己勘定間振替を含む) ・現金の払戻請求 ・戸田分館における現金の入金・払戻請求 ・国庫金受入金の払込等のための支払依頼 ・所要準備額の報告 ・外国為替円決済 ・振替社債等 DVP ・国債の募集取扱(新窓販国債、個人向け国債) ・共通担保資金供給オペ ・国庫短期証券買入オペ ・国債買現先オペ ・相対型電子貸付(補完貸付) ・外国中央銀行等(日本銀行が預り金の受入又は国債の保護預りを行う外国中央銀行等)にかかる資金・国債決済 ・個人向け国債の中途換金 ・金利スワップ担保

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(2) システム運用日付とテスト環境の引継  各インフラにおいて、テストを実施する際に用いるシステム運用日付及びテスト環境の設定方法は、次表の通りとしま す。テスト参加先は、テストで使用するデータに設定する日付を、以下のシステム運用日付としてください。 テスト実施予定日 システム運用日付 テスト環境(取引データ、口座残高等)の設定方法 フェーズ 1 R T 1 - 1 2017 年 10 月 3 日 2017 年 10 月 3 日 R T 1 - 2 2017 年 10 月 11 日 2017 年 10 月 11 日 R T 1 - 3 2017 年 10 月 12 日 2017 年 10 月 12 日  フェーズ 1 については、テスト実施予定日をシステム運用日付として実施します(システム運用日付に過去日付 を使わない )。 フェーズ 2 R T 2 - 1 2017 年 11 月 12 日 2017 年 9 月 15 日 初期環境を設定する。 R T 2 - 2 2017 年 11 月 26 日 2017 年 9 月 19 日 前回のテスト終了時点の環境を引き継ぐ。 フェーズ 3 R T 3 - 1 2018 年 1 月 14 日 2017 年 9 月 15 日 初期環境を設定する。 R T 3 - 2 2018 年 2 月 4 日 2017 年 9 月 19 日 前回のテスト終了時点の環境を引き継ぐ。 R T 3 - 3 2018 年 2 月 18 日 2017 年 9 月 20 日 前回のテスト終了時点の環境を引き継ぐ。 R T 3 - 4 2018 年 3 月 4 日 2017 年 9 月 21 日 前回のテスト終了時点の環境を引き継ぐ。  フェーズ 2、フェーズ 3 は、原則として共通の初期環境を用います。ただし、各取引のカットオフタイム等運行 スケジュールは異なる点にご留意ください(詳細は「フェーズ 2 編」及び「フェーズ 3 編」を参照)。  フェーズ 2、フェーズ 3 における連続する営業日のテストは、前回テスト終了時点の環境(取引データ、口座残 高等)を引き継ぎます。  フェーズ 3 で想定する利払日は、RT3-3(2017 年 9 月 20 日(水))とします(RT3-1(2017 年 9 月 15 日(金)) 等に利払が行われる銘柄については、通常通り当該日付での利払が行われます)。

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(3) 業務面の環境 (ア)決済照合システム <フェーズ共通>  テスト参加者は、ほふりがフェーズ 1 前に設ける予定のほふりテスト環境との接続期間(次ページ参照)にて、各フェ ーズで使用する統合 Web 端末 ID4及びフェーズ 2,3 で使用するファンド情報を作成することができます。なお、各フェ ーズ期間中に作成した統合 Web 端末 ID 及びファンド情報については、次フェーズには引継がれませんのでご留意くだ さい。  そのほか、決済照合システムにおいてフェーズ共通で設定する業務情報は以下のとおり。 利用者情報 項番 項目 内容 1 商品別参加ステータス (後決めレポの利用) 申請された内容を設定する。 2 ファンド情報 2017 年 9 月 11 日(月)業務開始時点で本番環境で有効なファンド情報を設定 する。また、次ページのほふりテスト環境との事前接続期間にてフェーズ 2,3 で使用するファンド情報を作成することができる。 3 統合 Web ID 初期化する(本番環境で登録した統合 Web ID は設定されない。)。 統合 Web のユーザ ID の作成にあたっては、以下のほふりが事前に設定する管 理者 ID を使用すること(管理者 ID で業務データの送受信を行うことも可能。)。 4 当該 ID 作成に伴う決済照合システム利用者への課金は発生しません。

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項番 項目 内容 統合 Web 管理者 ID: TWJGBRT パスワード: ‘jasdec’ + テスト参加者の会社コード(4 桁) また、次ページのほふりテスト環境との事前接続期間にて各フェーズで使用す る統合 Web ID を作成することができる。 4 その他業務データ (売買報告データ、運用指図 データ等) 初期化する(本番環境で登録した業務データは設定されない。)。 5 JEXGW 接続方式における業 務応答電文利用の有無 申請された内容を設定する。  フェーズ 1 前に設けるほふりテスト環境との接続期間の詳細は以下のとおり。 決済照合システムへの事前接続期間 日程 2017 年 9 月 12 日(火)~2017 年 9 月 13 日(水) 時間帯 10:00~17:00 本期間中に実施 できる事項 疎通確認 RT で使用するほふりテスト環境との疎通確認を行うことができる。 ※本期間中の業務電文の送受信は不可。

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<JEXGW 接続方式> Ping による確認若しくは MQ チャネルの接続をもって疎通の確認とする。 なお、MQ チャネル接続を行う場合、業務通知メッセージ等を受信する場合がある ため留意すること。また、MQ チャネル切断は規定の手順に従って実施する。 ※サマリー通知メッセージ送信時刻 約定照合業務・・・17:20 決済照合業務(国内取引)・・・17:30 <統合 Web 接続方式> ほふり統合 Web システムログイン画面の表示をもって疎通の確認とする。 疎通確認後、「ファンド情報の登録」、「統合 WebID の作成」を実施する場合は以下 の項目を参照。 ファンド情報 の登録 フェーズ 2、3 において、既存(2017 年 9 月 11 日業務開始時点)のファンド情報と は別に新たにファンド情報が必要な場合は、本期間中に作成することができる(フ ェーズ 2、3 のテスト期間中も作成は可能だが、次フェーズへは引き継がない。)。 統合 WebID の 作成 各フェーズを通じて、ほふりが事前に設定する統合 Web 管理者 ID とは別の ID を 使用する場合は、本期間中に作成することができる(各フェーズのテスト期間中も 作成は可能だが、次フェーズへは引き継がない。)。別の ID を作成する場合はほふ りが事前に設定する統合 Web 管理者 ID を使用して作成する。

(13)

<RT フェーズ 1 業務確認テスト(RT1-2,1-3)>  RT フェーズ 1 業務確認テスト(RT1-2,1-3)では以下の業務情報を使用します。 銘柄情報 項番 項目 内容 1 国債 テストシナリオで指定の銘柄を使用する。 2 バスケット テストシナリオで指定の銘柄を使用する。 利用者情報 項番 項目 内容 1 ファンド情報 テストシナリオで指定するファンドコードを使用する。当該ファンドコードは、 ほふりにて事前に設定する(テスト参加者による登録は不要)。

(14)

<フェーズ 2、フェーズ 3>  フェーズ 2、フェーズ 3 では以下の業務情報を設定します。 銘柄情報 項番 項目 内容 1 国債 2017 年 9 月 11 日業務開始時点で JSCC が清算対象とする銘柄及び物価連動国債 を設定する。 2 バスケット ・バスケット銘柄は 2017 年 6 月 21 日に JSCC より制度要綱開示。 ・バスケット構成銘柄一覧は、上記の国債銘柄を基に作成し、事前提供する。

(15)

(イ)国債清算システム <フェーズ 1 業務確認テスト(RT1-2,1-3)> 銘柄情報 項番 項目 内容 1 国債 ・テストシナリオで指定の銘柄を使用する。 2 バスケット ・テストシナリオで指定の銘柄を使用する。 参加者情報 項番 項目 内容 1 ネッティング口座情報 ・申請された内容を反映する。 2 物価連動国債の手数料率 ・申請された内容を反映する。 <フェーズ 2,3> 銘柄情報 項番 項目 内容 1 国債 ・システム運用日付は 2017 年 9 月 15 日となるが、国債清算システムにおいては 2017 年 9 月 11 日より日廻しを行い 2017 年 9 月 15 日のテスト環境を作成する。 銘柄については 2017 年 9 月 11 日業務開始時点の清算対象銘柄及び、第 17 回以 降の物価連動国債を清算対象とする。 ・架空銘柄は使用しない。

(16)

項番 項目 内容 ・時価はシステム運用日付時点のものを使用する。 ・連動係数はシステム運用日付時点のものを使用する。 2 バスケット ・バスケット銘柄は 2017 年 6 月 21 日に JSCC より制度要綱開示。 ・バスケット構成銘柄一覧は、上記の国債銘柄を基に作成し、事前提供する。 参加者情報 項番 項目 内容 1 参加者端末ログイン情報 ・ID 及びパスワードは本番における 2017 年 9 月 11 日業務開始時点の状態とする。 2 ネッティング口座種類 ・申請された内容を反映する。 3 物価連動国債の手数料率 ・申請された内容を反映する。 4 ポジション情報 ・2017 年 9 月 11 日業務開始時点における売買・先決めレポのポジション及び DVP 決済予定等は削除し、それ以降の売買・先決めレポのポジションを追加するこ となく日廻しを行い、2017 年 9 月 15 日のテスト環境を作成するので本番の再現 は行えない。 5 当初証拠金/清算基金に係 る預託残高 ・日銀ネットの残高については、日銀によって 2017 年 9 月 11 日業務開始時点の 残高を基準とし、積み増しが行われる予定であることから、国債清算システム の当初証拠金及び清算基金の預託残高は 2017 年 9 月 11 日業務開始時点の残高と する(2017 年 9 月 11 日業務開始時点から 2017 年 9 月 15 日業務開始時点まで日 廻しを行う間の差入・返戻による残高異動は反映しないが、償還となる振決国 債を預託している場合は、残高が変動する。)。

(17)

(ウ)日銀ネット <基本方針>  日銀ネットについては、2017 年 9 月 11 日(月)の業務開始時点における日銀ネットの本番環境(利用金融機関等の情 報、各種の口座残高等)を前提として、RT を円滑に運営するために必要な情報(口座残高の増額等)を追加したうえで、 フェーズ 2、フェーズ 3 における初期環境(2017 年 9 月 15 日(金))を設けます。  この結果、フェーズ 2、フェーズ 3 のテスト開始初日の残高は、2017 年 9 月 15 日(金)の実績と異なることとなります。 したがって、日本銀行では、各テスト参加先が、テスト開始初日の当座勘定、共通担保、振決国債の残高等を日銀ネッ ト上で照会し、事前に把握できるようにすることとします。 ―― 初期残高(RT2-1、RT3-1 開始時点の残高)及び時価・掛目等の事前照会期間については、2017 年 10 月 2 日(月) ~6 日(金)の 8:00~18:00 とします。なお、当該照会については、日銀ネット端末から開発環境接続用アイコンを 使用し開発環境に接続して実施する必要がある点にご留意ください。  日本銀行の共通担保の時価及び国債系オペ等の銘柄別利回り・単価については、システム運用日付である 2017 年 9 月 15 日~21 日に用いられたものと同一の時価情報を用います。また、国債の入札・発行払込の流動性供給入札における銘 柄毎の基準利回については、RT 実施日のシステム運用日付(2017 年 9 月 19 日(火))の公社債店頭売買参考統計値表 (日本証券業協会)に掲載された平均値の単利利回りを用います。  フェーズ 2、フェーズ 3 のテストに利用先がコンピュータ接続の本番環境を利用して参加した場合、テスト終了後に翌 営業日の本番接続に備えて、利用先のコンピュータ接続の本番環境との疎通確認(疎通確認処理)時間帯を 20:30 まで 設けることとします。  日銀ネットの利用開始・停止、利用業務・店舗の変更等については、原則として、RT の実効性に影響を及ぼす特段の事 情がない限りにおいて、2017 年 9 月 11 日(月)業務開始時点のステータスを利用します。  2017 年 9 月 11 日(月)業務開始時点の日銀ネット本番環境に存在する仕掛り中明細のうち、RT 初日の口座残高に影響 を与えるもの5については、全て削除された状態で RT2-1、RT3-1 を開始します。 5 例:国債系オペ等のうち取引実行日が同日以降の明細、国債条件付売買・国債補完供給のうち買戻・売戻日が同日以降の明細、国債振替決済におけ る個人向け国債売渡申込(中途換金)、および国債発行払込のうち 9 月 8 日(金)以前に入札が行われ、9 月 11 日以降に発行日を迎える明細。

(18)

<日銀ネット口座残高の初期環境>  日本銀行は、RT2-1 及び RT3-1 のテスト開始時には、2017 年 9 月 11 日(月)を基準日として、各テスト参加先の当座 勘定、共通担保、振決国債の口座残高を設定します。 ―― 基準日の業務開始時点以降に日銀ネットで処理された取引・決済については、原則として、口座残高に反映され ません。ただし、2017 年 9 月 11 日(月)~15 日(金)の間に償還となる又は利払が行われる振決国債等を保有し ている場合には、通常通り当座勘定、共通担保、振決国債残高が変動します。  これに加え、システム運用日付における口座残高の多寡によらず、すべてのテスト参加先が円滑にテストを実施できる ようにするため、各テスト参加先の口座残高を、以下の通り増額します。 <当座預金> ・当預残高を 10 兆円増額。 <共通担保> ・共通担保(邦貨手形)を、10 兆円増額(詳細については、次々頁参照)。 ・共通担保(振決国債)については、テスト参加先(担保差入金融機関等)が自身の種別名なしの種別の自己口 I および決済代 行者の種別名なしの種別の預り口から日本銀行に共通担保として差し入れている振決国債残高を、各銘柄 1,000 億円増額※ <振決国債> ・参加者口座の種別名なしの種別及び信託口 1~5 の種別(全ての口座区分を対象とする)に記録されている振決国債につき、各々 該当する種別・口座区分において、各銘柄 1,000 億円増額※ ・2 年・5 年・10 年等の利付国庫債券(実在する銘柄を計 5 銘柄<9/20 利払銘柄を含む。>)及び物国、変国、分離国(実在す る銘柄を各 1 銘柄)につき、残高の有無に関わらず、種別名なしの種別の自己口 I において、各銘柄 1,000 億円増額※ ―― 具体的な銘柄については、次頁参照。 ※ 複数の条件に該当する銘柄については、各々該当する条件毎に 1,000 億円の増額となることにご留意ください6 6 例:種別名なしの種別の自己口 I・自己口 II、信託口 1 の自己口 I に残高が記録されており、かつ共通担保にも同一銘柄が差し入れられている場合、当 該銘柄は、それぞれの種別・口座区分及び共通担保において各 1,000 億円、計 4,000 億円の増額となります。

(19)

 増額対象先の取扱いについては、以下の通りとします。 <増額対象先の取扱い> ・原則として当座預金、共通担保(振決国債)、振決国債については、全テスト参加先について積み増しを行う※が、積み増しを 希望しないことも可能とする(オプト・アウト方式)。 ―― なお、共通担保(邦貨手形)については、振決国債の償還等により共通担保が不足することを防ぐ観点から、必ず積 み増しを行うこととする(オプト・アウトの対象外<オプト・アウトの申請受付は終了済み>)。 ※ 上記の対応方針の下、個別先毎の口座残高の積み増し等は実施致しません。 <増額対象とする銘柄>  増額対象とする銘柄は、種別名なしの種別及び信託口 1~5 の種別に記録されている振決国債残高に加え、以下の銘柄と します。 銘柄コード 利子支払期(月日) 償還期日 利付国庫債券(2 年) 第 360 回 JP1023601G11 1/15、7/15 H30.01.15 利付国庫債券(5 年) 第 126 回 JP1051261FC7 6/20、12/20 H32.12.20 利付国庫債券(10 年) 第 343 回 JP1103431G66 6/20、12/20 H38.06.20 利付国庫債券(10 年) 第 344 回 JP1103441G98 3/20、9/20 H38.09.20 利付国庫債券(20 年) 第 157 回 JP1201571G68 6/20、12/20 H48.06.20 利付国庫債券(物価連動・10 年) 第 20 回 JP1120201F51 3/10、9/10 H37.03.10 利付国庫債券(変動・15 年) 第 47 回 JP11504717B1 5/20、11/20 H34.11.20 元利分離国庫債券(40 年) 第 1 回 JP140001P7B6 ― H60.03.20

(20)

<共通担保(邦貨手形)の積み増しについて>  日銀ネットにおいては、RT 環境作成および RT 本番期間中に発生する期日担保返戻等による担保不足を回避するため、 共通担保(邦貨手形)の積み増しを行います。この共通担保(邦貨手形)の積み増しにあたっては、以下の架空の支払 人を設定した上で実施します。 <架空支払人情報> 名称 コード 担保種類区分 テスト用債務者 A 500001 企業が振出す手形(コード:4001)

(21)

(4) システム面の留意事項 (ア)決済照合システム <接続に係る留意事項>  テスト参加者は、過去に Target の「個社別通知を見る」に掲載した情報通知票7に記載された内容でほふりテスト環境へ接 続してください。  テスト参加者がフェーズ 2、フェーズ 3 のテスト後にほふり本番環境への環境戻し後の JEXGW 接続疎通確認を行う場合、 テスト当日 19:00 までに疎通確認を行ってください。MQ チャネル接続を行う場合、MQ チャネル切断は規定の手順に従っ て実施してください。なお、疎通確認を行う場合のサマリー通知メッセージ送信時刻は以下のとおりです。 約定照合業務・・・19:10 決済照合業務(国内取引)・・・19:20  ほふり決済照合システムにおいて、JEXGW 接続にてテストを行う場合、本 RT 前に JEXGW 移行に係るテストを実施して おくことが必須となります。詳細は、ほふりシステム情報サイトに掲載の「平成 28 年、29 年の JEXGW 移行に係るテスト のスケジュール等について(保振シス開 27 第 013 号)」をご参照ください。  「3.RT の実施環境 (3)業務面の環境」に記載のとおり、ほふりでは、フェーズ 1 前にほふりテスト環境との接続期 間を設けます。テスト参加者は、参加するフェーズに関わらず、当該接続期間にてほふりテスト環境との疎通確認や統合 WebID 及びファンド情報の作成を実施することができます。なお、当該接続期間中は、売買報告データや割当可能残高通 知データ等の業務電文の送受信は実施できませんので、ご留意ください。  テスト参加者は、各フェーズのテストまでに、情報通知票等を参考にテスト参加者の接続環境の設定を完了させてくださ い。 7 掲載期限が終了しており改めて掲載を希望する場合には「情報通知票等の開示に関する届出書」(MD-05)にて開示の申請をお願いします。

(22)

・JEXGW 接続方式利用先 ⇒ 別紙 2-2「RT フェーズ 1 送受信確認テスト実施要領」内「2.JEXGW 接続方式」を参照(資料は各フェーズ共通)。 ・統合 Web 接続方式利用先 ⇒ 別紙 2-2「RT フェーズ 1 送受信確認テスト実施要領」内「3.統合 Web 接続方式」を参照(資料は各フェーズ共通)。 <JEXGW 接続方式での接続に係る留意事項・禁止事項> テスト終了後の切断手順  テスト終了後は以下に記載の正規の手順に則って切断を行ってください。  テスト終了時刻後に MQ チャネル切断を行う場合、ほふりから送信する「サマリー通知メッセージ」をテスト参加者側で 受信後に、MQ チャネル切断を行ってください。  テスト終了時刻前に MQ チャネル切断を行う場合、テスト参加者からほふりへ「業務終了要求メッセージ」を送信し、その 後、ほふりから送信される「サマリー通知メッセージ」をテスト参加者側で受信後に、MQ チャネル切断を行ってください。 詳細は「JEXGW 接続方式 接続仕様書(基盤編)」の「3.6.1 メッセージ基本フロー」をご参照ください。 テスト実施時の禁止事項  ほふり統合ネットワーク/arrownet 利用の場合、「rlogin」「telnet(仮想端末)」等のコマンドは、ほふりシステムのセキュ リティを阻害する恐れがあることから使用を禁止しておりますので、ご留意ください。 詳細は「JEXGW 接続方式 接続仕様書(基盤編)」の「4.4 制限事項」をご参照ください。

(23)

(イ)国債清算システム

 フェーズ 1 においては JSCC の提供する参加者端末は使用できません。

 フェーズ 2、フェーズ 3 における参加者端末の接続にあたっては、OS とブラウザの組み合わせに注意してください。詳細 は 2017 年 3 月開示(Target 掲載)の「国債清算システムシステム運用マニュアル(参加者端末環境編)」をご参照くださ い。

(24)

(ウ)日銀ネット <接続に係る留意事項>  コンピュータ接続を利用して本テストに参加する場合、利用先の環境は、本番環境又は開発環境のいずれか一方から参加 可能です。  接続に係る手順・留意事項等については、別紙 1-4「日銀ネットの取扱いについて」をご参照ください。 <照会機能に係る留意事項>  RT 期間中及び事前照会期間中に、照会データファイル取得機能及びコア照会において 2017 年 9 月 11 日(月)~14 日(木) を照会した場合には、本番環境とは異なる結果となる可能性がありますのでご了承ください。 ―― なお、2017 年 9 月 8 日(金)以前の明細を照会する場合には、本番環境と同様のデータが照会できます。ただし、 個人情報が含まれる記述については、マスキング処理が施されています(項目の値に「'DATAMASKING'」と出力)。  初期残高(RT2-1、RT3-1 開始時点の残高)及び時価・掛目等の事前照会(2017 年 10 月 2 日(月)~6 日(金)8:00~18:00) については、日銀ネット端末を使用して照会データファイル取得機能における以下の業務処理区分コードをご利用くださ い。なお、事前照会において、以下の処理以外は使用しないでください。 業務処理区分コード 処理名 照会可能なデータ例 214201 当座勘定残高等 当座勘定預金残高 214202 受払明細 当座勘定取引の受払明細 424201 国債銘柄別利回り・単価 国債の銘柄別利回り(単利利回り)、銘柄別単価 514201 時価・掛目一覧 債券の時価、連動係数、掛目 544201 担保残高等 共通担保残高 544202 担保受払明細 担保の受払明細 544204 担保受払明細(国債決済代行者) 国債決済代行者における担保の受払明細 744201 残高 振決国債残高 744202 受払済明細 自己の参加者口座の受払済の明細

(25)

―― 通常使用している日銀ネット端末を使用する場合は、業務終了後、テスト用権限者カード(パスワード:testbojnet) およびテスト用端末認証装置(暗証番号:testbojnet)を使用して、別紙 1-4「日銀ネットの取扱いについて」のⅠ.日銀 ネット端末 1.事前準備「(1)開発環境接続用アイコンの準備」で用意した「開発環境接続用アイコン」から開発 環境へ接続します。 ―― 日本銀行では、取得したデータファイルを Excel に展開するためのツール(照会データ Excel 変換ツール)を提供し ております。通常の業務で使用していない場合は、必要に応じて日本銀行ホームページよりダウンロードのうえご利 用ください。 ―― 取得したデータファイル(CSV 形式)を自行システムへ取り込む必要がある場合には、USB メモリなどの外部記憶 媒体を予めご用意ください。なお日銀ネット端末で当該外部記憶媒体を利用する際は、事前にウイルスチェックを行 ってください。 <その他留意事項>  日銀ネット利用先の試験環境については、本番利用に一切影響を与えない環境を用意してください。また、試験で送受信 したデータについても本番データと混同しないようにご注意ください。  後決めレポに係る決済処理については、日銀ネット利用細則(国債資金同時受渡関係事務)及び別紙 3-2 をご参照くださ い。また、「3.(1)業務機能」に記載の事務のうち、「1.当座勘定(通常口)」、「3.担保」、「5.国債振替決済」、「7. 業務運営」に係るテスト等の実施にあたっては、通常通り、関係する利用細則を参照の上、ご実施ください。  なお、後決めレポにおいては、「国債資金同時受渡依頼」は全て JSCC より送信されることとなり、市場参加者は、「決 済指示(国債)」または「決済指示(資金)」のみを送信することとなります。また、市場参加者が同時担保受払機能 を利用する場合には、「決済指示(国債)」または「決済指示(資金)」において同時担保受払機能に係る入力を行う必

(26)

要がありますので、ご留意ください8  RT 当日は、RT の確認事項に含まれない電文が日本銀行から送信されることがありますので、ご了承ください。  日銀ネットでは、2017 年 9 月 11 日(月)を基準日とし、2017 年 9 月 15 日(金)の初期環境を設定します。このため、 当該初期環境をベースとして日銀ネットから送信されるべき電文9が出力される可能性があります。  テスト不参加先へ電文を送信した場合、日銀ネットのシステム上では次のように処理されます。  当座勘定振替又は国債振替においては、テスト不参加先への振替は正常に処理され、当該テスト不参加先の残高が増 額されます。  国債 DVP においては、テスト不参加先との取引で、当日の入力締切時刻まで未決済として残存するものは、自動取消 されます。  電文送信を受けたテスト不参加先が、次の試験参加時に日銀ネットに接続したタイミングで、システム上に蓄積した EX 一方通知電文が出力されます。 8 後決めレポ以外において、市場参加者が決済指示付きの「国債資金同時受渡依頼」を送信する場合には、「国債資金同時受渡依頼」において同時担保受 払機能に係る入力を行うことが可能です。 9 例えば、2017 年 9 月 11 日(月)~15 日(金)の間に償還となる又は利払が行われる振決国債等にかかる電文が出力されます。ただし、日銀ネット端末 については過去 2 営業日分(2017 年 9 月 13 日以降)、コンピュータ接続については過去 1 営業日分(2017 年 9 月 14 日以降)しか電文を保持しない仕様で あるため、それより前の営業日に係る電文は出力されません。また、2017 年 9 月 11 日(月)から 9 月 14 日(木)に実際に行われた入力に係る電文につ いても、初期環境に反映されていないため、出力されません。

(27)

(5) その他  テストデータの設定に際しては、上記の各種環境設定のほか、JSCC における物価連動国債の清算対象化(決済期間短 縮化と同時に実施予定)や、国庫短期証券の最低額面金額(振替単位)の引下げ(2016 年 3 月、財務省が、2017 年 4 月 1 日より、現在の 1,000 万円から 5 万円に引き下げる旨を公表済み)10に伴う影響にも留意する必要があります(振替 単位の引下げは、2017 年 4 月に実施済み)。 10 http://www.mof.go.jp/jgbs/topics/press_release/280328-04.htm

(28)

4. テスト成否判定・結果報告

(1) フェーズ 1  フェーズ 1 におけるテスト成否判定及び結果報告については以下のとおりとします。 項目 概要 成否判定基準 (RT1-1~1-3) 送受信確認テスト テスト対象のインタフェースにおけるテストが、すべて完了していること。 業務確認テスト テスト対象のテストシナリオがすべて完了し、テスト参加者の業務処理(JSCC か らの債務引受に係る通知電文等の確認を含む。)も問題がないこと。 成否判定者(RT1-1~1-3) テスト参加者自身で成否判定を行い、その結果をテスト結果報告書に記載する。 予備日の使用 ・規定のテスト日程でテスト成否判定基準を満たせなかった場合は、予備日を使用 して再テストを実施すること。予備日を使用する場合は、必ずその旨をテスト結 果報告書に記載すること。 ・業務確認テストにおいては、テストグループ単位での再テストとなるため、テス ト未完了となった参加者は、予備日を使用して再テストを実施する旨を相手方と なるテスト参加者へ個別に連絡すること。 テスト結果報告 報告期日 テスト参加者は、各テスト終了後の翌営業日までに(業務確認テストの場合はテス ト2日目(RT1-3)の翌営業日までに)テスト結果報告書にてテストの実施結果を 報告すること。

(29)

報告書式 <送受信確認テスト> 別紙 1-1-1_総合運転試験(RT)フェーズ 1 送受信確認テスト結果報告書 <業務確認テスト> 別紙 1-1-2_総合運転試験(RT)フェーズ 1 業務確認テスト結果報告書 報告先 テスト結果報告書は、以下の報告先にメール添付にて提出すること(メール送信の 際は必ず CC も設定すること)。 報告先: 日本証券業協会、証券保管振替機構 メールあて先: shasaikon@wan.jsda.or.jp(日本証券業協会 企画部) CC : system-jasdec-shogo@jasdec.com(証券保管振替機構 システム開発部) stp@jasdec.com(証券保管振替機構 ポストトレードサービス部) 次フェーズへの移行 フェーズ 1 が完了していない場合、フェーズ 2 への参加は不可とする。 結果の公表 フェーズ 1 については、特段結果の公表等は行わないこととする。

(30)

(2) フェーズ 2  フェーズ 2 におけるテスト成否判定及び結果報告については以下のとおりとします。 項目 概要 成否判定基準(RT 日毎) インフラにおけるシステム障害の発生等によりテストが中止とならないこと。 成否判定者(RT 日毎) 各インフラからの情報を踏まえ、JSCC が成否判定を行う。 予備日の使用 各 RT 日において成否判定基準(RT 日毎)が満たされなかった場合は、予備日を 使用して再テストを実施する。 予備日を使用して再テストを実施する旨は日本証券業協会より、RT 連絡会を通じ て通知する。 テスト結果報告 報告期日 テスト参加者は、RT2-2 終了後の翌営業日までにテスト結果報告書にてテストの実 施結果を報告すること。 報告書式 別紙 1-2_総合運転試験(RT)フェーズ 2 テスト結果報告書

(31)

報告先 テスト結果報告書は、以下の報告先にメール添付にて提出すること(メール送信の 際は必ず CC も設定すること)。 報告先: 日本証券業協会、日本証券クリアリング機構 メールあて先: shasaikon@wan.jsda.or.jp(日本証券業協会 企画部) CC : jgb-system@jscc.co.jp (日本証券クリアリング機構 国債店頭取引清算グループ) 次フェーズへの移行 RT2-2 が完了した場合、テスト参加者毎のフェーズ 2 テスト結果に関わらずフェー ズ 3 に移行する。 結果の公表 RT2-2 の完了後、日本証券業協会より、フェーズ 2 の結果の概要を公表する。

(32)

(3) フェーズ 3 (ア)市場取引  フェーズ 3(市場取引)におけるテスト成否判定及び結果報告等については以下のとおりとします。 項目 概要 成否判定基準(RT 日毎) インフラにおけるシステム障害の発生等によりテストが中止とならないこと。 成否判定者(RT 日毎) 各インフラからの情報を踏まえ、JSCC が成否判定を行う。 予備日の使用 各 RT 日において、成否判定基準(RT 日毎)が満たされなかった場合は、予備日 を使用して再テストを実施する。 予備日を使用して再テストを実施する旨は日本証券業協会より、RT 連絡会を通じ て通知する。 テスト結果報告 報告期日 テスト参加者は、RT3-4 終了後の翌営業日までにテスト結果報告書にてテストの実 施結果を報告すること。 報告書式 別紙 1-3_総合運転試験(RT)フェーズ 3 テスト結果報告書 報告先 テスト結果報告書は、以下の報告先にメール添付にて提出すること。 報告先: 日本証券業協会 企画部 メールあて先: shasaikon@wan.jsda.or.jp

(33)

フェーズ 3(市場取引) の成否判断の基準 以下のいずれかに該当し、かつ、その原因が実施予定日までに回復する見込みがな い場合、RT フェーズ 3 の判断結果を「否」とする。 それ以外の場合、RT フェーズ 3 の判断結果を「成」とする。 ① RT フェーズ 3 においてインフラ機関(証券保管振替機構、日本証券クリアリ ング機構及び日本銀行)のシステムに問題が生じたため、RT フェーズ 3 を完結 することができなかった場合 ② 国債の取引量に照らして相当数の市場参加者が RT フェーズ 3 を完結すること ができなかった場合 (注)「相当数」の具体的な基準について、今後、国債 T+1 化 WG において検討 する。 ③ その他、RT フェーズ 3 の結果に照らして、実施予定日(平成 30 年 5 月 1 日(火)) に国債取引の決済期間 T+1 化等を実施することに特段の支障があると認められ る場合 成否判断の手続き 「T+1化等の実施日の決定に係る手続等について」(日本証券業協会、2017 年 8 月)に基づき、国債 T+1 化 WG において行う。 結果の公表 日本証券業協会は、RT フェーズ 3 の成否判断の結果について、ホームページに掲 載する等の方法により速やかに市場参加者に周知する。 (イ)国債の入札・発行払込  フェーズ 3(国債の入札・発行払込)における結果報告については以下のとおりとします。 項目 概要 テスト結果報告 報告期日 テスト参加者は、RT3-4 終了後の翌営業日までにテスト結果報告書にてテストの実 施結果を報告すること。

(34)

報告書式 別紙 1-3_総合運転試験(RT)フェーズ 3 テスト結果報告書 報告先 テスト結果報告書は、以下の報告先にメール添付にて提出すること。 報告先: 日本証券業協会 企画部 メールあて先: shasaikon@wan.jsda.or.jp (ウ)日銀オペ  フェーズ 3(日銀オペ)における結果報告については以下のとおりとします。 項目 概要 テスト結果報告 報告期日 テスト参加者は、RT3-4 終了後の翌営業日までにテスト結果報告書にてテストの実 施結果を報告すること。 報告書式 別紙 1-3_総合運転試験(RT)フェーズ 3 テスト結果報告書 報告先 テスト結果報告書は、以下の報告先にメール添付にて提出すること。 報告先: 日本証券業協会 企画部 メールあて先: shasaikon@wan.jsda.or.jp

(35)

5. RT に関する事前照会先一覧

T+1 化 RT(下記以外の事項) 日本証券業協会企画部 03-3667-8535 テスト内容等 フェーズ 1 証券保管振替機構ポストトレードサービス部 03-3661-7196 フェーズ 2 日本証券クリアリング機構国債店頭取引清算グループ 03-5645-3830 フェーズ 3 市場取引 日本証券業協会企画部 03-3667-8535 国債の入札・発行払込 日本銀行業務局(総務課営業・国債業務企画グループ) 03-3277-2843 日銀オペ オファーについて 日本銀行金融市場局(市場調節課調節業務グループ) 03-3277-1353 決済について 日本銀行業務局(総務課営業・国債業務企画グループ) 03-3277-3073 RT の実施環境 決済照合システム 証券保管振替機構ポストトレードサービス部 03-3661-7196 国債清算システム 日本証券クリアリング機構国債店頭取引清算グループ 03-5645-3830 日銀ネット 業務関係 日本銀行決済機構局(決済システム課証券決済システムグループ) 03-5255-6750 システム関係※ 日本銀行システム情報局(業務システム開発課日銀ネットグループ) 042-351-1161 ※初期残高(RT2-1、RT3-1 開始時点の残高)及び時価・掛目等の事前照会期間における照会は、上記連絡先にお願いいたします。

(36)

6. RT 当日の運営

(1) 照会先一覧 フェーズ 1 決済照合システム 証券保管振替機構システム開発部 03-3661-7061 国債清算システム 日本証券クリアリング機構 国債店頭取引清算グループ 03-5645-3830 フェーズ 2 決済照合システム※ 証券保管振替機構システム開発部 03-3661-7061 国債清算システム 日本証券クリアリング機構 国債店頭取引清算グループ 03-5645-3830 日銀ネット 日本銀行 システム情報局 042-351-1127 フェーズ 3 決済照合システム※ 証券保管振替機構システム開発部 03-3661-7061 国債清算システム 日本証券クリアリング機構 国債店頭取引清算グループ 03-5645-3830 日銀ネット 日本銀行 システム情報局 042-351-1127 ※決済照合の業務的なお問い合わせについては翌営業日以降の回答となります。

(37)

(2) 当日の連絡  システム障害の発生による RT の中止等については、以下の方法で通知することとします。 フェーズ 1(平日テスト) 全フェーズ 1 参加者に対し、ほふりより、メール※1により通知する。 フェーズ 2(休日テスト) 全フェーズ 2 参加者に対し、JSCC より、メール※2により通知する。 フェーズ 3(休日テスト) 全フェーズ 3(市場取引、国債の入札・発行払込、日銀オペ)参加者に対し、日本証券業協会より、 メール※2により通知する。 ※1 ほふりがフェーズ 1 参加者より受領したテスト参加者情報(2017 年 4 月 25 日発出の通知に基づく届出)に記載のメール アドレスあてに通知します。 ※2 通知先メールアドレスについては、別途アンケート等により確認する予定です。 以 上

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提出締切:2017年10月4日 <連絡先> 1.会社情報 ※1 半角数字5桁又は半角英数字8桁のコードを記入してください。 2.テスト実施結果 (1)送受信確認テスト結果 (2)未完了となった理由 「(1)送受信確認テスト結果」において「未完了」を選択した場合のみ記入してください。 3.予備日程テスト参加要否 本日程テスト結果において「未完了」を選択した場合のみ選択してください。 以 上 <日本証券業協会における結果報告書の取扱い>  上記1.~3.に係るご回答内容は、㈱証券保管振替機構、㈱日本証券クリアリング機構、日本銀行において共有 させて頂きます。  ご回答内容は、国債の決済期間の短縮化に関する検討以外の目的での利用はいたしません。また、ご記入いただい た役職・御氏名等の個人情報につきましては、本票に関する確認及び連絡以外の目的で利用することはございません ので、念のため申し添えます。 <㈱証券保管振替機構からの個人情報の取扱いに関するご連絡>  ㈱証券保管振替機構(以下「当機構」といいます。)は、本届出書に記載された個人情報を、当機構業務を円滑に 遂行するため、また、本届出に基づく担当者と当機構との間の事務連絡を行うため、利用させていただきます。  当機構の取り扱う個人情報、個人情報保護方針など当機構の個人情報保護に関する事項は、当機構ホームページ (http://www.jasdec.com/)に掲載されておりますので、適宜、御参照ください。 総合運転試験(RT)フェーズ1 送受信確認テスト結果報告書  当社は、総合運転試験(RT)フェーズ1の送受信確認テストを実施した結果を下記のとおり報告します。 氏 名 電話番号 E-Mail 会社名 所属部署 ふりがな テスト参加要否 テスト結果 <選択してください> 日本証券業協会 株式会社 証券保管振替機構 金融機関識別コード(※1) 会社名 記 御中

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提出締切:2017年10月13日 <連絡先> 1.会社情報 ※1 半角数字5桁又は半角英数字8桁のコードを記入してください。 2.テスト実施結果 (1)業務確認テスト結果 (2)未完了となった理由 「(1)業務確認テスト結果」において「未完了」を選択した場合のみ記入してください。 3.予備日程テスト参加要否 本日程テスト結果において「未完了」を選択した場合のみ選択してください。 4.備考 実際の業務で利用しない等の理由により省略したシナリオがある場合は、こちらに記入してください。 以 上 総合運転試験(RT)フェーズ1 業務確認テスト結果報告書  当社は、総合運転試験(RT)フェーズ1の業務確認テストを実施した結果を下記のとおり報告します。 氏 名 電話番号 E-Mail 会社名 所属部署 ふりがな 御中 記 日本証券業協会 株式会社 証券保管振替機構 <日本証券業協会における結果報告書の取扱い>  上記1.~4.に係るご回答内容は、㈱証券保管振替機構、㈱日本証券クリアリング機構、日本銀行において共有さ せて頂きます。  ご回答内容は、国債の決済期間の短縮化に関する検討以外の目的での利用はいたしません。また、ご記入いただいた 役職・御氏名等の個人情報につきましては、本票に関する確認及び連絡以外の目的で利用することはございませんの で、念のため申し添えます。 <㈱証券保管振替機構からの個人情報の取扱いに関するご連絡>  ㈱証券保管振替機構(以下「当機構」といいます。)は、本届出書に記載された個人情報を、当機構業務を円滑に遂 行するため、また、本届出に基づく担当者と当機構との間の事務連絡を行うため、利用させていただきます。  当機構の取り扱う個人情報、個人情報保護方針など当機構の個人情報保護に関する事項は、当機構ホームページ (http://www.jasdec.com/)に掲載されておりますので、適宜、御参照ください。 金融機関識別コード(※1) 会社名 テスト参加要否 テスト結果 <選択してください>

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提出締切:2017年11月27日 <連絡先> 1.会社情報 ※1 半角数字5桁又は半角英数字8桁のコードを記入してください。 2.テスト実施結果 (1)参加者分類の選択 (2)テスト結果 項番 1 2 3 4 5 (3)完了とならなかった理由 「(2)テスト結果」において「未完了」を選択した場合のみ記入してください。 業態 <選択してください> 日本証券業協会 株式会社 日本証券クリアリング機構 所属部署 ふりがな <選択してください> 参加者分類 金融機関識別コード(※1) 会社名 記 b.当初証拠金の差入・返戻の確認 a.清算基金通知の確認 e.フェイル決済の確認 シナリオ a.後決めレポの約定・決済(2回目引受)の確認 b.後決めレポの約定・決済(3回目引受)の確認 c.後決めレポの約定・決済(翌日1回目引受)の確認 d.Unwind/Rewindの確認 a.1回目のFOS決済予定通知の確認 b.1回目のFOS決済の確認 c.2回目のFOS決済予定通知(後決め分)の確認 d.2回目のFOS決済(後決め分)の確認 a.1日3回の当初証拠金通知の確認 総合運転試験(RT)フェーズ2 テスト結果報告書  当社は、総合運転試験(RT)フェーズ2の業務確認テストを実施した結果を下記のとおり報告します。 氏 名 電話番号 E-Mail 会社名 御中 終了通知 区分 後決めレポ FOS決済 当初証拠金決済 清算基金決済 b.清算基金の差入・返戻の確認 a.1日5回の終了通知の確認 テスト結果 RT3での 完了見込み

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3.備考 以 上 <日本証券業協会における結果報告書の取扱い>  上記1.~3.に係るご回答内容は、㈱証券保管振替機構、㈱日本証券クリアリング機構、日本銀行において共有させて頂きま す。  ご回答内容の集計結果は、業態別に取りまとめた上で、個人名・個社名が特定されない形式にて、公表することがございますの で、ご了承ください。  ご回答内容は、国債の決済期間の短縮化に関する検討以外の目的での利用はいたしません。また、ご記入いただいた役職・御氏 名等の個人情報につきましては、本票に関する確認及び連絡以外の目的で利用することはございませんので、念のため申し添えま す。 <㈱日本証券クリアリング機構からの個人情報の取扱いに関するご連絡>  ㈱日本証券クリアリング機構(以下「JSCC」といいます。)は、本報告書に記載された個人情報を、JSCCの業務を円滑に遂行す るため、また、本報告書に基づく担当者とJSCCとの間の事務連絡を行うために利用させていただきます。  JSCCの個人情報保護方針・取扱いについては、JSCCホームページ(https://www.jpx.co.jp/jscc/kaisya/privacy_policy.html) を御覧ください。

(42)

提出日:西暦 年 月 日 提出締切:2018年3月5日 日本証券業協会 御中 <連絡先> Ⅰ.市場取引 1.会社情報 ※ 半角数字7桁でご記入ください(保有していない場合は空欄)。 2.テスト実施結果 (1)テスト結果 (2)未完了となった要因 「(1)テスト結果」において②もしくは③を選択した場合のみ記入してください。 <主に原因となった主体> <未完了となった要因(詳細)> (3)未完了となった要因の解消見込及びT+1化実施への支障

総合運転試験(RT)フェーズ3 テスト結果報告書

 当社は、総合運転試験(RT)フェーズ3のテストを実施した結果を下記のとおり報告します。 氏 名 電話番号 E-Mail 会社名 所属部署 ふりがな 記 「(2)未完了となった要因」<主に原因となった主体>において「自社」を選択した場合のみ、 該当する項目に○を記入してください。 ① 未完了となったテスト項目は、主として軽微な確認事項であり、T+1化実施に大 きな支障はない。 ② 未完了となったテスト項目は重要な確認事項ながら、解消・対処の見通しが立って おり、2018年5月1日のT+1化実施に大きな支障はない。 ③ 未完了となったテスト項目は重要な確認事項であり、解消・対処の見通しが立って いないため、2018年5月1日のT+1化実施には重大な支障がある(以下の欄に詳細を ご記載ください)。 <選択してください> <選択してください> 業態 金融機関等店舗コード(※) 会社名 <選択してください>

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3.その他 (1)RTにおいて認識されたT+1化実施に係る課題等 対応策・対応時期等についても可能な限り併せてご記載ください。 (2)その他T+1化に係るご意見等 その他T+1化に係るご意見等がありましたら、こちらにご記載ください。 Ⅱ.国債の入札・発行払込 1.テスト実施結果 (1)テスト結果 (2)未完了となった要因 「(1)テスト結果」において②もしくは③を選択した場合のみ記入してください。 2.その他RTを通じて気付いた点等 Ⅲ.日銀オペ 1.テスト実施結果 (1)テスト結果 (2)未完了となった要因 「(1)テスト結果」において②もしくは③を選択した場合のみ記入してください。 2.その他RTを通じて気付いた点等 以 上 <選択してください> <選択してください>

(44)

<回答に係る取扱い>  上記Ⅰ.に係るご回答内容は、㈱証券保管振替機構、㈱日本証券クリアリング機構、日本銀行において 共有させて頂きます。また、Ⅱ.Ⅲ.に係るご回答内容は、日本銀行において共有させて頂きます。  ご回答内容の集計結果は、業態別に取りまとめた上で、個人名・個社名が特定されない形式にて、公表 することがございますので、ご了承ください。  ご回答内容は、国債の決済期間の短縮化に関する検討以外の目的での利用はいたしません。また、ご記 入いただいた役職・御氏名等の個人情報につきましては、本票に関する確認及び連絡以外の目的で利用す ることはございませんので、念のため申し添えます。

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日銀ネットの取扱いについて Ⅰ.日銀ネット端末 1.事前準備 (1) 開発環境接続用アイコンの準備 RTは、「開発環境接続用アイコン」 のある日銀ネット端末から本番の IP-VPN 網を介してセンター側の開発環境に接続する環 境で行います。テストで使用する日銀ネット端末のデスクトップ上に「開発環境接続用アイコン」がない場合は、別添1「開発環境 接続用アイコンの設定手順」をご参照のうえ、事前に同アイコンの設定をしてください。 (2) テスト用端末認証装置およびテスト用権限者カードの準備 RTでは、日銀ネット主管店から貸与された「テスト用端末認証装置」及び「テスト用権限者カード」(以下「テスト用端末認証装 置等」といいます。)を使用します。事前にテスト用端末認証装置等のご準備をお願いします。 (3) Windows のログインID等の準備 テスト当日の日銀ネット端末等のトラブルに備え、Windows のログインID「administrator」のパスワード(Windows7 の日銀ネッ ト端末の場合は「administrator」および「bojadm」のパスワード)ならびに最新バージョンの「日銀ネット端末システム用セット アップCD」および「日銀ネット端末システムウイルス対策ソフト」の保管場所を事前にご確認ください。 (4) 通常、電源を投入していない端末を使用する場合 通常、電源を投入していない日銀ネット端末をテストで使用する場合、必ずウイルス対策ソフトの定義ファイルを「今すぐ更新」

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により更新し、日銀ネット端末装置内の全てのハードディスクに対してコンピュータウイルスの有無を調査し、コンピュータウイル スが無い状態で利用してください。なお、バックアップ拠点などで、長期間、日銀ネット端末の電源を投入していない場合には、ウ イルス対策ソフトのウイルス定義ファイルの更新作業に長時間を要しますので、テスト前日までの間に必ずウイルス定義ファイルの 更新作業およびウイルスチェックを実施しておいてください。 (5) RT用データの打溜め テストの前日までに、RT用データの打溜めを行うことはできません。 2.テスト当日の留意事項 (1) 日銀ネット端末の立ち上げ テスト時に日銀ネット端末を立ち上げる際の Windows のログインIDは通常どおり「bojnet」です。 テストでは全ての日銀ネット端末を使用する必要はありません。テストにおいて必要となる日銀ネット端末・プリンタ等をご準備 ください。 (2) テスト用端末認証装置等の暗証番号等 通常業務で使用している端末認証装置(端末認証装置(障害時用)含む。)及び権限者カードは、当該テストでは使用できません。 テストで使用するテスト用端末認証装置等の暗証番号等は次のとおりです(注) 機器名 暗証番号等 ①テスト用端末認証装置 ・暗証番号は「testbojnet」です。 ②テスト用権限者カード ・テスト用権限者カードのIDは、テスト用権限者カードの発行済通知に記載されたID番号 の先頭の「A」を除いた3文字となります。 ・パスワードは「testbojnet」です。 (注)1.テスト用端末認証装置等のパスワードの変更および証明書の更新は絶対に実施しないでください。 2.通常業務で使用している端末認証装置及び権限者カードを誤って使用した場合にはエラーメッセージが表示されますが、

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特別な対応(日銀への連絡等)は不要です。エラーメッセージ画面を閉じ、テスト用端末認証装置に入れ替えたうえで接 続を行ってください。また、誤って使用した本番用の端末認証装置は、翌営業日以降もそのまま通常業務で使用できます。 3.テスト用端末認証装置の暗証番号またはテスト用権限者カードのパスワードを連続で複数回誤入力した場合には、これ らの番号等がロックされます。この場合は、速やかにテスト当日における日本銀行の照会先へ連絡してください。 なお、テスト当日におけるテストデータの入力及び送信については、全てテスト用権限者カードによってサインオンしたうえで実 施することとなりますので、オペレータ登録は行わないでください。 ―― 通常業務と同様、データの入力と送信を同一のテスト用権限者カードにより実行することはできません。入力時に使用した 同カードとは別のカードによりサインオンしたうえで「送信」または「画面検証」を行ってください。 (3) 入出力グループの設定内容(初期設定)について テストで使用する入出力グループは、テストにおいて提供するグループ番号「001」を使用してください(全てのテスト用権限者カ ードにおいて使用可能です。) グループ番号「001」では、テスト参加先において利用可能な業務に係る端末操作の入力を行うことができます。また、グループ番 号「001」を用いた端末操作により、テスト参加先において受信可能な全ての出力帳票を受信・閲覧することができます。 テストにおける入出力グループの設定は、以下のとおりとなります。 なお、通常業務において複数の入出力グループを設定し業務を遂行しており、今回のテストにおいても複数部署が参加する場合、 必要に応じて、入出力グループの設定変更を行うことが可能です(8:30~17:00 までの間)。入出力グループの設定変更を行う場合は、 日銀ネット利用細則(共通事務)第1編Ⅳ.7.をご参照ください(なお、オペレータ登録は行わないでください。)。 「権限者のグループ割当て」、「グループの登録・変更・抹消」、「端末認証装置のグループ割当て」はグループ番号「001」で は実施できないため、グループ番号「301」を用いてください。 RT2-1で設定した入出力グループは、RT2-2環境に引継がれます。また、RT3-1~3-3で設定した入出力グループ グループ番号 権限範囲 出力帳票 端末操作者 端末認証装置 指定中グループ 001 AAAA 設定なし 全てのテスト用送信権限者 設定なし ○ 301 03AA 設定なし 全てのテスト用送信権限者 設定なし

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は、RT3-2~3-4環境に引継がれます。 ―― RT3-1の入出力グループは初期設定の状態です(RT2-2の設定内容は引き継がれません。)。 (4) テスト当日に出力される帳票の取扱いについて テスト当日に出力される帳票については、通常業務のものと混同しないようにしてください。また、当日は、自行(庫・社)のテ スト内容以外の帳票が出力される場合があります。当該帳票は適宜破棄していただいて結構です。 (5) 日銀ネット端末の立下げ等 テスト終了後は、インターネット一時ファイルの削除(注)を実施したうえで、日銀ネット端末を立下げてください。 (注)インターネット一時ファイルの削除 テスト当日に立ち上げた全ての日銀ネット端末について、別添2「Internet Explorer のインターネット一時ファイルの削 除手順」をご参照のうえ、実施してください。 ―― 上記作業を失念した場合、翌営業日の端末接続時に「M246W1GE システムエラーが発生しました。」のエラーメッセー ジが出力され、日銀ネットが利用できなくなる場合があります。翌営業日にこのエラーメッセージが出力された場合には、 上記作業を実施したうえで、再度端末接続処理を行ってください。日本銀行への連絡は不要です。 Ⅱ.ファイルアップロード・ダウンロード機能  ファイルアップロード・ダウンロード機能を使用している利用先は、同機能を利用してRTに参加することが可能です。 Ⅲ.コンピュータ接続  コンピュータ接続を利用したRTへの参加有無、RT終了後の疎通確認の希望有無等は、2017年4月に実施のRT「参加申込」にて 確認させて頂きました(RT「参加申込」での確認および修正の受付は、2017年6月末をもって終了済みです)。

参照

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