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平成 30 年度行政評価施策評価票 政策分野 42. 財政基盤主管部局 課財務部 財政課 政策目標 5. 豊かで魅力ある地域づくり政策 10. 社会の変化に対応した行財政運営 目指す姿 施策 施策 1 施策 2 社会の変化に対応した財政運営と 適正な税収の確保により 将来にわたって持続可能で安定的な

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政策分野 42.財政基盤 主管部局・課 財務部・財政課 政策目標 5.豊かで魅力ある地域づくり 政策 10.社会の変化に対応した行財政運営 目指す姿   施策 施策番号・名称 施策の内容 施策1 健全な財政運営 税収の確保   前年度の最終評価等を踏まえた今年度の取組方針 平成 平成 平成 平成30303030年度行政評価年度行政評価年度行政評価年度行政評価    施策評価票施策評価票施策評価票施策評価票 社会の変化に対応した財政運営と、適正な税収の確保により、将来にわたって持続可能で安 定的な行財政基盤が構築されたまち  中期的な財政見通しに基づき、市債発行額の管理による実質公債費比 率の低減、財政調整基金の安定的な確保、総人件費等の義務的経費の 圧縮などをはじめとした行財政改革を継続し、健全で持続可能な財政基 盤を確立します。 施策2  税に関する意識の向上と情報の発信を行いながら、適正な課税・徴税を 行い、持続可能な行財政運営の基盤となる税収の確保を図ります。また、 税務申告等の手続の簡素化、民間サービスやインターネットを活用した納 税環境の整備・充実を進めます。 ■ ■ ■ ■中期財政見通しの策定及び公債費負担適正化計画の進行管理 毎年度中期財政見通しを策定し、歳入歳出にわたる財政規模を把握するとともに、今後必要となる公共施 設の整備等にかかる市債発行額のあり方を検討しながら、公債費負担適正化計画の進行管理を行い、実 質公債費比率の低減に向けた取組を継続し、財政の健全化を図っていく。 ■財政調整基金の確実な積立て 地方財政法に基づき、決算剰余金による計画的で着実な積立を継続することにより、標準財政規模の10 %を安定的に確保することを目標としながら、災害等の不測の事態に対応できる財政状況を確保するとと もに、年度間の財源調整としての機能を生かし、市民サービス確保の財源として活用を図っていく。 ■行財政改革の継続 「行政サービスの向上と財政基盤の強化に向けた取組」に基づき、各種改革に取り組む。 ■公共施設維持整備等基金の有効活用 これまで2年間の基金を活用してきた実績をもとに、緊急性・危険性・市民要望の観点から、建物系施設の 維持整備の財源として有効に活用を図る。また、現在策定中の公共施設等総合管理計画における施設保 全計画と連携できるよう調整を図りながら、各施設の予防保全等の財源として活用していく。 ■市税の課税については、電子申告システム(「eLTAX」(エルタックス))の整備と利用拡大及び課税手続 の効率化による納税義務者の利便性の向上や、番号制度に係る情報連携の適正な運用を進め、登記情 報等の課税資料の電子化を検討するなど、適切な課税と納税者の利便性向上の取組を継続し、持続可能 な行財政運営の基盤となる税収の確保に取り組んでいく。 ■市税徴収率の向上については、納税貯蓄組合の活動支援や口座振替加入促進を継続し、納税等相談 専門員の配置による納税困難者への助言・指導により、引き続き自主納付を推進するとともに、平成31年1 0月から運用開始する地方税共通納税システムの構築やコンビニエンスストア等の利用による納付促進を 行い、納付方法の拡充による納税者の利便性向上等へ取り組んでいく。 1 1 1 1    政策分野政策分野政策分野政策分野のののの進捗状況進捗状況進捗状況進捗状況   重要業績評価指標の推移と検証 指標名 単位 説明又は計算式 ① 実質公債費比率 % 年度 H29 H30 H31 H32 H33 H34 目標 4.7 4.7 実績 8.8 7.3 検証 市債残高の低減等の取組により、実質公債費比率も着実に低下している ② % ― 目標 実績 9.8 検証 大雪による除雪経費等に活用したため、目標を若干下回ったが、概ね達成できている ③ 市税徴収率 % 目標 97.2 97.2 97.2 97.2 97.2 97.2 実績 97.1 -検証 目標を概ね達成できている 2 2 2 2    施策施策施策施策ののの評価の評価評価評価 施策 1 健全な財政運営 実質公債費/(標準財政規模-基準財政需要額 算入元利償還金) 全国類似団体 平均値 全国類似団体平均値 全国類似団体平均値 全国類似団体平均値 財政調整金残高/標準財政規模 10%以上 10%以上 10%以上 10%以上 10%以上 10%以上 市税の実収入済額 ÷ 市税調定額 これまでの 取組状況 【1】中期財政見通し ・国の「中期財政計画」をベースとした「中期財政見通し」の作成・公表(平成15年度~) 【2】公債費負担適正化計画の進行管理(実質公債費比率・市債残高の低減) ・市債残高の低減を図るため、新規市債発行額を元金償還額以下に抑制(平成16年度~ ) ・公債費負担適正化計画を策定し、それに基づき実質公債費比率の低減化に向けた取組 (平成18年度~) ・減債基金の活用(平成26・27・29年度) 【3】行財政改革 ・「行政サービスの向上と財政基盤の強化に向けた取組」の策定及び推進(平成29年度~ ) 【4】総枠配分方式による予算編成 ・歳入に見合った歳出構造とするため、各部局のマネジメントを活かした総枠配分方式に よる予算編成の実施(平成17年度~) 【5】財政調整基金の適正な運用 ・決算剰余金の1/2の金額を基本とした財政調整基金への積立(平成22年度~) 【6】財務書類 ・総務省方式改定モデルによる財務書類4表の作成・公表(平成21年度~) ・統一的な基準による公会計の整備に向け、部局横断的な庁内推進体制の整備(平成26 年度~) ・統一的な基準による財務書類の作成・公表(平成29年度~)

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財政管理に要する経費(財政課) 財政調整基金積立金(財政課) 「統一的な基準による地方公会計制度」に基づく財務書類作成(財政課) 予算編成事務(財政課) 施策 2 税収の確保 課題認識と 今後の方針 ・改善点 【1】中期財政見通し ・本市を取り巻く社会経済情勢等は常に変化しており、その状況に応じた施策の実施やそ れに対応するための財政出動に備え、持続的で安定的な財政基盤を構築することが重要 である。 【2】公債費負担適正化計画の進行管理(実質公債費比率・市債残高の低減) ・財政健全化の基準である実質公債費比率は18%以下に改善された状況にはあるが、今 後については、全国類似団体の平均値を目指すものとする。 ・今後必要となる公共施設の整備等にかかる市債管理のあり方を検討しながら、公債費負 担適正化計画の進行管理を行い、実質公債費比率の低減に向けた取組を継続していく。 【3】行財政改革 ・持続可能で安定的な財政基盤を確立し、効果的・効率的な行財政運営を行うため、「行 政サービスの向上と財政基盤の強化に向けた取組」の着実な推進を図る必要がある。 【4】総枠配分方式による予算編成 ・総枠配分方式による予算編成において、各部局が、限られた財源の中で、事務事業のス クラップ&ビルドを含め創意工夫を活かした取組を毎年度継続的に行っていくことが重要 であり、各部局の一層のマネジメントが求められる。 【5】財政調整基金の適正な運用 ・地方財政法に基づき、決算剰余金による計画的で着実な積立を継続することにより、標 準財政規模の10%を安定的に確保することを目標としながら、災害等の不測の事態に対 応できる財政状況を確保するとともに、年度間の財源調整としての機能を生かし、市民サ ービス確保の財源として活用を図っていく。 【6】財務書類 ・平成29年度決算において、複式簿記の導入と固定資産台帳の整備を柱とした「統一的 な基準による地方公会計」に基づく財務書類を作成・公表するとともに、他自治体との比較 など財務状況の分析等に活用していく。 重点的に取り 組む事務事業 これまでの 取組状況 【1】公平・公正な課税事務  ・地方税法や市税条例等の規定に基づく資料の収集や調査等による適正な課税事務の 継続 【2】セキュリティー対策  ・マイナンバーの利用に係る「番号法」の規定に基づく取扱規程の整備や特定個人情報 保護のための環境整備の実施(平成28年度~) 【3】納税者の利便性の向上  ・電子申告システム(eLTAX)の継続的な整備の実施(平成21年度~) 【4】自主納付の促進  ・多重債務等により納税が困難な市民に対して、専門的な見地からの助言および指導を 行うため、「納税等相談専門員」の配置(平成24年度~) 【5】納付方法の拡充  ・コンビニエンスストアやゆうちょ銀行で市税(市県民税・固定資産税・軽自動車税・国民 健康保険税)の納付を開始(平成28年度~)  ・電子納税に対応するため、地方税共通納税システムの構築(平成30年度~) 【6】早期納付の勧奨  ・早期納税の推進を図るため、窓口相談、文書催告、電話催告等の実施 【7】適正な徴税の推進  ・累積滞納額の縮減のため、機能分担型徴収体制の構築と滞納整理の促進(平成21年 度~)  ・税外債権についても、市税徴収と併せて効率的な滞納整理の実施(平成25年度~) 市税課税事業(税務課) 納税環境整備事業(納税課) 3 3 3 3    関連関連関連関連するする政策分野するする政策分野政策分野と政策分野ととと事務事業事務事業事務事業事務事業 政策分野 事務事業名 担当部・課名 41-2 行政評価システムの推進 企画政策部 企画調整課 4 4 4 4    施策施策施策施策ののの最終評価の最終評価最終評価最終評価 課題認識と 今後の方針 ・改善点 【1】公平・公正な課税事務  ・地方税法等の規定に基づき、今後も継続して適正な課税事務を行うことにより、市の自 主財源の基幹となる市税の確保に努める。 【2】セキュリティー対策  ・個人情報保護の観点から、税情報・特定個人情報の取扱に一層の配慮をしていく。 【3】納税者の利便性の向上  ・事業者の税務手続において利便性の高い電子申告を推進し、その利用拡大を進め、 市税の課税事務の効率化を図るとともに、証明書交付の時間短縮など納税者のさらなる 利便性の向上のため、固定資産税課税台帳等の電子化について検討する。 【4】自主納付の促進  ・納税等相談専門員を活用した納税相談窓口の充実、口座振替の加入促進、納税貯蓄 組合等の活動を奨励するなど、納税者の自主納付促進及び利便性向上に継続して取り組 む。 【5】納付方法の拡充  ・コンビニエンスストアやゆうちょ銀行での納付方法については、納税者の利便性の向上 が図られている一方で、まだ十分に認識されていない部分もあるため、納税者にわかりや すい周知を引き続き行っていく。  ・新たな納付方法として、eLTAXを利用して行う電子納税が、平成31年10月より開始され るため、円滑な運用に向け、地方税共通納税システムの構築に取り組んでいく。 【6】早期納付の勧奨  ・納め忘れ等に対する、きめ細やかな初期納付勧奨を継続して取り組み、新規滞納者の 発生の抑制と現年度未納額の縮減を図っていく。 【7】適正な徴税の推進  ・市税徴収の制度や手続きについて、市民の理解を得るとともに、効率的・効果的な徴収 事務を推進し、徴収率の向上に努めていく。 重点的に取り 組む事務事業 【健全な財政運営】 ■持続可能で安定的な財政基盤の確立と健全な財政運営に向けて、「中期財政見通し」に基づく総枠配分方 式の予算編成や、適正な市債管理に基づく実質公債費比率の低減に向けた継続的な取組、「行政サービス の向上と財政基盤の強化に向けた取組」、「統一的な基準による地方公会計」に基づく財務書類の公表を行っ ていく。 ■常に変化し続ける社会経済情勢等に応じた施策の実施や、それに対応するための財政出動に備えるため 、財政調整基金については、標準財政規模の10%以上を安定的に確保することを目標としながら、災害等の 不測の事態に対応できる財源を確保するとともに、年度間の財源調整としての機能を生かし市民サービス確 保の財源としていく。 【税収の確保】 ■税収の確保に向けて地方税法等の規定に基づき、今後も適正な課税事務を行うことにより、市の自主財源 であり基幹収入である市税の確保に努めていく。特に、納税者の利便性向上のため、事業者の電子申告の利 用拡大、市税申告等の簡素化・効率化を図るとともに、固定資産課税台帳等の電子化について検討を進める 。 ■市税徴収率の向上に向けて、納税貯蓄組合を通した啓発活動の支援や納付書送付時の口座振替加入促 進を継続し、納税等相談専門員による納税者の家計改善や債務整理等への助言・指導、コンビニエンススト アやゆうちょ銀行利用による納付方法の拡大などの取組を継続していく。また、新たな納付方法については、 平成31年10月より開始される地方税共通納税システム等の電子納税を推進し、納税者の利便性の向上に努 めていく。

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5 5 5 5    事務事業一覧事務事業一覧事務事業一覧事務事業一覧 事業概要 施策№ 1 施策名 健全な財政運営 № 継 続 / 新 規 事務事業名 (担当部・課名) 法 定 / 自 主 これまでの取組状況 (主な取組内容と成果) 1 継 財政管理に要す る経費 (財務部・財政 課) 自 主  行財政再建プログラムに よる改革の成果を活かし、 収支均衡のとれた財政運営 や公債費の適正化等、財政 の健全化を推進し、堅固な 財政基盤を確立する。  また、引き続き行財政改革 「行政サービスの向上と財 政基盤の強化に向けた取組 」を推進する。 【1】経過等 ○「中期財政見通し」の作成・公表 ○歳入に見合った歳出構造とするため、各部局の マネジメントを活かした総枠配分方式による予算編 成の実施 ○市債残高の低減を図るため、新規市債発行額を 元金償還額以下に抑制 ○公債費負担適正化計画を策定し、それに基づき 実質公債費比率の低減化に向けた取組 ○「行政サービスの向上と財政基盤の強化に向け た取組」の策定 2 継 続 財政調整基金積 立金 (財務部・財政 課) 自 主  地方財政法第7条の「決算 剰余金の1/2を下らない金 額は、積立又は償還期限を 繰り上げて行う地方債の償 還財源に充てなければなら ない」との規定を踏まえ、基 金への積立などの決算剰余 金の処分を行う。 【1】経過等 ○決算剰余金の1/2の金額を基本として、財政調 整基金への積立を行い、標準財政規模の10%の 額を目標として取り組んできた。  平成26年度から平成28年度決算においては、標 準財政規模の10%を確保したところである。 ○当初予算の財源補てんや豪雪による追加補正 予算、さらには、東日本大震災及び原発事故への 対応などのために、その財源として活用してきた経 過にある。 3 継 続 「統一的な基準 による地方公会 計制度」に基づ く財務書類作成 (財務部・財政 課) 自 主  国からの要請による複式 簿記の導入と固定資産台帳 の整備を柱とした「統一的な 基準による地方公会計」の 整備を図る。 【1】経過等 ○本市においては、平成20年度決算分より、総務 省方式改定モデルによる財務書類4表の作成・公 表を行ってきた。 ○国から複式簿記の導入と固定資産台帳の整備 を柱とした「統一的な基準による地方公会計」の整 備についての要請を受け、市としても庁内推進体 制を整備し、平成28年度決算における財務書類を 作成し公表した。 4 継 予算編成事務 (財務部・財政 課) 自 主  持続可能で安定的な市民 サービスを提供できる財政 基盤を確立するため、毎年 度作成・公表している中期 財政見通しを踏まえ、見込 まれる歳入に見合った歳出 構造を堅持することを基本と した総枠配分方式による予 算編成事務を継続する。 【1】経過等 ○「中期財政見通し」の作成・公表 ○歳入に見合った歳出構造とするため、各部局の マネジメントを活かした総枠配分方式による予算編 成の実施 ○インセンティブ制度の内容を見直し、歳入確保策 や歳出削減策に加え、各部局の決算剰余金を反 映させる方式へ制度を拡充 事業費 1,208 所要一般財源 1,208 事業費 1,208 所要一般財源 1,205 概算人件費 32,866 事業費 333 所要一般財源 0 事業費 600,333 所要一般財源 600,000 概算人件費 188 事業費 0 所要一般財源 0 事業費 0 所要一般財源 0 概算人件費 12,611 事業費 0 所要一般財源 0 事業費 0 所要一般財源 0 概算人件費 33,777 取組の検証 (課題認識/今後の方針・改善点) 事業費 所要一般財源 人件費 金額 (千円) 【1】中期財政見通し これまで、次年度以降3年間の、市税をはじめとする歳入及び投資的 経費等の歳出を推計し、中期財政見通しを作成してたきたところであ り、今後も財政運営のベースとして、取組を継続する。 【2】実質公債費比率及び市債残高の低減 公債費負担適正化計画を策定し、実質公債費比率の低減に取り組ん できた結果、平成22年度決算において基準値である18%を下回る状 況まで改善されてきたところである。  将来にわたり、健全で持続可能な財政運営を構築するため、今後に おいても、今後必要となる公共施設の整備等にかかる市債発行額の あり方を検討しながら、実質公債費比率の低減に意を用いた財政運営 を継続する。 【3】行財政改革 効果的・効率的な行財政運営を行うために、「行政サービスの向上と 財政基盤の強化に向けた取組」の着実な推進を図る。 H30当初 予算額 H31事業費 見込 【1】財政調整基金の適正な運用 地方財政法に基づき、決算剰余金による計画的で着実な積立を継続 することにより、標準財政規模の10%を安定的に確保することを目標と しながら、災害等の不測の事態に対応できる財政状況を確保するとと ともに、年度間の財源調整としての機能を生かし、市民サービス確保 の財源として活用を図っていく。 H30当初 予算額 H31事業費 見込 【1】財務書類の作成 国の要請に基づき、財務会計システムの改修、土地・建物を含めた固 定資産台帳の整備、また、具体的な仕分け等の作業などを進め、平成 28年度決算における財務諸表を作成したところである。 今後、平成29年度決算において財務書類を作成・公表するとともに、 他自治体との比較など財務状況の分析等に活用していく。 H30当初 予算額 H31事業費 見込 【1】総枠配分方式による予算編成 予算編成にあたっては「財源には限りがある」との認識を全庁的に共 有するための努力を継続するとともに、市民の理解を得るため説明責 任を果たしていくことが必要である こうした中、中期財政見通しをベースとした一般財源総額を算出し、各 部局に配分する「枠配分方式による予算編成」を継続することで、各部 局における各事務事業の優先順位付けとスクラップアンドビルドなど、 マネジメント力の強化を促し、歳入に見合った歳出構造の構築を図る。 H30当初 予算額 H31事業費 見込

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事業概要 № 継 続 / 新 規 事務事業名 (担当部・課名) 法 定 / 自 主 これまでの取組状況 (主な取組内容と成果) 施策№ 2 施策名 税収の確保 1 継 市税課税事務 (財務部・税務 課) 法 定  地方税法並びに市税条例 の規定に基づき、市の財源 の基幹となる市税(市民税・ 固定資産税・軽自動車税・ 市たばこ税・入湯税)の課税 事務を適正に行う。 【1】公平・公正な課税事務  地方税法や市税条例等の規定に基づく資料の収 集や調査等による適正な課税事務の実施に努め てきた。 【2】セキュリティ対策  マイナンバーの利用に係る「番号法」の規定に基 づく取扱規程の整備や特定個人情報保護のため の環境整備を推進してきた。 【3】納税者の利便性の向上  平成21年度から電子申告システム(以下「eLTAX」 (エルタックス)という。)を順次整備するとともに、平 成28年度から個人市民税、固定資産税及び軽自 動車税の納付場所をコンビニエンスストアや東北 六県のゆうちょ銀行に拡充して、市民(納税者)の 利便性向上を図ってきた。 2 継 固定資産評価審 査委員会事務 (財務部・税務 課) 法 定  地方税法等の規定に基づ き、固定資産課税台帳に登 録された価格に関する不服 を審査決定するための機関 として設置する。 【1】経過 ○平成21年度 審査申出 家屋1件         事務局員研修実施  ○平成22年度 審査委員5名の選任        視察研修実施 ○平成24年度 審査申出 土地2件 家屋2件          事務局員研修実施 ○平成25年度 審査委員5名の選任        視察研修実施 ○平成27年度 事務局員研修実施 ○平成28年度 審査委員5名の選任        事務局員研修実施 ○平成29年度 視察研修実施 ○平成30年度 事務局員研修実施 3 継 続 課税事務電子化 推進事業 (財務部・税務 課)  市税(市民税・固定資産税 )の課税事務において、電子 申告の利用拡大を推進する など、ICTを活用し、市民の 利便性の向上と課税事務の 効率化を図る。 【1】経過 ○平成21年度 個人住民税の公的年金からの特 別徴収開始   ※住民税(市民税・県民税) ○平成22年度 所得税確定申告書データの国税連 携の導入   ※すべての自治体がeLTAXを利用 ○平成25年度 法人市民税及び固定資産税(償却 資産)の電子申告の導入  ○平成26年度 番号制度に係る電算システム改修 の実施 ○平成27年度 番号制度に係る電算システム改修 の実施、住民基本台帳ネットワークシステム機器設 置 ○平成28年度 番号制度運用開始 ○平成29年度 マイナンバー情報連携本格運用開 始、国税への申告書等のデータ引継ぎ開始 取組の検証 (課題認識/今後の方針・改善点) 事業費 所要一般財源 人件費 金額 (千円) 事業費 37,619 所要一般財源 23,145 事業費 89,437 所要一般財源 74,963 概算人件費 366,236 事業費 95 所要一般財源 95 事業費 95 所要一般財源 95 概算人件費 121 事業費 21,158 所要一般財源 21,158 事業費 22,658 所要一般財源 22,658 概算人件費 3,753 【1】課題認識  適正な課税事務を維持しながら、事務の効率化を推進するとともに、 個人情報保護にも一層配慮していく必要がある。市民からは、市税の 申告や台帳閲覧等の事務手続について、さらなる利便性向上を求めら れている。 【2】今後の方針・改善点  地方税法等の規定に基づき、今後も継続して適正な課税事務を行う ことにより、市の歳入の基幹である市税の確保に努める。  また、eLTAXの利用者拡大を図り、課税システムのより効率的な運用 を推進するとともに、各種手続きの迅速化による市民の利便性のさら なる向上を図るため、課税資料の電子化を検討していく。 H30当初 予算額 H31事業費 見込 【1】課題認識  法令により設置が義務化されており、審査申出に備えた研修会等の 実施など、審査や運営に係る知見の習得が必要となる。  また、申出の審査では、書面審理の他に口頭審理や現地調査を伴う こともあり、審理に時間を要し、不服申出件数が多い場合は、審理から 審査決定するまでの期間が長期化することがある。 【2】今後の方針・改善点  法定委員会であることから、その設置する趣旨を踏まえた適切な運 営に努めるため、委員、事務局職員研修を継続して実施する。 また、審査申出に迅速に対処するため、委員5名体制を維持する。 H30当初 予算額 H31事業費 見込 【1】課題認識  eLTAXやマイナンバーの情報連携の運用により、事業者や他市町村 、国税庁等の各関係機関との課税資料の電子的送信が進んでおり、 それに対応した事務フローの見直しや事務運用の変更が必要となって いる。  また、電子化された課税資料を活用することで、事務の迅速化と課税 の適正化に資することから、積極的な活用に取り組んでいく必要があ る。 【2】今後の方針・改善点  市税の課税事務において、電子申告による税務手続の簡略化や時 間の短縮を進めることで、市民の利便性の向上と効率的な事務運営を 目指す。  また、課税事務の電子化を一層推進するため、登記情報等や固定資 産税課税台帳等の課税資料の電子化について、関係機関とのデータ 連携や情報共有のあり方についての検討を行う。 H30当初 予算額 H31事業費 見込

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事業概要 № 継 続 / 新 規 事務事業名 (担当部・課名) 法 定 / 自 主 これまでの取組状況 (主な取組内容と成果) 4 継 納税環境整備事 業(自主納付促 進事業) (財務部・納税課 ) 自 主  自主納付に向けた納税相 談窓口の整備・拡充を図る とともに、納税者に対して口 座振替や納税貯蓄組合へ の加入推進を図ることで納 期内納付の促進及び納税 者の利便性向上に取り組 む。 【1】経過等 ○平成24年より、多重債務等で納税が困難な市民 の相談窓口として「納税等相談専門員(弁護士・司 法書士)」を配置し、専門的な見地から助言および 指導を実施した。 ○平成25年度に、強固な収納基盤を確立するた め、『納税貯蓄組合会員加入促進』と『口座振替新 規加入促進』のキャンペーンを実施した。 ○平成27年度には、家計にかかわる幅広い分野の 相談に対応するため、「納税等相談専門員」にファ イナンシャルプランナーを追加配置した。 ○平成29年度から、増加傾向にある家計改善相談 に対応するため、ファイナンシャルプランナーによる 相談窓口を、予約制から週1回の実施へ変更した。 ○貯金箱展や租税教室等を実施している納税貯蓄 組合(連合会)を支援し、納貯だよりや、市ホーム ページにおける広報活動により、税に関する意識 啓発に努めた。 5 継 納税環境整備事 業(納付方法拡 充事業) (財務部・納税課 ) 自 主  市税(市県民税・固定資産 税・軽自動車税・国民健康 保険税)を全国の主要なコン ビニエンスストアや東北六県 のゆうちょ銀行で納付できる 環境の維持に努める。また、 民間サービス等を活用した 新たな納付方法について検 討する。 【1】経過等 ○平成26年度は、コンビニエンスストアやゆうちょ 銀行での市税納付を可能とするための規則改正や 納付書の検討などを実施した。 ○平成27年度は、収納代行業者の選定や電算シ ステム改修などの準備を実施した。 ○平成28年度は、新納付書によりコンビニエンスス トアやゆうちょ銀行での納付取り扱いを開始した。 ○平成30年度は、eLTAXを利用して電子申告した 事業所を対象とする電子納税(法人市民税、市県 民税(特別徴収))に対応するため、システム改修を 行う。 6 継 続 納税環境整備事 業(早期納付勧 奨事業) (財務部・納税課 ) 自 主  現年度の市税未納者に対 して、早期の納付勧奨をす ることにより、納め忘れから の未納者の増加を抑えると ともに、現年度課税分の未 納額の縮減を図る。 【1】早期納付の勧奨 ○徴税吏員による窓口相談の実施、文書催告、電 話催告の実施、納税推進員による納税推進及び収 納等により、毎年度目標の徴収率を達成している。 7 継 続 徴収事務(徴収 率向上対策) (財務部・納税課 ) 自 主  公平・公正の観点から、地 方税法、市税条例等の関係 法令を遵守し、市民の理解 と協力のもと、適正な徴税を 推進する。 【1】適正な徴税の推進 ○平成21年度より、滞納整理の推進のため、機能 分担型徴収体制を構築し、滞納整理を迅速化した 。 ○滞納整理の戦略を明確化し、職場マネジメントの 強化や職員研修を充実させ、徴収技術の向上に努 めた。 ○平成25年度より、税外債権についても、市税徴 収と併せて効率的な滞納整理を実施した。 取組の検証 (課題認識/今後の方針・改善点) 事業費 所要一般財源 人件費 金額 (千円) 事業費 14,789 所要一般財源 0 事業費 14,789 所要一般財源 0 概算人件費 50,441 事業費 8,397 所要一般財源 0 事業費 8,397 所要一般財源 0 概算人件費 6,981 事業費 18,892 所要一般財源 0 事業費 18,892 所要一般財源 0 概算人件費 24,663 事業費 10,614 所要一般財源 0 事業費 10,614 所要一般財源 0 概算人件費 98,310 【1】課題認識   多重債務等により納税が困難な相談者に対しては、納税等相談専門 員を活用したきめ細かな対応により、適切な助言を行っていく必要があ る。  納税意識の向上を図るために、納税貯蓄組合連合会における子供 達を対象にした税の啓発活動を継続していく必要がある。 【2】今後の方針・改善点   納税等相談専門員を活用した納税相談窓口の充実、口座振替の加 入促進、納税貯蓄組合等の活動を奨励するなど、納税者の自主納付 促進及び利便性向上に継続して取り組む。 H30当初 予算額 H31事業費 見込 【1】課題認識  コンビニエンスストアでの納付方法については、身近な場所で、時間 に制約されず、容易に納付できることから、納税者の利便性向上が図 られている。  バーコード印字の新たな納付書については、廃棄や誤納付など、ま だ納税者に十分認識されていない面もあり、さらなる周知が必要であ る。 【2】今後の方針・改善点  コンビニエンスストアやゆうちょ銀行での納付方法について、納税者 にわかりやすい周知を引き続き行っていく。  新たな納付方法として、eLTAXを利用して行う電子納税が、平成31年 10月より開始されるため、円滑な運用に向け、地方税共通納税システ ムの構築に取り組んでいく。 H30当初 予算額 H31事業費 見込 【1】課題認識   現年度の市税未納者に対して、早期の納付勧奨をすることにより、納 め忘れからの未納者の増加を抑えるとともに、現年度課税分の未納額 の縮減を図る必要がある。 【2】今後の方針・改善点 納め忘れ等に対する、きめ細やかな初期納付勧奨等を行う。これによ り、新規滞納者の発生の抑制と現年度未納額の縮減が図られることか ら、今後も継続して取り組んでいく。 H30当初 予算額 H31事業費 見込 【1】課題認識   持続可能で強固な財政基盤の確立のため、高い目標徴収率の維持 と滞納額の縮減に取り組む必要がある。  徴収率向上を目指して、納期内納付の推進と新規未納案件の早期 解決を図るため、計画的な進行管理の徹底、他自治体先進事例等の 調査・研究、税務関係各課や関係機関との連携に努め、効率的・効果 的な徴収事務を推進する必要がある。  また、税外債権についても、債権主管課と連携し市税徴収と併せて 効率的な滞納処分が求められている。 【2】今後の方針・改善点  徴収率向上に向けての市民理解を得るため、市税徴収の制度や手 続きに関する広報を推進する。  今後も自主財源の基幹となる市税を確保するため、きめ細やかな相 談体制を図るとともに、法に基づく適正な滞納整理により、徴税の推進 に努める。  H30当初 予算額 H31事業費 見込

参照

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