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令和元年度決算に基づく 千葉市健全化判断比率等審査意見書 千葉市監査委員

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(1)

令和元年度決算に基づく

千葉市健全化判断比率等審査意見書

(2)
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2 監 査 報 告 第 5 号

令和2年8月20日

千葉市長 熊 谷 俊 人 様

千葉市監査委員 大 木 正 人

同 宮 原 清 貴

同 伊 藤 康 平

同 向 後 保 雄

令和元年度決算に基づく千葉市健全化判断比率等の審査意見について

地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項

の規定により審査に付された令和元年度決算に基づく千葉市健全化判断比率及

び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類を審査したの

で、次のとおり意見を提出します。

(4)
(5)

目 次

令和元年度決算に基づく千葉市健全化判断比率等審査意見

第1 審査の対象 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

第2 審査の期間 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

第3 審査の着眼点 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

第4 審査の主な実施内容 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

第5 審査の日程 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

第6 審査の結果 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2

【総括】

1 健全化判断比率 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4

2 資金不足比率 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5

3 まとめ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6

【比率別状況】

1 健全化判断比率の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8

(1)実質赤字比率 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8

(2)連結実質赤字比率 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10

(3)実質公債費比率 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12

(4)将来負担比率 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14

2 資金不足比率の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16

(1)資金不足比率 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16

(6)

表記に関する注意事項

1 実質公債費比率(単年度)は、算定の基礎となる事項を記載した書類では小数点

以下第5位まで表示されるが、小数点以下第3位を四捨五入して表示した。

2 文中の金額は、原則として万円単位で表示し、単位未満を切り捨てた。

(7)

- 1 -

令和元年度決算に基づく千葉市健全化判断比率等審査意見

第1 審査の対象

1 令和元年度決算に基づく健全化判断比率

(1)実質赤字比率

(2)連結実質赤字比率

(3)実質公債費比率

(4)将来負担比率

2 令和元年度決算に基づく資金不足比率

3 上記各比率の算定の基礎となる事項を記載した書類

第2 審査の期間

令和2年7月6日から同年8月7日まで

第3 審査の着眼点

国が作成した最新の「地方公共団体財政健全化法における健全化判断比率及び資金不

足比率に関するチェックポイント」を参考とした。

第4 審査の主な実施内容

審査は、千葉市監査基準に基づき実施し、審査の方法については、審査に付された算

定書類について、算定根拠資料との照合を行うほか、関係職員からの説明を聴取するな

どの方法により実施した。

第5 審査の日程

日付 内 容 令和2年7月15日 概況説明の聴取 令和2年度第5回監査委員会議 令和2年8月 7日 復命 令和2年度第6回監査委員会議

(8)

- 2 -

第6 審査の結果

令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率並びにそれらの算定の基礎

となる事項を記載した書類は、法令に適合し、かつ正確であると認められた。

令和元年度決算に基づく健全化判断比率

(単位:%)

実質赤字比率

連結実質赤字比率

実質公債費比率

将来負担比率

12.9

138.3

令和元年度決算に基づく資金不足比率

(単位:%)

病 院 事 業 下水道事業 水 道 事 業 農業集落排水事業 地方卸売市場事業 動物公園事業

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- 3 -

【参考】

健全化判断比率等の算定対象となる会計

一 般 会 計 等 ( 8 会 計 ) 一 般 会 計 実 質 赤 字 比 率 連 結 実 質 赤 字 比 率 実 質 公 債 費 比 率 将 来 負 担 比 率 一般会計等に属する特別会計 (7会計) 母子父子寡婦福祉資金貸付事業 霊 園 事 業 都 市 計 画 土 地 区 画 整 理 事 業 市 街 地 再 開 発 事 業 公 共 用 地 取 得 事 業 学 校 給 食 事 業 公 債 管 理 公 営 事 業 会 計 ( 会 計 ) 一般会計等以外の特別会計の うち公営企業に係る特別会計 以外の特別会計(4会計) 国 民 健 康 保 険 事 業 介 護 保 険 事 業 後 期 高 齢 者 医 療 事 業 競 輪 事 業 公営企業会計 (6会計) 法 適 用 企 業 (3会計) 病 院 事 業 ※ 資 金 不 足 比 率 下 水 道 事 業 水 道 事 業 法非適用企業 (3会計) 農 業 集 落 排 水 事 業 地 方 卸 売 市 場 事 業 動 物 公 園 事 業 一部事務組合(千葉県市町村総合事務組合) 広 域 連 合(千葉県後期高齢者医療広域連合) 外 郭 団 体(都市整備公社) ※ 資金不足比率は、公営企業会計ごとに算定される。 10

(10)

- 4 -

【総括】

1 健全化判断比率

令和元年度決算に基づく健全化判断比率は、表1のとおりである。

表1 令和元年度決算に基づく健全化判断比率

(単位:%、ポイント) 区 分 令和元年度 平成30年度 前年度増減 早期健全化基準 財政再生基準 実 質 赤 字 比 率 - - - 11.25 20.00 連結実質赤字比率 - - - 16.25 30.00 実 質 公 債 費 比 率 12.9 (12.58) 13.8 (12.44) △0.9 (0.14) 25.0 35.0 将 来 負 担 比 率 138.3 145.5 △ 7.2 400.0 (注)1 実質公債費比率の( )内の数値は、単年度の数値である。 2 詳細については、p.8~15 を参照。

実質赤字比率は、前年度と同様に一般会計等における実質収支が黒字となったため、当該比率は

発生しない。

連結実質赤字比率は、前年度と同様に全会計における連結実質収支が黒字となったため、当該比

率は発生しない。

実質公債費比率は 12.9%で、前年度と比較すると 0.9 ポイントの改善である。

なお、単年度の比率は 12.58%で、前年度と比較すると 0.14 ポイントの悪化である。主な理由

は、準元利償還金が増加したことによるものである。

将来負担比率は 138.3%で、前年度と比較すると 7.2 ポイントの改善である。主な理由は、地方

債の現在高及び企業債の償還に係る公営企業会計繰出見込額が減少したことによるものである。

いずれの比率においても早期健全化基準を下回る結果となっている。

なお、実質公債費比率及び将来負担比率の推移は、図1のとおりである。

図1 実質公債費比率及び将来負担比率の推移

18.0 17.3 15.8 13.8 12.9 208.7 186.2 159.4 145.5 138.3 120 140 160 180 200 220 240 10 12 14 16 18 20 平成27年度 28年度 29年度 30年度 令和元年度 将 来 負 担 比 率 ( % ) 実 質 公 債 費 比 率 ( % ) 実質公債費比率 将来負担比率

(11)

- 5 -

2 資金不足比率

令和元年度決算に基づく各公営企業会計における資金不足比率は、表2のとおりである。

表2 令和元年度決算に基づく各公営企業会計における資金不足比率

(単位:%、ポイント) 区 分 令和元年度 平成30年度 前年度増減 経営健全化基準 病 院 事 業 - - - 下 水 道 事 業 - -

水 道 事 業 - -

20.0 農業集落排水事業 - -

地方卸売市場事業 - -

動 物 公 園 事 業 - -

(注)詳細については、p.16、17 を参照。

各公営企業会計における資金不足比率は、前年度と同様に資金の不足額がないため、当該比率は

発生しない。

用語説明 早期健全化基準 自主的かつ計画的に財政の健全化を図るべき基準であり、比率のいずれかが基準以上である場合には、財政健 全化計画を定めることとなる。 財政再生基準 国等の関与により計画的に財政の再生を図るべき基準であり、将来負担比率を除く比率のいずれかが基準以上 である場合には、財政再生計画を定めることとなる。 経営健全化基準 自主的かつ計画的に経営の健全化を図るべき基準であり、比率が基準以上である場合には、経営健全化計画を 定めることとなる。

(12)

- 6 -

3 まとめ

(1)健全化判断比率

ア 比率の状況

実質赤字比率は、一般会計等における実質収支が黒字となったため、当該比率は発生しない。

連結実質赤字比率は、全会計における連結実質収支が黒字となったため、当該比率は発生し

ない。

また、実質公債費比率は 12.9%で、前年度と比較して 0.9 ポイントの改善、将来負担比率は

138.3%で、前年度と比較して 7.2 ポイントの改善であり、いずれの比率においても早期健全

化基準を下回る結果となっている。

イ 意見

実質公債費比率及び将来負担比率については、いずれも、

「第3期財政健全化プラン(平成

30年度~令和3年度)

」における令和元年度の見込みを下回っており、今後も建設事業債等

残高の適正規模を維持するとともに、基金からの借入残高の削減を着実に行われたい。

(2)資金不足比率

ア 比率の状況

資金不足比率は、いずれの公営企業会計においても資金の不足額がないため、当該比率は発

生しない。

イ 意見

病院事業、下水道事業及び水道事業の法適用企業においては、今後も施設等の整備・更新な

どに多額の資金需要が見込まれることから、財源の確保に留意しつつ、経営基盤の強化に一層

努められたい。

表3 法適用企業における資金剰余額の推移

(単位:千円) 区 分 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 令和元年度 病 院 事 業 1,146,384 △23,060 △142,569 849,372 1,563,479 下 水 道 事 業 1,766,058 2,209,284 2,963,441 2,317,554 1,797,378 水 道 事 業 146,814 92,568 103,338 127,190 137,899 (注)1 資金剰余額とは、資金不足額の正負の符号を逆にしたものである。 2 資金不足額の算定式は、p.16 の2(1)アを参照。

(3)むすび

以上のように、実質公債費比率や将来負担比率は着実な改善が見られ、資金不足比率も発生し

ていない。

しかしながら、今後、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、市税が減収となるなど、本市財

政に与える大きな影響により、健全化判断比率等の各種財政指標の悪化が懸念される。

今後とも財政健全化プランに基づき、財政の健全化に積極的に取り組むとともに、災害や今般

の新型コロナウイルス禍のような社会経済情勢の急激な変動に対応できるよう、平時から財政調

整基金の確保に努めることはもとより、対策に当たっては国費などの財源を有効に活用し歳入確

保に万全を期すことで、将来を見据えた安定的な財政運営を進められることを要望する。

(13)
(14)

- 8 -

【比率別状況】

1 健全化判断比率の状況

健全化判断比率の状況は、次のとおりである。

(1)実質赤字比率

実質赤字比率は、一般会計等を対象とした実質赤字額が、標準財政規模に占める割合を表す指

標であり、一般会計等の実質赤字額がマイナスとなる場合は、当該比率は発生しない。

ア 実質赤字比率の算定

実質赤字比率の算定式は、次のとおりで、一般会計等における実質収支が黒字となり、実質

赤字額がマイナスとなったことから、実質赤字比率は発生しない。

実質赤字比率 [ - ] = 一般会計等の実質赤字額[△5,838,876千円] 標 準 財 政 規 模[247,106,654千円]

イ 実質赤字比率の前年度比較

実質赤字比率は、表4のとおり前年度と同様に発生しない。

表4 実質赤字比率の前年度比較

(単位:%、ポイント) 区 分 令和元年度 平成30年度 前年度増減 実 質 赤 字 比 率 - - -

ウ 実質赤字比率の算定内訳

一般会計等の実質赤字額は、表5のとおりである。

表5 一般会計等の実質赤字額

(単位:千円) 区 分 歳入総額 a 歳出総額 b 形式収支額 c=a-b 翌年度に繰り 越すべき財源 d 令和元年度 実質収支額 e=c-d 平成30年度 実質収支額 f 増 減 額 e-f 一 般 会 計 458,042,935 451,046,770 6,996,165 1,157,289 5,838,876 2,445,428 3,393,448 母子父子寡婦福祉資金貸付事業 383,390 238,405 144,985 144,985 0 0 0 霊 園 事 業 810,438 810,438 0 0 0 0 0 都市計画土地区画整理事業 635,189 582,700 52,489 52,489 0 0 0 市 街 地 再 開 発 事 業 1,539,671 1,539,671 0 0 0 0 0 公 共 用 地 取 得 事 業 2,264,978 2,263,178 1,800 1,800 0 0 0 学 校 給 食 事 業 7,941,876 7,941,876 0 0 0 0 0 公 債 管 理 164,486,894 164,486,894 0 0 0 0 0 合 計 636,105,371 628,909,932 7,195,439 1,356,563 5,838,876 2,445,428 3,393,448 実 質 赤 字 額 △5,838,876 △2,445,428 △3,393,448

(15)

- 9 -

一般会計等の実質赤字額は、歳入総額から歳出総額を差し引いた形式収支額から、翌年度に

繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額が 58 億 3,887 万円となったことから、△58 億 3,887

万円である。

実質赤字額を前年度と比較すると 33 億 9,344 万円減少しているが、これは一般会計の実質

収支額が増加したことによるものである。

標準財政規模は、表6のとおりである。

表6 標準財政規模

(単位:千円) 区 分 令和元年度 平成30年度 増 減 額 標 準 税 収 入 額 等 216,800,914 214,761,808 2,039,106 普 通 交 付 税 交 付 額 12,590,883 11,858,740 732,143 臨時財政対策債発行可能額 17,714,857 21,368,651 △3,653,794 標 準 財 政 規 模 247,106,654 247,989,199 △882,545

標準財政規模は、普通交付税の算定における標準税収入額等、普通交付税交付額及び臨時財

政対策債発行可能額を合算したもので、2,471 億 665 万円である。

標準財政規模を前年度と比較すると 8 億 8,254 万円減少しているが、これは主に臨時財政対

策債発行可能額が減少したことによるものである。

用語説明 標準財政規模 地方公共団体における一般財源の標準的な規模を示すものであり、普通交付税の算定における標準税収入額等 (市税、地方譲与税など)、普通交付税交付額及び臨時財政対策債発行可能額を合算したもの。 臨時財政対策債発行可能額 地方一般財源の不足に対処するため、投資的経費以外の経費にも充てられる地方財政法第5条の特例として発 行される地方債の発行可能額。

(16)

- 10 -

(2)連結実質赤字比率

連結実質赤字比率は、全18会計を対象とした連結実質赤字額が、標準財政規模に占める割合

を表す指標であり、連結実質赤字額がマイナスとなる場合は、当該比率は発生しない。

ア 連結実質赤字比率の算定

連結実質赤字比率の算定式は、次のとおりで、全会計における連結実質収支が黒字となり、

連結実質赤字額がマイナスとなったことから、連結実質赤字比率は発生しない。

連結実質赤字比率 [ - ] = 連 結 実 質 赤 字 額[△11,073,742千円] 標 準 財 政 規 模[247,106,654千円]

イ 連結実質赤字比率の前年度比較

連結実質赤字比率は、表7のとおり前年度と同様に発生しない。

表7 連結実質赤字比率の前年度比較

(単位:%、ポイント) 区 分 令和元年度 平成30年度 前年度増減 連結実質赤字比率 - - -

(17)

- 11 -

ウ 連結実質赤字比率の算定内訳

連結実質赤字額は、表8のとおりである。

表8 連結実質赤字額

(単位:千円) 区 分 実質収支額又は資金剰余額 増 減 額 令和元年度 平成30年度 一 般 会 計 等(8会計)a 5,838,876 2,445,428 3,393,448 一般会計等以外の特別会計 の う ち 公 営 企 業 に 係 る 特 別 会 計 以 外 の 特 別 会 計 (4会計) b 国 民 健 康 保 険 事 業 756,826 628,014 128,812 介 護 保 険 事 業 830,523 440,244 390,279 後 期 高 齢 者 医 療 事 業 23,501 31,874 △8,373 競 輪 事 業 125,260 937,528 △812,268 小 計 1,736,110 2,037,660 △301,550 公営企業会計 (6会計) c 法 適 用 企 業 (3会計) 病 院 事 業 1,563,479 849,372 714,107 下 水 道 事 業 1,797,378 2,317,554 △520,176 水 道 事 業 137,899 127,190 10,709 法 非 適 用 企 業 (3会計) 農 業 集 落 排 水 事 業 0 0 0 地 方 卸 売 市 場 事 業 0 0 0 動 物 公 園 事 業 0 0 0 小 計 3,498,756 3,294,116 204,640 合 計 a+b+c 11,073,742 7,777,204 3,296,538 連 結 実 質 赤 字 額 △ 11,073,742 △ 7,777,204 △3,296,538 (注)公営企業会計(6会計)については、資金剰余額を記載している。

連結実質赤字額は、一般会計等の実質収支額、一般会計等以外の特別会計のうち公営企業に

係る特別会計以外の特別会計の実質収支額及び公営企業会計の資金剰余額を加えたものが 110

億 7,374 万円となったことから、△110 億 7,374 万円である。

連結実質赤字額を前年度と比較すると 32 億 9,653 万円減少しているが、これは主に一般会

計等の実質収支額が増加したことによるものである。

(18)

- 12 -

(3)実質公債費比率

実質公債費比率は、算定対象となる会計が負担する地方債の元利償還金及び準元利償還金が、

標準財政規模に占める割合を表す指標で、単年度の実質公債費比率3か年分を平均したものであ

る。

ア 実質公債費比率の算定

実質公債費比率(12.9%)の算定式は、次のとおりである。

= 地 方 債 の 元利償還金 a + 準 元 利 償 還 金 b 特 定 財 源 c 元 利 償 還 金 ・ 準 元 利 償 還 金 に 係 る 基 準 財 政 需 要 額 算 入 額 d 実質公債費比率 ( 単 年 度 ) 29,648,019千円 39,095,363千円 11,423,777千円 30,008,279千円 [12.58%] 標 準 財 政 規 模 e - 元 利 償 還 金 ・ 準 元 利 償 還 金 に 係 る 基 準 財 政 需 要 額 算 入 額 d 247,106,654千円 30,008,279千円 (単位:%) 実質公債費比率 (3か年平均) 令和元年度 平成30年度 平成29年度 12.9 12.58 12.44 13.81

イ 実質公債費比率の前年度比較

実質公債費比率は、表9のとおり 12.9%で、前年度と比較すると 0.9 ポイント改善している。

なお、単年度の実質公債費比率は、12.58%で、前年度と比較すると、0.14 ポイント悪化し

ている。

表9 実質公債費比率の前年度比較

(単位:%、ポイント) 区 分 令和元年度 A 平成30年度 B 平成29年度 平成28年度 前年度増減 A-B又はC-D 実 質 公 債 費 比 率 (単 年 度) 12.58

12.44

13.81

15.44

0.14 令和元年度実質公債費比率 (3か年平均)C 12.9 △ 0.9 平成29年度実質公債費比率 (3か年平均)D 13.8

(19)

- 13 -

ウ 単年度の実質公債費比率の算定内訳

単年度の実質公債費比率の算定内訳は、表10のとおりである。

表10 単年度の実質公債費比率の算定内訳

(単位:千円) 区 分 令和元年度 平成30年度 増 減 額 分 子 地 方 債 の 元 利 償 還 金 a 29,648,019 30,219,543 △571,524 準元利償還金 b 満期一括償還地方債の1年当たりの元金償還金相当額 27,030,922 26,668,716 362,206 企業債の償還に係る 公営企業会計繰出金 病 院 事 業 1,414,437 1,412,977 1,460 下 水 道 事 業 6,908,999 6,905,744 3,255 水 道 事 業 475,532 527,410 △51,878 農 業 集 落 排 水 事 業 326,936 328,935 △1,999 地 方 卸 売 市 場 事 業 83,955 67,163 16,792 動 物 公 園 事 業 63,593 82,464 △18,871 公 債 費 に 準 ず る 債 務 負 担 行 為 PFI事業によるもの 937,248 935,533 1,715 五省協定によるもの 0 0 0 そ の 他 1,853,741 1,687,012 166,729 一 時 借 入 金 利 子 0 0 0 小 計 39,095,363 38,615,954 479,409 特 定 財 源 c 11,423,777 11,663,544 △239,767 元利償還金・準元利償還金に係る基準財政需要額算入額 d 30,008,279 30,067,334 △59,055 (a+b)-(c+d) 27,311,326 27,104,619 206,707 分 母 標 準 財 政 規 模 e 247,106,654 247,989,199 △882,545 e-d 217,098,375 217,921,865 △823,490

分子は、地方債の元利償還金に準元利償還金を加えたものから、特定財源に元利償還金・準

元利償還金に係る基準財政需要額算入額を加えたものを差し引いた 273 億 1,132 万円であり、

前年度と比較すると 2 億 670 万円増加しているが、これは主に準元利償還金で満期一括償還地

方債の 1 年当たりの元金償還金相当額及び公債費に準ずる債務負担行為が増加したことによる

ものである。

分母は、標準財政規模から元利償還金・準元利償還金に係る基準財政需要額算入額を差し引

いた 2,170 億 9,837 万円であり、前年度と比較すると 8 億 2,349 万円減少しているが、これは

主に標準財政規模が減少したことによるものである。

用語説明 地方債の元利償還金 一般会計等における地方債の元金と利子の償還に係る経費であり、繰上償還額及び満期一括償還地方債の元金 に係る経費を除いたもの。 準元利償還金 地方債の元利償還金に準ずるとみなされる経費で、満期一括償還地方債の1年当たりの元金償還金相当額(市 債管理基金積立相当額及び積立不足考慮額)、企業債償還に充てたとみなされる公営企業会計繰出金、公債費に 準ずる債務負担行為及び一時借入金利子。 特定財源 都市計画事業の財源として発行した地方債の元金や利子の償還に充てた都市計画税及び公営住宅使用料等。 元利償還金・準元利償還金に係る基準財政需要額算入額 地方債の元利償還金やそれに準ずる準元利償還金に係る経費として、地方交付税の算定に用いられた額。

(20)

- 14 -

(4)将来負担比率

将来負担比率は、算定対象となる会計が将来負担すべき実質的な負債が、標準財政規模に占め

る割合を表す指標である。

ア 将来負担比率の算定

将来負担比率(138.3%)の算定式は、次のとおりである。

= 将 来 負 担 額 a - 充 当 可 能 財 源 等 b = 分 子 A 将来負担比率 [138.3% ] 1,007,023,895千円 706,730,302千円 300,293,593千円 標準財政規模 c - 元利償還金・準元利償還金に 係る基準財政需要額算入額 d 分 母 B 247,106,654千円 30,008,279千円 217,098,375千円

イ 将来負担比率の前年度比較

将来負担比率は、表11のとおり 138.3%で、前年度と比較すると、7.2 ポイント改善して

いる。

表11 将来負担比率の前年度比較

(単位:%、ポイント) 区 分 令和元年度 平成30年度 前年度増減 将 来 負 担 比 率 138.3 145.5 △ 7.2

(21)

- 15 -

ウ 将来負担比率の算定内訳

将来負担比率の算定内訳は、表12のとおりである。

表12 将来負担比率の算定内訳

(単位:千円) 区 分 令和元年度 平成30年度 増 減 額 分 子 将 来 負 担 額 a 地方債の現在高 809,825,339 817,315,309 △7,489,970 公債費に準ずる債務負担行為に基づく支出予定額 9,777,376 13,005,046 △3,227,670 企業債の償還に係る公営企業会計繰出見込額 128,624,879 136,845,582 △8,220,703 退職手当負担見込額 58,361,138 61,001,318 △2,640,180 設立法人の負債額等負担見込額 435,163 1,512,945 △1,077,782 連結実質赤字額 0 0 0 小 計 1,007,023,895 1,029,680,200 △22,656,305 充当可能財源等 b 充当可能基金額 市 債 管 理 基 金 87,963,121 95,985,527 △8,022,406 財 政 調 整 基 金 8,928,997 7,620,612 1,308,385 そ の 他 基 金 13,868,275 11,013,485 2,854,790 充 当 可 能 な 特定財源見込額 都 市 計 画 税 151,316,194 158,700,780 △7,384,586 公 営 住 宅 使 用 料 8,066,176 8,738,889 △672,713 そ の 他 特 定 財 源 437,716 496,688 △58,972 基準財政需要額算入見込額 436,149,823 429,857,677 6,292,146 小 計 706,730,302 712,413,658 △5,683,356 A = a-b 300,293,593 317,266,542 △16,972,949 分 母 標 準 財 政 規 模 c 247,106,654 247,989,199 △882,545 元利償還金・準元利償還金に係る基準財政需要額算入額 d 30,008,279 30,067,334 △59,055 B = c-d 217,098,375 217,921,865 △823,490

分子は、将来負担額から、充当可能財源等を差し引いた 3,002 億 9,359 万円であり、前年度

と比較すると 169 億 7,294 万円減少しているが、これは主に将来負担額で地方債の現在高及び

企業債の償還に係る公営企業会計繰出見込額が減少したことによるものである。

分母は、標準財政規模から元利償還金・準元利償還金に係る基準財政需要額算入額を差し引

いた 2,170 億 9,837 万円である。

用語説明 退職手当負担見込額 職員の全員が当年度末において自己都合により退職するものと仮定した場合に支給すべき退職手当額のうち、 一般会計等において実質的に負担することが見込まれる額。 基準財政需要額算入見込額 地方債の現在高及び公債費に準ずる債務負担行為に基づく支出予定額等に対して、その償還等に要する経費と して普通交付税の算定の際に基準財政需要額に算入されることが将来見込まれる額。

(22)

- 16 -

2 資金不足比率の状況

(1)資金不足比率

資金不足比率は、公営企業会計6会計ごとの資金の不足額が、各会計の事業規模に占める割合

を表す指標である。

ア 資金不足比率の算定

資金不足比率の算定式は、次のとおりである。

資金不足比率 = 資 金 の 不 足 額※ 事 業 の 規 模(営業収益) ※ 資金の不足額 ・法適用企業 [(流動負債-控除企業債等)+算入地方債-(流動資産-控除財源等)] ・法非適用企業 [歳出総額 -(歳入総額-翌年度に繰り越すべき財源)]

(ア)法適用企業における資金不足比率

法適用企業における資金不足比率は、表13のとおりである。

表13 法適用企業における資金不足比率

(単位:千円、%) 区 分 A=(a-b)+c-(d-e) 資金の不足額 (営業収益) 事業の規模 B 資金不足 比率 A/B 流動負債 a 控除企業債等 b 算入地方債 c 流動資産 d 控除財源等 e 病 院 事 業 5,249,254 1,990,517 274,002 5,096,218 0 △1,563,479 17,144,480 - 下水道事業 20,710,795 16,984,821 4,000 5,527,352 0 △1,797,378 17,789,932 - 水 道 事 業 2,429,800 1,117,260 0 1,450,439 0 △137,899 1,010,711 - (注)資金の不足額欄のマイナスは、資金剰余の状況であることを示している。

法適用企業における資金の不足額は、企業ごとに、流動負債から控除企業債等を控除した

額に算入地方債現在高を加えた額から、流動資産から控除財源等を控除した額を差し引いた

ものであり、いずれの企業においても資金剰余の状況で、資金の不足額がないことから、当

該比率は発生しない。

(イ)法非適用企業における資金不足比率

法非適用企業における資金不足比率は、表14のとおりである。

表14 法非適用企業における資金不足比率

(単位:千円、%) 区 分 資金の不足額 A=a-(b-c) (営業収益) 事業の規模 B 資金不足比率 A/B 歳出総額 a 歳入総額 b 翌年度に繰り越 すべき財源 c 農 業 集 落 排 水 事 業 576,445 579,945 3,500 0 60,541 - 地 方 卸 売 市 場 事 業 924,046 924,046 0 0 473,956 - 動 物 公 園 事 業 1,281,109 1,296,353 15,244 0 250,287 -

(23)

- 17 -

法非適用企業における資金の不足額は、歳入総額から翌年度に繰り越すべき財源を控除し

た額を歳出総額から差し引いたものであり、いずれの企業においても収支均衡の状況で、資

金の不足額がないことから、当該比率は発生しない。

イ 資金剰余額の前年度比較

資金剰余額を前年度と比較すると、表15のとおりである。

表15 資金剰余額の前年度比較

(単位:千円) 区 分 令和元年度 平成30年度 増 減 額 法 適 用 病 院 事 業 1,563,479 849,372 714,107 下 水 道 事 業 1,797,378 2,317,554 △520,176 水 道 事 業 137,899 127,190 10,709 法 非 適 用 農業集落排水事業 0 0 0 地方卸売市場事業 0 0 0 動 物 公 園 事 業 0 0 0

法適用企業における資金剰余額を前年度と比較すると、病院事業で 7 億 1,410 万円、水道事

業で 1,070 万円それぞれ増加しているものの、下水道事業で 5 億 2,017 万円減少している。

法非適用企業における資金剰余額は、前年度と同様に収支均衡の状況であるため、増減はない。

用語説明 法適用企業会計 地方公営企業法第2条の規定により同法の規定の全部又は一部を適用する企業に係る特別会計。 法非適用企業会計 地方財政法第6条に規定する政令で定める公営企業のうち法適用企業以外の特別会計。 控除企業債等 次の額を合計したもの。 (1)貸借対照表の流動負債に計上されている企業債及び他の会計からの長期借入金で、建設改良費等に充てるため のものの額。(控除企業債等) (2)貸借対照表に計上されている一時借入金及び未払金のうち、建設改良費に係るものであって、その支払財源に 充てるために翌年度において地方債を起こすこととしているもの又は他の会計からの長期借入金によることとし ているものの額。(控除未払金等) (3)連結実質赤字比率の算定上、現金会計である一般会計又は法非適用会計等との間で生じる重複額。(控除額) 算入地方債 建設改良費・準建設改良費(地方債に関する省令第12条及び附則第8条に規定するもの)以外の経費の財源に充 てるために起こした地方債の残高から、当該地方債のうち流動負債として整理されているものの現在高を控除した額。 控除財源等 次の額を合計したもの。 (1)算定対象年度において執行すべき事業に係る支出予算の額のうち、翌年度に繰り越した事業の財源に充当する ことができる特定の収入で、算定対象年度に収入された部分に相当する額。(控除財源) (2)連結実質赤字比率の算定上、現金会計である一般会計又は法非適用会計等との間で生じる重複額。(控除額)

参照

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