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環境対応型工法 はじめに UNITE トーチ 常温粘着工法の改質アスファルト防水は アスファルト熱工法の防水信頼性を維持しながら煙や臭気がなく 人と街に優しい防水です UNITE の改質アスファルトシートは 感温性 ( 気温の変化による硬さの変化 ) が小さく 耐久性と溶融性 接着性に優れた超高性能

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取扱代理店

2016.11. 6-2 (WF) CM001 JIS Q 14001 JSAE 764

福 岡 営 業 所

〒410-0315 静 岡 県 沼 津 市 桃 里 1 1 2 - 2

TEL : 055-967-2185(代)

FAX : 055-967-3601

〒810-0073 福 岡 県 福 岡 市 中 央 区 舞 鶴 3 - 7 - 1 3

TEL : 092-735-7274(代)

大 禅 ビ ル

FAX : 092-735-0717

www.unite-inc.com

ユナイトトーチ工法・常温粘着工法

改質アスファルトシ ート防水

UNITE TORCH JOHON

(2)

トーチ・常温粘着工法の特長… ……… 2

JIS規格と公的防水仕様……… 3~4

防水仕様の選定……… 5~6

ー 防水仕様 ー

トーチ工法

露出防水・押え防水仕様… ……… 7~8

露出断熱・押え断熱・露出断熱改修防水仕様……… 9~10

改修標準仕様……… 11~12

環境対応型工法

1.安全・省力化施工

トーチバーナーによる熱溶着工法や自己粘着層による張付け工法のため施工現場から危険を排除し、

安全な工事が可能で施工のスピードアップがはかれます。

2.環境を保護

アスファルト熱工法にくらべ、臭いや煙の発生が少なく周囲の環境を守る脱公害型の工法です。

3.豊富な仕様選択

粘着層付シートとの複合によって、省燃費化や施工の迅速化が可能となり多様なニーズに対応できる

防水仕様が選択できます。

はじめに

 UNITE トーチ・常温粘着工法の改質アスファ

ルト防水は、アスファルト熱工法の防水信頼性

を維持しながら煙や臭気がなく、人と街に優し

い防水です。

 UNITE の改質アスファルトシートは、感温

性(気温の変化による硬さの変化)が小さく、

耐久性と溶融性、接着性に優れた超高性能防水

シートで、四季があり、東西の気温差が大きく、

高温多湿な日本列島のあらゆる地域に適合し、

改修と新築それぞれのニーズに対応する多彩な

バリエーションをご提供できます。

 UNITE トーチ工法・常温粘着工法は、高い

防水信頼性とともに、環境面においても、防水

廃材の削減、CO

2

排出量の削減を追求し、建設

現場におけるゼロエミッションを実現します。

常温粘着工法

露出防水・押え防水・露出断熱・押え断熱仕様… …… 13~14

改修標準・露出断熱改修防水仕様… ……… 15~16

防水材料ガイド……… 17~19

防水材料製品一覧……… 20

技術資料……… 21~22

防水施工……… 23~25

改修工事の注意事項……… 26

CONTENTS

トーチ・常温粘着工法の特長

(3)

■ 改質アスファルトシートの公的防水仕様

国土交通省大臣官房官庁営繕部監修

平成28年版公共建築工事標準仕様書及び公共建築改修工事標準仕様書の改質アスファルトシート防水のトーチ・常温粘着工法は下記の通り です。 工法 新営 改修 1 2 3 4 5 密 着 工 法 トーチ AS-T1 プライマー塗り 0.2(0.4)kg/m2 ※1、10、11、12 改質アスファルトシート (非露出複層防水用 R種2.5mm以上) 改質アスファルトシート (露出複層防水用 R種3.0mm以上) 仕上塗料塗り AS-T2 (露出単層防水用改質アスファルトシート R種4.0mm以上) 仕上塗料塗り 常温粘着 — AS-J2 粘着層付 改質アスファルトシート (露出単層防水用 R種3.0mm以上) 仕上塗料塗り 絶 縁 工 法 トーチ AS-T3 ※2、6、13 部分粘着層付 改質アスファルトシート (非露出複層防水用 R種1.5mm以上) 改質アスファルトシート (露出複層防水用 R種3.0mm以上) 仕上塗料塗り AS-T4 ※4、5、13 あなあきシート 改質アスファルトシート (露出単層防水用 R種4.0mm以上) 仕上塗料塗り 常温粘着 AS-J1 ※3 部分粘着層付 改質アスファルトシート (非露出複層防水用 R種1.5mm以上) 粘着層付 改質アスファルトシート (露出複層防水用 R種2.0mm以上) 仕上塗料塗り — ※13、14AS-J3  15、16 部分接着用シート 粘着層付 改質アスファルトシート (露出単層防水用 R種3.0mm以上) 仕上塗料塗り 断 熱 工 法 トーチ ASI-T1※7、8 断熱材張付け 部分粘着層付 改質アスファルトシート (非露出複層防水用 R種1.5mm以上) 改質アスファルトシート (露出複層防水用 R種3.0mm以上) 仕上塗料塗り 常温粘着 ASI-J1※7、9 断熱材張付け 部分粘着層付 改質アスファルトシート (非露出複層防水用 R種1.5mm以上) 粘着層付 改質アスファルトシート (露出複層防水用 R種2.0mm以上) 仕上塗料塗り ※1.ALCパネルの場合は、工程1を( )内とする。 ※2.AS-T3の立上りは工程2を改質アスファルトシート(非露出複層防水用R 種、2.5mm以上)とする。 ※3.AS-J1の立上りは工程2を粘着層付改質アスファルトシート(非露出複層防 水用R種、1.5mm以上)とする。 ※4.AS-T4の立上りは、あなあきシートを省略する ※5.AS-T4を部分的に溶着させる場合は、工程2を省略する。 ※6.AS-T3を部分的に溶着させる場合は、工程2を改質アスファルトシート(非露 出複層防水用R種、2.5mm以上)とする。 ※7.ASI-T1とASI-J1の工程2の断熱材張付けは、改質アスファルトシート製造 所の仕様による。 ※8.ASI-T1の立上りは、工程3を改質アスファルトシート(非露出複層防水用R 種、2.5mm以上)とする。 ※ 9.ASI-J1の立上りは、工程3を粘着層付改質アスファルトシート(非露出複 層防水用R種、1.5mm以上)とする。 ※10.防湿層の設置は特記による。 ※11.仕上げ塗料の種類及び使用量は特記による。 ※12.下地が既存防水層の場合は、工程1を省略し、アスファルト系下地調整材 を塗布する。 ※13.P0AS工法の場合、プライマーの吸い込みが著しく、工程1の使用量で不 足する場合は、監督職員と協議する。 ※14.AS-J3は、P0AS工法の場合のみとする。 ※15.AS-J3の立上りは、部分接着用シートを省略する。 ※16.AS-J3の工程3を部分粘着層付改質アスファルトシート(露出単層防水用 R種、3.0mm以上)とする場合は、工程2を省略し、立上りは、粘着層付改 質アスファルトシート(露出単層防水用R種、3.0mm以上)とする。 (注)※12〜16は改修工法の場合

改質アスファルトシートによる改修工法一覧表

既設防水工法の種別 既存保護層及び防水層の撤去の有無による区分 新設防水工法の種別 改修工法名称 「改修標仕」による工法の種別 保護アスファルト 防 水 工 法 保護層、防水層非撤去(立上り部等撤去) 絶縁工法 P0AS AS-T3・AS-T4・AS-J1・AS-J3 断熱工法 P0ASI ASI-T1・ASI-J1 露出アスファルト 防 水 工 法 露出防水層撤去 絶縁工法 M3AS AS-T3・AS-T4・AS-J1・AS-J3 断熱工法 M3ASI ASI-T1・ASI-J1 露出防水層非撤去 (立上り部等撤去) 密着工法 M4AS AS-T1・AS-T2・AS-J2 断熱工法 M4ASI ASI-T1・ASI-J1

JIS規格と公的防水仕様

■改質アスファルトシートのJIS規格

1980年代後半に入り、ポリマーを配合して性質を改善したアスファルトによって、高性能を示す改質アスファルトルーフィングシートの有用 性が認識されるようになり、防水層の適切な設計と施工のため1992年にJlS…A…6013として規格が制定されました。制定後3年を経過し、運 用上の問題点が幾つか指摘されるようになり、運用のしやすい枠組みを目的に1996年に改正が行われ、引用規格の改正・廃止に伴い、更に 2005年に見直されました。 下表に規格の概要を示します。

用途による区分と厚さ

材料構成による区分

品 質

温度特性による区分

用途による区分 厚さ mm 露 出 単 層 防 水 用 3.0以上(4.0以上) 露 出 複 層 防 水 用 2.0以上(3.0以上) 非露出単層防水用 2.5以上(3.5以上) 非露出複層防水用 1.5以上(2.5以上) 材料構成による区分 材 料 構 成 記号 補 強 タ イ プ 主要構成材が改質アスファルトで、繊維質シートなどを補強材として構成されるルーフィング R種 無 補 強 タ イ プ 主要構成材が改質アスファルトのルーフィング N種 用途による区分 露出単層防水用及び非露出単層防水用 露出複層防水用及び非露出複層防水用 材料構成による区分 R種 N種 R種 N種 引   張   り 引張り強さ N/cm 無処理 80以上 20以上 50以上 20以上 加熱後 無処理試験値の80%以上 アルカリ浸せき後 伸び率 % 無処理 15以上 400以上 15以上 400以上 加熱後 無処理試験値の80%以上 アルカリ浸せき後 抗張積 N・%/cm 無処理 2500以上 12000以上 2000以上 12000以上 引裂強さ N 20以上 耐熱性 垂れ下がり長さ mm 5以下 外観 垂れ落ち及び発泡が生じないこと。 寸法安定性 寸法変化率 % 0.0±1.0 外観 異状なしわ・反り・層間はく離が生じないこと。 接合強さ N/cm 50以上又は幅方向の無処理引張強さの70%以上 耐へこみ性 穴が生じないこと。 耐疲労性 ひび割れ・裂け・破断が生じないこと。 温度特性による区分 耐折曲げ性 無処理 加熱後 Ⅰ類 −5 5 Ⅱ類 −15 −5 ( )内の数値は、トーチバーナーを用いて施工するルーフィングに適用する。 (単位℃)

(4)

■ 国土交通省仕様への対応

国土交通省大臣官房官庁営繕部監修による平成28年版公共建築工事標準仕様書(新営・改修)のユナイト防水の対応仕様は下表を参照して 下さい。 仕  様 工法 種類 単層防水 複層防水 密  着 絶  縁 密  着 絶  縁 露出仕様 トーチ 新築 NV-40NV-40L NV-40LP NV-35ANV-40A NV-40LA NV-35F NV-40F NV-40LF NV-35H NV-40LH NV-40H 改修 MV-35MV-40 MV-40L CV-35 CV-40 CV-40L MV-35A MV-40LA MV-35FMV-40F MV-40LF MV-35H MV-40H MV-40LH CV-35H CV-40LH 常温粘着 新築※ NH-32 NH-32A NH-32H 改修 MH-32 MH-32A MH-32H 押え仕様 トーチ 新築 WV-40 WV-40L WV-25AWV-25F WV-25H 常温粘着 共通 WH-32 WH-32A 断熱仕様 露出 トーチ 新築※ FVU-35A

FVU-40A FVU-40LA FVU-40HFVU-40LH 改修 FVU-35ARFVU-40LAR FVU-40HRFVU-40LHR

常温粘着 新築※ FHU-32A FHU-32H 改修 FHU-32HR 押え (USD) トーチ 新築 FVS-40 FVS-40L FVS-25F FVS-25H 常温粘着 共通 FHS-32A FHS-32H

防水仕様の選定

■防水仕様選定基準

建築物の設計に際し、その建物の防水仕様を選定する場合、検討すべき課題は下記のような項目があります。 1.予算(付属部材や保護層を含む) 2.建築物のつくりやデザインとの適合牲(構造・勾配・下地材・重量/意匠) 3.信頼性や実耐用年数 4.地域性と気象や施工時期の諸問題 5.保護層や仕上材の色彩や質感 6.維持管理の難易度 特に防水は下地材の種類によって、留意しなければならない諸問題が発生します。 軽量素材や長大スパン建築物など「たわみ、振動、振幅」が大きく「ムーブメントの大きな防水下地」となり防水設計上の考慮が必要となります。 また、改修工事に際しては上記項目の他、既存防水層との相性や取り合い、施工環境の保全などの近隣対策など、留意しなれけばならない諸 問題に対応する必要があります。 また住宅の居住性能を向上させるため防水層に断熱材を複合するケースが近年さかんに採用されるようになっています。柔軟で耐久性に優れ たユナイトトーチ・常温粘着工法は、これらの諸問題を解決いたします。 下にユナイトトーチ・常温粘着工法の仕様選択表を示します。 ※下地が押えコンクリートの場合も適用可。 工法 新営 改修 部位 1 2 3 4 5 6 密 着 工 法 AS-T1 平場 プライマーS UV-25F (35、40)UV-40LG 仕上塗料 立上り AS-T2 平場 プライマーS UV-40LG(40) 仕上塗料 立上り — AS-J2 平場 プライマーS UH-32 仕上塗料 立上り 絶 縁 工 法 AS-T3 平場 プライマーS HS-15F UV-40LG (35、40) 仕上塗料 立上り UV-25F AS-T4 平場 プライマーS ベントホール UV-40LG 仕上塗料 立上り UV-40LG 仕上塗料 AS-J1 平場 プライマーS HS-15F UH-32 仕上塗料 立上り UH-15A — AS-J3 平場 プライマーS HS-15F UH-32 仕上塗料 立上り UH-32 仕上塗料 断 熱 工 法 ASI-T1 平場 プライマーS ボンドSF 硬質ウレタンフォーム (周辺部UH-20A)HS-15F (35、40)UV-40LG 仕上塗料 立上り UV-25F (35、40)UV-40LG 仕上塗料 ASI-J1 平場 プライマーS ボンドSF 硬質ウレタンフォーム HS-15F UH-32 仕上塗料 立上り UH-15A UH-32 仕上塗料 種別 仕様記号 部位 1 2 3 4 5 トーチ 密着保護 AT-PF 平場 プライマーS 0.2kg/m2 (0.4kg/m2)…※2 UV-25F UV-25F 現場打ちコンクリート※1 立上り トーチ 密着露出 AT-MF 平場 UV-40LG (40) 仕上塗料 立上り トーチ 断熱露出 AT-MT 平場 硬質ウレタンフォームボンドSF0.5kg/m2 HS-15F UV-40LG…(35、40) 仕上塗料 立上り UV-25F UV-40LG…(35、40) 仕上塗料 常温 絶縁露出 AS-MS 平場 HS-15F UH-32 仕上塗料 立上り UH-15A 常温 断熱露出 AS-MT 平場 硬質ウレタンフォームボンドSF0.5kg/m2 HS-15F UH-32 仕上塗料 立上り UH-15A UH-32 仕上塗料 ※ 断熱材の材質及び厚さは特記によります。※ 改修工事では平場の既存防水層の膨れや損傷箇所は修復し、立上り部は原則として撤去します。 ※ 既存下地が砂付ルーフィングで、アスファルト系下地調整材を使用する場合は1工程目を省略します。※ 立上りコーナー部は増張りを入れて下さい。 ※ ( )内の35、40はUV-35、UV-40に変更可能です。 ※1.その他アスファルトコンクリート、コンクリート平板類、砂利、モルタル、断熱工法等が適用可。但し、現場打ちコンクリートとアスファルトコンクリートはRC下地の み、モルタル仕上げは室内のみとなります。※2.ALC下地の場合は、1工程目を( )内とします。 (注)ALC下地の場合はALC短辺接合部に絶縁用テープを設けて下さい。Pca下地の場合はPca接合部に絶縁用テープを設けて下さい。 ( )内の35、40はUV-35、UV-40に変更可能です。

N

V

40L

F

仕様種別 工法種別 主防水の厚さ 複合する防水材 N 新築露出 V トーチ工法 40L 4.0mm H ハイタックシート HS-15F W 新築押え H 常温粘着工法 スレートチップ砂 A ハイタックシート UH-15A C 改修(コンクリート下地) 40 4.0mm UH-20A M 改修(砂付ルーフィング下地) 35 3.5mm F バーテックスシート UV-25F F 断熱 U 硬質ウレタンフォーム 32 3.2mm P ベントホール S ポリスチレンフォーム 25 2.5mm

■ 日本建築学会 建築工事標準仕様書 JASS8(2014)の対応

■ 仕様記号の見方

(例) NV-40LFの場合

(5)

施工例 

NV-40LH

施工例 

NV-40L

露出防水

トーチ工法

UV-25F又はUH-20A UV-40LG(仕上塗料別途) テープVT(突合せ部補強用) HS-15F ユナイトプライマーS UV-40LG (仕上塗料別途) テープV又はVT ユナイトプライマーS * HS-15F は立上り切り付け部から 500mm 程度離し、UV-25F 又は UH-20A を張り掛けます。 * WV-40 仕様の2工程目を UV-40LG に変更する場合、仕様記号は WV-40L となります。 * WV-40 仕様の立上りコーナー部は、テープ V(250mm 幅)又は VT(240mm 幅)で増張りします。 * HS-15F のエンドラップは突き付けとし、テープ VT(240mm 幅)で増張りします。 * NV-40L の2工程目を UV-40 に変更する場合、仕様記号は NV-40 となります。

* NV-40LA、40LF、40LH の 3 工程目を UV-35 に変更する場合、仕様記号は NV-35A、35F、35H となります。 * NV-40LA、40LF、40LH の 3 工程目を UV-40 に変更する場合、仕様記号は NV-40A、40F、40H となります。

3 4 5 絶縁シート 押え層(別途) 押え層(別途) UV-25F 絶縁シート 押え層(別途) 押え層(別途) UV-25F 絶縁シート 押え層(別途) 押え層(別途) UV-25F 絶縁シート 押え層(別途) 押え層(別途)

押え防水

仕様記号 部位 厚さmm 重さkg/m2 1 2

WV-40

平 場 4.4 5.0 プライマーS…0.2kg/m2 UV-40 立上り 4.2 4.9

WV-25A

平 場 4.9 5.3 プライマーS…0.2kg/m2 UH-20A 立上り 5.4 6.2 UV-25F又はUH-20A

WV-25F

平 場 5.4 6.3 プライマーS…0.2kg/m2 UV-25F 立上り 5.2 6.2

WV-25H

平 場 4.9 5.8 プライマーS…0.2kg/m2 HS-15F 立上り 5.4 6.2 UV-25F又はUH-20A * NV-40L、40LP 仕様の立上りコーナー部は、テープ V(250mm 幅)又は VT(240mm 幅)で増張りします。 * HS-15F は立上り切り付け部から 500mm 程度離し、UV-25F 又は UH-20A を張り掛けます。 * HS-15F のエンドラップは突き付けとし、テープ VT(240mm 幅)で増張りします。 * AS-T1、AS-T3 に対応する場合は、コーナー部に増張りを入れます。 3 4 5 仕上塗料(別途) UV-40LG 仕上塗料(別途) 仕上塗料(別途) UV-40LG 仕上塗料(別途) UV-40LG 仕上塗料(別途) UV-40LG 仕上塗料(別途) 仕様記号 部位 厚さmm 重さkg/m2 1 2

NV-40L

平 場 4.2 5.0 プライマーS…0.2kg/m2 UV-40LG 立上り

NV-40LP

平 場 5.2 6.2 プライマーS…0.2kg/m2 ベントホール 立上り 4.2 5.7 UV-40LG

NV-40LA

平 場 6.2 7.0 プライマーS…0.2kg/m2 UH-20A 立上り 6.7 8.0 UV-25F又はUH-20A

NV-40LF

平 場 6.7 7.8 プライマーS…0.2kg/m2 UV-25F 立上り

NV-40LH

平 場 6.2 7.5 プライマーS…0.2kg/m2 HS-15F 立上り 6.7 8.0 UV-25F又はUH-20A

(6)

施工例 

FVU-40LHR

施工例 

FVU-40LA

UH-20A UV-40LG(仕上塗料別途) テープVT(突合せ部補強用) HS-15F ユナイトプライマーS PU断熱材 UH-20A UV-40LG(仕上塗料別途) PU断熱材 ユナイトボンドSF ユナイトプライマーS

* FVU-40LAR、40LHR 立上りの UH-20A は、UV-25F に変更可。(ASI-T1 に対応する場合は UV-25F に変更します) * ASI-T1 に対応する場合は、コーナー部に増張りを入れます。

* FVU-40LAR の 6 工程目を UV-35 に変更する場合、仕様記号は FVU-35AR となります。 * FVU-40LHR の 6 工程目を UV-40 に変更する場合、仕様記号は FVU-40HR となります。 *断熱材の厚さは、設計図書に指定がある場合はこれによります。

* HS-15F は立上り切り付け部から 500mm 程度離し、UH-20A を張り掛けます。 * HS-15F のエンドラップは突き付けとし、テープ VT(240mm 幅)で増張りします。

3 4 5 6 7

ボンドSF…0.5kg/m2 PU断熱材…30mm UH-20A UV-40LG 仕上塗料(別途)

UH-20A UV-40LG 仕上塗料(別途) ボンドSF…0.5kg/m2 PU断熱材…30mm HS-15F UV-40LG 仕上塗料(別途) UH-20A UV-40LG 仕上塗料(別途) 仕様記号 部位 厚さmm 重さkg/m2 1 2

FVU-40LAR

平 場 38.0 10.0 平場の既存防水層の膨れや損傷箇所は修復する。(別途) 立上り部の既存防水層は原 則として撤去する。(別途) ベースコート 立上り 6.2 7.0 プライマーS…0.2kg/m2

FVU-40LHR

平 場立上り 38.06.2 10.57.0 プライマーS…0.2kg/mベースコート 2

露出断熱改修防水

* ASI-T1 に対応する場合は、コーナー部に増張りを入れます。

* FVU-40LA の 5 工程目を UV-35 又は 40 に変更する場合、仕様記号は FVU-35A、40A となります。 * FVU-40LH の 5 工程目を UV-40 に変更する場合、仕様記号は FVU-40H となります。

* FVS-40L の立上りコーナー部は、テープ V(250mm 幅)又は VT(240mm 幅)で増張りします。 * FVS-25F、25H の立上りを露出防水にする場合は、上層を砂付シートに変更します。

* FVS-40 の 2 工程目を UV-40LG に変更する場合、仕様記号は FVS-40L となります。

3 4 5 6 7

PU断熱材…30mm UH-20A UV-40LG 仕上塗料(別途) UV-40LG 仕上塗料(別途) PU断熱材…30mm HS-15F UV-40LG 仕上塗料(別途) UV-40LG 仕上塗料(別途) 3 4 5 6 7 ハイタックボンド…0.3kg/m2 PS断熱材…35mm 絶縁クロス 押え層(別途) 押え層(別途) UV-25F テープW PS断熱材…35mm 絶縁クロス 押え層(別途) 押え層(別途) UV-25F テープW PS断熱材…35mm 絶縁クロス 押え層(別途) 押え層(別途) *断熱材の厚さは、設計図書に指定がある場合はこれによります。 * HS-15F は立上り切り付け部から 500mm 程度離し、UH-20A を張り掛けます。 * HS-15F のエンドラップは突き付けとし、テープ VT(240mm 幅)で増張りします。

*FVU-40LA、40LH 立上りの UH-20A は、UV-25F に変更可。(ASI-T1に対応する場合は UV-25F に変更します)

*断熱材の厚さは、設計図書に指定がある場合はこれによります。 * HS-15F は立上り切り付け部から 500mm 程度離し、UV-25F 又は UH-20A を張り掛けます。 * HS-15F のエンドラップは突き付けとし、テープ VT(240mm 幅)で増張りします。 仕様記号 部位 厚さmm 重さkg/m2 1 2

FVU-40LA

平 場 37.2 9.3 プライマーS…0.2kg/m2 ボンドSF…0.5kg/m2 立上り 6.2 7.0 UH-20A

FVU-40LH

平 場 37.2 9.7 プライマーS…0.2kg/m2 ボンドSF…0.5kg/m2 立上り 6.2 7.0 UH-20A 仕様記号 部位 厚さmm 重さkg/m2 1 2

FVS-40

平 場 39.7 6.7 プライマーS…0.2kg/m2 UV-40 立上り 4.2 4.9

FVS-25F

平 場 41.4 8.1 プライマーS…0.2kg/m2 UV-25F 立上り 5.2 6.2

FVS-25H

平 場 40.9 7.6 プライマーS…0.2kg/m2 HS-15F 立上り 5.2 6.2 UV-25F又はUH-20A

露出断熱

押え断熱

ユナイトボンドSF ユナイトベースコート 既存下地(砂付ルーフィング)

(7)

施工例 

CV-40LH

施工例 

MV-40L

UV-40LG(仕上塗料別途) テープVT(突合せ部補強用) HS-15F UV-40LG(仕上塗料別途) ユナイトプライマーS テープV又はVT ユナイトベースコート UV-25F又はUH-20A ユナイトプライマーS * AS-T1、T3 に対応する場合は、コーナー部に増張りを入れます。 * CV-40L の 3 工程目を UV-35 又は 40 に変更する場合、仕様記号は CV-35、40 となります。 * CV-40LH の 4 工程目を UV-35 に変更する場合、仕様記号は CV-35H となります。 * CV-40L 仕様の立上りコーナー部は、テープ V(250mm 幅)又は VT(240mm 幅)で増張りします。 * HS-15F は立上り切り付け部から 500mm 程度離し、UV-25F 又は UH-20A を張り掛けます。 * HS-15F のエンドラップは突き付けとし、テープ VT(240mm 幅)で増張りします。

* MV-40LA の 3 工程目を UV-35 に変更する場合、仕様記号は MV-35A となります。

* MV-40LF の 4 工程目を UV-35 又は 40 に変更する場合、仕様記号は MV-35F、40F となります。 * MV-40LH の 4 工程目を UV-35 又は 40 に変更する場合、仕様記号は MV-35H、40H となります。 * MV-40L の立上りを複層にする場合、UV-25F を使用します。仕様記号は MV-40LW となります。 * MV-40L 仕様の立上りコーナー部は、テープ V(250mm 幅)又は VT(240mm 幅)で増張りします。 * HS-15F は立上り切り付け部から 500mm 程度離し、UV-25F 又は UH-20A を張り掛けます。 * HS-15F のエンドラップは突き付けとし、テープ VT(240mm 幅)で増張りします。 * AS-T1、T3 に対応する場合は、コーナー部に増張りを入れます。 * MV-40L の 3 工程目を UV-35 又は 40 に変更する場合、仕様記号は MV-35、40 となります。 3 4 5 UV-40LG 仕上塗料(別途) HS-15F UV-40LG 仕上塗料(別途) UV-25F又はUH-20A 仕様記号 部位 厚さmm 重さkg/m2 1 2

CV-40L

平 場 4.2 5.0 既存押え層のき裂、不陸、段 差は修復し清掃する。 (別途) プライマーS…0.2kg/m2 立上り

CV-40LH

平 場 6.2 6.5 プライマーS…0.2kg/m2 立上り 6.7 7.0 3 4 5 UV-40LG 仕上塗料(別途) UH-20A UV-40LG 仕上塗料(別途) UV-25F又はUH-20A UV-25F UV-40LG 仕上塗料(別途) HS-15F UV-40LG 仕上塗料(別途) UV-25F又はUH-20A 仕様記号 部位 厚さmm 重さkg/m2 1 2

MV-40L

平 場 5.0 5.8 平場の既存防水層の膨れや 損傷箇所は修復する。 (別途) 立上り部の既存防水層は原 則として撤去する。 (別途) ベースコート 立上り 4.2 5.0 プライマーS…0.2kg/m2

MV-40LA

平 場立上り 7.06.7 7.88.0 プライマーS…0.2kg/mベースコート 2

MV-40LF

平 場立上り 7.56.7 8.88.0 プライマーS…0.2kg/mベースコート 2

MV-40LH

平 場立上り 7.06.7 8.38.0 プライマーS…0.2kg/mベースコート 2

改修標準

(8)

施工例 

FHU-32H

施工例 

NH-32A

シート接合部コーチング処理 UH-32(仕上塗料別途) テープVA(突合せ部補強用) HS-15F PU断熱材 シート接合部コーチング処理 ボンドSF接着 UH-15A ユナイトボンドSF ユナイトプライマーS UH-32(仕上塗料別途) シート接合部コーチング処理 ボンドSF接着 UH-15A ユナイトプライマーS * FHS-32A・32H の 3 工程目を UH-15A に変更可。その場合 PS 断熱材張り付けはテープ W を使用します。 * ASI-J1 に対応する場合は、コーナー部に増張りを入れます。 *浴室、厨房は適用不可。 *断熱材の厚さは、設計図書に指定がある場合はこれによります。 * HS-15F は立上り切り付け部から 500mm 程度離し、UH-15A を張り掛けます。 * HS-15F のエンドラップは突き付けとし、テープ VA(240mm 幅)を増張りします。 3 4 5 6 7

PU断熱材…30mm UH-15A UH-32 仕上塗料(別途) UH-32 仕上塗料(別途) PU断熱材…30mm HS-15F UH-32 仕上塗料(別途) UH-32 仕上塗料(別途) UH-32 ハイタックボンド…0.3kg/m 2 PS断熱材…35mm 絶縁クロス 押え層(別途) 押え層(別途) UH-32 ハイタックボンド…0.3kg/m 2 PS断熱材…35mm 絶縁クロス 押え層(別途) 押え層(別途) 仕様記号 部位 厚さmm 重さkg/m2 1 2

FHU-32A

平 場 36.2 8.2 プライマーS…0.2kg/m2 ボンドSF…0.5kg/m 2 立上り 5.2 6.0 UH-15A

FHU-32H

平 場 36.2 8.5 プライマーS…0.2kg/m2 ボンドSF…0.5kg/m 2 立上り 5.2 6.0 UH-15A

FHS-32A

平 場 40.7 7.7 プライマーS…0.2kg/m2 UH-15A 立上り 5.2 6.0

FHS-32H

平 場 40.7 7.6 プライマーS…0.2kg/m2 HS-15F 立上り 5.2 6.0 UH-15A

露出・押え断熱

露出防水

押え防水

* HS-15F のエンドラップは突き付けとし、テープ VA(240mm 幅)で増張りします。 * AS-J1 に対応する場合は、コーナー部に増張りを入れます。 *浴室、厨房は適用不可。 3 4 5 6 7 仕上塗料(別途) UH-32 仕上塗料(別途) UH-32 仕上塗料(別途) 3 4 5 6 7 絶縁シート 押え層(別途) 押え層(別途) UH-32 絶縁シート 押え層(別途) 押え層(別途) * NH-32 の立上りコーナー部は、テープ VA(240mm 幅)で増張りします。 * HS-15F は立上り切り付け部から 500mm 程度離し、UH-15A を張り掛けます。 * WH-32 の立上りコーナー部は、テープ VA(240mm 幅)で増張りします。 * WH-32A の 3 工程目を UH-15A に変更可。 仕様記号 部位 厚さmm 重さkg/m2 1 2

NH-32

平 場 3.7 4.5 プライマーS…0.2kg/m2 UH-32 立上り

NH-32A

平 場 5.2 6.0 プライマーS…0.2kg/m2 UH-15A 立上り

NH-32H

平 場 5.2 6.5 プライマーS…0.2kg/m2 HS-15F 立上り 6.0 UH-15A 仕様記号 部位 厚さmm 重さkg/m2 1 2

WH-32

平 場 3.9 4.6 プライマーS…0.2kg/m2 UH-32 立上り 3.7 4.5

WH-32A

平 場 5.4 6.1 プライマーS…0.2kg/m2 UH-15A 立上り 5.2 6.0

常温粘着工法

※状況に応じてトーチバーナー又は接着補助材を併用して下さい。

(9)

施工例 

FHU-32HR

施工例 

MH-32A

露出断熱改修防水

* HS-15F のエンドラップは突き付けとし、テープ VA(240mm 幅)で増張りします。 * ASI-J1 に対応する場合は、コーナー部に増張りを入れます。 *断熱材の厚さは、設計図書に指定がある場合はこれによります。 * HS-15F は立上り切り付け部から 500mm 程度離し、UH-15A を張り掛けます。 3 4 5 6 7 ボンドSF…0.5kg/m2 PU断熱材…30mm HS-15F UH-32 仕上塗料(別途) UH-15A UH-32 仕上塗料(別途) 仕様記号 部位 厚さmm 重さkg/m2 1 2

FHU-32HR

平 場 37.0 9.3 平場の既存防水層の膨れや 損傷箇所は修復する。(別途) 立上り部の既存防水層は原 則として撤去する。(別途) ベースコート 立上り 5.2 6.0 プライマーS…0.2kg/m2

改修標準

* HS-15F は立上り切り付け部から 500mm 程度離し、UH-15A を張り掛けます。 * AS-J1 に対応する場合は、コーナー部に増張りを入れます。 * MH-32 の立上りコーナー部は、テープ VA(240mm 幅)で増張りします。 * HS-15F のエンドラップは突き付けとし、テープ VA(240mm 幅)で増張りします。 3 4 5 6 7 UH-32 仕上塗料(別途) UH-15A UH-32 仕上塗料(別途) HS-15F UH-32 仕上塗料(別途) UH-15A 仕様記号 部位 厚さmm 重さkg/m2 1 2

MH-32

平 場 4.5 5.3 平場の既存防水層の膨れや 損傷箇所は修復する。(別途) 立上り部の既存防水層は原 則として撤去する。(別途) ベースコート 立上り 3.7 4.5 プライマーS…0.2kg/m2

MH-32A

平 場立上り 6.05.2 6.86.0 プライマーS…0.2kg/mベースコート 2

MH-32H

平 場立上り 6.05.2 7.16.0 プライマーS…0.2kg/mベースコート 2

■ 断熱材の選定

性能及び特長

硬質ウレタンフォーム及び押出法ポリスチレンフォームの代表性状を下表に示します。

厚さの設定

一般的に露出断熱防水仕様には硬質ウレタンフォームを、押え断熱防水仕様(USD工法)には押出法ポリスチレンフォームを使用します。 ユナイト防水仕様では断熱材の厚さを硬質ウレタンフォームが30mm、押出法ポリスチレンフォームを35mmとしていますが、官公庁物件等で は断熱材の厚さは「鉄筋コンクリート造住宅の新省エネルギー基準」等、それぞれ建設地区や建築物の種類、目的により算定基準が適用され 定められています。 断熱材の材質及び厚さは原則として設計図書に従って下さい。 硬質ウレタンフォーム(PU) 押出法ポリスチレンフォーム(PS) 用途 露出断熱工法用 押え(USD)断熱工法用 適用…JIS(JIS…A…9511) A種保温板2種1号 A種保温板3種b 性能 密  度 kg/m3 35以上 25以上 熱伝導率 W/m・K 0.023以下 0.028以下 曲げ強さ N/cm2 25以上 25以上 圧縮強さ N/cm2 10以上 20以上 特  長 熱伝導率が小さく耐熱性に優れ独立気泡のため、水や水蒸気の侵入に対する抵抗性が大きい。 圧縮強度が大きく、圧縮クリープ性に優れ、又、透湿性・吸水性が小さいため安定した断熱性を維持する。 製品名 アキレスボードGF ミラフォームM2RS 規格・寸法 605mm×910mm(25mm~50mm) 910mm×910mm(25mm~50mm) 項目 材質 UH-32(仕上塗料別途) シート接合部コーチング処理 ボンドSF接着 立上部:既存防水層撤去 ユナイトプライマーS シート接合部コーチング処理 UH-32(仕上塗料別途) テープVA(突合せ部補強用) HS-15F PU断熱材 シート接合部コーチング処理 ボンドSF接着 UH-15A 既存砂付ルーフィング撤去 ユナイトプライマーS UH-15A ユナイトベースコート (既存防水層調整、清掃別途) ユナイトボンドSF ユナイトベースコート 既存砂付ルーフィング

(10)

防水材料ガイド

バーテックスシート (上層用)

ハイタックシート (上層用)

バーテックスシート (上層用)

ハイタックシート (下層用)

バーテックスシート (下層用)

ハイタックシート (下層用)

UV-40LG 4.0mm×1m×8m(38kg) 高強力な不織布に SBS 系改質アスファルト を積層し、 表層にはスレートチップを固着さ せた上張り用のシートです。耐候性に優れ紫 外線の劣化から防水層をガードします。 UH-32 3.2mm×1m×8m(31kg) 表層に砂粒を配した上張り用シートで、接着 性に優れた粘着層により、 下地へ転圧する だけで防水層をつくります。 低温時にはトーチバーナーを併用して下さい。 UV-40 4.0mm×1m×8m(33kg) UV-35 3.5mm×1m×8m(30kg) 高強力な不織布に APP 系改質アスファルト を積層したシートで表層には砂粒を固着させ たシートです。 露出単層防水用と露出複層 防水用に使用します。下地との接着面になる フィルムにはスリットが施してあり、 均一な溶 融状態が目視できます。 UH-20A 2.0mm×1m×15m(32kg) (トーチ工法用) UH-15A 1.5mm×1m×16m(26kg) (常温粘着工法用) シート表面にフィルムを配した全面密着型の 下張りシートです。 上張り用シートと複合することで工事の省力 化、省燃費化がはかれます。 低温時にはトーチバーナーを併用して下さい。 UV-25F 2.5mm×1m×8m(24kg) シートの両面にはフラットフィルムを積層した 複層防水の下張り用シートです。他のシート と複合することにより、 水密性に優れた複層 の防水層を形成することができます。 HS-15F 1.5mm×1m×16m(33kg) (トーチ及び常温粘着工法用) シート裏面にストライプ状の粘着層を設けた 下張り絶縁用シートです。通気性能に優れて おり、 信頼性の高い複層絶縁防水が得られ ます。 低温時にはトーチバーナーを併用して下さい。

トーチ工法用シー卜

常温粘着工法用シート(全面密着型)

(部分絶縁型)

改質アスファルト系プライマー

接着剤/塗膜防水材

シール材

下地活性材/下地調整材

ドレン

テープ類

仕上塗料

脱気筒

断熱材

特殊部位補助材

ユナイトプライマーS 16kg/缶 ユナイトプライマーE 17kg/缶 ユナイトプライマー S は改質アスファルトを 石油系溶剤でカットバックしたもので、防水 下地との密着をより確かなものとします。 ユナイトプライマー E は溶剤を含まないため、 引火火災や中毒の危険性がない水性系のプ ライマーです。 ユナイトボンドSF 20kg/缶 ユナイトハイタックボンド 18kg/袋 ユナイトリアスコートA 20kg/ポリペール缶 ユナイトボンド SF はブチルゴムを主成分に 特殊アスファルトを配合した常温型の接着剤 です。 作業性及び接着性に優れ、 耐久性 に富んだ塗膜接着層を形成します。 ユナイトハイタックボンドはアクリル酸エステ ル重合体を主成分とし、USD 工法のポリス チレン系断熱材をシート表層砂面に張付け る接着剤として使用します。 ユナイトリアスコート A はゴムアスファルト系 水性エマルションタイプの塗膜防水材です。 ユナイトコーチング 10・16kg/缶 カートリッジ (330ml×30本入り) 改質アスファルトを溶剤で希釈し、 無機系 充填剤を配合したゴムアス系シール材です。 作業性にも優れ、 長期にわたり弾性を保持 し防水層の端末部や役物回りに使用し水密 性を高めます。 ユナイトベースコート 23kg/缶 ユナイトレベラー(主剤) 18kg/缶 (硬化剤) 14kg/箱 (7kg×2袋) ユナイトベースコートは既存のアスファルト系 防水層に塗布することにより、優れた浸透性 によって旧防水層を活性化させ新規防水層 と一体化します。(使用量 0.8 ~ 1.2kg/㎡) ユナイトレベラーは特殊変成エマルションと 無機水硬性粉体を混ぜ合せて使用する混合 型の仮防水材です。 ユナイトドレン(L、LS)は改修工事用の 鉛製ドレンで既存ドレンの上に設置して使用 します。 鉛製のため柔軟で下地になじみ施 工が簡単です。 縦型の L タイプと横型の LS タイプがあり、 キャップは別売りとなります。 ユナイトテープV、VT、VA、W テープ V は両面がフィルムタイプのトーチ溶 融型の補強テープです。 テープ VA、VT は片面粘着型の補強テー プで、 出入隅部やドレン、 役物回り、HS-15F の突合せ部の補強張りに使用します。 低温時はバーナーを併用して下さい。 テープ W はポリスチレン系断熱材をシート へ固定するための両面ブチル系粘着層付 テープです。 ユナイトコートフラット 15kg/缶 ユナイトコートノンスリップ 18kg/缶 耐侯性に優れたアクリル系エマルションタイ プの水性保護化粧材で防水層の美観を高め、 紫外線からガードします。(シルバー、シル バーグレー、グレー、グリーン)骨材を配し た軽歩行用に用いるノンスリップタイプもあ ります。 ※高日射反射率塗料のユナイトコート遮熱 クールグレー及び、自己洗浄タイプのユナイ トファインクール(ホワイト・グレー・グリー ン)もあります。 ユナイトベントSS(平場用) ユナイトベント SS は耐久性に優れたステン レス製で下地からの湿気を外部に抜き脱気 効果を発揮します。 通常は 50 ~ 80m2に一個設置します。 硬質ウレタンフォーム(PU) ポリスチレンフォーム(PS) ポリウレタン系断熱材は両面にアスファルトを 含浸させたガラス不織布を張り合わせた断熱 材で、防水層の下に設定して使用します。 ポリスチレン系断熱材は耐荷重性に優れて おり押え層直下の防水層上に施設し使用し ます。 ※…厚さ 50mm を超える場合は別途ご相談 下さい。 ユナイトメルトベースは特殊コンパウンドを 板状に成型したもので、トーチバーナーで 溶融することで、ドレン回りや複雑な部位の 水密性を確保することができます。 持ち運びに便利なロール状で、現場で必要 な分をカットすることが可能で経済的です。

(11)

塗装有無による防水層表面の温度変化

80 75 70 65 60 55 50 45 40 10:00 12:00 13:00 14:00 温度(℃) 時刻 クールグレー(非断熱) クールグレー(断熱) 標準色グレー(断熱) 塗装なし 種別 製品名称 規格・荷姿・重量 厚さ(mm)…幅(m)…長さ(m) 用途 トーチ工法(溶融型) 改質アスファルト シート ユナイトバーテックスシート UV-40LG 4.0mm×1m×8m 38kg/本 単層・複層防水用(表面スレートチップ) ユナイトバーテックスシート UV-40 4.0mm×1m×8m 33kg/本 単層・複層防水用(表面砂粒) ユナイトバーテックスシート UV-35 3.5mm×1m×8m 30kg/本 複層防水用(表面砂粒) ユナイトバーテックスシート UV-25F 2.5mm×1m×8m 24kg/本 複層防水用 ユナイトベントホール 1.0mm×1m×16m 20kg/本 穴あきシート 常温粘着工法 (粘着層付) 改質アスファルト シート ユナイトハイタックシート UH-32 3.2mm×1m×8m 31kg/本 単層防水用(表面砕石) ユナイトハイタックシート UH-20A 2.0mm×1m×15m 32kg/本 複層防水用(トーチ工法用) ユナイトハイタックシート UH-15A 1.5mm×1m×16m 26kg/本 複層防水用(常温粘着工法用) ユナイトハイタックシート HS-15F 1.5mm×1m×16m 33kg/本 部分粘着層付シート 補強用テープ ユナイトテープV(250W) 2.5mm×250mm×8m 5.5kg/巻 トーチ工法補強用(両面フィルム溶融タイプ) ユナイトテープVT(240W) 2.0mm×240mm×15m 8.0kg/巻 トーチ工法補強用(粘着付) HS-15F突き合わせ部補強用 ユナイトテープVA(240W) 1.5mm×240mm×16m 6.5kg/巻 常温粘着工法補強用(粘着付) HS-15F突き合わせ部補強用 ユナイトテープW(200W) 1.0mm×200mm×15m 4.8kg/巻 ポリスチレン系断熱材張付け用 プライマー ユナイトプライマーS 角缶入り 16kg/缶 改質アスファルト系プライマー ユナイトプライマーE 17kg/缶 改質アスファルト系水性プライマー 接着剤他 ユナイトボンドSF 角缶入り 20kg/缶 ブチルゴムアスファルト系接着剤 ユナイトハイタックボンド ビニール袋(箱入り) 18kg/袋 アクリル酸エステル系水性接着剤 ユナイトリアスコートA ポリペール容器 20kg/缶 ゴムアスファルト系塗膜防水材 溶融型 特殊コンパウンド ユナイトメルトベース 1.5mm×150mm×20m 4.5kg/巻 溶融型成型シート 3.0mm×250mm×10m 7.6kg/巻 仕上塗料(水性) ユナイトコート フラット シルバー 角缶入り 15kg/缶 露出防水層仕上塗装用 ユナイトコート フラット カラー 3色 露出防水層仕上塗装用(シルバーグレー・ グレー・グリーン) ユナイトコート ノンスリップ カラー 3色 18kg/缶 露出防水層仕上塗装用(珪砂入) ユナイトコート 遮熱クールグレー 15kg/缶 高日射反射率塗料 ユナイトファインクール 3色 20kg/缶 高日射反射率塗料(自己洗浄タイプ) (ホワイト・グレー・グリーン) 絶縁クロス ユナイト絶縁クロス (PPフラットヤーンクロス) 1m×100m 13kg/本 押え断熱USD工法用 絶縁シート ユナイト絶縁フィルム (PEフィルム) 0.15mm×1m×100m 12kg/本 コンクリート押え層保護シート 断熱材 硬質ウレタンフォーム(PU) 605mm×910mm 25mm~50mm 露出断熱用 ポリスチレンフォーム(PS) 910mm×910(1820)mm 押え断熱用(USD工法) ゴムアス系 コーチング材 ユナイトコーチング 角缶入り 10kg/缶 防水端末処理材(ブチルゴム系) 16kg/缶 防水端末処理材 カートリッジタイプ 330ml×30本入り 10kg/箱 防水端末処理材(ブチルゴム系) 下地処理材 ユナイトベースコート 角缶入り 23kg/缶 アスファルト系下地活性材(一液型) ユナイトレベラー 主剤18kg・硬化剤14kg 32kg/セット ポリマーセメント系仮防水材(混合型) 脱気用器材 ユナイトベントSS 底部外径φ190×191H 平場用脱気装置(ステンレス製) ユナイトベントSS(コア付) 底部外径φ190×191H 断熱用脱気装置(ステンレス製) 改修工事用ドレン ユナイトLドレン(縦型) φ40mm~φ100mm 5mm間隔 鉛製(400角) ユナイトLSドレン(横型) φ40mm~φ100mm 10mm間隔 鉛製(400角)ジャバラ付 ドレンキャップ(縦型・横型) 鋳鉄製 固定アンカー アンカー660・675・6100他 φ6.0×60・75・100mm 手打ち 断熱材固定用 寒冷地等で使用する場合 固定プレート プレートB・C φ45・φ60×φ6.0×1.2mm 断熱材固定用 寒冷地等で使用する場合

防水材料製品一覧

高日射反射率塗料 

「ユナイトコート遮熱クールグレー」

露出防水層表面に塗装することで、効率よく太陽光を反射し、輻射熱による防水層の熱劣化を抑えることができます。 ユナイトコート遮熱クールグレーは防水層のロングライフ化を実現しヒートアイランド現象の緩和にも貢献します。 グリーン購入法(近赤外域の日射反射率が50%以上)に適合した塗料です。

仕上塗料

※ 耐久性に優れ自己洗浄性を有する「ユナイトファインクール」(ホ ワイト、グレー、グリーン)もあります。 日射反射率は(財)日本塗料検査協会試験による ※日射反射率: 規定の波長域で求めた分光反射率から算出した もので、塗膜表面に入射する全天日射に対する 塗膜からの反射光束の比率。 ※近赤外域: 最も物質に吸収されやすく熱になりやすい波長 領域。 日射反射率% 全波長域 300~2500nm 780~2500nm近赤外域 67.4 81.1

分光反射率

100 80 60 40 20 0 300 500 700 900 1100 1300 1500 1700 1900 2100 2300 2500 反射率(%)

近赤外域

(780~2500)

波長(nm) 最高気温:33℃ 測定日:2016年7月 場所:当社工場(静岡県)

(12)

1000 全面接着 (試験体寸法1000×500) 500 1200 1000 全面接着 (試験体寸法1000×500) 500 600 送気口 送気用溝 試験体 シーリング処理 下地 (単位:mm) 防水層 100mm/min スレート板 下地き裂幅 防水層:50×200mm き裂幅(mm) NV-40L NH-32 WV-25A NH-32H 20 40 60 応力(N/50mm幅) 600 400 200 200 100 ユナイトベースコート 既存防水層

■ ユナイトシートの下地き裂追従性

■ ユナイトプライマーSの接着性

改質アスファルト系「ユナイトプライマーS」と各種シートの接着性試験結果 試験結果 試験方法(日本建築学会JASS8:1986「下地との通気抵抗 性試験」に準ずる) 試験体を試験装置に取り付け、10mmAqの圧力空気を試験 体の通気口から送り、微少流量計により1分当たりの流失空 気量を読みとります。 流失量が170cm3/min以上の場合は、計算上、膨れにくいと されています。 防水下地に発生するき裂は最大でも3〜5mm程度と言われ ています。バーテックスおよびハイタックシートはいずれもこれ を上回る下地き裂追従性を有しています。

技術資料

■ユナイトバーテックスシート・ユナイトハイタックシートの接着性

トーチ工法用シートと常温粘着工法用シートの接着性を、垂直引張りテストおよび180°ピーリングテストにより測定しました。 仕様記号 NV-40LF NV-40LH NH-32H 社内規格 上層シート UV-40LG UV-40LG UH-32

下層シート UV-25F HS-15F HS-15F 垂直引張強さ N/cm2 18.6 14.6 13.2 10 以上 ゴムアス凝集破壊 ゴムアス凝集破壊 自着層の凝集破壊 はく離強さ N/25mm 44.1 32.5 23.4 20 以上 ゴムアス凝集破壊 ゴムアス凝集破壊 自着層の凝集破壊 垂直引張りテスト 180°ピーリングテスト

■ユナイトハイタックシートHS-15Fの通気性

ユナイトハイタックシートHS-15Fはストライプ状の部分接着ですから、下地からの空気や水蒸気は絶縁部を通して移動するため膨れを軽減す ることができます。 引張りテストの結果、ゴムアスおよび自着層の凝集破壊を示し、接着性は良好でした。

■ ユナイトベースコートの特徴

● 施工が簡単で、新規防水層との接着性に優れています。 試験体

UV-40LG UH-32 UH-15A 社内規格値

垂直引張強度 N/cm2 23 15 11 10以上 180°ピーリング強度 N/25mm 35 27 22 20以上 試験項目 品名 (試験温度20℃) ユナイトプライマーSと各種シートの接着性は良好でした。 ユナイトベースコートの品質 項目 結果 容器中の状態 かく拌後固まりや沈殿がなく均一 作業性 こて塗りに支障がない 塗膜の状態 割れ、膨れ、はがれのないこと 加熱残分(%) 78.5 比重 1.20 引火点(℃) 50 粘度25℃(cPs) 10,000~20,000 水密性 24時間、透水なし 水密性試験 既存防水層にユナイトベースコートを添付乾燥後、上に設置したパイプ に水を満たし24時間後の透水の有無を観察した。 (試験温度20℃) ユナイトハイタックシートHS-15Fのストライプ形状は、20mmAq(20kg…f/m2)の微圧で630cm3/minの通気量があり、膨れに対して十分な 効果があります。 ※仮防水材はユナイトレベラーをご使用ください。

(13)

防水施工

標準的な施工手順を下記に示します。(トーチ工法単層密着仕様)

■トーチ工法の施工

施工時の気象条件  次の場合は施工を中止して下さい。 a 降雨、降雪のおそれのある場合 b 降雨、降雪の後で下地が十部乾燥して   いない場合 c 気温が低い(2℃以下)場合 d 強風時の場合 e 高温多湿の場合 ①下地コンクリート面は、平滑で凹凸がないこと。 また、鉄筋・番線等の突起物、粗骨材、モルタル のこぼれ等は、防水層を損傷する原因となるの で、完全に除去します。  凹凸がある場合は、サンダー等で平滑にし十分 に清掃して下さい。 ②下地は十分に乾燥していることを確認します。 乾燥が不十分な下地に施工すると下記のような 欠陥が生ずるので注意して下さい。 a 下地への密着不良 b 膨れの発生 c 張りじまい等端部の付着不良  特にデッキプレートなどに現場打ちコンクリート 打設した下地は乾燥が遅いので膨れを生じやす くなるため注意してください。 ③下地の形状  設計図による所定の勾配が取れていることを確 認して下さい。勾配は1/100~1/20とするが、 但し工法によって異なります。  出隅、入隅は下図のように面取りをします。 ④ドレン、貫通パイプ回り  ルーフドレンはコンクリート打設前に型枠に固定 し、コンクリートに打込むことを原則とします。取 付けに際しては、ルーフドレンのつば天端レベル を周辺コンクリート天端より30~50mmほど下 げて堅固に取り付けます。  パイプ類の防水層の貫通は、可能な限り避け、 やむを得ない場合は、スリーブを使用してこれ を完全に固定します。  貫通部の周囲のスラブ面は、特に平滑にし、パ イプ類を含め下地の汚れ除去等清掃を十分に 行って下さい。 ①シートの割付けは原則としてドレン振り分けと し、水上側が水下側の上に重なるように仮敷き します。  両端部より中心へ両耳が平になるように巻き戻 します。  シート相互の重ね幅は、長手100mmで幅は 100~150mmとします。 ②シートの裏面及び下地をトーチバーナーであぶ り改質アスファルトを十分に溶融させます。 ③下地への張付け及びシート相互の接合に当 たっては、シート端部から溶融した改質アスファ ルトが、はみ出すように施工します。 ④シートの三枚重ね部は、水みちになりやすいの で、中間のシート端部を斜めにカットして下さ い。 ⑤シート砂面に重ね合わせる場合は、重ね部の砂 面をあぶって砂を沈めた上に張り重ねます。 プライマー塗りは、下地の乾燥を確認し清掃し た後、行います。 ユナイトプライマー S を毛ばけ・ローラーば け等を下地の状況に応じて適宜使い分けて施工 範囲の全面にむらなく均一に塗布して下さい。 塗布量が極端に多すぎたり、よどみが出ると表 面に皮膜ができ、中に溶剤が残ってしまい、防 水層の軟化や膨れの原因になるので注意して下 さい。 塗布量は下地の種類により下表を目安とします。 下地の種類 使用量(m2 現場打ちコンクリート下地 0.2 ~ 0.3kg プレキャストコンクリート下地 0.2 ~ 0.3kg ALC パネル下地 0.4 ~ 0.5kg * ALC パネルヘの塗布量は 2 回塗りとする。 改質アスファルト系プライマーには揮発溶剤が 含まれているため、作業中の火気には十分に注 意をして下さい。また、密閉箇所や室内では換 気装置を用いて作業を行って下さい。 プライマーは、防水シートの張付けまでに十分 乾燥させます。 ①立上りへのシートの張付けは、巻き上げ張りを 基本とし、浮きやしわが生じないようにていねい に張付けます。 ②シートの端部は、所定の位置に均一にそろえて 耳浮きなどのないように焼きごてで押え平滑に します。  押え金具を用いて留付け、シール材を充填し水 密性を図って下さい。 ③立上りの入隅部は、張付け後は十分に押え付 け、浮きが生じないように注意して下さい。 改質アスファルトシートの張付けに先立ち、増 張り用シートを用いて以下の増張りをします。 ①出入隅部  テープVまたはVTを用いて立上り面と平場に張 り掛けて増張りします。 ②出入隅角  テープVまたはVTを240~250mm角に裁断 し、下図のように増張りします。 ③ドレン回り  ルーフドレンの内径程度の大きさに穴をあけた 500mm角程度のシートをドレンつばと下地に 張付けた後、バーナーでよく溶融させ焼ゴテで 目つぶしして、表面が一体になるようにシールし ます。  扇形に裁断したシートを1枚ずつ張付けても良 い。改修工事の場合は鉛製改修用ドレンを下地 へよくなじませ同様に増張りを行います。 ④ALCパネル短辺部、コンクリート打継ぎ部は、 300mm程度の増張りシートを用いて接合部 両側に100mm程度張り掛けて絶縁増張りしま す。   P Cコンクリート接 合目地は部 材 の 両 側に 100mm程度ずつ張り掛けることのできる幅の 増張りシートを用いて絶縁張りを行って下さい。 ①仕上塗料は、かく拌機などを用いて、顔料及び 骨材等が分散するように注意しながら十分練り 混ぜて下さい。 ②仕上塗装塗りは、防水層の乾燥を確認した後所 定の塗布量をはけ又はローラーばけ等により均 一になるように塗布します。  2回塗りを原則とし、2回目は1回目と直角方向 に塗り上げます。 ③塗布後に降雨、降雪が予想される場合は塗布を 見合わせて下さい。 ④エマルション系塗料は冬季の低温時は凍結や 塗装後の造膜形成が行われない恐れがあるの で注意して下さい。 露出防水層の維持管理 使用上の注意 1. 防水層の上で焚き火や喫煙などの火気の使用は 厳禁です。 2. 本防水層は非歩行用ですから点検など必要な場 合を除き歩行しないで下さい。 3. 防水層の上に強アルカリ、強酸などの薬品、油、 溶剤等をこぼさないで下さい。 4. 点検等で防水層の上を歩行する場合は、スリッ パなど底の柔らかい履き物を使用して下さい。 突起のある履き物は防水層を損傷させる恐れが あります。 5. やむを得ず重量物(テレビアンテナ、空調設備 など)を設置する場合は、損傷しないように必 ずゴムマットなど下敷き材を施して下さい。 6. 防水層の上の除雪を行う場合には、防水層を傷 つけないように注意して下さい。 7. 防水層の上に土を置き植物を植えないで下さい。 お願い 1. 年2回程度は排水溝やルーフドレン回りの清掃 を実施して下さい。 2. 2年に1回程度は防水層の点検を実施し、万一 防水層の剥離等異常が認められた場合は、施工 業者に連絡して下さい。 露出防水層には下記のような現象が見られること がありますが、防水性能に支障はありません。 1. 雨水が滞留し易い箇所に汚泥、塵埃、花粉、黄 砂、苔類等の堆積した場合の乾燥湿潤の繰り返 しによる表層のひび割れや剥離。 2. ルーフィング接合部よりはみ出したアスファル トに生じるひび割れ。 3. 表層砂に含有される鉄分による錆。 4. 仕上塗料の経年による自然な変色や退色、ひび 割れ、減耗。 定期的な塗り替えをお奨めします。 5. 防水層端末シール材の経年によるひび割れや減耗。 定期的な打ち替えをお奨めします。

1

下地調整・清掃

2

プライマー塗布

3

増張り

4

平場シートの張付け

5

立上りシートの張付け

6

仕上塗料塗り

増張り用シート (幅200mm程度) ㋺入隅部の増張り 増張り用シート (幅200mm程度) ㋑出隅部の増張り 出隅・入隅部の増張り 出隅角 出隅角 入隅角入隅角 増張り用シートを用いた場合 3~5mm 直角 ㋑出隅 ㋺入隅 シール材 押え金具 水切りあごタイプ シール材 押え金具 笠木タイプ ※施工にあたっては施工要領書を ご確認下さい

(14)

■ 施工時の注意事項

ハイタックシートHS-15Fの張付け

シートを仮敷きし、方向取り、寸法取りおよび重ね合せ幅の調整をし ます。 裏面ストライプ状の自着層は、左右形状が異なるため張り合わせ違 いのないように注意して下さい。また、張付け時には転圧ローラー等 を用いて圧着して下さい。

■常温粘着工法の施工

NH-32H(複層絶縁仕様)の施工手順を下記に示します。 下地へ塗布したプライマーの乾燥や所定の増張 りを確認後、ハイタックシート HS-15F を張 付けます。 立上り部より 500mm 程度離して割付けシー トは相互に突き付けとします。 シート裏面のはく離フィルムを剥がし、しわが 生じないように平均に押し広げて張付けます。 ハイタックシート HS-15F のエンドラップの突 合わせ部はテープ VA(240mm 幅)を用いて 増張りをします。 シート双方に均等に張り掛け、浮きがないよう に十分にローラーで転圧して下さい。 はく離フィルムを剥がしながら、空気を巻きこ まないように張付けていきます。 長手方向は、ラップはく離フィルムを剥がし 100mm を重ね合わせ接合します。 幅方向の接合はボンド SF を使用するか砂面 をトーチで炙り、表面砂を沈めてから 100 ~ 150mm 幅を接着します。 浮き部分がないように十分にローラーで圧着し ます。 冬季や低温時は接着が不十分となるため、状況 に応じてトーチバーナーを併用して下さい。

1

ハイタックシートHS-15Fの張付け

2

HSシート突合わせ部の増張り

3

ハイタックシートUH-32の張付け

改修工事の注意事項

既存立上り保護層の撤去

① 保護層の撤去に先立って次のことに留意して下さい。 a…騒音・振動等の防徐対策 b…作業時間についての建物管理者、入居者との合意 c…はつりくず等の飛散等の安全対策 d…はつりくず等の荷降ろし方法 e…漏水対策 f… 設備機器等の移設、盛替、復旧方法 g…廃棄物の処分方法 躯体や笠木及び水切りあご等に損傷を与えないように注意します。また、外壁仕上げ材(タイル等)をはく離あるいは、はく落させないよ うに注意して下さい。 ② 既存アンテナ基礎及び機械基礎等を撤去する場合は、既存防水層の撤去面より深い位置で撤去し、ポリマーセメントモルタルで平坦に 仕上げます。 ③ 砂利敷き保護層の撤去は、砂利洗浄し再度用する場合があるので、他のはつりくず等が混入しないように袋等に納めて荷降ろします。 砂利の移動時は既存防水層に損傷を与えないように注意して下さい。 ④ 平板ブロック等の撤去時は、下に繁茂している草等の除去時に防水層を損傷させないように注意して下さい。

防水層の撤去

① 立上り防水層の末端部が押え金物で固定されている場合は、コンクリート下地を損傷させないように注意して下さい。また留付け用の ビスが残らないように、ていねいに撤去します。 ② 既存防水層の撤去は防水層の種類により下表を参照して下さい。

ルーフドレン回りの処理

既存の保護層及び防水層を撤去した部分は、ポリマーセメントモルタル等で下図のように処理して下さい。

既存下地の補修と処置

改修に際して、下地の状況は下記の項目に留意して下さい。 上記項目を確認後、適宜、補修及び下地処理を行い、新設防水層の施工に支障のないようにしておいて下さい。

三枚重ね部の処理

シートの三枚重ね部は、シール材を充填するか、トーチバーナーであ ぶり、焼いた金ごてを用いて滑らかにしておきます。 ※施工中ラップ及び裏面のはく離フィルムを剥がした後、粘着面を太陽光など に曝露させておくと接着力が低下しますので長時間放置しないで下さい。

平場シートの張付け例

平場シートの張付け方法例を下図に示します。 シート裏面のはく離フィルムを剥がし、低い位置で空気を巻き込まな いように平均に押し広げて張付け、ローラー転圧し十分に接着させま す。 (低温時にはトーチバーナーを併用して下さい。) 既存防水層 撤去時の注意事項 加硫ゴム系、塩化ビニール系 下地に全面接着されているので、防水層をカッターナイフ等で適当な大きさに裁断しながら下地を損傷させないように注意し、撤去して下さい。 塗膜ウレタン系、非加硫ゴム系 全面撤去すると下地を損傷させるため、劣化の著しい部分、浮さ部分、膨れ部分等についてのみサンダー、けれん棒、皮すき等を使用して、下地を損傷させないように注意し、撤去して下さい。 アスファルト系 たがねや、けれん棒等で適当な大きさに裁断しながら撤去します。下地に残存しているアスファルト等は、けれん捧、皮すき等で除去して下さい。 部 位 コンクリート保護層を下地とする場合 露出防水層を下地とする場合 平 場 ひび割れ、欠損、不陸、段差 伸縮目地部での浮上り及びせり上り 保護コンクリートの含有水分 ルーフドレン、貫通パイプ類の不備 保護層と防水層の間の溜り水 貫通破断、損傷、膨れ、変形、表面のひび割れ 接合部の口開さ、接合端邸のシール切れ 砂落ち、仕上塗料の減耗、チョーキング 入隅の浮さ、排水勾配不良 防水層の裏面に水が回っている。 立上り 出入り口回りの納まり不備、ひび割れ、パラペット打継ぎ部のシーリング材劣化笠木部の変形及び不具合、出入隅部の形状不備、取付け金物類(丸環等)の不備 水切りあご下端の水切り溝の不備、パラペット天端のひび割れ、押えれんが又はモルタル倒壊又は浮き ①保護層及び防水層を撤去した場合の下 地処理 ②防水層を撤去した場合の下地処理 ③鉛製改修二重ドレンの設置(プライマー塗り) ㋑広げたまま張付ける方法 ㋺巻き戻して張付ける方法 粘着層付きシートの張付け例 既存防水層 ≒300 モルタル ≒500 1 2 既存防水層 ≒300 立上り部保護層の撤去 立上り保護層撤去 躯体や笠木及び水切りあご等 に損傷を与えないようにする 振動による仕上げ材の はく離・はく落に注意する 非撤去部の既存防水層に損傷 を与えないように注意する 保護層非撤去

参照

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