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目次 全ボランティア共有 1. 携行荷物について (1) 赴任時に必ず持参するもの (2) 生活用品情報 (3) 任地赴任にかかわる携行荷物の輸送について 2. 別送荷物について (1) アナカン 郵送等の利用について (2) 通関情報について (3) その他 3. 通信状況について (1) パソコ

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2018 年 10 月 22 日 ブラジル事務所 (サンパウロ出張所)

ボランティア赴任前留意事項

□ 青年海外協力隊(長期)

□ 青年海外協力隊(短期)

□ シニア海外ボランティア(長期)

□ シニア海外ボランティア(短期)

日系社会青年ボランティア(長期)

□日系社会青年ボランティア(短期)

日系社会シニア・ボランティア(長期)

□日系社会シニア・ボランティア(短期)

※本資料に記載の情報は、2018年10月現在のものであり、その後状況が変化している場合があります。 記載内容については正確を期していますが、万が一誤りがあった場合にはJICAは責任を負いかねま すのでご了承ください。 ※本資料はJICAボランティアを対象としたものであり、その他の方には該当しない情報も含まれて いる可能性があることをご承知おきください。

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2 目 次 《全ボランティア共有》 1.携行荷物について (1)赴任時に必ず持参するもの (2)生活用品情報 (3)任地赴任にかかわる携行荷物の輸送について 2.別送荷物について (1)アナカン・郵送等の利用について (2)通関情報について (3)その他 3.通信状況について (1)パソコンの普及状況(現地で購入可能なPCの機種・価格、 プロバイダ、E-mail の利用状況など) (2)固定電話、携帯電話の普及状況 4.現金の持ち込み等について (1)現金持込にかかる注意 (2)両替状況 (3)赴任時に用意することが望ましい金額について (4)その他 5.治安状況について 6.交通事情について 7.医療事情について 8.蚊帳について *マラリア・デング熱汚染地域のみ 9.問合わせ先 《日系社会青年ボランティア対象》 *単車貸与者、自動車関連職種の派遣がある国のみ。 10.運転免許証について:ブラジル国は該当なし 《日系社会シニア・ボランティアのみ》 11.車輌の購入・輸送について (1)運転免許証について(本邦、国際免許証携行の要否) (2)現地運転免許の取得手続き (3)その他 《全ボランティア共有》 12.その他 (1)入国・通関に関する留意事項 (2)住居

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3 《全ボランティア共有》 1.携行荷物について (1)赴任時に必ず持参するもの ①官報(公用旅券所持者の査証免除)の写し(ポルトガル語版と日本語版) ②外務省サイト(英語)米国乗継用無査証の説明ページの印刷物 ※米国経由の場合 ③ブラジル滞在経験者 以前ブラジルに滞在して以下の(a)(b)を取得された場合は必ず携行してください。 (a)外国人登録証(REGISTRO NACIONAL DE ESTRANGEIRO)

(b)納税者登録証(CADASTRO DE PESSOAS FISICAS) ④その他 (次のものは郵便などの別送品とせず、必ず携行品としてください。) ・JICA ボランティア・ハンドブック ・国際協力共済会新総合ハンドブック ・着任後の表敬訪問(総領事館など)はじめ公式行事もありますので、ジャケット、 (男性の場合はネクタイ)、革靴などは必ず携行してください。 ※ブラジル到着直後に食事代などが必要となりますので、US$(米国ドル)500.00 程 度を R$(ブラジルレアル)に両替しておいてください。 (また、銀行関係(カードによる現金引出など)、クレジットカード関係にトラブ ルが発生(当国のシステムやインフラの問題で使用できない)した場合に備える ため。) ※葡日/日葡辞書、初級・中級文法書(ポルトガル語学習を進めて行く上で、日本語の 文法解説書は重宝します。 重要 『1.携行荷物について(3)任地赴任にかかわる携行荷物の輸送について P.6~』 にも記載していますが、地方部(サンパウロ市から 400km 以遠)が任地のボランティ ア1は任地赴任には国内線航空機を利用することとなります。その際の携行荷物の超過 料金は赴任前にボランティアに支給される移転料から支払うこととなります。 特に日本語教育書籍や日本文化紹介のための物品を持参されたい方は、この国内線の 荷物超過料金をよくご勘案の上、携行してください。(任地赴任のための国内線の荷物 超過料金や国内の荷物輸送料は「移転料」を充当するという考えです。) (2)生活用品情報 ①電化製品 都市では品質を問わなければほとんどの電気製品の購入が可能です。また、販売され ている品物や金額はインターネットショッピングのサイトなどで検索することがで きます。しかし、品質等を考えると割高です。ご自身の携行荷物の量を勘案された上 で、日本からの持参は検討するようにしてください。 (ブラジルの大手スーパーマーケット:http://www.extra.com.br/ http://www.casasbahia.com.br/ ) 1 「要望調査票」の「任地から JICA 事務所までの交通手段、所要時間」欄が「バス」となっていても安全確保及び配属先の出迎 えの都合により、任地がサンパウロ市から 400 ㎞以遠の場合には国内線航空機での任地赴任となります。

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4 ②変圧器 ブラジルの電圧は都市や地域によって異なり、110V、115V、127V、220V などボル ト数は様々です。(地域や場所により異なります。) ブラジルでは変圧器は高価なため、日本から変圧器が必要な電化製品を持ち込む場合、 ご自身の携行荷物の量を勘案された上で、日本からの持参は検討するようにしてくだ さい。 ③コンセントプラグ ブラジルでは、2010 年 1 月 1 日から新型コンセントプラグを全国的に導入していま す。ただし、建物によっては旧来の形状であったり、ホテル室内でも新型と旧型が混 在していたりすることもあります。旧型には A、C、SE タイプがありますが、一般的 には A、C 共用タイプです。各種アダプターはブラジルのスーパーマーケットなどで 入手可能です。 ※新型コンセントプラグ ※旧型 A、C 共用タイプ ④書籍 日本の書籍(日本語教材含む)はサンパウロであれば、ある程度入手することも可能 ですが、専門書等を取り扱う書店はありませんので、必要に応じて持参することをお 勧めします。 (特に活動に必要となる専門書、葡日/日葡辞書、初級・中級文法書(ポルトガル語 学習を進めて行く上で、日本語の文法解説書は重宝します。)は、あらかじめ持参さ れることをお勧めします。)

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5 ⑤衣類 あまりはっきりはしませんがブラジルにも四季はあり、夏季は 11~4 月、冬季は 5~ 8 月といわれています。ただしブラジルの国土は日本の約 23 倍あり、熱帯から温帯 まで地域によって気候が異なります。 ・北部地方のベレンやマナウスの熱帯地域は年間気温が 24~35 度と高く、ほとんど 一年中蒸し暑い気候です。 ・内陸部のブラジリアやパンタナールのある中部地方には雨期と乾期があります。乾 期には湿度が下がり乾いた日が続き、日中の気温は高く、朝晩はかなり冷え込むと いった 1 日の温度差があります。 ・サンパウロ以南は温帯に近い亜熱帯地域で、1、2 月が最も暑く、降水量も多くな ります。冬季には 5℃以下まで下がることもあり、湿度が 10%以下になるほど乾燥 します。 ボランティア赴任時期が 7 月の場合、ブラジルの冬となります。着任オリエンテー ションのため 3 週間程度サンパウロ市に滞在しますので、厚手の衣類が必要です。 赴任時期が 1 月の場合でも、任地がサンパウロ以南の方々 は防寒衣類が必要です。 また、オフィスなどではクーラーが強く、寒さを感じるこ ともあります。 出典:地球の歩き方(株式会社地球の歩き方 T&E) ⑥常備薬 常備薬は現地でも調達可能ですが、目薬(目が乾燥しやすいため)、レスタミン軟膏 などの虫刺されやアレルギー時のかゆみ止め「レスタミンクリーム」「キンカン」「オ ロナイン軟膏」「メンソレータム」などは入手が困難です。 ⑦その他 日本の食材・調理器具・和食器は、大都市・地方都市共に入手可能ですが、輸入品の 関税率が高いため日本よりは高額です。 ただし、食品の持ち込みには制限があります。サンパウロ到着時に税関で荷物の開梱 を指示された場合、係員によって食品は没収される可能性もあります。 前述の通り、輸入品には高額な関税が課せられており、日本以外の輸入品も日本より も高額です。

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6 (3)任地赴任にかかわる携行荷物の輸送について ボランティアはサンパウロ市での着任オリエンテーション後、それぞれの任地へ移動 します。任地がサンパウロ市から 400 ㎞離れている場合は、赴任にあたり空路(ブラジ ル国内線航空機)を利用します。(「要望調査票」の「任地から JICA 事務所までの交通 手段、所要時間」欄が「バス」となっていても安全確保及び配属先の出迎えの都合によ り、任地がサンパウロ市から 400 ㎞以遠の場合には国内線航空機での任地赴任となりま す。) 空路利用の場合には、荷物を任地まで空路で輸送(携行)することとなります。 ※ブラジルの郵便局(国営)は料金的に必ずしも経済的とも言い切れず、日本とは 異なった複雑な料金システム(画一的な料金表の存在があいまいな状況)です。また 日本の宅配便のような業者は存在しません。(輸送業者は法人のみ取扱い) 2017 年 7 月現在2、ブラジル国内線航空会社では受託荷物の有無や個数により 3 区分 の航空運賃を設定しています。任地赴任時には受託荷物 2 個(23Kg/個)無料の航空券 を支給します。ただし手荷物制限(35×25×55 ㎝以下、10kg 以下)は非常に厳しく、 国際線では手荷物として機内持ち込み可能であったキャリーバックが「手荷物不可=受 託荷物扱い」となる可能性は非常に高いです。 例:①日本からサンパウロ赴任時 機内持込荷物:大型バックパック、PC ケース、ショルダーバック 受託荷物:スーツケースなど 2 個(23kg/個) ※航空会社により無料の受託荷物の重量や個数は異なります。 ②サンパウロから任地赴任時 機内持込荷物:大型バックパックが規定のサイズや重量を超えていたら受託荷物 扱いとなります。 受託荷物:各荷物 23Kg 以上(日本⇒ブラジルの受託荷物が 32kg の場合 9kg 超 過)超過分の料金が発生します。 受託荷物超過料金は 1kg あたり、航空機利用日の正規航空運賃の 0.5~1%となります が、正規航空運賃は日々変わります。以下、ご参考までに例を挙げます。 例:ブラジル国内線正規航空運賃が約 R$8,000.00 の場合 1 ㎏あたりの受託荷物料金:R$8,000x1%=R$80.00 日本から 64kg(32 ㎏の受託荷物 2 つ)の荷物を持ち込み、任地へ携行する超過料金 (64kg-ブラジル国内許容荷物 2 個分 46kg)x R$80.00 =R$1,440.00 ⇒2018 年 10 月現在では約 40,507 円(US$358.20)の超過料金となります。 2 2017 年に、国内線受託荷物の規定に変更に次ぐ変更がありました。今後、受託荷物の超過料金の取り扱いについて変更になる 場合もあります。また航空会社カウンター係員により対応が異なることが一般的な国です。

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7 なお、受託荷物の超過料金は自己負担となります(赴任時に支給される移転料で充当し ていただくという考え方です)。どうぞご了解ください。 2.別送荷物について ブラジルは国土が広いため、任地(配属先や自宅)に送付してください。 ※ブラジルは国土が広く、また前述の通り国内航空線の預入荷物の制限(超過料金)も あり、ブラジル郵便は決して安価でも確実でもありません。 もし、赴任時に郵送(日本⇒ブラジル)したい荷物がある場合には、①日本出発前に 荷造りし、ご家族などに郵送を依頼、②任地赴任してから任地の郵便宛先(配属先や 自宅)を確認、③ご家族などにその郵送宛先を知らせ郵送手続してもらう、という方 法をとってください。 ※任地赴任後に小包(1kg 以上もしくは大型封筒(角形 2 号程度)に入らない大きさ) がサンパウロ出張所に届いても、任地に送付はできません。 ただし、封書など(ユニオンバンクからの残高証明など)は事務所からの配布物とと もに同封し、毎月各ボランティア任地(配属先や自宅)に郵送しています。 (1)アナカン・郵送等の利用について ①クーリエ便(FEDEX、DHL、UPS)や海外引越サービスは一般輸入品と見なされ、事 前の輸入申請が必要なため、避けてください。書類であればクーリエ便でも事前の輸 入申請は不要ですが高価です。 ②日本郵便:EMS(国際スピード郵便)、航空便、船便 荷物送付にはクーリエ便、海外引越しサービスと価格や手続きを比較すると、郵便を 利用されたほうがよいでしょう。 しかし、郵便事情は年々厳しくなり、衛生管理局の検査を通らずに発送元へ送り返さ れることもありました。 ★郵便で送付する際の注意事項 ・食品に関しては輸入制限がありますので、送付荷物には入れないでください。 ・EMS(国際スピード郵便)の場合、10 ㎏を超える荷物は郵便局止めとなる場合が 多いため、10 ㎏以下で送付してください。 ・所要日数の目安(サンパウロ宛) EMS・航空便は1~2 週間、船便は 2~3 ヶ月。 ・同時に 2 箱以上送付した場合は検査員の目に止まりやすく、内容物チェックの可能 性が高くなります。 ・送付物が新品の場合、内容物によっては課税される可能性があります。 ・送付物にかかわらず、税関の担当者により課税される、されないの対応が異なる場 合もあります。(R$500.00 課税されたボランティアがいる一方、日本から複数回 の送付に一度も課税されなかったボランティアもいます。) ◎郵便局、税関、衛生管理局など政府機関をはじめ銀行などの民間企業でも対応する職 員によって規定や提出書類などが異なりますので、要注意です。 (関税率ですら職員によって変わることがあり)

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★郵便物宛先(JICA サンパウロ出張所宛) (着任オリエンテーション中に受け取る場合)

ESCRITORIO ANEXO DO CONSULADO GERAL DO JAPÃO EM SÃO PAULO (JICA SÃO PAULO BRANCH OFFICE)

Alameda Santos, 700 - Ed TRIANON CORPORATE 15°andar – Cerqueira Cesar CEP01418-100 - São Paulo-SP - Brasil

ローマ字でボランティア氏名 TEL:(11)3251-2655 FAX:(11)3251-1321 ※ブラジルの日系社会ボランティア事業はサンパウロ出張所が担当しています。 (2)通関情報について <通関情報(当国到着時)> 「税関申告カード」のような通関に必要な書類はありません。申告が不要な場合(免 税範囲、持込み制限、禁止品などを各自確認してください)、税関職員の前を通過しま す。 その際に税関職員から、全ての荷物を X 線装置に通過させ、場合によっては開梱を指 示されることもあります。 食品の持ち込みに関しては輸入制限があり『通関時に没収される』こともありますの で、十分に留意してください。 (3)その他 以下のブラジル特有の不確定要因があることを予めご留意ください。 ・ブラジル国内の郵便事情が悪いため、地方都市への郵送にはかなりの時間を要する 場合があります。(例:パラナ州一都市⇒サンパウロ市の所要日数最大 12 日間) ・ブラジルの郵便配達の所要日数は、郵便職員のストライキなどの事情によって突然 大きく変わることがあります。 ・輸送中の紛失や破損などのリスクは日本と比較して高いので、必要に応じて荷主が 保険をかけてください。 ・物品の種類、税関職員によって、荷物が税関に留め置かれる場合があります。かつ 担当職員により、求められる提出書類や関税率が異なる場合もあります。 3.通信状況について (1)パソコンの普及状況 (現地で購入可能なPCの機種・価格、プロバイダ、E-mail の利用状況など) ・国内のほとんどの地域にてプロバイダが存在し、インターネット普及率は高いです が、大都市であっても接続状況は決して良好とは言えません。 ・現地でもデスクトップ等各種パソコンの購入が可能ですが、日本語 OS の入手が困 難であるため、ノート型パソコンを携行することを強くお勧めします。なお、ノー ト型パソコンを携行される方は、日本を出発する前に、日本語対応 OS およびアプ リケーションソフト(WINDOWS、OFFICE 等)をインストールし、付属 CD-ROM

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9 は全て携行してください。赴任後に日本から PC、周辺機器、ソフトなどを郵送し てもらう場合は輸入となり、高額な税金が課せられます。 ・JICA 事務所とのやり取り(各種申請、報告書提出など)はメールで行います。 (申請様式は WORD、EXCEL、PDF になりますので、これらのソフトは必須です。) (2)固定電話、携帯電話の普及状況 固定電話による通信は全土にて可能です。安全対策上、JICAボランティアには緊急連絡 用に携帯電話(スマートフォン)を着任後貸与(SIMカードは配属先が代理購入3)して いますが、通信アンテナが届かない地域が見られるため、固定電話を併用しています。 国土が広大であるため、携帯電話では電波を受信できない(周辺にアンテナがない)地 域は多数存在します。(大都市であっても通話が切れてしまうことも少なくない。) 4.現金の持ち込み、銀行等について ※ブラジル到着直後に食事代などが必要となりますので、US$(米国ドル)500.00 程 度を日本出発前に R$(ブラジルレアル)に両替しておいてください。 (万一、日本で両替せずに赴任し、サンパウロ国際空港で両替する場合には、預入 荷物のターンテーブル付近の両替商で行うようにしてください。) ※着任後のサンパウロ市でのオリエンテーション(および語学訓練)中のホテル宿泊費 (約 3 週間、2~3 人部屋、朝食付き)は JICA が直接ホテルに支払います。 (1)現金持込にかかる注意 ①ブラジルの通貨:レアル R$ レアル紙幣:100 レアル、50 レアル、20 レアル、10 レアル、5 レアル、2 レアル 硬貨:1 レアル、50、25、10、5 センターボ (1 レアル=100 センターボ) ②ブラジルへの現金持込制限額は R$(レアル)10,000.00 相当です。 (2)両替状況 ①旅行小切手(トラベラーズチェック/TC) ・TC は換金可能ですが、換金可能な銀行が限られており、市内での買い物にもほぼ 使用できませんので、TC の持参はお勧めしません。 ②現金 ・市中銀行での外貨両替はできません。両替商で行うこととなります。 3 サンパウロ市で購入する SIM カードはサンパウロ市外局番となります。そのため、任地赴任後に任地で使用する場合、料金が市外 料金扱いと高額になるため、配属先に代理購入していただいています。 【参考】 2018 年 10 月 JICA 統制レート US$1.00=113.029 円=R$4.02 レアル R$1.00 レアル=28.13010 円 ※JICA 統制レートは、毎月変更となります。

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10 ・日本円の両替はサンパウロ市内では取扱する両替商がありますが、地方では 取扱いがないところがほとんどです。 ・現金を持参される際は米国ドルをお勧めします。 ③国際クレジットカード、国際キャッシュ・デビットカード ・VISA、MASTER、AMERICAN EXPRESS などが普及しており、ほとんどの地域 で使用が可能です。 ・赴任後のホテル宿泊料金もクレジットカードでの精算が可能であり、スーパー マーケットや商店を始め、広く利用可能です。 ・日本でも国際キャッシュ・デビッドカードが普及してきています。このカードを 携行すれば、現金を日本から携行するリスクを減らすことになるでしょう。 ・クレジットカードは IC チップ付カードが広く普及しており、利用には必ず暗証番 号が必要になります。 ・クレジットカードやキャッシュ・デビットカードは盗難やスキミングなども想定 すると、複数枚携行されることをお勧めします。 ・キャッシングの場合、カード口座が円建て、米国ドル建てでもキャッシングはレ アル貨のみとなります。 ※ブラジル国内ではスキミング被害が横行しており、以下の防止策を参考にしてください。  カードは必要時のみ携行する。  カード決済は目の前で行う。外出先ではカードを手放さない。  暗証番号入力の際は周囲に見られないようにする。  銀行の営業時間中(行員や警備員のいる時間帯)銀行内の ATM 機を利用する。 スーパーや空港などに設置されている 24 時間利用可能な ATM を利用した後に、 スキミング被害が発生したことがあります。  インターネットショッピングは可能な限り避ける。  口座の残高、クレジットカードの明細はこまめにチェック。 インターネットで確認できるよう、手続きをしておくことをお勧めします。 2016 年 12 月から 2017 年 9 月までに、ボランティア 10 名(10 件)以上が不正使 用被害に遭遇しています。被害者の共通事項としてインターネットショッピング (旅行手配サイト)での利用があります。特にカード情報入力を求められるネット ショッピングサイトでは十分に留意してください。  身に覚えのない請求は直ちにカード会社や銀行に連絡する。

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11 (3)赴任時に用意することが望ましい金額について ①ユニオンバンク ブラジル派遣 JICA 日系社会ボランティアには、赴任前にユニオンバンクの口座開設 をお勧めします。ユニオンバンクに口座開設していれば、 *着任後すぐにブラジル事務所からの初回送金(③初回送金参照)を支給(ボラン ティアのユニオンバンク個人口座に送金)することが可能。 *ブラジルにはユニオンバンクの支店はありませんが、「MASTERCARD」のマークが 表示されている自動現金支払機(ATM 機)ではユニオンバンク発行のキャッシュ カードが利用可能。 (=現地通貨レアルで現金引出が可能4。ただし 現金引出には US$5.00/1 回の 手数料が掛かる。また引出限度額は ATM 機により異なる。) *当国赴任前にユニオンバンク口座に入金しておけば、多額の現金持込みが不要。 ※ユニオンバンクに口座を開設した場合、 必ず日本で行うべき手続き(PIN 番号変更 など)を済ませてください。着任オリエン テーション中のユニオンバンクへの連絡 (電話や FAX)は、通信事情にもより、容 易ではありません。 ●海外手当受取銀行口座指定 派遣期間中に支払われる現地生活費、家族手当(日系社会シニアボランティア該当 者のみ)住居費(対象者のみ)などは、米国ドル建てにて第三国の銀行口座5に送金 (支給)されます。 ブラジルでは赴任前に開設したユニオンバンクを「海外手当受取銀行口座」に指定 する方がほとんどです。 ユニオンバンク以外の第三国の銀行口座(例:CITIBANK 香港 、HSBC 香港等)を お持ちの方は、その口座を「海外手当受取銀行口座」に指定することも可能ですが、 JICA の振込対象口座かどうかは、事前に JICA 青年海外協力隊事務局 海外業務調 整課派遣班にお問い合わせください。 また、ブラジルの国内銀行口座を指定した場合、JICA 本部からの送金のため、支店 名など各種データの提出が必要となる、日本からの海外手当送金の都度その送金目 的などを証明する文書が必要となるなど、非常に手続きが煩雑ですのでお勧めしま せん。 4 ブラジルではレアル貨以外の外貨口座は存在しませんし、米国ドルはじめ外貨は市中で流通していません。ユニオンバンク 口座は米国ドル建てですが、現金引出しはレアル貨となります。 5 日本の税制もあり、JICA ボランティアの海外手当は第三国の銀行口座でないと送金できません。

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12 ②ブラジルでの現地銀行口座の開設について ボランティアがブラジルの現地銀行口座を開設するのは、外国人であること、 期限付き滞在者であること、などの理由により非常に困難な状況です。また、銀行 口座開設にはブラジル国の納税者登録証6が必要となり、その発給を待たねばなりま せん。 ただしシニアの場合、住居家賃支払いは現地銀行口座があるとリスク軽減(現金を 持ち歩かずに済む)できるため、配属先に現地銀行口座開設支援もしくは家賃支払 いに関する支援(現金引出し時の銀行への同行など)を JICA から依頼しています。 ③初回送金 着任後、初回送金としてブラジル事務所から約3ヶ月分(1四半期分)の海外手当(現 地生活費など)を支給します。前項(①ユニオンバンク)の通り、ユニオンバンク に口座開設していれば、ボランティアからの「海外手当受取銀行口座指定届」の提 出次第、送金(振込)を行います。 ★初回送金額めやす 任期(到着日の翌日)開始日から、当該四半期分(例えば7月上旬着任であれば、7 月の日割り分と8、9月の第2四半期分2ヶ月分)を初回送金としてブラジル事務所か ら支払います。 (第1四半期:4、5、6月 第2:7、8、9月 第3:10、11、12月 第4:1、2、3月) なお、初回送金以降はJICA本部から、みなさんが「海外手当受取銀行口座指定届」 にて届出をした銀行に四半期分ごと送金されます。 日系社会青年ボランティア 海外生活費:US$755.00×約3ヶ月分=約US$2,265.00 日系社会シニア・ボランティア 海外生活費:US$1,510.00×約3ヶ月分=約US$4,534.00 住居費 :(任地により支給上限額が異なります。US$600.00~1,100.00/月) 約US$1,000.00~2,000.00(住居費は約2か月分×8割を初回送金します) ※住居手当は住居契約後、「住居費認定申請」に基づき精算(追給もしくは戻入) を行います。 ※海外手当(海外生活費、住居手当等)は四半期(3ヵ月)毎に支給されますので、 「住居費認定申請」のタイミングによっては最高3ヵ月分の立替をしていただく 場合もあります。 ※随伴ご家族がいらっしゃる場合は家族手当が加算されます。 家族手当 :US$1,006.00×約3ヶ月分=約US$3,018.00

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13 ④赴任時に用意することが望ましい金額 赴任時に用意することが望ましい金額は、青年 US$755.00(ブラジル現地生活費 1 か月分)程度、シニア US$2,600.00 程度(ブラジル現地生活費+住居費の 1 か月分 程度)です。 ※前項①の通り、ユニオンバンク口座を開設していれば、着任オリエンテーション 中に初回送金の振込が可能(=キャッシュカードでのレアル貨現金引出やデビッ ト機能での買い物が可能)となります。 ※特にシニアの場合は、住居契約時に保証金(家賃の 1 ヵ月分が一般的)が必要と なる、任地において住居賃借契約をするまでのホテル滞在費がかさむ、また住居 費を立て替えることもありますので、多額の現金を持ち込まないで済むように、 前項①の通りユニオンバンクに口座開設し、派遣前に預金することをお勧めしま す。 ※JICA がシニアに支給する住居費上限額は地域により異なります。 (US$600.00~1,100.00) ※シニアが、配属先が準備した候補物件から選定するのでなく、シニア自身が候補 物件を探し選定する場合はより時間がかかります。その場合は、任地のホテル宿 泊料もボランティアが立て替えますので、U$2,000.00 以上の立て替えが発生する こともあります。 (シニアが住居決定し入居するまで、2 週間~1か月程度かかっています。) ★物価状況:(2018年1月現在) ミネラルウォーター(2ℓ)R$3.00、サンパウロ市地下鉄R$4.00 コカコーラ(500ml)R$5.00、街中の食堂での昼食R$20.00~、 中流レストランUS$50.00~ 5.治安状況について ・地域によっては、殺人、金品や車の窃盗・強盗が多数発生しており、在留邦人、日系 人もその被害に遭遇しています。特に大都市部においては、十分な注意が必要です。 まずは危険地域を把握し、そのような場所には近付かない、その他の場所でも夜間の 訪問は避けるなど、一般的な安全対策措置を常に念頭に置きながら行動することが大 切です。 ・サンパウロ大都市圏では政治的な犯罪は少ない反面、ひったくりや強盗などの一般犯 罪が増加傾向にあります。犯罪者は銃を携行している可能性が高いため、犯罪に遭遇 してしまった場合には無抵抗に徹することが重要です。 ・犯罪の低年齢化に合わせて麻薬犯罪が増加しており、相手が少年であっても銃器等を 所持している場合が多く、油断は禁物です。

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14 ・サンパウロ、リオデジャネイロ市では市内バスおよび地下鉄を利用する機会が多く、 これらの公共交通の中ではスリなどの被害も多いため、常に周りの動きに注意し、必 要以外の金品は持ち歩かないことが重要です。 ※公用旅券を現金やクレジットカード、デジタルカメラ等の貴重品と一緒に保管すること は、旅券の盗難・紛失のリスクが高まることに繋がるため、公用旅券は他の貴重品と分 けて携行してください。(パスポートケースには公用旅券以外のものは入れない。 ※赴任準備にあたり、日本出発前に公用旅券を肌身に付けて携行可能な腰に巻き付け るタイプ、もしくは首からの吊り下げタイプのパスポートケースを準備し、公用旅券 は必ず肌身に付けてサンパウロ空港に到着するようにしてください。 (1)JICA の安全対策体制 ①緊急連絡網 JICA ボランティアには、緊急時の受発信を目的として携帯電話(スマートフォン)の 貸与を行っています。(電話料金など通信経費はボランティア負担です。) ②安全対策クラークの配置 当事務所では、安全対策情報の収集・報告及び安全対策全般について担当している安 全対策クラークを配置しています。 ③安全対策情報 適宜、メールや緊急連絡網により安全対策情報を配信しています。 6.交通事情について ・車優先社会であり、歩行者に対して注意を払う運転者は少ないため、横断歩道でも常 に車両の動きをよく確認して、行動する必要があります。特に道路を横切る時には、 十分に注意してください。 ・単車が多く、急発進、急制動、急転回など予測困難な動きをするものがよく見られる ため、車両だけでなく単車に対しても注意を払う必要があります。 ・流しのタクシーによる強盗が増加していますので、必ず無線タクシーを使うかタク シー停留所から乗車してください。 ・長距離バスが発達していますが、内陸部を通過する場合は犯罪発生率が高いため、 可能な限り利用を避けてください。特に夜間を移動するバスはブラジルの生活に慣れ、 ポルトガル語がある程度習得できるまで乗車しないでください。 ・国内航空便は発達していますが、航空会社や空港インフラ整備の問題により、遅延や キャンセルが多いので、余裕をもった旅程を組むことが必要です。 ・歩道がある道も多いですが、石だたみも多く、整備状態はよくありません。徒歩の場 合、転倒に注意することも必要です。

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15 7.医療事情について ・一般的に医療施設は充実しており、サンパウロ市および周辺都市の場合、日系病院で あるサンタクルス病院およびサンパウロ日伯援護協会において日本語での治療を受け ることも可能です。 ・地方都市や農村部であっても医療施設は公立保健所をはじめ、ある程度整っています。 軽微な傷病や第一次救急は任地で受診することとなります。任地の医療機関について は、各自で配属先に確認してください。 なお、病状によってはサンパウロ市内の病院へ搬送して治療を行います。 ・傷病が発生した場合、必要に応じて JICA ブラジル事務所顧問医に相談しアドバイス を受け、症状により医療機関を紹介します。 8.蚊帳について *マラリア・デング熱汚染地域のみ 蚊帳の要否、現地での購入可能か否か ブラジルは熱帯から温帯まで地域によって気候が異なりますが、黄熱病、マラリア、デ ング熱、ジカ熱は全国で発生していますので、どこの任地であっても防蚊対策は必須で す。 また 2017 年 1 月からブラジル全土で黄熱病が流行しています。長期派遣ボランティア は黄熱病予防接種を派遣前訓練の 4 週間前までに接種し、国際証明書(イエローカード) の携行をお願いします。 虫よけスプレー、防蚊製品(蚊取線香、蚊取マットなど)、蚊帳はブラジルで購入 可能です。 9.問合わせ先 任国での活動に関する質問は、以下の共有アドレス宛にメールにてお問い合わせくださ い。 JICA ブラジル事務所(サンパウロ出張所) 業務 2 班(日系社会ボランティア事業担当)共有アドレス: jicabr-NV@jica.go.jp ※長期ボランティアの方は、派遣前訓練が開始してからお問い合わせください。 ※活動にかかわる以外の質問はお控えください。 《日系社会青年ボランティア対象》 *単車貸与者、自動車関連職種の派遣がある国のみ。 10.運転免許証について:ブラジル国は該当なし 《日系社会シニア・ボランティアのみ》 11.車両の購入・輸送等について (1)運転免許証について(本邦、国際免許証携行の要否) 活動以外の目的で四輪車両運転を希望し、条件を満たしている場合は運転が可能です。 ただし、日本と異なる交通事情であり、交通事故の発生リスクも高いことから、運転 は推奨していません。 運転を希望する場合は、日本で有効な運転免許証を持参ください(国際運転免許証は 基本的に通用しないため、携行の必要はありません)。

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16 (2)現地運転免許の取得手続き ブラジルは日本が批准しているジュネーブ交通条約を批准していません。他方、日 本はブラジルが批准しているウィーン交通条約を批准していないことから、日本の国 際運転免許証はブラジルでは効力がありません。 したがってブラジルで四輪車運転をする場合、ブラジルの運転免許証を取得しなけ ればなりません。(全ての手続きはポルトガル語です。) *取得方法①:有効な日本の運転免許証を所持している場合、各州交通局(DETRAN) にてブラジルの運転免許証への切り替え申請を行うことができます。必要な書類 (日本の運転免許証およびそのポルトガル語公証翻訳など)をそろえ申請し、そ の後 DETRAN 指定の医師による適性検査及び運転技術試験を受験します。申請手 続きの詳細については DETRAN に直接お問い合わせください。 *取得方法②:自動車学校にて講座や実習を受けることが必要です。 (3)その他 ①車両の購入・輸送について 日本からの輸送は関税が高く、手続きが煩雑なため一般的ではありません。 四輪車購入を希望する場合はブラジルで購入することが考えられますが、中古車の 場合、約 7,000~20,000 米国ドル(手数料含む)は必要となります。 ②四輪車の運転や購入に関する JICA からの支援 自動車運転や購入にかかる全ての手続きはボランティアの自己責任において行って いただきますが、事故や盗難の際には JICA は必要に応じて側面支援(弁護士の紹 介、配属先など関係機関との連携・調整、外交上の対応など)を行います。 ※ちなみに 2018 年 10 月現在、車両を所有、運転するシニアはいません。シニアが派 遣される任地のほとんどには公共交通機関(市バスなど)があります。 12.その他 (1)入国・通関に関する留意事項 ①機内にて 2018 年 10 月現在「入国カード」はなくなりました。入国審査や通関に必要な書類はあ りません。 ②入国審査 ・「公用旅券」「入国カード」、「官報(ポルトガル語版写し)」を提示します。 ・日本人の公用旅券保持者は査証が免除(不要)されています。 したがって、「公用旅券」「入国カード」におされる入国スタンプの日付記載は不要 ですので、ご留意ください。 ブラジル国入国スタンプ 下段の PRAZO は期間を記載する欄であり、 ここへの日数記載は不要。

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17 ③預入荷物引き取り ④通関 「税関申告カード」のような通関に必要な書類はありません。 申告が不要な場合(免税範囲、持込み制限、禁止品などを各自確認してください)、 税関職員の前を通過します。 税関職員の指示により、全ての荷物を X 線装置に通過させ、場合によっては開梱を指 示されることもあります。 食品の持ち込みに関しては輸入制限があり『通関時に没収される』こともあります ので、十分に留意してください。 ⑤出迎え 事務所スタッフが国際線到着ロビーで出迎えます。 ⑥移動 着任オリエンテーション時の滞在先となるサンパウロ市内のホテルまで約 30 ㎞、借上 バスで約 1~2 時間(時間帯によっては渋滞があるため)移動します。 (2)住居 ※住居選定にあたっては、配属先が複数の候補物件を探し、その候補物件を JICA が安全 確認調査を行い、「住居や周辺の安全状況に問題ない」とした物件から選定します。 (ボランティアの居住実績のある物件の場合には現地調査は行わず、現地警察や当該物件 関係者(不動産屋や管理人など)へ電話などでの聞取調査とする場合もあります。) 日系社会青年ボランティア 配属先が住居を手配(住居賃貸借契約)します。 NJV の住居のイメージは簡素なワンルーム(調度品はテーブル・椅子・ベッド・ クローゼット、冷蔵庫、ガスレンジのみ)です。ただし、任地によっては一軒家にな る場合もあります。 事務所は配属先に対して、ボランティア赴任前に住居選定に係る留意・依頼事項を説 明しており、任地赴任時までには住居が準備されているよう、赴任 1 か月前までに 2 ~3 軒の候補物件の選定をお願いしています。事務所の住居安全確認調査に値する7 数の候補物件が確認できた時点で、事務所は調査を実施し、事務所と配属先で住居を 決定しています。その後、配属先が住居賃貸借契約はじめ公共サービス契約(電気、 ガスなど)を行うため、任地赴任後しばらくは配属先関係者宅でのホームステイにな る場合も少なくありません。 7 配属先から候補物件の写真や安全チェックリストを送付してもらっていますが、候補物件の連絡が来ない、この段階で安全が 担保されない物件も多々あるため、安全確認調査の実施(出張)がどんどん遅れる(=住居が決まらない)ことが少なくありませ ん。

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18 なお、前任ボランティアがいる場合、配属先が継続して住居賃貸契約することがほと んどです。(=前任ボランティアと同じ住居となる。) 日系社会シニア・ボランティア 住居選定および賃貸借契約は、あくまでもボランティアご自身によるものですが、ボ ランティア赴任前に配属先に対して住居選定に係る留意・依頼事項を説明し、候補物 件(原則として集合住宅、大型家具・大型家電付き)を探していただいています。 任地では配属先が手配する宿泊施設(ホテルなど)に宿泊して、JICA の安全確認調査 をパスした候補物件から住居選定をします。 配属先から複数の候補物件の連絡があれば、事務所は住居安全確認調査をしますが、 候補物件が連絡されない、またシニアが安全確認調査をパスした候補物件からは選定 しない(気に入らない)場合には、入居したい物件が複数件出てきてから調査を行う こととなります。 (任地によっては賃貸住宅自体が少なく、選択の余地がない場合もあります。また前 任ボランティアがいる場合、その物件も候補となることが多く、前任者と同じ物件に 住居賃貸契約されるボランティアも少なくありません。) 住居の賃貸借契約は、ボランティアと家主(または不動産業者)とで直接行いますが、 契約締結などについても配属先に支援を依頼しています。 以 上

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