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授業実践について だいご小学校 (1) 授業の流れに沿った反省 ( 班としての ) 活動の主担当は自分以外の場合もあるが 協同計画した授業であるので 自分自身のこととして考 え 反省することにする 児童の活動教師の活動教師の支援と評価 1 挨拶と自己紹介 Hello, everyone. Nice

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Academic year: 2021

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(1)

K.T.

大子町授業実践に関する振り返りレポート

 授業参観「6年生外国語活動」について

安島先生の授業から学んだことは、以下の通りである。 (1) 深い児童理解に基づく授業展開 ・6月初めという時期であったが、教師の指示に対する児童の動きが円滑であり、これまでの外国 語活動の積み重ね、担任教師の求心力(担任教師が“お山の大将”という意味ではなく)が強く 感じられた。 ・教師や授業内容に関して、本音を意見する児童も数名いるが、最終的には教師の指示を素直に聴 き、活動を楽しんでいた。児童の気持ちを受容する教師、教師を信頼する児童の姿を見ることが できた。外国語活動に限らず、学校生活全体での担任教師との信頼関係の大切さ、また、外国語 活動では特に、日頃の学級経営が大切であることを再認識することができた。これら、児童との 人間関係は、卯城先生の講演にもあったように、一朝一夕でできるものではない。安島先生の授 業中には表れない部分での努力がよく伝わってきた。 ・人前での発言が苦手な児童、情緒的に特別に配慮を要する児童が数名いたが、それぞれの個に応 じた指導を心がけている様子が分かった。“活動に参加していない児童をつくらない”“1単位時 間の中で全員を生かす”など、冷静に授業を参観する側になって改めてそれらの大切さを感じる ことができた。 (2) 外国語活動の時間の環境作り ・活動内容や教師の意図が伝わりやすい板書構成、絵カードを効果的に使用した楽しく活動できる 雰囲気があった。 ・教育機器(電子黒板、CD等)を授業展開に効果的に活用していた。今回のように担任教師一人 で授業を行う際には、教育機器は有効であると思う。「Hi friends」と違い、自治体の予算によっ てどの学校でも使えるとは限らないが、韓国のように、教育機器などの面でも、教育の機会均等 が達成されるように願っている。 (3) 教師としての自信 ・卯城先生から指摘があったように、教師の仕事に自信をもつようになったことでの、ある種のい い加減さはあったと思う。急な授業公開の話であったかもしれないが、公開授業で指導案を提示 しないのはどうかと考えた。略案でもよいので、授業者の思いや児童につけさせたい力、参観者 に見てもらいたい(議論してもらいたい)観点等を明示すべきであったと思う。しかし、児童に は、“I’m nervous today.”と言いつつも、児童や参観者にはそう見えなかったところは立派だっ たと思う。私だったらあんなに冷静にはできない。若い先生からも学ぶべきところはたくさんあ ると感じた。

・英語の発音が、少しでもNative に近い状態でできるのは大きな自信であると思う。自分の VTR を見て(聞いて)、これまで自覚はしていたが改めてJapanese English(Ibaraki’s English)に愕 然とした。少しでも改善しなければと強く感じた。

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K.T.

 授業実践について「だいご小学校」

(1)授業の流れに沿った反省(班としての) 活動の主担当は自分以外の場合もあるが、協同計画した授業であるので、自分自身のこととして考 え、反省することにする。 児童の活動 教師の活動 教師の支援と評価

1 挨拶と自己紹介 ・Hello, everyone. Nice to meet you.

My name is~. I’m from~. There are 8 members in my(our) class. ・T1, T2, T3 の順で行う T1→英語教育コースのこと T2→つくば市のこと T3→家族のこと ・本時の活動の流れを紹介する ・児童の表情や目を見てゆっくり 話す。 ・児童にはローマ字で書かれた名 札をつけてもらう。 ・自己紹介の中で、クラスの仲間 や家族構成などを話し、数にさ りげなく触れさせる。 ◎ 児童と一緒に給食を食べながら話をし、児童の様子を観察する時間があったため、安心して授業 を始めることができた。 ◎ 子どもらしく素直な反応を見せる子どもたちに恵まれた。多少話を聴かずにざわつく場面もあっ たが、そのくらいの方が外国語活動はやりやすい。学級担任がけじめをつけられる学級経営を行い、 ALT 任せにせず、授業をコントロールすれば大丈夫である。学級担任不在であったが、これだけ積 極的に授業に参加してくれた点では、子どもたちのおかげである。 ■ 最初の挨拶、“Hello, everyone.”に戸惑ってしまったようである。“Hello.”と言うと“Hello.” と返すことができた。文字指導を原則として行わない小学校でも、決まり文句を何となく言ってい る状況に陥らないようにすることが大切だと感じた。(おそらく、外国語活動の最初の挨拶は “Hello.”しか使っていなかったのではないか。)児童が、表現に十分に慣れ、使えることができる ようになったならば、同じ意味で使用する様々な表現に触れさせるのもよいということが分かった。 ■ 自己紹介など、初めて聞く英語は、簡単で短い英語を心がけるとよかった。 2 教師のトピックを 聞く ・T3 主担当 ・3 種類の箱(大きさ同じ)を用意する。 (a)ボールが 10 個入った地味な箱 (b)ボールが 3 個入ったきれいな柄の箱 (c)ジャガイモが 5 個入った地味な箱 T3 が T1,T2 にどれが欲しいかを尋ねる。T1,T2 は理由をつけ て1 袋ずつ選ぶ。

ex)T1:I like (b).Because (b) is very beautiful. T2:I like (c). Because (c)is heavy.

T3:Oh, really. I like (a). Because (a) is full of something. ・児童にも選ばせる。代表児童には、箱を実際に触らせてみる。 ・児童と一緒に中身を確認する。その時に、児童に:How many? と問いかけたり、Oh, we have ten balls.など数を用いた英語を

・具体物を見せることで、児童に期待 をもたせ、教師の説明(可能な範囲で 英語を使う)をしっかり聞かせるよう にする ・教師は、児童の表情をよく観察し、 うなずきや表情から教師同士の話(英 語や数のこと)をどの程度理解してき たかをくみ取る。 ・数に関する英単語を強調して(大き な声で、繰り返して)言う。 評:教師の話す英語をよく聞き、積極 的に理解しようとしていたか。【行動 観察・振り返りカード】

(3)

K.T.

意図的に聞かせたりして、その意味を推測させる。

・もう一度中身を確認する。T3 は:How many?と T1,T2 に尋ね、 児童にその意味を確信させる。

◎ 児童の興味を引くことができた。

◎“How many balls?”“Ten balls”のやりとりまで自然の流れの中で行うことができた。

■ 後の列に多かった女子に、箱をよく見せたり触らせたりすることができなかった。「子どもの目線 で」と考えての隊形であったが、机を使うなどして全員に見えるよう配慮する必要があった。 ■ 箱の提示や中身をチェックする動作が慌ただしく落ち着きがなかった。ボールを箱から出すとき に、児童と一緒に数えたりすれば、そこでも数の練習ができたと思う。 ■ “How many ?”の表現をもう少し意図的に聞かせたり、児童に言わせるべきだった。 3 新出語彙の確認 ・T2 主担当 ・2 の話を理解しているかを確認しながら、「How many? の質問 と数の答え」のやりとりをつかませる。 ・本時の活動のめあてを話す ・絵カードを見せて、How many? の質問をし、児童に答えさせ る。児童の答えを尊重しながら、1~10 の数の発音練習をする。 ・教師のあとに続いて練習する。数字が書かれた絵カード、果物 や動物の数を答える絵カードなど、手拍子の数を聞いて答える など、変化をつけて練習する。 ・数についてはすでに知っている児 童が多いことが予想されるので、 発音についても少し説明する。 (two が「ツー」にならない程度 の話) ◎ 授業の前から1~10 の数の言い方は知っていたと思うが、絵カードや数カードを見ながら楽しく練 習できた。 ■ 発音のアドバイスができなかった。 ■ 数というなじみのある英語なので、もっとテンポを速めて練習したり、カードと拍手以外にもも っとバリエーションをつけて練習できるとよかった。 4 歌 ・T2 主担当 ・「Ten Steps」を歌ってみる。 ・「Ten Steps」を振りを付けて歌ってみる。 ・「Ten Steps」を速さを変えたり、指定した数字を手拍子に変え たりして歌ってみる。 ・教師が分かりやすく手本を示す。 ・積極的に歌ったり体を動かしたり ている態度をほめる。 ・易しいようであれば、条件を難し くして児童の意欲を高める。 ◎ 体を動かしたり、歌を歌ったり、別の角度から1~10 の数を扱うことができた。また、歌の内容や 速さを変えることで難易度を高め、児童の活動意欲を引き出すことができた。 ◎ 教師の生伴奏が新鮮だった。 ■ 教師の手本や児童の練習が不十分なまま児童を立たせ、歌に入ってしまった。児童の方から“One more.”と英語で自主的な訴えがあったにもかかわらず、“Stand up.”と進めてしまった。楽しい 活動も分からないとつまらなくなってしまうので注意すべき点である。

(4)

K.T. ■ 伴奏をしながらの指示が徹底しなかった。児童の実態に合わせた指示をするには、立ったまま伴 奏するか、伴奏する役と指示をする役を分担するなどして生伴奏を生かすべきだった。 5 練習と活動 (1)グループ作りゲーム (2)様々な国の数の言い 方に触れる ・T3 主担当 ・動物の絵カードを提示し、脚の数でグループを作らせる。グル ープをつくるにあたって、必ず「Four, four,four・・・」と声 に出しながら相手を見つけるように指示する。 ・T1, T2 とやり方を例示する

ex)T3 : This is a bird. How many feet?

T1, T2 : Two. O.K. Let’s make a group of two. “Two, two, two・・・” ・教師も一緒に活動する。 ・グループがつくれなかった児童には、励ましの声かけを忘れな いようにする。 ・T2 主担当、ドイツ人を演じる ・(1)の活動の終了時に、T3 が T2 の登場を紹介する ・T2 は、ドイツで有名な物を提示する。T1 が児童に How many? の質問をし、答えさせる。T2 は、ドイツ語での数の言い方が英 語とは違うことを正しい答えを言うことで児童に気づかせる。 ・児童にもT2 に、How many? と質問させる。 ・ドイツ語で1 から 10 まで、言ってみせる。 ・一度だけ、T2 の後について児童にも言わせる。 ・まずは、ライオンの絵と4 の 対応、たこの絵と8 の対応など を示し、法則を推論させる。 ・グループを作るときに、数を 言いながら動くことを強調す る ・時間が長くなりすぎないよう 気をつける ・テンポよく行う。 ・服装や持ち物から、日本とは 違う文化を感じさせる。 評:世界には自分たちと異なる言 語があることがわかったか。 【行動観察・振り返りカード】 ◎ 男女分け隔てなくグループ作りができ、大きな声で脚の本数を英語で言いながらゲームを楽しむ ことができた。 ◎ ドイツ語の数の数え方は児童にも新鮮で、強い興味を引くことができた。世界の国々の事情や 日本との違いにも、今まで以上に関心を向けられたと思う。 ■ ゲームのルールは分かりやすい方がよいが、今回の場合は5年生という発達段階にしては簡単過 ぎてしまった。「ゲームの指示を聞き逃さないようにしよう」という状況を創り出さなければ、ALT や学級担任の英語を真剣に聞こうとする態度も養われない。 ■ VTR を見ると(聞くと)、ゲームの最後には、ルールの1つである、「大きな声で数を言いながら」 ができている児童が2,3名になってしまった。それを防ぐために、絵を見たら全体で1回数を 言うとか、伝言ゲーム形式にするとか、玉入れのように教室いっぱいに広がってから次の絵に移 るなど、適切な間を設けるなどの工夫が必要であった。 6 振り返り 7 挨拶 ・T1 主担当 ・本時の取り組みをほめるとともに、児童に振り返りをさせる。 ・Thats all for today. ・Your work is very good.

・Let’s enjoy English activities next time.

・「振り返りカード」を作成し、 使用する。

・これからも楽しく外国語活動 ができるよう励ましながら締め

(5)

K.T. ・Good-bye. くくる。 ◎ 「外国語活動は楽しい」という雰囲気で終了することができた。 ◎ 振り返りカードに記入させた、活動の自己評価◎○△では、36名中◎が35名、○が1名だ だった。感想には、「楽しかった」「おもしろかった」が多かったが、「1~10 までの数が英語で 言えた」「数の言い方もたくさんあるんだと思った」など、こちらがねらいとしたことを授業で 獲得してくれた児童もおり、うれしかった。 ■ 振り返りカードには、以下のようなアンケートを付けた。 ①楽しかったですか(あてはまる数字に○をつけましょう) 4(とても楽かった)・3(まあまあ楽しかった)・2(あまり楽しくなかった)・1(ぜんぜん楽しくなかった) ②先生や友だちの話を聞けましたか 4(よく聞けた)・3(だいだい聞けた)・2(あまり聞けなかった)・1(ぜんぜん聞けなかった) ③進んで英語を言えましたか 4(進んで言えた)・3(だいだい言えた)・2(あまり言えなかった)・1(ぜんぜん言えなかった) ④今日やったことは、よくわかりましたか。 4(よくわかった)・3(だいたいわかった)・2(あまりわからなかった)・1(ぜんぜんわからなかった) ⑤これからも外国語活動に進んで参加したいですか。 4(進んで参加したい)・3(まあまあ参加したい)・2(あまり参加したくない)・1(ぜんぜん参加したくない) ⑥先生たちに今日の活動の感想を教えてください。 ①~⑤まで、ほとんどの児童が4を選択したが、③の「話すこと」の質問では、3(だいたい言 えた)を選んだ児童、2(あまり言えなかった)を選んだ児童が他の質問よりも目立って多かっ た。このことは、児童に思う存分、英語を発話する機会を与えなかった証拠であり、授業者とし の大きな反省点である。単元の1時間め(導入)ではあったが、「聞くこと」を重視しつつも、表 現の難易度によっては、導入時から児童にどんどん英語を話させる(使わせる)活動を組み込ん でいってもよいのではないかと感じた。 ■ 授業の終わりはざわついた中、なんとなく終わりにしてしまった。児童何名かに感想や新しく 知ったことなどを発表させると、学級全体で振り返りを共有し、次時への意欲につながると思っ た。 (2)個人としての反省 ◎ 教材は工夫して作成することができた。 ◎ 児童に本時のねらいを意識させた上で活動させることができた。 ■ 児童への指示や説明の速さが、だんだん速くなってしまった。速さのメリハリも必要だが、児 童に分かりやすい表現を厳選した上で、児童の反応を確かめながら話したり、効果的に間をと ったりしながら、落ち着いて話せるようにしたい。 ■ 教師としての動きが全体的に落ち着かない。活発に児童を動かしたいと考えると、教師も細か く動いてしまいがちだが、授業を進行する役割である担任教師は、もっと全体を冷静に把握でき る位置に構えていられるよう心がけたい。 ■ 「児童の目線で」ということを意識したためか、児童に近寄りすぎる場面が多かった。VTR を見 て、児童は、指示をする教師を常に目で追っているのではないかと感じた。安心して指示を聞く

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K.T. ことができる教師のポジション(佐藤学氏が言う「教師の居方」)を、外国語活動に限らずどの授 業でも身につけていきたい。

 次の授業実践への課題

・児童の実態をもう少し把握し上で授業計画や実践に臨みたい。先入観をもち過ぎてはいけないと思 うが、配慮を要する児童・生徒に関する情報、担任の(教科の)先生の指導方針(その方針だけを 基にするという意味ではなく)などを知っておくと、突然授業をしに行っても、児童生徒より効果 のある授業ができるのではなかと思う。私たち実践者の一言で英語が嫌いになった、などという状 況だけは避けたいからである。」 ・指導案を、目の前の児童生徒の状況に応じて変更できる計画をもっと綿密に行い、指導案通りに流 す授業だけではなく、「児童生徒がこういう実態だったので、このように変更して授業を進めた」と いうことができる教師としての力量を上げたい。 ・指導計画や指導案には、評価の観点が必要であると思う。実際に評価する立場ではないが、音読や 新出単語の反復練習等でも、“この程度は声を出させたい” とか、“2 文は暗誦させたい”など、指導 者側がおおまかな到達目標をもつだけでも、指導案を流すだけの授業は避けられると思う。「1単位 時間の中で、児童生徒をどれだけ変えることができるか」、「授業は誰のためにあるのか」、毎時間そ れらを意識して授業に臨みたい。

 まとめ(教師として)

・授業を客観的に振り返ることの大切さを改めて感じることができた。何十年経験を積んでも、必ず 年に最低一度は自分の授業をVTR に撮り(撮ってもらい)、自分に厳しく省察していきたい。 ・「授業はだれのためのであるか」を忘れずにしたい。教師の自己満足にならないよう気をつけたい。 ・突然目の前にした子どもたちに、笑顔で迎えられ、快く指導者として受け入れてくれたことは感動 であった。改めて、教師は、“子どもたちがいて成り立つ教師”なのだと感じた。教師としての使命 感を再認識する機会となった。

 参考文献

・望月昭彦・久保田章・磐崎弘貞・卯城祐司 (2010) . 「新学習指導要領にもとづく英語科教育法」. 東京:大修館書店 ・卯城祐司 (2011) . 「英語で英語を読む授業」. 東京:研究社

参照

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