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序章 Windows 8 コンピューターを使用する上で必要となる基本ソフトウェア ( オペレーティングシステム ) の役割と使い方を紹介します どのアプリケーションソフトウェアを使用する時にも共通する操作ですので しっかり覚えましょう Windows8 とは Windows8 は パーソナルコンピュ

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(1)

序章

Windows8の

基本操作

はじめに、パーソナル コンピューターを使用するために必要となる基 本的な Windows8 の操作方法について説明します。 Windows 上で動作するアプリケーション ソフトウェアは、基本操作 方法が共通化されています。したがって、よく利用するいくつかの操作 方法を覚えてしまえば、誰でも簡単に作業をすすめることができるよう になります。

Windows8 とは

マウス操作

タッチ操作

Windows8 の起動

Windows8 のスタート画面

チャーム バーの表示と利用

すべてのアプリの表示

Windows ストアアプリの起動と終了

デスクトップ画面の表示

デスクトップアプリの起動

デスクトップの終了とパソコンの電源を切る

Windows8 のデスクトップ

タスク バーへピン留め

エクスプローラー

ウィンドウの基本操作

ファイルとフォルダーの基本操作

(2)

Windows8 は、パーソナル コンピューターを動かすための代表的な基本ソフトウェア(OS:Operating

System)です。

基本ソフトウェアは、ディスプレイやプリンターなど、パーソナル コンピューターに接続されているすべての機器

(ハードウェア)を管理し、Word や Excel などのアプリケーション ソフトウェアを動作させるためのプラットフォー

ム(土台)となります。

Windows8 には、次のような特徴があります。

    デスクトップ画面に表示されるアイコン(絵記号)やウィンドウ(窓)などをマウスで操作することによって、

視覚的に作業を進めることができます。

    タッチパネル搭載のコンピューターやタブレット端末では、マウスでの操作の代わりに、タッチ操作による

作業も行えます。画面のアイコンなどを指でタッチして操作することができるため、マウス操作の苦手な人

でも、より直感的にかつ手軽にコンピューターを操作できます。

    Windows8 では、Windows 8 上で動作する専用のアプリケーション(Windows ストアアプリ)と、従

来のデスクトップ環境で動作するアプリケーション(デスクトップアプリ)の両方が動作します。

    Windows8 で動作する Windows ストアアプリ(天気やカレンダーなど)と、デスクトップアプリ(Word

や Excel など)では、基本操作が共通化されています。このため、アプリごとに異なる操作方法を覚える

必要がありません。また、データの形式も共通化されているため、アプリ間で簡単にデータをやりとりする

ことができます。

    Windows8 のデスクトップ環境では、ウィンドウ(窓)を切り替えることにより、複数のアプリケーション

ソフトウェアを操作することができます。また、Windows ストアアプリを起動させたままデスクトップアプ

リも起動させて利用することもできます。

    Windows8 では、検索機能も大幅に強化され、キーワードを入力してコンピューター内のフィアルやアプリ、

機能も検索することができます。

    従来、非常に複雑だったハードウェアやネットワークの接続設定を、簡単に行えるしくみが完備されています。

ソフトウェア

コンピューターを使用する上で必要となる基本ソフトウェア(オペレーティン

グ システム)の役割と使い方を紹介します。どのアプリケーション ソフトウ

ェアを使用する時にも共通する操作ですので、しっかり覚えましょう。

Windows 8

の基本操作

序章

序章

Windows8とは

(3)

Windows8 の基本操作 序章

Windows8 でのほとんどの操作は、マウスで行うことができます。

マウスを動かすと、それに連動して画面上の「マウス ポインター」が動きます。このマウス ポインターを画面上

の特定の位置に合わせ、マウスのボタンを押していろいろな作業を実行します。

マウスの基本的な操作方法は、次の 5 つです。

① ポイント

マウスを動かして、マウス ポインターを目的の位置に合わせる操作です。

② クリック

マウス ポインターを目的の位置に合わせ、マウスの左ボタンを 1 回押して離 す操作です。 ※ 「○○をクリック」というアクションは、操作対象をポイントしてマウスの左ボタン を1回押して離す操作です。

③ 右クリック

マウスの右ボタンを 1 回押して離す操作です。

④ ダブルクリック

マウスの左ボタンを素早く 2 回押して離す操作です。

⑤ ドラッグ

マウスの左ボタンを押したまま、マウスを動かす操作です。

マウス操作

(4)

タッチパネル搭載のコンピューターやタブレット端末では、マウス操作のほかに、指によるタッチで操作することも

できます。コンピューターの操作に不慣れな人でも直感的で理解しやすく、中~上級者の人はより素早い操作が

できるなどのメリットがあります。タッチによる基本的な操作方法は、次の 6 つです。

① タップ

画面上のアイコンやボタン、選択したいポイントを指先で軽 く「ポン」と叩くように触れてからすぐ離す操作です。項目 選択や決定に使います。なお、2 回続けてタップすることを ダブルタップといい、マウス操作のタブルクリックと同じ操 作になります。

② 長押し

画面上のアイコンやボタン、選択したいポイントを指先で軽 く押したまま、少し待つ操作です。マウス操作の右クリック に相当します。

③ スワイプ

画面上の一点を指先で軽く押さえ、そのまま離さず、画面上 を素早く、短く動かす操作です。各種バー(アプリバーなど) の表示などに使い、画面の端に隠されたメニューを表示/非 表示や、画面のスクロールに使います。

タッチ操作

Windows8

6

タッチ操作

タッチパネル

ることもで

素早い操作が

ピンチイ ピンチアウ

8 の基本操作

ル搭載のコン

きます。コン

ができるなど

イン(縮小) ウト(拡大)

ンピューター

ンピューター

どのメリット

ドラッグ タップ スワイプ スライド

ーやタブレッ

ーの操作に不慣

トがあります。

ト端末では、

慣れな人でも

。タッチによ

タップ

画面上のアイ

く「ポン」と

選択や決定に

ダブルタップ

作になります

長押し

画面上のアイ

く押したまま

に相当します

スワイプ

画面上の一点

を素早く、短

操作です。各

画面の端に隠

ロールに使い

スライド

画面上のポイ

的の方向にな

容をスライド

イール操作に

ドラッグ

画面上のポイ

かします。画

マウス操作の

します。

ピンチ(ピン

画面に 2 本の

指の距離を離

は画面の表示

の拡大に使い

マウス操作

も直感的で理

よる基本的な

イコンやボタ

と叩くように触

に使います。な

プといい、マ

す。

イコンやボタ

ま、少し待つ

す。

点を指先で軽

短く、内側か

各種バー(ア

隠されたメニ

います。

イントを指先

なぞるように

ドさせる時に

に相当します。

イントを指先

画面上のタイ

のドラッグ(

ンチイン/ピ

の指を置いた

離す操作をピ

示倍率の縮小

います。

のほかに、指

解しやすく、

操作方法は、

ン、選択した

触れてからす

なお、2 回続

ウス操作のタ

ン、選択した

操作です。マ

く押さえ、そ

ら端に、また

プリバーなど

ューを表示/

で軽く押さえ

長く動かす操

使い、マウス

で軽く押えた

ル(項目)の

ドラッグ ア

ピンチアウト

まま指を近づ

ンチアウトと

に、ピンチア

指によるタッ

、中~上級者

、次の 6 つで

たいポイント

すぐ離す操作

続けてタップ

タブルクリッ

たいポイント

マウス操作の

そのまま離さ

たは端から内

ど)の表示な

/非表示や、

え、そのまま

操作です。画

スでのドラッ

たまま、任意

の移動などに

アンド ドロッ

ト)

づけることを

といいます。

アウトは画面

ッチで操作す

者の人はより

です。

トを指先で軽

作です。項目

プすることを

ックと同じ操

トを指先で軽

の右クリック

さず、画面上

内側に動かす

などに使い、

画面のスク

ま離さず、目

画面の表示内

ッグ操作やホ

意の位置に動

に使います。

ップ)に相当

をピンチイン、

ピンチイン

面の表示倍率

④ スライド

画面上の一点を指先で軽く押さえ、そのまま離さず、目的の 方向になぞるように長く動かす操作です。画面の表示内容を スクロールさせる時に使い、マウスでのドラッグ操作やホ イール操作に相当します。

⑤ ドラッグ

画面上のアイコンやボタン、選択したいポイントを指先で軽 く押さえたまま、任意の位置に動かします。画面上のタイル (項目)の移動などに使います。マウス操作のドラッグ(ドラッ グ アンド ドロップ)に相当します。

⑥ ピンチ(ピンチイン/ピンチアウト)

画面に 2 本の指を置いたまま指を近づけることをピンチイ ン、指の距離を離す操作をピンチアウトといいます。ピンチ インは画面の表示倍率の縮小に、ピンチアウトは画面の表示 倍率の拡大に使います。

(5)

Windows8 の基本操作 序章

Windows8 を起動してみましょう。

1

パーソナル コンピューターの電源を入れる。

2

Windows8 が起動し、ロック画面が表示さ

れます。

= Window8 のロック画面について = Windows8 のロック画面は、パスワードが設定 されていないコンピューターの場合、表示されま せん。 3

マウスを

クリック

するか、

キーを押し

ます。

タッチパネル搭載のコンピューターの場合、画面 を下端から上端にスライドします。 パスワードの入力画面が表示されます。 4

パスワード

を入力し、

キーを押します。

5

Windows8 のスタート画面が表示されます。

※ 表示されているアイコンなどは環境により異な ります。

Windows8の起動

Windows8 の基本操作

Windows8 の起動

Windows8 を起動してみましょう。

パーソナル コンピューターの電源を入れる。

Windows8 が起動し、ロック画面が表示されます。

= Window8 のロック画面について = Windows8 のロック画面は、パスワードが設定されて いないコンピューターの場合、表示されません。

マウスを

クリック

するか、

Enter

キーを押します。

タッチパネル搭載のコンピューターの場合、画面を下端 から上端にスライドします。 パスワードの入力画面が表示されます。

パスワード

を入力し、

Enter

キーを押します。

Windows8 のスタート画面が表示されます。

※表示されているアイコンなどは環境により異なります。

(6)

コンピューターが起動し、Windows8 にサインインした直後の画面を Windows のスタート画面といいます。

このスタート画面の名称と役割を学習しましょう。

① タイル

アプリがタイル状のアイコンとして登録されています。マウス操作でクリックするか、タッチ操作でタップするとその アプリが起動します。Windows ストアアプリとデスクトップアプリの両方をスタート画面にピン留めすることができ ます。タイルはグループに分けて分類でき、使いやすいように並べ替えることもできます。タイルの中には天気やニュー スなど最新の情報が自動的に更新されて表示されるものもあり、このようなタイルを“ライブタイル”といいます。 従来のデスクトップ画面を表示するには、[デスクトップ]タイル(③)をクリックまたはタップします。

② ユーザー名

現在、Windows8 にサインインしているユーザー名が表示されます。また、②の部分をクリックしてユーザーを切り 替えることもできます。

Windows8のスタート画面

“チャーム バー”とは、マウ

ス操作で画面の右上隅または

右下隅をポイントするか、タッ

チ操作で画面の右端から左方

向にスワイプすると表示され

るバーのことをいいます。

チャー ム バ ー か ら、 コ ン

ピューター内のファイルの検

索/コンピューターの設定/

コンピューターに接続されて

いるデバイスの表示/コン

ピューターの電源の OFF な

ど、Windows7 でのスター

ト ボタンの役割の一部を担っ

ています。

チャーム バーの表示と利用

チャーム バー

(7)

Windows8 の基本操作 序章

Windows8 のスタート画面には、コンピューター内にインストールされているすべてのアプリが表示されている

わけではありません。Windows ストアアプリとデスクトップアプリのすべてを表示させるには、次の手順で行え

ます。

1

スタート画面の

何もないところ

を右クリック。

タッチ操作では画面の上または下から画面内に向 かってスワイプします。 2

すべてのアプリ

]をクリック。

タッチ操作では[すべてのアプリ]をタップします。

すべてのアプリの表示

① [検索]チャーム

Windows のスタート画面で検索チャームを表示させた場合、コンピューター内のアプリやファイル の検索や、検索下アプリの起動に使います。

② [共有]チャーム

情報を共有する時に使用します。たとえば Windows のスタート画面で、ほかのユーザーとアプリ情 報を共有したり、Internet Explorer の URL 情報をメールで送信したりできます。

③ [スタート]チャーム

Windows のスタート画面ではデスクトップ画面を表示させ、デスクトップ画面ではスタート画面を 表示させるときに使用します。

④ [デバイス]チャーム

コンピューターに接続されている各種デバイスを表示させます。スタート画面ではこのデバイス チャームを利用して印刷することもできます。

⑤ [設定]チャーム

表示しているアプリの設定が行えます。スタート画面が表示されている場合は、Windows8 全般の 設定(コンピューターの設定)ができます。また、パソコンをシャットダウンさせたりスリープ状態 にさせたり、再起動させることもできます。 コンピューターのキーボードからチャーム バーを表示させるには、[Windows]キーと キーを同 時に押します。 コンピューター内にあるアプリがすべて表示され ます。この画面から目的のタイルをクリックまた はタップして、各アプリを起動することができます。 すべてのアプリ画面をスクロールするには、画面 下のスクロールバーをスライドさせるか、タッチ 操作では画面をスワイプします。

(8)

●“デスクトップアプリ”と“Windows アプリ”

Windows8 には大別すると、“デスクトップアプリ”と “Windows アプリ”の 2 種類があります。

 デスクトップアプリとは

Microsoft 社の Word や Excel など、従来のデスクトップ環境で動 作するアプリケーションで、ウィンドウ枠で囲まれた作業領域で動 作します。  Windows アプリとは さまざまなデバイスから動作することを前提に、Windows8 から導 入されたアプリケーションです。タッチ操作への対応も考慮され大 きめのボタンやシンプルなデザインで、全画面表示で動作します。

なお、Web ブラウザーである Internet Explorer もデスクトップ環境で動作するバージョンと、Windows ストアアプリとしての バージョンの 2 種類があります。

Windows ストアアプリである[天気]を起動してみましょう。

1

Windows8 のスタート画面から[

天気

]を

クリック。

目的のアプリに対応したタイルをクリックまた は、タップします。

Windowsストアアプリの起動と終了

タイルに表示された地域の天気が表示されます 2

天気

]の画面を右クリック。

ナビゲーション バーとアプリ バーを表示させます。 ナビゲーション バーからは天気を表示する場所 の変更などセクションに関する設定が行え、アプ リ バーからはアプリに対するコマンド(指示) が行えます。ただし、起動しているアプリによっ てバーの表示内容が異なります。 ※ タッチ操作の場合は画面下端から上方向にスワイプ します。 【スタート画面の例】 Windows アプリ デスクトップアプリ Windows アプリ ナビゲーション バー アプリ バー

(9)

Windows8 の基本操作 序章

従来の環境であるデスクトップ画面を表示させてみましょう。

1

デスクトップ

]タイルをクリック。

Windows8 のスタート画面が切り替わり、デス クトップが表示されます。 また、[Windows]キーを押してもデスクトップ 画面に切り替えることができます。 ※タッチ操作の場合はタイルをタップします。 2

[Windows]キーを押す。

デスクトップ画面から Windows8 のスタート画 面に表示が切り替わります。

デスクトップ画面の表示

3

天気

]の

画面上端

をポイントし、マウス ポ

インターの形が

になったら、

画面下端

でドラッグ。

[天気]が終了して、Windows8 のスタート画面 が表示されます。

[検索]チャームを利用してデスクトップアプリを起動してみましょう。

1

ス タ ー ト 画 面 で

[Windows] キ ー と

キーを押す。

チャーム バーを表示させます。 2

検索

]チャームをクリック。

デスクトップアプリの起動

3

[検索]ボックスに日本語入力を OFF にして

word

」と入力する。

※ “ワードパッド”の実体は“wordpad.exe” です。 4

Word2013

]をクリック。

(10)

Word を終了するとデスクトップ画面に戻ります。Windows8 ではデスクトップも Windows アプリと同じように

動作しますので、デスクトップも終了させて Windows8 のスタート画面に戻りましょう。

1

デスクトップの

上端

マウス ポインター

移動する。

マウス ポインターの形が に変わります。 2

マウス ポインターを画面の

上端

から

下端

でドラッグ。

デスクトップの終了とパソコンの電源を切る

Word2013 が起動して、Word のスタート画面 が表示されます。 Word の操作と終了方法は本書をご参考くださ い。 デスクトップ画面が縮小表示され、Windows の スタート画面に戻ります。 3

Windows8 のスタート画面でチャーム バー

を表示させます。

チャーム バーを表示させるには、 [Windows] キーと キーを同時に押しま す。 4

チャーム バーの[

設定

]をクリック。

(11)

Windows8 の基本操作 序章 [設定]のオプションが表示されます。 5

[電源]をクリック。

6

表示されたメニューから[

シャットダウン

をクリック。

コンピューターの電源が切れます。

●スリープとシャットダウン

コンピューターの終了方法には大別して“シャットダウン”する方法と“スリープ”状態にする方法があります。 シャットダウンにより Windows8 を終了させると、コンピューターの電源が完全に切れるので、作業中のデータは 保存してからシャットダウンする必要があります。また、再起動時には作業を再開するまでにスリープ状態で終了し たときよりも時間がかかります。 スリープにより Windows8 を終了させると、コンピューターの電源は完全に切れず、メモリ内に作業中のデータが 保存されます。この場合、コンピューターは省電力のアイドリング状態になるので、再起動時にはすぐに継続して作 業を再開することができます。 シャットダウンは長期間コンピューターの電源を切る場合に、スリープは次回の作業開始までに時間をおかない場合 にと、目的に応じて使い分けましょう。 6 5

● Windows8 の特徴

Windows8 には“Windows ストアプリ”を実行する「スタート画面」と、“デスクトップアプリ”を実行する「デ スクトップ画面」の 2 種類があります。 各画面を切り替えるには、 [Windows キー]を押します。

☆ Windows8 のスタート画面

シンプルなフラットデザインで、基本的に全画面表示 で操作する。

☆デスクトップ画面

従来のウィンドウ環境で操作する。   スタート画面からデスクトップ画面に切り替えるには、[デ スクトップ]タイルをクリックするかタップする。   デスクトップ画面からスタート画面に切り替えるには、画 面左下をポイントして表示されるアイコンをクリックする。

(12)

Windows8 を起動しスタート画面から[デスクトップ]をクリックすると、次のような画面が表示されます。

Windows8 ではこの画面を机の上に見たてて、“デスクトップ”と呼び、今までの Windows での環境のように

使うことができます。ここでは、デスクトップの構成要素を紹介します。

① [ごみ箱]アイコン

不要になったデータを捨てるための場所です。捨てら れたデータはごみ箱を空にするまで残っているので、 誤って削除した場合でも、元に戻すことができます。 なお、アイコンとは、操作する対象を画像で表したも のです。アイコンを使用すると、簡単にアプリケーショ ン ソフトウェアを起動したり、ファイルの中身を表示 したりすることができます。[ごみ箱]アイコン以外に も、アプリケーション ソフトウェアやフォルダー、ファ イルなどのアイコンをデスクトップに追加、削除する ことができます。

② アプリのショートカット(アイコン)

ショートカット(アイコン)とは、よく使うファイル やフォルダーに簡単にアクセスするためのアイコンで す。デスクトップにショートカットを作成すると、デ スクトップ上から簡単にアプリを起動できるようにな ります。ただし、Windows 8 でデスクトップにショー トカットを作成できるのは、デスクトップアプリのみ です。

③ タスク バー

起動中のアプリケーション ソフトウェアのボタン(ア イコン)が表示されます。タスク バーに表示されたボ タンをクリックすると、複数のアプリケーション ソフ トウェアを簡単に切り替えることができます。また、 タスク バーには頻繁に使うアプリケーションプログラ ム、ファイル、インターネットアドレスなども登録で きます。

④ 隠れているインジケーターの表示

タスク バーの右端の領域には、Windows 8 が起動す る時に、自動的に起動するプログラムのインジケーター のアイコンが表示されます。この画面では、時計や音(ス ピーカー)などのアイコンが、動作状況に応じて表示 されています。ただし、アクティブでないインジケー ターは自動で隠れるように設定されているので、表示 したいときは、通知領域のボタン(小さい上矢印)を クリックすると、隠れているインジケーターを確認す ることができます。

Windows8のデスクトップ

●デスクトップの管理

デスクトップには、ユーザーが作成したデータを自由に配置することができますが、デスクトップのアイコンが乱雑 になると、データの紛失や作業効率が下がります。常にデスクトップを管理、整理しておきましょう。 ①ごみ箱 (アイコン) デスクトップ コマンド バー ウィンドウ ③タスク バー ④隠れているインジケーターの表示 デスクトップの表示 [入力モード]ボタン アドレス欄 検索欄 ②アプリのショートカット (アイコン) ナビゲーション ウィンドウ タスク バー ボタン

(13)

Windows8 の基本操作 序章

Windows8 からは、従来の機能を持つ[スタート]ボタンがありません。デスクトップアプリを効率よく利用す

るには、デスクトップにアプリやファイルのショートカットを作成するか、タスク バーにピン留めをします。

1

9 ページの「デスクトップアプリの起動」を

参考にして、Excel2013 を起動する。

[検索]チャームで「excel」と入力し、[アプリ“excel” の検索結果]から「Excel2013」をクリックすると起 動します。 2

タスク バーの[

Excel

]ボタンを右クリック。

タスク バーの Excel に対応したメニューが表示 されます。 3

表示されたメニューから[

タスク バーにピ

ン留めする

]をクリック。

この操作でデスクトップアプリ「Excel」がタスク バーにボタンとしてピン留めされました。次回か ら Excel を起動する時はタスクバーの「Excel」 ボタンをクリックして起動することができます。 なお、ピン留めしたアプリはタスク バーのピン 留めから外すことができます。

タスク バーへのピン留め

●よく使うファイルのピン留め

“タスク バーにピン留めする”機能を利用して、頻繁に使用するファイルを登録することができます。よく使うフォ ーマット(たとえば書類送付状など)をピン留めすれば、次に同じ作業を行う場合、効率よく業務を遂行することが できます。方法は次のとおりです。  ①エクスプローラーを起動し、目的のファイルを選択する。  ② 目的のファイルを、そのファイルを作成したタスク バー ボタンにドラッグ アンド ドロップして、タスク バー ボタンにピン留めする。 次回からは、タスク バー ボタンを右クリックし、表示されるメニューの一覧から目的のファイルを素早く開くこと ができます。 Excel ファイル「書類送付状」 をタスク バーの[Excel]ボタ ンへドラッグ アンド ドロップ

(14)

ファイルの操作には Windows8 に付属しているエクスプローラーを使います。特に[コンピューター]をエクス

プローラーで開いたときには強化されたメニューも使えます。

1

エクスプローラー

]タスク バー ボタンを

クリック。

エクスプローラーが起動し、ライブラリの内容が 表示されます。ライブラリは初期状態で「ドキュ メント」「ピクチャ」「ビデオ」「ミュージック」 の 4 項目が表示されていて、ハードディスクに 散らばっているファイルを整理して格納すること ができます。また、ライブラリの種類によって表 示される[ツール]タブが切り替わります。ライ ブラリとは実際の保存場所にかかわらず、ファイ ルを一か所で管理できる仮想フォルダーです。 2

表示

]タブをクリック。

タブの内容が[表示]に切り替わります。 [表示]タブからは[ファイル名拡張子]の表示/ 非表示の切り替えや、表示するレイアウトの変更 ができます。 3

ナビゲーション ウィンドウの[

コンピュー

ター

]をクリック。

エクスプローラーの表示内容がコンピューターに 切り替わり、同時にリボンの内容も変わります。 4

コンピューター

]タブをクリック。

エクスプローラー

●コントロールパネルとシステムのプロパティ

コントロール パネルとは、画面の文字の大きさや音量の設定や日付や時刻の変更などのさま ざまな機能を設定するための画面のことです。初期設定ではコンピューターをより使いやす くするための機能が、作業するカテゴリーに分かれて表示されています。 システムのプロパティとは、使用しているコンピューターに搭載されている CPU の速度や メモリ容量、OS のバージョンなどが表示できる画面のことです。 コンピューターをエクスプローラーで開いた[コンピューター]タブには、[コントロール パネルを開く]ボタンや[シ ステムのプロパティ]ボタンなどが並び、「ライブラリ」や他のフォルダーを開いたときのリボンと違う機能が利用で きます。 2 3 1

(15)

Windows8 の基本操作 序章

デスクトップで扱われるさまざまな情報は、すべてウィンドウの中に表示されます。作業を効率よく進めるために

ウィンドウの操作方法をマスターしましょう。

ウィンドウの基本操作

1

エクスプローラー

]タスク バー ボタンを

クリック。

エクスプローラーが起動し、「ライブラリ」の一 覧が表示されます。 2

ナビゲーション ウィンドウの[

コンピュー

ター

]を

キーを押しながらクリック。

「ライブラリ」ウィンドウとは別に、「コンピュー ター」ウィンドウが手前に開きます。 3

「ライブラリ」ウィンドウの上部にある

タイ

トル バー

をクリック。

「コンピューター」ウィンドウの背後にあった「ラ イブラリ」ウィンドウが手前に表示されます。 4

「ライブラリ」ウィンドウの[

最大化

]ボタ

ンをクリック。

「ライブラリ」ウィンドウが最大化されます。 5

「ライブラリ」ウィンドウの[

元に戻す(縮

小)

]ボタンをクリック。

「ライブラリ」ウィンドウが元のサイズに戻り ます。

(16)

6

「ライブラリ」ウィンドウの[

最小化

]ボタ

ンをクリック。

「ライブラリ」ウィンドウが最小化されます。 「ライブラリ」ウィンドウは非表示になりますが、 閉じたわけではなく、タスク バーに格納された ことになります。 7

「コンピューター」ウィンドウの[

最小化

ボタンをクリック。

「コンピューター」ウィンドウも最小化され、タ スク バーにはこの 2 つのウィンドウが格納され たボタンが表示されます。 8

タスク バーに格納された[

エクスプロー

ラー

]ボタンを

マウスでポイント

する。

格納されたウィンドウのプレビューが表示され ます。

(17)

Windows8 の基本操作 序章 9

プレビュー表示にある「

コンピューター

をポイントする。

デスクトップ画面に「コンピューター」ウィン ドウが仮に表示されます。 10

そのまま「

コンピューター

」プレビューを

クリック。

仮に表示されていた「コンピューター」ウィン ドウが実際に再表示されます。 11

タスクバーの「

ライブラリ

」プレビューも

クリック。これで 2 つのウィンドウが元の

ように表示されました。

これで 2 つのウィンドウが元のように表示され ました。 12

ライブラリ

」ウィンドウと「

コンピュー

ター

」ウィンドウの[

閉じる

]ボタンをクリ

ック。

2 つのウィンドウが閉じて、デスクトップ画面 が表示されます。

●ウィンドウの最小化と閉じる操作の違い

ウィンドウを最小化すると、操作対象のウィンドウがタスク バーに一時的に格納され、タスク バーのアイコンをク リックすることで復元できるようになります。ウィンドウを閉じた場合は、操作対象ウィンドウの表示を終了します。

(18)

エクスプローラーを利用して、デスクトップ上でファイルとフォルダーの操作を学習しましょう。

ファイルとフォルダーの基本操作

1

エクスプローラー

]タスク バー ボタンを

クリック。

エクスプローラーが起動し、「ライブラリ」の一 覧が表示されます。 2

ドキュメント

」をクリック。

操作対象のファイルやフォルダーを選択します。 3

エ ク ス プ ロ ー ラ ー の[ ホ ー ム ]タ ブ で、

[開く]ボタンの

をクリック。

「ドキュメント」の内容が表示されます。 4

「ドキュメント」内の「

WD-KISO

」をダブ

ルクリック。

フォルダー「WD-KISO」の内容が表示されます。 5

フォルダー「WD-KISO」内のフォルダー

Chapte4

」をダブルクリック。

2 3 4 5       

●ファイルとフォルダーについて     

・ファイル

Windows では、プログラムやデータをすべてファイルという単位 で扱い、ハード ディスクやフロッピー ディスクに保存します。そ の際、ほかのファイルと区別するために、各ファイルに固有の名前 を付けます。ファイル名は、名前と拡張子で構成され、拡張子はア プリケーションによって自動的に付けられます。

・フォルダー

ファイルを整理しやすいように、関連するファイルをまとめておく ための入れものです。 フォルダーの中に複数のフォルダーを作ることもできます。 Windows8 の基本操作 18

ファイルとフォルダーの基本操作

エクスプローラーを利用して、デスクトップ上でファイルとフォルダーの操作を学習しましょう。 1 [エクスプローラー]タスク バー ボタンをク リック。 エクスプローラーが開き、[ライブラリ]の一覧が表 示されます。 2 「ドキュメント」をクリック。 操作対象のファイルやフォルダーを選択します。 3 エ ク ス プ ロ ー ラ ー の [ ホ ー ム ] タ ブ で 、 [開く]ボタンの をクリック。 「ドキュメント」の内容が表示されます。 4 「ドキュメント」内の「WD-KISO」をダブルク リック。 フォルダー「WD-KISO」の内容が表示されます。 5 フォルダー「WD-KISO」内のフォルダー「Chapte4」 をダブルクリック。 MEMO ●ファイルとフォルダーについて ドライブ フォルダー ファイル ・ファイル Windows では、プログラムやデータをすべてファイルという単 位で扱い、ハード ディスクやフロッピー ディスクに保存します。 す。その際、ほかのファイルと区別するために、各ファイルに固 有の名前を付けます。ファイル名は、名前と拡張子で構成され、 拡張子はアプリケーションによって自動的に付けられます。 ・フォルダー ファイルを整理しやすいように、関連するファイルをまとめてお くための入れものです。 フォルダーの中に複数のフォルダーを作ることもできます。 2 3 4 5

(19)

Windows8 の基本操作 序章 さらに階層をたどって、フォルダー「Chapter4」 の内容が表示されます。 6

デスクトップの

何もないところを右クリ

ック

デスクトップ上のショートカット メニューが表 示されます。 7

表示されたメニューから、[

新規作成

]を

ポイントする。

[新規作成]コマンドのサブメニューが表示され ます。 8

[新規作成]サブメニューの[

フォルダー

をクリック。

デスクトップ上に新規フォルダー「新しいフォ ルダー」が作成されます。ただし、ここではま だフォルダー名は確定されていません。 ※ 新規にフォルダーを作成したとき、そのフォルダー 名が反転表示され、フォルダー名を任意に設定する ことができます。フォルダー名を変更したい場合は、 キーボードの キーを押すか、フォルダーを右 クリックして表示されるショートカット メニューか ら[名前の変更]コマンドを使用します。 7 6 8 7 8

(20)

9

フォルダー名を「

test

」にする。

10

作成した「

test

」フォルダーをダブルク

リック。

「test」フォルダーの内容が表示されます。

●フォルダー名の変更コマンド

フォルダーを右クリックして表示されるシ ョートカット メニューからフォルダー名を 変更することができます。 このコマンドは、ファイル名の変更にも有 効な機能です。

●ウィンドウを整理して表示させる

タスク バーの何もないところを右クリックして表示されるショートカット メ ニューから、ウィンドウを整理して表示させるコマンドが利用できます。 また、ウィンドウが最大化されてない場合、ウィンドウのタイトル バー部分を マウスで画面の端へドラッグ(スッとスナップさせます)するだけで最大化し たり、左右に並べて整列させたりできます。これをスナップ機能といいます。 Wondows8 ではアプリウィンドウを整理して表示させるときにも活用できます。 9

(21)

Windows8 の基本操作 序章 11

Chapter4 フォルダーに戻り、

総合問題 1

~「

総合問題 4

」までの 4 つのファイルを

選択する。

選択するファイルの左側にある項目チェックボッ クスをクリックして選択します。 ※ この画面では、エクスプローラーの[項目チェック ボックス]機能が ON になっています。この機能を 使用しないときは、 キーを押しながら複数のファ イルをクリックして選択します。 12

選択したファイルを

キーを押しなが

ら「

test

」フォルダーへドラッグ。

選択したファイルを「test」フォルダーにコピー します。 ※ キーを押さないでファイルをドラッグすると移 動になります コピー中のアイコン 13

test

」フォルダーと「

Chapter4

」フォ

ルダーの

[閉じる]ボタンをクリ

ック。

14

test

」フォルダーを選択して、

キー

を押す。

不要なフォルダーを削除します。 フォルダーを“ごみ箱”に移動するダイアログ ボックスが表示されます。 15

[フォルダーの削除]ダイアログ ボックスで、

はい

]をクリック。

キーを押しながらドラッグ

フォルダーを選択して、

キーを押す。

14

(22)

●[送る]メニュー

ファイルやフォルダーを右クリックして表示されるメニューから[送る]をポイントし、[ドキュメント]をクリッ クすると、[ライブラリ]にある[ドキュメント]に対象をコピー(移動ではない)できます。 [ドキュメント]は煩雑になりがちです。適宜、フォルダーを作ったり削除したりしてファイルを整理するように心 がけましょう。 16

デスクトップの[

ごみ箱

]を右クリック。

ショートカット メニューが表示されます。 17

ごみ箱のショートカット メニューから[

み箱を空にする

]をクリック。

ごみ箱からデータを完全に削除するかどうかを確 認するメッセージが表示されます。 18

はい

]をクリック。

ごみ箱から不要なデータが削除されました。 ※ ファイルやフォルダーを直接[ごみ箱]にドラッグ アンド ドロップしても削除することもできますが、 この場合、削除を確認するメッセージは表示されま せん。 ごみに移動したファイルやフォルダーは、ごみ 箱を空にするまでコンピューター内に残ってい ます。 不要なデータであれば、ごみ箱を空にします。 16 17 空のごみ箱 ファイルやフォルダーが入っているごみ箱

参照

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