ご参考資料
2018年3月作成
なるほど
東証REIT指数
1
※上記はJリートの仕組みなどをシンプルに解説することを目的にしたイメージです。
リート(不動産投資信託)とは
リート(REIT)は、「Real Estate Investment
Trust(不動産投資信託)」の略です。 また、日本のリートは「Jリート」と呼ばれています。
リートは、投資家から集めた資金と、借入金などをもとに、オフィスビルや商業施設などの
不動産に投資を行ない、そこから得られる賃料収入などを分配金として、投資家に分配す
ることを目的とした金融商品です。一般的にリートは上場しているものが多く、上場している
リートは株式と同じように売買することが可能です。
不動産から得られる比較的高い利回りとREIT特有の税制メリットの享受により、相対的に
高い分配金利回りが期待されます。
Jリートの仕組み
J
リート(不動産投資信託)の仕組み
豆知識
豆知識
不動産投資
借入
資産運用会社
借入金
出資
投資家
金融機関
(銀行など)
返済、
利息支払い
投資口(株式)
購入
分配金
テナント
不動産
不動産(オフィスビル、商業施設、
マンション、倉庫、ホテルなど)
家賃収入
資産運用の委託
出資
設立母体
(スポンサー企業)
不動産投資法人
REITの
税制メリット
REITは、収益(賃料収
入など)から費用(管理
費や金利など)を差し引
いた残りの利益のうち
一定割合以上を投資者
に分配するなど、一定
の要件を満たすことで、
法人税が事実上免除
されています。
日本ビルファンド ジャパンリア ルエステイト 野村不動産 マスターファンド 日本リテール ファンド ユナイテッド・ アーバン オリックス不動産 日本プロロジス リート 大和ハウスリート アドバンス・ レジデンス 日本プライム リアルティ その他 *東証REIT指数は、算出要領が見直され、「時価総額加重型」から「浮動株時価総額加重型」に移行しました。なお、従来の「時価総額加重型」で算出される指数は、2018年 12月28日までは公表される予定です。
東
証に上場する全リートを対象とした東証REIT指数
基準日である2003年3月31日の時価総額を1,000として、現在の時価総額がどの程度かを表します(算出開始日: 2003年4月1日)。
東証REIT指数とは
東証REIT指数は、東証に上場するリート全銘柄を対象とした「浮動株時価総額加重型」の指数
です
*。日本のリート市場がどのような動きをしているのかを知るうえで大変便利な指数です。
・各リートの正式名称は、名称の後に「投資法人」がつきます。豆知識
豆知識
・個別銘柄に言及していますが、当該銘柄の売買等を推奨するものではありません。 また、当社ファンドにおける保有、非保有、および将来の個別銘柄の組入れまたは 売却を示唆するものでもありません。銘柄名
価格(円)
時価総額
(浮動株ベース、
億円)
指数に
占める
割合
1
日本ビルファンド
580,000
7,780
7.2 %
2
ジャパンリアルエステイト
554,000
7,253
6.7 %
3
野村不動産マスターファンド
146,400
5,817
5.4 %
4
日本リテールファンド
205,300
5,470
5.1 %
5
ユナイテッド・アーバン
168,800
5,156
4.8 %
6
オリックス不動産
162,900
4,353
4.0 %
7
日本プロロジスリート
242,000
4,216
3.9 %
8
大和ハウスリート
257,100
3,662
3.4 %
9
アドバンス・レジデンス
267,900
3,435
3.2 %
10
日本プライムリアルティ
368,000
3,218
3.0 %
<東証REIT指数採用銘柄の時価総額(浮動株ベース)上位10社>
(2018年2月末時点)
これらのリートが東証REIT指数の「顔」です
<東証REIT指数の時価総額(浮動株ベース)の比率 >
(2018年2月末時点)
複合型⇒オフィスと商業施設、オフィスと住居など、2つの用途の異なる不動産へ投資を行なう 総合型⇒3つ以上の用途の異なる不動産に投資を行なう 【用途区分】 オフィスビル特化型 複合型 商業施設特化型 住居特化型 総合型 物流施設特化型全体の47%程度を占める時価総額上位10社
時価総額
(浮動株ベース)
合計
約
10.7
兆円
指数採用銘柄
58
銘柄
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
03年3月
05年3月
07年3月
09年3月
11年3月
13年3月
15年3月
17年3月
3
こ
れまでの東証REIT指数の歩み
2003年4月に東証REIT指数の算出が開始されてから10年以上経ちました。その間、同指
数は、国内のみならず、海外の景気や不動産市況など、様々な動きを反映してきました。
東証REIT指数の歩み
(2003年3月31日~2018年2月28日)
(ポイント)
Jリートをめぐる動き (2003年3月以前) 2000年 11月 投信法改正によりJリートが 組成可能に 2001年 3月 東証がJリート市場を創設 2001年 9月 日本ビルファンド投資法人、 ジャパンリアルエステイト投資 法人の2社が東証に上場し、 Jリート取引がスタート<主な出来事>
米サ ブ プ ラ イ ム 問題表面化で 、 全世界で 同時株安 07年 東証REIT指数 の最高値 (2,612.98) (2007年5月) リー マ ン ・シ ョ ッ ク 08年 東証REIT指数の 最安値(704.46) (2008年10月) 民主 党政 権誕生 09年 東日本 大震災 発生 11年 国土交通省が 「 住 宅・ 不動産市場活性化 の た め の 緊 急 対 策 」 を 発 表 08年 住宅系リ ート が J リ ー ト 初と なる実質破綻 08年 日銀 が 「 資 産 買 入 等の 基金 の 創 設 」 に お い て 、 J リ ート など も購入対象 に 含 め る と 決 定 10年 J リ ー ト の フ ァ ン ド ・ オブ ・フ ァ ン ズ 解 禁 03年 不動産市場安定化フ ァ ン ド ( 官 民フ ァ ン ド ) 設立 09年 住宅系リ ート が 上 場 ( 4年半 ぶ り の 新規上場 ) 12年 国内景気の回復 不動産市況改善 外国人投資家、 国内大手金融 機関などからの 需要が急増 日銀が 追 加緩和策と 、 中長期的な 物価安定 の 目 処 を 発表 12年 デ フ レ 脱 却を最優先課題 に 掲げ た 自民党が 衆議院選 挙 で 圧勝 12年 2 0 2 0 年 夏 季 オ リ ン ピ ッ ク 開催地が 東京に 決 定 13年 J リ ート 初と なる海外不動産 を一 部 組 み 入れた リ ート が 新規上場 13年 国内初と なるヘ ル ス ケ ア リー ト が 新 規 上 場 14年 日銀 が 「量的・ 質 的金 融 緩 和 」 の 拡大を 発表 14年 日銀 が マ イ ナ ス 金 利 政 策 の 導 入 を 決 定 16年※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。(信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成)
日銀 が 「 長 短 金 利 操作 付 き量 的 ・ 質的金 融 緩 和 」 導 入 を 決 定 16年90 100 110 120 130 140 150 160 170 180 190 13年1月 14年1月 15年1月 16年1月 17年1月 18年1月