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IRUCAA@TDC : 巻頭言

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Academic year: 2021

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Posted at the Institutional Resources for Unique Collection and Academic Archives at Tokyo Dental College, Available from http://ir.tdc.ac.jp/

Title 巻頭言

Author(s) 井上, 孝

Journal 日本口腔検査学会雑誌, 6(1): 1-1

URL http://hdl.handle.net/10130/3306

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巻 頭 言

 現在 FDI では、Oral Health for healthy aging という 2015 年に発表する Policy statement を日本が担当となり作っている。2014 年 WHO 世界保健機関の発表によ れば、WHO 加盟国 194 カ国の中で、男女平均寿命は日本が 84 歳で第一位、女性は 87 歳でやはり日本が第一位、男性は 80 歳で第 5 位である。そして日本は、WHO も世界一と認める医療制度、保険制度により皆保険制度が成り立っている。そんな 理由から、日本がこの statement を作ることになったと言える。翻って、この皆保 険制度の中の歯科医療を見てみると、医療との間にギャップを感じざるを得ない。 それは、歯科医療では未だに検査は谷底に置かれ、歯科医師の感覚的な診断による 治療がなされているのが否めないからである。保険収載を見ても、医学部は新しい 病名に対して、それを診断するための検査が採用され、歯科での検査は俎上にも載 らない現状である。健康寿命に歯科が関与することは間違いない。しかし、検査も なく治療している現状は、歯科の地位を下げるばかりでなく、医療との格差が開い てしまうことを懸念してやまない。  口腔検査学会は、2014 年で設立から 7 年目を迎えることになる。本学会誌も第 6 号となり、原著の数も、また英語論文も増えてきている。編集委員会では、いかな る内容の論文も検査の礎となるものであれば採用する方向で動いている。口腔検査 学会の目標を達成するためにも、最初に述べた口腔の健康から健康寿命に貢献する ためにも、そして、歯科医療が歯科医学に基づくものであり続けるためにも学会誌 は重要な意味を持つ。会員諸氏のご投稿を心よりお願いする次第である。 日本口腔検査学会理事長 井上 孝 2014 年 3 月

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