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世界の国々~ドイツ~

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Academic year: 2021

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第2学年1組

社会科学習指導案

1 単元 「世界の国々の調査~ドイツ~」 2 指導観 ○ 国家規模の地域的特色をとらえる視点や方法とは、国境によって区切られたまとまりのある地域を地 域の環境条件、他地域との結びつき、人々の営み及びそれらの相互関係を踏まえて、面積、人口、貿易、 人種・民族、資源などの視点から追究し、地図や統計、読み物などの資料を基に調査することである。 このように日本や世界の地域の諸事象から地理的事象を見いだし、国家の規模に応じた調べ方や学び方 を学ぶ学習は、生徒の主体的な学習を促すとともに、社会的事象を多面的・多角的に追究し考察するこ とになり、社会認識を深める上で意義深い。 本単元で取り扱うドイツとは、地理的にはヨーロッパのほぼ中央に位置し、複数の国々と国境を接す る交通の要所として発展してきた地域である。現在は、EUの中心的な国の一つとして、まわりの国々 と経済的・政治的に結びつきを強めている。 本単元で、ドイツの地域的特色を「まわりの国々との関係」に着目して、複数の視点から仮説を立て 追究し、調査結果を比較、関連付けて考察することは、ドイツの地域的特色を総合的にとらえることに つながると考える。 ○ 本学級の生徒は明るく素直で、学習にもまじめに取り組む姿が見られる。生徒は、これまで世界の国 々の調査では、アメリカ合衆国、中国と学習を進め、国家規模の地域的特色をとらえる視点や方法につ いて以前より追究する視点に広がりや調査活動への見通しが持てるようになってきている。しかし、仮 説の設定や調査後の情報整理や考察ではまだ不十分な面もみられる。したがって、仮説を設定する際に、 学習課題の核となる社会的事象への理解を図り、追究する視点を明確化することで、より見通しの持っ た追究が可能となり、その調査結果を関係付け、複数の視点から考察することで、社会的事象をより多 面的・多角的に追究し、総合的にとらえて考察することができるだろうと考える。 ○ 本単元の指導にあたっては、地図に注目してドイツを特徴付ける地理的事象を見いだして学習課題を 設定し、複数の視点から課題を追究し、それらを比較、関連付けてドイツとまわりの国々の関係を総合 的に考察することでドイツの地域的特色をとらえさせ、その視点や方法を学ばせる。 まず、「つかむ段階」では、地図帳を利用してドイツがヨーロッパの中央に位置し複数の国々と国境 を接するというドイツの地理的特色をつかませ、まわりの国々との関係に着目させて学習課題を設定す る。そして、概念図を活用して課題である社会的事象をとらえる視点を広げ、複数の視点から課題をと らえて仮説を設定させ追究させる。 次に、「調べる段階」では、見通しをもった調査活動を行わせるために仮説に基づいた調査計画表を 作成させ、資料を収集・選択させる。その調査結果を関係図に整理しまとめさせることで、事象同士の 関係を比較し関係付けてまとめたり、視点を関連付けて考えたりする活動を促し、仮説の検証と課題に 対する自分の考えをまとめさせる。 最後に、「まとめる段階」では、関係図による考察をもとに調査結果(仮説の検証結果と自分の考え) を交流させることで、友達の追究の視点や考察を参考に、より広い視野からドイツとまわりの国々の関 係をとらえ直して関係図を付加、修正させ、自分の考えを深め、課題の答えをまとめさせる。 3 単元目標 ○ ドイツが日本と異なり、多くの国と陸続きで国境を接し、国境をこえて人やものが活発に行き来して いることに関心を持ち、まわりの国との関係について意欲的に追究することができるようにする。 (関心・意欲・態度) ○ 国境の通過が自由なドイツとまわりの国々との協力関係に注目して学習課題を設定し、それを国土(自 然)のつながり・人々のつながり・国家間のつながりの3つの視点から具体的に課題をとらえて仮説を 立て、お互いの調査結果や考えを交流することで課題の答えをまとめ直すことで、ドイツの特色を複数 の視点から比較、関連づけて考えることができるようにする。 (思考・判断) ○ 地図や統計資料、電子メールやインターネットなどさまざまな資料から必要な情報を適切に選択し、 ワークシートや図を活用して考えをまとめたり、発表したりできるようにする。 (技能・表現) ○ ドイツは、まわりの国々と国境や国の違いをこえて協力関係を築き、政治的・経済的な結びつきを強 めることで、ヨーロッパの中のドイツとして発展しようとしていることを理解し、その地域的特色をと らえる視点や方法を説明することができるようにする。 (知識・理解)

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4 単元の仮説 ドイツの地域的特色をとらえる視点や方法を学ぶ学習において、課題解決に向けて仮説を設定する場面で、 概念図を活用して学習課題の核となる社会的事象をとらえる視点を広げれば、生徒は複数の視点から課題を とらえて仮説を設定し追究することができ、調査結果をもとに考察する場面で、関係図を活用した情報の整 理や友達との交流を行えば、生徒は事象に対する見方や考えを深めて課題に対する自分の考えを整理しまと めることができるので、ドイツとまわりの国々の関係について、より多面的・多角的に追究することができ るだろう。 5 単元指導計画(9時間) 段階 配時 学習活動・内容 指導上の留意点 つ 1/4 1 地図に着目し、複数の国と国境を接するドイツ の地理的な特色をつかむ。 か (1) 統計資料からドイツの基本データを調べ、日 ○他のヨーロッパ諸国とも比較させ、ヨーロッ 本と比較する。 パでのドイツの占める割合を読み取らせる。 む 面積 約36万k㎡ 人口 約8,235万人 人口密度 約231人/ k ㎡ 首都名とその位置 ベルリン (2) 地図帳から日本との位置関係、ヨーロッパで のドイツの位置、国境を接する国々を調べる。 ①日本より高緯度に位置する。 ○気候の分布図を示し、暖流と偏西風によって →ベルリンと稚内の雨温図の比較 暖かい風が内陸まで影響することをとらえさせ →高緯度のわりに冬でも暖かい る。 ②ヨーロッパのほぼ中央に位置する。 →ヨーロッパの交差点としてのドイツ ③いくつもの国と陸続きで国境を接する。 ○ヨーロッパには比較的小さな国々が多数集ま →島国日本と大きく異なる特色 り、多くが国境を接することにも気づかせる。 (3) ドイツと国境を接する国々の国名と首都名を ○地図上で作業させ、河川や鉄道や道路などド 調べ、ワークシートに記入する。 イツからヨーロッパ各地へ交通網が発達してい 「ドイツはいくつの国と国境を接しているのだ ることに気づかせる。 ろう。」(9ヵ国) ◎デンマーク、ポーランド、チェコ、オースト リア、スイス、ルクセンブルグ、フランス、 ベルギー、オランダ (4) ヨーロッパのおもな川であるライン川、ドナ ○ライン川の写真を複数提示し、国際河川の意 ウ川、どのような国を通り、どの海に流れてい 味やヨーロッパの水上交通の中心であることを るかを調べる。 読み取らせる。 ①ライン川やドナウ川がいくつの国を通って流 *ライン川を行き来する貨物船 れているか、国名とその数を調べる。 *発達したライン川の水運 ◎ライン川…4ヵ国を流れ北海へ *河口の国際貿易港ユーロポート ◎ドナウ川…8ヵ国を流れ黒海へ ②複数のライン川の写真から、国境を越えて貨 ○地図で鉄道や道路も河川と同様に国境をこえ 物船が自由に航行でき、内陸交通の大動脈であ て広がることを確かめさせ、島国日本との違い ることを理解する。 を考えさせる。 2/4 2 ドイツの国境付近のようすに着目し、交通網 の広がりや人やものの動きについて考える。 (1) 国境を通過する道路の様子がどうなっている ○ドイツとまわりの国々との関係に着目させる か予想する。 ために、国境をこえた人やものの動きやそのよ ① ドイツから国境をこえて外国へつながる道 うすについて考えさせる。 路にすべて○をつける。 ・ドイツはまわりの国々とたくさんの道路でつ ながっているんだなあ。

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② 国境付近の様子を予想し合う。 ○国境線のイメージを持たせるために、成田空 「ドイツから国境をこえて外国に行く場合、日 港の出国手続きの写真を提示し、比較させる。 本のように手続きがいるのだろうか」 ・係の人がいてスタンプを押してくれる。 ・検問所で荷物点検があるだろう。 ・パスポートを見せないといけない。 ③ 国境付近の写真を比較し、ドイツではまわ ○多くの国と陸続きに国境を接するドイツやヨ りの国々と人やものが自由に行き来できるこ ーロッパの国々にとって、日常的に国境を越え とを理解する。 て人やものを移動する必要性を感じさせる。 ライン川に架かる橋(河川) 隣町に出かけるように自由に行き来でき 国境を通過する国際列車(鉄道) るし、パスポートも見せなくてよい。 「どうして自由になっているんだろうか。日本 ○日本の海外旅行や貿易と比較させることで、 でもできないかな?」 人やものの移動を自由にすることの目的や便利 ・小さな国が多く集まっているし、国境が接 さについて考えさせる。 しているので、通過するたび止められたらと ても面倒だから。 ・お互いの国同士で約束しているから。 ・仕事や買い物でいつも通っているから。 ・犯罪やテロとか心配だなあ。 (2) 地図や学習プリントから、ドイツがEU加盟 ○EUの学習内容が詳細になりすぎないように、 国で、EU内ではお互いに人や物の移動が自由 EUの加盟国と経済的な協力関係に留める。 化されていることをとらえる。 * EU加盟国27ヵ国(2007) ◎主題図 「EUの加盟国」 * 人、もの、資本、サービスの移動の自由 プリント「EU内でできること」 と国際通貨ユーロの導入 ・たくさんの国が加盟しているんだなあ。 ・どうしてEUができたんだろうか。 3 学習課題について話し合う。 (1) ドイツをはじめ、ヨーロッパ全体の交通網が ○①~③までの資料を読み取らせることで、人 発達し、国境をこえた人やものの行き来が活発 々の生活の面からドイツとまわりの国々との関 なことを理解する。 係を考えさせる。 ① ヨーロッパの鉄道時刻表から ・ドイツは電車に乗ったままでいろんな国に 行けるんだなあ。 ② 主題図「ヨーロッパの鉄道網と観光客の移 ○鉄道や道路ともに、ドイツがヨーロッパを縦 動」と読み物資料「ドイツ人の話」から 横に結ぶ位置にあることに気づかせる。 ・ドイツの人はけっこう外国に観光に出かけ るんだなあ。 ・簡単に外国に行けていいなあ。 ③ ヨーロッパの外国人居住者の主題図から ・ドイツにはたくさんの外国人が住んでいる んだなあ。 ・なぜ、ドイツに外国から人が多く集まって いるんだろうか。 (2) 学習課題を設定する。 ○これまでの学習から生徒の発言をまとめ、ド ドイツとまわりの国々はどのような協力関係 イツとまわりの国々との関係に着目させて学習 でつながっているのだろうか。 課題を設定する。 3 , 4 4 学習課題の答えを予想し、複数の視点から仮 /4 説を立てる。 (1) ドイツとまわりの国々との協力関係やつなが ○学習課題の答えを予想する段階で多くの予想 りを予想し、できるだけ多くワークシートに書 を引き出すために、個々の生徒が自由な発想で

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ま わ り の 国 と の 結 び つ き き出す。 発言できるように条件を規定したり、意見をま ・外国と陸続きにつながり、鉄道や高速道路を とめたりしないようにする。 利用すれば、気軽に外国へ行けるから(交通) ・仕事や買い物など自由に行き来できる (経済活動) ・EUに加盟している(国際組織) ・まわりの国とお互いに仲が良く、人やものの 交流もさかん(生活) ・EUの国々とさかんに貿易をしている(貿易) ・自動車等工業製品を多く輸出している(産業) ・まわりの国と1つにまとまって、日本やアメ リカに対抗する(ヨーロッパの一員) ・外国人が多く住んでいる(人の移動) ・昔からヨーロッパの国との交流が盛ん(歴史) ・環境問題に熱心だから(国際協力) (2) 予想した答えを3つにグループ分けし、見出 ○事象「まわりの国との結びつき」を国土・人 しをつける。 ・国家間の3つのつながりからとらえて追究す ・貿易を盛んにする ・EUの国々 る視点を見いださせるために、生徒の予想を3 ・人々の行き来、交流 ・安全 つにまとめる。 ・交通網のつながり ・国境のつながり (3) 概念図を作成し、課題を追究する視点を明ら <概念図の具体例> かにする。 ① (2)でまとめた見出しを持ち寄り、概念図の 3つの視点に集約する。 ② 視点ごとに、まわりの国との結びつきを確 かめるにはどのようなことを調べたらよいか グループで話し合う。 ③ 提示された資料をヒントに、調査内容や項 目を追加する。 ④ ドイツにあてはまる条件は何か考え、必要 な視点と調査項目を選択する。 (4) 選択した視点や調査内容を手がかりに課題の …課題の中心となる事象 答えを予想し直し、その根拠を具体的に書き出 …事象をとらえる視点 して仮説を立てる。 …具体的な調査内容や項目 ① 課題の答えを予想し直す。 *生徒の予想した見出し(分類の視点)を、「国 ② ワークシートに沿って、仮説を記入する。 土の結びつき、人の結びつき、国家間の結び つき」の3つの視点に整理する。 調 1/3 1 調査計画表を作成する。 <計画表の具体例> べ (1) 記入する内容を確認する。 る ・概念図から選択した視点と調査項目 ・仮説:「ドイツとまわりの国々は○○○なの で、△△△の結びつきが強いのだろう。」 ・調査項目を具体化したもの:例「国の位置」 「ドイツはヨーロッパのどの位置にあるのだ ろうか。どんな国と国境を接するのか」 ・必要な資料や入手先:教科書、地図帳、資料 集、百科事典、専門機関の連絡先 (2) 調査計画表を作成する。 ○生徒自身に調査活動の見通しを持たせるため ① 選択した視点と調査項目を書く。 に、調査項目や資料の入手先など計画表を具体 ・国土…自然環境 →国の位置、国境線 的に作成させる。 人の結びつき 貿易 ○いろいろな見方で課題をとらえよう 国と国の関係やまわりの国との結びつきを考えるには、どのようなことを調べていけばよいのか。 まわりの国との 結びつきを知る 国家間のつながり 人々のつながり 国土(自然)のつながり 外国人労働者 観光客 自然 環境 宗教 言語 民族 国の成り立ちやあゆみ 共通の文化・歴史 環境問題 国際協力 主食・食べ物 生活習慣 祭りや行事 生活 国の位置 地形のようす 交通網の広がり おもな交通手段 国境線 人の 移動 交通 貿易相手国 貿易額 輸出入品 国際組織 共通政策 国際通貨 公用語 政治・経済のまとまり おもな産業 貿易・産業 調査計画表1 学習課題:なぜ、ドイツはまわりの国々と結びつきが強いのだろうか。 ドイツとまわりの国々は、お互いに国境を接し共通の歴史や文化を もっているので、人々の結びつきが強いのだろう。 自分はこう考える 仮説にまとめる 国土(自然)のつながり 国家間のつながり 人々のつながり 自然環境 政治・経済のまとまり 共通の文化・歴史 ○国の位置 :ヨーロッパのどこに位置するの だろう ○国境線 :国境を接している国はどこだろう :国境付近の様子はどうなってい るか ○国際組織 ○共通政策 :EUはなぜできたのだろうか :ドイツがEUに加盟する理由 は何だろう :たくさんの国が集まっているの にけんかしないのだろうか :共通して取り組んでいることは 何か ○宗教 ○民族 :ドイツはどんな宗教や民族が 中心なんだろうか :まわりの国は同じだろうか、 違うだろうか ○おもな祭りや行事 :ドイツのおもな祭りは何か :キリスト教との関わりはどうか

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・人…共通の文化・歴史 →宗教、民族、おもな祭りや行事 ・国家間… 政治・経済のまとまり →国際組織、共通政策 ② ①をもとに、仮説をまとめる。 ・仮説「ドイツとまわりの国々は、国境を接 し共通の歴史や文化を持っているので、人 々の結びつきが強いのだろう」 ○視点や仮説の記述とのつながりを考えて取捨 ③ 具体的な調査項目について、質問や疑問の 選択させる。 形でできるだけ多く書き出す。 ○効果的な資料収集を支援するために、補助資 2/3 2 目的にあった資料を収集、選択する。 料を配付し、資料の入手先の具体例を示す。 ・ワークシートに調査結果を記入する。 (データ、資料名、わかったこと) 3/3 3 調査結果を付せんに書き出し、関係図にまと <関係図の具体例> める。 (1) 調査結果を記録したワークシートから、必要 な情報を付せんに書き出す。 (2) 関係図のシートの3つの視点(国土・人・国 家間)に自分が選択した調査項目を書き込む。 (3) それぞれの項目ごとに付せんを分類する。 (4) 分類した付せんの情報の中から、優先順位が 最も高いと考えるものを上位に貼る。 (5) 残りの付せんを(4)の付せんとのつながりや付 せん同士の関係を考えながら並べて、線で結び 付ける。 ・具体的に説明しているものかなあ *線の種類 (具体的な数値や説明の内容=でつなぐ) ・・・内容の具体化 ・結びつくための手段や方法になるのかな? ・・・目的→手段 (目的と手段の関係は→でつなぐ) ・・・原因←結果 ・原因や理由になるのかな。 ・・・展開 (原因と結果の関係は←でつなぐ) ・それ以外は線で結んでおこう。 (6) 付せん同士の関係や気づきをつないだ線の間 ○考えが拡散したり、事実の詳細な説明になっ に書き込み、内容を考察する。 たりしないように、中心の事象とどう関連する 4 視点ごとに仮説を検証し、その結果と自分の のか、何が説明できたらよいのか、をしっかり 考えをワークシートに記入する。 考えて作業するように指示する。 5 「なぜ、ドイツとまわりの国々の結びつきが 強いのか」、調査結果に基づいて課題の答えをま とめる。 6 ワークシートの記述をもとに、発表原稿を作 ○関係図をもとに追究した過程や結果をおさえ 成する。 ながら発表原稿を記入させる。 ま 1/2 1 関係図を活用し、調査結果を交流する。 (1) 交流するめあてを確認する。 ○課題を追究した成果やお互いの考えを交流し と 合うことで、そのよさを認め合い、課題に対す 友達の発表を聞いて、自分の関係図のつな る理解を広げたり、深めたりしていくことを伝 め がりを広げて考えを深めてみよう。 える。 (2) 関係図を使って、仮説とその検証結果、自分 ○お互いの発表を聴き、関係図の事象のつなが る の考えを発表する。 りに新しい情報を追加したり、修正を加えるこ ① 発表や聞き取りのポイントを確認する。 とで考えを深めさせために、自分の情報や課題 ◎発表者…自分の主張とその理由をわかりやす に対する見方や考え方との共通点や相違点を比 ドイツとまわりの 国々の結びつき 国家間のつながり 人々のつながり 国土のつながり 自然環境 政治・経済のまとまり 共通の文化・歴史 ドイツはキリスト 教が中心 ヨーロッパは キリスト教が中心 クリスマスは 大イベント 宗教との関わりが深い 同じ プロテスタント ドイツ語 ゲルマン民族 イギリス、北ヨーロッパ オランダ、スイス、デンマーク 国境の変化が たびたびあった まわりの国との 戦争が絶えなかった たくさんの国と 国境を接する 資源や領土をめぐって争う 昔のドイツは 第2次世界大戦 ヨーロッパは大きな被害 東西ドイツの統一 1990年 国境を自由に 行き来できる 仲がよい? EU 加盟している国は OK 国境の通過が 自由で関税ない 人やものの 移動がさかん 貿易や旅行がしやすい 共 通 の 政 策 27ヵ国が 加盟する よく似た言葉がある 環境先進国ドイツ ゴミの分別や リサイクル ヨーロッパは環境 問題に関心が高い 共通の政策 世界的に有名 酸性雨の被害 大気汚染 工場の煙や 自動車の排気ガス 主な原因 風に乗って広がる 自 分 の 国 だ け で す ま な い

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く伝える。 較させる。 ◎聞き手…自分の考えと比較しながら、関係図 に取り込めるものはないか考えて聞く。 ② 他の生徒の報告を聞きながら、関係図を ○発表を聞きながら関係図を付加、修正させる チェックする。 ために、調査結果を記録したワークシートや関 ・自分の考えと同じものはないだろうか? 係図をコピーし、全員の生徒に配付する。 ・取り入れたい情報はないだろうか? ・これはどういうつながりがあるのか? ◎チェックのルール:追加の情報や線、書き込 みは赤色で、修正は青色で、削除は=線で記 入する。 ③ 発表後、質問や意見を交換する。 ④ 交流で気づいたことや考えたことをワーク ○事象に対する見方や考え方の広がりを意識さ シートに記録する。 せるために、交流後の新しい気づきや考えをワ ークシートに記録させる。 2/2 2 関係図を付加修正し、自分の考えを練り直す。 (1) 交流の結果から、情報を整理し直したり、新 しい情報を追加したりするなどして関係図に修 正、付加する。 ① 他の関係図に書かれた情報やまとめかたに ついて、作成者に確認や質問を行う。 ② 必要に応じて、資料を調べて情報のつなが りの事実の有無を確認する。 (2) 修正された関係図をもとに、課題の答えをま とめ直し、ワークシートに記入する。 (3) 学習活動を振り返り、ドイツの特色について ○概念図の視点とあわせて、ドイツの特色を追 まとめをする。 究した視点を整理させ、他の国でも応用できる ① ドイツの特色についてまとめる。 ことを確認する。 ② 課題を追究した視点や方法を振り返り、 そのよさを考える。

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6 指導案(本時を含む) つかむ段階① (①②/総時数9時間) (1) 主眼 ○ ドイツの地理的事象に関心を持たせ、これからの学習への動機付けを図る。 ○ 地図に着目して、複数の国と国境を接するドイツの地理的特色をつかませる。 (2) 準備 ・ワークシート1:ドイツを知る①(書き込み式の作業シート) ・補助資料1:ヨーロッパの国際河川・ライン川 ・ヨーロッパ州の掛け図と地図帳 ・グリム童話とベートーベンのCD (3) 指導の過程 段階 学習活動・内容 準備 手だての内容・方法・留意点 形態 配時 導入 1 ドイツについて知っていることを ○生徒にとってドイツはあまりな 一斉 10 発表する。 じみのない国なので、写真や実物 ・ヨーロッパの国? 資料など用意し、興味を喚起する ・紳士がたくさんいそう 工夫をする。 ・お城みたいな建物 ・旅行パンフ、ドイツの写真 ・ビールやピザみたいなパン ・自動車、医薬品など工業製品 ・景色がきれい、自然が豊か ・音楽や文学、食文化 2 ドイツの国旗を知る。 ワーク ○複数の国旗からゲーム感覚で選 15 「どれがドイツの国旗だろう?」 シート 択させたり、国旗のデザインの類 「ヨーロッパの国旗がよく似ているの 似性からヨーロッパの国々の関係 なぜだろう?」 に関心を持たせる。 展開 3 地図に注目して、ドイツの地理的 特色を調べる。 (1) ドイツの基本データ(人口、面積、 地図帳 ○統計資料のデータを日本と比較 個 15 人口密度)を調べ、日本と比較する。 させる。 (2) 地図上のドイツの位置を調べ、そ 一斉 20 の特色をまとめる。 ① ドイツと日本の位置関係をを比 ○ベルリンと札幌の雨温図を比較 べる。 させ、高緯度の割にドイツの気候 ・日本より高緯度にある。 が温和なことを自然環境から理解 ↓ させる。 北海道に少し似た気候だが、夏は 補助資 短く、冬は暗く長い。 料 ② ヨーロッパの中でのドイツの位 ○ヨーロッパでは日本より面積の 置関係を調べる。 小さな国々が多く集まり、国境を ・ヨーロッパのほぼ中央に位置 接していることに気づかせる。ま ・多くの国と国境を接する。 た、ドイツが比較的大きな国であ →日本と大きく異なる特色 ることもおさえる。 (3) 複数の国と国境を接することに着 ワーク 個 30 目してドイツの国土の特色をつかむ。 シート ① ドイツと国境を接する国々を地 図を利用して調べる。 ・9ヵ国と国境を接する。 ② ヨーロッパのおもな川であるラ ○国際河川をたどらせることで、 イン川やドナウ川の源から河口ま 国境をこえた広がりを実感させ、 で地図上でたどる。 ドイツとまわりの国々との関係に ・多くの国を通過して流れる 関心を持たせる。 ・ライン川は北海へ、ドナウ川は 一斉 黒海へ ③ ライン川の流れに沿った写真か ライン ○貨物船が航行するヨーロッパの ら国際河川の意味や役割を考える。 川の写 水上交通の中心であることをつか ・国際河川のライン川 真 ませるために、上流から河口まで →2ヵ国以上を通過し、条約によ のライン川の写真を複数提示す り自由に航行できる る。また、国際河川の意味や沿岸 ・ヨーロッパの大動脈 の土地利用については説明する。 →貨物船が上流まで航行する →沿岸に都市や工業地域 まと 4 本時のまとめを整理し、次時の予 アンケ ○日本と比較し、複数の国と国境 一斉 10 め 告を聞く。 ート を接するドイツの地図上の特色を CD 確認する。

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つかむ段階② (③④/総時数9時間) (1) 主眼 ○ ドイツとまわりの国々が国境をこえて自由に行き来できることを日本の場合と比較することで疑問や 課題意識をもたせ、まわりの国々との関係に着目して課題を設定させる。 ○ 課題の答えを予想したものを集約し、さらに概念図で「まわりの国との関係や結びつき」に関する視 点や内容の具体化を図ることで、複数の視点から課題をとらえさせ、仮説の視点を選択させる。 (2) 準備 ・模造紙と配付用のプリント(前回の学習内)・めあてのカード ・シール(道路のチェック用) ・写真 ①成田空港の写真 ②国境付近の写真 *ドイツの観光パンフレット、パスポートのコピー、ドイツの写真 ・ワークシート2 ・学習の記録 (3) 指導の過程 段階 学習活動・内容 準備 手だての内容・方法・留意点 形態 配時 導入 1 前時の学習内容を振り返り、学習課 一斉 10 題を設定する。 (1) ドイツでは国境をこえた人やものの 略図 ○「なぜだろう、どうなっている 動きが活発なことを確認する。 と国 んだろ」という生徒の思考を大切 ① 国際河川や鉄道や道路など交通網 境の にし、課題を追究する意欲を持た がヨーロッパ全土に広がってる様子 写真 せるために、主題図や資料から読 を理解する。 み取った情報をもとに生徒の疑問 ・他の国に行くのは便利だなあ。 や考えを積極的に聴き、課題への ・土地がつながっているので、徒歩や つながりをもたせる。 自転車でも移動できるなあ。 ・外国に何のために出かけるのかな。 ・日本の海外旅行は大がかりだけど毎 日行き来できるドイツの人はどんな ふうにまわりの国と交流しているの だろう。 ・国境を越えてどんな品物が行き来し ているんだろう。 ② ドイツとまわりの国々との人の移 ○日本の生活や価値観と比べて、 動の多さを主題図から読み取る。 その差異から疑問や課題を持たせ ★ア.鉄道網と観光客の移動 プリ るために、日本とドイツのデータ イ.外国人の居住者数 ント を数値化したものを提示する。 ・日本に比べて、ドイツの人はよその 国へたくさん出かけているなあ。 ・やっぱり国境を自由に行き来できる ので出かけやすいんだなあ。 ・ドイツに住む外国人は多いなあ。 ・なぜ、そんなに多くの外国人がドイ ツに集まってくるんだろう。 ○ドイツはまわりの国との関わりを大切に しているんだなあ。 ○ドイツの人はまわりの国々の人たちとどんな交流やつながりをもって いるんだろう。 ○なぜ、お互いに自由に行き来できることを認め合ってるんだろう。 (2) 学習課題を設定する。 ドイツとまわりの国々は、どのような協力関係でつながっているのだろうか。 展開 2 課題の答えを予想する。 (1) ドイツとまわりの国々がどのような ワー ○生徒の初発の予想から、どの程 個 10 つながりや結びつきがあるのか予想し クシ 度の事象に対する知識や見方がも できるだけ多くワークシートに書く。 ート てているか確認する。 ・国境をこえてまわりの国と陸続きにつ ながっている(国土) ○概念図作成後の仮説の結果と比 ・鉄道や高速道路がつながる(交通) 較するために、ここでは個人の段 ・仕事や買い物など自由に行き来できる 階での予想で十分であり、所定の (経済活動) 時間内に書き出すように指導す ・EUに早くから加盟する(国際組織) る。 ・まわりの国とお互いに仲良くしている (国際協調) ・自動車など工業製品を多く輸出する (貿易・産業)

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・外国人が多く住む (人の移動・生活) ・昔から人々の交流が盛ん(歴史) ・環境問題に取り組む(国際協力) (2) 予想した答えを内容のまとまりごと にまとめ、見出しを付ける。 5 ・貿易 ・産業(農業・工業) カー ○見出しをどのように付けたらよ ・交通 ・EU ・歴史 ドと いかわからない生徒の支援のため ・人々の暮らし ・生活や文化 マジ に、分類の仕方やどのようなまと ・国境 ・人の行き来(移動) ック まりかをアドバイスしたり、教科 3 概念図を作成し、事象をとらえる視 書の視点の一覧表を提示する。 一斉 点を広げる。 15 (1) 個人でまとめた見出しを持ち寄り、 ○内容の確認とともに個人の思考 概念図の3つの視点に集約する。 概念 の広がりを評価するために、個人 ア 黒板に見出しを貼りだし、内容の 図用 の概念図には全体の内容ととも まとまりごとに分類する。 のシ に、それぞれの考えも合わせて記 イ 見出しを持ち寄ることで、気づき ート 入するように指示を行う。 や他の視点があれば追加する。 (個 ウ まとまりごとに「国土のつながり ・全 ○生徒の言葉をつなぎながら、3 人々のつながり、国同士のつながり」 体) つのまとまりに集約できるように の3つ観点に整理する。 発問や流れを工夫する。 (2) 3つの観点ごとに、他に追加できる ○国同士の関わりをより広い視点 視点はないか全体で話し合う。 からとらえさせるために、これま ・中国…貿易や経済特区 でのアメリカや中国、日本などの ・アメリカ…文化や軍事、工業 外国との関係を想起させて考えさ ・日本…工業が盛ん→貿易、他国と せる。 の協力 (3) 提示された資料や教師の問いかけか ら、新しい視点を書き込む。 ・ライン川など国際河川の利用 地元の川や自然とくらし ○ドイツの特色を追究する内容を →環境汚染の不安やその対応 考慮し、以下の点は教師が資料を ・EU内でできること 提示するなどして視点に追加させ 自由に人やものが移動できる利点は る。 何か →貿易や経済発展 ・環境問題 (4) 視点ごとに、まわりの国との結びつ ・産業と貿易の関係 班 きを確かめるにはどのようなことを調 ・国際的なまとまり べたらよいかグループで話し合う。 ・生活や文化の交流 ・ 具体的な調査内容や項目を視点の ○具体的に何を調べたら確かめら 下位に追加する。 れるのか資料やデータを具体的に (5) ドイツにあてはまる条件は何かを考 考えさせる。 個 え必要な視点と調査項目を選択する。 4 選択した視点や調査内容を手がかり ○個人ごとに何を調べればよいか 個 に 課題の答えを予想し直し、課題を 考えて選択させるが、ドイツの特 10 追究するための仮説を立てる。 色が全体としてつかめ、交流につ ① 課題の答えを予想し直す。 ながるように教師が選択する視点 ② ワークシートの手順に沿って仮説 をアドバイスする。 を記入する。 まと 5 本時のまとめと取組のアンケートを ア ン ○検証の視点に沿って、アンケー 個 5 め 記入する。 ケ ー ト内容の項目を確認する。 ト

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調べる段階① ⑤⑥/総時数9時間 (1) 主眼 ○ 仮説に基づき、具体的な調査項目や資料の入手先を記入した調査計画表を作成させる。 ○ 計画表に沿って資料を収集、選択し、調査内容を仮説の視点ごとに記録カードに整理させる。 (2) 準備 ①概念図のコピー ②ワークシート4(個人の仮説+調査計画表) ③調査結果の記録カード(出典、調査内容、わかったこと) (3) 指導の過程 段階 学習活動・内容 準備 手だての内容・方法・留意点 形態 配時 導入 1 前時の学習内容を振り返り、本時の ○本時のめあてと共に、学習の流 一斉 5 活動のめあてと内容を知る。 れを導入で示し、生徒の主体的な (1) 本時の活動のめあてを知る。 めあ 活動を促す。 調査計画表を作成し、仮説を検証す て るための効果的な資料収集に取り組 もう。 (2) 本時の活動の流れを確認する。 模造 ○黒板に学習の流れを掲示し(模 *調査計画表の作成手順と内容 紙 造紙)、活動の見通しを持たせる。 展開 2 調査計画表を作成する。 15 (1) 仮説と選択した視点から、検証した ワ④ ○何を追究するか、自分なりに考 個 い内容を書き出す。 えさせた上で、ヒントを与える。 (2) 視点ごとに具体的な調査内容や項目 ○活用できる資料や入手方法など 個 資料の入手方法を記入する。 記入した一覧表を配付し、作成の ①仮説の視点ごとの調査内容 支援を行う。 ②必要な資料名や入手先、 ○作成後、グループ内でお互いに 班 ③調査方法(図書館、インターネット、 点検させ、意見を出し合わせる。 メール、専門機関など) 3 計画表に基づき、資料を収集する。 記録 60 (1) 収集した資料の入手先や出典、調査 カ ○メールや専門機関への問い合わ 個 内容を箇条書きでカードに記録する。 せがある生徒は事前に確認し、連 ↓↑ (2) 必要に応じて、資料をコピーし、フ 絡を取るように指導する。 班 ァイルにとじて保管する。 まと 3 調査活動のまとめを行い、次時の活 ○調査状況を確認し、次時までの 個 10 め 動の予告を聞く。 課題とする。生徒の実態に応じて、 教師または班で支援を行う。

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調べる段階② ⑦/総時数9時間 (1) 主眼 ○ 調査結果から関係図を活用して仮説を検証し、課題に対する自分の考えとその根拠についてまとめさ せる。 (2) 準備 ①めあてカード「調査結果を図を使って整理し、仮説の結果をまとめよう」 ②調査結果の記録カード ③関係図の下地シート(A3を各自1枚)、付せん2色 ④ワークシート5(関係図作成手順の説明と自分の考えをまとめるシート) (3) 指導の過程 段階 学習活動・内容 準備 手だての内容・方法・留意点 形態 配時 導入 1 前時の学習内容を振り返り、本時の 一斉 5 めあてを知る。 調査結果を図を使って整理し、仮説の めあ 結果をまとめよう。 て 展開 2 関係図を作成して調査結果を整理し 40 仮説を検証し、自分の考えをまとめる。 (1) 調査記録カードから情報を短い言葉 ○調査項目とデータの付せんの色 個 10 にキーワード化して抜き出し、付せん は区別して書かせ、視点→調査項 に書き出す。 目→調査データを視覚的に判別し ・調査項目とデータの2色の付せん やすいように工夫する。 (2) 関係図を作成し、調査結果を整理し 10 自分の考えをまとめる。 ① 作成手順の説明を聞く。 ○作成中の振り返りや付せん操作 一斉 ア 仮説の視点を書き込み、中央の「ド のイメージを持たせるために、模 イツとまわりの国々の関係」と線で 造紙の提示やプレゼンの利用を考 結ぶ。 え、付せんの並べ方や線のつなぎ イ 視点ごとに付せんを分類し、自分 方を理解させる。 なりに優先順位や順序を考えて付せ *線の結び方については、単元計 んを並べ替える。 画を参照 ウ 付せん同士を線で結び、その線の つながりの意味や気づきを間に書き 込む。 ② 各自で調査結果をもとに、関係図 個 20 を作成する。 (3) 作成した関係図を基に、ワークシー ○仮説と選択した視点、調査項目 個 トに仮説の検証結果と課題に対する自 とその結果と考察という順にワー 分の考えを記入する。 クシートを活用して記述させる。 まと 3 本時の活動を振り返り、次時の予告 ○「全体を見る、つながりに気づ 一斉 5 め を聞く。 く、関係付けて考える」と事象を ・ 関係図を活用した利点や気づきを 比較、関連付けて考察することで 発表する。 考えが深まることをおさえる。

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まとめる段階① ⑧/総時数9時間 (1) 主眼 お互いに関係図を活用して調査結果を交流させることで、ドイツとまわりの国々の関係についての見方 や考え方を深めることができるようにする。 (2) 準備 ①各自が作成した関係図(黒板に掲示する) ②めあてのカード 「友達の発表を聞いて、ドイツとまわりの国々の関係をとらえ直してみよう」 ③仮説を記入したカードと概念図シート ④ワークシート6 (活動の流れを理解し、自分の考えをまとめるためのシート) ⑤配付プリント:他の生徒の関係図と調査カードのコピー (3) 指導の過程 段階 学習活動・内容 準備 手だての内容・方法・留意点 形態 配時 導入 1 本時の活動のめあてと内容を知る。 一斉 10 (1) 本時の活動のめあてを知る。 めあて 友達の発表を聞いて、ドイツとま カード わりの国々の関係をとらえ直して みよう。 (2) 発表の手順と聴き方について説明を 概念図 ○「国土のつながり」の立地条 聞く。 シート 件の視点から、教師が事例を示 ①発表者 す。 …どの点からまとめたのか、関係図を ○友達の関係図の情報や課題に 示しながら説明をする。 対する視点のとらえ方や考えを ②聴き手 自分と比較させることで、ドイ …発表者の調査資料や関係図を見なが ツとまわりの国々との関係につ ら発表を聞き、自分と比較する。 いて理解を深めさせる。 展開 2 関係図を使って、仮説とその調査結 配付プ ○課題に対する見方や考え方の 一斉 20 果、自分の考えを発表する。 リント 交流を促すために、発表者の仮 ① お互いに発表する。 説と視点は黒板に、関係図は教 ○ 関係図を示しながら、説明する。 ワーク 室横に提示する。 ② 発表を聞きながら、関係図にチ シート ○関係図の修正につなげるため ェックを入れる。 に、発表を聞くことでの気づき ・自分の考えと同じものはないだろ や情報の取り入れを発表者の関 うか。 係図や調査カードにそれぞれ書 ・自分の関係図に取り入れたい情報 き込ませる。 はないだろうか。 ・カードをどのようにつなげてまと めているんだろうか。 *マーカーでチェックしておく。 ③ 質問や意見を交流する。 ○司会進行は教師が行い、生徒 ・なぜ、そのように考えたのか。 の発言を促すように支援する。 ・くわしく説明をしてほしい。 ④ 気づきや考えをワークシートに記 入する。 ○個々の生徒の関係図の視点を 10 3 「国家間のつながり」の視点からお つなぎ合わせて、ドイツとまわ 互いの調査結果を交流し、ドイツとま りの国々の結びつきを経済のつ わりの国々との関係を考える。 ながりから考えさせる。 Aの視点:EUとドイツ Bの視点:ドイツの昔と今 Cの視点:ドイツの工業と貿易 ○交流による感想やとらえ方の 4.調査結果を交流することで、自分の ワーク 変化を書かせるために、記入の 見方が広がったり、考えが深まったり シート ポイントを示す。 5 したことをワークシートに記入する。 まと 5.活動の振り返りと次時の予告を聞く。 個 5 め ① 交流することで、気づいたり、考 ○ ドイツとまわりの国々の関 ↓ えたことを発表する。 係を複数の視点から、それら 一斉 ② 次の授業では、交流を生かして、 を関係づけながら理解するこ 自分の関係図を修正し、課題の答え とで、ドイツの特色をつかま をまとめ直すことを知る。 せる。

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まとめる段階② ⑨/総時数9時間 (1) 主眼 ○ 調査結果の交流を生かし、新たな情報や自分と異なる視点を参考に、より広い視野からドイツとま わりの国々の関係をとらえさせ、課題の答えをまとめさせる。 ○ これまでの学習を振り返り、ドイツの地域的特色を理解し、その追究する視点や方法を説明するこ とができるようにする。 (2) 準備 ①各自が作成した関係図1、マジック(赤・青) ②めあてのカード 「関係図を見直し、自分の考えをまとめ直してみよう」 ③ワークシート6 (自分の考えをまとめるためのシート) (3) 指導の過程 段階 学習活動・内容 準備 手だての内容・方法・留意点 形態 配時 導入 1 本時の活動のめあてを知る。 めあて 一斉 5 関係図を見直し、自分の考えをまとめ 直してみよう。 展開 2 関係図1を付加修正し、関係図2を 関係図 作成する。 1、マ (1) 関係図Ⅰの付加修正の仕方を確認す ジック 一斉 10 る。 *作成の仕方 ○交流での気づきや考えの広が ① 前時の交流でのワークシートへの りを参考に自分の考えを吟味さ 記録から取り入れたい視点や情報を せることが大切なので、生徒の 書き込む。 実態に応じて、必要以上に情報 ② 付加した自分の関係図Ⅱの情報や 過多になり混乱しないように配 線のつながりを見直しながら、必要 慮する。 に応じ削除、修正をして自分の考え を整理し直す。 *記入の仕方 ○自分の考えの変化を自己評価 付加する線や書き込み…青マジック させる。 削除、修正する線や書き込み …赤マジック (2) 友達の関係図1から必要に応じて、 ○机間巡視しながら、生徒の考 個 20 新たな情報や視点を取り込み、関係図 えを整理するような質問やアド Ⅰに書き加えをしたり、必要のないも バイスを心がけ、生徒自身の追 のは削除して、関係図2を作成する。 究の深まりを大切にする。 (3) 付せんの並びや情報を読み直し、課 題に対する自分の考えをまとめ直す。 (1) 課題の答えをワークシートに記入 する。 (2) これまでの学習を踏まえて、ドイ ツの特色についてまとめる。 3 ドイツの学習を振り返り、その特色 一斉 15 と調査方法を整理する。 ○概念図に生徒の調査した視点 (1) 概念図に調査した視点とその結果を を書き込み、ドイツの特色を複 書き込み、ドイツの特色を総合的に理 数の視点から関連付けて総合的 解する。 に理解させる。 ○別の事例を挙げ、同じ視点や (2) ドイツを調査した視点や方法を振り 調査方法で個人課題に取り組ま 返る。 せ、応用を図る。

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