幼児期・児童期における自己理解と言語発達との関連
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(2) 度は,語彙カの影響を受けにく一いことが示唆. 作用の中で内界へと向かい,【他者規範の内在. された、. 化】が起り,【広がるかかわり1との相互作用. また,語彙カ,文法力,叙述カの言語側面. を経て,【かけがえのない自己との出会い】に. の発達段階を独立変数に分散分析を行ったと. 展開していく、. ころ,「自己理解」に言語諸側面の発達の主効. 研究2・2. 果が認められた.このことから,言語側面の. 1.目的. 発達と自己理解の発達が関連していると考え. 研究2‘1の対象児の言語発達を縦断的に. られた.. 検討し,自己理解との関連を検証する.. 研究2・1. 2.方法. 1.目的. 研究2・1の対象児にユ)言語発達を調べる. 言語コミュニケーションの発達に困難をも. 課題 2)自己理解インタビュー 3)1次. つ子どもが,自己理解を形成形成していく過. 的信念課題 X年6月∼X+1年7月の期間. 程を明らかにする.. において3回課題を実施した.. 2.方法. 3.結果と考察. ことばの発達に遅れをもち,言語指導をう. 「まんがの説明」での自立語は,1回目と. けている幼児・児童13名を対象に,自己理. 3回目との間で有意差がみられた.r帽子J課. 解インタビューを用いて,X年6月∼X+1. 題では,自立語と文法との間に有意な相関が. 年7月の期間において3回の半構造化面接. みられるものの,「猫」課題では自立語と語彙. を行った.インタビューで得られたデータを,. 力,文法力,叙述カの言語側面との間に有意. 修正版グランデッド・セオリー・アフ1コーチ. な相関がみられなかった、このことから,関. (阯G払木下,1999)を用いて分析した.. 係性の複雑な叙述課題では,発話量は増える. 3.結果と考察. ものの。言語側面の発達との関連は認められ. ストーリーラインの概要を示す(【】はカ. ないことが示唆された.. テゴリー,[コは概念を示す).. 結語. 自己の理解は,自分についての具体的なイ. 自己理解と言語の発達は,通過時期が符合. メージがもてない【自己イメージ不在】から. しているだけでなく,言語発達のうち叙述で. 生じる.自分の関心のある【もちもの】を手. の文法力と関連があるものと考えられた.. がかりにして,また,自分だけが【ちょっと. 本研究では幼児期から思春期前段階を対象. できる行為】を通して,自己への意識が生じ. としたが,自己理解は生涯にわたって発達し. る.さらに,自分を【取り巻くものへの気づ. ていくものであり,ξの時期まで自己理解と. き】や,【身体の気づき】に向けられると,[見. 言語発達が関連するか,またどうような関係. える身体コや,自分の[身体からの感覚]が. に変化するのかが今後の研究課題となろう.. 生じる.【広がるかかわり】に至ると,日予ど. 主任指導教員 岩井 圭司. も同士の交わりコ,[自己表現コが生じる.こ. 指導教員 岩井 圭司. うして外界に向けられた関心は他者との相互. 103一.
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