田中文相主導下「教育基本法法制」構想の形成 : 昭和21(1946)年9月~11月初旬の教育改革立法過程概況(その二)
17
0
0
全文
(2) . 田中文相主導下 「教育基本法法制」 構想の形成 - 昭和21(1946) 年9月 ~11月 初旬の教育改革立法 過程概況 - (そ の 二). 古. 野. 目. 博. 明. 次. はじめに 1. 昭和21年9月の審議室の活動と9月2 1日付教育基本法要綱案の意義 1, 9月 2 1日付教育基本法要綱案の成立経緯 2. 9月 25日付教育基本法制定に当って考慮すべき事項が示しているもの 1 1 . 教育改革諸立法立案過程の概況 1, 立案の分担等について 2, 学校教育局の立案活動 1 ) 10月 27 日付学校教育法要綱案 (以上, 第3 7巻第1号) 2 ) 学校法人法の立案作業 -1 0月 29日付学校法人法要綱案と1 1月 4 日付学校法人法要綱案 -(以 上, 本号, 未完). 2 ) 学校法人法の立案作業 一 10月 29 日付学校法人法要綱案と1 1月 4 日付学校法人法要綱案 一. 次に, この時期, 学校法人法の立案作業 は, どのよう にどの程度に進展していったの であろう か. まず, 立案の実務担 当者であ った安嶋爾の次のような興味深い証言に注日を要しよう. 「(昭和……引用者)2 1年のたしか9月頃, 私は稲田次長によばれて, 学校法人法案について検討し, さしあた り, 類似の法人に関する規定の 『重ね窯真』 を作るよう指示された, 同じ頃私は, 黒いクロース表紙の綴を渡され た. それは剣木大学教育課長所持のもので, 内容は18年頃の学校法人法案であった, かなり検討されたものらし く, 条文も整備されていた, 法人の名称としては, 学校法人のほかに学団, 学園という案もあった, 戦時中の案だ けに, 主務官庁の権限も大きく, 戦後踏襲することのできない部分も含まれていたが, それでも参考になるところ 1 )(傍点引用者) が多大であった. 今日, この資料の所在は不明である, 」. 本稿のこれま での検討にかかる証言を重ね合わせて みるとき 学校教育局にお ける学校法人法の , 立案作業は, 昭和21( 1946 )年9月頃, より厳密には9月 25日付「教育基本法制定に当って考慮す べき事項」 の省議決定ないし確認以降 に, 田中文相 一 省議 - 審議室のラインによ って再編成され た, 9月21日付教育基本法要綱案を基軸とする立法政策にしたがい 昭和18年頃の案を参考 にし , つつ開始されるに至 った, と推定することができる, われわれは, その今日わかっている最初の結. 実を国立教育研究所所蔵の辻田力氏旧蔵文書(以下, 辻田文書という)及び大田周夫氏旧蔵文書(以 下, 大田文書という) のなかに見出すことができるのであ る. ) そ の原資料 まず, 辻田文書に は, 10月 29 日付の入った学校法人法要綱 案が収め られている2 .. 33.
(3) . 古 野 博 明. は, ペン字手書きによる条文の削除, 訂正, 挿入な ど相当数の修正を施したもの となっており, 修 正前は全文49条項, 修正後は全文50条項より構成されている, また, 一カ所 に鉛筆手書きの訂 正 跡がある. 次に, 大田文書にも辻田文書中のそれと同一原版の学校法人法要綱案 が収められている ) そ の 原 資 料 で は 「21・10・29」 の 日 付 が ペ ン 字 手 書 き で 「21・11・4」 と 訂 正 さ れ て い る. ま が3 , ,. た, 大田文書の原資料もペン字手書きを主とする相当数の修正を加えたもの となっているが, その 内容は, 辻田文書の原資料中における条文の削除, 訂正, 挿入などとほ ぼ一致している. 但し, 大 田文書では, 条文削除 が赤鉛筆書きで示されている. なお, 大田文書の原資料に欠損部分 (辻田文 ) があり, また一カ所鉛筆の 0 61 1 1項, 47 書の原資料中, 修正前の4 ,5 , 49 , 修正後の48 , 48 , 49 0月 書きこみ訂正 があることを付加して おこう. 以上の諸特徴か ら推して, 学校法人法要綱案の1 1月 4 日付でその 補正が図られて 一 つの 成案の成立したこと 29 日付で一定の成案に至 ったこと, 1 が確実視されよう, したがうて, 筆者は, 辻田, 大田両文書の原資料中, ペン字(もしくは赤鉛筆) 手書きの削除, 訂正, 挿入を除いた原版の 部分を10月 29 日付学校法 人法要綱案として取り出し, 手書きの修正 が加えられた両文書の原資料を11月 4 日付学校法人法要綱案として取り扱うこと と したい. かかる見地にた って両案をそれぞれ再現 し, 以下, 順次その全文の紹 介と若干の検討を行 1月 4 なってみようと思う. 10月 29 日付学校法人法要綱案について は, 辻田文書を典拠とした, 1 一 としその欠損部分については辻田文書で 日 付学校法人法要綱案について は, 大田文書を第 の典拠 補いその旨を明示した, また原資料中に使用 された略字については新字体で統一した, ) 年1 0月 29 日付学校法人法要綱案 1 946 ①昭和21( (二一・一○・二九). 撃校法人法要綱案 第一章. 総. 則. 一. 本法は撃校教育に於ける私立撃校の重要性に鑑みその健全な発達を促進助成しようとするものである, 二, 本法に於て学校法人とは学校経営を目的として設立された法人をいふ, 三, 圃又は公共団体以外のものが学校を経営しようとするときは本法に依って学校法人を設立しなければならな い, 但し命令に別段の定めあるときはこの限りでない. 四. 学校法人は専ら撃校教育に必要な諸傑件の整備を目指して運営されね ばならない, 五, 大学, 高等撃校, 専門学校を経営する学校法人は文部大臣, 其の他の学校を経営する学校法人は撃区藤長官 が之を監督する. 学校法人が二種以上の撃校を経営するときは最上級の学校を監督する行政藤が之を監督する. 学区聴長官が監督する撃校法人についてはその主な事務所の所在地を管轄する地方長官はその監督について意 見を述べることができる. 六. 学校法人は撃校を経営する外教育上支障のない限り収益を撃校経営に使用する目的を以て営利事業を行ふこ とが出来る, 前項の事業を行ふには主務官聴の認可を受けることを要する. 七, 学校法人は二種以上の撃校又は同一種類に属する二校以上の学校の経営をなすことが出来る. 八. 撃校法人は命令の定めるところに従って登記しなければならない. 前項の規定に依って登記すべき事項は登記の後でなければ第三者に対抗することは出来ない. 九, 本法に規定するものの外撃校法人の設立, 管理, 解散, 清算其の他撃校法人に関し必要な事項は命令を以て 定め る,. (ー” 呪 法力). -○. 民法第四十三像, 第四十四様, 第五十燥, 第五十一傑第一項及民□施行法二十七係は学校法人につき之を準 用する.. 34.
(4) . 田中文相主導下 「教育基本法法制」 構想の形成 第二章. 設. 立. --, 拳校法人を設立しようとする者は其の事項を記載した規則を作り命令の定める事項を具して主務官藤の認可 を受けることを要する, 一, 目 的 二. 名 構 三, 経営する撃校名 四, 事務所 五. 役員及び運営委員会に関する事項 六, 資産及び経理に関する事項 七, 規則変更に関する事項 八. 解散に関する事項 九, 其の他命令を以て定めた事項 一二, 規則を変更しようとするときは命令の定める事項を具し主務官聴の認可を受けることを要する . (マ マ) 一三, 躯校法人は, 拳校経営上必要な土地建物, 授業 実習研究等に必要な施設又は之に要する資金及少くとも学 , 校を維持するに足る収入を生ずる基本財産を有することを要する. 命令で特に定めた場合には前項の基本財産中の一定額を供託しなければならない, 一四. 学校法人は主たる事務所の所在地に於て設立の登記をなすことによって成立する , 第三章. 管. 理. 一五, 撃校法人は左の役員を置かねばならない, 一. 理事長 一 名 二. 理 事 若干名 三, 監 事 若干名 学校法人には前項の役員の外運営委員四名以上を置かねばならない, 学校法人には規則の定めるところに依り副理事長一名を置くことが出来る, 監事の互選に依り常任監事一名を置くことが出来る. 一六, 理事長及び副理事長は理事の中より互選された者とする. 但し撃校長又は教師である理事は理事長又は副理事長となることは出来ない. 一七, 理事長は学校法人を代表し其の業務を掌理する. 副理事長は理事長を補佐して撃校法人の業務を掌理し理事長に事故のあるときは其の職務を代理し理事長鉄員 のときは其の職務を行ふ. 理事は理事長及副理事長を補佐して学校法人の業務を掌理し選任の際隊め定められた順位に従って理事長 副 , 理事長共に事故のあるときは其の職務を代理し理事長副理事長共に鉄員のときは其の職務を行ふ . ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー- ( ) ママ 監事の職務は次の通とする. 一, 法人の財産状況を監査すること. 二. 理事長, 副理事長及理事の業務執行の状況を監査すること. 三. 財産の状況又は業務の執行について監査した結果を主務官藤又は運営委員会に報告すること. 四. 前号の報告をなすため必要のあるときは運営委員会を召集することができること. 常任監事は常時馨校法人の業務を監査する. f ) ・ ( ママ 一八. 理事は理事会を構成する.〒理事長は理事会を召集してその議長となる 」 ・ 理事長は理事定員の三分の一以上より要求された場合には, 理事会を召集しなければならない . 理事会の議事は出席者の過半数を以て決する, 可否同数のときは理事長の決するところによる , 一九. 運営委員は運営委員会を構成し役員に対し意見を具申し諮問に答申し法人の業務内容について報告を徴する ことが出来る. 二0, 運営委員会は理事長が之を召集する, 運営委員会は運営委員の三分の一以上の要求あるときは理事長は運営委員会を召集しなければならない . 運営委員会の議長はその都度委員の互選によって決める. 35.
(5) . 古 野 博 明 二一, 運営委員会に諮問すべき事項は左の通とする. 一. 予算, 借入金, 基本財産の虜分に関する事項 二. 規則の変更 三. 其の他畢校法人の運営に関する重要事項で規則及び命令で定められた事項 .要し, 他の半数は畢 二二. 運営委員の定員の半数中一名 は学校長とし他は教師の中より互選された者であることを が指名した者であることを要する 者及び卒業者の中より理事長 生々徒又は児童の父兄其の他掌校の功労 , ところ 一三, 隼校法人が設立の初期にあって一六及二二の規定に依ることの出来ない 場合については命令の定める に依る. 二四. 役員の任期は三年とし運営委員の任期は二年とする, 役員及び運営委員は再任されることを妨げない. による役員の任期は前任者の残任期間とする. 補鉄・ ほその職務を行ふものとする. 役員及び運営委員は, 其の任期満了後と難も後任者の就任する迄はなそ ママ) ( 二五. 学校法人の役員, 運営委員及其の他の職員は之を法令に依って公務に従 ,事する職員と見倣す. 前項の職員の範囲については命令を以て定める. 第四章. 解. 散. 二六, 学校法人は左の事由によって解散する. 一. 学校経営継続の不能 二. 規則に定められた解散自由の発生 三, 破産 四. 学校に対する主務官陳の閉鎖命令 前項第一号又は第二号に掲げられた事由による解散については主務官鴎の認可を受けることを要する. ニ七. 主務官鹿は役員の行鴬が法令, 法令に基いてなす 型倉 毒 ” は法人の規□ロロ反し又は公益を害したとき は, その行為を取消し, 業務を停止し, 墜校法人の解散をずることが出来る. 二八, 前像の虜分に対してはその薦分のあった日から二週間内に訴願又は訴訟を提起することが出来る. 前項の訴願又は訴訟 が提起されたときは主務官藤は虞分の執行を停止する. 第五章. 監督及助成. 二九. 主務官藤の認可を要する事項については, 主務官藤は申請の趣旨に反しないと認められる範囲内で修正して 認可を輿へることが出来る. 三○, 主務官願は教育上必要あるとき又は撃校法人の整備発達上必要と認められる時は規則の変更其の他必要な事 項 を 命 ず る こ と が出 来る.. ) ( ママ. ドマ ,逮反しヵ). 三一, 主務官窯は役員の行馬が法令, 法令に基いて鴬す腐分若は法人の規則に反し又は公益を害したとき. 其の他法人運営上役員を不適当と認めるときはこれを解任することが出来る, } ( ママ 三二, 主務官藤は学校法人の業務及会計に関し監督と必要な命令を発し又は臨分をなすことが出来る, 三三, 主務官藤は何時でも職権を以て撃校法人の業務及び財産の状況について報告を徴し又は事務所, その経営に 撃校に臨検し必要な検査をなすことが出来る. 三四. 撃校法人の経営する墜校の設備其の他の事項であって教育上有害と認められるものについては主務官願はそ の変更を命ずることが出来る. (”〉 三五, 撃校法人の会計年度は四月一日始まり三月三十一日に終るものとする, 三六. 撃校法人は毎会計年度の開始二ヶ月前に収支予算を定め毎会計年度の終了後二ヶ月 以内に収支決算を定め主 務官廟に届出でなければならない. 収支予算に重大な変更を加へようとするときも之に同じ, 主務官陳は必要を認められるときは収支予算の変更を命ずることが出来る, 三七. 基本財産を魔分し寄附金を募集し収支予算に定めるものを除く外新に義務を質渡し又は権利の地棄を鴬さう とする時は主務官陳に届出しなければならない. 予算内の支出をなす 篇其の年度内の収入を以て償還する一時の借入金以外の借入金についても亦同じ.. 36.
(6) . 田中文相主導下 「教育基本法法制」 構想の形成 前二項に関し主務官願が必要と認めるときは之の中止又は変更を命ずることが出来る, 三八. 撃校法人は命令の定めるところに依り諸種の表薄を備へ附けることを要する. 三九. 図, 公共団体は学校法人に対して財政的援助を奥へその発達を助成することが出来る, 四○ , 掌校法人に対しては命令の定めるところに依り所得税 , 法人税及地方税を課さない. 但し六の規定に依り行 ー ー ー ー ー ( ) ママ ふ営利事業に関しては此の限でない, 四一, 命令の定める学校法人の財産に対しては課税しない. 第六章. 罰. 則. 四二. 左の場合に於ては掌校法人の理事長, 副理事長, 理事又は監事を三,000円以下の過料に臨する. 一, 本法に於て主務官陳の認可又は承認を受けることを要する場合に於て其の認可又は承認を受けなかった. とき, 二, 三, 四, 五, 六,. 十. 一. 主務官聴が本法に基いてなす監督上の命令又は虜分に違反したとき. 主務官膝又は運営委員会に対して不実の申立をなし又は事実を隠蔽したとき, 本法に違反し理事会の召集又は運営委員会に対する諮問を怠ったとき, 一九の規定に違反し運営委員会に報告を怠ったとき, 三三の規定に依る主務官陳の検査を拒み妨げ若くは忌避したとき,. 七・ 主珠算鰭の徴する報告を差出さないとき・ 八. 三六及三七の規定に依る届出を怠ったとき. 四三, 左の場合に於ては撃校法人の理事長, 副理事長, 理事又は監事を一,000円以下の過料に慮する, 一 一 一 一 一 ) ( ママ 一, 本法に基いて発する命令に違反して表簿を備置かないとき其の表簿に記載せず若は不正の記載を篇した とき又は正常の事由がなくて其の閲覧を拒んだとき, 四四, 私人が三の規定に違反して学校を経営したときは三ヶ月 以下の懲役禁鋼又は五,000円以下の罰金を課す る.. 附. 則. 四五. 本法施行の期日は命令を以て定める. 四六, 民法に依って設立され本法施行の際現に学校を経営する財団法人又は社団法人はこれを本法によって設立さ れた撃校法人と見倣す, ) ( ) ( ママ ママ 但し前項の社法人又は財はこの法律施行の日から一ヶ年内にこの法律の定めるところに依り定款又は寄附行篤 の変更をなし主務官麟の認可を申請することを要する, 前項の手続を行はなかった社団法人又は財団法人は本法施行後一ヶ年の経過した日に解散するものとする, マ マ 〈 マ ( マ 四七, 私立学校用地発租に関する法律第一像第一号及第二号家屋税法第三保第四号及電気瓦斯税法第二号中「私立」 の上に 「学校法人立又は」 を加へる. ・れ本法施行の際現に学校を経営する財団法人又は社団法人が学 四八, 本法に規定するものの外民法に依って設立さ 校法人となるに付必要な事項は命令を以て定める, 四九, 民法に依って設立され本法施行の際現に撃校を経営する財団法人又は社団法人の登記は, 本法の規定に抵-鰯 せざるものに限りこれを学校法人の登記と見倣す,. ※ 下線を付した部分は, 11月 4 日付学校法人法要綱案で訂正又は削除される部分である.. みられるように, 1 0月 29 日付学校法人法要綱案は, 全文49の条項, 第一章総則( 1~10 ) , 第二 章設立 (11~14 ) 1 5~25 ) 26~28 ) ) 29~41 , 第三章管理 ( , 第四章解散 ( , 第五章監督及助成 ( , 第 六章罰則 ( 4 2~44 ) 及 び附則 ( 45~49 ) から成る, その条文態様は, 各章ともに相当の整備が進ん でい る と み て よ く, 10月 27 日付学校教育法要綱案に比べてそのまとまりの度合いは高いという べ きだろう. 1 0月 29 日以前にも学校法人法の要綱案の存在する可能性が多分にあると推測しうる 37.
(7) . 古 野 博 明. し, また, 条文内容上は9月 25 日付「教育基本法制定に当って考慮すべき事項」が掲げた学校法人 法の立案項日した がって田中文相 一 省議 - 審議室のライ ンの方針におおむね沿うものであ ったと みられるのである. それゆえ, 以下の諸点においてその特色を指摘し注意を喚起しておくこと が必 要であろう. 第一 の問題. 私立学校経営の公共性と条件整備性の理念が10月 29 日付学校法人法要綱案を原理 的に特徴づ けており, この点に9月21日付教育基本法要綱案にお ける教育制度改革原則 との教育 法原理的一体性が顕著に現れてし・ることを重要視す べ きであろう, すなわち, 10月 29日付学校法 人法要綱案は, 旧 (当時にあって は現行) 制度が民法上の財団法人等に委ねていた私立学校の経営 (私立学校令第2条ノ2)を特別法人たる学校法人すなわち「撃校経営を目的として設立された法人」 0によ って行うべき旨を明確に規定しているが◎, このことは, 私立学校の改革を経営の「健全化」 と「学校教育の特殊性」の両面 から調整的に遂行するという筋( 9月 25 日付「教育基本法制定に当っ て考慮すべき事項」 の学校法人法の立案項目参考, ) から発案されたものであって, 私立学校経営 と経営主体の 「公共性」 を制度的に確立しそのことにより私立学校の制度と運営の公共的な水準を 確保してその 「健全な発達を促進助成」 Hしようとする意図に出るものとみられる, 辻田文書に収 められた21年11月15日付の説明資料 「学校法人を特別法人とする理由」 はさらに次のようにも記 } して い た4 . 一. 学校教育の公共性とし・ふ観裂に立つとき学校細醤主体に民法法人以上の公共的性格を奥へることが必要とされ る,. このため左の方法をとる. ( 1 ) 運沓委員会の設置による自治的方法 ( 2 ) 公益の代表者として主務官願が法人の運営を監督する方法 ( 3 ) 図, 公共国体が補助, 貸附, 保護其の他の財政的援助を興へ謎達を助成する方法. 学校教育の公共性→私立学校経営及び経営主体の公共性→学校法人の特別法人性という原理的文 脈 は 明 ら か で あ る と い っ て よ い, ち な み に, 9 月 2 1日付教育基本法要綱案は次のように規定して 5 ) いた , ㈹. 学校. 教育の公共性 すべて準校は, 公の性質をもつものであって, 闘又は公共圏体の外, 法律の定める法人のみが, これを設置す ることができるものとすること. 学校の教師は, 公務員としての性格をもつものであって, 自己の使命を目饗して, その職責の遂行に努めなけれ ばならないこと, これがため, 法律の定めるところにより, その身分が保障せられ, 待遇の適正が期せられなけ ればならないこと.. こうして, 学校教育の公共性→私立学校経営 (主体) の公共性→学校法人の特別法人性の文脈に おける9月21日付教育基本法要綱案と10月 29 日付学校法人法要綱案との教育法原理的一体性も また明瞭であり, 学校法人の 「収益を撃校経営に使用する目的」 をもつ 「営利事業」 規定的, 一法 人で 「二種以上の撃校又は同一種類に属する二校以上の学校の経営」 にあたりうる旨の規定綿, 運 営委員会の設置にかかる諸規定 (後述) , 「拳校法人の役員, 運営委員及其の他の職員」 を 「公務に 従事する職員と見倣す」 規定(二五) , 主務官庁 による監督規定(後述) , 国, 公共団体の財政的援助 一 助成規定(二五) , 学校法人に対する免租免税規定 (四○, 四 ) 等々 は, かかる見地から体系的に 理解しうるのである. また, 運営委員及び其の他の職員を 「公務に従事する職員と見倣す」 という. 38.
(8) . 田中文相主導下 「教育基本法法制」 構想の形成. 9月21日付教育基 制度構想については, 私立学校職員の身分保障と待遇の適正を期するという筋( と よう 1項) をも背後に含んでいる みられ 本法要綱案㈹第1 . 9月2 1日付教育基本法要綱案①)の趣旨と文意に準じ 次に, 教育行政の教育条件整備性の原則 ( て10月 29 日付学校法人法要綱案四の私立学校経営の教育条件整備性を次のように定めているのは きわめて興味深いもの がある. -専ら摩校-教育に必要な諸係件の整備を目指して運営されねばならない, 四, 墜校法人は. ) 念 の た め, 9月 2 1日付教育基本法要綱案的教育行政の項と見く らべてみよう6 . ② 教育行政 教育行政は, 学問の自由と教育の自主性とを律重し, 教育の目的遂行に必要な諸傑件の整備確立を目標として 行はれなければならないこと,. 教育行政の条件整備性→学校教育行政 (経営) の条件整備性→学校法人の運営=私立学校経営の 条件整備性という筋において両者の教育法原理的一体性と一貫性は一見して明らかであり, 上記 四 の規定は, 私立学校経営に対して学問の自由と教育の自主性の尊重を当然の前提として求めている とみられるの である, かかる学校法人の運営ご私立学校経営の教育条件整備性の原則は, 主として ) の諸規定にてらして有意義だとみられよう. 15~25 第三章管理 ( 第二の問題, 10月 29 日付学校法人法要綱案を制度構造的, 分析的に問題視しよう とすれば, そ れを特徴づ けているところの, 学校法人の 「監督」 概念と 「管理」(「運営」 「経営」 のタ ームも使用 されている) の概念を制度的に区別していこうとする指向がみられる点に注意を喚起しなければな らない. その一つの側面として, 「管理」 すなわち学校法人の運営o私立学校の経営のしくみを主 務官庁の学校法人 「監督」 作用から区別して規定していこうとすることは, 傾向的に私立学校経営 の自由・自治性を承認するものとみる べきだろう, では, このことと私立学校経営の公共性との関 係はどのように調整され構想されていたのだろうか, この問題では二つの論点を指摘しておくこと が有益であろう, 第一 に, 原理的には, 私立学校経営の教育条件整備性の強調が両者を矛盾なく媒 介し, 私立学校経営 (主体) の公共性を内側から担保する原理oシステム としての意義を予定して 15~25 ) の諸規定にてらし いるかに見うけられるの である. 教育条件整備性の原則 が第三章管理 ( o教育の自由, =管理に対する私立学校教員の学問 私立学校経営 て有意義であるはずだというのは, 自律性保障の筋のほかに, かかる公共性原理との表裏 一体性を見落してはならないよう に思われ る, このような意味・筋において, 学校長又は教師 が理事となりうる規 定 (一六但し書き) , 「運営 委員の定員の半数中一名 は学校長とし他は教師の中より互選された者であることを要」 する旨の規 定 (二二) もまた重要視されてよい と思われるのである. 第二に, 「第三章管理」 において, 理事 1 1 1項, 一八) 1 1項, 一六, 一七1, 1 長・副理事長o理事 - 理事会 (一 五1, 1 , 監事o常任監事 ,1 一五1 1項, V項, 一七1V (一 五1, I , V項)の役員及び役員組織のほかに, 運営委員及び運営委員会( 一九) を必置としていることが注目されるのである. 運営委員会は, 役員に対し意見を具申し法人 の業務内容に関する報告を徴する権限を有し(一九) , 運営委員会は, 学校法人業務の諮問機 関とし て位置 づ けられている(一九, 二一) , また, その定員の半数を学校長 と教員の代表者によ って, 他 の半数を父兄, 学校の功労者, 卒業者の中から 「理事長が指名した者」 により構成することとして いる(二二) , 学校法人にかかる運営委員会を必置としたことの趣旨は, 学校法人の運営=私立学校. 39.
(9) . 古 野 博 明. の経営に, 教員及び父兄, 卒業生等 の意見を広く反映させる自治的方法を導入すること によって, 私立学校経営の自由・自治性が理事長 - 理事会ライ ンの専断と懇意に陥る危険を防ぎ, 私立学校経 営主体の公共性を確保 しようとしたところにあると みられよう. 先掲のよう に, 11月1 5日付 「学 校法人を特別法人とす る理由」 は, 「運沓委員会の設置による自治的方法」 を経営主体に民法法人 以上の 公共的性格を与えるための第一の方法として掲げたのであった. 10月 29 日付学校法人法要綱案は このように主務官庁 による学校法人の「監督」作用とは制度的 , 傾向的 に区別された 「管理」=学校法人の運営o私立学校経営の公共性をその内側から確保しようと した の で あ る.. 第三の問題, ところで先掲11月 15日付説明資料に明示された ごとく, 10月 29 日付学校法人法 要綱案は, 私立学校経営の公共性をい わば外側から確保するシステムとして 「公益の代表者として 主務官 藤が法人の運営を監督する方法」 を広範に規定している, 主務 官庁の学校法人に対する監督 権を定めた諸規定を以下にすべて列挙してみよう. 学校経営に使用する目的をもつ営利事業の認可 (六1 1項) , 学校法人の設立認可 (一一) , 学校法人の規則変更認 可 (一二) 学校法人の解散認可 ( 1 ) 二六1 項 学校法人の役員の行鴬取り消し・業務停止・解 散命令 (二七) , , , 学校 法人の規則変更等命令 (三○) 役員の解任権 三一 ( ) 学校法人の業務及会計に関する監督 命令 処分 ( 三二) , , , , , 学校法人の業務及財産の状況に関する報告徴収, 検査 (三三) 学校の設備等変更命令 ( 三四 ) 収支予算の変更命 , , 令 (三六m項) 1 1項) , 基本財産の処分, 寄附金の募集等及び借入金の中止・変更命令 (三七1 , 財団法人, 社団法人 の学校法人見なし規定に伴う寄附行為, 定款の変更認可 (四六但し書き) .. 傾向的に主務官庁 による 「監督」 権が学校設置者の学校管理 (学校法人の運営・私立学校経営) と区別さ れているとはいえ, みられるような広範な監督諸規定の実質は学校法人の設立・運営『私 立学校の設置o経営 (自由, 自主性) を相当に強く制約する制度的しく みを整えているというべき であり, その背後に学校法人の設立o運営のしたがって私立学校の設置o経営の国家事務性の観念 が伏在しているとみないわけにはいかないであろう. ここに 私立学校経営の公共性の文言は そ , , れを 「公事」 というより 「官事」 とみる国家事務性の筋において解される制度的基盤を有して いた ということができる, なお, 学校法人の主務官庁 は, 大学, 高等学校 専門学校を経営する学校法 , 人にあ って は文部大臣, その他の学校 (中等教育以下) を経営する学校法人にあっては学区庁長官 とされ(五) , 学区庁長官の監督する 学校法人の監督について「その主な事務所の所在地を管轄する 地方長官」 が 「意見を述べることができる」 (六) とされている. また, 以下の事項を命令に委ねて いたことにも注意を要しよう, 学校法人の設立によらない私立学校経営の別段の定め (三) , 学校の登記に関する事項 (八1項) , 本法の規定以 外の学校法人の設立, 管理, 解散, 清算其の他学校法人に関し必要な事項(九) 学校法人設立規則に記載すべきそ , の他の事項(一一1項九号) , 規則変更にあたり具すべき事項(一二) , 学校法人の基本財産中一定額の供託要件(一 三1 1項) , 本法及び規則で定めた以外の運営委員会に諮問すべき事項 (二一, 三号) , 設立初期の学校法人の理事長 及び運営委員の選出方法(一六及二二の規定に依ることが出来ない場合)(二三) , 「公務に従事する職員と見徴す」 べき 「其の他の職員の範囲」(二五1 1項) , 免租免税手続 (四○) 対象 (四一) , 本法施行の期日 (四五) , 民法によ り設立され本法施行の際現に学校を経営する財団法人又は社団法人の学校法人となるに必要な事項 (四八) ,. 第四に, 国, 公共団体の学校法人に対する財政的援助助成規定(三九) は, 9月21日付教育基本. 法要綱案 (九) の教育行政 (私立学校に対する教育行政) の教育条件整備性に直接の原理的根拠を 有すると解さ れよう. かかる 「財政的援助を輿へその愛達を助成する」 方法 (三九 11・15「学校 , 法人を特別法人とする理由) もまた学校経営主体の公共性を確保する重要な手段として考えられた 40.
(10) . 田中文相主導下 「教育基本法法制」 構想の形成. ことの確認も重要 である, ②1 1月 4 日付学校法人法要綱案 撃校法人法要綱案 第一章. 総. (二一, --, 四) 則. 一, 本法は撃校教育に於 ける私立撃校の重要性に鑑みその健全な発達を促進助成しようとするものである , 二, 本法に於て学校法人とは撃校経営を日的として設立された法人をいふ, 三, 圃又は公共団体以外のものが拳校を経営しようとするときは本法に依って学校法人を設立しなければならな い, 但し, 命令に別段の定めあるときはこの限りでない. 前項の法人によって設立された撃校は私立学校とする, 四, 学校法人は専ら学校教育に必要な諸傑件の整備を目指して運営されねばならない. 五, 大挙, 高等撃校, 専門撃校を経営する撃校法人は文部大臣, 其の他の学校を経営する学校法人は挙区藤長官 が之を監督する, 撃校法人が二種以上の学校を経営するときは最上級の学校を監督する行政願が之を監督する, 撃区鹿長官が監督する学校法人についてはその主な事務所の所在地を管轄する地方長官はその監督について意 見を述べることができる, 六. 学校法人は学校を経営する外教育上支障のない限り収益を学校経営に使用する目的を以て営利事業を行ふこ とが出来る, 前項の事業を行ふには前像に掲げる主務官康の認可を受 けることを要する. 七. 学校法人は主務官庁の認可を得て合併することが出来る. 八, 学校法人は二種以上の寧校又は同一種類に属する二校以上の学校の経営をなすことが出来る, 九, 学校法人は命令の定めるところに従って登記しなければならない, 前項の規定に依って登記すべき事項は登記の後でなければ第三者に対抗することは出来ない, 一○. 本法に規定するものの外撃校法人の設立, 管理, 解散, 合併 清算 其の他撃校法人に関し必要な事項は命 , , 令を以て定める, --, 民法第四十三係, 第四十四係, 第五十係, 第五十一様第一項 第五十四傑 第五十七傑 第七十傑 第七十 , , , , 三係乃至第八十三係及民法*施行法第*二十七係は学校法人につき之を準用する, 第二章. 設. 立. 一二『 学校法人を設立しようとする者は其の事項を記載した規則を作り命令の定める事項を具して主務官陳の認可 を受けることを要する, 一, 目 的 二, 名 構 三. 経営する撃校名 四, 事務所 五, 役員及び運営委員会に関する事項 六, 資産及び経理に関する事項 七. 規則変更に関する事項 八, 解散に関する事項 九. 其の他命令を以て定めた事項 * 辻田文書では一四と誤記されている. ,. 一三ヂ 規則を変更しようとするときは命令の定める事項を具し主務官膜の認可を受けることを要する ,. 41.
(11) . 古 野 博 明 * 辻田文書では一五と誤記されている . 〉 { ママ. ◆. 一四r 学校法人は, 学校経営上必要な土地建物, 授業, 実習研究等に必要な施設又は之に要する資金及少くとも撃 校を維持するに足る収入を生ずる基本財産を有することを要する. 命令で特に定めた場合には前項の基本財産中の一定額を供託しなければならない. * 辻田文書では一六と誤記されている. .. 一五, 撃校法人は主たる事務所の所在地に於て設立の登記をなすことによって成立する, 第三章. 管. 理. 一六. 撃校法人は左の役員を置かね ばならない. 一 名 一. 理事長 若干名 二, 理 事 若干名 三, 監 事 学校法人には前項の役員の外運営委員若干名を置かねばならない, 一七. 理事長は撃校法人を代表し其の業務を掌理する, 理事は理事長を補佐して学校法人の業務を掌理し選任の際稼め定められた順位に従 って理事長事故のあるとき. は其の職務を代理k理事長鉄員のときは其の職務を行ふ・ 監事の職務は次の通とする. -, 法人の財産状況を監査すること. 二, 理事長及理事の業務執行の状況を監査すること. 三, 財産の状況又は業務の執行について監査した結果を主務官藤又は運営委員会に報告すること. 四. 前号の報告をなすため必要のあるときは運営委員会を召集することができること, 一八. 理事は理事会を構成する, 理事長は理事会を召集してその議長となる, 理事会は理事定員の三分の一以上より要求された場合には, 理事会を召集しなけれ ばならない. 理事会の議事は出席者の過半数を以て決する. 可否同数のときは理事長の決するところによる, 一九. 運営委員会は運営委員会を構成し役員に対し意見を具申し諮問に答申し法人の業務内容について報告を徴す ることが出来る. 二○, 運営委員会は理事長が之を召集する, 運営委員会は運営委員の三分の一以上の要求あるときは理事長は運営委員会を召集しなければならない. 運営委員会の議長はその都度委員の互選によって決める. } ( ママ . 運営委員会に諮問すべき事項は左の通とする. 一. 予算, 借入金, 基本財産の虜分に関する事項 二, 規則の変更 三. 合 併 重要な事項で規則及び命令で定められた事項 四 . 其の他螺校法人の運営に関する ー ー ー ( ) ママ 算を報告しなければならない, 内に運営委員会に対して前会計年度の決 理事長は前会計年度終了後二ヶ月 二二. が 定める て主務官庁 認可してこれを 理事長は理事の中から互選された者につい 三 . 一 , 理事の中には撃校長及教師一名以上を入れることを要する, 但し馨校長又は教師である理事は理事長となることは出来ない. 二四. 運営委員の定員の半数中一名は学校長とし他は教師の中より互選された者であることを要し, 他の半数は馨 生々徒児童の父兄其の他撃校の功労者及び卒業者の中より理事会の議を経て, 理事長が指名したものであるこ とを要する, 二五, 隼校法人が設立の初期にあって二三及二四の規定に依ることの出束ない場合については命令の定めるところ に よ る,. 二六, 役員は相兼ねることは出来ない, 42.
(12) . 田中文相主導下 「教育基本法法制」 構想の形成 二七, 役員の任期は三年とし運営委員の任期は二年とする. 役員及び運営委員は再任されることを妨げない. 補 r鉄による役員の任期は前任者の残任期間とする, 役員及び運営委員は其の任期満了後と難も後任者の就任する迄はなほその職務を行ふものとする, ) ( ママ 二八, 撃校法人の役員, 運営委員及其の他の職員は之を法令に依って公務に -従事する職員と見倣す, 前項の職員の範囲については命令を以て定める, 第四章. 解. 散. 二九r 撃校法人は左の事由によって解散する. 一. 撃校経営継続の不能 二. 規則に定められた解散事由の発生 三. 合 併 圏. 破 産 五. 学校に対する主務官膝の閉鎖命令 前項第一号乃至第二号に掲げられた事由による解散については主務官廉の認可を受けることを要する, * 辻田文書では. , 訂正跡がなく, 10月 29日付案の二六のままになっている,. 第五章. 監督及助成 ) ( ママ. 三0. 主務官庁は役員の行篇が法令に基いてなす魔分若くは法人の規則に違反し又は公益を害したときはその行篇 を取消し業務を停止し学校法人の解散を命ずることができる, ( ママ ) ,逮反力 三一. 主務官藤は役員の行篇が法令, 法令に基いて鴬す庭分若は法人の規則に反し又は公益を害したとき, 其の他 の法人運営上役員を不適当と認めるときはこれを解任することが出来る, ) ( ママ 三一. 前二係の慮分に対してはこの慮分のあった日から二週間内に訴願又は訴訟を提起することが出来る, 前項の訴願又は訴訟が提起されたときは主務官庁はその慮分の執行を停止する, 三三. 主務官願は寧校法人の業務及会計に関し監督と必要な命令を発し又は虜分をなすことが出来る. 三四r 主務定陳は何時でも職権を以て学校法人の業務及び財産の駄況について報告を徴し又は事務所, その経営, 撃校に臨み必要な検査をなすことが出来る, * 辻田文書では三三と誤記している. ,. 三五, 学校法人の経営する学校の設備其の他の事項であって-教育上有害と認められるものについては主務官脹はそ の変更を命ずることが出来る. ) ( ママ 三六, 学校法人の会計年度は四月一日始まり三月三十一日に終るものとする, 三七ヂ 撃校法人は毎会計年度の開始二ヶ月前に収支予算を定め毎合計年度の終了後二ヶ月以内に収支決算を定め主 務官鴎に届出なければならない. 収支予算に重大な変更を加へようとするときも之に同じ. 主務官膝は必要を認められるときは収支予算の変更を命ずることが出来る. * 辻田文書では三十七と記している. . ( ママ ). 三八. 基本財産を慮分し寄附清を募集し収支予算に定めるものを除く外新に義務を質嬉し又は権利の地案を篤さう とする時は主務官鱗に届出しなければならない. 予算内の支出をなす鴬其の年度内の収入を以て償還する一時の借入金以外の借入金についても亦同じ, 〉 ( ママ 前二項に関し主務官廉が必要と認めるときは之の中止又は変更を命ずることが出来る. 三九, 撃校法人は命令の定めるところに依り諸種の表簿を備へ附けることを要する. 四○. 圃, 公共団体は, 学校法人に対して補助, 貸附, 保証其の他の財政的援助を典へその発達を助成することが 43.
(13) . 古. 野 博 明. 出来る, 四一. 撃校法人に対しては命令の定めるところに依り所得税, 法人税及地方税を課さない, 但し六の規定に依り行 一-- 〉 ( ママ ふ営利事業に関しては此の限でない. 四二, 命令の定める隼校法人の財産に対しては課税しない. 第六章. 罰. 則. 四三, 私人がこの規定に違反して学校を経営したときは五千円以下の罰金を課する. 四四. 左の場合に於ては学校法人の理事長, 理事又は監事を三,000円以下の過料に鹿する. , 本法に於て主務官藤の認可を受けることを要する場合に於てその認可を受けなかったとき, 二, 主務官鹿が本法に基いてなす監督上の命令又は薦分に違反したとき, ) { ママ 三, 主務官腕に対して不実の申立をなし又は事実を隠蔽したとき. 四. 三四の規定に依る主務官臆の検査を拒み妨げ若しくは忌避したとき, 五. 主務官願の徴する報告を差出さないとき. 一一 ( 〉 ママ 六. 三七及三八の規定に依る届出を怠ったとき, 四五. 左の場合に於ては撃校法人の理事長 〔副理事長〕* , 理事又は監事を一,000円以下の過料に虞する. 一. 本法に基いて発する命令に違反して登記をなすことを怠り又は不正の登記をしたとき, 〉 ) 《 ママ ( ママ 二, 本法に基いて発する命令に違反して表簿を備置かないとき其の表簿に記載せず若は不正の記載を篤した とき又は不富の事由がなくて其の閲覧を拒んだとき, ヰ〔 〕 内は鉛筆手書きで削除されている箇所 辻田文書ではペン手書きで削除されている , , 附. 則. 四六. 本法施行の期日は命令を以て定める. 四七. 民法に依って設立され本法施行の際現に学校を経営する財団法人又は社団法人及びその役員はこれを本法に よって設立された学校法人及びその役員と見倣す, - -( ー ー ー ー ー ー ー ー ー マ マ ) )- { ママ 但し前項の 〔財団法人は又は社法人〕*はこの法律施行の日から二ヶ年内にこの法律の定めるところに依り〔寄 *の変更をなし主務官臆の認可を申請することを要する. 附行篤又は定款〕* 〕内は鉛筆手書きの挿入及び 「~」 による訂正部分, 辻田文書ではペン字手書きで 「財法人又 は社 は」 と な っ て い る,. “〔 〕内は鉛筆手書き 「~」 による訂正部分 辻田文書ではペン字手書きで 「寄附行篇又は定款」 . と訂 正 して い る, 〔以上 大 田 文 書〕. 四八, 本法に規定するものの外民法に依って設立され本法施行の際現に翠校を経営する財団法人又は社団法人が学 〔辻田文書〕 校法人となるには必要な事項は命令を以て定める, 四九, 民法に依って設立され本法施行の際現に寧校を経営する財団法人又は社団法人の登記は, 本法の規定に抵燭 せざるものに限りこれを学校法人の登記と見徴す. 〔辻田文書〕 ) ( ママ - 五○, 本法施行の際現に学校を経営する私人であって三の規定により新に学校法人設立の義務を賀ふ者は本法施行 の日よりーヶ年内に本法により学校法人を設立しなければならない. 〔辻田文書〕 前項の私人については本法施行の日よりーヶ年以内は四三の規定を適用しない.. (注) 下線を付した部分は下記の部分を除きペン字の挿入ないし訂正を施した箇所を示す, 但し, 三〇及び三二 0月 29 日案の二七, 二八 (第四章 (第五章監督及助成) は条文の位置 (章) を変更したものとなっていて, 1 I号の下線部は鉛筆書 解散) と同趣旨でほぼ同文となっている. なお, 一一中*印を付した下線部及び四四V きの訂正である,. 44.
(14) . 田中文相主導下 「教育基本法法制」 構想の形成. 0月 29 日付学校法人法要綱案に対して副理 みられるように, 11月 4 日付学校法人法要綱 案は, 1 事長制や常任監事制の規定を削除しているこ と, 学校法人の合併に関する規定(七等)・理事長の主 1項)・理事長の運営委 務官庁による認可制 (二三1項)o学校長及教師である理事の必置制 (二三1 員会に対する決算報告義務 (二二)◎役員兼務の禁止 (二六) 等々を加えていること, 主務官庁 によ 0月 29 日案二九) 及 び規則の変更等命 令権規定 (同前三○) を削除しているこ とな る修正認可制 (1 どに目立った修正点を有している. これらの一つひとつは, 学校法人法要綱案の条文及 び制度がよ り整備されていく過程での立案作業の一腕であり, 私立学校法制定史的には有意 味だと考えられる 0月 29 日付学校法人法要綱案に対する原理的, 制度 1月 4 日付学校法人法要綱案の1 けれ ども, 1 0月 29 日付学校法人法要 ど ないと みられよう. それゆ え, 1 構造的な変化をもたらすほ の修正では 綱案の特色として先に指摘した四つの論点は, そのまま11月 4 日付学校 法人法要綱案についても 妥当するということ ができる, すなわち, 11月 4 日付学校法人法要綱案もまた, ①私立学校経営 の公共性と条件整備性を原理的特徴 としつつ9月 21日付教育基本法要綱案との教育法原理的一体 性を有していること, ②学校法人の 「管理」 概念 が主務官庁による 「監督」 概念から制度的に区別 される傾向を明瞭にしつつ, 「管理」=学校法人の運営の公共性をその条件整備性の強調及 び運営委 員会の設置による自治的方法によって内側から保とうとしているこ と, ③傾向的に主務 官庁の学校 法人 「監督」 権 が設置者 (学校法人) による 「管理」 (学校法人の運営, 学校経営) と区別されてい るとはいえ, 主務官庁の具体的な監督の権限は相当に広範かつ強大であり, そこには学校法人の設 立o運営→私立学校設置o経営の国家事務 性の観念 が支配的に伏在していること, ④学校法人に対. 9月2 1日付教育基本法要 する国, 公共団体の財政的援助助成規定は教育行政の条件整備性の原則( 綱案例) に直接の教育法原理的根拠を有するとみられ, 同時に私立学校経営の公共性を確保する重 要な手段と考えられていること, をその特色としているのである, で は, 11月 4 日付学校法人法要綱案は, この時期の教育改革立法過程の推移の なかで どのよう な位置を占めていたのであろうか. 関連諸資料に若干の言及を行なってその性格を明確にしておき 0 21 」 の日付の入った学校法人法要綱案の原資 たいと思う, まず, 辻田文書に収められた 「 ,1 , 29 7 〉 料には, 次の四点の資料 が添付されている . ◎ ⑨ ⑥ ⑥. 私立学校纏醤主体健全な愛達を促進助成する方途 財圏法人二開スル鉄陥 学校法人を特別法人とする理由 (二一, 一一, 一五) 現今私立寧校二就キ認メラルル鉄陥 (細目). ◎の文書に11月15日付 が入っているほかは日付はない が四 つ とも恐らく11月4日以降学校教 育局において11月 4 日付の学校法人法要綱案の成案に基いて立案作業 上論点となりうるところを 整序したとみられる内容を有しており, また, 今日, 11月 25 日付学校法人法要綱案(学校教育局) 〉 さ らに 後述のよう に 田中文相-- 省議 - 審議室のライ ン は の存在 が明 らかになっている8 , . , , 11月初旬, 第92帝国議会への五法案の上呈をめ ざして「教育法案日程」二 案を作成しており, その うちの一つ が 学校法人法であった. 11月 4 日付学校法人法要綱案は , 田中文相 一 省議 - 審議室 0月 段階の立法政策の展開の, 学校法人法レベルの一 つの 区切りとして11月 25 のラインの9月 1. 日付学校法人法 要綱案に至る省内の活動の原案的位置を占めるとみてよいであろう, 他方, 私立学 0月 0月18日に第1回会議を開催して以降, 1 校問題を扱った教育刷新委員会第四特別委員会は, 1 会議で 1月 8 日の第四回 25 日, 11月 1 日, 8 日, 22 日, 29 日と審議を重ねつつあ った, そして, 1 は, 日高学校教育局長 から学校法人法を文部省で考 えており, 教刷委の賛成が得られるならば 「成 45.
(15) . 古 野 博 明. るべく早い機会に議会 に提出したし・ 」 旨意向表明があり, 稲田学校教育局次長が 「学校法人法制定 に当 っての問題点」 ともし・ぅべき内容について口頭で説明し 「この委員会に於きましては今の学校 ) さ らに 11 法人法の問題を緊急問題と共に至急に一 つお取扱 ひ戴きたい」 と求めた のであった9 . , 月 15日の第五回会議では, 先掲の資料のうち③ 及 び◎が提出され稲 田次長の説明をう けたあとこ o ) 第4 5回第四特別委員会 での文部省側の説明・提案は れを原案として質疑が開始されているl . , いずれも11月 4 日付学校法人法要綱案の内容を基にして おり, 同案 が 未だ教刷委に提示しう る段 階のものではなかったにせよ実質的 に第四特別委員会の審議を方向づ ける原案的な位置と性格を有 すること になりつつあっ たとみるべきであ ろう, (未完). (補注) 本稿のそのH (本紀要第37巻第1号所収) 脱稿直後の1 98 6年3月上京の折, あらためて辻田文書 (国立教育研 究所所蔵) を検索する機会を得て 「極秘」 の押印のある 「撃校整備方針案 撃校教育局」(日付なし) の存在を知っ た(教育法案関係-17-1 ) ) に「 〔 21一10÷5 〕 . 同じ辻田文書中に収められた鉛筆手書きのメモ(教育法案関係 -20 Sat . 省議 一, 学校整備方針案, 二. 教育行政刷新に関する問題点」 と記されていること, 日高ノー “こも「 10 .5 ⑨8- 省議 学校整備方針案」『 10 . 7-2時 学校整備要項についての会議」との記述があること(戦後教育資料1 -33 ) からみて, 上記 「学校整備方針案 学校教育局」 の, 昭和21( 1 46 ) 年10月 5 日省議に提出されて検討をう 9 けたものであることが確実視される. そして, 省議の給論をうけて10月 7 日以降 学校教育局でその具体化への , 作業が開始されたと推定しうる. 上記資料は, 直接には文字通り 「学校整備」 の当面の方針に言及したものである が, 同時にその行政実務的な整備改善方針には 昭和21年1 0月初旬段階での田中文相 一 省議 - 審議室のライン , の意向を体した文部省の学制改革構想のある部分が写し出されていると考えてよく この時期の学校教育法立案作 , 業と表裏一体のものであったとみられるのである. 10月 27 日付学校教育法要綱案が有する学制改革案の学校体系 の構造を確定していく上で貴重な状況証拠を提供するものといえよう. 本稿そのHの1 1-2-1 )(本紀要第37巻第 1号2 4頁以下) は, 上記資料の紹介によってその論旨にいっそうの補強が加えられると考えられるので 「第1 1章 , 第2節 学校教育局の立案活動」 の末尾にあたって以下若干の論点を補足しておきたいと思う, この 「学校整備方針案 撃校r教育局」 は, 「一. 趣旨」「二, 要領」 の二つから成り 「二 要領」 で 「⑳共通事 , . 項, 0帝国大挙及官立大学, 鈎公私立大学, 回高等学校, 同専門, 中等撃校, 的薮育養成諸峯校 7. 一般中等学 , 校, ⑯青年撃校, ②国民撃校 賓業科」 の九項日にわたってそれぞれの整備改善策を書いている 学校体系の問題に . 限定してその特色をみると, 第一に, 「師範.季校及青年師範学校を廃止し 教育専門学校及青年1教育専門肇校とす , る. 」「教育専門季校及青年教育専門峯校は修業年限を四年とする, 」「高等師範李校 女子高等師範肇校 農業教 , , 育専門峯校, 体育.専門 奉校は大-季とし数育大学とする, 」(二- ㈹ -1 )としているほかはほぼ旧(当時にあっては 現行) 学制を踏襲していることが注目されよう. 第二に, かかる学校体系の現状維持傾向の中で 女子帝国大学の , 設置 (東京及近畿地方) , 官立女子高等学校の二校設置 (東京及近畿地方各一校宛) , 既設高等学校中数校での男女 共学実施(二 「0一3 )等々の方針が際立って認められるのであり, 男女間の教育機会均等と女子教 , 二「◎ド1 ,3 育の刷新こそ文部省の学制改革案の目玉であったと推察されるのである. 第三に 中等学校の新設拡張については , 「その種類に感じて重点的な取扱をしたい」 としてそれぞれ次のような方針を示しているのが注目される . 「1, 中撃校 中学校は一般に上級中学校入肇の鴬の準備教育をする学校だと考えられていてその生徒も殆んど全部が上級 李校進撃の希望を抱いてゐるが実際は, 卒業生の過半数は上級学校に入季し得ないで己むを得ず職業に就くへ き準備教育を殆ど受 けないで実社会に出て居る状況である. この実状に膝じて中学校の生徒に実業教育を行ふ 篇に過去に於て第一種, 第二種の区別を設 けたが, 生徒は全部上級進学の課程を選ぶのでこの区別は失敗に帰 した.. 以上のような状況であるから中幸枝の新設拡充は現在の処原則として之を認めないことにして戦災等に依る 人口移動に基く学校配置の是正等の特別の事情ある場合にのみ考慮することといたしたい , 46.
(16) . 田中文相主導下 「教育基本法法制」 構想の形成 2, 賓業学校 戦後に於ける我が圃の産業復興の中心は中小産業にあるのでこれに従事すべき中堅産業人を養成する実業学 校は特に重要性を加へて来た. 又園民所得の減少等の篤中等学校卒業後直ちに実社会に出て実務に従事しなけ ればならないものが段々多くなることを歌想されるのでいづれの観点よりするも実業学校については出来得る 限りの拡充を圃る必要がある. 3, 女子中等学校 一般的教養を与へる高等女学校と実業教育を施す女子実業学校があって女子実業学校には農, 商 工の外裁 , 縫女学校, 家政女学校等種類が多いがその教育内容においてはその特色の乏しいものが多い, その上一般社会 の通念で高等女学校が女子実業学校よりも程度が高いと云ふ様な観念を持たれてゐる篇にその-教育内容につい て種々の批判を加へてゐるにも拘らず高等女学校の志願者が圧倒的に多いのである. 従って之に対する調整策 としては女子中等学校は之を一本建としてその教育内容について地方の実情や生徒の希望に窓じて選樺の機会 を与へる様考慮することが一つの方法である, 一方男女間の教育の機会均等と云ふ.観点から考へると男女共学 と云ふことが考へられるがこの意味からしても一般的教養を施す篤の教育施設に比べると実業 -教育を施す篤の 教育施設が非常に少いので一般的教養を与へる峯校の新設拡充は出来るだけ抑制して実業教育の振興を圃る様 に力める必要がある, 」 みられるような当時の現行中等学校の整備拡充方針に10月 27 日付学校教育法要綱案 (以下, 1 0月 案とい う) にいう初級中等学校( 3年) - 上級中等学校 ( 3年) の構想を重ね合わせて考えてみると以下のような重要 な論点が浮かび上がってこよう, すなわち, 六・三・三のかたちをとってはいるものの1 0月案の実質は, 上記 方針により拡充又は抑制される現行中等学校のそれぞれを, ①上級学校進学準備教育のための中等学校, ②実 業教育振興のための中等学校, ⑧一般教養を与える教育施設と実業教育を施す教育施設を一本建にした女子中 等学校, の三種の中等学校へと移行させ, それぞれの前期3年を全体的に 「初級中等学校」 と仮称してこれを 「義務制」 とし, 後期3年を「上級中等学校」 と総称する構想であったと解する余地が十分にあるという点であ る, また, 上記学校整備方針案はさらにその土地の 「中心使命とする職業-教育を弾力的に統合」 した青年学校 の拡充(二÷㈹) , 土地の事情に応じ社会の要請に基いた国民学校実業科の拡充(二÷◎)を明記していたから, その延長上に拡充される青年学校, 国民学校実業科を土台として, ④ 「郷土の産業振興に役立ちうる」 中等学 校, が加えられうる状況にあったといえるかもしれない, 1 0月案の構図を以上のように断定しうる直接の証 拠はない, しかしながら, 1 0月案 (の学校体系) の立案作業がかかる学校整備方針にしたがって拡充されるで あろう当時の現行学校体系とその施設を土台としその制約をうけざるをえない教育政策状況におかれていたこ とは確実であり, 1 0月案の学校体系は, 6年制の小学校の上に上記①②⑨ (ないし④) の複線的な中等学校を おき, それぞれの前期3年を 「義務制」 とする構想に同ー又は相似のものであったと推定してよいと思われる の であ る, この こ と はま た, 8月 22日付学校教育法要綱案で用いられた 「下級中学校」 から 「初級中等学校」 への名称変化の後退傾向を示唆しているといえよう. なお, 辻田文書の原資料には 「教員養成制度整備方針案」 が添付されているが, 同資料は, 「差営り昭和二 十二年度は」「現行師範 -教育制度のま に於て整備を圃る」 と記しており, 前掲 「学校整備方針案」の構想とは 著しく異なっている, 前記1 0月案は後者の構想を採用しているとみられることを付記しておきたい, (1986 年 8月 12 日). 〔注〕 1 ) 安嶋爾 「私立学校法制定経過覚書 - 占領行政の一側面 -」 特別研究・戦後教育改革資料の調査研究 (昭和60 年3月 国立教育研究所)15 9頁. ) 辻田力氏旧蔵文書 (以下辻田文書という) 教育法案関係4 2 1-1 . 3 ) 大田周夫氏旧蔵文書, 4 ) 辻田文書教育法案関係 -4 1-4 . 5 ) 同前, 教育法案関係 -1 2-1 , 拙稿「教育刷新委員会の発足と教育基本法の立案開始」本紀要(第一部c)第36 巻第2号 (昭和61年3月)1 4一1 5頁. ) 同 前, 6 ) 辻田文書教育法案関係41-2-5z 7 .. 47.
(17) . 古 野 博 明 ) 戦後教育資料1 1 1-3 8 9『刷新委員会関係諸資料 (昭和二十一年九月起)』 . 『 教育制度等の研究 (その11 )- 教育刷新委員会第四特別委員会議事速記録 -』(昭和6 9 ) 調査資料1 19 1年1月, , 日本私学教育研究所)7 ÷73 頁, ) 同 前94-1 10 07頁. (本 学助 教授 ・ 旭川 分 校). 48.
(18)
関連したドキュメント
節の構造を取ると主張している。 ( 14b )は T-ing 構文、 ( 14e )は TP 構文である が、 T-en 構文の例はあがっていない。 ( 14a
そのような状況の中, Virtual Museum Project を推進してきた主要メンバーが中心となり,大学の 枠組みを超えた非文献資料のための機関横断的なリ ポジトリの構築を目指し,
の原文は“ Intellectual and religious ”となっており、キリスト教に基づく 高邁な全人教育の理想が読みとれます。.
英語の関学の伝統を継承するのが「子どもと英 語」です。初等教育における英語教育に対応でき
とされている︒ところで︑医師法二 0
学校の PC などにソフトのインストールを禁じていることがある そのため絵本を内蔵した iPad
大学図書館では、教育・研究・学習をサポートする図書・資料の提供に加えて、この数年にわ