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周年放牧繁殖牛の繁殖成績に及ぼす要因

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Academic year: 2021

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周年放牧繁殖牛の繁殖成績に及ぼす要因

著者

片平 清美

雑誌名

鹿児島大学農学部農場技術調査報告書

3

ページ

28-29

URL

http://hdl.handle.net/10232/9770

(2)

周 年 放 牧 繁 殖 牛 の 繁 殖 成 績 に 及 ぼ す 要 因 片 平 清 美 目 的 入 来 牧 場 で は 周 年 放 牧 繁 殖 牛 に よ り子 牛 の 生 産,育 成 及 び 肥 育 管 理 を行 っ て い る 。 牛 肉 自由 化 と景 気 低 迷 に よ り子 牛 や 肥 育 牛 の 価 格 は 暴 落 し て い る 。 今 後 の 相 場 展 開 で は 牧 場 運 営 に 大 き な 影 響 を与 え る こ と は 必 死 の 状 況 で あ る。 こ れ に 対 応 す る に は,繁 殖 成 績 を さ ら に 向 上 させ て 子 牛 生 産,育 成 お よ び 肥 育 効 率 を 高 め る こ とが 必 要 で あ る 。 そ こ で 本 調 査 で は,入 来 牧 場 の 繁 殖 成 績 に 及 ぼ す 要 因 に つ い て 検 討 し,技 術 向 上 の た め の 資 料 を 得 よ う と し た 。 材 料 と 方 法 1991年 ∼1993年 ま で の 繁 殖 経 産 牛262頭 に つ い て,分 娩 後 受 胎 日数 の 年 度,季 節,分 娩 月 及 び 産 歴 間 の 違 い を 検 討 し た 。 結 果 年 度 別 受 胎 日数 は1991年 に 短 く繁 殖 成 績 が 良 い が,1992年 か ら1993年 に か け て 長 くな る 繁 殖 牛 が 見 ら れ 繁 殖 成 績 は 低 下 して い る 。 そ れ は 初 心 者 に 授 精 を行 わ せ た こ と と,頭 数 増 加 に と も な う 発 情 の 見 落 と しに よ る 影 響 等 で あ る と思 わ れ る(第1図)。 季 節 別 受 胎 日数 は 秋 季 に 最 も短 く繁 殖 成 績 が 良 い 。 冬 季 か ら春 季 に か け て は 特 に 長 くな り繁 殖 成 績 が 低 下 し て い る(第2図,第3図)。 分 娩 月 別 受 胎 日数 は9月 に 最 も短 く,繁 殖 成 績 が 良 い 。12月 と1月 は 特 に 長 くな り,繁 殖 成 績 が 低 下 し て い る(第4図)。 産 歴 別 受 胎 日数 で は 有 意 差 は 見 られ な か っ た(第5図)。 こ の 結 果 か ら,初 心 者 指 導 の 強 化 と一 部 マ キ 牛(自 然 交 配)を 取 り 入 れ る こ と,そ れ と フ レ ッ シ ュ チ ェ ッ ク の 精 度 を高 め る こ と 等 が 必 要 で あ る 。 年 度 受 胎 ま で の 日 数 受 胎 日数 第1図 年 度 別 の 受 胎 日 数 の 分 布. A.B.Cラ ン ク 第2図 周 年放 牧 繁 殖 牛 の 受胎 日数 の 季節 に よ る違 い 、

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冬季 秋 季 夏 季 春 季 受 胎 ま で の 日 数 受 胎 日数 第3図 季 節 別 受 胎 日数 の 分 布. A.B.Cラ ン ク 分娩月 第4図 周 年 放 牧繁 殖 牛 の分 娩 月別 受 胎 日数 の 違 い. 受 胎 ま で の 日 数 産歴 第5図 周 年放 牧繁 殖 牛 の 産歴 別 受胎 日数 の 違 い.

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