• 検索結果がありません。

巻頭言

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "巻頭言"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

本研究所令和元年度の紀要『言語と文化』第32号をお届けします。 本号には研究論文4篇、研究ノート3篇、報告1篇を掲載しています。 まずは、投稿して下さった方々、そしてご多忙の中貴重な時間をさいて 査読に協力してくださった方々には心より厚く御礼を申し上げます。 2019年は、日本の元号が「平成」から「令和」に変わった記念すべ き年で、「元号」は文化的ブームとして大きく注目を浴び、議論の対象 となりました。「令和」の典拠は、公式発表では、日本最古の歌集『万 葉集』巻五の「梅花の歌三十二首」の序文とされています。一方で、二 世紀頃後漢の張衡『帰田賦』に「令和」がすでに見られていることや 「梅花の歌三十二首」の序文そのものに四世紀頃のかの名高い「蘭亭序」 の影響が見られると指摘する声も聞こえ、話題となりました。このよう な活発な議論はまさに、東アジアの言語交流と文化交流の濃密さを物語 るもので、言語と文化の歴史への関心をかつてないほどまでに高めてく れました。名称に「言語」と「文化」を含む本研究所としてはこれを喜 び、こうした関心が長く続くことを願っています。 本号も多くの投稿があり、誠に喜ばしいことではありますが、厳正な 審査の結果、掲載にいたらなかったものが複数出てしまいました。博士 学位を授与する大学院の付属研究所として査読制度を取り入れている以 上、学術雑誌としての水準を維持するためには、やむを得ないことです。 令和の新しい時代においても学術雑誌として、さらに多くの研究成果を 送り出したく、多くのご投稿を期待しております。 ところで2020年1月頃より新型コロナウィルスが世界各地で猛威を 振るうようになり、さまざまな方面に影響をもたらしています。学会の 開催中止や研究出張の取り止め、海外教育研究機関との交流活動の延期 などが相次ぎ、本研究所の活動にも暗い影を落としています。一日も早 い沈静化を願いつつ巻頭の言とします。 令和2年3月     言 語 文 化 研 究 所 所長 蒋   垂 東

巻  頭  言

(2)

参照

関連したドキュメント

「父なき世界」あるいは「父なき社会」という概念を最初に提唱したのはウィーン出身 の精神分析学者ポール・フェダーン( Paul Federn,

INA新建築研究所( ●● ) : 御紹介にあずかりましたINA新建築研究所、 ●●

「地方債に関する調査研究委員会」報告書の概要(昭和54年度~平成20年度) NO.1 調査研究項目委員長名要

関西学院大学手話言語研究センターの研究員をしております松岡と申します。よろ

本報告書は、日本財団の 2016

本報告書は、日本財団の 2015

経済学研究科は、経済学の高等教育機関として研究者を

本センターは、日本財団のご支援で設置され、手話言語学の研究と、手話の普及・啓