準パススルー型ハイパーバイザーを用いたブロックデバイス監視システムの性能評価
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(2) 情報処理学会第 79 回全国大会. 図2 図1. 提案システムの設計. 表1. 視する。書き込み時刻の取得と解析クラスタへ の保存は lwip で行う。まず、現在時刻の取得は lwip で NTP ク ラ イ ア ン ト を 実 装 し て 行 う 。 BitVisor 内部で動作する NTP クライアントは1 分間ごとに外部の NTP サーバと時刻同期をして、 その時刻をもとに CPU 時間から書き込み時刻を 算出する。取得した書き込み時刻は、監視記録 に利用する。監視記録データは Hadoop 分散ファ イ ル シ ス テ ム (Hadoop Distributed File System)へ自動送信させる。WebHDFS は Hadoop 分 散ファイルシステムとの通信をするためのプロ トコルである。本研究では BitVisor に WebHDFS を用いてファイルを APPEND(追加)していくプロ トコルを実装する。 5.実装 本研究では書き込みデータの監視機能と HDFS への転送機能を実装した。書き込みデータを一 時的に保存するデータ領域は 128MB を確保し、 0.1 秒ごとに Hadoop 分散ファイルシステムにデ ータが転送されるよう設定した。書き込みデー タが正しく Hadoop 分散ファイルシステムに保存 されていることを確認した。開発と評価に用い たシステムの構成を図 2 に示す。提案システム を実行したコンピュータの仕様を表 1 に示す。 Broadcom の NIC はゲスト OS 用で、Intel の PRO/1000 の NIC は BitVisor が HDFS 転送に用い るように設定した。. CPU ゲスト OS RAM ストレージ NIC. 仮想マシン モニタ 分散ファイル システム. システム構成. 実行用コンピュータの仕様 Samsung SSD 840 256GB Debian 8.3.0 amd64 4GiB Samsung SSD 840 256GB Broadcom BCM57788 (PCIe, オンボード) Intel PRO/1000 GT (PCI) BitVisor (BitBucket で 12 月 2 日 時点のソースコードを利用) Hadoop 2.7.1. ステムを実装した。先行研究との違いは、監視 対象がクライアントコンピュータであることか らクライアントコンピュータ用のハイパーバイ ザーの BitVisor を採用したことである。監視対 象はブロックデバイスへの書き込みとその書き 込み時刻で、監視データは Hadoop 分散ファイル システムに自動保存するようにした。また時刻 は BitVisor に実装した NTP クライアントが外部 サーバから取得するようにした。現段階の実装 で、書き込みデータと書き込み時刻を正しく記 録できていることを確認できた。今後は本シス テムを動作させたコンピュータでスループット の計測を行い、システムの有用性について検討 する。. 参考文献 [1] T. Shinagawa, et al.: BitVisor: a Thin Hypervisor for Enforcing I/O Device Security, In Proc. of the ACM SIGPLAN/SIGOPS International Conference on Virtual Execution Environments, pp.121-130, 2009. 6.まとめ [2] M. Hirano and H. Ogawa: A Log-structured Block 近年、組織の機密データを扱うコンピュータ Preservation and Restoration System for Proactive がサイバー犯罪の標的になることが増える中で、 Forensic Data Collection in the Cloud, Proc. of The 11th International Conference on Availability, 犯罪捜査を迂回するアンチフォレンジック攻撃 Reliability and Security (ARES 2016), pp.355-364, が問題となっている。その対策として本稿では 2016. コンピュータの入出力をあらかじめ監視するシ. 3-530. Copyright 2017 Information Processing Society of Japan. All Rights Reserved..
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