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マーケティング・インフォメーション・システムとその傾向

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Academic year: 2021

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(1)マ ー ケティング・ インフォメ ション. ・. ー. システムとその傾向 達. 本. 杉 はじめに. 哉. 企業規模の拡大と企業間競争の激化などにともない、 マ ー ケティングをめ ぐる環境はますますダイナミックに変動をみせている。 このような不確実性 のもとでマ ー ケティング活物を総合的に継続的に調整していくためには、 な によりも大飛かつ多様な情報を収集 、 分析 、 処理できるマ ー ケティング・イ ンフォメ. ー. ション ・ システム(Ml S)が必要とされる I). 本稿は 、 こうしたMISの頂要性を 、 意思決定者の問題提起とその分析に いかなる役割をはたすかという立場から 、 概述しようとするものである。 1. システム. コンセプト. システムの考え方は、 甚本的には特定の現象についての思考方法であるc システムとは、 相互作用あるいは相互依存によってむすばれた平象の訊合体 であり 、 それは一定の環境において特定の目標を達成するように組立てられ 21. ている。 それゆえシステムは多くの相関的要素から構成されるが、 これらの 諸要素を全体としてシステムとするのである 。 しかもそれは、 統一体として の内外諸要因を具体的に明確にするような概念的構造を提供するものである。 システムは 、 次の4つの甚本的な要素からなっている(図1)。. 1. イン. プット、 2. アウトプット 、 3. プロセッサ ー 、 4. フィ ー ドバックである。 システムは 、 インプットにより活動が刺激される 。 たとえば、 人間にとっ て酸素はインプットであり 、 MI Sではデ ー タがそれである。 アウトプットは、 ある結果あるいは変数である。 すなわち 、 マ ー ケティン グ意思決定に必要な情報である。 - 201 (3239) --.

(2) プロセッサ ー は 、 システムそのものであり 、 作業中にある要索である。 た. とえば 、 生産システムにおける製造プロセスは 、 インプット(原材料)をア. ウトプット(完成品)にかえる。. システムが効果的に機能するには 、 誤りを修正するために 、 過去の決定の. 結果についてフィ.,... ドパックをおこなわなければならない。 マ ー ケティング 調査は 、 しばしば 、 企業のマ ー ケティングシステムにおいて、 情報のフィ ドバックを提供する。. 図1.. ー. 31. システムの某本的構成諸要素 Iプロセッサ ― |. アウトプット. フィー ドパック リウォルト (S. H. Rewolbt) はシステムの説明において 、 家庭の暖房シス. テムをあげている。 燃料がインプットであり. 熱屈の測定がアウトプットで. 、. ある。 したがって温度調節器は 、 システムのアウトプットを測定することに よって 、 システムにたいするインプットを規定するフィ. ー. ドパック機構であ. る。 こうした調節器がないときは 、 • それはオ ー プン・システムであり 、 最適 な温度を維持するに必要な燃料が自動的に暖房炉にあたえられない。 はこのようなオ. ー. プン・システムであり 、 フィ ー ドバックコントロ. ってクロ ー ズドシステムヘの努力をはらうものである。. クレイ (R.C.Clay) は 、 システムの構造を家にたとえながら 、. MIS. ー ルによ. MIS との. 関連を次のようにのぺている。 家の原材料は 、 煉瓦 、 タイル 、 セメント 、 木 同じように MI S の索材 、 データの収謀 、 貯蔵 、 分析 、. 材などである。. 修正など非常にヴァラエティにとんでいる。. 報を正しく認識し. 、. MIS のはたらきは 、 必蔑な情. その情報の活用方法を知る経営者の能力にかかっている。. これらの条件は 、 人間 、 熟練 、 競争市場の状況によって変化するものである 5). から 、 柔軟な MIS が必要とされる。. - 202 (3240) -.

(3) こうしたシステムコンセプトの適用は 、 企業のマ ー ケティング活動に次の 61. ような利益を提供する。 1. 方法論的な問題解決志向——問題の全局面を検討するため 2. 適正なマ ー ケティング ツ ー ルの調整. 3. マーケティング活動能率の増大と代用の削減 4. 革新にたいする刺激 5. 結果の県的な確証の手段. 以卜.のようにシステム コン七プトは 、 複雑なマ ー ケティング問題を全体的 に把混するために 、 科学的方法を適用するものであり. 、. マ ー ケティング活動. の相互作用に重点をおくものである。 ヽI. h·•nc,•nd1. ,\na l1·sis for �lark etin�Oecisions. 1970. :,. 317 1 1 ,J. 11. llunn ,ヽlh·..J r. and .J.; 121 S. II. H,•wol<l1. .). D. Sぐoil. ;11111�I. R. \\"a,ヽh:,w. l n tro1lu< 1 imヽ to �lark e lin�. Management: Text. on,1 C oS(•s. 1969. ;,. 313. 、. 31 .I. II. I>●,n n,11�. Jr, an.I .I. : ヽI. Iヽペi nc·<· ·ich.り1'· ぐit. . µ. 318 14) S. H. H,... oldt..J. 11. Sぐoil. 01111�I. H. \\'or show. nJ>.rit.. p. 313 •Sl .l uhan Aucamp. Thヽ・ �;ff<·ぐtil'e Us,· ,,f \lo rhi H<·scarr h. 16 1 \\". H. l>ar<len. and. IL I'. l.a,nn ne .�larhtinl!. Theo,·)' ;,n d ,\ 1,1,lir;,tion s.. ヽl. ana,:iem.-•111. 1971. p. 26 a nd the l)erisiヽ,n S.-ienいゞ. 1971. p... 67. 2. \I ISの慢能 今IIもちいられている情報理論の多くは 、 1948年シャノン(C.E.Shannon) によってきりひらかれたものといわれている 。 オプライエン (.J . .J. 0·Brien) によれば、 シャノンの理論構成は次の 5 つからなっており I>. デルは図 2 のとおりである ) 1. 情報源 ←―メッセ ー ジあるいば情報のi態得 2. f云達者. (云達のためにメッセ ー ジの暗号化. 3. チヤネル. ・. 伝達された11;�-号を受信者にとどける. 4 . 受信者— ー 暗号をメッセ ー ジになおす - 203 (3241) -. 、. 情報フロ ー のモ.

(4) 5. 最終地点 - -最終的受信者. 図2.. シャノンの情報フロ ー モデル. 終了. 開始. 受!.l r.. 伝遠h Ii;}け. チャ小ル. 11;n}. 21. さらに情報贋及び情報処理能力の消lj定を次のように公式化している? 情報率=. 符号(+. -) Xピット/符号(+. ー) II寺柑1. 情報処理の効率=. 以Kのとおりシャノンば 、 したが、. =. ピット H寺柑l. 時間'� りの実際の情報処理 時間当りの最大情報容沢. 情報伝達の方法や情報能力の測定を明確には. 情報を定義づけてはいなかった。 近年 、 情報について明確な定義づ. けをおこなったのぱ 、 バゼル(R. D. Buzze 11)である。 彼は、. 情報には、 巾. 実、 評価 、 予測 、 噂など種々のタイプがあり、 規定することは困難であると しながら、不確実性(uncertainty)の形で、 一定の経営問題あるいは機会に ついて、 意息決定者の判断に影喋をあたえるあらゆる客般的·l" 実や信念をい 31. うとしている 。 この定義の要点は不確実性であるつ 意思決定能力は環境が不 確実であるために制約される。 問題の解決は 、 この不確実性をかなりの限I妥 まで減少させるこころみによってえられる, マ ー ケティング情報は、 こうし た不確実性嬰索の減少を目的として、 意思決定者に 、 最少の危険と最大の自. - 204 (3242) -.

(5) 信と勇気をもって 、 マ ー ケティンゲ活動を推進させるための床磋狩料といえ る 。 しかし 、 ますますダイナミックに変動する企薬環境のさなかにあって 、 こうしたマ ー ケティング情報を有効適切にえるには 、 なんらかのシステムが 必甥であるっ コトラ ー (P. Kotler)! よ 、 マ ー ケティング・情報の統合調整を 4J. おこなう MIS の必嬰性について次の理巾をあげている っ 1. �'.確な情報が少なく問逮った情報が多い') 2. 情報が会社中にたくさんあるが 、 それが統括されていない 。 3. 項要な情報が一部の経党者や部I汀こよって独占されている。 4. 情報の入手が遅すぎて役立たない。 5. 正確な情報かどうか確認されないままで入ってくる っ したがってMISはマ ー ケティング情報の全領域をとりあつかう情報センタ ーとして要請されるのである。 M ISの定義につtヽて 、 プラ{エンとスタッフォ E.Stafford)は次のように述べている 。 それはマ. ー. ー. ド(R.H.Brien and .J.. ケティング符理者の業務. Kの意思決定に貢献するの枯礎行料としてもちいるために 、 企業内外より収 集した適切な情報を 、 秩序正しく流れるように企画した人 、 機械および手順 51. からなる機構的 、 相互作用的複合体とされている。 この定義のポイントは 、 機構(I勺 、 相互作用的復合体である。 したがって 、 情報が組織内から自然に生 じたり 、 またマ ー ケティング調査者だけがもたらすというものではない, そ れは 、 トップマネージメント 、 マ ー ケティング、 プランド 、 販売 、 新製品開 発 、 マ ー ケティング・ リサ ー チ 、 コントロ ー ラ一部門の人々. 、. システムおよ. び企画 、 オペレ ー ション ・ リサ ー チ 、 統計 、 モデル 、 プログラム 、. コ. ンピュ. ータ ー 係など 、 多くの部門や個人の努方の鯛整によってえられることをしめ 61. すものである 。 (D. B.Montgomer�·)とア ー バン(G. L. Urban)は 、 意思 71 決定と情報システムの構造を図3により次のように説明している。 モンゴメリ. ー. MISば 、 デ ー タパンク、 統計的パンク 、 モデルパンクおよびディスプレ. - 205 (3243) -.

(6) イ装韻から構成されている。. これらの内的な構成嬰素は 、 2つの外的な嬰. 図3. 情報 システム マ ー ケ テ ィ. ン. X. IX. X. rー. X. x. X. X. x. X. グ心息� 決 ·,i(/'l. 統,ltデータ. 新 た に兌生 し た統 計 デ ー タ. X. 1x. x x 1 _. デー タ. モ デ ル の ア ウ ト プ 9ト. ー. x. )(. X. ー. ー. x'. 怠 息 決 定 実験 お よ び祁 殊 潟 立. x 1. X. x. データ. ー. X. x. x. X. モデルから発'I'. したデーク X. X. 現. 環 ぷ. x. 情報システムのli!'R. 素——意思決定者と環境ー� う。 このばあい環境とは 、. 企業にあたえるあらゆる条件 、 活動 、 影栂力などをいう。 デ ー タパンクは 、 環境 への最初の接触であり 、 販売員の報告 、 テストマ ー ケット. 、. 政府関係のデ ー タ. というような社内 、 社外伯報の貯蔵の役割を果たすものである。 多くの会社 において、 マ ー ケティング エグゼクティヴぱ 、 マ ー ケティング情報の貯蔵に. 失敗し ている。 各管理者が他の企業へ転出するにつれて 、 情報賓料やその人. 的記憶が失われている。 このことは企業にとって非常な損失である。 デ ー タ パンクにより. 81. 、. こうした企業の損失が除去できるし 、 意思決定者が必要なと. き検索されたのちデ ー タパンクをつうじて利用されるのである。 し かし 、 怠. - 206 (3244) -.

(7) 思決定者が何らかの方法で調整されたデータを欲すると き、 統計的パンクや モデルバンクがもちいられる。 統計的パンクは、 回帰分析、 時系列分析、 要 因分析などをもちいて 、 意思決定者が種々のモデルや市場の反応を評価 、. テ. スト すること が可能なようにプログラムされたデー タである。 モデルバンク は、 意思決定者が問題の解決にもっとも役立つようなモデルを選ぶことがで きるように。 記述的モデル、 予測モデルなど種々のモデルの収集をおこなう ものである。 マ ー ケティングモデルに関連する市場現象の多くをくみ入れる 91. ことにより 、 現実への傾向を高めることができる。 以上のようにMISの機能は、 デー タの記録 、 修正をおこなうひと つのコ ミュニケーションプロセスであり、 マ ー ケティング意思決定者へすぐれた情 報を伝達する役割をはたすものである。 U) James J. O'Brien. P. E . . Ma nagement lnlnr mation Systems, 1970. p. 27 (2) Ibid . . p. 28 t3) R. D. Bu zzell. O. r. Cox. and R. V. Brown. M arketin g Research Text. and. Cases.. 14) Philip Kotler . Vo l.. 9 (Fall.. and. Information Systems:. 1969. p. 13. A Design lor the Firm's Marketing Nen·e Center:·Busir\ess Horizons. 1966), pp.. 63 - 74. 15) WilliamR. Darden and Rudolph P. l.amone Marketing M a nagement and the Science: Theory (6) Ibid. . PP.. a nd. Decision. Application. 1970. p. 495. 495 - 496. t7) D. B. M ontgome ry and G. L. Urban. Man agement Science in Marketin g,. 1969. PP.. (8) F. D. Sturdivant. L. W. Stern. and Others. Mana gerial Analysis in Marketing. (9) D. B. Montgomery. and. G. L. Urban . op. ciL. P.. 3. MISとマ ー ケティング・リサ. ー. 18-26. 1970, P. 675. 364. チ. 前述のようにシステム理論は、 意思決定プロセスにおける相互作用と 統合 に重点をおくものであった。 このこと は当然にして 、 マ ー ケティング情瑕の 処理に新しい志向をあたえること になり 、 従来のマ ー ケティング調査がもつ. - 207 (3245) -.

(8) 視角の狭浴なアプロ. ー. チ(brush-fireapproach)を、 ますます陳腐化さ. 11. せること になる。 マ ー ケティング調査の標準的定義は、 A.M.A. の定義を修正したカンディ フ(E. W.Cundiff) と スティル(R. R. Still)の「 マ ー ケティング意思決定 z·. に有用な情報を提供すること を目的と して 、 のデー タを体系的に収集し、 記録 し、 実の収槌 、 記録 、. 分析がマ. ー. マ ー ケティング諸問題につ いて. 分析すること である。」この定義は、 事. ケティング調査の碁本事項であること を指摘し、. さらにこれらの事項の遂行と 、 それによるマ ー ケティング意思決定と 、 決定 後の改善に資するために、 科学的方法(scientificmethod)あるいは科学的 4』. アプロ ー チ(scientificapproach)の適用を強調するものである。 ふつ う、. マ ー ケティング調査の意思決定への貢献は、 次の点にもと められ. 51. ている。 1. 種々のマ ー ケティング関係につ いて の仮説をテストし、 明らかにする。 2. マ ー ケティング事象を体系的に分類する。 3. モデルの使用など科学的方法を適用する。 4. 直感によるのではなく 5.. 、. 論理的アプロ ー チを提 供する。. 調査の結論が将来にもたらす意味および効果的な戦略方法を明らかに する。. 今日マ ー ケティング意思決定者は、 正確、 適切 、 かつタイムリ ー な情報を 欲して いる。 しかしながら、 マ ー ケティング調査は、 ふつう特定のマ ー ケテ ィング問題に焦点をおいている。 したがってそれは、 経営者の効果的な意思 決定を援助するための包括的、 継続的な探求プロセスと して 把握されるもの ではない。 マ ー ケティングのほんの一 部分(tiny portion) にかんするもの である。 たと えばマ ー ケティング調査には開始と 終了(a beginning andan end)がある。. 一. 方MISは、 特定の問題に集中するものではない。 MISは、. 日常の経営活動に合致するように、 継統的に情報の統合 、 調整をおこなうも. - 208 (3246) -.

(9) ものである。 換言すれば 、 短 、 長 期の マ ー ケティング活動 の改蒋 を 目 標と し. て 、 情報の選択 、 収組 、 創 造 、 組織化 、 処理 、 提示 、 使 用 、 貯蔵などの全過 61. 程 を 含 む ものである。 か く し てマ ー ケテ ィ ング管理のために効果的な決定を. 't みだす仕れは 、. た ん なるマ ー ケティン グ調査より情報の中央暴権化と し て. の M I S の機能とみられる 。 マ ー ケティング調査は 、 こ の ようなM I S のな. かで特に重要な機能の1つと し て 、 環境に関するデ ー タ を デ ー タ パ ン クにイ ン プッ ト する役割を 果 た す ものである 。. t i) T. \ . �lelo:in. S. V. Smith, 11nd .J. .J. Wheatlei·. : ヽlanai:orial Ma r�etini:: Policies and Decisions. V. 1970. P. 397. 、. (2) H. \r. Cundill and R. R. Still. Basic Marketin�: Cヽ,ncepts. F.n,·ironment. and 11ecisi )nS. 1965 l'.304 13) A. �I. A. C,ヽmmittee nn l)ef:nitions. �larketin� Definitions. 1960. P.16 <41 E. C. Bursk. T•xt. a. nrl Cas•s in. ヽlark•tin�: A. ,51 Harry V. l<oberts. "The 恥le ヽ·,f llesearch in. Scientific Approa ch. 1962. P. 8. 、:. a rkcl ー lark,•tin� �I●na�emPnl. Journa l of :lヽ. in� . (.Julr. 1957). l'P. 21-32 <6) H. A. L ipson. a. nd J. R.Darling.lntrodu,tion to �1● rketinJ(: An Administrilti,·t A n Arlminist一. rati\'e A1>proach. 1971. P. 161. 4 . M I S の課題. M I S と そ れに関連するデ ー タ パ ン クの発展ぱ 、 マ ー ケティ ン グ意思決定. にたいする情報の店礎 を 拡 大 す る ことになる。 多 くの デ ー タが 、 敏速に し か. も従来 よ り低コ ス ト で 、 収 暴 、 貯蔵 、 検索、 修正 が可能となる。 し か し. 、. M. I S の 発展に はい く つ かの困難がつき ま と う であろ う 。 すなわち 、 デ ー タ の. 出所や処理能 力の拡大が意思決定 者 に か な り の援助をあたえると し ても 、 そ. れによるデ ー タ の 氾濫が I\I J S の 能 力 を も っ て し ても処理できないほど膨大. ••. な も の と なるからである 。 ジ ョ. ー. ジ ・ ラ ザ ラ ス (George Lazarus) のいう飢. 餓のなかの過 剰である。 さらに こう し た雑 多な情報の処理は 、 情報生産コ ス 2•. ト の I: 昇 の みならず 、 意思決定 者 の時間 を 浪費さ せ る こ と になる。 収 見 し そ - 209 (3247) -.

(10) こなうより も 、 不必要な情 報 を 収 集するほうが 、 より悲 し むぺ き ことなので ぁ 翠 。 そこで 多 く のデータが生ずるにつれ 、 窓 思 決定 者 に もちいる強力な新 41. し い情報ツ ー ル を 処理 で き る 人 材が必要• と さ れる。 こう した シ ス テムマンは 、. 意 思 決 定 に役立つよ う なデータを えるための モ デ ル を 構築することによって 、 彼を援助する。 む ろ んモ デ ル は 、 企業 が :'111 S に く み 入 れ るべ き 情報の種類 の明確化 に 役 立つものとなる。 結局 、. M I S の構成要索に関する墳論は 、. ス テムと符理者問の相互作用 に関する問題であり 、 怒 思 決定 の 51. シ. n 的に適合す. る情報 をいかに符理するかである。 そ れ ゆ え シ ス テムデザインは 、 竹理 者 の 欲求に適 合するよう に お こなわなけ れ ばな ら ない。. 61. 意思決定 者は有能な シ ス テムメ ン に次 のこと を伝えなけれ ばならない。 1 . 持定の問題についての詳細. 2 . マ ー ケティング現象の理論的構造 3 . 問 題 に 関連する代秤案の選択. 4 . 特定の情報とその形態. 5 . 意 思 決定 プ ロ セ ス にもちいら れる原賓料の出所 、 フォー ム 、 利用度. シ ス テムマ ンは、 以 卜の情報のすぺて をあたえ ら れ るとき にのみ 、 問題にた いする熟練 を発揮で き る。 結局 、. M I S のもっとも頂要な局 而 は 、. マー. ケテ. ィ ン グ環境について意思 決定 者 に より 多 く 学腎 させる機会をあたえること 、. にある。 この学門 を促進 さ せる M I S に は 、 次の 4 つの特徴が含 ま れ な け れ 1,. ばな ら ない。. 1 . 過去について適正な記録 を 牛 み だすようにすぺ き こと. 2 . 市場やマ ー ケ テ ィ ン グ 現 象 に ついて 、 経滸者が把捏でき るようなマ ー ケ テ ィ ング実験を促進すぺ き こと。. 3意 . 思 決 定 プ ロ セ ス に おいて経営者がもちいるマ ー ケティン グ理論 や コ ソセプト を 確証で き るようにすべ き こと 。. 4 . 新 し い問題や新しい分析テク ニ ック に適応 さ せるべ き こと". と こ ろ で 、 このような M I S が効 果 的 、 組織的に経営内 に くみ 人 れ ら れる. - 210 (3248 ) -.

(11) に は 、 現実の問題と し て 、 マ ー ケ テ ィ ン グ ・ イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン ・ オ フ ィ ス が な け れ ば な ら な い 。 し か し そ れ には幾 多の困難がつ き ま と う で あ ろ う. 。. 19. 66 年 、 コ ッ ク ス ( D. F.Cox) と グ ッ ド (R. E.Good) に よ っ て お こ な わ れ た 、 ア メ リ カ に お け る 大企業のMl S に関 す る 調 査に よ る と 、 す す ん だ シ ス テ ム を も っ て い る 企 業 は ご く 少数で あ り 、 し か も そ れ と て すべてが活動 し て い る わけでは な く. 、. マ ー ケ テ ィ ン グ意思決定の 一 部のみ し か あ つ か わ な い サ プ シ 81. テ ム と も い う ぺ き も の であ る と し て い る 。 リ ン ゼ イ (F.A. Lindsay) は 、 局面 に よ る も の で は な く. 、. MIS の失敗の理由 と し て 、 そ れ は技術的. シ ス テ ム の特質 と そ の環境に よ る も の と し て い る 。. す な わ ち 、 企 業 は そ の 業種 に よ っ て環境が異 る も の で あ り 9). 、. し た がっ てM l. S に 関 す る特定の甚準は み あ た ら な い と す る ので あ る 。 ア ム ス ツ ッ ツ (A. E. Amstutzz ) は 、 シ ス テ ム の 成 功 に 必 須的 な も の と し て 、 次の 、•.'.i. を あ げて い る 。 1.. シ ス テ ム は 、 決定環 境 に 関 す る 経 営 者 の コ ン セ プ ト に も と ず く こ と 。. 2 . 決定者が 、 コ ン ト ロ ー ル で き る よ う に 、 シ ス テ ム 構造 に つ い て 理 解 し ていること。 3.. シ ス テ ム は 、 個別デー タ の フ ァ イ ル に も と ずい て い る こ と 。. 4.. シ ス テ ム の 発展 は 、 評価 を つ う じ て 漸次おこ な う こ と 。. 今. 、. n. MIS の 重 要 性 に た い す る 認 識 がふ か ま っ て は い る が 、 現実の企業. に お け る碁本的な イ ン フ ォ メ. ー. シ ョ ン の 集体系は 、 本質的 に は同 じ ま ま な の. で あ る 。 そ れ は 、 マ ー ケ テ ィ ン グ情 報 を 管理 す る に も っ と も効率的 な 組織 パ タ ー ン が明確で な い か ら で あ る 。 と は い え マ ー ケ テ ィ ン グ調査部門は 、 多 く の 企 業 に お い て 、 必 要 な情報の 一 部 し か提供 し な い 。 そ の結果 、 マ ー ケ テ ィ ン グエ グゼ ク テ ィ ヴ は 、 た え ず 企 業 の 内 外 に 散布 す る ソ ー ス か ら 、 情 報 を 探 求 せ ね ば な ら な い 。 適 正 な時に適正 な 情 報 を 得 る と い う 問題 は 、 今や以前よ り も 広 い 観 点 か ら 検討 さ れ な け れ ばな ら な い時期に き て い る 。 !1) D. 13. Montgomery and G. L. Urban, op. cit. , P. 361. - 211 ( 3249) -.

(12) 12) Geor�e Lazarus. ··1 nj o rm a tion C risis in Sales Resea rch7. Chic ago Daily :-.�ws (29Dec. ,. 1964) P. 23 !3) T. W. M eloan. S. V. S m ith. a nd J. J. Whea tley. op. cit. . P . 400 f41 J. H. Donnelly. Jr. and J. M. I ,·anc edc h. 01>. cit. • P . 376 (5) G eorge Laza rus. op. c i L , P . 23 16) 0. 8. Montgomery. and. G. L. Urban, op. c it. . P. 25. (7) F. 0. Sturdi\'a nl. L. W. Stern, a nd し>thers. op. Cit. , P. 674 18) D. F'. Cox and R. E. Good. op ;ii. , PP. 145- 154 191 F. A. Lind s ay. "Ma rshal Your �ta rketini: I niormation7 Bus i ness Horizons (Summer. 1962 l . PP. 53-60 Hal A. E. Amstut,.. ..The M a rketin11 Executive and �1a nagement lnfor a ti<m Systems: l n R .lla ss (Ed. ). Sc ienc e. Technologi· , and Marketing. Chic aR<ヽ: Americ an Ma rkパing Associ a tion. 1966. PP. 69 - 86. むすび 以 Kのぺて き たよ う に、 M I Sは、. マ ー ケ ティン グ情 報 の提供 と い う 共通. の目的 に奉仕 する 複数 の構成 要素 からなる 一 つ の複 合 体 である 。 したがっ て そ れぞ れの構成 要素 が、 全 体 の目 的に奉仕 でき る よう 位躍 づけら れ、 他 と 関 係づけら れ、 そ れがMISの特 性を決定する こと になる 。 従 来 マ ー ケ ティ ン グ情報 は 、 マ ー ケ ティ ン グ調 査部門 など によ って提供 されてき たのである が、 そ れは鯛 査領域 が狭く 断片的であり. 、. か つ意思決定者 へのタイ ムリ. ー. な提供. に欠 け る ところ が多 かった。 そ れゆ え、 ますますダ イ ナ ミ ッ ク に変動 する 環 境 に あって 、 マ ー ケ ティン グ意恩決定の不確実性を減少し、 全般的、 継綺的、 タイ ムリ 畜 4こ 提供し うる シ ステムア プロ ー チ の必 要性 が増 大 したのである 。 しかし、 現実に MISがこ の要求 をみ たすためには 、. なお解決すべ き 多 くの. 困難 な問題がのこさ れて いる 。 そ れは、 独 立 し た組織 の確立 、 有 能 なシ ステ ムマ ンの確保 、 情報生産 コ ス ト のK 昇 な • どである 。 これら は 、 今 H の企 業 が 新しい方法による解決を迫 ら れて いる 緊 急 の課題といえ る 。. - 212 ( 3250) -.

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