Contents
このリリースについて3
インストールの前提条件11
導⼊17
構成23
認証28
セキュリティ34
トラブルシューティング39
このリリースについて
June 27, 2019
新機能
1905.5
の新機能セッションローミングのサポート
クラウドストアを使⽤している場合、
iPhone
およびiPod touch
デバイスでセッションローミングを利⽤できるようになりました。詳しくは、
iOS
デバイスのヘルプドキュメントを参照してください。1905
の新機能ワークスペースハブの機能強化
Citrix Workspace
アプリに、iOS
デバイス上の信頼できるデバイス⼀覧に対してワークスペースハブを追加または 削除する新しい⼿順が統合されました。詳しくは、Security Connection
を参照してください。 ホストからクライアントへのリダイレクト コンテンツのリダイレクト機能では、ユーザーが特定の種類のコンテンツにアクセスするときに、公開アプリケーシ ョンを使うのか、ユーザーデバイス上のアプリケーションを使うのかを制御できます。 ホストからクライアントへのリダイレクトは、コンテンツリダイレクト機能の⼀種です。この機能は、サーバーOS
のVDA
でのみサポートされ、デスクトップOS
のVDA
ではサポートされません。 ホストからクライアントへのリダイレクト機能を有効にすると、URL
はサーバーVDA
でインターセプトされてから ユーザーデバイスに送信されます。これらのURL
は、ユーザーデバイス上のWeb
ブラウザーまたはマルチメディア プレーヤーで開かれます。 ホストからクライアントへのリダイレクト機能を有効にしても、ユーザーデバイスからURL
に接続できない場合は、 そのURL
がサーバーVDA
に戻されます。ホストからクライアントへのリダイレクト機能が無効な場合、
URL
はサーバーVDA
上のWeb
ブラウザーまたはマルチメディアプレーヤーで開きます。
ホストからクライアントへのリダイレクト機能が有効な場合、ユーザーがこの機能を無効にすることはできません。
ホストからクライアントへのリダイレクト機能は、サーバーからクライアントへのリダイレクト機能の新名称です。
1904.5
の新機能 このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。1904.2
の新機能 このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。1904
の新機能 強化された機能•
最近使⽤したSaaS
およびWeb
アプリの⼀覧を[最近使⽤]に表⽰できるようになりました。•
セキュリティ上の理由から、Citrix Ready
ワークスペースハブでは、モバイルデバイスとハブ間のSSL
(
Secure Sockets Layer
)接続がサポートされます。各デバイスを⼀意に特定するため、完全修飾ドメイン名 (FQDN
)を設定する必要があります。詳しくは、Citrix Ready
ワークスペースハブドキュメントの「セキュ リティ接続」を参照してください。1903
の新機能 このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。1902
の新機能 このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。1901
の新機能 このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。1812
の新機能 このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。1811
の新機能 このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。1810.2
の新機能このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。
注:
Citrix Ready
ワ ー ク ス ペ ー ス ハ ブ の 内 部 ビ ー コ ン の 構 成 に つ い て 詳 し く は、Knowledge Center
の
CTX218708
を参照してください。1810.1
の新機能Citrix Ready
ワークスペースハブのサポートCitrix Ready
ワークスペースハブは、デジタル環境と物理環境を組み合わせて、セキュアなスマートスペース内にア プリやデータを配信します。このシステム全体が、モバイルアプリやセンサーなどのデバイス(またはモノ)を接続 して、インテリジェントで応答性の⾼い環境を作ります。Citrix Ready
ワークスペースハブはRaspberry Pi 3
プラットフォーム上に構築されます。Citrix Workspace
アプリを実⾏しているデバイスは
Citrix Ready
ワークスペースハブに接続し、デスクトップまたはアプリをより⼤きなディスプレイにキャストします。
iOS
向けCitrix Workspace
アプリのCitrix Ready
ワークスペースハブについて詳しくは、「Citrix Ready
ワーク スペースハブの構成」を参照してください。Citrix Ready
ワークスペースハブについて詳しくは、Citrix Ready
ワークスペースハブのドキュメントを参照して ください。1810
の新機能Purebred
による派⽣資格情報のサポートこのリリースでは、
iOS
向けCitrix Workspace
アプリでPurebred
による派⽣資格情報がサポートされるようになりました。派⽣資格情報を使⽤できるストアに接続するときに、ユーザーは仮想スマートカードを使⽤して
iOS
向け
Citrix Workspace
アプリにログオンできます。この機能は、オンプレミス展開のみでサポートされます。 注:この機能を使⽤するには、
Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1808
以降が必要です。派⽣資格情報の構成について詳しくは、「派⽣資格情報」を参照してください。
1809
の新機能iOS 12
のサポート1808
の新機能エンドユーザーヘルプの更新
iOS
向けのCitrix Workspace
アプリでの変更事項をすべて反映するように、アプリに組み込まれたエンドユーザー 向けヘルプが新しく書き直されています。解決された問題
1905.5
で解決された問題 このリリースは、さまざまな問題にも対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。1905
で解決された問題 このリリースは、さまざまな問題にも対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。1904.5
で解決された問題• Citrix Workspace
アプリに初めてログオンすると、ログインに失敗して次のエラーメッセージが表⽰される ことがあります: 「サーバーに接続できません。再試⾏してください。」[RFIOS-3588]
•
現在の緯度および経度レポートの詳細を取得できません。[RFIOS-3668]
•
[アカウント設定] からクライアント証明書を削除すると、Workspace
アプリが予期せず終了することがあ ります。[RFIOS-4212]
1904.2
で解決された問題•
カスタムツールバーの「⽮印」アイコンをタップすると、カスタム⽅向キーが⾒えなくなります。[RFIOS-4233]
1904
で解決された問題• PNAgent
アカウントをシームレスに追加できるようになりました。[RFIOS-3342]
•
特定の接続関連のエラーメッセージにWiFi SSID
が表⽰されるようになりました。WiFi SSID
により、接続 しようとしているCitrix Ready
ワークスペースハブと同じネットワークを使⽤していることが確認できます。• Active Directory
(AD
)パスワードの有効期限が切れている場合、Citrix Workspace
アプリからAD
パス ワードをリセットできません。[RFIOS-3241]
•
⽇本語のVDA
上で実⾏されているセッションで、option
(またはalt
)+ Return
キーを押すと、IME
モード を保持したままMicrosoft Excel
でセルに新しい⾏を⼊⼒できます。[RFIOS-4046]
•
デバイスとVDA
を再接続すると、デバイスがスリープモードから回復した後、10
〜20
秒間ディスプレイが 応答しなくなります。[RFIOS-4146]
2
要素認証を使⽤する場合、iOS
デバイスからCitrix Workspace
アプリへのログオンが失敗し、 次のエラーメッセージが表⽰されます:ユーザ名、パスワード、またはパスコードが正しくありません
[RFIOS-4064]
1903
で解決された問題• iPhone X
でCitrix Workspace
アプリバージョン1810
を使⽤しているときに、クライアントデバイスの画 ⾯が横向きになるとキーボードシンボルが表⽰されなくなります。[LD0619]
•
英語以外のシステムでCitrix Workspace
アプリバージョン1812
を使⽤すると、[新しいアカウントの追加] フィールドのラベルが英語で表⽰されます。[LD1066]
•
クライアントデバイスが⻑時間アイドル状態になると、Citrix X1
マウスが反応しなくなります。[LD0842]
•
バージョン1903
以降で、Citrix Workspace
アプリのスプラッシュスクリーンダイアログが表⽰されません。[RFIOS-3509]
1902
で解決された問題• Enlightened Data Transport
(EDT
)プロトコルを使⽤すると、デバイスがスリープモードから回復した 後、10
〜20
秒間ディスプレイが応答しなくなります。[LD0854]
•
認証のためにユーザー名とパスワードを⼊⼒するときに、パスワードフィールドを使⽤中キーボードレイアウトが別の⾔語に切り替わります。
[LD0588]
1901
で解決された問題•
外付けのApple Bluetooth
キーボードが接続されているときに、Shift+0
を押して右かっこ記号()
)を⼊⼒ すると、セッションが切断されます。[RFIOS-3658]
1812
で解決された問題•
画⾯の解像度が[⾃動調整-
低]に設定され、理論値が1024 x 1366
の場合、画⾯上の⽂字間隔が正しく表⽰ されません。[LC9808]
• Citrix Gateway
がWeb Interface
に接続するときにストアが正しく列挙されず、ストアアカウントの追加 時に問題が発⽣することがあります。[RFIOS-3342]
•
[よく使うアプリケーション] ⼀覧から必須アプリを削除しようとすると、Citrix Workspace
アプリでアラ ートメッセージが表⽰されません。[RFIOS-1556]
•
仮想キーボードが表⽰されるときに、マウス座標(X1
)のオフセットにより誤った選択範囲が表⽰される場合 があります。[RFIOS-3418]
• PNAgent
アカウントにサインインするときに、ドメイン資格情報の⼊⼒を求める画⾯が表⽰されません。こ の問題は、最初にドメイン資格情報を⼊⼒しなかった場合に発⽣します。[RFIOS-2944]
• iOS
向けCitrix Workspace
アプリ1809
にアップグレードした後に公開アプリを起動すると、「信頼されて いない証明書」エラーメッセージが表⽰されます。[RFIOS-3368]
1811
で解決された問題•
デジタル署名が正しくキャプチャされない場合があります。この問題を解決するには、HandleDoubleTa-pLocally=no
パラメーターをdefault.ica
ファイルに追加して、この動作を無効にします。StoreFront
ま た はWeb Interface
サ ー バ ー のdefault.ica
フ ァ イ ル の 変 更 に つ い て は、Knowledge
Center
のCTX116357
を参照してください。[LD0629]
1810.2
で解決された問題 このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。1810.1
で解決された問題 このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。1810
で解決された問題 このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。1809
で解決された問題• Citrix Receiver
からCitrix Workspace
アプリにアップグレードすると、ユーザーがストアへログオンでき ない場合があります。[RFIOS-3233]
1808
で解決された問題 このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。既知の問題
1905.5
の既知の問題•
クラウドストアからワークスペースハブにアプリまたはデスクトップをローミングしているときに、同じアプ リまたはデスクトップをローカルで起動しようとすると、ローミングセッションは終了します。[WH-2128]
します。1905
での既知の問題 このリリースで確認されている新しい問題はありません。1904.5
での既知の問題 このリリースで確認されている新しい問題はありません。1904.2
での既知の問題 このリリースで確認されている新しい問題はありません。1904
での既知の問題 このリリースで確認されている新しい問題はありません。1903
での既知の問題• Safari Web
ブラウザーを使⽤してStoreFront
にサインオンすると、仮想デスクトップやアプリケーション が開かないことがあります。[RFIOS-4178]
1902
での既知の問題 このリリースで確認されている新しい問題はありません。1901
での既知の問題 このリリースで確認されている新しい問題はありません。1812
での既知の問題 このリリースで確認されている新しい問題はありません。1811
での既知の問題• 12.9
インチiPad Pro
で [⾃動調整-
⾼] 設定を使⽤すると、指タップが正しく認識されないことがあり ます。回避策としては、Citrix Workspace
アプリの[表⽰オプション]で別の設定に変更してください。[RFIOS-1766]
1810.2
での既知の問題• 12.9
インチiPad Pro
で [⾃動調整-
⾼] 設定を使⽤すると、指タップが正しく認識されないことがあり ます。回避策としては、Citrix Workspace
アプリの[表⽰オプション]で別の設定に変更してください。[RFIOS-1766]
•
ネットワークを切り替えると、セッションが再接続または再起動しないことがあります。回避策としては、Citrix Workspace
アプリを終了して再起動してください。[RFIOS-3246]
•
エラー「HdxSdkErrorDomain_Session error 8
」が表⽰され、セッションが起動しないことがあります。 回避策としては、Citrix Workspace
アプリを終了して再起動してください。[RFIOS-3374]
1810.1
での既知の問題このリリースで確認されている新しい問題はありません。
1810
での既知の問題1809
での既知の問題このリリースで確認されている新しい問題はありません。
1808
での既知の問題• iPhone
でスマートカードを使⽤している場合、ログオフ後にアプリを起動すると、読み込み中の状態のまま 進まなくなります。回避策としては、アプリを再起動してください。[RFIOS-2550]
•
スマートカードを使⽤している場合、iOS
向けCitrix Workspace
アプリへのアップグレード後にセッシ ョンから正しくサインアウトできないことがあります。回避策としては、アプリを再起動してください。[RFIOS-3076]
インストールの前提条件
June 27, 2019
システム要件と互換性
デバイスの要件• iOS
向けCitrix Workspace
アプリバージョン1808
は、iOS 10
、11
および12
をサポートします。•
このソフトウェアアップデートは、以下のデバイスで検証済みです:– iPhone 5x
モデル、iPhone 6x
モデル、iPhone 7x
モデル、iPhone 8x
モデル、iPhone X
のみ。– iPad Pro
を含めたすべてのiPad
モデル(iPad 1
とiPad 2
はサポートされていません)•
外部ディスプレイのサポートは次のとおりです。– iPhone - iOS
でサポートされるデバイス。– iPad - iOS
でサポートされるデバイス(ディスプレイ全体には表⽰されません)。サーバーの要件
各サーバーに最新の
Hotfix
がインストールされていることを確認してください。• iOS
向けCitrix Workspace
アプリで仮想デスクトップやアプリに接続する場合、Citrix StoreFront
、およ びWeb Interface
がサポートされます。– StoreFront 3.6
以降(推奨)。iOS
向けCitrix Workspace
アプリはStoreFront
の最新バージョンで 検証済みです。サポートされる前バージョンは、StoreFront 2.6
以降です。StoreFront
ストアへの直接アクセスを提供します。iOS
向けCitrix Workspace
アプリでは、前バー ジョンのStoreFront
もサポートされます。注:
XenApp
およびXenDesktop 7.8
で、Framehawk
仮想チャネルおよび3D Pro
がサポートさ れるようになりました。この機能は、iOS
向けCitrix Workspace
アプリに拡張されました。– Workspace for Web
サイトが構成されたStoreFront
StoreFront
ストアへのSafari Web
ブラウザーからのアクセスを提供します。ユーザーはブラウザーを使って⼿動で
ICA
ファイルを開く必要があります。この展開⽅法での制限事項については、StoreFront
のドキュメントを参照してください。Web Interface
:– Web Interface 5.4
とWeb Interface
サイト。– Web Interface 5.4
とXenApp Services
サイト。– Citrix Gateway
上のWeb Interface
(Safari
のみを使うブラウザーベースのアクセス)Citrix Gateway
で提供されるリライトポリシーを有効にする必要があります。• Citrix Virtual Apps and Desktops
、XenApp
およびXenDesktop
の以下のバージョン:– Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1808
以降– Citrix XenDesktop 7.x
以降– Citrix XenApp 7.5
以降– Citrix XenApp 6.5 for Windows Server 2008 R2
接続、証明書、認証
StoreFront
への接続では、iOS
向けCitrix Workspace
アプリで以下の認証⽅法がサポートされます:Web
向けWorkspace
(ブラウザー環 境)StoreFront
サ ービスサイト (ネイティブ)StoreFront
XenApp
Services
サイ ト(ネイティブ)Citrix
Gateway
からWorkspace
for Web
(ブラ ウザー)Citrix
Gateway
からStoreFront
サ ービスサイト (ネイティブ) 匿名 はい はい ドメイン はい はい はい はい*
はい*
ドメインパスス ルー はい はい はいWeb
向けWorkspace
(ブラウザー環 境)StoreFront
サ ービスサイト (ネイティブ)StoreFront
XenApp
Services
サイ ト(ネイティブ)Citrix
Gateway
からWorkspace
for Web
(ブラ ウザー)Citrix
Gateway
からStoreFront
サ ービスサイト (ネイティブ) セキュリティト ークン はい*
はい*
2
要素認証(ド メイン+
セキュ リティトークン) はい*
はい*
SMS
はい*
いいえ スマートカード はい はい*
はい*
ユーザー証明書 はい(Citrix
Gateway
Plug-in
) はい(Citrix
Gateway
Plug-in
)*Workspace for Web
サイトおよびCitrix Gateway
を含む展開に対してのみ使⽤できます(デバイスへの関連プ ラグインのインストールは不問)。Web Interface 5.4
への接続では、iOS
向けCitrix Workspace
アプリで以下の認証⽅法がサポートされます: 注:Web Interface
では、「指定ユーザー」による認証がドメインおよびセキュリティトークン認証に相当します。Web Interface
(ブラウザー)Web Interface
XenApp Services
サイトCitrix Gateway
か らWeb Interface
(ブラウザー)Citrix Gateway
か らWeb Interface
XenApp Services
サイト 匿名 はい ドメイン はい はい はい*
ドメインパススル ー はい セキュリティトー クン はい*
Web Interface
(ブラウザー)Web Interface
XenApp Services
サイトCitrix Gateway
か らWeb Interface
(ブラウザー)Citrix Gateway
か らWeb Interface
XenApp Services
サイト2
要素認証(ドメイ ン+
セキュリティ トークン) はい*
SMS
はい*
スマートカード ユーザー証明書 はい(Citrix
Gateway Plug-in
が必要) 証明書 プライベート(⾃⼰署名)証明書 リモートゲートウェイにプライベート証明書がインストールされている場合は、組織の証明機関のルート証明書をデ バイスにインストールしないと、iOS
向けCitrix Workspace
アプリを使⽤してシトリックスのリソースにアクセス できません。 注: 接続時にリモートゲートウェイの証明書を検証できない場合(ローカルのキーストアにルート証明書が含まれ ていないため)、信頼されていない証明書の警告が表⽰されます。ユーザーが警告に対してそのまま続⾏するこ とを選択した場合、アプリケーションの⼀覧が表⽰されますが、アプリケーションの起動に失敗します。 ⼿動でインストールした証明書iOS 10.3
以降では、⼿動でインストールしたプロファイルに含まれる証明書は、SSL
通信に対して⾃動的には信頼さ れません。iOS
で⼿動でインストールした証明書プロファイルを信頼するには:1.
証明書プロファイルがデバイス上にインストールされていることを確認します。2.
[設定]>
[⼀般]>
[情報]>
[証明書信頼設定] の順に選択します。 プロファイルを介してインストールされた各ルート証明書は、[ルート証明書を全⾯的に信頼する] の下に表 ⽰されます。3.
各ルート証明書に対して、信頼設定を切り替えることができます。iPad
およびiPhone
へのルート証明書のインポート 証明書の発⾏者のルート証明書を取得して、デバイスに構成されているメールアカウントにメールで送信します。添 付ファイルをクリックすると、ルート証明書をインポートするかどうかを確認するメッセージが表⽰されます。 ワイルドカード証明書 ワイルドカード証明書は、同⼀ドメイン内の任意のサーバーで個別のサーバー証明書の代わりに使⽤します。iOS
向 けCitrix Workspace
アプリでは、ワイルドカード証明書がサポートされています。 中間証明書とCitrix Gateway
証明書チェーンに中間証明書が含まれる場合は、中間証明書を
Citrix Gateway
(またはAccess Gateway
)のサー バー証明書に追加する必要があります。Access Gateway
でのインストールについては、使⽤するAccess Gateway
のエディションに関する
Knowledge Base
アーティクルを参照してください:CTX114146
:How to Install an Intermediate Certificate on Access Gateway Enterprise Edition
RSA SecurID
認証は、Secure Gateway
構成(Web Interface
を使⽤する環境のみ)と、すべてのAccess Gateway
構成でサポートされています。
iOS
向けCitrix Workspace
アプリでは、Access Gateway
でサポートされるすべての認証⽅法がサポートされて います。サーバー証明書検証ポリシー
iOS
向けCitrix Workspace
アプリのリリースでは、サーバー証明書に関する厳格な検証ポリシーがあります。 重要このバージョンの
iOS
向けCitrix Workspace
アプリをインストールする前に、サーバーまたはゲートウェイ の証明書が、ここで説明されているように正しく構成されていることを確認してください。以下の場合、接続で きないことがあります:•
サーバーまたはゲートウェイの構成に間違ったルート証明書が含まれている•
サーバーまたはゲートウェイ構成にすべての中間証明書が含まれていない•
サーバーまたはゲートウェイ構成に期限切れまたは無効な中間証明書が含まれている•
サーバーまたはゲートウェイ構成にクロスルート⽤中間証明書が含まれていないiOS
向けCitrix Workspace
アプリは、サーバー証明書を検証するときにサーバー(またはゲートウェイ)が提供す るすべての証明書を使⽤するようになりました。以前のリリース同様、iOS
向けCitrix Workspace
アプリは、証明 書が信頼済みかについても確認します。すべての証明書が信頼済みでない場合、接続に失敗します。このポリシーは、
Web
ブラウザーの証明書ポリシーより厳格です。多くのWeb
ブラウザーには、多数の信頼済みのサーバー(またはゲートウェイ)は、正しい証明書セットで構成する必要があります。不正な証明書のセットを使⽤ すると、
iOS
向けCitrix Workspace
アプリの接続に失敗することがあります。以下は、ゲートウェイがこのような有効な証明書で構成されていることを前提としています。この構成は、
iOS
向けCitrix Workspace
アプリで使⽤されるルート証明書を正確に確認するために、より厳格な検証が必要なユーザーに お勧めします:•
「サーバー証明書サンプル」•
「中間証明書サンプル」•
「ルート証明書サンプル」次に、
iOS
向けCitrix Workspace
アプリはこれらすべての証明書が有効であることを確認します。iOS
向けCitrix
Workspace
アプリが「ルート証明書サンプル」を信頼済みであることも確認します。iOS
向けCitrix Workspace
アプリが「ルート証明書サンプル」を信頼していない場合、接続に失敗します。
重要
証明機関によっては、複数のルート証明書があります。このような、より厳格な検証が必要であれば、構成で 適切なルート証明書が使⽤されていることを確認してください。たとえば、現在同じサーバー証明書を検証 できる
2
つの証明書(「DigiCert
」/
「GTE CyberTrust Global Root
」および「DigiCert Baltimore Root
」/
「Baltimore CyberTrust Root
」)があるとします。ユーザーデバイスによっては、両⽅のルート証明書が 使⽤できます。その他のデバイスでは、1
つの証明書のみを使⽤できます(「DigiCert Baltimore Root
」/
「
Baltimore CyberTrust Root
」)。ゲートウェイで「GTE CyberTrust Global Root
」を構成すると、これら のユーザーデバイスでiOS
向けCitrix Workspace
アプリの接続に失敗します。どのルート証明書を使⽤すべ きかについては、証明機関のドキュメントを参照してください。また、ルート証明書の有効期限についても注意 してください。iOS
向けCitrix Workspace
アプリはこれらすべての証明書が有効であることを確認します。次に、ユーザーデバ イスでルート証明書を検索します。正しく検証される証明書が⾒つかり、信頼済みである場合(「ルート証明書サンプル」など)、接続は成功します。信頼済みの証明書が⾒つからない場合は、失敗します。この構成では、
iOS
向けCitrix Workspace
アプリが必要とする中間証明書が提供されますが、iOS
向けCitrix Workspace
アプリは任意の 有効な、信頼済みのルート証明書を選択できます。以下は、ゲートウェイがこのような証明書で構成されていることを前提としています。
•
「サーバー証明書サンプル」•
「中間証明書サンプル」•
「間違ったルート証明書」Web
ブラウザーは、不正なルート証明書を無視することがありますが、iOS
向けCitrix Workspace
アプリは不正 なルート証明書を無視しないため、接続は失敗します。証明機関によっては、複数の中間証明書を使⽤します。この場合、ゲートウェイは通常、以下のようにすべて中間証 明書(ルート証明書ではない)で構成されます:
•
「サーバー証明書サンプル」•
「中間証明書サンプル2
」 重要証明機関によっては、クロスルート⽤中間証明書を使⽤します。これは、複数のルート証明書があり、以前の ルート証明書が最新のルート証明書と同時に使⽤中の状況を想定しています。この場合、少なくとも
2
つの中 間証明書が存在します。たとえば、以前のルート証明書「Class 3 Public Primary Certification Authority
」 には、関連するクロスルート⽤中間証明書「VeriSign Class 3 Public Primary Certification Authority
-G5
」があります。ただし、最新のルート証明書「VeriSign Class 3 Public Primary Certification Authority
- G5
」も利⽤可能であり、「Class 3 Public Primary Certification Authority
」に置き換わります。最新のル ート証明書はクロスルート⽤中間証明書を使⽤しません。 注 クロスルート⽤中間証明書およびルート証明書は、同じサブジェクト名(発⾏先)ですが、クロスルート中間証 明書には異なる発⾏者名(発⾏元)があります。これによって、クロスルート⽤中間証明書と通常の中間証明書 (「中間証明書サンプル2
」など)を区別できます。 通常は、このルート証明書およびクロスルート⽤中間証明書を省略した構成が推奨されます:•
「サーバー証明書サンプル」•
「中間証明書サンプル」 クロスルート⽤中間証明書をゲートウェイで構成しないでください。これは、ゲートウェイで以前のルート証明書が 選択されるようになるのを避けるためです:•
「サーバー証明書サンプル」•
「中間証明書サンプル」•
「クロスルート⽤中間証明書サンプル」(⾮推奨) ゲートウェイでサーバー証明書のみを構成しないでください:•
「サーバー証明書サンプル」この場合、
iOS
向けCitrix Workspace
アプリはすべての中間証明書を検出できないため、接続に失敗します。導⼊
June 27, 2019
セットアップ
iOS
向けCitrix Workspace
アプリはCitrix Virtual Apps
環境向けのWeb Interface
の構成をサポートします。を作成できます。これらの
Web Interface
サイトにより、クライアントデバイスがサーバーファームに接続できる ようになります。iOS
向けCitrix Workspace
アプリとWeb Interface
サイト間での認証は、Citrix Secure Web
Gateway
など、さまざまな⽅法で実装できます。また、
StoreFront
がiOS
向けCitrix Workspace
アプリへの認証およびリソース配信を提供するように構成して、 デスクトップ、アプリケーション、およびそのほかのリソースをユーザーに配信する⼀拠点のエンタープライズリソ ースストアを作成することもできます。接続の構成については、
http://community.citrix.com
を参照してください。ビデオ、ブログ、サポートフォーラ ムなどを利⽤できます。Citrix Virtual Apps and Desktops
の展開環境で公開されているアプリケーションにユーザーがアクセスできるよ うにするには、以下のコンポーネントを構成する必要があります。•
アプリケーションを公開するときは、StoreFront
のストアを経由してアプリケーションにアクセスするユー ザーのエクスペリエンスを向上させるために、次のオプションについて検討します。–
公開アプリケーションを簡単に識別できるように、わかりやすい説明を⼊⼒します。この説明は、ユーザーの
iOS
向けCitrix Workspace
アプリに表⽰されます。–
管理者は、iOS
向けCitrix Workspace
アプリの[おすすめ]の⼀覧にアプリケーションを表⽰して、 モバイルデバイスユーザー⽤の公開アプリケーションを強調できます。iOS
向けCitrix Workspace
ア プリの[おすすめ]の⼀覧にアプリケーションを追加するには、サーバー上でその公開アプリケーショ ンのプロパティを編集し、[説明]ボックスに⽂字列「KEYWORDS:Featured
」を追加します。–
アプリケーションの表⽰サイズをモバイルデバイスの画⾯サイズに合わせる機能を有効にするに は、サーバー上でその公開アプリケーションのプロパティを編集し、[説明]ボックスに⽂字列 「KEYWORDS:mobile
」を追加します。このキーワードの追加により、そのアプリケーションでの⾃動 スクロール機能も有効になります。–
アプリケーションがストアのユーザー全員に⾃動的にサブスクライブされるようにするには、Citrix
Virtual Apps
でそのアプリケーションを公開する時に、説明にKEYWORDS:Auto
という⽂字列を追 加します。ユーザーがストアにログオンすると、そのアプリケーションを⼿動でサブスクライブしなく ても⾃動的にプロビジョニングされます。• Citrix Virtual Apps and Desktops
展開環境のWeb Interface
で、Web
サイトまたはCitrix Virtual Apps
and Desktops
サイトを作成します。サイト名およびその作成⽅法は、インストールしているWeb Interface
のバージョンにより異なります。サイトの作成⽅法について詳しくは、使⽤するバージョンの
Web Interface
の ドキュメントで「サイトの作成」に関するトピックを参照してください。⼿動セットアップ
通常、
iOS
向けCitrix Workspace
アプリでCitrix Gateway
に接続すると、認証の後でXenApp Services
サイト またはCitrix Virtual Apps Web
サイトが検出されます。サイトが検出されない場合、iOS
向けCitrix Workspace
アプリはエラーを表⽰します。この問題を避けるには、
iOS
向けCitrix Workspace
アプリが正しくCitrix Gateway
1.
画⾯右上の[アカウント]アイコンをタップして、[アカウント]画⾯のプラス記号(+
)をタップします。[新 規アカウント]画⾯が開きます。2.
画⾯左下の[オプション]の左側のアイコンをタップして、[⼿動セットアップ]をタップします。画⾯に追加のフィールドが表⽰されます。
3.
[アドレス]フィールドに、接続先のサイトまたはCitrix Gateway
のURL
(agee.mycompany.com
など) を⼊⼒します。4.
次のいずれかの接続オプションを選択します。選択するオプションにより、異なるフィールドが表⽰されます。• Web Interface - iOS
向けCitrix Workspace
アプリでCitrix Virtual Apps Web
サイトを表⽰する 場合は、このオプションを選択します。Web
ブラウザーでの表⽰に似ており、「Web
ビュー」とも呼ば れます。• XenApp Services - Citrix Gateway
経由の認証が構成されていない特定のXenApp Services
サイト を指定する場合は、このオプションを選択します。追加されるフィールドに、ログオン⽤の資格情報を ⼊⼒します。– <StoreFront FQDN>
:複数のストアがある場合は⼀覧が表⽰され、追加するストアをユーザーが 選択できます。– <StoreFront FQDN>/citrix/<Store Name>
:<Store Name>
に指定するStoreFront
のスト アが追加されます。ここで、Store Name
はストア名です。– <StoreFront FQDN>/citrix/PnAgent/config.xml
:従来の既定のPNAgent
ストアが追加され ます。– <StoreFront FQDN>/citrix/<Store Name>/PnAgent/config.xml
:<Store Name>
に関連付 けられている従来のPNAgent
ストアが追加されます。ここで、Store Name
はストア名です。• Citrix Gateway -
特定のCitrix Gateway
経由でXenApp Services
サイトに接続する場合は、このオ プションを選択します。追加されるオプションでサーバーのエディションを選択し、ログオン⽤の資格 情報、セキュリティトークンを使⽤するかどうかなどを指定します。5.
[証明書の警告を無視]で、無効、⾃⼰署名、または期限切れの証明書を無視してサーバーに接続するかどうか を指定します。デフォルトでは、[オフ]になっています。 重要:このオプションをオンにする場合は、常に接続先のサーバーが正しいかどうかを確認してください。ユ ーザーのデバイスを不正な攻撃から守るため、すべてのサーバー上に有効な証明書をインストールしておくこ とを強くお勧めします。証明機関から⼊⼿したSSL
証明書を使⽤すると、サーバーのセキュリティが向上しま す。⾃⼰署名⼊りの証明書を使⽤したり、証明書を使⽤しなかったりすることは推奨されません。6.
[保存]をタップします。7.
ユーザー名およびパスワード(2
要素認証を選択した場合はトークン)を⼊⼒し、[ログオン]をタップします。
iOS
向けCitrix Workspace
アプリの画⾯が開き、デスクトップにアクセスしたり、アプリを追加および 実⾏したりできます。StoreFront
重要:
Edition 9.3
以降およびCitrix Gateway 12
以前をサポートします。• iOS
向けCitrix Workspace
アプリでは、Web Interface
のXenApp Services
サイトがサポートされ ます。• iOS
向けCitrix Workspace
アプリは、Web
ブラウザーがWorkspace for Web
と連携している限り、 セッションの開始をサポートします。セッションが開始しない場合、iOS
向けCitrix Workspace
アプ リを介して直接アカウントを構成します。ユーザーはCitrix Workspace
のブラウザーを開く機能を使 って⼿動でICA
ファイルを開く必要があります。この展開⽅法での制限事項については、StoreFront
の ドキュメントを参照してください。StoreFront
で作成するストアは、iOS
向けCitrix Workspace
アプリのリソース配信インフラストラクチャと認 証を提供するサービスにより構成されます。このストアにより、Citrix Virtual Apps and Desktops
サイトおよびCitrix Virtual Apps
ファームからデスクトップとアプリケーションが列挙および集約され、これらのリソースをユ ーザーが使⽤できるようになります。1. StoreFront
をインストールして構成します。詳しくは、StoreFront
の製品ドキュメントを参照してくださ い。iOS
向けCitrix Workspace
アプリダウンロードサイトを独⾃に作成する管理者⽤に、テンプレートが提 供されています。2. Citrix Virtual Apps and Desktops
のアプリケーションと同様の⼿順で、StoreFront
⽤にストアを構成し ます。ユーザーのモバイルデバイス側で特別な構成を⾏う必要はありません。詳しくは、製品ドキュメントの 「StoreFront
」のセクションで、「ユーザーアクセスオプション」を参照してください。以下のいずれかの⽅法を使⽤します:
•
プロビジョニングファイル。管理者は、ストアに接続するための詳細が定義されたプロビジョニングファイル(
CR
ファイル)をユーザーに提供します。デバイスにインストールした後で、提供されたCR
ファイルをユーザーが開くと
iOS
向けCitrix Workspace
アプリが⾃動的に構成されます。Web
向けWorkspace
のサイトは、デフォルトではそのサイトの単⼀ストア⽤のプロビジョニングファイルがユ ーザーに提供されます。または、管理者がCitrix StoreFront
管理コンソールで単⼀または複数のスト ア⽤のプロビジョニングファイルを⽣成して、それらをユーザーにメールなどで配布することもできま す。•
⼿動構成。デスクトップやアプリケーションにアクセスするには、Citrix Gateway
またはストアURL
が必要であることをユーザーに直接知らせることができます。
Citrix Gateway
を経由する接続の場合、 ユーザーは製品のエディションと必要な認証⽅法についても把握する必要があります。インストール後、iOS
向けCitrix Workspace
アプリにこれらの詳細を⼊⼒し、接続が検証され成功すると、ログオンを 求められます。•
⾃動構成。ようこそ画⾯で [アカウントの追加] をタップして、アドレスフィールドにStoreFront
サ ーバーのURL
を⼊⼒します。追加中、アカウントは⾃動的に構成されます。Citrix Gateway
を構成するには 外部から接続するユーザー(遠隔地からインターネット経由で接続するユーザーなど)にアクセスを提供するには、Citrix Gateway
を使⽤した認証を構成します。• StoreFront
を 使 ⽤ す る と、iOS
向 けCitrix Workspace
ア プ リ はCitrix Access Gateway Enterprise
Edition 9.3
以降およびCitrix Gateway 12
以前をサポートします。iOS
向けCitrix Workspace
アプリでのアプリへのアクセスを構成するには1.
アプリへ⾃動的にアクセスするようiOS
向けCitrix Workspace
アプリを構成する場合、新しいアカウントを 作成する時に[アドレス]フィールドにストアの⼀致URL
を⼊⼒します(例:storefront.organization.com
)。2.
スマートカードを使って認証している場合は、[スマートカードの使⽤] オプションを選択します。3.
⼿動で構成する場合([オプション]>
[⼿動セットアップ]の順にタップ)、そのほかの必要な情報を⼊⼒し、 セキュリティトークンを有効にしたり認証の種類を選択したりするなど、Citrix Gateway
の認証⽅法を選択 して設定を保存します。 注: ストアへのログオンは約1
時間有効です。これを超過した場合、再ログオンするまでアプリケーション⼀覧を更 新したりほかのアプリケーションを起動したりできなくなります。Web Interface
Web Interface
サイトを設定する場合、iPhone
およびiPad
のユーザーは、デバイスのSafari
ブラウザーでWeb
Interface
サイトに接続してアプリケーションを起動します。管理者は、ほかのCitrix Virtual Apps
アプリケーシ ョンと同じ⽅法でWeb Interface
サイトを設定できます。モバイルデバイス⽤にXenApp Services
サイトが設定 されていない場合、iOS
向けCitrix Workspace
アプリは⾃動的にWeb Interface
サイトに接続されます。ユーザ ーのモバイルデバイス側で特別な構成を⾏う必要はありません。iPhone
およびiPad
のSafari
では、Web Interface 5.x
がサポートされています。iOS
デバイス上でアプリケーションを起動するにはユーザーデバイスで、通常の資格情報を⼊⼒して
Web Interface
サイトにログオンします。モバイルデバイスの⾃動プロビジョニング
StoreFront
で、ストアで使⽤されるCitrix Gateway
環境やビーコンポイントなどの詳細情報が定義されたプロビジョニングファイルを⽣成するには、[複数ストアのプロビジョニングファイルのエクスポート]および[プロビジョ
ニングファイルのエクスポート]タスクを使⽤します。ユーザーにプロビジョニングファイルを提供すると、ユーザ ーが
iOS
向けCitrix Workspace
アプリを簡単に構成できるようになります。iOS
向けCitrix Workspace
アプリ のプロビジョニングファイルは、Workspace for Web
サイトから⼊⼿できるようにすることもできます。重要:複数サーバーによる展開環境では、複数のサーバー上で同時にサーバーグループの構成を変更しないでくださ い。展開内のほかのサーバー上で
Citrix StoreFront
管理コンソールを同時に実⾏していないことを確認してくださ1. Windows
の[スタート]画⾯または[アプリ]画⾯で、[Citrix StoreFront
]タイルをクリックします。Citrix
StoreFront
管理コンソールの左ペインで[ストア]ノードを選択します。2.
複数のストアの詳細情報が定義されたプロビジョニングファイルを⽣成するには、[操作]ペインの[複数スト アのプロビジョニングファイルのエクスポート]をクリックして、対象のサイトを選択します。3.
[エクスポート]をクリックして、拡張⼦が.cr
のプロビジョニングファイルをネットワーク上の適切な場所に 保存します。ユーザーのアクセス情報
管理者は、ユーザーに
iOS
向けCitrix Workspace
アプリアカウントの情報を提供します。ユーザーは、この情報を 使⽤してアプリケーション、デスクトップ、およびデータにアクセスします。次の⽅法でユーザーに情報を提供でき ます:•
メールアドレスによるアカウント検出を構成する•
ユーザーにプロビジョニングファイルを提供する•
アカウント情報をユーザーに⼿⼊⼒させる メールアドレスによるアカウント検出を構成する管理者は、メールアドレスによる
iOS
向けCitrix Workspace
アプリアカウントの検出機能を構成できます。この機 能を有効にした場合、ユーザーはiOS
向けCitrix Workspace
アプリの初期設定時にサーバーのURL
の代わりに⾃ 分のメールアドレスを⼊⼒できます。DNS
(Domain Name System
)サービス(SRV
)レコードにより、そのメー ルアドレスに関連付けられているAccess Gateway
、StoreFront
サーバー、またはAppController
仮想アプライ アンスが⾃動的に検出され、ホストされているアプリケーション、デスクトップ、およびデータにアクセスするため のログオンを求めるメッセージが表⽰されます。注:
iOS
向けCitrix Workspace
アプリでWeb Interface
に接続する環境では、メールアドレスによるアカウン ト検出がサポートされません。ユーザーにプロビジョニングファイルを提供する
管理者は、
StoreFront
を使⽤して、接続の詳細情報を定義したプロビジョニングファイルを作成できます。作成したプロビジョニングファイルをユーザーに提供して、
iOS
向けCitrix Workspace
アプリを⾃動的に構成できるよう にします。デバイスにiOS
向けCitrix Workspace
アプリをインストールした後で、提供されたCR
ファイルをユー ザーが開くとiOS
向けCitrix Workspace
アプリが⾃動的に構成されます。Workspace for Web
サイトを構成す る場合は、そのサイトからユーザーにiOS
向けCitrix Workspace
アプリのプロビジョニングファイルを提供する こともできます。アカウント情報をユーザーに⼿⼊⼒させる
ユーザーにアカウント情報を⼊⼒させる場合は、以下の情報を提供する必要があります:
• StoreFront URL
またはXenApp Services
サイトがホストするリソース。例:servername
.
company
.
com
• Citrix Gateway
を使⽤する場合は、そのアドレスと認証⽅法。ユーザーが新しいアカウントの詳細を⼊⼒すると、
iOS
向けCitrix Workspace
アプリにより接続が検証されます。 検証に成功すると、そのアカウントにログオンするための画⾯が開きます。構成
June 27, 2019
パスワードの保存
Citrix Web Interface
管理コンソールでは、認証時にユーザーがパスワードを保存することを許可できます。管理者 がユーザーのアカウントを設定すると、パスワードが暗号化され、そのユーザーの初回接続時まで保存されます。以 下に注意してください。•
ユーザーによるパスワードの保存を許可すると、パスワードがデバイス上に格納され、アプリケーションへの 接続時にパスワードの再⼊⼒が不要になります。 注: パスワードが保存されるのは、ユーザーがアカウントを作成する時にパスワードを⼊⼒した場合のみです。アカ ウントのパスワードが⼊⼒されていない場合は、サーバー側の設定にかかわらずパスワードは保存されません。•
管理者がパスワードの保存を無効(デフォルト設定)にすると、接続時に常にパスワードの⼊⼒が必要になり ます。 注:StoreFront
直接接続では、パスワードを保存することはできません。 パスワード保存設定を上書きするには サーバー側でパスワードの保存を有効にしても、ユーザーは以下の⽅法でパスワードの⼊⼒が毎回要求されるように 設定できます:•
アカウント作成時に、パスワードフィールドを空⽩のままにする。パスワードの保存機能の使⽤
iOS
向けCitrix Workspace
アプリでパスワードを保存することができるため、接続プロセスが効率的に処理されま す。これにより、iOS
向けCitrix Workspace
アプリを開くたびにセッションを認証する追加⼿順が省かれます。注: パスワードの保存機能は現在、
PNA
プロトコルと連携して機能します。StoreFront
ネイティブモードでは機 能しません。ただし、StoreFront
でPNA
レガシモードを有効にするとこの機能が有効になります。StoreFront PNA
レガシモードの構成StoreFront PNA
レガシモードを構成してパスワードの保存機能を有効にするには:1.
既存のストアを構成している場合は、⼿順3
に移動します。2.
新しいStoreFront
展開を構成するには、Citrix StoreFront
の「インストール、セットアップ、およびアン インストール」で説明されているベストプラクティスの説明に従ってください。3. Citrix StoreFront
管理コンソールを開きます。ベースURL
がHTTPS
を使⽤し、SSL
証明書の⽣成時に指 定したのと同じ共通名にする必要があります。4.
構成するストアを選択します。5.
[XenApp Services
サポートの構成] をクリックします。6.
[レガシサポート] を有効にして [OK
] をクリックします。7. c:\\inetpub\wwwroot\Citrix\<store name>\Views\PnaConfig\
にあるテンプレート構成ファイルにア クセスします。ここで、store name
はストア名です。8. Config.aspx
のバックアップを作成します。9.
元のConfig.aspx
ファイルを開きます。10.
⾏「<EnableSavePassword>false</EnableSavePassword>
」の「false
」値を「true
」に変更します。11.
編集したConfig.aspx
ファイルを保存します。12. StoreFront
サーバーで、管理者権限を使ってPowerShell
を実⾏します。13. PowerShell
コンソールで、次のように実⾏します:a.
次のディレクトリに変更します。c:\\Program Files\Citrix\Workspace StoreFront\Scripts
b.
次のように⼊⼒します。「Set-ExecutionPolicy RemoteSigned
」c.
次のように⼊⼒します。「.\\ImportModules.ps1
」d.
次のように⼊⼒します。「Set-DSDerviceMonitorFeature –ServiceUrl
https
:
//localhost:443/
StorefrontMonitor
パスワードを保存する
Citrix Gateway
の構成 注: この構成は、Citrix Gateway
負荷分散サーバーを使⽤します。Citrix Gateway
を構成してパスワードの保存機能をサポートするには:1. Citrix Gateway
管理コンソールにログオンします。2. Citrix
ベストプラクティスに従って負荷分散仮想サーバー⽤の証明書を作成します。3.
[Configuration
]タブで、[Traffic Management
]>
[Load Balancing
]>
[Servers
]の順に移動し、[Add
] をクリックします。4. StoreFront
サーバーのサーバー名とIP
アドレスを⼊⼒します。5.
[作成] をクリックします。StoreFront
グループがある場合は、グループ内のすべてのサーバーで⼿順5.
を 繰り返します。6.
[Configuration
]タブで、[Traffic Management
]>
[Load Balancing
]>
[Monitor
] の順に移動し、 [Add
] をクリックします。7.
モニター名を⼊⼒します。[Type
]として [STOREFRONT
] を選択します。ページ下部で、[Secure
] を 選択します(StoreFront
サーバーではHTTPS
を使⽤するためこれを選択する必要があります)。8.
[Special Parameters
] タブをクリックします。前の⼿順で構成したStoreFront
名を⼊⼒し、[Check
Backed Services
] を選択してから [Create
] をクリックします。9.
[Configuration
] タブで、[Traffic Management
]>
[Load Balancing
]>
[Service Groups
] に 移動し、[Add
] をクリックします。10.
サービスグループ名を⼊⼒し、プロトコルを [SSL
] に設定し、[OK
] をクリックします。11.
画⾯の右側の[Advanced Settings
]で [Settings
] を選択します。12.
クライアントIP
を有効にして、Header
値をX-Forwarded-For
にして [OK
] をクリックします。13.
画⾯右側で([Advanced Settings
]の下)[Monitors
] を選択します。⽮印をクリックして新しいモニタ ーを追加します。14.
[Add
] ボタンをクリックし、[Select Monitor
] ドロップダウンを選択します。モニターの⼀覧(Citrix
Gateway
で構成)が表⽰されます。15.
作成したモニターの横にあるラジオボタンをクリックして、[Select
]、[Bind
] の順にクリックします。16.
画⾯右側で([Advanced Settings
]の下)[Members
] を選択します。⽮印をクリックして新しいサービ スグループメンバーを追加します。17.
[Add
] ボタンをクリックして、[Select Member
] ドロップダウンを選択します。19.
ポート番号として「443
」と⼊⼒し、Hash ID
に⼀意の番号を指定してから [Create
]、[Done
] の順に クリックします。すべてが適切に構成されたら、[Effective State
] が緑となってモニターが適正に機能し ていることが⽰されます。20.
[Traffic Management
]>
[Load Balancing
]>
[Virtual Server
]の順にクリックし、[Add
] をクリッ クします。サーバー名を⼊⼒してプロトコルに [SSL
] を選択します。21. StoreFront
負荷分散サーバーのIP
アドレスを⼊⼒し、[OK
] をクリックします。22.
[Load Balancing Virtual Server Service Group
] を選択し、⽮印をクリックして以前に作成したサー ビスグループを追加します。[OK
] を2
回クリックします。23.
負荷分散仮想サーバーに対して作成されたSSL
証明書を割り当てます。[No Server Certificate
] を選択 します。24.
⼀覧から負荷分散サーバー証明書を選択し [Bind
] をクリックします。25.
ドメイン証明書を負荷分散サーバーに追加します。[No CA certificate
] をクリックします。26.
ドメイン証明書をクリックし、[Bind
] をクリックします。27.
画⾯右側で [Persistence
] を選択します。28.
[Persistence
]を[SOURCEIP
]に変更して、タイムアウト値を[20
]に設定します。[Save
]、[Done
] の順にクリックします。29.
ドメインDNS
サーバーで負荷分散サーバー(未作成の場合)を追加します。30. iOS
デバイスでiOS
向けCitrix Workspace
アプリを起動して、完全なXenApp URL
を⼊⼒します。Content Collaboration
サービスの統合
Citrix Content Collaboration
を使⽤すると、ドキュメントを簡単かつセキュアに交換したり、メールで⼤容量の ドキュメントを送信したり、サードパーティへのドキュメント転送をセキュアに処理したり、コラボレーションスペースにアクセスすることができます。また、
Web
ベースのインターフェイス、モバイルクライアント、デスクトップアプリ、
Microsoft Outlook
やGmail
との統合など、さまざまな⽅法で作業できます。Citrix Content Collaboration
機能には、Citrix Workspace
アプリの[ファイル]タブからアクセスできます。[フ ァイル]タブは、Citrix Cloud
コンソールのワークスペース構成でContent Collaboration
サービスが有効になっ ている場合にのみ表⽰されます。注:
オペレーティングシステムでセキュリティオプションが設定されているため、
Citrix Workspace
アプリでのCitrix Content Collaboration
の統合は、Windows Server 2012
およびWindows Server 2016
ではサポ ートされていません。制限事項:
• Citrix Workspace
アプリをリセットしても、Citrix Content Collaboration
はログオフされません。• Citrix Workspace
アプリでストアを切り替えても、Citrix Content Collaboration
はログオフされません。Citrix Ready
ワークスペースハブ
次のシステム要件がすべて満たされている場合、
Citrix Workspace
アプリでCitrix Ready
ワークスペースハブが 有効になります:• iOS
向けCitrix Workspace
アプリ1810.1
以降• Bluetooth
に対応している構成
Citrix Ready
ワークスペースハブの各機能を有効にするには、デバイス上で [設定] に移動し、[Citrix Casting
]をタップして機能を有効化します。詳しくは、
iOS
デバイスのヘルプドキュメントを参照してください。 既知の制限事項•
セッションのローミングは、オンプレミスのストアに接続されているiPhone
デバイスに限られます。• VDA 7.18
およびそれ以前の場合、ワークスペースハブにキャストするには、使⽤するデスクトップまたはそ の他のリソースでH.264
の全画⾯ポリシーが有効、および従来のグラフィックモードポリシーが無効になっ ている必要があります。 セッション共有iOS
向けCitrix Workspace
アプリアカウントをログオフするときに、実⾏中のアプリケーションやデスクトップが 検出されると、セッションを切断するかログオフするかを選択する画⾯が開きます:•
切断:アカウントからログオフされますが、Windows
アプリケーションやデスクトップはサーバー上で実⾏されたままになります。ほかのデバイス上の