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総合的・効果的な人権施策の推進に向けて 市原市人権指針 市原市

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Academic year: 2018

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(1)

「誰もが人として大切にされ、生まれてよかった、住んでよかったと感じる、ふる

さといちはらの創造」のため、行政、市民、NPO等の民間団体、企業などによる人

権施策推進の実践と協働が欠かせません。

このため、

人権尊重を基本認識とし、

市、

市民、

関係機関等との連携・協働のもと、

人権施策を推進します。

市民との協働

人権は、市民生活のあらゆる場面において関わりを持つものであり、権利の主体

である市民の参加なくして、市民の人権の保障は成り立ちません。

このため、市民と行政が対等の立場でお互いの目的意識と役割分担のもと、協働

して人権施策を推進します。

また、さまざまな人権課題に対応する本市の人権施策の推進に当たっては、人権

施策推進懇話会を開催するなど広く意見を求めるとともに、市民との協働を進めま

す。

市の推進体制

人権問題は、複数の要因が絡み合い、新たな問題が生まれるなど、複雑化多様化

しています。そのため、個別分野ごとの施策の推進だけではなく、総合的な視点を

持ち、効果的な対応を行うことが求められています。

複雑化多様化する人権課題に対応するため、情報の共有や連携を図る庁内推進会

議を整備し、全庁的な取組みによる人権施策を推進します。

各種団体等との連携

行政関係機関

千葉地方法務局等の国の機関や千葉人権擁護委員協議会、県及び県の関係機関、

他市町村などとの連携を図りながら、人権施策を推進します。

(2)

題や人権施策に関する情報交換を行うほか、千葉・茂原人権啓発活動地域ネットワ

ーク協議会への参加など、広域的な連携を図ります。

企業・団体等

企業やNPO、ボランティア団体などが行う主体的な人権啓発活動や擁護活動を

促進し、連携や協働の強化、推進を図ります。

指針の点検・見直し

この人権指針や人権施策の推進については、社会情勢の変化などに応じ点検、見

直しを行ないます。

千葉・茂原人権啓発活動地域ネットワーク協議会

人権啓発活動を総合的、効果的かつ効率的に推進することを目的とする協議会。 構成員は、千葉地方法務局、千葉人権擁護委員協議会、千葉市、千葉市教育委員会、習 志野市 、市原市、東金市、大網白里町、九十九里町、千葉地方法務局茂原支局、茂原人権

(3)

分 野 別 人 権 課 題 へ の

対応

女性、子ども、高齢者、

障がい者など、

個別の分野

に お け る 固 有 の 課 題 に 応

じた施策を推進する。

人権擁護体制の充実

多 様 化 し 複 雑 化 す る さ

ま ざ ま な 人 権 問 題 に 対 応

し て い く た め 、 相 談 や 救

済、

支援などの人権擁護に

係る体制の充実に努める。

人権施策の推進方向

人権教育・啓発の推進

市 民 一人 ひと りが 人権

尊 重の重 要性を 正しく 認

識 し、他 人の人 権を十 分

に 尊重し た行動 がとれ る

よ う、家 庭、学 校、地 域

社 会、職 場など あらゆ る

場 面を通 した人 権教育 、

人権啓発を推進する。

家庭

学校

地域社会

職場

特定職業従事 者

相談・支援体 制の充実 救済・保護体 制の充実 情報提供の充 実

女性

子ども

高齢者

障がい者

被差別部落出 身者

外国人

感染症患者等

様々な人権問 題

基本理念の実現のた

めの3つの目標

誰もが人

として

大切に

され、

生まれて

よかっ

た、住

んでよ

かった

感じる

ふるさと

いちは

らの創

人 権 尊 重 意 識 の

高いまち

差 別意 識や 偏見 に

とら われず、 相手の

個性 や価値観 、多様

な文 化を尊重 し合う

人権 尊重意識 の高い

ま ち づ く り を め ざ

人 権 が 守 ら れ 幸

せに暮らせるまち

誰 から も危 害を 受

ける ことのな い安全

が保 障され、

自分の

存在 を確認で き

自信

を持 って生活 できる

ま ち づ く り を め ざ

す。

個性と能力が発揮

できるまち

自 分の 意志 や希 望

を持ち、

性別や年齢、

障が いの有無 などに

よる 制約を受 けず、

あら ゆる分野 で自分

の個 性と能力 を発揮

する ことがで きるま

ちづくりをめざす。

人権施策推進にあたっての5つの基本的視点

自尊感情を尊重する

自己決定を尊重する

自立精神を尊重する

【人

系】

(4)

*夫婦や親子でともに学べる人権学習機会の充実 *子育てに不安や悩みを抱える親等への相談体制の整備 *人権学習に必要な情報や資料の提供

*男女がともに協力して、子育てなどに参加するための意識改革に向けた啓発 *子どもの発達段階などに即した人権教育計画の立案と人権教育の日常化 *体験学習や参加型学習の導入など教育方法への創意工夫

*豊かな感性や思いやりの心、人権尊重意識や行動を育てるための教育内容の充実 *教職員の人権感覚や人権尊重の理念についての認識を深めるための研修の充実 *学習機会の提供や交流促進事業の実施など生涯学習の視点に立った人権教育の充実 *市民団体などの人権意識の普及活動への支援

*社会奉仕体験活動などや、高齢者や障がい者等との交流の機会の充実 *あらゆる人の就職の機会均等を図るための啓発

*企業での人権研修促進に向けての情報や資料の提供 *医療・福祉関係者の人権を尊重した活動促進のための啓発

*教職員の人権教育に関する資質向上と指導力強化のための研修内容の充実 *市職員の人権意識醸成と資質向上のための人権研修の実施

*ワンストップ・サービスに向けた各相談機関との連携及び相談・支援体制の充実強化

*迅速、適切な救済・保護に向けた、各種人権擁護機関の情報収集や連携

*各種相談機関や支援制度など人権擁護に関する情報の提供 *障がい者や外国人などへの情報提供のためのバリアフリー化

*男女共同参画社会の形成に向けての制度・慣習の検証と意識改革 *女性に対する暴力や名誉毀損の根絶に向けた取組みの推進 *DV被害女性への相談支援体制の充実

*いちはら男女共同参画社会づくりプランの推進 *子どもの人権を尊重する社会づくりと教育・啓発

*子どもへの自他の人権を尊重する意識を育てる教育の推進 *子どもの健やかな成長を支援する施策の推進

*児童虐待防止など、子どもの安心安全への取組みの推進 *子どもが自らの意見を表明する機会の確保

*高齢者の人権などについて理解を深めるための教育・啓発の推進

*培った技能や知識などを生かし、各種社会活動に参加できる社会への仕組みづくり *働く意欲と能力のある高齢者のための就業機会の確保

*安心して生活が送れる介護、支援

*高齢者への犯罪や虐待などの防止、擁護のための仕組みづくり

*交通機関や施設などのバリアフリーやユニバーサルデザインへの取組みの推進 *ともに暮らせる地域社会づくりに向けての取組み

*障がい者の権利などについて理解を深めるための教育・啓発の推進 *就労の場の確保や就労訓練に関する情報提供など、就労に対する支援 *住み慣れた地域で生活していくための支援

*障がい者への虐待の防止や権利擁護を図るための相談支援

*交通機関や施設などのバリアフリーやユニバーサルデザインへの取組の推進

*同和問題についての正しい知識を深め、心理的差別の解消に向けた教育・啓発の推進 *同和問題をはじめとする様々な人権問題に対する相談体制の充実

*多様な文化を持つ人が理解し合い、地域で安心して暮らせるための取組みの推進 *地域でともに働き、生活し、多様なサービスを受けるための各種支援

*国籍を越えてすべての人の人権が尊重され、社会に参加・参画できる仕組みづくり *エイズやハンセン病などの感染症に対する正しい知識の普及

*感染症患者等に対する偏見や差別をなくし、理解を深めるための啓発活動 *犯罪被害者とその家族の人権への配慮と擁護に資するための啓発活動 *刑を終えて出所した人への偏見や差別をなくし、社会復帰への各種啓発活動 *ホームレスに対する偏見や差別意識の解消に向けた啓発活動及び自立に向けた支援 *インターネット利用のルールやマナーなど情報活用のための教育・啓発

*個人情報保護のための適正な取り扱いの促進

*その他の人権問題や新たに生じる問題に対する対応への努力

共同参画を保障する

共生社会をめざす

・市民との協働に

よる 人権施策 の

推進

・全庁的な取り組

みによる人権施

策の推進

・国、県、他市町

村、 企業、団 体

等との連携

・社会情勢の変化

など に対応す る

指針 の点検、 見

直し

参照

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