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仮想ホームネットワークにおける ユーザーのモデリングに関する研究

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Academic year: 2021

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Japan Advanced Institute of Science and Technology

JAIST Repository

https://dspace.jaist.ac.jp/

Title 仮想ホームネットワークにおけるユーザーのモデリン

グに関する研究

Author(s) 宋, 慶輝

Citation

Issue Date 2007‑03

Type Thesis or Dissertation Text version author

URL http://hdl.handle.net/10119/3594 Rights

Description Supervisor:丹 康雄, 情報科学研究科, 修士

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仮想ホームネットワークにおける ユーザーのモデリングに関する研究

宋 慶輝

北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科

キーワード ホームネットワークシミュレーション、ユーザーモデル、関連性

はじめに

ホームネットワークを含む複数の異なるシステムがインターネットへの収束が進んでい る。それによりインターネットへの依存度が高くなっていく。複数の異なるネットワーク の複合体として新しい形態の大規模なネットワーク ユビキタスネットワークが形成して きた。そして、ホームネットワークを含むユビキタスネットワークを構成するネットワー クシステムの検証するのは、ネットワークシステムをシミュレーションするのは実物を用 いて実のネットワークシステムを構築するより経済的に、時間的に、コスト的にいいと考 えられる。

また、私たちの日々の暮らし欠かせない電子レンジ、排気扇などの台所設備機器、生活 を便利にしてくれる洗濯機、加湿器などの白物家電、そして私たちに楽しい生活を与える テレビ、ビデオ、オーディオといったホームエンタテイメント機器などの家電機器によっ てホームネットワークを構成している。それにより、ホームネットワークは様々に異なる 分野の機器が連携する複合型のネットワークであり、個別の領域ごとに独立して設計され たシステムの全体が一つのネットワークシステムとして稼働している。ホームネットワー クは私たちの日常生活をサポートしている。私たちは室内温度や騒音といった環境の影響 を受け、ホームネットワークシステムとインタラクションして環境を変えるというサイク ルを繰り返しながら日常生活を送っている。ユーザーにとって有意義なホームネットワー クシステムを設計するのは非常に重要な課題になる。また、設計したホームネットワーク システムの検証にはユーザーの振る舞いを含めたモデリングが必要となる。

本研究では、仮想ホームネットワーク中で人間の振るまいをするバーチャルユーザーの モデリング手法の構築を目的としている。

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(3)

シーケンスモデル

シーケンスモデルとは

ホームネットワークを利用するユーザーの意向や嗜好があらかじめモデル化できれば、

ユーザーの挙動をトップダウンに生成して行動をシミュレートすることも可能であると考 えられる。しかしながら、ユーザーの意向を直接観測することは困難で、実際に観測でき るのはユーザーの行動のみとなる。現実的な規模のシステムを対象としたモデリングを行 なうために、本研究では行動の系列を列挙し、これらを生成するシーケンスモデルを提案 する。

シーケンスモデルの構築

ある目的に複数の家電機器を利用する場合のユーザーの振る舞いは家電機器の一連の動 作によって表すことができる。これを抽出するために、まず家電機器の間で総当りの依存 性を評価した関連表と各機器の依存関係を有向グラフで表現した関連図を作成する。関連 表と関連図内の機器の組合せでユーザーにとって有意義な動作をユースケース図を作成し て列挙する。その行動パターンを参照し、機器レベルのシーケンスを生成する。関連表内 の機器同士の組合せのみを考えることにより、ユースケース数の爆発をある程度抑えるこ とができる。

生成された機器レベルのシーケンスと各機器の状態機械を参照し、具体的なコマンドレ ベルのシーケンスを生成する。次に、実験から収集された実ユーザーがあるシステムを利 用するときに出したコマンドと照合、評価し、重みを付けて適度なシーケンスを選び出 す。より実ユーザーの行動パターンと類似しているコマンドレベルのシーケンスを選択す るのは望ましい。

実験結果

ある複数の系家電機器に対して、実ユーザーの具体的な操作手順データはアンケー トによって収集される。また、テレビを見るという目的の例に対し、生成されたコマンド レベルのシーケンスは実ユーザーデータと照合し類似度を計算した。その計算結果から類 似度のコマンドレベルのシーケンスを選択する。また、実ユーザーのデータから機器レ ベルのシーケンスを選択する確率 重みを付ける。それによって、実ユーザーと似てい る行動パターンが生成することができた。

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まとめ

本研究では、現実的な規模の仮想ホームネットワークシステムを対象とした。その仮想 ホームネットワークシステムの中にいるバーチャルユーザーのモデリング構築手法を提案 した。

参照

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