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【目次】

■省エネリフォーム減税の概要

・・・・・・・・ 1

1章 省エネリフォームとは

・・・・・・・・ 3 1-1 省エネリフォームの目的、効果 ・・・・・・・・ 3 1-2 省エネリフォームの方法 ・・・・・・・・ 5

2章 省エネリフォーム税制の解説

・・・・・・・・ 7 2-1 省エネ特定改修工事特別控除制度(投資型減税)(所得 税) ・・・・・・・・ 7 2-2 省エネ改修促進税制(ローン型)(所得税) ・・・・・・・・ 10 (1) 概要 ・・・・・・・・ 10 (2) 住宅全体の省エネ性能が一段階相当上がると認め られる工事 ・・・・・・・・ 11 (3) 留意点 ・・・・・・・・ 15 (4) 改修前の住宅の省エネ性能の確認 ・・・・・・・・ 17 2-3 固定資産税の減額 ・・・・・・・・ 21 2-4 手続きフロー ・・・・・・・・ 22 (1) 投資型減税、ローン型減税 ・・・・・・・・ 22 (2) 固定資産税の減額 ・・・・・・・・ 23 2-5 モデルケース ・・・・・・・・ 24

3章 省エネリフォーム工事

・・・・・・・・ 29 3-1 窓の改修工事 ・・・・・・・・ 29 (1) 改修後の窓に求められる性能 ・・・・・・・・ 29 (2) 窓の改修方法 ・・・・・・・・ 31 (3) 改修時の施工上の注意 ・・・・・・・・ 39 3-2 躯体の断熱改修工事 ・・・・・・・・ 41 (1) 天井・屋根の省エネ改修 ・・・・・・・・ 41 (2) 外壁の省エネ改修 ・・・・・・・・ 49 (3) 床・基礎の省エネ改修 ・・・・・・・・ 55 (4) 部位間取合い部における留意点(気流止め) ・・・・・・・・ 63 (5) 改修部位の結露防止対策 ・・・・・・・・ 65 3-3 躯体断熱基準と断熱性能の求め方 ・・・・・・・・ 66 (1) 断熱基準(U 値、R 値) ・・・・・・・・ 66 (2) 断熱の必要厚さ(等級3、等級2) ・・・・・・・・ 76 (3) 断熱性能の求め方 ・・・・・・・・ 80

4章 太陽光発電設備設置工事

・・・・・・・・ 85 4-1 太陽光発電設備について ・・・・・・・・ 85 4-2 太陽光発電設備の設置に伴う特殊工事の確認について ・・・・・・・・ 87

(3)

(1) 安全対策工事 ・・・・・・・・ 87 (2) 陸屋根防水基礎工事 ・・・・・・・・ 88 (3) 積雪対策工事 ・・・・・・・・ 89 (4) 塩害対策工事 ・・・・・・・・ 90 (5) 幹線増強工事 ・・・・・・・・ 91

5章 換気・暖冷房設備、住まい方

・・・・・・・・ 93 5-1 換気設備(推奨事項) ・・・・・・・・ 93 5-2 暖冷房設備(推奨事項) ・・・・・・・・ 94 5-3 住まい方(推奨事項) ・・・・・・・・ 95 (1) 冬の住まい方について ・・・・・・・・ 95 (2) 夏の住まい方について ・・・・・・・・ 95

6章 Q&A

・・・・・・・・ 97 6-1 税制に関する Q&A ・・・・・・・・ 97 (1) 所得税額の特別控除に関する Q&A ・・・・・・・・ 97 (2) 固定資産税額の減額措置に関する Q&A ・・・・・・・・ 100 6-2 窓改修、躯体断熱改修に関する Q&A ・・・・・・・・ 102 6-3 その他(太陽光発電装置など設備に関するQ&A) ・・・・・・・・ 102

7章 関係告示及び通知

・・・・・・・・ 103 7-1 省エネ特定改修工事特別控除制度(投資型減税)(所得 税)に関する告示 ・・・・・・・・ 103 (1) 適用対象となる改修工事(住宅の断熱性能)の内容 を定める告示 ・・・・・・・・ 103 (2) 適用対象となる設備の設置等(太陽発電設備)の内 容を定める告示 ・・・・・・・・ 108 (3) 標準的な工事費用を定める告示 ・・・・・・・・ 109 7-2 省エネ改修促進税制(ローン型)(所得税)の適用対象とな る工事の内容を定める告示 ・・・・・・・・ 111 7-3 増改築等工事証明書を定める告示 (所得税の控除措置を受けるために必要な証明書) ・・・・・・・・ 122 7-4 省エネ改修促進税制(固定資産税)の適用対象工事の内 容を定める告示 ・・・・・・・・ 134 7-5 熱損失防止改修工事証明書を定める告示 (固定資産税の減額措置を受けるために必要な証明書) ・・・・・・・・ 139 7-6 所得税の控除措置を受けるために必要な証明に関する通 知 ・・・・・・・・ 142 7-7 固定資産税の減額措置を受けるために必要な証明に関す る通知 ・・・・・・・・ 181

(4)

税目 優遇税制の種類 改修後の 居住開始日 概要

投資型減税

(税額の控除) H21.4.1 ~ H22.12.31 省エネ改修工事費用と、当該工事に 係る標準的な工事費用負担額のいず れか少ない金額(上限:200 万円(併 せて太陽光発電装置を設置する場合 は 300 万円)の10%を、その年分の 所得税額から控除する。 所 得 税

ローン型

減税

(税額の控 除) 1% 又は 2% 控除 H20.4.1 ~ H25.12.31 省エネ改修工事を行った際に利用し た住宅ローン(償還期間 5 年以上のロ ーンに限る。)の残高(上限 1,000 万 円。)の1%(特定の省エネ改修工事 ※を行った場合は、そのうちの 200 万円を上限として2%)を5年間にわ たり所得税額から控除する。 ※特定の省エネ改修工事 住宅全体の省エネ性能が、現行の省エネ 基準相当以上に上がると認められる工事 固 定 資 産 税

固定資産税の減額

H20.4.1 ~ H22.3.31 省エネ改修工事を行った際に、当該 家屋に係る翌年分の固定資産税額 (120m2相当分までに限る。)を3 分の1減額する。

(5)

省エネリフォーム工事の要件 各部位の性能等 工事費 住宅全体の省エネ性能 ①全ての居室の窓全部の改修工事 又は ①の工事と併せて行う ②床の断熱工事 ③天井の断熱工事 ④壁の断熱工事 ⑤太陽光発電設備設置工事 ※①~④については、改修部位の省エネ性能 がいずれも平成 11 年基準以上となるもの。 ⑤については、一定の性能のものに限る。 30 万円超 問わない ①全ての居室の窓全部の改修工事 又は ①の工事と併せて行う ②床の断熱工事 ③天井の断熱工事 ④壁の断熱工事 ※①~④については、改修部位の省エネ性能 がいずれも平成 11 年基準以上となるもの。 30 万円超 住宅全体の省エネ性能を 1 段階 (例:昭和 55 年基準相当→平成 4 年基準相当以上)相当(特定の省 エネ改修工事は平成 11 年基準相 当以上) 上げることが必要。ただ し、平成 21 年 4 月 1 日から平成 22 年 12 月 31 日までの間は、特 定の省エネ改修工事以外は問わな い。 ①窓の改修工事 又は ①の工事と併せて行う ②床の断熱工事 ③天井の断熱工事 ④壁の断熱工事 ※①~④については、改修部位の省エネ性能 がいずれも平成 11 年基準以上となるもの。 30 万円以上 問わない

3章 省エネリフォーム工事の解説

2章

2-1

投資型減税

2章

2-2

ローン型減税

2章

2-3

固定資産税

の減額

(6)

1-1 省エネリフォームの目的、効果

省エネリフォームとは、室内における暑さ、寒さなどの快適性向上(熱的快適性 の向上)、及び暖冷房や給湯などの設備機器で消費するエネルギーを少なくする こと(省エネルギー)を目的として実施するリフォームのことです。 特に開口部や躯体の断熱改修は、上記の目的のほかに、結露・カビなどを防止 する効果も期待できます。 (1)暑さ寒さの快適性向上 ・冬は暖かく、夏は涼しい住宅にする。 ・窓、壁、天井からの冷気や熱気(ほてり)を感じない ようにする。 ・不快な隙間風をなくす。 ・部屋の上下、部屋間における温度差を小さくし、住宅 内は廊下や便所も含めてどの部屋もほぼ同じ温度にな るようにする。 (2)省エネルギー 暖房及び冷房の設備機器で消費するエネルギー(光熱費) を少なくする。 また、省エネリフォームを普及させることは、日本全体の民生用エネルギーの削 減や良質な住宅ストックの形成、そして地球規模での環境問題(温暖化防止)に貢 献するなど、社会的にも大きな意義があります。 (1)日本全体のエネルギー消費量 の削減 石油、天然ガス等エネルギー源の大部分を海外からの 輸入に頼っている日本にとっては、無理のない効率的 なエネルギー使用の徹底が急務です。 (2)良質な住宅ストックの形成 約 5000 万戸とも言われている既築住宅ストックのう ち現行省エネ基準(H11 制定)の断熱水準に達してい るものは 1 割弱と推計されています。これら断熱水準 の低い住宅を省エネリフォームすることは、社会的資 産としての住宅の質を高めるという点で大きな意義 があります。 (3)地球規模での環境問題に貢献 省エネルギー推進により、温室効果ガスの一つである 二酸化炭素(CO2)排出量が削減され、地球温暖化防止 に貢献します。 表 1-1 省エネリフォームの目的 表 1-2 省エネリフォームの社会的意義

1 章 省エネリフォームとは

(7)

■温度むらの改善 断熱改修を行うことで、住宅の保温性能が高まり、暖房室の上下温度差 (天井と床付近の温度差)や暖房室と非暖房室の温度むらの改善を図ること ができます。下のグラフは、暖房していない寝室を対象に冬期の1日の室温 変動を推定した結果です。起床時 6 時の室温比較では、リフォーム前に比 べて、内窓設置による窓改修をした場合は3℃程度、内窓設置による窓改 修に加えて天井・壁・床の断熱改修を行った場合は8℃程度、室温が上昇し ており、日中や夜間も室温が上昇していることわかります。 ■暖房エネルギー削減効果 断熱改修を行うことで、より少ない暖冷房エネルギー量で室温を快適に保 つことが可能となります。下のグラフは、リフォーム前後で暖房室温が変わら ないという前提での計算結果ですが、、省エネリフォーム前の暖房エネルギ ーと比べて、窓の改修を行うことで約 15%以上、更に躯体各部位を改修す ることで半分以下になることがわかります。 寝室の室温・暖房エネルギー消費量の計算条件 ●計算方法 : 暖冷房負荷計算プログラム(AE-Sim/Heat)使用 ●計算住宅 : 木造戸建住宅 延床面積 120.08 ㎡(36.3 坪) ●暖冷房条件 : 部分間欠暖冷房 ●断熱性能 : ・リフォーム前:S55 省エネ基準相当 ・窓改修後(内窓新設):H11 基準Ⅰ地域基準相当(U 値 2.33) ・躯体改修後:H11 基準相当 断熱改修の効果とは リフォーム前 窓改修(内窓新設) 窓改修(内窓新設) +全部位断熱改修 暖房エネルギー消費量(イメージ) -5 0 5 10 15 20 25 1 室温[ ℃] 時刻 寝室の室温(東京) 窓改修 (内窓新設) +全部位断熱改修 窓改修 (内窓新設) リフォーム前 外気温 0 12 24

(8)

1-2 省エネリフォームの方法

改修前

窓の改修 3章 3-1 参照

(イ)内窓新設

(ロ)サッシ交換、サッシ新設

(ハ)ガラス交換

内窓 サッシ交換 サッシ新設 既存サッシ枠 ガラス交換 既存サッシ枠 既存建具

(9)

床・基礎の改修 3章 3-2 (3)参照 壁の改修 3章 3-2 (2)参照 天井・屋根の改修 3章 3-2 (1)参照 無断熱 断熱材 天井面で断熱する方法(下図)と屋根面で断熱する方法 があります。 □天井:敷込断熱工法、吹込断熱工法 □屋根:外張断熱工法、桁上断熱工法 床面で断熱する方法(下図)と基礎で断熱する方法があ ります。 □床 :充填断熱工法、吹付断熱工法 □基礎:内張断熱工法、外張断熱工法 無断熱 断熱材 壁の外側で断熱する方法(下図)と壁内に充填又は吹込 んで断熱する方法があります。 □外壁:外張断熱工法、充填(吹込)断熱工法 無断熱 断熱材

(10)

2-1 省エネ特定改修工事特別控除制度(投資型減税)(所得税)

居住者が自己居住の用に供する家屋について一定の省エネ改修工事を行い、 居住を開始した場合、当該住宅に係る省エネ改修工事費用の一部を所得税から 控除できる減税制度です。 表 2-1 省エネ特定改修工事特別控除制度の概要 改修後の居住開始日 平成 21 年4月1日~平成 22 年 12 月 31 日 控除期間 1 年 (工事を行った年分のみ適用) 控除率 控除対象限度額の 10% 控除対象限度額 200 万円 ※1.「改修に要した費用の額」と、「改修に係る標準的 な工事費用相当額※2」とのいずれか少ない金額。 (表 2-2 参照) ※3.併せて太陽光発電設備を設置する場合は 300 万円 家屋の要件 ・省エネ改修工事を行ったものが自ら所有し、居住する住 宅 ・改修工事が完了した日から6ヶ月以内に居住の用に供し た住宅 ・改修工事後の家屋の床面積が 50 ㎡以上で、その2分の1 以上を居住の用に供しているもの 省エネ改修工事の要件 以下の要件を全て満たすこと。 イ.①全ての居室の窓全部の改修工事 又は ①と併せて行う下記工事 ②床の断熱改修工事 ③天井の断熱改修工事 ④壁の断熱改修工事 ⑤太陽光発電設備設置工事 ロ.上記イ.の①~④については、改修部位がいずれも現 行の省エネ基準以上の省エネ性能となること ハ.⑤の太陽光発電設備については一定の性能のものに限 る 工事費用 「省エネ改修工事の要件」を満たす工事の費用が 30 万円を 超えるもの ※4.省エネ改修工事(①~④)と同時に設置する⑤太 陽光発電設備の設置費用を含む。

2章 省エネリフォーム税制の解説

(11)

手続き上の要件 増改築等工事証明書 ※5等の必要書類を添付して確定申告 すること。 併用可能な税制 ・耐震改修促進税制 ・バリアフリー特定改修工事特別控除制度※ ・耐震改修促進税制+バリアフリー特定改修工事特別控除 制度※ ※合計で最大控除金額 20 万円。併せて太陽光発電設備を 設置する場合は 30 万円。 ・省エネ改修促進税制(固定資産税) 併用不可な税制 ・バリアフリー改修促進税制(所得税) ・省エネ改修促進税制(所得税) ※2 標準的な工事費用相当額 改修工事の改修部位ごとに標準的な工事費用の額として定められた床面積当たり の金額に、当該改修工事を行った家屋の床面積等の合計を乗じて計算した金額。(表 2-2 参照)併せて太陽光発電設備を設置する場合は、上記金額に表 2-3 の金額(表 2-4 の①~④の工事を併せて行う場合には、表 2-3 の金額に特殊工事の種類毎に定めた金額 を加算した金額)に当該太陽光発電設備設置工事で設置する太陽電池モジュールの出力 を乗じて計算した金額(表 2-4 の⑤幹線増強工事を併せて行う場合には、当該金額に 105,000 円を加算した金額)を加算した金額。 ※5 増改築等工事証明書 建築士事務所に属する建築士、指定確認検査機関又は登録住宅性能評価機関が作成 し、証明したものであること。 表 2-2 断熱改修工事の標準的な工事費用相当額(平成 21 年経済産業省・国土 交通省告示第4号より抜粋) 改修工事の内容 単位当たりの金額 (円/床面積1㎡当り) ガラス交換【Ⅳ~Ⅵ地域】 6,600 内窓の新設・交換【Ⅰ・Ⅱ地域】 12,000 内窓の新設【Ⅲ~Ⅴ地域】 8,000 サッシ交換【Ⅰ~Ⅲ地域】 19,600 窓の改修 サッシ交換【Ⅳ・Ⅴ地域】 16,000 天井等の断熱改修工事 2,500 壁の断熱改修工事 18,000 床等の断熱改修工事【Ⅰ・Ⅱ地域】 5,000 躯体の改修 床などの断熱改修工事【Ⅲ~Ⅴ地域】 4,000 注:標準的な工事費用相当額は、改修工事の内容に応じた単位当たりの金額に、改修する家屋 のうち居住の用に供する部分の床面積の合計を乗じた金額となります。

(12)

表 2-3 太陽光発電設備設置工事の標準的な工事費用相当額 工事の内容 単位あたりの金額 (円/kW 当り) 太陽光発電設備の設置 735,000 表 2-4 太陽光発電設備設置工事に係る特殊工事の標準的な工事費用相当額 特殊工事の種類 工事概要 費用 ①安全対策工事 急勾配の屋根面又は三階建以上の家屋の屋根面に 太陽光発電設備設置工事をする場合に、当該太陽光発 電設備設置工事に従事する者並びに当該太陽光発電 設備設置工事で設置する設備及び工具の落下を防止 するために必要となる足場を組み立てる工事をいう。 31,500円/kW ②陸屋根防水基 礎工事 陸屋根の家屋の屋根面に太陽光発電設備設置工事 をする場合に、当該陸屋根に架台の基礎を設置する部 分を掘削して行う基礎工事及び防水工事をいう。 52,500円/kW ③積雪対策工事 太陽光発電設備設置工事で設置する設備が積雪荷 重に対して構造耐力上安全であるように太陽電池モ ジュール及び架台を補強する工事をいう。 31,500円/kW ④塩害対策工事 太陽光発電設備設置工事で設置する設備に対する 塩害を防止するために必要となる防錆工事をいう。 10,500円/kW ⑤幹線増強工事 単相二線式の引込線を単相三線式に増強し、併せて 分電盤を交換する工事をいう。 105,000円/件

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2-2 省エネ改修促進税制(ローン型)(所得税)

(1)概要 居住者が自己居住の用に供する家屋について一定の省エネ改修工事を含む 増改築等工事を行い、居住を開始した場合、当該リフォーム工事に係る住宅ロー ン(償還期間5年以上のローンを借入した場合に限る。)の年末残高の一定割合を 5年間に渡り所得税額を控除する制度です。 表 2-5 省エネ改修促進税制(所得税)の概要 改修後の居住開始日 平成 20 年 4 月1日~平成 25 年 12 月 31 日 控除期間 5年 控除率 控除対象限度額の2% ※6.特定の省エネ改修工事※7に係る工事費相当部分 控除対象限度額の1% ※8.特定の省エネ改修工事※7を行った場合は、特定の 省エネ改修工事費以外の工事費相当部分 控除対象限度額 200 万円 (特定の省エネ改修工事※7に係る工事費相当部分) 1,000 万円 ※9.(特定の省エネ改修工事※7を行った場合は、特定の 省エネ改修工事費との合計) ※10.どちらも当該省エネ改修工事に係る住宅ローン (償還期間 5 年以上のローンに限る)の年末残高 を対象 家屋の要件 ・省エネ改修工事を行ったものが自ら所有し、居住する住 宅 ・改修工事が完了した日から6ヶ月以内に居住の用に供し た住宅 ・改修工事後の家屋の床面積が 50 ㎡以上で、その2分の1 以上を居住の用に供しているもの 省エネ改修工事の要件 以下の要件を全て満たすこと。なお、特定の省エネ改修工 事の場合は、イ.及びロ.の要件に加えて、※7に示す工 事を行うこと。 イ.①全ての居室の窓全部の改修工事 又は ①と併せて行う下記工事 ②床の断熱改修工事 ③天井の断熱改修工事 ④壁の断熱改修工事

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ロ.改修部位がいずれも現行の省エネ基準以上の省エネ性 能となること。 ハ.改修後の住宅全体の性能が現状から一段階相当上がる と認められる工事内容であること。 (平成 21 年 4 月 1 日~平成 22 年 12 月 31 日の間は特定の 改修工事以外の部分についてはハ.の要件を不要とする。) 工事費用 「省エネ改修工事の要件」を満たす工事費用が 30 万円を超 えること 手続き上の要件 増改築等工事証明書 ※5等の必要書類を添付して確定申告 すること。 併用可能な税制 ・バリアフリー改修促進税制(所得税) ※11.併用の場合の控除対象限度額 200 万円:控除率 2%が適用される工事費相当部分 1,000 万円:控除率2%が適用される工事がある場合は、 控除率2%が適用される工事費との合計 ・省エネ改修促進税制(固定資産税) ・耐震改修促進税制 併用不可な税制 ・省エネ特定改修工事特別控除制度(所得税) ・バリアフリー特定改修工事特別控除制度(所得税) ※5 増改築等工事証明書 建築士事務所に属する建築士、指定確認検査機関又は登録住宅性能評価機関が作成 し、証明したものであること。 ※7 特定の省エネ改修工事 改修後の住宅全体の省エネ性能が、現行の省エネ基準相当以上に上がると認められ る工事のこと。 (2)住宅全体の省エネ性能が一段階相当上がると認められる工事 特定の省エネ改修工事※7及び改修後の住宅全体の省エネ性能が現状から一 段階相当上がると認められる工事については、地域区分及び改修工事前の住宅 が相当する省エネルギー対策等級に応じて、改修を行うべき工事内容が異なりま す。 表 2-6~表 2-11 に地域別の必要改修工事を示します。特定の省エネ改修工 事※7は、「省エネ改修後の省エネ性能」が「(C)等級4」欄の工事が必要となり、特定 の省エネ改修工事以外(改修後の住宅全体の性能が現状から一段階相当上がる と認められる工事)は、改修前の性能が等級1の場合は「(A)等級2」欄の工事が必 要となり、改修前の性能が等級 2 の場合は「(B)等級3」欄の工事が必要となりま す。

(15)

表 2-6 Ⅰ地域における必要改修工事 現状(改修前)から一段階相当上がると認められる工事 (1%控除) →下表(A)もしくは(B)欄 特定の省エネ改修工事 (2%控除) →下表(C)欄 省エネ改修後の省エネ性能 (A) 等級2 (改修前が等級1の場合) (B) 等級3 (改修前が等級2の場合) (C) 等級4 等 級 1 窓*b+天井+床+外壁 - 窓*a+天井+床+外壁 等 級 2 窓*b+天井+床+外壁 *a+天井+床+外壁 省エネ改修前の省エネ 性 能 等 級 3 窓*a 窓*b :改修後の性能が等級4の窓(熱貫流率 2.33W/(㎡・K)以下) →表 3-1-2、記号bと同等以上の性能 窓*a :改修後の性能が等級4を超える窓(熱貫流率 1.90W/(㎡・K)以下) →表 3-1-2、記号aと同等以上 の性能 天井、床、外壁:改修後の性能が等級 4 であること→表 3-3-1 の基準値以下又は表 3-3-2 の基準値以上 表 2-7 Ⅱ地域における必要改修工事 現状(改修前)から一段階相当上がると認められる工事 (1%控除) →下表(A)もしくは(B)欄 特定の省エネ改修工事 (2%控除) →下表(C)欄 省エネ改修後の省エネ性能 (A) 等級2 (改修前が等級1の場合) (B) 等級3 (改修前が等級2の場合) (C) 等級4 等 級 1 窓*b+天井+床+外壁 - 窓*a+天井+床+外壁 等 級 2 窓*a+天井 窓*a+床 窓*a+外壁 窓*b+天井+床 窓*b+天井+外壁 窓*b+床+外壁 窓*a+天井+床+外壁 省エネ改修前の省エネ 性 能 級 3 窓*a 窓*b+天井 窓*b+床 窓*b+外壁 窓*b :改修後の性能が等級4の窓(熱貫流率 2.33W/(㎡・K)以下) →表 3-1-2、記号bと同等以上の性能 窓*a :改修後の性能が等級4を超える窓(熱貫流率 1.90W/(㎡・K)以下) →表 3-1-2、記号aと同等以上 の性能 天井、床、外壁:改修後の性能が等級 4 であること→表 3-3-1 の基準値以下又は表 3-3-2 の基準値以上

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表 2-8 Ⅲ地域における必要改修工事 現状(改修前)から一段階相当上がると認められる工事 (1%控除) →下表(A)もしくは(B)欄 特定の省エネ改修工事 (2%控除) →下表(C)欄 省エネ改修後の省エネ性能 (A) 等級2 (改修前が等級1の場合) (B) 等級3 (改修前が等級2の場合) (C) 等級4 等 級 1 窓*C+天井+床 窓*C+天井+外壁 窓*C+床+外壁 - 窓*b+天井+床+外壁 等 級 2 窓*b 窓*c+天井 窓*c+床 窓*c+外壁 窓*d+天井+床 窓*d+天井+外壁 窓*d+床+外壁 窓*d+天井+床+外壁 省エネ改修前の省エネ 性 能 等 級 3 窓*b 窓*d+天井 窓*d+床 窓*d+外壁 窓*d :改修後の性能が等級4の窓(熱貫流率 3.49W/(㎡・K)以下) →表 3-1-2、記号dと同等以上の性能 窓*c :改修後の性能が等級4を超える窓(熱貫流率 2.91W/(㎡・K)以下) →表 3-1-2、記号cと同等以上 の性能 窓*b :改修後の性能が等級4を超える窓(熱貫流率 2.33W/(㎡・K)以下) →表 3-1-2、記号bと同等以上 の性能 天井、床、外壁:改修後の性能が等級 4 であること→表 3-3-1 の基準値以下又は表 3-3-2 の基準値以上 表 2-9 Ⅳ地域における必要改修工事 現状(改修前)から一段階相当上がると認められる工事 (1%控除) →下表(A)もしくは(B)欄 特定の省エネ改修工事 (2%控除) →下表(C)欄 省エネ改修後の省エネ性能 (A) 等級2 (改修前が等級1の場合) (B) 等級3 (改修前が等級2の場合) (C) 等級4 等 級 1 窓*b+天井 窓*b+外壁 窓*d+天井+床 窓*d+天井+外壁 窓*d+床+外壁 - 窓*b+天井+床+外壁 等 級 2 窓*b 窓*d+天井 窓*d+床 窓*b+天井+床+外壁 省エネ改修前の省エネ 性 能 等 級 3 窓*b 窓*d+天井 窓*d+床 窓*d+外壁 窓*d :改修後の性能が等級4を超える窓(熱貫流率 3.49W/(㎡・K)以下) →表 3-1-2、記号dと同等以上 の性能 窓*b :改修後の性能が等級4を超える窓(熱貫流率 2.33W/(㎡・K)以下) →表 3-1-2、記号bと同等以上 の性能 天井、床、外壁:改修後の性能が等級 4 であること→表 3-3-1 の基準値以下又は表 3-3-2 の基準値以上

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表 2-10 Ⅴ地域における必要改修工事 現状(改修前)から一段階相当上がると認められる工事 (1%控除) →下表(A)もしくは(B)欄 特定の省エネ改修工事 (2%控除) →下表(C)欄 省エネ改修後の省エネ性能 (A) 等級2 (改修前が等級1の場合) (B) 等級3 (改修前が等級2の場合) (C) 等級4 等 級 1 窓*d 窓*f+天井 窓*f+床 窓*f+外壁 - 窓*b+天井+床+外壁 等 級 2 窓*b+天井+床 窓*b+天井+外壁 窓*b+床+外壁 窓*f+天井+床+外壁 窓*d+天井+床+外壁 省エネ改修前の省エネ 性 能 等 級 3 窓*b+天井+床 窓*d+天井+外壁 窓*d+床+外壁 窓*d+天井+床+外壁 窓*f :改修後の性能が等級4の窓(熱貫流率 4.65W/(㎡・K)以下) →表 3-1-2、記号fと同等以上の性能 窓*d :改修後の性能が等級4を超える窓(熱貫流率 3.49W/(㎡・K)以下) →表 3-1-2、記号dと同等以上 の性能 窓*b :改修後の性能が等級4を超える窓(熱貫流率 2.33W/(㎡・K)以下) →表 3-1-2、記号bと同等以上 の性能 天井、床、外壁:改修後の性能が等級 4 であること→表 3-3-1 の基準値以下又は表 3-3-2 の基準値以上 表 2-11 Ⅵ地域における必要改修工事 現状(改修前)から一段階相当上がると認められる工事 (1%控除) →下表(A)もしくは(B)欄 特定の省エネ改修工事 (2%控除) →下表(C)欄 省エネ改修後の省エネ性能 (A) 等級2 (改修前が等級1の場合) (B) 等級3 (改修前が等級2の場合) (C) 等級4 等 級 1 窓*h*i+天井 窓*h*i+外壁 - 窓*h*i+天井+外壁 等 級 2 窓*h*i+天井 窓*h*i+外壁 窓*h*i+天井+外壁 省エネ改修前の省エネ 性 能 等 級 3 窓*h*i+外壁 窓*h*i :改修後の窓の日射侵入率が、真北±30 度の方位の窓は 0.60 以下、それ以外の方位の窓は 0.40 以 下であること。 →真北±30 度の方位の窓はひょう 3-1-2、記号hと同等以上の性能、それ以外の方位の窓は同表記 号 i と同等以上の性能。 天井、外壁:改修後の性能が等級 4 であること→表 3-3-1 の基準値以下又は表 3-3-2 の基準値以上

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(3)留意点 1)改修前の住宅の省エネ性能の確認が必要※ 2)断熱地域区分は市町村区分 3)改修前の住宅の省エネ性能・地域によって、必要工事内容に差がある。 4)改修する各部位については、現行省エネ基準レベルに到達することが必要 5)窓の改修工事は必須 6)気密工事、熱橋部分の断熱補強等は不要 ※H22.12.31 までに居住を開始する場合は、特定の省エネ改修工事のみ必要 1)改修前の住宅の省エネ性能の確認が必要 税制優遇措置が適用される工事なのか否かを判断するにあたって、改修前の住 宅の省エネ性能を特定することが必要となります。 改修前の省エネ性能が著しく低いものであれば、窓、天井・屋根、壁及び床全て の部位について断熱工事が必要となる一方で、改修前の住宅が一定程度の省エ ネ性能を有する場合には、施工する部位が少なくなる場合があります。省エネ改修 工事を進めるにあたっては、まず、改修前の住宅の省エネ性能の確認が極めて重 要です。 改修前の住宅の省エネ性能の確認方法は、後述する「(4)改修前の住宅の省エ ネ性能の確認」のとおりですので、合理的・効率的に確認を行う必要があります。 2)断熱地域区分は市町村区分 断熱地域区分は現行省エネ基準における各市町村をⅠ~Ⅵ地域の6種類に区 分したものに基づくこととし、平成 11 年以前の都道府県界による断熱地域区分で はないことに注意が必要です。 したがって、例えば、平成 11 年以前に断熱地域区分がⅣ地域として「等級3」相 当の省エネ基準を適合していた住宅であっても、その住宅の所在地によっては、 現行省エネ基準に基づくとⅢ地域となっている地域もあり、結果的に「等級3」相当 を満足していないと判断せざるをえない場合もあるので十分注意が必要です。 3)改修前の住宅の省エネ性能・地域によって、必要工事内容に差がある。 改修前の住宅の性能に応じて、税制優遇が可能となるために必要な工事は異 なります。 例えば、東京(Ⅳ地域)において、改修前に等級3相当の省エネ性能がある住宅 であれば、全ての居室の窓について断熱性能が高いものに交換すれば、基準に 適合します。

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4)改修する部位は、現行省エネ基準レベルに到達させることが必要 住宅を新築する際に、等級4レベルに適合させるためには、住宅に求める断熱 性能(例えば、熱損失係数)に適合していれば、各部位の断熱性能(熱貫流率もし くは断熱材の熱抵抗値)については問わないこととなりますが、省エネ改修工事(ロ ーン減税)の要件としては、改修部位については、必ず現行省エネ基準相当の仕 様にすることが必要となることに十分注意が必要です。 したがって、従来の省エネ基準とは異なる「税制優遇のための新たな省エネ改 修用の基準」として認識する必要があり、「熱損失係数又は暖冷房負荷計算を行う ことによって改修後の住宅は現行省エネ基準に適合させる」ことでは、リフォーム税 制優遇の対象とはならないので注意が必要です。 5)窓の改修工事は必須 省エネ改修工事(ローン減税)の要件においては、最も改修のしやすい部位で あり、かつ熱損失量も相当量が見込まれる開口部についての改修工事を必須とし ています。 ただし、新築時の省エネ基準とは、以下の点が異なっています。 ① 改修が必須なのは、「居室」に存する窓のみ ※したがって、浴室、トイレ、廊下の窓は改修を必須としていない。 「居室」:建築基準法第2条第4号に規定する居住のために継続的に使用 する室をいうものであり、具体的には居間(L)、食事室(D)、 LD、DK、LDK、寝室、応接室、書斎その他これに類するものをい う。 ② 玄関は対象外 6)熱橋部分の断熱補強等は不要 省エネ改修工事(ローン減税)の要件においては、新築における現行省エネ基 準で要求している次の事項については「リフォーム」という工事の性格も踏まえ、適 用除外としています。 ・熱橋部分の断熱補強 ・断熱材の施工手法(気流止めの設置等) ・窓の日射遮蔽措置(※沖縄県を除くⅠ~Ⅴ地域について適用除外)

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(4)改修前の住宅の省エネ性能の確認 省エネ改修促進税制(所得税)の対象となる省エネ改修工事の要件に適合する か否かの判断にあたっては、改修前の住宅が相当する省エネ対策等級に応じ対 象工事が異なるため、改修前の住宅が相当する省エネ対策等級の確認を行う必 要があります。 この確認は、所得税の確定申告の際に必要な増改築等工事証明書を発行する 建築士事務所に属する建築士、指定確認検査機関、登録住宅性能評価機関が行 うことになります。 確認の方法については次の1)~4)のいずれかの方法があります。 なお、改修前時点で既に現行省エネ基準(等級4)相当に適合している住宅に ついては、税制優遇の対象とならないことから、改修前の居室の窓の性能が等級4 に相当していないことを写真等(必要に応じて現地検査)により確認することも併せ て実施する必要があります。 1)建設住宅性能評価書の確認 住宅品質確保法に基づく建設住宅性能評価書が交付された住宅にあっては、 当該評価書に表示された省エネ対策等級に基づき確認を行うことができます。 2)旧住宅金融公庫(現独立行政法人住宅金融支援機構)の融資関係書類の確認 旧住宅金融公庫(現独立行政法人住宅金融支援機構)においては、一定の断 熱工事(等級2相当)の施工について融資条件にする(平成元年度(一部の県につ いては平成2年度)から)ほか、割増融資工事基準や優遇金利の技術基準(等級3、 等級4相当)として位置付けていました。 したがって、旧住宅金融公庫融資を受けた住宅については以下のとおり新築時 の省エネ性能を客観的に確認できる帳票が発行されている場合があることから、表 2-12 に基づき帳票類が確認できるものにあっては、それぞれ対応する省エネ対策 等級とすることができます。 なお、旧住宅金融公庫の業務を継承した独立行政法人住宅金融支援機構が民 間金融機関と提携して提供している長期固定金利の住宅ローン「フラット 35」は、省 エネ「等級2」相当を条件としていることから、フラット 35 の対象とすることができる住 宅であるものとして発行された「適合証明書」についても、旧公庫の取扱いと同様、 既存住宅の省エネ性能を客観的に判断できる材料として取扱って差し支えありま せん。

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表 2-12 旧住宅金融公庫融資物件に係る省エネ対策等級の対応 融資申込年度 等級2相当 等級3相当 昭和 55 年度~63 年度 断熱構造化工事割増融資 平成元年度 公庫融資の要件(平成2 年度から断熱工事が住宅 金融公庫融資の要件とな った県については、断熱 構造化工事割増融資を利 用したものに限る。) 平成 2 年度~3 年度 平成 4 年度~平成 8 年 9 月 省エネルギー断熱工事割増融資 平成 8 年 10 月~平成 10 年 度 次のいずれか ①エネルギー断熱工事割増融資 ②基準金利適用住宅(省エネルギー タイプ) 平成 11 年度~18 年度 公庫融資の要件 次のいずれか ①省エネルギー住宅工事(一般型) 割増融資 ②基準金利適用住宅(省エネルギー タイプ) ※1 上表を適用できるのは旧住宅金融公庫融資住宅のうち、融資種別が次のもの :一般個人新築住宅・建売住宅・団地住宅(公社分譲・優良分譲) ※2 確認する帳票類は、次のものとする。 :設計審査に関する通知書・現場審査に関する通知書 :適格認定に関する通知書(建売住宅の場合に限る) :募集パンフレット(団地住宅の場合に限る) ※3 断熱地域区分について、現基準よりも緩和側で異なっていた地域に存する住宅のうち、 平成 13 年度まで(平成 14 年3月 31 日まで)に借入申込があった物件については、上表 を適用できない。 【平成2年度から断熱工事が住宅金融公庫融資の要件となった県】 富山県、石川県、福井県、山梨県、岐阜県、愛知県、三重県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島 県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿 児島県

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【断熱地域区分について、現基準よりも緩和側で異なっていた地域(平成 13 年度まで)】 下記の地域に存する住宅で、平成13年度まで(平成14年3月31日まで)に旧住宅金融公庫融資 の申込を行った物件については、早見表のみでは所要の省エネルギー性能(等級2相当及び等 級3相当)の有無を判断することはできない。 ①過去は断熱地域区分が「Ⅱ地域」であったが、現在では「Ⅰ地域」となっている地域 青 森 県 十和田市(旧十和田湖町に限る。)、七戸町(旧七戸町に限る。)、田子町 岩 手 県 久慈市(旧山形村に限る。)、八幡平市、葛巻町、岩手町、西和賀町 ②過去は断熱地域区分が「Ⅲ地域」であったが、現在では「Ⅱ地域」となっている地域 宮 城 県 栗原市(旧栗駒町、旧一迫町、旧鶯沢町、旧花山村に限る。) 山 形 県 米沢市、鶴岡市(旧朝日村に限る。)、新庄市、寒河江市、長井市、尾花沢市、南陽市、河北 町、西川町、朝日町、大江町、大石田町、金山町、最上町、舟形町、真室川町、大蔵村、鮭 川村、戸沢村、高畠町、川西町、小国町、白鷹町、飯豊町 福 島 県 会津若松市(旧河東町に限る。)、白河市(旧大信村に限る。)、須賀川市(旧長沼町に限る。)、 喜多方市(旧塩川町を除く。)、田村市(旧都路村を除く。)、大玉村、天栄村、下郷町、檜枝 岐村、只見町、南会津町、北塩原村、西会津町、磐梯町、猪苗代町、三島町、金山町、昭和 村、矢吹町、平田村、小野町、川内村、飯舘村 栃 木 県 日光市(旧今市市を除く。)、那須塩原市(旧塩原町に限る。) 群 馬 県 沼田市(旧沼田市を除く。)、長野原町、嬬恋村、草津町、六合村、片品村、川場村、みなか み町(旧水上町に限る。) 新 潟 県 十日町市(旧中里村に限る。)、魚沼市(旧入広瀬村に限る。)、津南町 山 梨 県 富士吉田市、北杜市(旧小淵沢町に限る。)、西桂町、忍野村、山中湖村、富士河口湖町(旧 河口湖町に限る。) 長 野 県 長野市(旧長野市、旧大岡村を除く。)、松本市(旧松本市、旧四賀村を除く。)、上田市(旧 真田町、旧武石村に限る。)、須坂市、小諸市、伊那市(旧長谷村を除く。)、駒ヶ根市、中 野市(旧中野市に限る。)、大町市、飯山市、茅野市、塩尻市、佐久市、千曲市(旧更埴市に 限る。)、東御市、小海町、川上村、南牧村、南相木村、北相木村、佐久穂町、軽井沢町、 御代田町、立科町、長和町、富士見町、原村、辰野町、箕輪町、南箕輪村、宮田村、阿智村 (旧浪合村に限る。)、平谷村、下條村、上松町、木祖村、木曽町、波田町、山形村、朝日村、 池田町、松川村、白馬村、小谷村、小布施町、高山村、山ノ内町、木島平村、野沢温泉村、 信濃町、飯綱町 岐 阜 県 高山市、飛騨市(旧古川町、旧河合村に限る。)、白川村 ③過去は断熱地域区分が「Ⅳ地域」であったが、現在では「Ⅲ地域」となっている地域 埼 玉 県 秩父市(旧大滝村に限る。)、小鹿野町(旧両神村に限る。) 東 京 都 奥多摩町 愛 知 県 豊田市(旧稲武町に限る。) 兵 庫 県 養父市(旧関宮町に限る。)、香美町(旧香住町を除く。) 奈 良 県 奈良市(旧都祁村に限る。)、五條市(旧大塔村に限る。)、生駒市、宇陀市(旧室生村に限る。)、 平群町、野迫川村 和歌山県 かつらぎ町(旧花園村に限る。)、高野町 鳥 取 県 倉吉市(旧関金町に限る。)、若桜町、日南町、日野町、江府町 島 根 県 奥出雲町、飯南町、美郷町(旧大和村に限る。)、邑南町(旧石見町を除く。) 岡 山 県 津山市(旧阿波村に限る。)、高梁市(旧備中町に限る。)、新見市、真庭市(旧落合町、旧久 世町を除く。)、新庄村、鏡野町(旧鏡野町を除く。) 広 島 県 府中市(旧上下町に限る。)、三次市(旧三次市、旧三和町を除く。)、庄原市、廿日市市(旧 佐伯町、旧吉和村に限る。)、安芸高田市(旧八千代町、旧美土理町、旧高宮町に限る。)、 安芸太田町(旧加計町を除く。)、北広島町(旧豊平町を除く。)、世羅町(旧世羅西町を除く。)、 神石高原町 徳 島 県 三好市(旧東祖谷山村に限る。) 高 知 県 いの町(旧本川村に限る。)

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④過去は断熱地域区分が「Ⅴ地域」であったが、現在では「Ⅳ地域」となっている地域 宮 崎 県 都城市(旧山之口町、旧高城町を除く。)、延岡市(旧北方町に限る。)、小林市、えびの市、 高原町、西米良村、諸塚村、椎葉村、美郷町、高千穂町、日之影町、五ヶ瀬町 鹿児島県 大口市、曽於市、霧島市(旧横川町、旧牧園町、旧霧島町に限る。)、さつま町、菱刈町、湧 水町 ※ 備考 イ 上に掲げる区域は平成18年4月1日における行政区画によって表示されたものとする。 ロ 括弧内に記載する区域は平成 13 年 8 月 1 日における旧行政区画によって表示されたものと する。 3) 設計図書の確認 設計図書がある場合は、断面詳細図、矩計図等から、天井等、壁、床等の各部 位の仕様等を確認の上、改修前の住宅が相当する省エネ対策等級を確認するも のとします。 なお、施工されている断熱材の厚さに基づいて改修前の住宅の省エネ性能(等 級2相当、等級3相当)を確認するにあたっては、表 3-3-6、表 3-3-7 に示す「断熱 材の厚さの早見表(等級3・等級2)」を参考にすることができます。 4)現地調査による確認 1)から3)によって確認することができない場合は、現地調査により、改修前の住 宅の天井等、壁及び床等(地域の区分がⅤ地域又はⅥ地域である場合にあって は天井等のみ)における断熱材の施工について、スイッチ、コンセント等目視しや すい所を各部位ごとに1箇所ずつ(外壁にあっては異なる方位について2箇所)確 認し、確認した箇所の全てにおいて断熱材の施工が認められる場合は、その厚さ にかかわらず等級2、その他の場合は等級1とします。 なお、現地調査によって明確に厚さが判定できる場合にあっては、表 3-3-6、表 3-3-7 に示す「断熱材の厚さの早見表(等級3・等級2)」に基づき、施工されている 断熱材の厚さに基づいて改修前の住宅の省エネ性能(等級3相当、等級2相当)を 確認します。

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2-3 固定資産税の減額

一定の家屋のうち人の居住の用に供する部分(貸家の用に供する部分を除く。) について一定の省エネ改修工事を行った場合、当該家屋に係る翌年度分の固定 資産税額(120 ㎡相当分までに限る。)を 3 分の 1 減額する制度です。 表 2-11 省エネ改修促進税制(固定資産税)の減額に関する概要 改修をおこなう時期 平成 20 年 4 月 1 日~平成 22 年 3 月 31 日 対象 当該家屋に係る翌年度分の固定資産税額 (床面積120㎡相当分まで) 期間 1 年 軽減額 1/3 を減額 省エネ改修工事の要件 以下の要件を全て満たすこと。 イ.①窓の改修工事 (所得税と異なり、「居室の全て」との要件はない。)。 又は ①と併せて行った下記工事 ②床の断熱改修工事 ③天井の断熱改修工事 ④壁の断熱改修工事 ロ.上記イ.の①~④については、改修部位がいずれも現行 の省エネ基準以上の省エネ性能となること。 工事費用 「省エネ改修工事の要件」を満たす工事の費用が 30 万円以 上となること。 手続き上の要件 省エネ改修工事完了後、3 ケ月以内に「熱損失防止改修工事 証明書」及び改修工事内容が確認できる書類等を添付して市 区町村に申告すること。 併用可能な税制 ・省エネ特定改修工事特別控除制度及び省エネ改修促進税制 (所得税) ・バリアフリー特定改修工事特別控除制度、バリアフリー改 修促進税制(所得税及び固定資産税) ※耐震改修促進税制(固定資産税)は同じ年では併用不可。

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2-4 手続きフロー

(1)投資型減税、ローン型減税 所得税の確定申告の際に、建築士事務所に属する建築士、指定確認検査機関、 登録住宅性能評価機関が発行した増改築等工事証明書を添付してください。 図 2-1 投資型減税、ローン型減税の適用を受けるための手続きフロー ※「改修前の住宅全体の省エネ性能の確認」については、H22.12.31 までに居住 を開始する場合は特定の省エネ改修工事のみ実施してください。 ・建築士事務所に所属する  建築士 ・指定確認検査機関 ・登録住宅性能評価機関 住民 金融機関等 税務署 所得税額 確定 融資契約締結 (融資額の決定) 融資申込み 事前審査 工事業者に相談の上、 工事内容決定 事前見積書入手 融資決定 工事業者と 請負契約締結 確定申告 工事着手 証明書発行申込み 改修前の住宅全体の 性能の確認 (必要に応じて現地調査。) 工事完了 増改築等証明書 発行 要件を満たす改修が 行われたことの確認 (必要に応じて現地調査。) 改修前の住宅全体の 省エネ性能の確認 (必要に応じて現地調査。)

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(2)固定資産税の減額 省エネ改修工事完了後3ヶ月以内に、建築士事務所に属する建築士、指定確 認検査機関、登録住宅性能評価機関が作成した証明書を添付して市区町村へ申 告してください。 図 2-2 固定資産税減額の適用を受けるための手続きフロー ・建築士事務所に所属する  建築士 ・指定確認検査機関 ・登録住宅性能評価機関 住民 地方公共団体 (固定資産税担当部局) 固定資産税額 確定 工事完了 工事業者に相談の上、 工事内容決定 事前見積書入手 増改築等証明書 発行 工事着手 工事業者と 請負契約締結 減額措置の申告 証明書発行申込み 改修前の住宅の 改修を行う部位の 性能の確認 (必要に応じて現地調査。) 要件を満たす改修が 行われたことの確認 (必要に応じて現地調査。)

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2-5 モデルケース

投資型減税を利用して省エネ改修工事をした A さんの場合 【改修工事内容】 ・全ての居室の窓全部を改修し、天井・床に断熱材を入れる工 事(改修部位は現行省エネ基準相当以上の省エネ性能を満 たす工事)。 【改修後居住日】 ・平成 21 年 12 月中に改修後の住宅に居住した。 【工事費用及び支払方法】 ・300 万円(全額所持金で支払)。 項目 A さん 税制種類 投資型減税 工事費 300 万円 支払総額 300 万円 標準的な工事費用 (投資型減税のみ適用) 270 万円 (サッシ交換:16,000 円/㎡×120 ㎡)+ (天井等断熱改修:2,500 円/㎡×120 ㎡)+ (床等断熱改修:4,000 円/㎡×120 ㎡) 控除対象限度額 200 万円 控除期間 1 年間 控除率 10% 所得税控除額 20 万円 実質工事費 支払総額 280 万円 固定資産税の減額 1/3 を減額 (1 年間) 【所得税控除額計算方法】 ※工事費・控除額等はイメージ、概算です。 年数 控除対象金額 控除率 所得税控除額 1 年目 200 万円 10% 200 万円×10%=20 万円 投資型減税 Aさん

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投資型減税を利用して省エネ改修工事をした B さんの場合 【改修工事内容】 ・全ての居室の窓ガラスを改修し、太陽光発電設備を設置する 工事(窓は現行省エネ基準相当以上の省エネ性能を満たす 工事、太陽光発電設備は一定の能力を満たす工事)。 【改修後居住日】 ・平成 22 年 2 月中に改修後の住宅に居住した。 【工事費用及び支払方法】・310 万円(全額所持金で支払)。 【所得税控除額計算方法】 ※工事費・控除額等はイメージ、概算です。 項目 B さん 税制種類 投資型減税 工事費 310 万円 支払総額 310 万円 標準的な工事費用 (投資型減税のみ適用) 299.7 万円 (ガラス交換:6,600 円/㎡×120 ㎡)+ (太陽光発電設備 3kw×735,000 円/kw) 控除対象限度額 299.7 万円 控除期間 1 年間 控除率 10% 所得税控除額 29.9 万円 実質工事費 支払総額 280.1 万円 固定資産税の減額 1/3 を減額 (1 年間) 年数 控除対象金額 控除率 所得税控除額 1 年目 299.7 万円 10% 299.7 万円×10%=29.9 万円 投資型減税 Bさん

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ローン型減税を利用して省エネ改修工事をした C、D さんの場合 【改修工事内容】 ・全ての居室の窓全部を改修し、天井・床に断熱材を入れる工 事(改修部位は現行省エネ基準相当以上の省エネ性能を満 たす工事)。 ・C さん宅は改修後の住宅全体の省エネ性能が現行の省エネ 基準相当に上がると認められる工事を施工。 【改修後居住日】 ・C さん、D さんとも平成 21 年 12 月中に改修後の住宅に居住 した。 【工事費用及び支払方法】 ・350 万円(全額借入し、10 年返済(金利 3.13%))。 【所得税控除額計算方法】 ※工事費・控除額等はイメージ、概算です。 項目 C さん D さん 税制種類 ローン型減税 (特定省エネ改修工事あり) ローン型減税 (特定省エネ改修工事なし) 工事費 350 万円 350 万円 支払総額 408 万円 (ローン返済総額) 408 万円 (ローン返済総額) 控除対象 限度額 200 万円(2%) 150 万円(1%) 350 万円(1%) 控除期間 5 年間 5 年間 控除率 2%(200 万円) 1%(150 万円) (借入金の年末残高を対象) 1% (借入金の年末残高を対象) 所得税 控除額 24.3 万円 (5 年間の合計:最大) 14.3 万円 (5 年間の合計:最大) 実質工事費 支払総額 383.7 万円 393.7 万円 固定資産税の 減額 1/3 を減額 (1 年間) 1/3 を減額 (1 年間) ローン型減税 Cさん Dさん Cさん 年数 年末 残高 特定改修工事費相当部分 控除 率 所得税控除額 上記以外工事費相当部分 1 年目 350 万円 200 万円 2% 200 万円×2%+150 万円×1% =55,000 円 150 万円 1% 2 年目 320 万円 200 万円 2% 200 万円×2%+120 万円×1% =52,000 円 120 万円 1% 3 年目 288 万円 200 万円 2% 200 万円×2%+88 万円×1% =48,800 円 88 万円 1% 4 年目 256 万円 200 万円 2% 200 万円×2%+56 万円×1% =45,600 円 56 万円 1% 5 年目 223 万円 200 万円 2% 200 万円×2%+23 万円×1% =42,300 円 23 万円 1% 控除期間 5 年の合計 243,700円 Dさん 年数 年末 残高 控除 率 所得税控除額 1 年目 350 万円 1% 350 万円×1%=35,000 円 2 年目 320 万円 1% 320 万円×1%=32,000 円 3 年目 288 万円 1% 288 万円×1%=28,800 円 4 年目 256 万円 1% 256 万円×1%=25,600 円 5 年目 223 万円 1% 223 万円×1%=22,300 円 控除期間 5 年の合計 143,700円

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ローン型減税を利用して省エネ改修工事をした F さんの場合 【改修工事内容】 ・全ての居室の窓全部を改修し、天井・床に断熱材を入れる工 事。(改修部位は現行の省エネ基準相当以上の省エネ性能 を満たす工事)。 ・改修後の住宅全体の省エネ性能が現行の省エネ基準相当 に上がる工事。 【工事費用及び支払方法】 ・1,000 万円。 ・200 万円は所持金にて支払、残り 800 万円を借入、 20 年返済(金利年 3.13%)。 項目 Eさん 税制種類 ローン型減税 (特定の改修工事あり) 工事費 1,000 万円 支払総額 1,277 万円 (所持金+ローン返済総額) 控除対象限度額 800 万円 控除期間 5 年間 控除率 2%(200 万円) 1%(600 万円) (借入金の年末残高を対象) 所得税控除額 46.9 万円 (5 年間の合計:最大) 実質工事費支払総額 1,230.1 万円 固定資産税の減額 1/3 を減額(1 年間) 【所得税控除額計算方法】 ※工事費・控除額等はイメージ、概算です。 ローン型減税 Eさん 年数 年末残高 特定改修工事費相当部分 控除率 所得税控除額 上記以外工事費相当部分 1 年目 800 万円 200 万円 2% 200 万円×2%+600 万円×1% =100,000 円 600 万円 1% 2 年目 771 万円 200 万円 2% 200 万円×2%+571 万円×1%=97,100 円 571 万円 1% 3 年目 741 万円 200 万円 2% 200 万円×2%+541 万円×1% =94,100 円 541 万円 1% 4 年目 709 万円 200 万円 2% 200 万円×2%+509 万円×1% =90,900 円 509 万円 1% 5 年目 677 万円 200 万円 2% 200 万円×2%+477 万円×1% =87,700 円 477 万円 1% 控除期間 5 年の合計 469,800円

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ローン型減税を利用して省エネ改修工事と併せて高効率給湯設備 及び太陽光発電装置を設置したFさんの場合 【改修工事内容】 a.全ての居室の窓全部を改修し、天井・床に断熱材を入れる工 事。 b.改修部位は全て現行の省エネ基準相当以上の省エネ性能 を満たす工事。 c.改修後の住宅全体の省エネ性能が現行の省エネ基準相当 に上がる工事。 d.a.の工事と併せて高効率給湯設備、太陽光発電装置を設置 【工事費用及び支払方法】 ・1,000 万円(うち、d.の工事費用は 450 万円)。 ・200 万円は所持金にて支払、残り 800 万円を借入、 20 年返済(金利年 3.13%)。 項目 Fさん 税制種類 ローン型減税 (特定の改修工事あり) 工事費 1,000 万円 支払総額 1,277 万円 (所持金+ローン返済総額) 控除対象限度額 550 万円 控除期間 5 年間 控除率 2%(200 万円) 1%(350 万円) (借入金の年末残高を対象) 所得税控除額 37.5 万円 (5 年間の合計:最大) 実質工事費支払総額 1,239.5 万円 固定資産税の減額 1/3 を減額(1 年間) 備 考 ローン型減税では、高効率給湯設 備、太陽光発電設備設置工事費用は 控除対象限度額に含められない。 【所得税控除額計算方法】 ※工事費・控除額等はイメージ、概算です。 年数 年末残高 特定改修工事費相当部分 控除率 所得税控除額 上記以外工事費相当部分 1 年目 800 万円 200 万円 2% 200 万円×2%+350 万円×1% =75,000 円 350 万円 1% 2 年目 771 万円 200 万円 2% 200 万円×2%+350 万円×1% =75,000 円 350 万円 1% 3 年目 741 万円 200 万円 2% 200 万円×2%+350 万円×1% =75,000 円 350 万円 1% 4 年目 709 万円 200 万円 2% 200 万円×2%+350 万円×1% =75,000 円 350 万円 1% 5 年目 677 万円 200 万円 2% 200 万円×2%+350 万円×1% =75,000 円 350 万円 1% 控除期間 5 年の合計 375,000円 ローン型減税 Fさん

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3-1 窓の改修工事

住宅の暖冷房エネルギーの低減、住空間の熱的快適性の向上に、窓の断熱・ 遮熱性能の向上が果たす役割は大きい。このことから、住宅の省エネ改修促進税 制の適用を受ける場合は、必ず居室の窓の省エネ改修を行うことが義務付けられ ています。改修後の窓の性能は、暖冷房エネルギーの低減が求められるⅠ~Ⅴ地 域では窓の熱貫流率U [W/(㎡・K)]、冷房エネルギーの低減が求められるⅥ地 域ではガラスの日射遮蔽性能(日射侵入率:ηで規定される)で規定しています。 本章では、Ⅰ~Ⅴ地域とⅥ地域に分け、改修後の住宅性能水準(「エネルギー の使用の合理化に資する工事」もしくは「エネルギーの使用の合理化に著しく資す る工事」)に応じて、税制別に要求される窓の性能と代表的な仕様を説明します。 (1)改修後の窓に求められる性能 改修後の窓に求められる熱貫流率Uもしくは日射侵入率ηは、表 3-1-1 を参照 してください。また、表 3-1-2 にそれぞれの熱貫流率Uと日射浸入率ηに対応する 代表的窓の仕様を示します。表 3-1-1 に表 3-1-2 に示される仕様についてもその 記号を付記されていますので併せて参照してください。 表 3-1-1 税制別の窓の要求性能 ローン型減税 地域区分 投資型減税 1%控除(注1) 2%控除(注2) 固定資産税の 減額 Ⅰ地域 窓の熱貫流率[W/(㎡・K)] 2.33 2.33 1.90 2.33 代表的窓の仕様[記号] [b] [b] [a] [b] [対象部位] [居室の窓全て] [居室の窓全て] [居室の窓全て] [一部又は一棟全て] Ⅱ地域 窓の熱貫流率[W/(㎡・K)] 2.33 2.33 1.90/2.33 2.33 代表的窓の仕様[記号] [b] [b] [a]/[b] [b] [対象部位] [居室の窓全て] [居室の窓全て] [居室の窓全て] [一部又は一棟全て] Ⅲ地域 窓の熱貫流率[W/(㎡・K)] 3.49 3.49 2.33/3.49 3.49 代表的窓の仕様[記号] [d] [d] [b]/[d] [d] [対象部位] [居室の窓全て] [居室の窓全て] [居室の窓全て] [一部又は一棟全て] Ⅳ地域 窓の熱貫流率[W/(㎡・K)] 4.65 4.65 2.33/3.49 4.65 代表的窓の仕様[記号] [f] [f] [b]/[d] [f] [対象部位] [居室の窓全て] [居室の窓全て] [居室の窓全て] [一部又は一棟全て] Ⅴ地域 窓の熱貫流率[W/(㎡・K)] 4.65 4.65 2.33/3.49 4.65 代表的窓の仕様[記号] [f] [f] [b]/[d] [f] [対象部位] [居室の窓全て] [居室の窓全て] [居室の窓全て] [一部又は一棟全て] Ⅵ地域 窓の日射侵入率 - - 0.40/0.60 - 代表的窓の仕様[記号] - - [i]/[h] - [対象部位] - - [居室の窓全て] - * 代表的窓の仕様[記号]は、表 3-1-2 を参照してください。 * 熱貫流率、窓の仕様は最低基準を示しています。これより優れたもので使用する場合も減税の対象とな ります。 (注 1)本表の要求性能で税制の適用対象となるのは、改修工事をし、平成 21 年4月1日~平成 22 年 12 月 31 日の間に居住の用に供した場合に限ります。 (注 2)躯体の断熱性能との組み合わせにより窓の要求性能が変わります(詳しくは 2 章 2-2(2)を参照し てください。)。

3章 省エネリフォーム工事

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表 3-1-2 性能別窓仕様一覧表(表中「as」とは空気層のことをいう) 代表的窓の仕様 記号 熱貫流率 U W/(m2・K) 建具 ガラス [as:空気層又は中空層、数字厚 さ(mm)] 3-1(2) の解説 項 a 1.90 二重サッシ(建具の一方が木製又はプラスチック製) 単板ガラス+低放射複層ガラス[as6] 一重サッシ(木製又はプラスチック製) 低放射複層ガラス(ガス入り)[as12] 1) b 2.33 三重サッシ(材質は問わない) 単板ガラス+単板ガラス+単板ガラス 二重サッシ(材質は問わない) 単板ガラス+低放射複層ガラス[as12] 二重サッシ(建具の一方が木製又はプラスチック製) 単板ガラス+普通複層ガラス[as12] 低放射複層ガラス[as12] 一重サッシ(木製又はプラスチック製) 三層ガラス[as12+as12] 低放射複層ガラス[as12] 一重サッシ(金属製とプラスチック製(もしくは木製) の複合構造) 三層ガラス[as12+as12] 2) c 2.91 二重サッシ(建具の一方が木製又はプラスチック製) 単板ガラス+単板ガラス 一重サッシ(木製又はプラスチック製) 普通複層ガラス[as12] 一重サッシ(金属製熱遮断構造) 低放射複層ガラス[as12] 3) d 3.49 二重サッシ(枠中間部熱遮断構造) 単板ガラス+単板ガラス 二重サッシ(材質は問わない) 単板ガラス+複層ガラス[as6] 一重サッシ(木製又はプラスチック製) 普通複層ガラス[as6] 普通複層ガラス[as12] 単板ガラス+単板ガラス[中間空気層 12] 一重サッシ(金属製とプラスチック製(もしくは木製) の複合構造) 低放射複層ガラス[as6] 普通複層ガラス[as12] 単板ガラス+単板ガラス[中間空気層 12] 一重サッシ(金属製熱遮断構造) 低放射複層ガラス[as6] 4) e 4.07 一重サッシ(金属製とプラスチック製(もしくは木製) の複合構造) 普通複層ガラス[as6] 一重サッシ(金属製熱遮断構造) 普通複層ガラス[as6] 低放射複層ガラス[as6] 普通複層ガラス[as12] 一重サッシ(材質は問わない) 単板ガラス+単板ガラス[中間空気層 12] 5) f 4.65 二重サッシ(材質は問わない) 単板ガラス+単板ガラス 普通複層ガラス[as6] 一重サッシ(材質は問わない) 単板ガラス+単板ガラス[中間空気層 6] 6) g 6.51 一重サッシ(材質は問わない) 単板ガラス h 遮熱複層ガラス[as6]※ 熱線反射ガラス2種及び 3 種 日射侵入 率 0.6 問わない 低放射複層ガラス[as6] 遮熱複層ガラス[as6]※ 問わない 遮熱低放射複層ガラス[as6] i 日射侵入 率 0.4 熱線反射ガラス3種 7) ※遮熱複層ガラス[as6]は、使用するガラスによって日射侵入率が異なるため、選定には注意が必要です(仕様については、7)に 記述。)。

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(2)窓の改修方法 現在、一般的な窓の省エネ改修方法は、大別すると以下の 3 手法に大別されま す(図 3-1-1)。 ① 既存サッシの内側に、新たにサッシを新設する方法:方法(イ) ② 既存サッシを撤去し、新たにサッシを新設する方法:方法(ロ) ③ 既存サッシ枠を利用して、複層ガラスなど高断熱化に寄与するガラスを設置する 方法:方法(ハ) 次ページより、図 3-1-1 に示した改修方法毎に該当する代表的仕様を説明します。 図 3-1-1 窓の改修方法 サッシ新設 (既存枠利用) 方法(イ) 既存サッシ内側に サッシを新設する方法 方法(ロ) 既存サッシを取り除き 新たなサッシを更新する方法 方法(ハ) 既存サッシを利用して ガラスを多層化する方法 サッシ新設 (既存枠撤去) ガラス多層化 (専用部材使用) ガラス サッシ 内窓新設

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1)熱貫流率U=1.90[W/(㎡・K)]以下の仕様 [a(表 3-1-2 の記号欄を表す、以下同じ)] 熱貫流率U=1.90 以下を満たす窓の代表的仕様としては、以下の 2 種が挙げられます (図 3-1-2)。 ① 既存サッシの内側に、新たにサッシを新設する方法:方法(イ) ・既存一重サッシ(金属枠の単板ガラス)の室内側に、樹脂製あるいは木製枠 (以下、「樹脂製同等以上の枠」という)に低放射複層ガラス(空気層 6mm) の内窓を新設する。 ② 既存サッシを更新する方法:方法(ロ) ・既存サッシを取り除き、樹脂製同等以上の枠で空気層にアルゴンガスなどを 封入した低放射複層ガラス(空気層 12mm)入りの建具を新設する。 図 3-1-2 熱貫流率U=1.90[W/(㎡・K)]以下の仕様 既存サッシ 新設サッシ 枠:樹脂製同等以上の枠材 ガラス:低放射複層ガラス (空気層 6mm) 新設サッシ 枠:樹脂製同等以上の枠材 ガラス:ガス入り低放射複層ガラス (空気層 12mm) 方法(イ)既存サッシの内側にサッシを新設 方法(ロ)サッシの更新

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2)熱貫流率U=2.33[W/(㎡・K)]以下の仕様 [b] 熱貫流率U=2.33 以下で 1.90 を超える窓の代表的仕様としては、以下の 2 種が挙げら れます(図 3-1-3)。 ① 既存サッシの内側に、新たにサッシを新設する方法:方法(イ) ・既存一重サッシ(金属枠の単板ガラス)の室内側に、樹脂製同等以上の枠 に複層ガラス(空気層 12mm)の内窓を新設する。 ・既存一重サッシ(金属枠の単板ガラス)の室内側に、低放射複層ガラス(空 気層 12mm)の建具を新設する。ただし内窓のサッシ枠の材質は問わない。 ② 既存サッシを更新する方法:方法(ロ) ・既存サッシを取り除き、樹脂製同等以上の枠で低放射複層ガラス(空気層 12mm)入りの建具を新設する。 ・既存サッシを取り除き、複合構造の枠(金属製と樹脂製もしくは木製)で低放 射複層ガラス(空気層 12mm)入りの建具を新設する。 図 3-1-3 熱貫流率U=2.33 [W/(㎡・K)]以下の仕様 既存サッシ 新設サッシ a 枠:樹脂製同等以上の枠材 ガラス:複層ガラス (空気層 12mm) 新設サッシ b 枠:材質は問わない ガラス:低放射複層ガラス (空気層 12mm) 新設サッシ a 枠:樹脂製同等以上の枠材 ガラス:低放射複層ガラス (空気層 12mm) 新設サッシ b 枠:複合構造の枠材 ガラス:低放射複層ガラス (空気層 12mm) 方法(イ)既存サッシの内側にサッシを新設 方法(ロ)サッシの更新

表 2-3  太陽光発電設備設置工事の標準的な工事費用相当額  工事の内容  単位あたりの金額 (円/kW 当り)  太陽光発電設備の設置  735,000  表 2-4  太陽光発電設備設置工事に係る特殊工事の標準的な工事費用相当額  特殊工事の種類  工事概要  費用  ①安全対策工事  急勾配の屋根面又は三階建以上の家屋の屋根面に 太陽光発電設備設置工事をする場合に、当該太陽光発 電設備設置工事に従事する者並びに当該太陽光発電 設備設置工事で設置する設備及び工具の落下を防止 するために必要となる足場を
表 2-6  Ⅰ地域における必要改修工事  現状(改修前)から一段階相当上がると認められる工事  (1%控除)  →下表(A)もしくは(B)欄 特定の省エネ改修工事 (2%控除) →下表(C)欄 省エネ改修後の省エネ性能  (A)  等級2  (改修前が等級1の場合) (B)  等級3  (改修前が等級2の場合) (C)  等級4 等 級 1  窓 *b +天井+床+外壁 - 窓 *a +天井+床+外壁 等 級 2  窓 *b +天井+床+外壁 窓 *a +天井+床+外壁省エネ改修前の省エネ 性 能 等 級
表 2-8  Ⅲ地域における必要改修工事  現状(改修前)から一段階相当上がると認められる工事  (1%控除)  →下表(A)もしくは(B)欄 特定の省エネ改修工事 (2%控除) →下表(C)欄 省エネ改修後の省エネ性能  (A)  等級2  (改修前が等級1の場合) (B)  等級3  (改修前が等級2の場合) (C)  等級4 等 級 1  窓 *C +天井+床 窓*C +天井+外壁 窓*C+床+外壁 - 窓 *b +天井+床+外壁 等 級 2  窓 *b窓*c +天井 窓*c+床 窓*c+外壁 窓*d
表 2-10  Ⅴ地域における必要改修工事  現状(改修前)から一段階相当上がると認められる工事  (1%控除)  →下表(A)もしくは(B)欄 特定の省エネ改修工事 (2%控除) →下表(C)欄 省エネ改修後の省エネ性能  (A)  等級2  (改修前が等級1の場合) (B)  等級3  (改修前が等級2の場合) (C)  等級4 等 級 1  窓 *d窓*f +天井 窓*f+床  窓 *f +外壁  - 窓 *b +天井+床+外壁 等 級 2  窓 *b +天井+床 窓*b +天井+外壁 窓*b+床+外
+7

参照

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