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北海道新幹線開業と地域経済の動向 ~ 北海道新幹線の概要 ~ 北海道新幹線は 東北新幹線の新青森から札幌に至る延長約 36kmに渡る路線 このうち 新青森から新函館北斗の区間は 25 年 ( 平成 17 年 ) に着工され 216 年 ( 平成 28 年 )3 月 26 日の開業が予定されているなお

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(1)

平成27年11月13日

北海道財務局・函館財務事務所

北海道新幹線開業と地域経済の動向

1.北海道新幹線の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P1

2.北海道経済を取り巻く環境・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P2

3.人口の推移と将来推計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P3

4. 道南観光の特徴・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P4~5

5. 青函連携に関する主な取組み・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P6

6.管内企業における北海道新幹線開業への期待・・・・・・・・・・・・・・・・P7~9

青函地域経済活性化フォーラム 資料

(2)

1973(昭和48)年11月 整備計画決定(北海道新幹線:青森市~札幌市)

42

年前 1973(昭和48)年11月 第一次石油ショック 42年前 1978(昭和53)年12月 第二次石油ショック 38年前 1982(昭和57)年6月 東北新幹線 大宮~盛岡間開業

33

年前 1985(昭和60)年9月 G5・プラザ合意 31年前 1988(昭和63)年3月 青函連絡船廃止、青函トンネル、津軽海峡線開業

28

年前 1988(昭和63)年7月 新千歳空港 開港 27年前 1989(平成元)年4月 消費税導入 26年前 1991(平成3)年2月 バブル崩壊 25年前 1992(平成4)年7月 新千歳空港 ターミナルビル開業 23年前 1997(平成9)年11月 北海道拓殖銀行、北洋銀行への営業譲渡を決定 18年前 2002(平成14)年12月 東北新幹線 盛岡~八戸間開業

13

年前 2005(平成17)年5月 北海道新幹線 新青森~新函館(仮称)間着工

10

年前 2005(平成17)年7月 知床が世界自然遺産に登録 10年前 2008(平成20)年7月 北海道洞爺湖サミット開催 7年前 2008(平成20)年9月 リーマン・ブラザーズ経営破綻 7年前 2010(平成22)年12月 東北新幹線 八戸~新青森間開業(東北新幹線全線開業)

5

年前 2011(平成23)年3月 東日本大震災 5年前 2012(平成24)年6月 北海道新幹線 新函館(仮称)~札幌間 工事実施計画認可

3

年前 2016(平成28)年3月26日 北海道新幹線 新青森~新函館北斗間開業予定

北海道新幹線開業と地域経済の動向 ~北海道新幹線の概要~

北海道新幹線は、東北新幹線の新青森から札幌に至る延長約360kmに渡る路線。このうち、新青森から新函館北斗の区間は、

2005年(平成17年)に着工され、2016年(平成28年)3月26日の開業が予定されている

なお、新函館北斗から札幌までの区間は、 2012年(平成24年)に認可・着工され、 2030年度末(平成42年度末)までの開業に向

け、工事が進められている

八戸 七戸十和田 新八雲(仮称) 長万部 倶知安 新小樽(仮称) 青函トンネル 約54km

■ 北海道新幹線の概要

■ 開業までの経緯と経済トピックス

札幌 新函館北斗 新青森 八戸 盛岡 仙台 東京 新函館北斗 ~札幌 約

211

km 新青森~ 新函館北斗 約

149

km 開業から

(3)

企業数 (北海道) うち中小企業 うち大企業 平成13年 18万6千社 18万5千社 425社 ▲

3

2

千社 ▲

3

2

千社 ▲

162

社 (▲

17

%) (▲

17

%) (▲

38

%) 平成24年 15万4千社 15万4千社 263社

(1) 産業構造

(県内総生産・名目)

(2) 人口推移と将来推計

(6) 預貸金の推移

(4) 企業数の推移

◆ 所謂『消滅可能性都市』の割合は、

全国と比較して高い状況

◆ 人口減少・少子高齢化が急速に進行

◆ 休廃業等件数は倒産件数の約5倍

(5) 倒産、休廃業等の推移

◆ 預金は増加するも貸出金は伸び悩む

◆ 過去10年間で約2割減少

(3) 20~39歳女性人口の推計

20~39歳の女性人口が50%以上減少 うち人口が1万人を切る 市区 町村数 割合 町村数市区 割合 全国 (1,800)

896

50%

523 29%

北海道 (188)

147

78%

116 62%

人口移動が収束しない場合の2040年の20~39歳女性人口 全国1,800自治体(1,799市区町村+福島県)、道内188市区町村 〔出所〕 日本創生会議「全国市区町村別20~39歳女性の将来推計人口」 90 79 72 66 47 38 394 383 370 349 277 238 84 103 121 136 172 170 0 100 200 300 400 500 600 H7年 H12年 H17年 H22年 H37年 H47年 569万人 推 計 15歳以上 65歳未満 65歳以上 15歳未満 万 人 551万人 495万人 446万人 〔出所〕 総務省「国勢調査」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来人口推計」 1,340 1,521 1,517 1,494 1,302 341 351 383 298 275 3.9 4.3 4.0 5.0 4.7 2.2 2.2 2.4 2.4 2.7 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 0 400 800 1,200 1,600 H22年 H23年 H24年 H25年 H26年 全国 (〃) ■休廃業件数 ■倒産件数 北海道(休廃業件数÷倒産件数) 年度 件 数 倍 〔出所〕 帝国データバンク 〔出所〕 内閣府「平成24年度経済活動別県内総生産」 〔出所〕 中小企業庁「中小企業白書」

◆ 全国と比較し、製造業の割合が低いものの、

農林漁業や建設業は高い状況

50.0 55.0 60.0 65.0 70.0 75.0 80.0 85.0 90.0 95.0 8 10 12 14 16 18 20 22 24 H9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 預 金 ・貸 出 金 残 高 【兆 円 】 預 貸 率 【% 】 預 金 貸出金 預貸率 年度末 北海道内に本支店を有する銀行・信金・信組の合計 (※ゆうちょ銀を除く) 〔出所〕 北海道財務局 H26年度末 約22兆円 H26年度末 約13兆円 H26年度末 58.2

北海道

全国

:18兆円

:500兆円

建設業 その他3次産業 政府サービス生産者 卸小売業 不動産業 運輸業 農林漁業 製造業 サービス業 5 % 18% 20% 14% 14% 5 % 12% 12% 7% 9% 16% 4 % 9% 7% 22% 14% 12%

北海道内でも急速な人口減少と少子高齢化が進行、所謂「消滅可能性都市」の割合は全国平均を上回る状況となっている

また、企業数が減少する中、全国と比較して休廃業・解散件数は高い水準で推移。金融機関の貸出金も伸び悩んでいる

北海道新幹線開業と地域経済の動向 ~北海道経済を取り巻く環境~

(4)

14 10 8 6 4 2 1 49 45 40 34 28 16 11 15 16 19 20 21 19 15 0 20 40 60 80 H2年 H7年 H12年 H17年 H22年 H37年 H47年

■ 北海道

■ 渡島地域

■ 木古内町

■ 函館市

■ 北斗市

■ 檜山地域

北海道新幹線開業と地域経済の動向 ~人口の推移と将来推計~

北海道新幹線沿線の道南地域においては、人口減少・少子高齢化が全道を上回るペースで進行する自治体が多くみられ、地域

における喫緊の課題となっている

103 90 79 72 66 47 38 392 394 383 370 349 277 238 67 84 103 121 136 172 170 0 100 200 300 400 500 600 H2年 H7年 H12年 H17年 H22年 H37年 H47年 89 74 63 56 49 32 25 328 320 304 285 260 192 158 66 80 95 109 118 130 119 0 100 200 300 400 500 H2年 H7年 H12年 H17年 H22年 H37年 H47年 11 9 7 6 5 3 2 40 36 33 27 23 15 11 11 12 14 14 14 14 12 0 10 20 30 40 50 60 70 H2年 H7年 H12年 H17年 H22年 H37年 H47年 59 47 40 34 30 20 15 226 218 204 189 172 125 102 43 53 62 70 77 84 76 0 50 100 150 200 250 300 350 H2年 H7年 H12年 H17年 H22年 H37年 H47年 7 7 8 8 7 5 4 27 29 31 31 30 26 22 5 7 8 9 11 13 13 0 10 20 30 40 50 60 H2年 H7年 H12年 H17年 H22年 H37年 H47年 56 4万人 56 9万人 551 万人 推 計

65歳以上

15~65歳

0~14歳 48万人 43 万人 推 計 6.2 万人 4.2 万人 33 万人 28 万人 推 計 万人 千人 千人 平成16年12月、函館市・戸井町、恵山町、椴法華村、南茅部町が 合併し、現在の函館市となる 千人 平成18年2月、上磯町・大野町が合併し、 現在の北斗市が誕生 3.9 万人 4.8 万人 推 計 推 計 7.8 千人 5.3 千人 推 計 ※合併前の旧上磯町と旧大野町の合算 千人 百人 〔出所〕 総務省『国勢調査』、国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来人口推計』 H2年比 ▲32% H2年比 +21% H2年比 ▲12% H2年比 ▲2% H2年比 ▲33% H2年比 ▲15% ※合併前の5市町村の合算

(5)

出資

・渡島管内の観光入込客数はH24年度以降、外国人観光客の下支えもあり増加傾向にある。

・外国人観光客は、函館空港の便数の増加や中国人観光客の増加などから近年、大幅に増加している。

・道外客と道内客の割合をみると、全道では約30%が道外客であるのに対し、道南圏域では、45%と高い割合となっている。

・また、入込総数の宿泊者の占める割合は、道南圏域では30%と他の圏域に比べ高い割合となっている。

■ 観光入込客数(延べ人数)の推移

■ 入込総数のうち宿泊者の占める割合

(H26年度)

訪日外国人来道者の宿泊者数(渡島管内)と 訪日外国人来道者数(実人数)の推移

■ 道外客と道内客の割合

(H26年度) -4,000 1,000 6,000 11,000 16,000 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 渡島管内(左軸) 全道(右軸) 単位:万人 年度 【出所】北海道 0 500 1,000 1,500 2,000 0 50 100 150 200 250 300 350 400 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 渡島管内(左軸) 全道(右軸) 単位:千人 年度 35.5 24.7 37.5 36.2 25.6 45.8 30.4 64.5 75.3 62.5 63.8 74.4 54.2 69.6 0.0 50.0 100.0 釧路・根室圏域 十勝圏域 オホーツク圏 道北圏域 道央圏域 道南圏域 北海道計 道外客 道内客 19.7 17.0 19.1 15.3 16.9

30.1

18.1 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 釧路・根室圏域 十勝圏域 オホーツク圏 道北圏域 道央圏域 道南圏域 北海道計 道南圏域は道外客の割合が高い 道南圏域は他の圏域に比べ宿泊者の占める割合が著しく高い 外国人宿泊者数の動向をみると、渡島管内でも全道と同様に急増して いる 減少傾向にあった入込客数は緩やかに増加傾向

北海道新幹線開業と地域経済の動向 ~道南観光の特徴等①~

(6)

その他 3次産業 23.5% 出資

・道外から道南への来訪者は青森県、東京都からが多い。これを交通機関別にみると、鉄道は青森県、航空機は東京都が最も多くなっている。

・地域ブランド調査の「市の魅力度ランキング」で、函館市は2年連続の全国1位を獲得した。

・道内の観光消費額単価をみると外国人宿泊客が最も多く、道外客の1.8倍を消費している。

■ 観光消費額単価

(H26年度) 3,646 19,437 14,337 22,953 75,825 137,313 0 50,000 100,000 150,000 道内客 道外客 外国人 道内客 道外客 外国人 日帰り 宿泊 ・経済効果が高い、外国人観光客の伸長は重要であるが、絶対数が多い国 内客の地道な誘客への取組みも重要である。 ※目的:観光 各四半期の単純平均 【出所】北海道 円 174 (43.0%) 211 (20.2%) 23 (5.7%) 26(2.5%) 26(6.4%) 28(2.7%) 12(3.0%) 65 (6.2%) 22(5.4%) 208 (19.9%) 15(3.7%) 130 (12.4%) 133 (32.8%) 379 (36.2%) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 鉄道 全機関 青森県 岩手県 宮城県 埼玉県 東京都 神奈川県 その他 【出所】国土交通省:第5回全国幹線旅客純流動調査

■ 道外から道南への来訪者数(H22年)

単位:千人/年 53 (8.0%) 65 (9.8%) 183 (27.7%) 115 (17.4%) 50 7.6%) 30 4.5%) 164 (24.8%) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 航空機 埼玉 千葉 東京 神奈川 愛知 兵庫 その他 ・来訪者は青森県からが211千人と最も多く、次いで東京都の208千人となっている。 ・しかし、鉄道での来訪者をみると、青森県からの来訪者が174千人ともっとも多く全体 の43%を占めるのに対し、東京都の割合は5.4%とわずかなものとなっている。 ・東京都など関東地方からの来訪者は航空機の利用が多くなっている。 45.0 50.0 55.0 60.0 H18H19H20H21H22H23H24H25H26H27 点数の推移

■ 地域ブランド調査

市の魅力度ランキング(函館市)

H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 順位 3 4 2 1 2 2 3 2 1 1 点数 57.6 54.7 55.9 58.8 55.5 56.7 52.8 53.4 51.3 50.4 【出所】㈱ブランド総合研究所 ・函館市の魅力度は全国的に常 に上位をキープ。2年連続の全 国1位。 ・しかし点数は低下傾向にある。

2年連続全国1位

魅力度の更なるアップを

来訪者数が最も多い青森県ほか、沿線都市への働きかけが重要。 現在航空機で来訪している関東地方からの鉄道利用の増加にも期待。

北海道新幹線開業と地域経済の動向 ~道南観光の特徴等②~

(7)

昭和63年3月の青函トンネル開通を契機に、産学官の各機 関により青函インターブロック交流圏構想推進協議会を設立 平成23年に現名称に変更し、新たな会員の参画を呼びか け、北海道新幹線の開業を視野に、青函圏における交流・ 連携のプラットフォームとしての役割を担っている 事務局: 北海道、青森県

■ 青函圏交流・連携推進会議

■ 青森・函館ツインシティ提携

平成元年3月、青函トンネルの開通1周年を機に、青森市と 函館市が経済・観光などの各分野における交流を念願し て「ツインシティ提携」を締結 以降、教育・文化・福祉事業や、スポーツ・レクリエーション 事業など、様々な分野で交流事業が展開されている

北海道新幹線開業と地域経済の動向 ~青函連携に関する主な取組み~

■ 北海道・北東北知事サミット

平成9年に北東北3県で始まり、平成13年から北海道も参 加して「北海道・北東北知事サミット」として開催 4知事が地域の発展を目指して一同に会し、共通の政策 課題等について意見交換、連携事業の合意や決議を行っ ている 北海道、青森県、岩手県、秋田県

■ 津軽海峡観光クラスター会議

平成23年4月、北海道新幹線開業を見据え、観光を核とし た地域経済活性化を実現するために設立 観光資源に恵まれた函館市と弘前市がクラスターを構成し て連携・協力することで、津軽海峡圏の産業振興の牽引役 となることを目指す みちのく銀行、弘前商工会議所、函館商工会議所

■ 青函圏観光都市会議

平成25年3月、函館、青森、弘前、八戸の4市が、広域連携 によって広域観光エリアを形成し、観光の魅力の増進により 国際競争力を高め、内外からの観光客の来訪及び滞在の 促進を図ることを目的に設立 平成28年4月から「青函圏周遊博」を開催する予定 北海道新幹線の開業を見据え、青函圏経済の活力強化に 向けた取組みとして、函館、青森の両商工会議所が、会員 事業所間のビジネスマッチングを支援 事業提案説明会や個別ブースを設けた商談会、立食懇談 会を開催し、青函圏でのビジネスチャンス拡大を目指す

■ 会員事業所パートナーシップ構築懇談会

函館市、青森市、弘前市、八戸市 函館商工会議所、青森商工会議所 函館市、青森市

青函地域においては、津軽海峡を隔てながらも人や物の交流が続けられてきたが、北海道新幹線の開業を視野に、経済、観

光、ビジネスなど、あらゆる面での交流や連携が拡大している

第16回北東北・北海道知事サミット(開催地・青森県)の模様(青森県ホームページより) 青函圏観光都市会議ホームページより 青森港・函館港(観光庁ホームページより) ハリストス正教会 (函館国際観光コンベンション協会ホームページより) 弘前城 (弘前市ホームページより) 総会及び情報交換会<左>、青函圏フォーラム<右>の模様 (青函圏交流・連携推進会議ホームページより)

(8)

開業効果への期待

A 大いに 期待して いる 35% B ある程 度期待し ている 56% C あまり 期待して いない 9% D 全く期 待してい ない 0%

期待する具体的な開業効果

利用にあたって重視すること

新幹線の利用目的

新幹線の開業効果を9割以上が期待しており、期待度は高い

新幹線の利用目的は、観光、ビジネスの順

利用にあたり、「ダイヤの利便性」が最も重視され、次いで「運賃」、「移動時間」の順

北海道新幹線開業への期待

A 地元経 済の活性 化 51% B 観光客 の増加 43% C 自社製 品の売上 や取引の 増加 3% D その他 3% A 観光 54% B ビジネス 43% C その他 3% A 移動 時間 24% B 運賃 35% C ダイヤ の利便性 (時間帯・ 便数) 40% D その 他 1% 利用目的は、「観光」が54%、「ビジネ ス」が43%の順 全体の9割以上が「大いに期待してい る」及び「ある程度期待している」と回 答し、新幹線開業への期待度は高い 期待する具体的な開業効果は、 「地元経済の活性化」が51.%、「観 光客の増加」が43%の順 ・地元雇用の場が拡大することを期待(自 動車販売業) ・国内客が増加することで売上増加につ ながる(製造業) ・ビジネスマンの増加にも期待(大型小売 店) ・新たなビジネスチャンスが生まれる (IT業) ・宿泊施設収容数を懸念(運輸業) ・出張は東京が多く、移動時間を考慮す ると、ビジネスでは飛行機を利用する (製造業) 利用にあたっては、「ダイヤの利 便性」を最重視し、次いで「運 賃」、「移動時間」の順 ・飛行機に比べ、始発・終発の時間に余裕が ある(自動車販売業) ・運賃が高いと感じるので、割引の内容がどう なるか注目(製造業ほか) ・飛行機と比較した、目的地までの総移動時 間を重視(運輸業) ・木古内駅の停車本数が増えないと地域活 性化に繋がっていかない(製造業)

北海道新幹線開業と地域経済の動向 ~管内企業における北海道新幹線開業への期待~

(9)

観 光

行ってみたい地域

◇「弘前」が最多、続いて「十和田湖」、「奥入瀬」

◇「周辺温泉地(浅虫etc)」、「白神山地」、「八甲田山」などが複数回答

◇ その他、「津軽半島東海岸」、「みろく横丁」、「雪の回廊(八甲田、十和田、

ゴールドライン)」といった回答もあり

管内から青森周辺で行ってみたい観光地

◇ 東北地域が

44%でトップ

◇ 続いて首都圏

35%、

北関東

21%の順

A 東北 44% B 北関東 21% C 首都圏 35%

◇クリスマスファンタジー(函館市)、大沼(わかさぎ釣り、氷

上カート、スノーモービル)などが複数回答

◇寒中みそぎ祭(木古内町)、熱帯植物園(函館市)、道南温

泉めぐり、トラピスト修道院並木道≪

12/24ローマへの道≫

(北斗市)、駒ヶ岳の雪景色(北斗市ほか)、西部地区の街歩

き≪冬ならではの美しい景色とカフェでの一休み≫(函館市)

◇函館市 ~ 函館山、西部地区、五稜郭公園、香雪園、穴間洞窟、縄文遺

跡(函館市縄文文化交流センター) 、恵山≪登山、温泉≫、バル街

etc

◇管 内 ~ 裏夜景(七飯町 等)、城袋牧場(七飯町)、きじひき高原(北

斗市)、しかべ間歇泉公園(鹿部町)、江差姥神大神宮御祭(江差町)、八郎

沼(北斗市)、太田神社(せたな町)、矢越クルーズ(知内町)

訪問してもらいたい道南の観光地は?

裏夜景(七飯町 等) 香雪園(函館市) 穴間洞窟(函館市) はこだてクリスマス ファンタジー(函館市) 熱帯植物園 (函館市) 大沼公園(七飯町) 湯の川温泉 (函館市) しかべ間歇泉公園 (鹿部町)

地元お勧めの観光地・イベント

冬場のオススメ観光地は?

(画像提供:函館国際観光コンベンション協会、みなみ北海道観光推進協議会、函館市公式観光情報サイトはこぶら

ほか)

北海道新幹線開業と地域経済の動向 ~管内企業における北海道新幹線開業への期待(観光)~

(10)

・その他では、☆☆、★★といった意

見も・・・

北海道新幹線開業のチャンス

A 資金 面 5% B 人材 の確保 13% C 経済 効果の 継続性 60% D その 他 22%

ビジネス

北海道新幹線開業を契機とした取組

取組への不安

◇ 企業は観光客の増加と、それに伴う需要増加

をチャンスと捉えている

◇観光客、来函者の増加(宿泊業ほか)

◇土産品の売上増加(食料品製造業)

◇観光・宿泊施設の新築・改築(建設業)

◇東北地域へのアクセス改善と交流促進

(電気工事業)

◇全国大会誘致や旅行先としての拡大(宿泊業)

◇ 3割の企業が既に何らかの取組を行っている。それら企業を含

め5割が今後の取組を予定

◇ 取組内容別では、ソフト面が最多、次いで他地域との取引強化

・東北や青函関係のフェアー、新規物産イベントを実施

(大型小売店ほか)

・青森市内の食料品製造業と土産品の新規取引(観光業)

・新幹線開業にちなんだパッケージや形状の新商品を開発

(食料品製造業)

・客室の改装、朝食メニューの改善(宿泊業)

開業効果の継続性を懸念

・開業翌年以降の状況がどうか

(食料品製造業ほか)

・札幌延伸後を懸念

(不動産業)

・宿泊施設のキャパシティー不

足を危惧している(宿泊業)

・人材を募集しても、なかなか集

まらない(宿泊業)

0 5 10 15 新商品開発 新規出店 他地域との取引強化 ソフト面での取組 (PR強化・タイアップ企画等) 従業員確保 設備投資 社 取組済 取組予定

北海道新幹線開業と地域経済の動向 ~管内企業における北海道新幹線開業への期待(ビジネス)~

参照

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指標名 指標説明 現 状 目標値 備 考.

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(2011)

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キャンパスの軸線とな るよう設計した。時計台 は永きにわたり図書館 として使 用され、学 生 の勉学の場となってい たが、9 7 年の新 大

明治以前の北海道では、函館港のみが貿易港と して

東京都北区地域防災計画においては、首都直下地震のうち北区で最大の被害が想定され

鉄道 ・JR 宇都宮線(東北本線) 、高崎線 ・JR 湘南新宿ライン.. ・JR 埼京線 ・JR 京浜東北線