久下小学校区ハートフル・ミーティングの概要
1 開催日 平成 21 年 7 月 26 日(日) 2 場 所 久下公民館
3 参加者 47 人 4 会議の概要
○ 特例市後の総合振興計画 市民
特例市になるとどんな利益があるのか、県からの移譲事務の内容をいくつ か説明していただきたいと思います。
また熊谷市が全国に誇れる 50 選にあるムサシトミヨについて、世界で熊谷 の熊久地区にしかいない貴重な魚であり、地元熊久の夏祭りで巨大ムサシト ミヨを子どもに担いでもらってイメージアップに取り組んできました。そこ で県や市が一生懸命取組む中、地元の取組みでどのようなことがあるのかお 聞きしたいと思います。
それともう一つ、次の防犯のことですが、過日久下地区でサルが出没した 際に子どもに危害が及ぶ恐れがありまして、地域住民の安全確保のため、市 の防災無線で危険な状態をお知らせしようとお願いしましたができませんで した。このような危険な状態の時には、防災無線を活用できればと思ってお りますのでその点についてもお聞きしたいと思います。
市長
特例市として市が権限移譲を受けた事務における変化につきましては、各 種申請に対して市が単独で判断できますので、色々な面でスピードアップが 図られます。直接市が市民とのかかわりを持てる仕事が少しずつ増えてくる とご理解いただければと思っています。
特に開発関係では、今まで開発に関する不服申立ては県の開発審査会にし たのですが、今度は市が設置する開発審査会に対して不服申立てをする流れ になりますので、身近に感じられるようになると思っております。
計量法の関係も、業務用の秤が適正に管理、維持されているかの定期検査 を、今までは県で判断しましたが、今度は市の職員が直接判断するというこ とになりますのでそういった面での変化があります。
それから次のテーマに関することですが、今年になって妻沼地域でサルが 出没して話題になりました。防災無線使用の要否をどのように判断したのか が不明ですが、本来防災無線は災害関係のため周波数をいただいております。 でも今回のように市民生活に影響があり、緊急避難的に必要がある場合には、 防災無線を使って色々と情報を流すことはやぶさかではないと思っておりま す。
市民
人口増加、将来人口 23 万人についてご質問します。拠点強化することによ り、魅力ある地域には人が集まると言っておられますが、具体的な施策はど のようなものでしょうか。実は 6∼7 年前、熊谷の都市計画の将来像というこ とで商工会館にボランティアが 70∼80 人集まり、会議が約 2 年間行われたと 思うのですが、その時私も出席しておりました。その時の内容がこの結論に なっている感じがします。そこで熊谷市の計画の中で、人口増加の具体的な 施策をお聞かせいただければと思います。
市長
以前参加されたのはおそらく都市計画マスタープラン策定の関係であると 思うのですが、ありがとうございました。
将来人口の設定につきましては、議会でも意見交換しながら色々とご指摘 をいただいているところですが、多くの課題があると思っています。人口減 少社会の中、魅力あるまちには人が集まるということは抽象的な言い分であ ると正にそのとおりです。ただ先ほど申し上げました色々な施策を地道に積 み重ねていくことが、まず大切であるという認識です。
ですから人口増加の具体的な施策はこれという考え方ではなく、色々な施 策展開を地道に積み上げていき、そして熊谷市が住みよいまちであることを PRし、人々の気持ちを集めていき、その結果として人口増加が図れればベ ストであるという考え方を持っております。
東洋経済新報の全国住み良さランキングの中で熊谷市は 186 位です。上位 20%くらいに入っており、この順番も多少なりとも上昇傾向にあります。
市民
しかも太井地区は高齢化が進み、JR高崎線沿いの農地は空き地となり、 そして病院街になりつつある現実を見た場合、人口増とは言えその辺の施策 がないと思います。
市長
それぞれの地域性があって、地域の課題が色々あるという認識はもちろん 持っております。特にご指摘のように行田駅に近いということで、そちらの 経済圏あるいは生活圏が成り立っている中、突き詰めて考えるとより広域的 な視点で土地利用を見ていく必要があると思ったところであります。
でも市街化区域の整備がある程度進みませんと、調整区域を新たに市街化 区域に編入するのは難しいです。地域特性がある中でより広域的な視点で都 市計画あるいはまちづくりを考えないと、それぞれの自治体が独自にやって いるとアンバランスが生じてしまいます。
行田市は行田駅に近いという認識の都市計画の考え方であると思いますが、 熊谷市では熊谷駅が中心という考え方になると、久下・太井は残念ながらエ リア的に離れてしまい、今までそういった位置づけになってきたものという 感じを持っているところです。
市民
特例市になったのだから、一定地域を都市計画に組込むというのではなく、 個別案件の弾力的運用を考えたらよろしいのではないでしょうか。
市長
田園まちづくり条例の運用により、調整区域の中でも一定地域を住宅化で きる可能性もありますので、それらのことについてまた情報提供などをさせ ていただければありがたいと思っております。
市民
JR高崎線の太井の踏切と、元荒川間の線路の南側にわずか 30 メートルく らいですが、橋を架けて道をつくれば、児童の登下校の利便や行田駅に近く なり、安心安全及び地域の発展に役立つ場所があると考えますので、現地を 是非見てもらいたいと思っています。
市長
○ 地域の防犯・安全について 市民
太井地区には 26 の企業がありますが、プロパンガスを取扱う会社が地元へ の貢献ということで、法令により設置している緊急ストックタンクを使った 緊急炊出し訓練を太井、久下新田自治会及び太井消防分団で行いました。
関東大震災があってもう 90 年近く経ちます。過去のデータによると 60 年 に 1 回くらいは震度 6 以上の震災が起こるということで、この前政府が震災 危険度の確率を発表しました。それによるとこの辺では千葉県が最高で、こ こ 30 年以内に 62%の確率で震度 6 以上の震災が起こるという発表をしている のです。この辺のハザードマップを見てみると、深谷にかなり活発な活断層 があります。ですからいつ起こるとも限らない。そういうことを考えると、 平穏無事なときに企業とタイアップして防災協定を結びたいと、この実地訓 練の経験により考えています。そこで市では他の事例があるのでしょうか。 あるいはどう考えているのでしょうか。今後の参考にお聞きしたいと思って いるところです。
市長
地元企業とタイアップした緊急炊出し訓練のお話でしたが、色々訓練をさ れて大変ありがたいと思っています。いざとなった時、お互いに助け合うと いう意味での企業と地元との協定、話し合いの場というのは大切なことだろ うと思っております。
ただ記憶の範囲では、地元企業と地元が協定を結んだという例は聞いてお りません。もしモデルケースとして実施するお考えがあるならば、市として も中に加わり、アドバイスなど一緒になって仕事を進めていくことも良いと 思ったところであり、地域と企業との関係を緊密化していくこともとても良 いことであるとお話を聞きながら感じたところです。
参考までに、数年前まで実施していた大規模防災訓練に代わって、現在自 主防災組織で防災訓練などを実施していただいております。しかし今年は、9 月 12 日に荒川河川敷で防災訓練を予定しておりまして、企業や企業の組織す る組合や団体にも参加を呼び掛け、地元企業との連携を深めていきたいと思 っております。
市長
特に 65 歳以上の単身高齢者の状況は、市と民生委員さんで情報の共有をし ているのでそういった連携が可能と考えます。
参考までに、65 歳以上の単身高齢者は熊谷市内に 2,300 人おりまして、そ の方々の熱中症対策として、ペンダント型の測定器を民生委員さんにお願い して今配付しております。
市民
同一敷地内に長男夫婦が住んでいますが、私は事実上単身生活状態であり、 民生委員に緊急通報システムをお願いしたのですが対象外であると言われて しまいました。そういうことで、市は老人に優しく安心安全なまちにするた めもっと真剣に考えてもらいたいのです。気持ちの悪くなった人が胸にぶら 下がっているボタンならあるいは押せるかもしれませんが、どこに行ってい るのかわからない、あるいは寝ている長男夫婦を起こすだけの電話がかけら れるでしょうか。ボタンを押せばすぐ救急車が来るような施策をなぜ市はと らないのですか。それが生きた安心安全なまちづくりであり、この辺のとこ ろをお願いします。
市長
民生委員さんが基準の話があってと言われましたが、今まで以上に家族の コミュニケーションを大切にするようにしていただければありがたいです。
市民
群馬県の太田と熊谷を結ぶ鉄道が引けたならば、相当熊谷市もあるいは群 馬県も発展するのではないかという集いが 2 回ばかりあったのですが、東武 熊谷線跡地を利用して、熊谷と太田を結ぶ鉄道を引く考えがありますか。 市長
今のお話は、東武線の群馬の太田、東毛地域から熊谷駅まで鉄道をと、そ して熊谷から東松山の森林公園までという埼群軌道新線と言っているのです が、そういった運動をしている方々のことです。
○ 市長のまとめ
色々と貴重なご意見をいただきましてありがとうございました。まだまだ 課題がたくさんあると認識しております。今日お伺いしたことにつきまして は、クリアできるものは進めていきたいと思っておりますし、前回お話をい ただいたことも今準備をしている部分もあります。
私は今日、前回の資料に、国道からの雨水が道路に流れ込んで溢れている というお話がありましたので、来るときに太井の信号を確認いたしました。 地権者の土地の関係があって、なかなかその部分の拡幅が難しいということ もありますので、横断側溝で一度雨水を受けて、それをまた別な方向に流す ための工事をする準備を今道路課でやっております。このように頂戴をした ご意見等は、改善できるものは実施していきたいと思っているところであり ます。今日いただきましたご意見も同様に取扱いたいと考えております。