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1 文字と発音 toda la ciudad と todas las ciudades の違い つずつ という意味の単数 動詞 SER と ESTAR estar de+ 名詞 直説法現在 zc の動詞と

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全文

(1)

スペイン語の質問

上 田 博 人

目 次

ス ペ イ ン 語 の 質 問 ... 0 1 文 字 と 発 音 ... 5 1 . 1 ア ル フ ァ ベ ッ ト ... 5 h ... 5 1 . 2 母 音 ... 5 1 . 3 子 音 ... 5 単 語 の 途 中 や 終 わ り の r が 巻 き 舌 ... 5 1 . 4 音 節 と ア ク セ ン ト ... 5 二 重 母 音 と ア ク セ ン ト ... 5 ア ク セ ン ト 記 号 を つ け な い と ? ... 5 Washinton の ア ク セ ン ト ... 6 閉 母 音 が 続 く と き の ア ク セ ン ト ... 6 大 文 字 の ア ク セ ン ト ... 6 1 . 5 そ の 他 ... 6 筆 記 体 ... 6 ¿...?と ¡....! ... 7 疑 問 文 の イ ン ト ネ ー シ ョ ン ... 7 カ ナ 表 記 ... 8 2 名 詞 ... 9 2 . 1 性 ... 9 男 性 名 詞 と 女 性 名 詞 ... 9 新 し い 名 詞 の 性 ... 9 男 女 共 通 名 詞 ... 9 ジ ェ ン ダ ー ... 10 雌 雄 ど ち ら か わ か ら な い 場 合 ... 10 2 . 2 数 ... 11 定 冠 詞 + 単 数 ... 11

(2)

1 文字と発音

1

toda la ciudad と todas las ciudades の 違 い ... 11

「 1 つ ず つ 」 と い う 意 味 の 単 数 ... 11 3 動 詞 ... 12 3 . 1 SER と ESTAR ... 12 estar de+ 名 詞 ... 12 3 . 2 直 説 法 現 在 ... 12 zc の 動 詞 と g の 動 詞 ... 12 1 人 称 単 数 形 が 不 規 則 ... 12 IR ... 13 saber と conocer ... 13 ar 動 詞 , er 動 詞 , ir 動 詞 ... 13 3 . 3 直 説 法 線 過 去 、 点 過 去 ... 16 ar 動 詞 の 1 人 称 複 数 ... 16 線 過 去 と 点 過 去 の 区 別 ... 16 ser と ir の 点 過 去 が 同 じ ... 16 fui の 強 勢 ... 16 sentir の タ イ プ と perdir の タ イ プ ... 17 点 過 去 の ア ク セ ン ト ... 17 3 . 4 直 説 法 未 来 、 過 去 未 来 ... 17 未 来 の こ と な ら ば 未 来 形 ? ... 17 現 在 か ら 見 て 未 来 の こ と ... 17 「 丁 寧 」 の 意 味 ... 18 過 去 の こ と の 推 量 、 ま た は 婉 曲 用 法 ... 18 3 . 5 接 続 法 現 在 、 過 去 ... 18 ¿querer = wan t? ... 18

¿No crees que ~ ? ... 19

sentar と sentir の 活 用 形 ... 19 接 続 法 の se 形 と ra 形 ... 20 3 . 6 命 令 形 ... 20 命 令 形 の 意 味 ... 20 1 人 称 複 数 や 3 人 称 の 命 令 形 ... 20 3 . 7 不 定 詞 、 現 在 分 詞 、 過 去 分 詞 ... 21 疑 問 詞 + 不 定 詞 ... 21 感 覚 ・ 使 役 動 詞 ... 21 dejar+ 不 定 詞 、 過 去 分 詞 、 現 在 分 詞 ... 21 3 . 7 命 令 形 ... 22

(3)

2 3 . 8 複 合 形 ... 22 完 了 形 ... 22 現 在 完 了 と 過 去 形 ... 22 現 在 完 了 は ど の よ う な 過 去 ... 22 現 在 完 了 と 「 過 去 」 を 示 す 副 詞 ... 23 過 去 完 了 ... 23 未 来 完 了 と 「 時 」 を 示 す 副 詞 ( 句 ) ... 23 進 行 形 ... 23 estuve trabajando ... 23 直 後 形 ... 24 ir a + 不 定 詞 と 未 来 ... 24 受 動 形 ... 25 そ の 他 ... 25 英 語 の よ う な 助 動 詞 ... 25

deber と tener que ... 25

4 形 容 詞 ... 26 -c で 終 わ る 名 詞 か 形 容 詞 ... 26 形 容 詞 の 前 置 と 後 置 ... 26 gran と grande の 違 い は ? ... 26 2 つ の 形 容 詞 と y ... 26 複 数 の 形 容 詞 の 順 番 ... 27 主 語 を 修 飾 す る 形 容 詞 ... 27 5 副 詞 ... 28 demasiado ... 28 junto, juntos ... 28 「 時 」 と 「 場 所 」 を 示 す 副 詞 ( 句 ) ... 28 時 を 示 す 副 詞 句 ... 29 6 機 能 語 ... 30 6 . 1 冠 詞 と 代 名 詞 ... 30 総 称 を 示 す 定 冠 詞 ... 30 定 冠 詞 と 所 有 形 容 詞 ... 30 tomar un café ... 31 無 冠 詞 ... 31 tú と usted ... 31 代 名 詞 の 重 複 : 間 接 目 的 語 ... 31 代 名 詞 の 重 複 : 直 接 目 的 語 ... 32

(4)

1 文字と発音 3 冠 詞 と 目 的 語 の 代 名 詞 の 形 が 似 て い る ... 32 conmigo, contigo ... 32 代 名 詞 の 連 続 ... 32 6 . 2 疑 問 詞 と 関 係 詞 ... 33 que と quien ... 33 関 係 副 詞 の cuando ... 33 目 的 語 の 関 係 代 名 詞 の 省 略 ... 33 donde と en que ... 33 関 係 詞 と ア ク セ ン ト 記 号 ... 34

la última vez que asistí ... 34

同 格 の 関 係 節 ... 34 6 . 3 所 有 語 と 指 示 語 ... 34 tú と tu ... 34 所 有 語 の 意 味 ... 35 指 示 詞 中 性 の 複 数 ... 35 6 . 4 前 置 詞 ... 35

a: contestar (a) una carta ... 35

de「 説 明 」 ... 35

de: vacaciones de verano ... 36

de: terminar de estudiar ... 36

en: hablar en español と hablar español ... 36

en と a ... 37

de: un estudiante del español ... 37

por と para ... 37 sobre ... 37 動 詞 + 前 置 詞 ... 38 6 . 5 接 続 詞 ... 40 6 . 6 数 詞 ... 40 3 桁 の 数 字 ... 40 年 号 ... 40 el año 1492 ... 40 6 . 7 不 定 語 と 否 定 語 ... 40 nunca と jamás ... 40 二 重 否 定 ... 41 7 文 と 節 ... 42 無 主 語 文 ... 42

(5)

4 GUSTAR の タ イ プ ... 42 GUSTAR は 自 動 詞 ... 42 A mí... me の 構 文 ... 43 動 詞 + 主 語 と い う 語 順 ... 43 疑 問 文 の 主 語 の 位 置 ... 43 自 由 な 語 順 ? ... 44 疑 問 詞 疑 問 文 の 語 順 ... 44 GUSTAR の 主 語 は 後 置 ... 44 関 係 節 の 中 の 主 語 の 位 置 ... 45 「 時 」 の 副 詞 句 の 強 調 構 文 ... 46 8 語 と 語 形 成 ... 47 国 名 の 形 容 詞 ... 47

dar recuerdos para ... 47

(6)

1 文字と発音 5

1 文字と発音

1.1 アルファベット

h

H は普 通 無 声 音 なのだろうと思 っていたのだが, Hemingway の He は「へ」と発 音 さ れているような気 がしました。 外 国 人 の名 前 や外 国 の地 名 など,また外 来 語 などで h を読 むことがあります。

1.2 母音

1.3 子音

単 語 の 途 中

や 終 わ り の

r

が 巻 き 舌

* 単 語 の 途 中 や 終 わ り で r が 1 つ だ け で て い る と こ ろ で も 巻 き 舌 を 使 っ て い る よ う に 聞 こ え る の で す が … ? た と え ば ,tarde の よ う な 語 で ,音 節 が 終 わ る 位 置 の r は 巻 き 舌 に な る こ と が あ り ま す 。 ま た , cantar の よ う に 語 末 で も 巻 き 舌 に な る こ と が あ り ま す 。

1.4 音節とアクセント

二 重 母 音 と ア ク セ ン ト

二 重 母 音 の あ る 音 節 に ア ク セ ン ト が あ る と き ,ど ち ら の 母 音 が 強 い の で す か 。 開 母 音 の ほ う で す 。 た と え ば ai な ら ば a, ue な ら ば e で す 。 閉 母 音 が 強 い と き は ア ク セ ン ト 記 号 を つ け な け れ ば な ら な い か ら で す 。

ア ク セ ン ト 記 号 を つ け な い と ?

ス ペ イ ン 人 は 手 紙 を 書 く と き ,ア ク セ ン ト 記 号 を 忘 れ て し ま っ た ら 通 じ な く な っ て し ま う の で す か ? アクセント記 号 を 書 かなくても 文 脈 でわかるときは通 じます。しかし ,アクセント記 号

(7)

6 は単 語 の一 部 なので,書 かないと間 違 えた綴 りを使 うことになるので注 意 しています。 アクセントが書 けない 環 境 でメールが送 られてくるときは,そのことをちゃ んと謝 って います。

Washinton のアクセント

Washinton は wa-shing-ton と い う 原 則 に 従 う と , ア ク セ ン ト は i で は あ り ま せ ん か 。で も パ ソ コ ン の 音 声 で は a に ア ク セ ン ト が あ る よ う に 聞 こ え る の で す が , ど ち ら で し ょ う か 。 確 か に ア ク セ ン ト は 最 初 の 音 節 の a に あ り ま す 。 こ の 地 名 は ス ペ イ ン 語 で は な い の で , ア ク セ ン ト の 規 則 よ り も , 元 の 言 語 ( 英 語 ) の ア ク セ ン ト の 位 置 を 尊 重 し ま す 。 な お w は 外 来 語 に 使 わ れ ま す 。

閉 母 音 が 続 く と き の ア ク セ ン ト

fui の よ う に 閉 母 音 が 続 く と き は ど ち ら が 強 勢 が あ る の で す か ? fui の 場 合 は "i"に 強 勢 ア ク セ ン ト が あ り ま す 。 一 般 に , ui や iu の よ う に 閉 母 音 が 連 続 す る と き は ,後 の 母 音 が 強 く な り ま す .し か し muy の よ う に 語 末 が y に な っ て い る 場 合 は u に ア ク セ ン ト が あ り ま す . そ の た め に 、 fui は ×fuy と 書 か れ な い の で し ょ う 。 fui は 他 の 動 詞 の ア ク セ ン ト パ タ ー ン comí や viví に 従 い ま す 。た だ し 、単 音 節 な の で ア ク セ ン ト 記 号 は つ け ま せ ん 。

大 文 字 の ア ク セ ン ト

「 芝 生 」 は césped で ア ク セ ン ト 記 号 が つ く の に , 看 板 に は CESPED と ア ク セ ン ト が つ い て い ま せ ん 。 こ れ は そ う い う 決 ま り な ん で す か ? し ば し ば 大 文 字 で は ア ク セ ン ト 記 号 が 省 か れ ま す 。 し か し , 正 式 に は つ け る こ と に な っ て い ま す の で , 書 く と き に は 注 意 し ま し ょ う 。

1.5 その他

筆 記 体

ス ペ イ ン 語 の 筆 記 体 は 英 語 と 同 じ で す か ? ほ と ん ど 同 じ で す が ,次 が 少 し 違 い ま す 。I の 大 文 字 が【 図 1】の よ う に な り ,T の よ う に 見 え ま す 。そ し て ,T の 大 文 字 は【 図 2】と な り ま す 。こ

(8)

1 文字と発音 7 の よ う な 文 字 は た と え ば 街 角 の 看 板 な ど で 見 る こ と が で き ま す が , 書 き 手 に よ っ て さ ま ざ ま な の で わ か り に く い こ と も あ り ま す 。 【 図 1】 【 図 2】

¿...?と¡....!

* 逆 さ ま の ¿や ¡を ス ペ イ ン 語 で 何 と い う の で す か ?

¿...? は signos de interrogación、¡....! は signos de exclamación と 言 い ま す 。 ¿ や ¡ だ け を 取 り 出 し て 言 う と き の 表 現 は と く に 決 ま っ て い ま せ ん が 、 ¿ は signo de apertura de interrogación 、¡は signo de apertura de exclamación が よ く 使 わ れ ま す 。apertura の 代 わ り に principio も 使 わ れ ま す 。signo invertido de interrogación [exclamación] も 見 た こ と が あ り ま す 。 apertura の 代 わ り に cierre を 使 う と ? や ! を 指 し ま す 。

疑 問 文 の イ ン ト ネ ー シ ョ ン

以 下 の よ う な 友 子 の セ リ フ が あ り ま す 。(1)¿Tú crees que quince minutos es

poco? (2) ¿Llegaremos a tiempo al teatro? 一 連 の 発 話 の な か に 出 て く る 2

つ の 疑 問 文 で す が 、 CD-ROM の 録 音 に よ る と 、 (1)は 語 尾 を 上 げ 、 (2)で は 語 尾 が 下 が っ て い ま す 。疑 問 文 の 語 尾 を あ げ る か 下 げ る か に よ っ て ど の よ う な ニ ュ ア ン ス の 違 い が 表 現 さ れ る で し ょ う か 。 次 は (1)と (2)を 音 声 分 析 を し た ピ ッ チ 曲 線 ( Hz で 示 さ れ る 周 波 数 曲 線 )で す 。 左 の 赤 い 楕 円 で 囲 ん だ 部 分 が (1)poco?に あ た り ま す 。 右 の 楕 円 の 部 分 は teatro の TEA の 部 分 で す 。

こ れ と (3) Te lo contaré por el camino. を 比 較 し て く だ さ い 。 一 般 に ス ペ イ ン の ス ペ イ ン 語 で は 次 の (3)の よ う に 最 終 強 勢 音 節 は 下 が り ま す 。次 の ピ ッ チ

(9)

8 曲 線 の 左 の 楕 円 が contaré の RÉ の 部 分 で , 右 の 楕 円 が camino で す 。 そ こ で ,(2)は 疑 問 文 に も か か わ ら ず 確 か に ピ ッ チ 曲 線 は 下 降 を 描 い て い ま す が ,最 終 強 勢 音 節 が 高 い ピ ッ チ で あ る こ と が (3)と 異 な り ま す 。こ の よ う な 曲 線 を 描 く 疑 問 文 の 意 味 は 「 お 芝 居 の 時 間 に 間 に 合 い ま す か ? 」 と い う 新 た な 情 報 を 求 め る 質 問 で は な く , 「 お 芝 居 の 時 間 に 間 に 合 う ん で し ょ う ? 」 と い う 確 認 の 意 味 に な る よ う で す 。 こ の 文 脈 で は 「 大 丈 夫 ? 」 と い う 感 じ で す 。

カ ナ 表 記

ス ペ イ ン 語 の 人 名 や 地 名 を カ ナ 表 記 す る 方 法 は 一 般 に 決 ま っ て い る の で す か ? と く に 決 ま り は あ り ま せ ん が 、 私 は 次 の ル ー ル を 提 案 し て い ま す 。 (1) ス ペ イ ン 語 の ア ク セ ン ト の 位 置 が 日 本 語 の カ ナ 表 記 に お い て 後 ろ か ら 2 つ め の 文 字 ( 「 タ 」 な ど の カ ナ 1 文 字 ま た は 「 チ ャ 」 な ど の カ ナ + 小 文 字 ) に 対 応 す る と き 、 音 引 き を 付 す 。 (a) ス ペ イ ン 語 が 母 音 で 終 わ る 場 合 。

例 : Arica ア リ ー カ 、 Castilla カ ス テ ィ ー リ ャ 、 Arturo ア ル ト ゥ ー ロ (b) ス ペ イ ン 語 が d ま た は r で 終 わ る 場 合 。 例 : Madrid マ ド リ ー ド 、 conquistador コ ン キ ス タ ド ー ル (2) た だ し 、 次 の 場 合 に は 音 引 き 「 ー 」 を 付 さ な い 。 (a) カ ナ 表 記 で 2 文 字 以 下 に な る 場 合 。 例 : Lima リ マ 、 José ホ セ 、 tú ト ゥ (b) ス ペ イ ン 語 の ア ク セ ン ト が 母 音 の 連 続 に あ る 場 合 。

例 : sierra シ エ ラ 、 zapateo サ パ テ オ 、 Andalucía ア ン ダ ル シ ア (3) た だ し 、 地 名 、 人 名 、 作 品 名 、 音 楽 ジ ャ ン ル 名 な ど は 慣 用 に 従 う 。 例:Ecuador エ ク ア ド ル 、Perú ペ ル ー 、Ortega y Gasset オ ル テ ガ・イ ・ ガ セ ッ ト 、 bolero ボ レ ロ

(10)

2 名詞 9

2 名詞

2.1 性

男 性 名 詞 と 女 性 名 詞

男 性 名 詞 と 女 性 名 詞 を ど う 使 い 分 け る の で す か ? 名 詞 は そ れ ぞ れ 男 性 名 詞 と 女 性 名 詞 に 分 類 さ れ て い ま す . 使 い 分 け る と い う よ り も , 冠 詞 や 形 容 詞 と の 性 数 の 一 致 に 注 意 し ま し ょ う . 「 人 」 や 「 動 物 」 を 示 す 名 詞 で は , 男 性 ( 雄 ) を 指 す と き は 男 性 形 , 女 性 ( 雌 ) を 指 す と き は 女 性 形 を 使 い ま す . た と え ば , español, española.

新 し い 名 詞 の 性

新 し い 名 詞 が う ま れ た と き 、 ど の よ う に し て 性 を 決 定 す る の で す か ? 他 の単 語 から接 尾 辞 をつけて新 しい名 詞 が生 まれると 、接 尾 辞 によって性 が決 ま ります。たとえば、luna「月 」から alunizar「月 に着 陸 する」という動 詞 が生 まれ 、さら にその名 詞 形 alunizaje「月 着 陸 」が生 まれました。この名 詞 は aje という接 尾 辞 があ り、この接 尾 辞 をもつ名 詞 はすべて男 性 名 詞 です。また、alunizamiento という言 葉 も見 たことがありますが、これも miento という男 性 の接 尾 辞 がついています。 また、外 来 語 などから新 しい名 詞 が導 入 されるときは、ほとんどが男 性 名 詞 です。 たとえば、córner「(サッカーの)コーナーキック」、kimono「(日 本 の)着 物 」など。また、 意 味 的 な連 想 で女 性 になることもあります。la hinomaru, la kokeshi など日 本 を紹 介 し た 観 光 ガ イ ド ブ ッ ク な ど で 見 ら れ ま す が 、 こ れ ら は 、 そ れ ぞ れ bandera 「 旗 」 、 muñeca「人 形 」が女 性 名 詞 だからです。もちろん ama「海 女 」, geisha「芸 者 」などの 女 性 を示 す名 詞 も女 性 名 詞 として扱 われます。

男 女 共 通 名 詞

estudiante は 男 性 名 詞 で も 女 性 名 詞 で も あ る か ら 、 los で も las で も い い の

で す か 。

estudiante のように男 性 ・女 性 が同 じ形 の名 詞 を「男 女 同 形 名 詞 」と呼 びます。と くに女 性 ばかりを指 して言 うときは las estudiantes となりますが、一 般 に男 女 を交 え て言 うときは los estudiantes が普 通 です。

(11)

10

ジ ェ ン ダ ー

ジ ェ ン ダ ー 、 男 女 平 等 の 考 え か ら ア メ リ カ で は 男 女 の 区 別 を あ ま り せ ず 、 一 般 の 人 と し て he を 使 う の で は な く 、 he or she, ま た は they を 使 っ た り す る 動 き が あ り 、今 や こ ち ら の 方 が 主 流 に な っ て き て い ま す 。ス ペ イ ン 語 で は 男 性 形 、 女 性 形 と い う よ う に 様 々 な 品 詞 が 男 女 で 区 別 さ れ て い ま す 。 ス ペ イ ン 語 に も 男 女 平 等 の 考 え に よ る 文 法 の 変 化 と い う も の は あ る の で し ょ う か ? 以 前 は男 性 形 で代 表 させていましたが、最 近 では男 女 の区 別 をしない、というより もどちらも 述 べるようにすること があります。次 は私 たちがスペイ ン語 文 法 の実 態 調 査 をするときのフェースシートの一 部 です。

DATOS SOBRE EL / LA ENCUESTADO/A

Ciudad: ____________________________________________________ Su nombre y apellido : _____________________________________________ Sexo: 1. ( ) Hombre; 2. ( ) Mujer

Edad: 1 ( ) de 10 a 19 años. 5 ( ) de 50 a 59 años. 2 ( ) de 20 a 29 años. 6 ( ) de 60 a 69 años. 3 ( ) de 30 a 39 años. 7 ( ) de 70 a 79 años. 4 ( ) de 40 a 49 años. 8 ( ) de 80 a 89 años. このように単 に EL ENCUESTADO (回 答 者 )とするのではなく、ちゃんと女 性 形 も載 せています。男 女 の区 別 をしなればならないのは文 法 上 仕 方 がないことですが 、言 葉 を使 うときは男 性 中 心 にならないように心 がけたいと思 います。

雌 雄 ど ち ら か わ か ら な い 場 合

男 性・女 性 名 詞 が あ る お か げ で un perro, una perra で す ぐ に 雌 雄 が わ か り ま す が 、も し そ の 犬 が 雌 雄 ど ち ら か わ か ら な い 場 合 は ど う す る の で す か ? perro と い う 形 が 一 般 的 な の で こ ち ら を 使 い ま す 。動 物 の 雌 雄 は 、た と え ば 飼 い 主 な ど の よ う に そ れ に 深 い 関 心 が あ る 人 は 区 別 し ま す が 、 と く に 雌 雄 を 問 題 に し な い 人 は 、一 般 の 形 を 使 い ま す 。perra は と く に 雌 で あ る こ と を 示 し た い と き に 使 う 形 で す 。

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2 名詞

11

2.2 数

定 冠 詞 + 単 数

La huerta valenciana produce gran cantidad de naranjas. こ こ で la huerta

と な っ て い る が , las huertas に し な く て よ い の で す か ?

確 か に 現 実 に は huerta は 複 数 あ る は ず で す 。 も ち ろ ん こ こ で las huertas valencianas producen... と い う こ と も 可 能 で す 。 そ の と き は , 実 際 に 複 数 の huerta を イ メ ー ジ し て い ま す 。一 方 ,la huerta と す る と 総 称 と し て の huerta が イ メ ー ジ さ れ ま す 。

toda la ciudad と todas las ciudades の違い

toda la ciudad と todas las ciudades の 違 い は 何 で す か ?

ciudad の 複 数 は ciudades で す 。 toda la ciudad は 「 1 つ の 都 市 全 体 」 を 意 味 し , todas las ciudades は 「 (複 数 の )す べ て の 都 市 で 」 を 意 味 し ま す 。

「 1 つ ず つ 」 と い う 意 味 の 単 数

¿En todas las las ciudades hay una Plaza Mayor? 文 章 か ら 考 え る と Plazas Mayores に し た ほ う が 良 い の で は な い で し ょ う か 。

→ た し か に , こ の 文 で は en todas las ciudades と な っ て い ま す か ら Plaza Mayor も 全 部 集 め る と 複 数 の は ず で す 。 し か し , そ れ で も , す べ て の 町 に そ れ ぞ れ 1 つ ず つ の Plaza Mayor が あ る と す れ ば 単 数 扱 い に な り ま す 。 そ れ ぞ れ に 配 分 さ れ た も の は 単 数 に な る の で す 。 も し こ れ を 複 数 に す る と , そ れ ぞ れ の 町 に 複 数 の Plaza Mayor が あ る こ と に な り ま す 。

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12

3 動詞

3.1 SER と ESTAR

estar de+名詞

本 に Marta está de secretaria mía.と い う 文 章 が あ る ん で す が 、 こ の 文 章 は

Marta está secretaria mía. と は な ら な い の で し ょ う か 。

これ は 「estar de + 名 詞 」の 構 文 で す。 意 味 は「(今 ) …をし ている( ところで す)」と なります。たとえば、Estamos de vacaciones.「私 たちは休 暇 中 です」、Mi padre está de viaje.「父 は旅 行 中 です」。estar de secretaria ならば「秘 書 をしている」という意 味 で す。もし 「マルタは私 の秘 書 です」ならば 、ser 動 詞 を使 います。Marta es mi secretaria.

3.2 直説法現在

zc の動詞と g の動詞

zc の 動 詞 と g の 動 詞 は ど う や っ て 見 分 け た ら 良 い の で す か ? こ れ も 単 語 ご と に 覚 え る し か あ り ま せ ん か ?

zc の 動 詞 は 母 音 + cer, cir と い う 動 詞 で す .た だ し ,hacer は 除 き ま す .hacer な ど の g の 動 詞 は こ れ ら の 動 詞 に 特 有 で す が , こ れ に 接 頭 辞 が つ い た 動 詞 も 同 じ よ う に 変 化 し ま す . た と え ば , componer は poner と 同 じ よ う に 変 化 し ま す .

1 人 称 単 数 形 が 不 規 則

現 在 形 の 不 規 則 活 用 は ,ど う し て 1 人 称 単 数 形 ば か り 不 規 則 な 活 用 な ん で す か 。

「 g」の 動 詞 は ,ER 動 詞 と IR 動 詞 だ け で ,AR 動 詞 は あ り ま せ ん 。ER, IR 動 詞 の 活 用 語 尾 を 見 る と , 1 人 称 単 数 形 だ け が 後 母 音 (o)と な り , 残 り は 全 部 , 前 母 音 (e, i)に な り ま す 。 こ の よ う に 後 に 続 く 母 音 の 性 質 が 条 件 と な っ て ,音 韻 が 一 定 の 変 化 を し た の で す 。た と え ば ,hago は -c-が 2 つ の 母 音 に 囲 ま れ て い ま す ね 。 そ の た め に 有 声 化 し て い ま す が , 他 の 位 置 で は haces, hace, ...の よ う に 次 の 母 音 が 前 母 音 (e)な の で , 「 c」 の 音 が 口 の 前 の 方 で 発

(14)

3 動詞

13

音 す る 英 語 の th の よ う に 音 に 変 化 し ま し た 。 hago は 次 が 後 母 音 の 「 o」 な の で ,そ の よ う な 変 化 は あ り ま せ ん で し た 。decir-digo に つ い て も 同 じ こ と が 言 え ま す 。conocer-conozco は 元 の 形 が conozcer の よ う な 発 音 で し た 。こ れ 前 母 音 (e)の 前 で は 容 易 に conocer に な り ま す が ,[o]の 場 合 は 例 外 で「 z」 が 残 り , conozco と い う 形 が 保 た れ て い ま す 。 他 の 動 詞 に つ い て は , go 型 の 動 詞 と 同 じ よ う に 変 化 す る 類 推 作 用 が 働 い た よ う で す 。

IR

な ぜ ir の 現 在 の 活 用 は 不 定 詞 の 形 と ま っ た く 違 う の で す か ? ir という動 詞 に voy, vas, va という活 用 形 があるのは,本 来 ir とは異 なる(ラテン 語 の)動 詞 が合 流 したためです。ラテン語 の vadere という動 詞 ですが,「川 を渡 る」と いう意 味 です。中 世 のスペイン語 ではたとえば現 代 スペイン語 の vamos の形 ではな く imos という形 も使 われていました。

saber と conocer

saber と conocer の 意 味 の 違 い は ? saber は 基 本 的 に 知 識 と し て 知 っ て い る こ と を 示 し ま す 。 一 方 , conocer は 経 験 に よ っ て 知 っ て い る こ と を 示 し ま す 。次 の 例 を 参 考 に し て く だ さ い 。 ¿<Conoce> usted al señor Pérez? -- <Sé> quién es, pero sólo le <conozco> de vista. 「 あ な た は ペ レ ス さ ん を ご 存 知 で す か . ― ど な た か は わ か り ま す が , た だ お 顔 を 存 じ て い る と い う だ け で ご ざ い ま す 。 」

ar 動詞,er 動詞,ir 動詞

*これまでに読 んだ文 章 に出 てくる動 詞 のほとんどが ar 動 詞 で,er 動 詞 ,ir 動 詞 は あまりないという印 象 でしたが,実 際 のスペイン語 もそうなのですか。 →その通 りです。中 型 の学 習 辞 書 (研 究 社 の「新 スペイン語 辞 典 」)に載 せられた動 詞 は 4632 語 ありますが,そのうち ar 動 詞 は約 4000 語 (85%),er 動 詞 は 340 語 (7%),ir 動 詞 は 380 語 (8%)です。しかし,使 われる頻 度 数 で上 位 5000 語 で調 べ ると(*),ar 動 詞 (750 語 :69%)に対 して er 動 詞 (165 語 :15%)と ir 動 詞 (166 語 :15%) の割 合 が増 えます。(*) 小 説 ,新 聞 ,科 学 技 術 文 など 10 分 野 のサンプルをそれぞ れ 10 万 語 ,計 100 万 語 で調 べました。 辞 書 38000 語 % 高 頻 度 5024 語 %

(15)

14 ar 4009 84.7 752 69.4 er 340 7.2 165 15.2 ir 383 8.1 166 15.3 計 4732 100.0 1083 100.0 次 のページは使 われる頻 度 数 のトップ 40 の動 詞 のそれぞれの頻 度 数 を示 します。 このグラフからわかるように,確 かに実 際 のスペイン語 で ar 動 詞 の数 が多 いのです が,重 要 な高 頻 度 語 で er 動 詞 と ir 動 詞 がたくさんあるので,やはり er 動 詞 と ir 動 詞 の活 用 形 もしっかり覚 えなければなりません。

(16)

3 動詞

(17)

16

3.3 直説法線過去、点過去

ar 動詞の 1 人称複数

ar 動 詞 は 1 人 称 複 数 が 現 在 と 点 過 去 で 一 緒 で す が ,ち ゃ ん と 判 断 が つ く も の な の で し ょ う か ? 多 くの場 合 ,状 況 ,文 脈 ,常 識 で判 断 がつきます 。それでも誤 解 が生 じる場 合 も あります。ir 動 詞 も 1 人 称 複 数 が現 在 と点 過 去 で一 緒 です。

線 過 去 と 点 過 去 の 区 別

線 過 去 と 点 過 去 が 区 別 さ れ る 境 界 線 が わ か り ま せ ん 。 点 過 去 は「過 去 に終 結 してしまったこと」を表 します。それが長 い期 間 でもその全 体 が終 わってしまっていることならば,点 過 去 で表 します。一 方 ,線 過 去 は,終 結 し たということを意 識 しないで,過 去 にそういうことがあった,行 われていた,ということを 示 し ます。線 過 去 は「… し てい た」と訳 され ることが多 いので ,過 去 進 行 形 のよう に 見 えますが,進 行 そのものは意 識 していません。

ser と ir の点過去が同じ

ser と ir の 点 過 去 が 同 じ で 困 る こ と は な い の で す か 。 実 際 には前 後 の文 脈 ではっきりと区 別 されます。ser 動 詞 ならば「主 語 +fue+補 語 」(彼 は…だった:主 語 =補 語 の関 係 が成 り立 つ)となりますし, ir 動 詞 ならば、た とえば「主 語 +fue+a+場 所 」(彼 は…へ行 った)というように,前 置 詞 や動 詞 の後 の要 素 の意 味 でわかります。次 の例 を比 べてみてください。 Él fue mi profesor.「彼 は私 の先 生 だった(ser)」/Él fue a mi casa.「彼 は私 の家 に行 った(ir)」

fui の強勢

fui の よ う に 閉 母 音 が 続 く と き は ど ち ら が 強 勢 が あ る の で す か ? fui の 場 合 は "i"に 強 勢 ア ク セ ン ト が あ り ま す 。 一 般 に , ui や iu の よ う に 閉 母 音 が 連 続 す る と き は ,後 の 母 音 が 強 く な り ま す 。し か し muy の よ う に 語 末 が y に な っ て い る 場 合 は u に ア ク セ ン ト が あ り ま す 。そ の た め に 、fui は ×fuy と 書 か れ な い の で し ょ う 。 fui は 他 の 動 詞 の ア ク セ ン ト パ タ ー ン comí や viví に 従 い ま す 。た だ し 、単 音 節 な の で ア ク セ ン ト 記 号 は つ け ま せ ん 。

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3 動詞 17

sentir のタイプと perdir のタイプ

語 根 母 音 変 化 動 詞 の sentir の タ イ プ と perdir の タ イ プ で は ど こ が 違 う の で す か ? ど の よ う に し て 別 の タ イ プ と し て 区 分 さ れ る の で す か ? sentí と perdí だ け を 見 て い る と 区 別 で き ま せ ん が ,不 定 詞 で わ か り ま す 。 sentir 型 は ir 動 詞 で す が , perder は er 動 詞 で pensar 型 で す 。

sentir: 現 在 : siento, sientes, siente, sentimos, ... / 点 過 去 : sentí, sentiste, s<i>ntió, ... // perder: 現 在 : pierdo, pierdes, pierde, perdemos, ... / 点 過 去 : perdí, perdiste, perdió, ... , と く に 点 過 去 3 人 称 の 違 い に 注 意 し て く だ さ い 。

点 過 去 の ア ク セ ン ト

点 過 去 の 不 規 則 の 説 明 で , ア ク セ ン ト の 位 置 の こ と が よ く わ か り ま せ ん 。 点 過 去 で は ア ク セ ン ト は 基 本 的 に 語 尾 に あ り ま す が , 強 変 化 で は 例 外 的 に 1 人 称 単 数 と 3 人 称 単 数 で 語 根 に ア ク セ ン ト が あ り ま す 。

3.4 直説法未来、過去未来

未 来 の こ と な ら ば 未 来 形 ?

Mi avión sale dentro de dos horas.「 私 の 飛 行 機 は あ と 2 時 間 で 離 陸 し ま す 」

で は 、 未 来 の こ と な の で sale で な く て saldrá に す べ き で は ? こ の 文 脈 で は 確 か に 「 未 来 」 の 時 を 指 し て い ま す が , 時 が 未 来 で あ っ て も「 推 量 」や「 意 志 」の 意 味 が な け れ ば 現 在 形 で 表 現 さ れ ま す 。「 未 来 形 」 と い う 名 称 で は , 未 来 形 が 必 ず 「 未 来 」 を 指 す , ま た 逆 に 「 未 来 」 を 指 す と き は 未 来 形 を 使 う 、 と 誤 解 さ れ て し ま う の で , む し ろ 「 推 量 形 」 と 呼 ん だ ほ う が よ い と 思 い ま す 。 し か し ス ペ イ ン 語 文 法 で は 「 未 来 形 」 と 呼 ん で い る の で 用 語 上 の 混 乱 を 避 け る た め に 「 未 来 形 」 と い う 用 語 を 使 っ て い ま す 。 現 在 の こ と で も 「 推 量 」 の 意 味 が 加 わ れ ば 未 来 に な る こ と に も 注 意 し ま し ょ う 。

現 在 か ら 見 て 未 来 の こ と

過 去 未 来 は 「 過 去 か ら 見 て 未 来 の こ と 」 を 表 す と い う こ と で す が ,た と え ば El me dijo que me llamaría por teléfono. の llamar por teléfono と い う 行 為 が そ れ が 現 在 か ら 見 て 未 来 の こ と で も か ま い ま せ ん か ?

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18

mañana me llamaría por teléfono.(彼 は 明 日 私 に 電 話 す る ,と 言 っ た )と い う こ と も で き ま す .

「 丁 寧 」 の 意 味

過 去 未 来 形 は 「 丁 寧 」 の 意 味 で 訳 し て よ い と き が あ り ま す か ? 「 丁 寧 」 は 仮 定 文 の 帰 結 節 と よ く 似 て い ま す . 本 質 的 に は 同 じ と 思 っ て も よ い く ら い で す . た と え ば , Yo diría la verdad.は 「 私 な ら ば 本 当 の こ と を 言 う の で す が 」 と い う の は 確 か に 仮 定 の 帰 結 節 に は 違 い あ り ま せ ん が , 直 接 的 な 言 い 方 を 避 け て 丁 寧 な 言 い 方 に な り ま す .

過 去 の こ と の 推 量 、 ま た は 婉 曲 用 法

Llegaría tarde a la estación. な ど の 文 は「 過 去 の こ と の 推 量 」に な り ま す か ,

そ れ と も 「 婉 曲 用 法 」 で し ょ う か 。

文 脈 し だ い だ と 思 い ま す 。一 般 に ,過 去 未 来 は 過 去 を 示 す 文 脈 が な い と , 一 番 多 い の は 婉 曲 用 法 な の で , 「 彼 は 駅 に 遅 く つ い て し ま う か も し れ な い ね 」 と い う 感 じ に な り ま す 。 た と え ば 上 智 大 学 出 版 会 の 「 詳 解 ス ペ イ ン 語 文 法 」 (p.159)に は Saliendo tan tarde, Gregorio no llegaría a tiempo para tomar el avión.と い う 例 文 を 「 過 去 の 事 象 に 対 す る 現 在 か ら の 推 量 」 の 用 法 と し て あ げ て い ま す 。 こ れ は 「 あ ん な に 遅 く 出 発 し た の で , グ レ ゴ リ オ は 飛 行 機 に 乗 り 遅 れ た の だ ろ う 」と い う 解 釈 で し ょ う 。し か し ,こ こ で Saliendo... を「 条 件 」の 意 味 で 解 釈 す る と 現 在 の こ と を 仮 定 し た 文 と し て も と れ ま す 。 「 中 級 ス ペ イ ン 語 文 法 」( 白 水 社:山 田 監 修 )p.318 で は ,過 去 の 行 為 ・ 状 態 の 推 測 の 場 合 は , 過 去 を 示 す 副 詞 ( 句 ) を 伴 っ た り , 文 脈 か ら 過 去 で あ る こ と が 分 か る 必 要 が あ る ,と い う こ と で す 。た と え ば Entonces llegaría tarde a la estación.こ の entonces が 「 そ れ な ら ば 」 で は な く て , 「 そ の 時 」 と い う 意 味 で 解 釈 す れ ば 「 遅 く 着 い た の だ ろ う 」 と な り ま す 。

3.5 接続法現在、過去

¿querer = want?

querer = want と 覚 え て き た の で , querer que と い う 表 現 を 見 た と き 一 瞬

と ま ど っ た 。want that ...と い う 表 現 が な い か ら だ 。英 語 と 対 応 さ せ る と 覚 え や す か っ た り す る け ど , 違 う と こ ろ も あ る の で 注 意 し た い 。

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3 動詞

19

確 かに querer は want に対 応 することが多 いのですが, wish のように使 われること もあります。

¿No crees que ~ ?

No creo que ~ の よ う に 「 ~ だ と は 思 わ な い 」 と い う 文 で は 接 続 法 を 使 う

と 習 っ た の で す が 、 で は 疑 問 文 で ¿No crees que ~ ?「 君 は ~ だ と 思 わ な い か ? 」と い う 文 で は 接 続 法 を 使 う の で し ょ う か ? そ れ と も 直 説 法 で よ い の で し ょ う か ?

¿No crees que...?の 疑 問 文 で は 直 説 法 も 接 続 法 も 可 能 で す 。 直 説 法 で は 質 問 し た 人 が que...以 下 の 内 容 に つ い て 確 信 が あ り , そ れ に つ い て 相 手 が 信 じ な い と い う こ と を 問 題 に し て い ま す 。た と え ば (1) ¿No crees que este libro es interesante?「 君 は こ の 本 が お も し ろ い と 思 わ な い の ? 」 と い う と き は 直 説 法 に な り ま す 。 一 方 , ¿No crees que este libro sea interesante? 「 君 は こ の 本 が お も し ろ い な ん て 思 わ な い で し ょ ? 」 と い う と き は 接 続 法 で す 。 (1) は 聞 き 手 が こ の 本 を 面 白 い と 思 っ て い る 感 じ が 出 て い ま す し ,(2)で は ,聞 き 手 は そ の こ と に 疑 念 を 抱 い て い て , そ れ を 相 手 に も 確 認 し て い る 感 じ で す 。

ま た ,creer の 疑 問 文 で は 否 定 で な く て も ,肯 定 形 で も や は り 直 説 法 と 接 続 法 が ど ち ら も 可 能 で す 。 先 の 例 を 使 う と , (1) ¿Crees que este libro es interesante?「 君 は こ の 本 が お も し ろ い と 思 う ? 」 と い う と き は 直 説 法 に な り ,一 方 ,¿Crees que este libro sea interesante?「 君 は こ の 本 が お も し ろ い な ん て 思 う の ? 」 と い う と き は 接 続 法 で す 。 そ こ で , 接 続 法 の 要 点 は que 以 下 の 仮 想 し た 内 容 に つ い て 一 定 の 「 評 価 ・ 主 張 」 ( こ こ で は 「 信 じ る に 値 す る , 信 じ ら れ る 」 ) が な さ れ て い る と き だ と 考 え ら れ ま す 。 そ の 評 価 の 対 象 に な っ て い る こ と を , 「 … ( だ ) な ん て 」 ( 思 う の ? , 思 わ な い ) と い う 日 本 語 で 表 す こ と が で き ま す 。 一 方 , 直 説 法 は que 以 下 の 内 容 を 事 実 と 見 な し て 確 信 し て い る 場 合 に 使 い ま す 。

sentar と sentir の活用形

sentar「 坐 ら せ る 」 と sentir「 感 じ る 」 は ど ち ら も 1 人 称 現 在 形 は siento

で す ね 。そ う だ と し た ら ,接 続 法 で は , そ れ ぞ れ 相 手 の 動 詞 の 直 説 法 現 在 形 に な っ て し ま っ て 非 常 に 複 雑 だ な , と 思 う の で す が ど う な の で し ょ う か ?

た し か に sentar も sentir も 直 説 法 現 在 1 人 称 単 数 は siento に な り ま す 。 一 方 、 接 続 法 現 在 で は , そ れ ぞ れ siente と sienta と な り 、 こ れ は そ れ ぞ れ

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20 sentir と sentar の 直 説 法 現 在 (3 人 称 単 数 )と 同 じ 形 に な り ま す 。複 雑 で す が , 多 く の 場 合 文 脈 で 区 別 で き る の で 混 乱 は あ り ま せ ん 。

接 続 法 の

se 形と ra 形

接 続 法 の se 形 と ra 形 は , ど ち ら か が 使 え な い 場 合 が あ る と 聞 い た の で す が , こ れ は ど う い う こ と で す か ? ま た , 接 続 法 の se 形 と ra 形 は ど の よ う に 使 い 分 け れ ば よ い の で す か ? ra 形 は 一 般 的 な 接 続 法 過 去 の 使 い 方 の 他 に ,直 説 法 過 去 完 了 と 同 じ 意 味 で 使 わ れ た り , ま た 非 現 実 的 条 件 文 の 帰 結 節 で 過 去 未 来 形 の 代 わ り に 使 わ れ る こ と も あ り ま す 。 た と え ば 次 の 例 を 見 て く だ さ い 。 Después de que los Reyes Catolicos le dieran el financiamiento Col ón partió desde el puerto de Palo. 「 カ ト リ ッ ク 両 王 が 資 金 を 提 供 す る と , コ ロ ン ブ ス は パ ロ の 港 か ら 出 港 し た 」/ Si yo fuera rico, no trabajara como profesor.「 私 が 金 持 ち な ら ば 教 師 の 仕 事 な ど し な い の だ が … 」

3.6 命令形

命 令 形 の 意 味

命 令 形 は 命 令 す る と き に 使 う の で す か ? 命 令 す る と き だ け で な く 、 一 般 に 人 に 対 し て や っ て も ら い た い こ と を 示 し ま す 。

1 人 称 複 数 や 3 人 称 の 命 令 形

1 人 称 複 数 や 3 人 称 の 命 令 形 を 使 う の は ど う い う 状 況 な ん で す か ? 1 人 称 複 数 の 命 令 形 は は 「 ( 私 た ち は ) … し ま し ょ う 」 と い う 勧 誘 の 意 味 に な り ま す 。 3 人 称 は usted, ustedes に 対 す る 命 令 ( 依 頼 ) の 場 合 で す 。 「 あ な た が … す る よ う に 」( 望 む )と い う 意 味 で 接 続 法 が 使 わ れ ま す 。usted,

ustedes 以 外 な ら ば Que...を 使 い ま す 。 た と え ば Que cante él.「 彼 が 歌 う よ う に 」

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3 動詞

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3.7 不定詞、現在分詞、過去分詞

疑 問 詞 + 不 定 詞

No sabemos como economizar en los gastos. 「 私 た ち は 経 費 を ど の よ う に 節

約 す べ き か わ か り ま せ ん 。 」 と い う 文 で 「 … す べ き 」 と い う 意 味 で 使 う 疑 問 詞 + 不 定 詞 に つ い て な の で す が , cómo に 限 ら ず ど ん な 疑 問 詞 を 用 い て も よ い の で し ょ う か ? よ い で す 。 た と え ば , No sé adónde ir.「 私 は ど こ に 行 け ば よ い の か わ か ら な い 」 。

感 覚 ・ 使 役 動 詞

dejar は + 不 定 詞 、 + 現 在 分 詞 、 両 方 の 使 い 方 の 例 文 が 教 科 書 に 載 っ て い て 、 ど ち ら も 使 え る と い う の は 分 か る の で す が 、 hacer は + 不 定 詞 だ け な の で し ょ う か 。ま た 、ど ち ら か 一 方 の 用 法 だ け し か 許 さ れ な い と い っ た 動 詞 は あ る の で し ょ う か 。 hacer の 「 使 役 構 文 は + 不 定 詞 」 だ け で す 。 ま た , 使 役 構 文 は 他 に mandar, ordenar, permitir などでも使 われますが,これ らも+不 定 詞 です 。 他 に接 続 法 の que 節 をとることもあります。

dejar+不定詞、過去分詞、現在分詞

使 役 動 詞 で 後 ろ に 不 定 詞 が つ く 場 合 と 過 去 分 詞 や 現 在 分 詞 が つ く 場 合 で 厳 密 な 意 味 上 の 使 い 分 け は あ る の で す か ? →使 役 動 詞 で現 在 分 詞 や過 去 分 詞 が使 われるのは hacer ではなく,dejar の場 合 です。現 在 分 詞 のときは「…している」(進 行 )という状 態 をさせておく,という意 味 に なり,過 去 分 詞 のときは「…されている」(受 動 ・完 了 )という状 態 にさせておく,という 意 味 になります。dejar は不 定 詞 がつくこともありますが,このときは「…させておく」と いう「進 行 」の意 味 も「…されている」という「受 動 ・完 了 」の意 味 もありません 。hacer は不 定 詞 だけで,「…させる」という意 味 です。なお,hacer も dejar も que+接 続 法 節 になることもあります。

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22

3.7 命令形

3.8 複合形

完了形

現 在 完 了 と 過 去 形

現 在 完 了 と 過 去 形 の 区 別 が つ き ま せ ん 。 た と え ば ,「 私 は ス ペ イ ン に 1 年 間 住 ん で い た ( 今 は 東 京 に 住 ん で い る ) 」 と い う 文 を 考 え る と , こ の 文 は 線 過 去 で 表 現 す る こ と が 可 能 で あ り ,ま た「 現 在 か ら 見 た 完 了 」 に あ た る の で 現 在 完 了 で も 表 現 す る こ と も で き る と 思 う の で す が ,ど ち ら が 正 し い の で し ょ う か ? 現 在 完 了 では過 去 にあったことが現 在 の状 態 ににかかわっていることを示 し ,時 制 とし ては現 在 になります 。基 本 的 に「…し てある」という意 味 で す 。一 方 ,過 去 形 は「過 去 に…ということがあった」という意 味 で,時 制 は過 去 になります 。 過 去 形 のそれぞれの使 い方 は 時 制 のとらえ 方 によって変 わります 。過 去 にそうい うことがあった,という意 味 で 使 うならば線 過 去 (vivía),スペインで暮 らしたことを今 完 了 したということを伝 えたいときは,現 在 完 了 になります (he vivido)。また,過 去 に 終 わ っ て し ま っ た 事 実 と し て 言 い た い と き は 点 過 去 も 可 能 で す 。 Viví en España durante un año. 日 本 語 では同 じ ような言 い方 になりますが,スペイ ン語 では時 制 のとらえ方 で異 なる表 現 になります。

現 在 完 了 は ど の よ う な 過 去

現 在 完 了 は ど の よ う な 過 去 を 表 す の で す か ? →現 在 完 了 は 過 去 の 出 来 事 が 現 在 にど う 関 わっ ているのか, 現 在 の時 点 で それ がどのような結 果 になっ ているのかを示 します。このように現 在 完 了 は「現 在 と関 係 のある過 去 」というよりも,むしろ「過 去 の出 来 事 が現 在 にどのように関 わっているの か, 現 在 の 状 態 がど う なの か」を 示 し , 時 制 と し ても「 現 在 」を 示 し ま す。 たと え ば, He comido. は, 確 か に 「私 は食 事 を し た」とも 訳 せます が,それ は 過 去 に おいて 完 結 している,という意 味 ではなく,むしろ「私 は食 事 を済 ませてある」というような現 在 の状 態 を示 します。線 過 去 と点 過 去 の区 別 については,それが過 去 の時 点 で完 結 し てし まっ てい ること な ら ば点 過 去 , 完 結 を 意 識 し ていないならば 線 過 が使 われ ま す。

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3 動詞 23

現 在 完 了 と 「 過 去 」 を 示 す 副 詞

英 語 で は 完 了 形 を 用 い る と き は 過 去 を 示 す yesterday な ど は 使 え ま せ ん が , ス ペ イ ン 語 で は ど う な の で す か ? スペイン語 でもやはり,ayer「昨 日 」(=yesterday)などはっきりと過 去 を示 す副 詞 は 使 えません。しかし、はっきりと過 去 を示 す副 詞 があっても、それが現 在 の気 持 ちに 直 接 強 く 関 わ る こ と な ら ば 次 の よ う に 現 在 完 了 で 表 現 さ れ る こ と も あ り ま す 。 Mi perrito ha muerto hace tres meses. 「私 のワンちゃんが 3 ヶ月 前 に死 んでしまった」

過 去 完 了

過 去 完 了 で は haber の 線 過 去 だ け が 使 わ れ る の で す か ? 点 過 去 は 使 わ れ ま せ ん か ?

線 過 去 を 用 いる過 去 完 了 は,過 去 のある時 期 までに終 わってしまっ たことを 示 し ます。あることが過 去 の 一 時 期 の 直 前 に 起 こっ たこと を 示 すときには, 次 のように , 点 過 去 を 用 い た 過 去 完 了 形 も 使 わ れ る こ と が あ り ま す 。 Cuando todos hubieron salido de casa, él comenzó a limpiar la casa. 「皆 が外 出 すると,彼 は家 の掃 除 を 始 めた」しかし,これは少 し古 いスペイン語 の用 法 で,現 代 スペイン語 ではこの場 合 でも線 過 去 の過 去 完 了 形 を使 います。Cuando todos habían salido ...

未 来 完 了 と 「 時 」 を 示 す 副 詞 ( 句 )

Habré terminado de estudiar a las ocho de la tarde と な っ て い る が 、な ぜ 完

了 形 と 時 刻 を 同 時 に 使 え る の で す か ? 英 語 で は 完 了 形 の 文 章 に 明 確 な 時 刻 を 表 す 言 葉 は 使 っ て は い け な い の で 。

英 語 で 明 確 な 時 刻 を 表 す 言 葉 が 使 え な い の は 現 在 完 了 で す 。 未 来 完 了 な ら ば , He will have been abroad three years next October. 「 次 の 10 月 で 彼 は 外 国 に 3 年 い た こ と に な る 」の よ う に 言 え ま す 。ス ペ イ ン 語 で も 同 じ で す 。

進行形

estuve trabajando

estaba +現 在 分 詞 と estuve+ 現 在 分 詞 の 違 い は ? 基 本 的 に 線 過 去 と 点 過 去 の 違 い と 同 じ で す 。つ ま り ,estaba +現 在 分 詞 は 過 去 に あ っ た こ と が , 終 わ っ て し ま っ た も の と は 意 識 し て い な い と き , と く に 他 の 出 来 事 が 起 き た こ と の 背 景 に な る と き に 使 い ま す 。 た と え ば Yo

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estaba comiendo「 私 は 食 事 を し て い た 」と き に ,sonó el teléfono「 電 話 が 鳴 っ た 」 と い う よ う な 他 の 出 来 事 が あ っ た 場 合 に 使 い ま す 。 出 来 事 が な く て も 線 過 去 の 進 行 形 に は そ の よ う な 出 来 事 の 背 景 で あ る こ と が 感 じ 取 れ ま す 。 一 方 , 点 過 去 の 進 行 形 は 過 去 の あ る 時 点 で 済 ん で し ま っ た 進 行 状 態 を 示 し ま す 。 よ く 時 間 の 副 詞 句 で 限 定 さ れ て い る こ と が あ り ま す 。 た と え ば , Yo estuve trabajando durante cinco horas. 「 私 は 5 時 間 働 い て い た 」 。

直後形

ir a +不定詞と未来

ir a + 不 定 詞 も 未 来 を 示 す と 習 い ま し た 。こ れ と 未 来 形 の 違 い を 教 え て く

だ さ い 。

た と え ば , (1) Voy a terminar este trabajo. と (2) Terminaré este trabajo.を 比 べ て 見 ま し ょ う 。(1)で は ,Voy a...と い う 現 在 形 が 使 わ れ て い る の で ,未 来 形 (2)の よ う な「 推 量 」の 意 味 が あ り ま せ ん 。そ こ で ,(1)に は 決 然 と し た 意 志 が 感 じ ら れ ま す 。 ま た 現 在 形 な の で 「 現 在 に 近 い 時 点 で 仕 事 を 終 え る 」 こ と を 表 明 し て い ま す 。一 方 ,(2)は 未 来 形 な の で ,「 仕 事 を 終 え る 」こ と , 「 終 え る で あ ろ う 」 こ と を 予 測 し な が ら 「 推 量 」 の 意 味 を 込 め て 「 意 志 」 を 表 明 し て い ま す 。 文 法 を 言 葉 で 説 明 し よ う と す る と 2 つ の 違 い が わ か り に く い か も 知 れ ま せ ん の で , 具 体 的 な 例 で 考 え て み ま し ょ う 。 た と え ば , 上 の 2 つ の 文 を 疑 問 文 に す る と ど う で し ょ う か 。 (1) ¿Voy a terminar este trabajo? と (2) ¿Terminaré este trabajo? (1) に は「 私 が こ の 仕 事 を 終 え る つ も り だ っ て ?( そ ん な ! , そ ん な 無 茶 な こ と 言 っ て な い よ ! ) 」 と い う ニ ュ ア ン ス が あ り ま す 。(2)は「 私 は こ の 仕 事 を( 果 た し て )終 え る こ と に な る の か な ?( 大 丈 夫 か な ? ) 」 と い う 不 確 か さ , 自 信 の な さ を 示 し て い ま す 。 こ の よ う に , (1)は「 決 然 と し た 現 在 の 意 志 」に つ い て 疑 問 を 呈 し ,(2)は「( 私 の )推 量 ・ 意 志 」 の 内 容 に つ い て 自 問 し て い ま す 。 こ の よ う に , 両 者 は 現 在 と 未 来 の 時 制 の 基 本 的 な 意 味 ( 未 来 形 = 「 推 量 」 の 意 味 ) を 見 る と , そ の 違 い が わ か り ま す 。

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3 動詞 25

受動形

その他

英 語 の よ う な 助 動 詞

ス ペ イ ン 語 に は 英 語 の よ う な 助 動 詞 が な い の で す か ? querer, poder, ir a などが助 動 詞 の部 類 に入 ります。これらの動 詞 には次 に不 定 詞 が 続 き , 不 定 詞 の 目 的 語 が 助 動 詞 の 前 に 置 く こ と が で き ま す 。 た と え ば , Lo vamos a ver.「私 たちはそれを見 ましょう。」英 語 とは違 って、助 動 詞 にも強 勢 があり、 一 般 の動 詞 と同 じように活 用 形 も揃 っています。

deber と tener que

deber と tener que は ど う 違 う の で す か ?

deber は 道 徳 ・ 心 理 的 な 義 務 を 表 し ま す 。 Debes hacer las tareas.「 君 は 宿 題 を し な け れ ば い け な い 」。一 方 tener que は 個 人 が す る 必 要 が あ る こ と を 示 し ま す 。 Tengo que hacer estas tareas.「 ぼ く は こ の 宿 題 を し な け れ ば い け

な い 」 ど ち ら も 日 本 語 で は 「…で な け れ ば い け な い 」 と な っ て し ま い ま す

が , deber は 道 徳 的 な 義 務 感 , tener que は 個 人 の 必 要 性 を 示 す と 意 味 の 違 い が わ か り ま す 。

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4 形容詞

-c で終わる名詞か形容詞

ス ペ イ ン 語 の 辞 書 に 載 っ て い る よ う な 単 語 で -c で 終 わ る 名 詞 か 形 容 詞 は あ り ま す か 。複 数 形 に す る と き に -cs に な る の か 、-ques に な る の か と い う こ と な の で す が 。 私 の 資 料 に よ ると 次 のよ うな 名 詞 が あり ます 。 形 容 詞 は あ りませ ん。 coñac, frac, bistec, zinc, bloc。辞 書 で確 かめると、複 数 形 は-cs というときと-ques というときがあ るようです。

形 容 詞 の 前 置 と 後 置

形 容 詞 は 名 詞 に 対 し て 前 置 も 後 置 も あ り ま す が ,何 か ニ ュ ア ン ス が 変 わ り ま す か ?

gran と grande の違いは?

grande は 単 数 の 名 詞 の 前 に 置 か れ る と gran と な り ま す 。そ の と き は ,偉 大 さ や 重 要 さ , 量 な ど を 示 し ま す 。 一 方 , grande は 名 詞 の 後 や 形 容 詞 が 名 詞 か ら 離 れ て 使 わ れ る と き の 形 で す 。 そ の と き は 具 体 的 な 大 き さ を 表 す こ と が 多 い の で す 。こ れ は ま た 複 数 grandes に も な り ま す 。こ の よ う に ,gran と grande の 違 い は 基 本 的 に 名 詞 に 対 す る 位 置 に よ る も の で す 。そ し て 名 詞 の 前 に な る と 意 味 が 抽 象 的 に な り , 名 詞 の あ と に な る と 具 体 的 な 大 き さ を 示 し ま す 。grandes ciudades で は 名 詞 の 前 に あ る の で ,具 体 的 な 大 き さ よ り も , 人 口 や 重 要 性 な ど も 含 め た 「 大 都 市 」 と い う 意 味 に な り ま す 。 単 数 な ら ば gran ciudad で す 。 一 方 , una ciudad grande「 大 き な 都 市 」 と い う と 第 一 に 面 積 が イ メ ー ジ さ れ ま す 。

2 つの形容詞と y

fiestas populares famosas は populares と famosas の 間 に y は 入 ら な い の で

す か ?

形 容 詞 が連 続 するとき,間 に y がある例 を探 してみました。たとえば, el pelo largo y negro 「 長 く て 黒 い 髪 」 , un invierno largo y severo 「 長 く て 厳 し い 冬 」 , los

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4 形容詞

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intereses políticos y económicos 「政 治 的 ・経 済 的 利 害 」。このように二 つの形 容 詞 が意 味 の上 で同 じ資 格 があるときには y が使 われます。一 方 ,fiestas populares famosas はまず,fiestas populares 「人 気 のある祭 り」があり,それ 全 体 を famosas 「有 名 である」が修 飾 し,全 体 で「有 名 な人 気 のある祭 り」という意 味 になります。もし, 同 じ 資 格 で 「 人 気 が あ っ て , ( し か も ) 有 名 な 祭 り 」 と い う 意 味 な ら ば fiestas populares y famosas となるでしょう。

複 数 の 形 容 詞 の 順 番

形 容 詞 が い く つ か 続 く と き , 順 番 は 決 ま っ て い る の で す か ? 形 容 詞 がいくつか続 くとき名 詞 の後 に続 くこと が多 いのですが,そのときの原 則 と し て,「制 限 用 法 → 説 明 用 法 」の 順 と「 分 類 形 容 詞 → 品 質 形 容 詞 」 の順 が挙 げ ら れ ま す 。 las casas blancas hermosas 「 美 し い 白 い 家 」 、 los jugadores españoles veteranos「ベテランのスペインのプレーヤーたち」

主 語 を 修 飾 す る 形 容 詞

Bueno, sentaos y hablad tranquilos の 中 で tranquilos.「 さ あ 坐 っ て ゆ っ く り

話 し て く だ さ い 」は 形 容 詞 で す か 。副 詞 で す か ? 形 容 詞 な ら ば な ぜ 直 接 に 動 詞 を 修 飾 で き る の で す か ? 副 詞 な ら 複 数 で は な く 複 数 に な ら な い は ず で す が 。 こ れ は 形 容 詞 が 主 語 を 修 飾 し , そ の 結 果 副 詞 的 な 意 味 に な っ た ケ ー ス で す 。 形 容 詞 な の で 主 語 の 性 と 数 に 一 致 し ま す 。 副 詞 な ら ば 語 形 変 化 し ま せ ん 。

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5 副詞

demasiado

demasiado と い う 形 容 詞 は な ぜ 女 性 形 で な く 男 性 形 な の で す か ? tranquila が 女 性 形 な の で( ciudad が 女 性 名 詞 な の で )女 性 名 詞 に な っ て し ま う 気 が す る の で す が … demasiado は 形 容 詞 と 副 詞 の 用 法 が あ り ま す 。 こ こ で は 副 詞 で (cf. 英 語 の too),形 容 詞 tranquila を 修 飾 し ま す 。副 詞 は 性 と 数 の 変 化 が あ り ま せ ん 。 副 詞 は 基 本 的 に 動 詞 や 形 容 詞 に か か る の で , ( 名 詞 に か か る ) 形 容 詞 の よ う に 名 詞 と 性 ・ 数 の 一 致 に よ る 変 化 を し ま せ ん 。

junto, juntos

文 中 の junto が 形 容 詞 な の か 副 詞 な の か 、 は ど う や っ て 判 別 し た ら 良 い で す か ? 文 章 の 意 味 を 考 え て み て も 分 か ら な い の で す が 、見 分 け る 方 法 が あ り ま す か ?

形 容 詞 の用 法 は名 詞 を直 接 修 飾 するか (cielo azul),ser や estar などで主 語 を 叙 述 するか (Estoy cansado),または主 語 を修 飾 して主 語 と性 と数 と合 わせます 。 Cantamos juntos.「私 たちは一 緒 に歌 います」 。この場 合 は juntos は nosotros という 主 語 に一 致 して,主 語 を修 飾 しています 。一 方 ,Junto con el regalo, enviamos una carta.「私 たちは贈 り物 と一 緒 に手 紙 を送 った」の junto は主 語 (nosotros)を叙 述 (説 明 )していません。むしろ動 詞 enviamos にかかります。英 語 ならば形 容 詞 も副 詞 も変 化 しないので,両 者 を 区 別 しなくてもど うにかなりますが,スペイン語 は形 容 詞 ならばそれがかかる名 詞 に一 致 させなければならないので,はっきりと区 別 しなけ ればなりません。

「 時 」 と 「 場 所 」 を 示 す 副 詞 ( 句 )

hoy や ayer は テ キ ス ト の「 練 習 」 で 、文 頭 、文 末 、文 中 、と 色 々 な 所 に 出 て 来 ま す が 、 ど こ に 入 れ て も 良 い の で す か ? 「 時 」 と 「 場 所 」 を 示 す 副 詞 ( 句 ) の 位 置 は か な り 自 由 で す 。

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5 副詞

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時 を 示 す 副 詞 句

Voy a Valencia un par de veces al año の un par de veces al año は voy の 目

的 語 で す か ?

voy は ir と い う 自 動 詞 の 活 用 形 な の で 目 的 語 は あ り ま せ ん 。 un par de veces al año は 名 詞 句 で す が , こ の 文 の 中 で は 副 詞 の よ う に 働 い て い ま す 。 頻 度 や 時 を 示 す 名 詞 句 は そ の ま ま の 形 で 副 詞 に な る こ と が あ り ま す 。

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6 機能語

6.1 冠詞と代名詞

総 称 を 示 す 定 冠 詞

* 日 本 語 で 「 猫 が 好 き だ 」 と い う と き は 猫 は 単 数 形 の ま ま で す が 、 英 語 や ス ペ イ ン 語 で は cats, gatos の よ う に 必 ず 複 数 形 に な り ま す よ ね ? こ う い う 違 い は ど う い う と こ ろ か ら 生 ま れ る の で し ょ う か ? → 日 本 語 で は 単 数 ・ 複 数 の 区 別 を 普 通 し な い の で 、 わ ざ わ ざ 「 猫 た ち 」 と い う よ う な 表 現 を 使 う こ と が な い の で し ょ う 。 一 方 、 英 語 で は 確 か に cat の よ う な 可 算 名 詞 の 場 合 は I like cats.と い う の が 普 通 だ と 思 い ま す 。 こ れ は the cat の よ う に 「 総 称 」 generic で 使 わ れ る 定 冠 詞 は 文 語 体 の 特 徴 だ か

ら で す 。例:The cat is one of the m ost poorly understood of all an im als . 一 方 、

口 語 で 複 数 形 cats が 使 わ れ る の は 具 体 的 な 複 数 の 猫 の イ メ ー ジ を 喚 起 す る か ら だ と 思 い ま す 。 つ ま り 、 話 し 言 葉 で は 抽 象 的 な 概 念 よ り も 具 体 的 な 事 物 で 示 す 方 を 好 む わ け で す 。

ス ペ イ ン 語 で も 口 語 で 可 算 名 詞 の 場 合 、 具 体 性 を 示 す 複 数 形 が 好 ま れ ま す が 、定 冠 詞 を つ け る の が 普 通 で す 。い ま Google で ”Me gustan gatos”と ”Me gustan los gatos”を 検 索 し て み る と 圧 倒 的 に 後 者 の 方 が 多 い の で す 。 ( も ち ろ ん 、 こ の 場 合 「 特 定 の 猫 」 を 指 し て い る こ と も あ り ま す が 、 「 総 称 」 と し て の 「 猫 」 を 指 し て い る ケ ー ス も 多 く 見 ら れ ま す 。 ) 一 般 に ス ペ イ ン 語 で は 「 総 称 」 を 示 す と き に は 定 冠 詞 を つ け ま す 。 次 の 英 語 と の 比 較 例 を ご ら ん く だ さ い 。Los belgas beben mucha cerveza. / Belgians (in general) drink a lot of beear. (Butt and Benjamin: A New reference grammar of modern Spanish)

定 冠 詞 と 所 有 形 容 詞

Escondí la cabeza entre los brazos.「 私 は 腕 の 中 に 頭 を 隠 し ま し た 」 と な っ

て い ま す が , mi cabeza と な ら な い の で す か ?

スペイン語 では身 体 の一 部 ,身 体 につける物 は一 般 に定 冠 詞 が つき,所 有 形 容 詞 はつきません。「…の」というときは,間 接 目 的 語 の代 名 詞 や再 帰 代 名 詞 を 使 い ます。

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6 機能語

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tomar un café

Tomamos un caf é の un は な く て も よ い で す か ?

英 語 の take coffee, take a cofee と同 じように,スペイン語 でも tomar café と tomar un café のどちらも言 い方 も可 能 です。tomar café だと単 に「コーヒーを飲 む」という 意 味 ですが,tomar un café のほうが具 体 的 なコーヒーカップなどのイメージがありま す。ここでは二 人 がコーヒーを飲 むので,un café というのはおかしい感 じがしますが, それぞれの人 が飲 むコーヒーが 1 杯 ということで,「配 分 」された単 数 が使 われます。

無 冠 詞

cuando era niño... の niño は 名 詞 で は な い だ ろ う か 。名 詞 だ っ た ら ,な ぜ 冠

詞 を 使 わ な い の だ ろ う か ? 名 詞 に 必 ず 冠 詞 が つ く と は 限 り ま せ ん 。 こ こ で は ser niño が ひ と ま と ま り で ,1 つ の 動 詞 (述 語 )の よ う な 役 割 を 果 た し て い る か ら で す 。つ ま り ,と く に niño を 名 詞 と し て 取 り 出 し て , そ れ が ど の よ う な niño な の か を 問 題 に し て い る わ け で は な い か ら で す 。 た と え ば ser 動 詞 の 後 に 身 分 ・ 職 業 ・ 国 籍 な ど を 示 す 名 詞 が 来 る と , そ の 名 詞 に は 冠 詞 が な い の が ふ つ う で す 。

tú と usted

tú と usted は ど の よ う に 使 い 分 け た ら よ い で し ょ う か ? tú と vosotros は、家 族 や友 人 など普 通 の話 し方 をする相 手 に使 います。 usted と ustedes は、目 上 の人 や初 対 面 の人 など丁 寧 な話 し方 をする相 手 に使 います。 初 対 面 でも若 い人 の間 などでは、tú と vosotros が使 われます。 ラテンアメリカでは vosotros が使 われず、そのかわりに ustedes になります。tú はラテンアメリカでも使 わ れます。

代 名 詞 の 重 複 : 間 接 目 的 語

La madre le cuenta un cuento al niño の 文 の 構 造 は ?

La madre le cuenta un cuento al niño の le と al niño は 同 じ 人 を 指 し ま す 。 こ の よ う に 代 名 詞 が 他 の 名 詞 を (重 複 し て )指 す こ と が あ り , と く に 間 接 目 的 語 の 場 合 に よ く 起 こ り ま す 。

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代 名 詞 の 重 複 : 直 接 目 的 語

Le invito a usted a comer. は ど う し て le と a usted と「 あ な た 」を 指 す 語 が

二 箇 所 で 使 わ れ て い る の で す か ? ど ち ら か 片 方 で は 文 を 成 し ま せ ん か ? こ れ は 「 代 名 詞 の 重 複 構 文 」 と 呼 ば れ る も の で , le と usted は 同 じ 人 を 指 し ま す 。 こ の よ う に 代 名 詞 が 重 複 し て 使 わ れ る の は 間 接 目 的 語 に 多 い の で す が , こ の 文 の よ う に 直 接 目 的 語 が 「 人 」 の 場 合 に も 起 こ る こ と が あ り ま す 。

冠 詞 と 目 的 語 の 代 名 詞 の 形 が 似 て い る

冠 詞 と 目 的 語 の 代 名 詞 の 形 が 似 て い る の は な ぜ で す か ? ど ち ら も ラ テ ン 語 の (「 あ れ , あ の 」 と い う 意 味 の )指 示 詞 に 由 来 し ま す 。 同 じ 起 源 を 持 つ の で , 形 が と て も 似 て い た り , 同 じ で あ っ た り し ま す 。

conmigo, contigo

ど う し て con mí と con ti だ け が 合 体 し た 形 (conmigo, contigo)が あ る の で す か ?

た し か に , 他 の 人 称 で は con nosotros, con vosotros, con él...と い う よ う に 合 体 し て い ま せ ん 。 実 は 古 い ス ペ イ ン 語 で は 1 ・ 2 人 称 複 数 で も connusco や convusco と い う よ う な 合 体 し た 形 が あ り ま し た 。こ れ ら は 俗 ラ テ ン 語 の noscum や voscum( 古 典 ラ テ ン 語 な ら ば nobiscum, vobiscum: こ の よ う に cum は 名 詞 の 後 に く っ つ い て い ま し た ) に 由 来 し ま す 。 続 け て 書 か れ て い る の で 1 語 の よ う に 感 じ ら れ て 、改 め て 前 置 詞 の con が 前 に つ き ,connusco, convusco と な り ま し た 。 こ れ ら と 平 行 し た 形 が 現 代 ス ペ イ ン 語 の conmigo と contigo で す 。 conmigo と contigo は 中 世 ス ペ イ ン 語 か ら 連 綿 と 現 代 ス ペ イ ン 語 ま で 続 い て 使 わ れ ま し た が ,connusco, convusco の 方 は ,con nosotros, con vosotros と い う 形 と な っ て ,一 般 の「 con + 名 詞 」と 同 じ 形 態 を と る よ う に な り ま し た 。 こ の 理 由 と し て conmigo, contigo の 頻 度 が 高 か っ た こ と と ,nosotros, vosotros(<nos + otros, vos + otros) が 多 用 さ れ る よ う に な っ た こ と が 挙 げ ら れ る と 思 い ま す 。

代 名 詞 の 連 続

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6 機能語

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え る と ¿Puedes prestarmelo?ま た は 、 ¿Me lo puedes prestar?と な り ま す が 、

¿Lo puedes prestarme?と か ¿Me puedes prestarlo?と い う の は OK な の で し

ょ う か 。

¿Lo puedes prestarme?や ¿Me puedes prestarlo?は 無 理 で す 。ど ち ら も prestar に か か わ る 代 名 詞 な の で 一 緒 に し な け れ ば な り ま せ ん 。 一 方 , Nos ha visto hacerlo.や Os dejaron llamarla. な ら ば ,ver - nos, hacer -lo, dejar -os llamar - la と い う よ う に , そ れ ぞ れ の 動 詞 に か か わ る の で , OK で す 。

6.2 疑問詞と関係詞

que と quien

関 係 代 名 詞 で 先 行 詞 が 人 の 場 合 , que と quien の ど ち ら を 使 え ば よ い の で す か ? 一 般 に que が使 われます。quien は少 し硬 くてフォーマルな文 になります。

関 係 副 詞 の

cuando

関 係 副 詞 の cuando は な い ん で す か ?

関 係 副 詞 の cuando は次 のような場 合 に使 われることがあります。Nunca olvidaré el día cuando nació Pedro. 「私 はペドロが生 まれた日 をけっして忘 れないだろう 」。し かし,この場 合 en que や que を用 いる方 が普 通 です。

目 的 語 の 関 係 代 名 詞 の 省 略

英 語 で は 目 的 語 の 関 係 代 名 詞 は that は 省 略 さ れ る が ス ペ イ ン 語 で も 省 略 可 能 で す か ? スペイン語 の関 係 詞 は厳 密 で,省 略 できません。

donde と en que

英 語 で は 関 係 副 詞 where は in which に 書 き 換 え ら れ る が ,ス ペ イ ン 語 で も 同 様 で す か ?

lugar en que vivo「私 が住 んでいる場 所 」のように donde の代 わりに en que を使 う こともあります。

参照

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