都市収縮期における郊外戸建住宅地の居住変化に関する研究 [ PDF
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(2) 表 2. 各経年変化(a.b.c.). 次に、現在の住宅の建設時期と建替えの割合について a. 画地の経年変化. 1997.12. 住宅が建設され、1980年までに画地の約 70% において住 宅が建設されている。また現在でも、一定量の建設が進ん. 913. 3. 借家. 12. 50. 9. 空家. 9. 4. 46. 1. J南 持家 1997.12. 建設が建替えであり、建物の更新が進みつつある。. 19 57. 1. 2. 1 35. 64 35. 183. 借家. 7. 空家. 11. 18. 205. 2. 24. 17. 6. 借家. 8. 37. 8. 空家. 7. 5. 31. 6 35. 39. 35. 934. 1195 2. 55. 1. 44. 26. 空画地. 14. 計. 持家. 計. 6. 非戸住. H. 23. 4 852. 7. 839. 6. 1999.12 空家 非戸住 空画地. 借家. 1182. 計. 27. 12. 持家. 持家. 191 1303. 持家 借家 空家 非戸住 空画地 830 6 3. 非戸住 計. 72. 5. 66. J1期後半. 927. 1999.12. 空画地. 3.2 画地の経年変化. 計. 2. 34. 954. 計. 空画地の新築かを示しているが、日の里団地では5割弱の. 9. 非戸住 空画地. でいる。表 1に 1988-1999年に建設された建物が建替えか. 持家. 持家. 1997.12. J1期前半. 1997.12. 考察する(図 3)。日の里では、宅地開発と同時に一斉に. 1999.12 借家 空家 非戸住 空画地. 5. 1211. 49. 45. 31. 26 234. 253. 237 1573. 1999.12. 計 持家 借家 空家 非戸住 空画地 2192 16 22 4 2234. 借家. 25. 185. 14. 空家. 24. 9. 93. 非戸住. 2. 1. 空画地. 27. 計. 2260. 211. 1. 3 4. 130. 142. 1. 146. 218. 2. 3. 538. 570. 131. 146. 550 3298. b. 新築・除却を伴う経年変化. 持家. 7. 1999.12 空家 非戸住 空画地 2. 借家. 1. 空家 非戸住. 2 1. 空画地. 19. J1期前半. 1997.12. 1997年 12 月から 1999 年 12 月までの 2 年間における画 地の分類(持家 ・借家・非戸建住宅・空家 ・空画地)の変化. 計. を見ると、4つの地区全てで、持家の増加、借家の減少と. 持家. 借家. 持家. 1. 2. 借家. 5. 7 2. 2. 1. 183. 2. 2. 191. 1999.12 持家. 借家. 空家. J1期後半 9. 205. 空画地. 14. 225. 計. 29. 計. H. 非戸住 空画地. (2)新築・除却を伴う経年変化(表 2b). 1. 1. 空家 非戸住. 1997.12. 1997.12. 地は減少傾向にある。. 借家. 計 13. 2 2. 持家. いう傾向が見られる。また、空家は微増傾向にあり、空画. 1999.12 空家 非戸住 空画地. 持家 借家 13. 空家 非戸住. 1. 303. J南. 計. 1997.12. (1)1997-1999 年間の全経年変化(表 2a). 1. 2. 1. 4 1. 5. 234. 257. 6. 237. 1 1. 273. 1999.12 借家 空家 非戸住 空画地. 持家. 計. 持家. 29. 4. 33. 借家. 4. 3. 7. 空家. 5. 4. 非戸住. 2. 1. 9 3. 空画地. 4. 35. 39. 空画地. 27. 2. 3. 538. 570. 計. 5. 35. 40. 計. 67. 2. 3. 550. 622. c. 中古住宅ストックの経年変化. 1997.12. る。借家・空家は除却後、その半数が空画地となっている。. 借家. 2. 空家. 7. 24. 計. 非戸住 空画地. J1期後半. 持家. 持家. 16. 1. 1. 9. 12. 借家. 7. 4. 46. 57. 空家. 5. 7. 64. 95. 28. 1997.12. において、築年数及び床面積別の空家入居の割合(図 4) を見ると、築年数では新しい住宅のほうが入居率が高く、 築 25年以上の住宅は入居が 1割程度しかない。床面積で. 18. 30. 40. 9. 44. 持家 借家 空家 非戸住 空画地 20 3 3. 26. 持家. 4. 2. 6. 借家. 3. 10. 14. 空家. 11. 12. 23. 空家. 19. 9. 93. 17. 55. 39. 25. 129. 非戸住. 81. 1999.12 持家 借家 空家 非戸住 空画地 17 6 22. H. 計 45. 1. 28 121. 非戸住 空画地. 35. 3. 計. 1. 194. (㎡). 0-4 7. 9. 0-50 1. 14. 5-9 8. 14. 50-75 5. 37. 10-14 7. 18. 75-100 17. 48. 100-125 19. 40. 125-150 10. 20. 150-175 5. 7. 175-200 2. 8. 15-19 7. 21. 20-24 26. 80. 25-29 3. 23. 30- 2. 16. 200- 1. 総計 60. 181. 総計 60 0%. は、大規模及び狭小な住宅で入居率が低く、ニーズに合わ ない住宅は、空家状態が今後も継続すると考えられる。. 8. 5. 非戸住 計. 計. (年). ると、空家は微増していることが分かる。更に4つの地区. 23. 3. 借家. 計. 計. 6. 空画地 1999.12. 空画地. があった画地とする。中古住宅ストックの経年変化を見. 1999.12 空家 非戸住 空画地. 借家. 26. 非戸住 計. 持家. 9. 空画地. (3)中古住宅ストックと市外からの転入の実態(表 2c). かの時点で空家となっているか、2年間に市外からの転入. 空家 2. J南. 中古住宅ストックとは、1997もしくは 1999年のいずれ. 借家. 15. 1997.12. が多く、このうち 90% は居住者が自ら建替えたものであ. 1999.12 持家. 持家. 1997.12. J1期前半. 新築及び除却を伴う経年変化を見ると、持家の建替え. 0%. 20%. 40%. 60%. 80% 100%. 7 181. 20%. 4. 転居意識と転入実態(アンケート調査). 40%. 60%. 被入居空家. 80% 100% 継続空家. 図 4. 空家の築年数別入居率(右)と床面積別入居率(左). 日の里7丁目に居住する世帯を対象として、転居意識と 入居の経緯についてアンケート調査を行った。調査概要. 全457画地. を図5に示す。調査した世帯のうち転居を意識している世. 空画地45. 非戸住18 空家 18. 187(59.7%). 回収不能 無効票63. 帯は 74世帯(23.7%)であった。この内、転居の具体的な. 16(5.1%) 対象379画地. 計画がある「転居計画層」は 5.1%、転居を希望している 「転居希望層」は12.8%、転居について迷っているいる「意. 全313世帯 有効票 回収数 313 (83.2%). 調査概要 調査年月 :平成 14 年 1 月 調査対象 :日の里 7 丁目 対象画地数 :379 画地 有効票回収数:313 票(83.2%). 40(12.8%) 凡例とアンケート用語説明. 18(5.8%). 転居計画層(転居の計画がある) 転居希望層(転居したいが計画はない). 志未決定層」は 5.8% であった。以後、転居を意識してい. 意志未決定層(転居について迷っている). 52(16.6%). 継住層(定住・転居について考えていない). る世帯を転居世帯と呼ぶ。. 定住層(定住する). 図 5. 調査概要. 4.1 分析世帯型の設定. 表 3. 属性別世帯数と世帯型. まず、分析の単位である世帯型を世帯主年齢と世帯人 数から設定する。世帯主年齢は45歳と65歳を境界として、 3分類する。世帯人数は、2人以下(II 型)と 3人以上(III 型)で区分する。II 型は単身・夫婦のみ世帯が 91% を占 める。III 型は 96% が核家族と 2世帯同居からなる。なお、 借家居住世帯は上記の世帯型設定に関わらず借家型とす る。それぞれの型のに含まれる世帯数を表 3 に示す。 30-2. 権利 関係. 世帯型. 家族タイプ. 単身 II型 夫婦 (世帯人数≦2) 分類不能 II型 計 持家 核家族(末子<20) 核家族(末子≧20) III型 (世帯人数≧3) 2世帯同居 分類不能 III型 計 持家 計 借家 総計. -45. 世帯主年齢 4513 2 58 6 2 77 12 34 46 1 13 15 6 21. 2 82 159 11 170. 総計 6524 51 8 83 22 13 2 37 120 2 122. 37 111 14 162 46 68 13 5 132 294 19 313.
(3) 0%. 4.2.1 転居と世帯属性(図 6). 20%. 40%. 2(0.6%). 全世帯 313. 転居世帯の属性について分析する。全世帯の中で最も. 60%. 80%. 13(4.2%). 77(24.6%) 83(26.5%). 100%. 30%. ▼計63.2%. ▼50% 凡例. 37(11.8%). 82(26.2%). 転居計画層. 19(6.1%). 8. 転居希望層. 25%. 意志未決定層 1(1.4%). 多い割合を占める II 型と III 型(45-)は、転居世帯でも同. 転居層 総計 74. 2(2.7%). 20(27%). 18(24.3%). 7. 4(5.4%). 17(23%). 20% 6 15%. 様に最も割合が大きい。転居世帯を層別に見ると、意志未. 18 4. 1. 1(5.6%). 決定層に II 型が多く、転居計画層に III 型(45-)が多い。. 意志未 決定層 18. 7(38.9%). 10. 1(5.6%) 2(11.1%) 1(5.6%). 4. -45. 4(25%) 2(12.5%). 6(37.5%). III型 45-. 4(25%). 実数. 2. 77. 83. 世帯主 年齢. -45. 45-. 65II型. 65-. 1. 6. 162. 13. 82. 40. 4. 32. 計. -45. 45- 65III型. 2. 6. 12. 37. 132. 294. 6. 2. 0%. -45. 転居 計画層 16. 13 2. 5%. 1(2.5%) 2(5%) 10(25%) 10(25%) 8(20%). 65-. りも高齢化の前段階にある世帯や、世帯規模が縮小した. 19. 10. II型 45-. (45-)が特に転居世帯率が高く、65 歳以上の高齢世帯よ. 1. 9. 10%. 転居 9(22.5%) 希望層 40. 逆に、世帯型別の転居世帯率を分析した。II 型と III 型. 6(33.3%). 18. 1. 14. 12(16.2%). 313. 計 計. 持家. 借家型. 16 19. 借家 総計. 図 6. 転居層別世帯型構成比(左)と世帯型別転居世帯率(右). 世帯を中心として転居意識が高まっていることがわかる。. 35%. 100% 3. 借家は 63% の世帯が転居世帯に含まれ、転居の可能性. 転居計画層. 30%. 6. 意志未決定層. が非常に高い。. 2. 42. 37. 25%. 2. 24. 80%. 21. 1. 21. 2. 27. 12. 2. 2. 1. 転居希望層. 3 2 4. 27. 4.2.2 転居と住宅属性(図 7). 1. 18. 20%. 18. 3. 5. 21. 60%. 転居世帯が居住する住宅の築年数、床面積、最終増改築. 33. について分析する。まず、築年数別転居率を見ると、築年 数 20年を境界として、転居世帯率が突出して大きくなっ. 40 14. 1. 1. 1. 0-. 1. 40. 10% 1. 40%. 2. 3. 1. 5%. 29. 15. 15%. 年(増改築を行っていない世帯は築年数を代用している). 5-. 7. 2. 10-. 20%. 1. 15-. 4. 2. 1. 14. 1. 5. 16. 4. 2. 20-. 16. 1. 154. 0%. 0% 510- 15- 20- 25- 総計 075- 100- 125- 150- 175- 総計 0(22)(21)(21)(14)(20)(215) (313) (12)(81)(106) (56)(37)(21)(313) ↑実数 築年数(年) 床面積(㎡). ており、30% に達している。床面積については、特に 75-. 5 3. 39. 2. 総計. 23. 12. 定住・ 意志 転居 継住層 未決定層 希望層. 110. 9. 転居 計画層. 25-. 313 239 18 40 16 ←平均値 (19.4) (18.6)(20.6)(21.4)(24.6). 図 7. 築年数別(左)、床面積別(中央)転居世帯率と 転居層別最終住宅改善年(右). 100㎡の住宅に転居世帯が多く、32% となっている。この ことから、100㎡未満の住宅に住む世帯は転居意識を持ち. 表 4. 転居理由と世帯属性 転居 主因 意識. やすいことが考えられる(75㎡未満の住宅は 12件と、母 数が小さい)。転居層別に最終住宅改善年を見ると、転居 意識が具体化するに従って25年以上住宅を改善していな. 都市居住 (ライフスタイル). い世帯の割合が大きくなる。日の里7丁目の平均築年数が 22.5年であることから、これらの住宅は建設後、一度も改 善がなされていないと考えられる。. 健康上 の 問題. 4.3 転居理由(表 4) モビリティ の 問題. アンケート調査において、8つの転居理由から選択方式 による回答を行った。転居世帯 74世帯のうち、64世帯が. 住宅管理 の 放棄. いずれかの理由を選択した。雇用上の事情を選んだ世帯 はいなかった。65歳以上の世帯及び II 型世帯では、 「都市. 属性 年齢 分類. 転居先 地域 住宅. 転居 主因 意識. 属性 年齢 分類. 78. 夫婦. 1. 4.未決. 77. 単身. 2.希望. 70. 夫婦. 2.希望. 66. 夫婦. 2. 4. 2.希望. 65. 夫婦. -. 4. 2.希望. 65. 2世. 2. 4. 4.未決. 62. 夫婦. 2. 2.希望. 59. 夫婦. 1. 2.希望. 59. 分不. 1. 8. 核1. 3. 2.希望. 57. 1. 4. 核1. 4. 1.計画. 52. 核1. 1. 4. 2.希望. 79. 単身. 3. 1. 2.希望. 78. 夫婦. 2. -. 4.未決. 78. 単身. -. 9. 分不. 4. 6. 核2. 3. 1. 核1. 8. 4.未決. 63. 単身. 6. -. 3. -. 2.希望. 60. 夫婦. 5. 4. 1. 6. 2.希望. 60. 夫婦. 4. 2. 4.未決. 60. 夫婦. 2. 2. 1.計画. 54. 核1. 6. 2. 2.希望. 54. 核2. 4. 2. 4. 2.希望. 52. 核2. 6. 3. 4. 2.希望. 50. 核1. 6. 2. 多自然居住. 1.計画. 50. 2.希望. 40. 2.希望. 72. 夫婦. 1. 2. 1.計画. 68. 4.未決. 70. 夫婦. 4. 5. 4.未決. 66. 64. 夫婦. 1. 1. 1.計画. 65. 夫婦. 2. 1. 4.未決. 61. 夫婦. 2. 9. 1.計画. 64. 夫婦. 6. 1. 2.希望. 53. 核2. 1. 4. 2.希望. 62. 夫婦. -. 2. 転居先地域. 2.希望. 50. 核2. 4. 4. 1.計画. 60. 夫婦. 6. 1. 1 大都市都心. 4.未決. 42. 夫婦. -. 4. 1.計画. 58. 夫婦. 4. 2. 2 既成市街地. 2.希望. 75. 夫婦. 2. 4. 1.計画. 57. 核2. 6. 1. 2.希望. 61. 核2. 2. 2. 1.計画. 48. 核1. 6. 1. 4 郊外住宅地. 2.希望. 59. 夫婦. 3. 5. 1.計画. 46. 核1. 6. 1. 5 リゾート地. 4.未決. 37. 核1. 1. -. 2.希望. 36. 核1. 4. 1. 4.未決. 77. 単身. 5. 59. 核1. 6 農村地 転居先住宅. 2.希望. 76. 単身. 2. 8. 2.希望. 56. 夫婦. 4. -. 1 既所有. 2.希望. 70. 分不. -. 6. 2.希望. 51. 核1. 3. 2. 2 戸建持家. 1.計画. 60. 夫婦. 4. 2. 1.計画. 49. 核1. 4. -. 3 戸建借家. 2.希望. 60. 夫婦. 2. 9. 2.希望. 45. 核1. 6. 2. 4 分譲マンション. 1.計画. 60. 核2. 1. 4. 2.希望. 45. 核1. 4. -. 家族との 同居・近居. 5. 1.計画. 借家居住. 核2. 3. 8. 2.希望. 44. 核1. 4. 2. 6 公的賃貸. 分不. 5. 2. 2.希望. 41. 核1. 4. 2. 8 民間賃貸. 4.未決. 46. 核1. 3. 8. 2.希望. 36. 核1. -. 2. 9 老人ホーム. 50 12 12 74. 処分決定 処分未決 借家 計. 空画地. 計. 3 1 1 1. 売or賃 譲渡 アパート再建. う利便性や高度な医療環境を求めた都市回帰、自己によ. 6% 2% 2% 2%. 空家. 計. 空画地化に起因する2次的な転居発生が既に現れている。. 13. 3 3. 77. -45 1 1. 持 家. ン化への懸念」と具体理由記入欄に記述しており、空家・. 3 1. 83. 6. 65-. 1. 6. III 45型. 94% 70% 14% 4% 6%. 居住歴10年以下. 3 4. II 45型. 47 35 7 2 3. 売却 賃借 譲渡 保存. 居住歴20年以下 65-. 「その他」を選んだ 10世帯の内、1世帯が「ゴーストタウ. 5 老人マンション. 58 51. 表 5. 転居後の資産処分方法. る住宅管理の放棄が起こりつつあることがわかる。また、. 2. 3 大都市近郊. 4.未決. 住宅除却. として共同住宅を選んでいる。このことから、高齢化に伴. 4. 凡例. 2.希望. の放棄」が多くなっている。これらの世帯は転居先の地域 持 家. 4 2. 2.希望. 居住」、 「健康上の問題」、 「モビリティの問題」、 「住宅管理. として都心もしくは周辺の既成市街地を、転居先の住宅. 転居先 地域 住宅. 2.希望. 3. 37. 2 2. 44. 11. 82. 22. 凡例. -45. 4.4 転居後の資産処分意向(表 5). 5. 借家. 持家居住の転居世帯のうち50世帯が転居後の資産処分. 市場による継承 親との同居(血縁による継承) 相続・譲渡(血縁による継承) 全世帯. 8 17. 19. 0. 20. 40. 80. 4. 7 12. 0. 10. 20 (件). 図 8. 居住歴から見た最近 20 年の転入状況. を意識している。住宅を除却した上で空画地を処分しよ. 表 6. 入居の経緯. うとする世帯は3件(うち1件はアパートを再建)であり、 新築. 大半は空家が残存する。残存する住宅の処分方法は7割が. 20年以内 10年以上 10年以内. 売却としており、今後の居住の継承は、大半が中古住宅市 30-3. 48 26 22. 中古. 42.9% 51% 36.1%. 47 20 27. 計. 賃借 42%. 39.2% 44.3%. 17 5 12. 15.2% 9.8% 19.7%. 112 51 61. 血縁継承 100% 100% 100%. 19 7 12. 17% 13.7% 19.7%. 市場売買. 76 39 37. 67.9% 76.5% 60.7%.
(4) 表 7. 属性別画地数 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 画地数. 303. 301. 246. 310. 213. 412. 456. 376. 531. 3148. 空家 空画地 借家. 18. 11. 9. 11. 5. 21. 27. 12. 17. 131. 87. 53. 40. 58. 45. 89. 52. 57. 68. 22. 14. 11. 13. 22. 15. 43. 29. 41. 210. 176. 223. 186. 228. 141. 287. 334. 278. 405. 2258. 58 33 21 61. 59 29 39 76 2. 61 25 20 68 1. 66 27 32 84. 39 11 27 52 1. 87 41 51 87 2. 72 41 56 140 2. 70 44 46 102 2. 103 49 55 166 7. 615 300 347 836 17. C-III. 3. 18. 11. 19. 11. 19. 23. 14. 25. 143. -20. 51. 88. 61. 78. 37. 74. 86. 89. 135. 699. 20-. 125. 135. 125. 150. 104. 213. 248. 189. 270. 1559. 丁目. 持家. ①世態型. A-II A-III B-II B-III C-II. ②築年数. ③床面積. 総計. 549. -100. 41. 47. 41. 51. 66. 74. 104. 63. 97. 584. 100-. 135. 176. 145. 177. 75. 213. 230. 215. 308. 1674. 無. 123. 175. 122. 159. 81. 211. 249. 197. 315. 1632. 有. 53. 48. 64. 69. 60. 76. 85. 81. 90. 626. 22. 34. 27. 32. 28. 54. 78. 33. 57. 365. ④増改築. ①&②&③&④. *5年後に平均寿命に達する世帯数 丁目 1 2 22 15 75歳以上II型世態. 3 23. 4 22. 5 13. 6 28. 7 19. 8 27. 9. 総計. 29. 198. ころ、日の里団地全域で 365 画地あり、これは全持家画 地の 16% に達する。転居条件とは関係なく、5 年程度の 近い将来に平均寿命に達する、75歳以上の II型世帯を集 計したところ、198世帯存在した。転居意識が非常に高い 借家世帯は 210 世帯存在した。 この365世帯と198世帯(両者が同時に成り立つとき前 者を優先する)、借家、既存空家をプロットした結果を図 図 9. 転居(空家)発生分布予測図. 9に示す。判定条件のうち②③は、3.2.(3)において明ら. 場に頼らざるを得ない状況を示している。. かにした、入居が少ない空家の性質に近いことから、図9. 4.5 最近 20 年間の転入(図 8、表 6). の転居発生分布は、居住が継承されない空家分布の予測 図とほぼ同意となる。. 現在の住民の居住歴から、転入実態を考察する。世帯型. 6. 総括. 別に居住歴 20年以下の世帯と 10年以下の世帯を見ると、 III 型(45-)の世帯が多い。このことから、比較的若い核. 現状における郊外戸建住宅地の空家・空画地化は新築と. 家族の入居が多いことがわかる。また、居住歴 10年以下. 空家の除却が均衡し、かつ、一定量の転入があることか. が 61 世帯、10-20年が 51 世帯であり、一定割合で転入が. ら、著しい進行が見られない。一方で転居や入居の少な. 発生していることがわかる。. い空家には世帯や住宅属性に特徴があり、このことから、. 入居の経緯を見ると、相続などの血縁関係による入居. 転居の発生と空家化が予測された。既に、空家・空画地化. が2割に満たず、8割は住宅市場による売買や賃借である。. による 2次的な転居の実例も存在しており、空家・空画地. また、入居時に住宅を新築した世帯の割合は 10年以内で. 数が一定量に達した場合、 地区における空家・空画地率が. は低くなっており、中古住宅への入居が増加している。. 転出を促進し、転入を妨げることが考えられる。このよ. 5. 転居世帯像と空家化の将来予測. うな状況を未然に防ぐためには、 ①住宅更新を阻害する空家の除却の支援・促進や、草刈. 世帯と住宅の属性から、転居が起きやすい画地(持家). 条例(宅地管理)のみならず空家管理施策を計ること。. の像を考察する。転居世帯の特徴として、①世帯型がII型、. ②優良な空家・空画地ストックの情報を公開し、 借家を含. もしくは、III 型(45-)である、②住宅の築年数が 20 年. む、新規居住者の呼び込みを計ること。. 以上である、③住宅の床面積が 100 ㎡未満である、④住. ③①②の実現に向け、中古住宅市場を整理し、公的・社会. 宅の増改築を一度もしていない、以上の 4 つが挙げられ. 的住宅地管理システムを構築すること. る。それぞれの条件の転居世帯率は 20-30% であり、これ. が求められる。. らの組み合わせから、転居発生予測を行う。. * 1;宗像市では「宗像市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例. 表 7 は、住宅地 DB(1999 年版)上において、4 つの転. (昭和 47 年施行)」において、空画地の管理を所有者に義務づけて. 居判定条件に適合する持家の存在量を調べたものである。 各判定条件に適合する画地が非常高い割合を占めている。 こうしたすべての条件を同時に満たすものを抽出したと. いる。 文 -1;有田隼人・福田耕平「統合型公簿資料を活用した住宅地管理 GIS データベース構築に関する研究」 平成 11 年度九州大学工学部 建築学科卒業論文・同大学院人間環境学研究科修士論文. 30-4.
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