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ここ二、の

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Academic year: 2021

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(1)

所牧唐詩注稼補訂

h

などと略構﹀をテキスト広︑一首ずつγ寧に譲みすすんだ︒よ

り新しい課注書である大曾課章介・堀内秀晃句和漢朗詠集h

(

活栓どと略鴇﹀も同時に参照したが︑唐詩の典擦の全文は来

牧載なため︑岩山川町演習のテキストとしては不充分に感じられ

た︒また︑私見によれば︑その頭注や﹁典接一一環﹂の諜には︑

約十八年前に成る川口詑の誤りをそのまま踏襲している場合

が案外少なくないようである︒ちなみに︑指稿の

﹃和諜郎一議集﹄照攻唐詩盟締補訂パ付ハ植木)

()

のなかから︑一に共通する誤譲・誤解と思われる接

を任意にとりあげ︑その一端を塩間見てみたい︒詩歌番強は

川口本に譲る︒

‑呂コ一車番﹁水麗風駈琵悲波﹂の﹁悲翠﹂の解糟:::川口誌

に﹁設だっ脅の形容﹂ハ大曾根注も詩乙)とするが︑ここ江一習

ではなくて︑慈悲︿碧珠や群音色の青金石ウフピス・ラズl

リ ︺

の類︺のごとき青い波の意で︑色彩を表す用例と考えるべき

であろう︒つまり︑吉居易の﹁暮江吟﹂詩ハ務時)のご道 の幾陽水中広錨き︑半江は憲懇宇江は紅なり﹂と向例で

9

舎四五六番﹁舟夜内に贈る﹂詩に費して︑川口症は﹁家の

妻乙贈る﹂︑大曾根注は﹁舟放の扶況を家に書き︑逢った作﹂

(2)

中額詩文論叢

第七集

西

(6

7

(

た人に詩をおくる場合は︑﹁賠﹂

り ︑

m m 日誌も大曾根注と同意とすれば︑誤りとなろう0

.五百二番﹁一同諸客︺題子家公主藤宅﹂という詩題の謀議;

:

(

﹁陳の家公主という皇女の嘗宅を詠ずる﹂と説明するが︑詩

題の訓謹は﹁子家公主の盤宅に題す﹂と譲むべきところ︒子

家公主とは︑子挙友に嫌いだ憲宗の長女︿永昌公主)を指す

(

c

︿

J八 一 一

O

︿

という申川川口症の﹁陳の家公主﹂云々は全く理解しがたい0

.

(

:

j e ‑ ‑

二人とも如痛大師を指すとするが︑智如大師

の諜り︒出居易の﹁東都十禅大徳長翠善寺鉢塔腕主智知和俗

())

移於本院︑報年八十六﹂とある︒これによれば︑詩の作られ

︿

︿ )

易の﹁梯光和向呉賛﹂(巻丹﹀によれば︑八十歳である

0

.七五四番﹁人間柄幅愚難料︑世上風波老不禁﹂の

:::

︿

ことをいい︑かくて﹁人間の禍福は愚かにして料りがたし﹂

の上旬とスムーズにつな︑がることになる︒しかもこの孟ど

ML

謹むべきところである︒禁字は耐える意味

では卒盤︑止める意味では去撃に一議むのが原期Q

ななめ.七七四番﹁江甫の物を問ふ﹂詩の﹁王芦橋鶴いて雁禽斜な

り﹂という句の﹁王弔ア播﹂の解樟:::川口注に﹁姑蘇︹蘇州

i引現者連)にある播の名﹂とあり︑大曾根症も同じで

あるが︑いずれも誤り︒これは︑費麿元年(八二五)︑審友の

河南予・王程が︑自宅を購入して資金をほとんど使いはたし

た自居易のために︑港陽の襲道監内の新造ってあげた矯

る ︒

稿

(3)

今日︑唐詩に訴する研究はめざましい︒しかし日本文皐の

研究者にとって︑近年の薪しい研究成果を虞く疲設すること

は︑時間的にも資料的にも︑かなり困難である︒

H唐詩

uであるc

どして理解しなおしてみることも︑品何回然必要な作業であろ

う︒本来の意味が境確になりさえすれば︑わが欝における長

にひそむ種々の問題艶もおの︑ずから顕在化

白岩易詩の作成年代については︑

︒花房芙揺﹁白長文集の批剣的研究﹄︿罰友書庖︑

一 丹 原 ﹀

︒王拾遺﹃白居易生活系年﹄(寧夏人民出版社︑一九人一年)

などを参照し︑それぞれ花房・朱・王と略稽した(京の笛所で

は︑花房﹁批判門的研究で朱・王﹃系年﹄などと略韓三

O注者未詳

院︑一九八五)

︿

︒永済・季吟﹃和漢期一詠集註﹄(高野辰之編﹃E

)

︿

w

の各書を参照した︒それぞれ︑

﹃新種﹄﹃考謹﹄円要解﹄などと略稽する︒また︑佐久節課注

﹃由業天詩集﹄全居間(績園語漢文大成︑一九二八t

O

日本国書センター影印﹁白柴天全詩集bに援る﹀の努作は︑佐久

(4)

中関詩文論叢

第七集

とらえて障時議表し︑早期

︿

東器活躍にある

の﹁府いは河南府

西

︿ 入 一 号

U﹀の十二月︑河南

︿

らここへ移り住ん

る京兆芦につぐ︑地方官中の大

9

向合同じくする︑宰相の李宗関の要請によって︑止むなく河

巻三八︑地理志の河南府の燥に︑夫貞観﹀

とある︒宣範

(

ハ 六 一 一

一 回 ﹀ ︑

訪の位置は︑松浦友久・撞木久行

位︑一九八七﹀二二七頁の﹁摺唐洛

︿

7)

域闘いなど参燕G河南府解は︑立貯

活水の南のほぼ中央部に位置し︑その大きさは

である︒ただし︑近年の考古調査によれば︑ほぽ五の

トル四方であり︑坊内は椙十四メートル能後の十字街によっ

て四等分されていた︒要するに︑一向調舟癖辻約五00

ル西方の約半分の大きさ合もつ︒昔時︑一一坊内には︑一般住

宅が少くとも千戸以上︑平均してこ千前後あるといわれるこ

とから考えると︑敷地の大きさがおのずと理解されるc

諸親友に呈ずい

︿

これは︑なよなよとし

(5)

︿

春﹂詩(巻目﹀に︑﹁主町内問の務枝軟かにして力無し︑

きて黄金の色を作す﹂などとある︒つまり︑一気力無し﹂と

竿

美しさハ梁蝦﹀そのもののh

ハ抑ノハシメテメクミタル

ハルノ風ニウチナヒキタルサマノシナヤカニヨハ

也﹂という︒ち之みに︑﹃六注﹄にいう︑一意ハ務ノ葉ノ未ダ

出デズ︒故ニ篠先ヅ動クト一広フ也﹂﹁一義ニハ︑韓ハ諸木つ一

c

フ日ア

L'‑'

O

@五番﹁今日不知誰計舎︑春風春水一時来﹂

︒四番と同一の詩︿轄・結句)

ノ自也﹂とあ

︽出納を︺計算する︑ソロバンをはじく

︿

ハ ロ )

として結びつき︑分割できたい熟語)︒舎の義一音は︑}三位︒円抄

などに﹁カゾヘアワセテ﹂と語すのな︑この立場であ

)

Jl

きわめて考える﹂と注し︑

たことだろう﹂

使

めくくりをつける﹂意で使用される

c震詩での使用例は︑

以下の二例のみである︒

として︑一

O四番の

一「

在すること

話︒﹃物ノケツケ(結計﹀サンヨウ︿算用﹀ヲシテ︑出デ入ワ

ノツヂヲアワスル﹄ハ米津本町詩皐大成抄﹄六)﹂とする︒しか

( )

(6)

(

叩 一二 日

σf

?

はいえないよ

春入技保

一 五

︿

月まで﹀︒就任後︑はじめて連えた春の詩で為る︒このとき︑

七歳年長の親友白岩易は杭州新史であったc

は︑話︑江︿諜塘江﹀を辻さんで西と東につらなる土地︒一一人

ほしきりに﹁詩筒﹂を住後させて唱和する︒白是易の﹁徴之

の寄せらるるに答ふ﹂詩(在お︑後集壱6﹀は︑本詩に封する

戎韻詩ハ感作の韻字なそのままの煩宰で用いた和韻詩﹀であるハ同

元和十

年(八二ハ﹀の

︿

)

の例を含めて主つある︒

︿

椀思の中﹂(在日﹀とあり︑また︑

大夫に寄す四首﹂(定二﹀にも﹁椀眼

らんと欲す﹂ハ巻泣﹀とあるように︑﹁柳罷一の訪れを告 げる典型的な早春の風景であった邑﹁椀限いの誌には︑従

来︑①﹁コノメハ木の芽)ノハル﹂こと令抄法b

﹁榔ノ葉初メ出ヅルノ克︑ノ百ニ似タワ﹂︿吋私法﹄﹀

似ていること﹂とあるのは︑明らかに争の立場であるハ川口

達も閉じ)︒また︑一九八O年刊円辞源﹄惨訂本︿北京商務印書

簡﹀は︑争の立場に擦り︑﹁初生柳葉︑細長如人離眼目初展い

と説明する︒つまり︑生じたばかりの柳の若葉は細長くて︑

眠そうなEを見開いたばかりのようだ︑というのである︒唐

末・五代の韓顎撰とされる﹁歳華紀露﹄義一︑二月の擦に︑

﹁蘭芽は玉を吐き︑柳践は金を挑ぐいとあるのは︑﹁議錐﹂

や﹁梅心﹂と一緒に黒いられることともに︑①の﹁柳の新芽﹂

調

(

まる

J

集各位﹀とあるのは︑

居易はまた︑別の詩

9﹀のなかで︑﹁楊眠は ところが︑白

これは︑①②

(7)

というよりは︑の柳花ハ話番の容器用)をいうらしい︒社 甫の詩句絹江階鄭八丈高史飲Uの﹁黄柳の花﹂に到する清の

どんず

h6

z柳始めて機蕊を生ずる

其の色辻葉︒故に八葉樹Vと臼ふ︒未だ葉あらずして先

一広々とある︒早春の﹁柳花﹂の解説として詮目す

る︒これは︑色彰的に前引の﹁柳眼は金を挑ぐ﹂

の﹁新芽L

ものかも知れない︒

の勾をみてみよう︒王汝弼・

魯書致︑九八七﹀は︑

る︒これ

て︑安鍛語範大串中文系古代文縛十数

︿)

初生時細長船接︑稽柳張﹂

京大人文明の李義山レ

の手に成る﹁李義山七倍悼集牒

九八回)は︑本詩ゆや前掲の

の用例などをあげて︑﹁椀の若葉をいう

hk

︑ ︒

t uv

かもしれない﹂とする(荒井健執筆﹀︒た

えんじ今0・また︑捷の新叫︿うさぎの自﹀にたとえる表現ハ﹁操

h程一一一五︑捷﹀も在意されてよい︒一見︑理解しゃ

﹁櫛眼﹂も︑充分吟味されるべ・きであろう︒

AY

@十番

潰数暗烏請来由い

(八一七﹀︑作者四六議︑江︿溝額︑江田省九江市﹀での作︒

(

)

︒︹消息︺円抄注﹄に︑﹁春ノ来ルヲ客ノキタルニタト

ヘテ一広ブ批いと解説するの法一部白い︒確かに﹁消息﹂の語

る む

間川円

M

大曾摂本は︑ともに﹁鴬﹂

(8)

︒ に

a

由の﹁由いは韻字である合自居易﹁感興二首﹂ハ其一﹀の﹁士口

出鍋一躍来由有り﹂も︑同じく韻字の用例会想問︑後集窓 口﹀︒壌かい風が春期衆の前ぶれ︑小島のさえずりがの護

生・到来の経緯や原田・情況などを語りきかせる︑

であろうa

(

川亘社に﹁耳ごを﹁歌﹂に誤

D

(

c

︿

)

好は複姓aただし︑約一﹂の名は一に﹁額﹂に作る(ヰ仲勉

(

c﹁大⁝と辻︑いわゆる排行(一族問の︑同世代の男たも

﹁輩行﹂とも書く﹀の第一番めを揺す︒唐代︑親しい友人間で

︿

は︑この排行で呼びあうことが多い5

応 ︑

中鏑詩文論議

第七集

e

u美 十 竺 点 景 八

、 元 、 番 二 樽 十ハ前

年ち脅( 酔

入 品

♀事

告 風、 し …

ヲ, ノ来ル

というの

五り類の如し︒にも事た多く此れを稽すいとある︒

この詩には︑題下に﹁去年輿寄野等八人︑同︹共)登科第︑

︹愁︺の原注があるハ一本に﹁北ハい﹁款とのこ宇な

一般に﹁去年︑寄託等八人と伺じく科第

)cとは︑後述す

強﹀の

いわゆる進士科ではない︒樽瑛諒の勢作主席代科事

︿険四人民出稼政︑一九八六﹀の第十一章ハ20

に︑護士科及第のことと捉えるのは誤解D

ところで元棋の

﹁奇智大少府の︑同年の科第に寄するに観ゆ﹂(在日川﹀の自誌

簿

に呂反・王起︑門番剣︺抜革科には︑白居易・李護職・呂穎

︿一作頻﹀・一吋野恒・喪主亮二川棋の︑合計八人の及第者が出

ているQ

一殺に進士科及第者が受ける幹部挨補生尽の別格の佳用試験

ハ吏部試可いわば︑選士科に及第した者が︑位一りにエリート・コ!ス広乗るために挑戦する採用試験であった︒宏詞科は︑遁

常︑詩賦一一一籍︑抜葦科は剣ハ帯法上・の関覇について判断

)

川口の凱黙も持じ︿出典

のほうが重

(9)

んじられた§﹃逼典﹄巻目︑選事︑歴代制下や︑村上哲見﹃科

(

O年︑六九頁﹀︑前掲の侍醸諒

﹃岩代科翠異文事﹄第十七章など参照︒しかし︑白居易は祖

父の名﹁鍾﹂が﹁宏Lと男一音であるため︑自ら

あきらめたのである︿李高器﹁自公墓碑銘井序

bo

pt

芝 ︑

fii 

あ 在と つ

28

o 後 れ 10 

¥ J  

八の二黒子に寄すz 東港の白二十二・楊

﹁野草芳弄紅錦地︑選結締範碧羅天﹂O写仲勉可唐人行第鋒す朱金域﹁︽白氏長慶集︾人名委設﹂

︿

i

(

(

作者五一一豪州(沼山川護奉欝﹀での作Q豪州耕史在任Q

﹁ 白

‑ ・ ・

・ ﹂

史であったこと

和川刺史に在任中である︿能年の夏︑和月新史に轄任﹀9

は賀暦元年一一一月四日︑蘇併に在ぜられて器援を離れる︒和州

は今の安徽省和鰐付近︒

︒︹野草︺一ー野﹂は吋説文﹄巻十三下に﹁郊外なり﹂と

あり︑﹁城﹂の反意語︒﹁芳弄﹂法下匂の﹁嬢寵﹂とともに双

(

c李賀の﹁少年祭﹂詩に︑

﹁ 芳

(10)

i

中犠詩文論叢

第七築

いおりてくるのであって︑大陸

(

注﹀応︑小とは︑糾綿糸の議散するもの記り﹂ハ﹁宣政毅退

また問書には︑山本鰭吉﹃遊糸練難いを引いていう︑

クそがたくさんの持な生むところが映り︑それが大勢の

クモの子にかえったところが︿テレビに﹀映った︒これで

はクそも︑議諮朕態で︑授らは過疎地帯を求めて引っ越しし

なければならない︑などとアナウンサiが譜諜をいい︑

?ゃれ︑ゴサマーを挟すのかな﹂と自をこらしていると︑

果してクその子たちは革の業の尖靖まで登ってゆくG行き

っかまっていたクその子ほあっという関

︒︹道線)

して篇を成す﹂

い用例の一つQ

文選﹄を認可木修失﹃人生有情

()

空中にはき出されてただよう蜘妹の糸

たち誌︑糸な引いてとび出してゆくクモにはまったく症意を

して虫飛揚す﹂とある︒ F

﹁東都留守令狐向蓄の赴任するを逸る﹂

(

︿

︿

東都分奇となる﹀︒﹁令猿禽書﹂は戸部尚書令獄楚ハ七六八J入三

(

は︑東部洛陽にいて︑不在の天子に代わって留守

︿

っ者︑もしくはこれに準ずる重百二島官

常置されたらしく︑副都を島︑ずか

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