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經 濟 地 域 と 需 要 並 に 價 格

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(1)

經濟地域と需要並に價格

伊 藤 久 秋

一 ︑ 地 域 の 概 念 と 経 済 理 論

本稿に於て私の目的は地域と需要︑並に償格の紛聯につきて若干の示唆を為す町ある︒その前に私は従爽の経

済理論が一般に地域の概念を快くことに関して述べて琶せたい︒尤もこの事は既に本誌前按の拙稿に於ても解れ

たことであるから本稿に於ては別の方面から之を述べる︒

理論経済撃は完全競争の椴定の上に其重要なる理論の多くを打ちたてる︑然るに完全なる競争︑或はこれが行

はる1所の完全なる市場は地域の概念を知らざるものである︒買手は一定の財を如何なる賛l手より軍ふやにつき

債格の高低以外何にょつても影響されない︒故に一人の貸手が債格を少しでも高くするならば其貸手は完全に買

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所であるが︑か1る﹃好みの釈如﹄は︵こ財の等質性︑︵二︶買手と貸手との問に個人的関係の存在せざること︑

︵三︶多数の買手と貸手とが牌二地鮎に存在すること生息昧せし切る︒此第三の鮎によって完全別事の琴南は地域

経済地域と需要並に情緒

一−

(2)

商 業 と 経 漉

なき理論とたるのである︒(註)

( 註

) 論者によっては財の等質性を

m

限定することが既に買手の立地の平等の

m

限定を合むと見る︒ 例へばチナ/パリンは財の

差別を生ずる事情は其販買の環境保件にも存在するとし︑その一っとして買手の立地の利便

( F 0 8 5 g

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翠 げ

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尤もチデ/パリンは比際小買業の場合この事が問題となると考ふるが如くであるが勿論皐

に小官業の問題と限るべき理由を知らない︒

而してチェンパリンに於ては財を差別化ずるかかる傑件は買手をして一 定種の財を(従つで一定の立地にある買手の財)を他と区別して好ましむるに至る保件なのである

0

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併し注意すべきは買手の立地の如何が買手にあらはず反隠は財の穂別︑例へば一定の商擦の買手にあらはず反躍と

具なり専ら数量的性質を一有することである︒商標につきでは或買手は A

の商標を好み他の買手は

B

の商擦を好むと云 ふが如き事情があるが立地につきでは買手は最も距離近き買手上り買ふと一式ふ事情が一般的に支回し︑従って距離が 遠ぎかる時は︑より近き買手の鋳に完全に其顧客を奪はれる

o

この関係は債格を引上げたる場合と同様である︒従つ て私は買手の立地的関係を以て財の差別化を生ずる一保件として他の事情と同列に見ることに賛同し得ない︒

本丈に﹃好みの依如﹄の魚には多数の買手と買手とが皆一一地貼に存在することを要すと一去ったが︑正しくは頁手に封

ずる買手の地理的関係が同一なることを以て足ると云へる︒この事は買手と頁手とが同一黙にある場合以外に︑買手 は皆一地賠に集合し買手は皆他の一地討に集合せる場合︑更に買手は一地日間に集合し買手は之を中心とする一ヲの固

の国周上に存在するか或は反討に買手が或一地貼に集中し買一一

T

は之を中心とする一つの回の悶周上に手在する揚令に

起 る

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(3)

併し此貼から完全競争の理論と地域の概念とが相容れると見ることは不官であらう︒これは理論の部分的遁用を諾 るのみであって︑完全競争の理論は買手と買手との担問的隔慨を全く考へに入れざる理論である︒

前 掲 ジ ユ ナ イ ダ

I

JU

他の論丈に於ては市場を完全ならしむるに必要なる一候件は︑生産者と消費者との空間的隔慌の存在せざること︑

或は寂極的に一五へば生産者と消費者との空間的一致であり︑従って完全なる市場を保定する凡ての俣椅理論の経済地

域は段格に云ワて一づの貼であると一式ふ︒(開

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なほ完全なる市場並に完全なる競争の依件につきでは栗村祐吉氏の詳論がある︒(溺占債格の理論)

右述の如く経済理論の重要なる保定たる完全競争が地域の概念を紋くととは︑或補充が此方面から従来の経済

理論に加へらるべき必要を暗示するものである︑すとはち従来の理論に於ては債格にうをては一物一債の原則が

一様に支配し︑生産要素の債格も亦一様に均等を保持する︒現賓は勿論との欣態から著しく敵れる︑此隔離の原

因は勿論競争をさまたける凡ての事情であ炉地哉の概念のみによって説明さるべきととではない︒併し地裁の概

念は土地の根本的属性たる披延性より愛するが故に競争をさまたける他の現質的諸事情と同一視さるべさととで

はなく担論の掠充の震には十分たる考慮を要求するものである︒

勿論理論の此方面に闘しでも阪に若干の注目すべを研究がある︑ 私の本・杭は此等の研究を基礎とするものモ

あ る

経済地域と需要並に債格

(4)

商 業 主 経 済

販路地域と地域的需要

経済地域は財の夫々がもっ移動図の錯綜せる網によって構成される︒財が一一地黙を起鮎としてもつ移動国は︑

債格(生産費)と需要と運送費によりて制約される(詑)︒とれは共財のもつ販路地域と名付けるととが出来る︒

﹁一方治安地としての一地賠を起知として特定財が其地へ資さる L 地坊を考へるならば︑それはとの治費地が此財

に関してもつ仕入地域である︒何れも財の移動闘を意味するととは同じく︑ただ起貼を具にして見たるのみであ

る︒たど現質的の問題としては多くは販路地域は工業製品につきて云はれ︑仕入地域は都市の治費する農産物に

つをて一式はれる︒一式ふまでもなく之は工業が集中的生産であって而も販路は必しも集中的ならや︑他方農業は生

一段に於て分散的であり︑而も販路は︑集中的と見られ得る場合多きが故である︒併し工業製品の販路(泊費地)も

決して平等に地域上に擦がらやして需要の凝結期を有するとと寧ろ多くの場合であり︑農業品に於ても都市は必

しも特定の農産物を庚き地域から供給されるものではない︒従て原理的にはか L る見方は必しも正しいと一式へた

いととを記憶すべきである︒

( 註

) 一般的に云へば償措に封し運送費の小なる程財は大なる移動閤をもち得る

o

﹃非常に民大なる市場をもっ貨物は又長 迭の斡廷に堪へ得るものでなければならない︒や

L

耐久的でなければならぬ︒その債伍は形萱の割に大でなければな らぬ︒形査の大なる物をその生産地以外の遠隔地で賢ればその慣格は必然著しく高まる︒かふる物の市場は原則とし

て狭い﹄(﹀・己記

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ω ・大塚氏謀本第三珊一七 l 一八頁﹀すヅペシハイマ

(5)

ーの相封的運送障碍の法則

3 2 m Z L 2 . 2 E r g ‑ 5 4 2 Z

g

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は 一 X

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l l 貨物の債格に比し運送障碍が大

なれば大なる耗その市場は小に︑小なれば小なる桂その市場は大である︒すヅペンハイマlは運詮障碍に物的運悲障 碍と政治的運怠障碍(例︑関税)の存在するを詑き︑此雨者が市場の大きさ︑印ち買手と買手の問の関係が成立し得る

地 凶

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迩送費によって債格が如何なる割合に増加するかに閲し質際的数字は数種の商品につき同・足︒己

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に掲げらる︒これによると五百粁の距離につき棉花は一・八三戸︑石炭は一

O

O 戸高くなる︒

販路地域も仕入地故も共に興へられたる候件の下に於て財が移動し得る地域として性質は同じい︒或地貼

( A )

にて生産される或財の販路地域内にある或一地賠

( B

﹀の此財の仕入地域は首然に此 A 黙を含む筈である︒たど起

貼を具にするが故に販路地校と云ひ仕入地域と云ふのみである︒故に我々の問題としてはと L では専九販路地域

につき説くととを以て満足し得る︒

一つの生産地をめぐって或財の販路は地域的に如何に掠がるか︒勿論我々はと L で 現 賢 的 ︑ な る 地 理 的 諸 篠 件 ︑

色々の妨害的事情を考へ'て論を立つる必要はない︑販路は此産地を中心として自由に周固に撰がり得るとする筒

単なる俄定の下に論やるを砂花見る︒

先づ産地を中心として如何たる距臨まで販路は及び符るか︑すたはち産地より後出する販路の紋の長さは如何

経済地域と需要並に償給

(6)

商 業 と 経 済

ノ、

にして決するか︒産地より雄る L に従て債格は運送費の加算によりて向くなるが故に需要は減少し或距離に達ず

る時に零となる︒

産地の債格を P とし運賃卒(一粁営り)を f とする時︑産地より Z 粁の地結に於げる債格は司十唱である︒弐に

治費者が此財のたビ一阿国十位を獲得する場合にとれに認むる技用を α と し ︑ 貨 幣 平 位 ・ に 認 む る 放 同 府 を ω とするたら

ば︑此財が最早需要者を見出し得たい極貼の距雌(乙)は如何と云ふのが此際の問題である︒

治費者は一切の財に夫々設用に比例しただけの債格を支抑ふが故に弐の関係がある︒

トガ

+ ト

R

ト 判N 

け川川内号

N l 十 ( 作 ー 可 )

此際の運送受は﹃ N 同であるが右の式によって

N

H H I P

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三 ω はげんの地賠に於ける此財の債格に外ならないが故に結局 α 一仰は泊費者が此財のただ一間半位に支梯びを肯

従 て

やる最高債格と考へ得る︒

N ‑ u   とれを

DH

とするならば前の答は次の如くたる︒

フ ー

ナなはち此財が責られる長長距離は︑ ただ一個の財に封し消費者が支梯はんとする最高債格から産地債格を差

引き︑と μ を運賃奉にて除して見出される

c '

L を宇径とする図になって此財の販路地域は劃される︒即ち

(7)

司 自 u J ( l

p ‑ i )

方の式によって他の保件同一なる限り販路地蚊は運賃卒の自来に反比例するととが示されてゐる︒ との事から

販路地故佐交通進歩の率の自来の割合で披大すると云ふ原則が生やる︒とれマーシャルが鍛造経済一論の著者ラ1

ド ナ

1 の名を冠して﹁運送と取引に於ける自乗の法則﹂

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門町

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ぶもの︑更にグックス特にエングレングーによって尖鋭に設かる L

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( 註

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1 ドナ 1

の名を此法則に冠するは︑ラードナー が之を最初に力説したからである

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因にラードナーは大都市に新鮮食料を供給し得る地図の庚さを問題としながら比 法則を説いたα﹃其一迫力を二倍する如き交通の改善は此回の宇径を二倍し︑速力を三倍にする如き改善は比宇径を三 倍に帯加することは明である︒然るにかふる宇経内に合まるふ宜際の面積或は土地の霊は宇径と同じ卒で噌加せずし て其白釆の割合で噌加するが故に︑二倍の速力は四倍の供給面積を︑三倍の速力は九倍の供給面積を奥へることとな

る︒かくて此場合に速力の噌加に伴ふ所の利盆の如何に大なるかは瞭然である︒﹄(ロ・戸口三号♂岡山主巧ミ開︒

2 5

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目 )

E ) 0

太・題にかへる︒以上の論述は泊費者によって α 一 ω 或は九に鑓りたきものとし(即ち各消費者の需要曲線は同じ

とし)又運賃率も距離によって鐙りなきものとの保定に立脚する︒ 若し距離に無関係たる運送諸掛があるたらば

之は産地債格に加算されたるものとして考へ得る︒最後に叉一庄地債格は需要に無関係に一定せるものと保定して

担湾地域と需要並に債格

(8)

︑ 業 と 経 済

i ¥ .  

ゐ る ( 註 ) ︒

( 註

) 販路地域に関する

ζ

こに詑くが如き詑き方は古︿ラウンハルトに之を見出し得る︒コヨロ

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胎の詑き方はエンゲレンダ

1 に踏襲される︒

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目 的

考 ロ

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門出向宮山門)は債格車位の習す設用の尺度である

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5 )

私は筒早に之を貨幣の設用曹とした︒ α 一 ω は

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に於ては一経済主陸が支排ふの意志をもっ最高貨幣額とされてゐる

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右はただ販路地域の大きさを見出さんが震に財のただ一伺を漸くにして買ひ得る治費者の所在を求めたのであ るが︑販路地域の内部に於ては︑生産地花近づくに従て治費者は益々多くの財の皐位を買ふ︒我々はただ一個を 買ふ治費者の所在を見出したると同一の方法にでただ二個を買ふ︑ただ三個

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‑ ‑

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個を買ふ泊費者の存在する

地黙を見出し得る︒すたはちたほ二個を買ふが︑

とれより距離少しでも遠ければ最早こ個を買はや従て一個を買 ぶのみと云ふ場合の泊費者の存在する距離はとれである︒同様に三個(又は

n 個)に封しでも同様な距離が存在

し︑個教を増ずに従って此距離は短縮する︒

1 P

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とれ等の距離は皆前と同様にして求められる︒

(9)

生産地を中心としてとれ等の線は重邑して放射し︑最先端を結んで拙かれる国線の上にただ一個の財を漸くに

して買ひ得る治費者が存在する︒

販路地裁内の販質量(需要量)を求むる ι は先づ各販路線上の販頁量を求める︒

密度)に凡ての販路距離(即ち各具なる皐位数ごとに存在する最大距離)の全部の合計を乗じたるものに等しい︒ 然るにとれは人口密度(治費者

削ち a

は 販

買 量

d

は 人

口 密

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Z i

‑ ‑

‑ A

は夫々の販路距離とすれば次の式が成り立つ︒

h F H ( N

+ N u 十 計 十 : : : N H H ) ι

従て全販路地域に於ける版頁長

( A )

は凡ての販路距離の自乗の合計に人口密度と国周率を乗じたるものに等し

ぃ︒(註)

k p H ( N +

N u u + 一 回 日 十 : : : N

=

凶)己目

勿論凡ての治費者に於て α 一 ω 或は

R A i ‑

‑ : 九が等しいとする俄定(需要曲線等しとの俄定)は現買には受賞した

ρ

此仮定を撤去し︑民:::九を具にする多くの泊費者唐が存在するととを考へる・ならば各居ごとに猪自の

ζ

の場合には生産地より同一距離の所に於て各治量者各々異な 販路の形が重なり合へ︑るものと考へねばならぬ︒

る日:::九(印ち財の許債︑貨幣単位の妓用)左もつは出に屈するごとに具った阜位数づ与を購入する︒叉一︒の居

がより小ささ早伏数の賂入に移る所の地貼も︑各界出ごとに諮ってゐる︒航路線の終端に於ては︑ただ一つの泊費

紅錨地域と需要並に似桁

ブ L

(10)

商 業 と 経 済

者唐があるのみであって︑ とれは此財に討し最高の需要債格を申出る居であり︑ 叉その各泊費者は此地黙に於て

は単に財の一翠位を購入するにとどまる︒ 一生産地の支配する販路の図形は此最大の需要債格を申出る消費者唐

が草に一車位を買ふ場合の最大距離を宇径として描かれる︒

販費量の算出に於ては︑多数の異なる治究者唐ごとに前に迷るが如き計算をなし︑之を合計したければならた

v 、

( 註

) 販路地域内の販買最を見出す此仕方はエシゲ

ν ンダ 1

に皐ぷ︒最も理解しやすさ叙惑の仕方と思推するが故である︒

数式の符競は前の説明との関係上改めた︒

( 同ロ

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エ シ ゲ ν ンダ 1 の此詑

き方は距離と需要との画敢闘係を連続的と考へる限り︑直ちに積分による解法を示唆するo

すなはち V

γ ュにならって次頁の如きゲラフを描く︒

A 国の曲線町は各消費者の此財にぎ}れる需要曲線(但需要曲線は各消費者皆等しとする)︑仰は P

黙にて生産さるる 比財の産地債格である

o

賠より遠ざかるに従って泣設費だけ債格は高くなり従って需要は漸減し︑ p

Y に到って零と

なる︒珂が販路の民がり得る諮問を一不ナ︒但し此固に於てはこれは遣選出討の高さにて示されてゐる︑従って距離はこ

れを比財の粁営り運賃卒にて除して算出しなければならない︒

次に販路地域内の全販貫長は三角形可︒司を句︒を軸として固持して出来る開催形

( B

国)の陸積に︑消費者密度を

乗じたものに等しい︑従ってこれは回轄陸の睦積として求めることが出来る

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門戸

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物論上京の如き理論には現買と陛れたる多くの侭定がある︒平等なる人口の分布を考へる乙とが肢に現貨とは離る

(11)

国 F 

f 賃

J 搭

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E

f

~晶

L であらう︒工業口問が其生産地の周囲を

販路として牧むる場合には︑此販路たる べき地域には工業人口ならざる民業人口 が 多 く 合 ま る ふ も の と 考 へ ね ば な ら な

ぃ︒然るにチュ l ネシの農業地図説の一示

すが如く農業の集約度は地域に豆って千 等ではない︑この事は一方に於て人口の 分 布 の 不 平 等

︑ 他 方 に 於 て 一 定 面 積 賞 農産物牧量の相具に基く障買力の不平等 を 意 味 す る

! ー と る 現 貨 の 事 情 は 理 論の賃際的庭用に古って十分に注意すベ

きことは一千かまでもない︒併し例へばリ

交通の設還による運会能力の自乗の割合で噌大する﹄と一去ふ立言を改めて﹃販頁萱は運賃の低下の場合︑延長せる販

VVJ

ユルが︑ザッグスの﹃財の販貰可能性は

交 友

の訂正である︒ 路線上農業生産の長的集約皮の低下に庭じて低落する飴剥生産物の自乗の割で増加する﹄と一式へるが如きは全く無用

リジユルの此法則も依然として現寅

何となればチュ 1 ネシの地図説も多くの保定の上に立づが故に︑

からは速い︑例へば同一距離の地鮎に於ては良業の丑的集約皮が何れの方向に於ても同一とする仮定は著しき現質か

らの隔離である︒(戸間一聞の

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河 内 山 口

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偲湾地域と需要並に償措

(12)

商 業 と 経 済 T F σ u H M p r

m ‑

ω4

・ ω ・ 5

3

我々はただ理論の立つ

m

限定を知れば主い︒

上来の設明に於て産地債格は張め奥へられたるものとしたが︑産地俣格の高低によりて販路地哉の庚さ︑総需 D 

F  G 

る し

)

要量が変化すべきととは一式ふまでもないが故に産地債格が諌め

確定して謎化し得ざるものならざる限り︑如何なる産地債格従

て販路地域が成立するかは︑需要の朕態︑生庄の欣態︑競争の

程度によりて支配される︒

庄一抱一偵格の高低に肱ムグる地域的総需要を示す所の曲線加を拍

一方生産費曲線∞を拍く o 此曲線は一般の場合としては国

の如くごつの黙に於て即と交はるであらう︒此際若し生産者が

相 仰

い 向

者 で

あ る

な ら

ば ︑

利 潤

を 最

大 な

ら し

む る

昨 如

︑ と

し て

債 格

は 日

高さに決定し︑販路地域も.とれに応じて定まるであらう︒(利

潤!司の慣の面積ーが極六なる貼である︒との時の生産品旦叫に

於て限界生産費

l d

曲線ーと限界収益

[ M 曲線ーとは一致す

併 し

他 の

生 一

2 4 (

他の地鮎)の競争は此‑年去のを完全なる溺占者の地位には置か示︑従て∞が此競争者の存在と

(13)

無関係に拙かれたる限り債格は決して方の貼に決したいであらう︒此場合の欣態は所前猫占的競争の欣態である

J

印ち生産者

A の有する販路地裁の一部が B の

. c  

出現によって一部分詔食される欣態が生やる︒

C

等の競争者の出現は往々その販路を削る D

作用を魚すであらう︒かくして多数の競争者

が並立する欣態が生やる時各生産者のもち得

る需要従て販路地域は如何なる大きさとたる

.D 

か︒と L で我々は此等の生産者各自の事情は

皆同一であると考へ︑その一つの生産者に於

ける関係を検する︒

競争者の出現は一つの生産者に封する需要

曲線を下方に移らしめる︒生一席者は勿論利潤

を極大たらしむる意国を以って常に生産量

(従て販路地域)を決定する︑併し競争者の出

現が相槌ぐ限り需要曲線は往々下方に移り︑ やがて生毘究曲線∞と切線をたずに至ってやむ︒

経済地域と需要並に債格

(14)

商 業 と 経 済

すたはち各生一居者に封する需要曲線はの ι たり産地債格は凹とな D  る︒云ふまでもなく債格は前より低下したがら需要量も減じてゐる︑

との事は販路地域が競争者の出現によって狭められたるととを意味

t L  

する︑勿論その形は最早図形ではなく多数の競争者の場合には多角

てゐる︑併

し一定の距

離以外にあ

る治費者は

全く競争者

その需要が特定生産者に封ずる需要から股溶し︑ によって李

結局に於て細川需要の減少を来したるものである

c

(15)

、J

が ω なる時︑産地自身に於ける各泊費者の需要は前であり︑叉聞に相官ずる逗送受を要する地黙の各泊費者の需

要は砥なるととを示す︒今一偵一格が佃より α に低下する時は︑産地自身に於ける各治宝告の需要は司と・なり︑前︑と

同一距離の地鮪にある各治費者の需要も増加する︒併し一方競争者の出現によって H 鮪(とれは運送費の高さを

示す賠であるが同時に又それに相官する距離の黙とも見得る)を越ゆる距離の治費者は競争者によって李はれ︑

それだけの需要孟が減少する︒即ち出

C H

︺だけの需要品目一が増加しり阿国だけ減少したるとと与なる︒元もとれは

販路地域を劃する牛径たる一つの販路線上にならんで存在する唯一人づ L の治費者の需要の合計に就ての話たる

ととを注意するを要する︒

競争によりて産地債格が前の国の回と決定する時には各生産者には最平競争者を更に誘引する利潤は残らな

い︑従て販路地域もと

t A

K 安定する︒産地債格が此黙に決定する所以は︑ とれを何れに動かすにしても生産者は

損するからである︒

以上は販路地裁に闘しての濁占的競争の描寝である(註

) 0

此際の競争が濁占的競争たるととは︑競争点 A 一

相 互

聞に距離の存在するとと︑換言すれば地域的競争たるととから生じ︑グラフの上では︑各生産者忙封する需要曲

線は完全競争の場合の如く X 軸に千行たる線ではなく︑国の如く右下りの紋たる所に主(特徴を表はしてゐる︒す

たはち完全競争の場合には一生産者は競争者よりも債格を少しでも上る時︑ その需要の全部を失ふが)滴占的競

争の場合にはなほ需要の幾分を保持し得る︒競争はやがて︑凡ての生産者に於て債格を生産費と一致せしめる︑

経済地域と需要並に債格

(16)

商 業 と 終 済

一 六

而て若し我々の今までの仮定の如く生産費曲線が其形と位置に於て凡ての生産者に於て同じいたらば均衡に於け

る債格も勿一論皆等しい︑併し若しとれが生産者によって異なるならば(但需要曲線は異ならやとしなければなら

ない)均衡に於ける債格は異なる︒かぶるととは完全競争の場合にはあり得たい︒査し地域的競争の場合には各

生産者は距離の存在によって防衛されたるたる濁自の市場を有するからである(註ニ

) 0

( 註

一 ﹀

( 註

ニ )

濁占的競争の理論に闘し・ては同仏・

n z g Z

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o 同

O

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勺 ︒ ︼ 山

由 民 の (

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P E g ‑

自 伝 ・

2

・ q

参 照

但し販路地域の問題につきでは特に論じてゐない︒加之︑立地の相異に上って起る濁占的競争を阜に月宮一

の場合 ‑ 2

の問題と考へてゐる︒販路地域に関する競争の早なる素描はピゲーにある︒

( E m o p

Z 同

8 5 5 w m

え 宮

丘 町

0 5 q

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H R ) 0

比一事は直ちに地黙を呉にする買手に封し差別的債格を課し得ることを示唆する︒濁・占者は地貼を異にする各買手ど

とに限界牧盆と限界生産費とが一致する如く債格(産地債格)を定むること︑従って地鮎を具にするごとに異なる債 格を定むるととを最も利益とするであらう︒債格の如何なる差別を附すべきかは需要の蹄力性によりて異なる︒一 般的には遠き距離の地貼には債格を低下するを要する︒遠き地黙にはそれだけ忍設費加重し場所的債絡を騰貴せし む︑而して高き債格に於ては需要の開力性一般に大であるからである

o

併し如何なる場合でもこ地貼聞の債格の差異は共問の運送費(庚義)の高さを越ゆることを得ない︒然ちぎれば安 き地貼を経由しての購入が行はれるからである︒故に'本丈の構想の如︿販路地域の全面に買手が存在する場合には 債格の差別化は行ほれ得ないであらうo現貨の場合にはこれが在り得る︑併し例へばカルテ

b w の行ふダシピシゲは

安き外国市場から高き図内市場への再聡入が運設費(国税)に工って妨げらる

L

限りに於て成功する︒

(門戸阿川目向︒

F

岳 町

何 円

︒ ロ

O B

2

0

∞宮

o

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ER ♂同

u‑mwω4180

(17)

最後に︑債絡に差別を附し得てもそれに主りて得ちる

A 蝕剰の利潤は更に競争者を誘引する作用をなすととは記

憶すべきである︒

地域的需要の性質

販路地域の中に於ける需要は地貼的需要と封照さる L 地域的需要である︒此地域的需要は地黙的需要と如何た

る黙に於て区別さるべきか︒

一定数の治費者が生産者と同一地賠に集中して存在せ宇して︑'生産者を中心に或庚き地域内に分散せる場合に

於ける金需要量は︑集中的に存在する場合に比し少である︒との事は凡そ一生産者と一治費者とが離れて存在す

る場合の需要宣と結合して存在する場合の需要量とを比較すれば明である︒生産地と離れたる或地黙にある治費

者の需要を曲線 D を以て示す︒一式ふまでもたく之は治費地に於ける債格の画数として表はされてゐる︒然るに治

との曲線を産地債格の画教としての需要を表は 費地に於ける債格は産地債格に運送費を加へたるものとすれば︑

すが如く書き代へる

ζ

とが出来る︒との曲線は前の曲線の下方に平行して描かれる︒(次国の

W U ) (

註)

八 註

) 蓋し消費地に於ける債格を

P とし需要量を X とすれば需要画教は

VH

同(凶)

瓦に産地位絡を Y とし治安地に到る迎会裂をtとすれば産地債格の鑓化に際ずる需要の麓化は次の式にて一訴され

0

旬︑日旬︒

Cl

経済地域と需要並に債格

(18)

商 業 と 経 済

地債格を奥へる時は︑

ji

D 曲線は生産者が治費地と同じ地黙にある時の需要曲線とも

考へ得るが故に︑之を

w u と封照ずる時は︑ 一定の産地債格に釣

ずる︑治費者が隔離せる場合の需要は然らざる場合に比し少き

と と

は 明

瞭 で

あ る

( 註

) ︒

すべての泊費者との関係につきで同一の事が云はれ得るが故

集中せる場合に に治費者が地域的に分散せる時の総需要は︑之が生産の地黙に

比し少である︒

( 詫

) 距離を具にする各地貼の需要を示ずに

下の如き国を以てすることが出来る

o

産地債絡が仰なる時生産地にある消費者一は m を需要する o

運 怠 費 四 を き

3 る地貼の消費者は

m を需要する

o D は各消費 者の需要曲線と見得る

o 比国を用ふる時は前に一疋へるが如︿

一 定

の 産

(19)

販路地域内の総需要を容易に観念し狩る

Q

生産者は狗占者として前に迷るが如く限界牧盆と限界生産費とが一致する黙に主(生産量(販路孟)を定める︒然

る に

w u

相憶する限界牧谷曲線 k

( d

﹀ は

D に相躍する限界収益曲線

( d )

の下方に運送費だけの聞きを置いて平行的

d  D 

絞訴地域と需要並に相桁

に拍かるべきが故に限界生産費曲線(︐ぽ)との交貼は D 曲線の場合よ

り左方にある︒ とれは生産量(販質量)の少きとと

tA

同時に治費者の

扮ふべき債格の高きととを意味する︒(上国)溺占者の利潤は官然に

前の場合より少い︒かくして我々は生産者と治費者去の地理的隔離

は同者におし共に損失を奥へるととを知る︒ー l

勿論とれは生産者

問の競争が未だ狛占者の利潤を抹治し去らざる場合に結び付いての

説明である︒

次に需要の弾力性に闘し考へるに︑治費者

J

が生産者の地賠に集中

せる場合に封比して︑とれが地故の上に分散せる場合に於ける細川需

要の︑産地債絡の変動に到する弾力性は︑ 一 般 に 大 で あ る と 一 式 へ る

であらう︒債格の引上は各泊費者の需要を減少せしむるのみたら十︑

需要画数(場所的債格に封ナる)を各人に於て等しい

2

す る

限 り

(20)

商 業 と 総 涛

れは一定の距離を越ゆる地賠の消費者を失はしむるからである︒

併しとれは一般論であって個人の需要画教の如何によっては常に正しいとは云へない︑厳格には需要曲線が直

線をなす場合についてのみ正しいが︑需要曲線が直線一に泣いのを普通の場合と考へ得る限りに於て此一般論が成

立 す る ( 詮 ﹀

( 詰

) 需要曲線が直線をなす場合︑地域的組需要は販路地域(競争によりて制限を受け古る地域を考へる﹀たる闘を底面と し︑生産地に於ける個人の需要を高さとする直固錐の臨時悦として計算し得る

0

(

尤もこれに消費者密度を乗ずるを要

するが出島では之を省いて考へ符る︒)今産地債格が P なる時︑生訪問地に於ける個人の需要を d

︑販路地域の締需要

を D

︑生産地上り販路の限界貼に到る一個賞選設費を

R

とし︑産地債絡が

F

なる時に於けるこれ等の諾量を夫々

Mu

︑町︑官とすれば次の関係がある︒

︒︽︼岡弘︑ 口

H H M H

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同 一

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如 ︑ 岡 弘

︑ ω ω   如 ︑

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故 、 若 に し

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右によって地域的需要は産地に於ける個人の需要上りも開力性大なるを知る︒(﹀・戸内日聞の]どり目︒﹃

E E k r o C E E H M

ね 噂

印 ・

︒ ω ) ︒

(21)

右の事から︑販路地故が大たれば大たる程︑債格の愛動に謝する総需要の変動は大であり販路地域が小なれば

小なる程︑此愛勤は小であり︑結局︑凡ての需要者が一地貼に集中たる時︑需要は最も蹄力性に乏しいと云ふ結

論を引を出し得る︒債絡の引上が総需要の減少を伴ふとと少きととは狽占者の利益である︑従て狗占者は必要た

る以路地域の小なる程有利とし︑従て叉泊費者密度の大なる程有利とし︑極限的には治費者皆一地黙に集中せる

ととを有利とする︑而て叉前に迷るが如く一般に治費者と生産者との場所的一致が有利たるが故に凡ての泊費者

が生産地に集中せるととを最も有利とする︒泊費者密度の増大を国る手段としての販貰費特に庚告費は此賠から

大なる意義を有すると一試へるであらう︒ーーー勿論右は濁占的生産者の立地が大都市に存在すべ L と云ふが如き主

張を意味するのではない︒立地はなほ生産費の事情によりて支配される︒

個人的需要の部力性を考へるにつきでは︑場所的債格に封憶する弾力性と産地債格に釣臆する臆力性とを直別

して考へねばならない︒産地自胞に在る治費者につきでは勿論との区別の意義はないが︑産地より離れたる泊費

者は︑産地債格に運送費を加へたる場所的債格の愛動におして需要を伸縮するが故に此区別の意義がある︒産地

債格を或額だけ引上る時は︑ 一定距離にある泊費者の需要は或萱に於て減少する︒此減少の卒を場所的債格の愛

動に封照して得たる弾力性は︑同じ減少の卒を産地債格の鐙動にお照して得たる碍力性よりも大である︒

と れ

民地侭絡に到する一定率の引上は︑場所的債格に於ては︑少き率の引上として去はれるからである︒此二つの弾

力性の聞きは距離の大たるに総て大であると云へる︒

続街地域

I

む需要並に柄拘

(22)

商 業 と 松 涛

併し一方債格の絡封的高さによる弾力性の受化を考へねばなちぬ︒ 一般に高き債格に封ずる樟力性は低き債格

に封ずる弾力性よりも大であると云はれる(註一)︒ との論をとりて見るに産地よりの距離大なるに従て場所的債

格は高くなるが故花︑場所的債格に封ずる需要の弾力性は距離大なる治費者に於てム佐々大であると云へる σ

と の

事を今述べた原地債格に封ずる強力性の問題と併せて考へる時は︑場所的債格に封ずる酪力性と産地債格に封す

る開力性との開きが距離の大なるに従て大であると云ふととは︑決して距離の大なる治費者の需要の腎力性を琵

地債格に封ずる弾力性に換算したるものが︑距離小なる泊費者の︑同様なる弾力性比比して小であると云ふとと

ではたい事を知り得る︒蓋し産地債格に封ずる開力性も距離大たるに従て大となるかちである(詑ニ)︒

出 R

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司江口氏

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大塚氏謀本第一知二 O

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参 照

( 詰

一 )

四 依 格

最 安

‑'地域の上に於ける債格の態様︑結局債格の地肝知的関係につきで述れぼ︑ 一つの財の債格は地昨知的に運送費を超

えたる差を残さない︑換一一一目すれば相互にそとまでの均等作用がある︒現質的には狭山訟の運送費の外に財の移動に

封ずる障碍を意味する麗々の費用がある︒例へば保険料︑荷遁料︑図際的移動の場合には特に閥税の如きである

が運途費を庚義に解して之等を皆包含するととも出来る︒併し今は此等の存在を除きて狭義の運送費だけと考へ

(23)

て や 一

ι

た い

A 地黙に於ける或財の債格が B 地黙に於ける債格よりも建設費を超えて低位陀ある時は

1

此財は A

土 り

B

K 向

って移出される︒反封に或財の債格が A

地 位

制 に

於 て

B 地賠に於けるよりも運送費を超えて高い時は此財は B よ り

A に移入される︒何れの場合に於ても財の移動は隔地黙の債格の差が運送費に等しくたるまでは緩︿ o

ハ I パラーは財の債格の園際的差異を論やるに営って正貨輸送貼の概念に友らって︑財の聡出貼︑職入貼の存

在を指摘したが(註)︑勿論事は単に図際問の問題ではたく凡て地賠間の財の移動に閲するが故に︑誼切には之を

財の移出賄︑移入黙と呼ぶととが出来る︑然る時︑債格が移出賠より下る時︑或は移入期より昇る時は︑地賠問

の財の移動が起り前述の如ミ超過差異を抹治すると云へる︒

( 註

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0 ・

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︒円 }ぬ 円切 りの 門戸 口広

﹃ロ 丘町

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ω ω

・ ω ・ 2

此超過差異抹治の作用は有利なる債格にて買らんとする商人の活動により行はれ得るものであり︑従て債格安

き A 地より財の供給量の一部を B 地に治るととによりて生じ得るものであり︑必しも A 地の生産者が生産量を増

大して B 地に送るととを窓味ずるものではないっ勿論 A 地の債格が財の此移出によって騰貴し飴剰利潤を生むな

︐らば︑競争を仮定する限り此財の生一庄は増大され︑此鈴剰利潤を抹消するに至りてやむ︒たほ十訟に生産の増大と

云ふは︑競争を前提とする限り必しも既存の経皆の生産捺張のみによって行はれ宇︑同時に新生産経営の出現に

よっても行はれる︒既存の経科目が如何なる程度まで生産の増大を引受くるかは生産費の動きによる︒生産費が生

経済地域と需要並に債格

(24)

商 業 と 経 済

二 四

産の増大に伴ひ念激に上昇する・ならば既存の経営による生産の増大には狭き限度が劃され︑新経皆出現の徐地は

それだけ大である︒何れにしても生産の増大は競争によりて強ひらる

L

ものであって企業者の任意によるのでは

な い

( 註

﹀ ︒

( 註

)

エシゲェ

が企業者は生産掠張による生産費上昇を不利益とし︑従て運送費を超ゆる債格差の存在にも拘らず︑生 u w

産掠張による移出を好まず︑却って地貼聞の比債格差が抹消されずして残害することがあると云べるは︑競争を偲

定ずる議論としてならば正し︿ない︒此議論並に彼の債格差残存の他の論践︑印ち(一)他の市場に封ずる知識の不

十分︑(ニ)債格差を利用するだけの十分なる創窓と企業心が企業者及び商人になきこと︑(一ニ)新市場への販買は取

引関係︑配拾機構の設定に最初煩附?と費用を要すること!ーは共に原理の関係を詑︿立場からは問題とならない o

Q ・ 4

・ ﹀ ・ 口 問 ︒

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二 ロ

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活 ︒ ) ︒

併し上越は単に地期間の財の債格が運送費を超えたる差をもち得たいととを云つ売ものであって︑或隔地黙間

の債格が運送費以内の差を維持し得る乙とを否定したい︒ A 地の債格が一図であり B 地の債格が一回十銭であっ

て雨地聞の運送賓が三十銭であると一式ふ如吉場合同地の債格差は運送費に達しない︒かふる場合は第一に︑此財

が A と B 雨地に於て同時に生産されるととを諾ってゐる︒すたはち雨地は生産突を具にするがその差は未だ運送

費に遣しない潟に︑ 一方が他方に財を供給し得るには至らない︒雨地の生産者は夫々の市場をもっ︑財は夫々の

市場に於て債格の決定を見る︑詳しく云へば爾地問の運迭費の以内に於ては債格の自由なる決定を見るが︑雨地

の債格の差は運送費を超ゆるととは出来ないが故に︑此雨市場は全く狽立ではなく互に関聯の中に在る︒第二に

(25)

A

B がハ双方或は一方)賞該財の産地ではなくとも︑異なるこ産地の支配するこつの市場に夫︑々開局する時は此関係

がある︑否此関係があるのは︑ A ︑ B 二地が具たる市場に属するととを語ってゐる︒

A ︑ B 雨地問には財の移動は行はれないが(雨地が生産地なる限り)︑雨地の生産者が現地におしてのみならや︑

他の地賠にも財を供給するものとすれば︑ と与に雨生産者のもつ販路地域を問題とし得る︒大略的に云へば生産

突の安さに応じて炭き販路地域をもち︑雨販路地域の境界線上の地賠に於ては雨生産地からの財は共に等しき債

格(建設費を含む場所的債格)をもたねばたらたい︒

運送貨が大なるに従てこっの地賠聞の債格の差は大であり得るが故に︑生産保件に相等の差異あるにか L

は ち

守︑二地貼が同時に其財を生産し得る可能性も此場合は大である︒運送費を距離と重量に比例するものとすれば︑

距離大なるに従て或財の二地賠の債格の差具は大であり得るし︑霊堂大なる財ほど叉其差異は大であり得る︒従

て距離大なるに従て雨地に於て同一財が生産さるぷ可能性は大となり︑

る︒古典派の串者の如く図際貿易を論守るに蛍り専ら生産費の差 K よって図際分為の成立を設き二園間の距離を 地理的分業の行はる L 可能性は小とた

無説する時位︑生産保件の芸大たるこ図は屡文化の差大たるこ図であり︑従て大たる距離をはさむこ図たるが故

に︑大いに隔離する二図聞に於て分業は多く成立し︑財の移動は最も盛であると云ふが如き矛盾に導き得る︒重

HA

人なる財が返送賀大でたり︑債絡の地貼的関詮も大たるを待て生一庄が各地貼に於て行はれ得るととは明であ

る ︒

経済地域と需要並に偵椅

一 五

(26)

同 一 束 と 程 済

一 一 六

生産要素の債格

地賠問の運送費︿移動費)の存在︑ 並に其高さが財の債格の地貼的差具に及ぼす関係は上述の如くであるが︑有

も移動し得る限り財の債格に封ずる運送費の影響は生産財たると治費財たるととを問はない︒併し太・源的生産要

素たる土地と弊働︑並に営利要素たる資本につきでは別に考ふべきものがある︒

土地以外の生産要素(営利要素たる資太をも含む)は移動し得るものとして︑地肝知的のその債格は移動費に影響

さるるを菟れない︒若し移動突がないならば生産要素は地域上其限界生産力に於て均等なるが如く分配され︑そ

の債格は叉何れの地黙にでも等しくなら・なければならない︒併し移動費の存在はとの事を妨げる︒

問労働の場合移動費の関係は一見明瞭である︑併し他の財の場合とは柳異たるものあるに注意すべきである︒他

の財の場合に於ては雨地貼聞の債格の差は運送費を超ゆるを得たいと云ふ関係が明瞭であるが︑附労働の場合につ

きでは︑此関係の根本的に存在するととは勿論として︑ たど表現の形式が複雑たるものがある︒ とれは務働の移

動費は一皐に一定の額として挽はれるに封し︑賃銀は時間叉は個数に封ずる容として将来に亙り挽はれるととか

ら来る︒すなはち一定の賃銀の差が一定の移動費を支挽ふに値すると見られるか否かは︑努働者が将来得ペき所

の超過賃銀の合計を現在額に換算(割引)したるものが移動費に相営ずと見らる L か否かと一式ふととである︒ピグ

ーは一見許容され得ざるが如き賃銀の差が移動を起さやして現存する理由を此関係に認める︒併し将来に封ずる

(27)

割引率は附労働者の官給︑教育の進歩に伴ひて減やべきが故 ι ︑此関係からの移動費の影響を過大に見ざる注意は

必要であらう︒努働が移動に困難たる財と古くより云はるるは︑寧ろ経済外的関係︑印ち郷里への愛着︑家庭的

関係等より来る移動難を根抜とする︒現資的には寧ろ此方に重大性があると一式へるであらう︒

( 註

) 0 出 向 5

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次に資本は資太財たる技術的手段 γ とは異なり︑其移動に必しも運送費を要したい︒草たる帳簿上の轄記により

て其移動は行はれ得る︒従て資本利率の現官の差異は︑普通の意味の移動費よりも︑遠隔の地賠陀之を置くととの

不安︑或は遠隔の地より之を管理するととの困難度による︒遠隔の土地に封する知識の扶如︑偏見︑政治的不安

等一切の事情を問題外とすれば︑距離の画教としての管理の困難度を以て此際の移動費と見るととが出来よヤ一 ο

併し通信方法の護建は此管理の困難を微細化するが故に他の一切の事情を問題外とする限り︑資太・は自由移動の

仮定にけ一取も添ふ所多き性質をもっ︒国際間に存在する利率の現霊的差異は主として弦に論外とした諸種の事情に

よ る

明に運送し得ざる財としては土地がある︒故に地債或は其基本数たる地代は移動によって制約しあふ他の財の ︒

偵格の如き関係をもたない︒二つの土地の地代は猫自たる決定をとげる︒併し地代は其土地が如何たる用途に用

ゐ ら る L か︑換弓一目すれば如何なる注業がそれを立地とするかによって決し︑市も立地の決定は経済の総関聯の中

にて行はる L が故に地代が他の財の債格︑従て叉他の土地の地代とも関聯の中にあるととは勿論であり︑誌に濁

経済地域と需要並に伺格

二七

(28)

商 業 と 程 前

二 八

自の決定をとげると云ふ意味を誤解せざるを要する︒

参照

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