• 検索結果がありません。

. 我 が 国 景 氣 変 動 の 一 分 析 ( 四 ) ( 1 )

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア ". 我 が 国 景 氣 変 動 の 一 分 析 ( 四 ) ( 1 )"

Copied!
27
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

.我が国景氣変動の一分析︵四︶(1)

N at io na l  Bu re au  o f  Ec on om ic  R es ea rc h

方法による景気変動と貨幣賃銀変動の諸関係の研究−

一︑基準日附の改訂

﹁基準日附の改訂

先に︑小論﹁我が国景気変動の一分析﹂ ︵二︶に於いて︑我が国に於ける大正八年以後の景気変動の転換点−基準

日附1を事業活動指数他各種の記述的な景気年史類を参照しっゝ次の表の如く決定した拘︒

従って﹁我が国景気変動の1分折﹂ (≡)に於いては上の基準日附に伐って分析したM‑

稿

( te nt at iv er ef er en ce da te s)

<J j :, [.  ' ::  ' :.

! ji j Tl  

i L= . :

)

. '!

1 = =

 

* 

"

'C :  "

̲=

(2)

~f重任:脊 i色数 {lよ品畏え転地主

t z  

ι

A&

i Z

T E V

一 一

O

叶 ヲ

基 準 日 附

l

大正日年9 10 4 11 8 21 11 昭和24 昭 和35 42 64月│

10 竿1 11 1月│

くべきものであった︒

其の後︑筆者は可及的に各種の生産数量指数 g

を吟味した結果︑次の改正な試みる乙とにし

た︒即ち︑先に︑事業話動指数によって昭和四

年二月を基準日附の一クの﹁山﹂として定めた

が︑他の生保数量指数何に依って校合した結

果︑昭和四年二月を昭和四年十一月に変更する

乙とに決定した︒今︑変更するに至った事情を

上の第一一凶に依クて説明すると︑事業活動指数

以外の生産数量指数︑即ち原料治安指数︑生産

数量指数︑軍要商品生産指数のいづれもがその

指数の﹁山﹂を昭和四年二月でなく同年の十月

乃至十一月にもクロ従づて︑昭和四年二月を一

(3)

「ヨJ..¥J←t¥d ~o.~~.l!←+-1m::ω「ヨJ..¥J←sv f:¥ ~ ~ $;;\時ヨìï..\J~ど人心ぷt\ðG~"l'\JG謎記長ば!酎J記ロ巡。ν'(G~~"思~~宗忠士i線11~Qtよ~t\ðO~ト)J*判掛田壁土」ま泣かド令',~~←バ時的。

(相)(同):tRQIll科書1<がど三組幹話同+-íilli:叶沼稲ヤ〈峨以綜粥~~程争くすみJr合主J(11]) AJ~" .J Q程制点Jr由主J(固)AJ←!V

(C'I). l'曜担AJ堤組JlffR川+-gr網総4〈4一同rr)t11'部活匝噺~反縦揺Q1命日五(1J)~墜

(的)同十E&:社沼稲程令〈題提11111.珂QlffR111~~N王国叶+-~AJ.tさやνrQlV~""f-Qì区P議題紙母!幽Q時耕疋田富山e命日~:2iYν~~grZ1t11~r,持切兵νrQ!V

υAJiよ剖艇刊ぷ脳ムロ

(司)‑14:争<:1ñi)H:E~ ~期制世話制思議如実三斗1)語111民←l'(dO器時抗日蕗課題制限~t訳奪事思議Qfiï累1l説話ムν~I'金主.J(1 D偽暖ロ

協川総

主誌Fd凶咽I何nt‑

田司FdF∞噌f

~ nr:: nr:: [申t: nr:: 

E場廷=4‑E0Z{4吉時笹9社引、oFz44 ‑

羽耕E 叶CK∞、廿4W4E社暗包需留Eψ4F44くい時

T2'i'¥1r‑C!.: 円山東洋経済新報社調第ニ去原料品消費卓指数x概数U

〕¥¥土│一月│二月│三月│四月[五月│六月│七月│八月│九月│ず月│十一月│十二月

大昭クケ。正和ニ十十十元二三四年竿年年半年年年 69.9 74.2 76.1 75.4 75.5 73.6 61.8 70.7 73.9 71.72.9 70.1 76271.1 71.74.7 74.51 73.2 80.9 78.7 79.2 81.81.82.5 80.2 82.6 82.6 79.2 82.31 84.3 78.9 81.86.3 86.8 87.8 89.2 89.9 91.91.93.1 95.01 93.3 93.0 91.95.3 94.1 92.4 89.5 96.3 96.9 η96.9 94.4 91.71 91.93.8 94.6 93.5 92.6 ヶ三92.2 98.2 100.1 96.5 96.'> 97.7 1.01 103.3 101.104.1 100.1 102.2 ヶ四104.6 103.3 105.6 106.6 106.6 106.8 108.11 107.2 108.4 108.0 ♂n. 111.107.7 

/7106.1 104.1 102.8 101.101.96.2 LJ 96.11 93.0 94.8 94.1 90.8 91.

p91.91.94.4, 95.2 95.2 97.2 99.

(備考)昭和二四年三ヶ年月別平均を100とし加重算術平均に依る。

認:長田市択制誌Q1金主(巴)

(4)

誌記担AJ単組

東洋経済新報社調第四表重要商品生産指数 内山U7\\~I一月|二月|三月|四月|五月|六月|七月|入月|九月|十月|十一月|十二月l

大正十一年156 157 179 177 178 166 179 175 188 213  グ十二年190 192 210 215 221 213 220 2041 157 202 212  ク十三年200 200 220 231 218 231 218 242 239 247  ゲ十四年252 217 249 260 267 252 252 249 252 264 273  昭和元年239 243 26H 259 258 263 259 251 251 261 271 

~7 二年248 239 275 273 267 255 267 283 289 283 297 

~7 三年258 273 294 290 297 286 301 297 317 315  四竿313 307 336 346 354 354 350 357 368 363 五年327 322 337 329 303 306 304 316 333 332! 

六年319 313 292 300 320 317 342 350 336 338 339 

.1七年309 323 330 312 324 323 345 349 357 370 387 

,ヶ八年392 382 418 423 418 383 446 398 459 461 

~7 九年436 495 537 552 547 561 574 .572 560 

(備考)大正二年平均100

iounG t

UO

222 

oyno  Q

D ノ戸 qas

(5)

東洋経済新報社調第五表生産数量指数 凡山U

二¥と卜月│二月│三月│四月│五月│六月│七月│入月l九月│十月│十一月│十二月

昭和三年961 981 971 971 981 1001 1021 1041 1021 1021 1011 104 

17 四年1081 1071 1071 1091 1101 1101 1121 1121 1131 () 1131 1121 1081 

ゲ五年11211121 1111 111 川町1081108加問問

六年11011 105 1021 102 111214uU 4a M 114 114 113 112 113 

ゲ七年目]2211221 1191 122

12811241 1271 135 

'7 八年1421 J4.01 1421 1421 1431 1431 1491 1531 1531 1551 1561 157 

九年1611 1581 1601 1631 1621 1671 1651 1671 1671 1761 1771 176 

十年1831 1791 1831 1901 1881 1911 199: 1991 1971 2011 2021 200 

。十一年22i捌捌22J1抑叩2171223

│。一一

2部幻71 242240回一I‑ーイ一一

(備考)昭和三年平均100

11'" ~さE制緩Qt:挺起器商1

<G' ~~話G還付ベ)制緩~~"*寝ρ21f手五回EH<P-:1キミ社4A♀匡~4-社主よ同九q~1よ認さと時中収総額,..IJ出差是S45諸制詣Q溜~~~<争15←S-(ÒO:議ば515ω~2;:fh1よ早碍←s-(ò容φP挺爆割程Q~...ベベj-.Jド忠臣w品s‑(o$耳5長時(wagerates) , 1'\定R~@-<G

部活[ffi~.者~氏関語Q11主主(ffi)

(6)

基本給以外に諸手当︑賞与を算入した実牧賃銀(賃銀牧入)(者向

Mm og g ω﹀及個々の労働者の実牧賃銀(貸銀収 入)の総計である賃銀額

( 3

U 1

8

w 4

ω m

o u ‑ ‑

} )

を明瞭に区別する必要がある向︒

処で︑戦前の月別食料でとりうる賃銀指数統計には︑(イ)商工省賃銀調売︑(ロ)内閣統計局賃銀毎月調査︑

(ハ)日本銀行労働統計の三つがあり︑更に日本銀行労働統計は実収賃銀と定額賃銀の二項目にわたって調査されて

ゐる︒(ハ)の定調賃銀調査は賃銀率指数に相当するものであるが︑他のいづれも実牧賃銀(賃銀収入)に関する統 計である口狛︑賃銀額指数は我が国に於いては未だ作られた乙とがない︒処で賃銀牧入乃至実収賃銀指数で貨幣賃銀

の変動を観察する場合︑労働時間及労働日数の変動を特に考慮する必要がある例︒

乙の令析で使用する賃銀指数は︑(イ)商工符賃銀調査に依るものであるが︑との賃銀指数を採択した理由はそれ が誌も時間的に過去に遡及し得るといふ点にある︒精度といふ点ではむしろ︑(ロ)︑(ハ)の方が高い様であるが・

Lでは(ロ)︑(ハ)に依る八刀析は紙幅の都合で割愛し︑後日の発表に委ね皮い︒

B︑特殊循環の決定︑

今︑商工省賃銀調査に依る月別賃銀指数を第六表に掲げる︒円︑Uの印はとの時系列の転換点である︒特殊循環の

転換点決定に際して適用せられる法則は既に﹁令析﹂(三)で述べたのでと

Lで改めて再説しない∞︒第六表に見る

様に大正八年以後の貨幣賃銀の特殊循環は五つ存在し︑昭和十一年以後は上昇の一路をたどる︒

第二図は︑他の一クの実牧賃銀指数である日銀調の時系列と︑同じく日銀調の労働人員指数の時系列を併せ示した

ものである︒c︑特殊循環のグイミγグ︑期間

第七表は景気循環と貨幣賃銀の特殊循環のグイミγグ及期間の比較である︒

我々は景気循環理論に於いて︑貨幣賃銀の硬直性即ち︑貨幣賃銀の変動が一般に景気循環のそれに遅れるととを教

へられて来た︒然し︑大正九年(一九二

O)

から昭和十一年(一九三六)に到る期聞には実収賃銀の特殊循環の勤き

は上昇︑下降の両転換点共概ね景気循環のそれにリードする事実を一不す(平均依は上昇転換点で二︑四月︑で降転換

(7)

司咽司..‑.. 

商工省調第六表実牧賃銀指数(大正十年十二年平均=100) 日日jU\~\~I一月|二月|三月|四月|五月|六月|七月|八月l九月|十月|十一月|十二月

19(大正8)154.7 55.6 59.8 65.3 71.74.9 87.5 1920(大正9)86. 89.0 93.2 96.995.8 94.1 94.1 92.5 92.7 94.11 92.5 93.6 1921(大正10)95.0 95.0 94.0 95.0 94.0 94.0 95.0 95.0 96.0 98.0; 100.0 101.1922 (大正11)101.101.102.0 102.0 103.0 103.0 102.0 104.0i 104.0 102.0 1923(大正12)100.0 101.0 101.り101.101.102.0 102.0: 102.0 102.0 103.0: 103.0 104.0 1924(大正13)103.2 103.6 103.6 103.9 104.2 104.31 103.9 104.4 104.3 104.6 104.81925 (大正14)103.3 103.9 103.8 103.0 102.6 102.11 102.0 102.1 102.4 102.5 102.2 1926(昭和元)102.1 102.6 102.8 102.8 103.4103.2 102.71 102.2 101.7 102.7 102.4 102.2 1927(昭和2)¥101.101.101.101.2 101.4 101.0: 100.6 100.9 101.5 101.101.1928(日百末口3)101.1 101.4 101.9 101.102.0 102.2 101.101.(" 101.102.4 101.10251929l昭和的19081..801  101.102.3 102.1 102.1 101 101.100.9 101.0 100.7 99.7 99.4 1930(昭和5)97.2 97.0 96.4 96.2 95.1 93.8 92.7 91.90.5 90.3 1931(昭和6)87.9 87.7 87.1 86.4 86.1 85.7 85.2 85.4 84.8 84.2 83.9 83.9 1932(昭和7)~:':i 83.3 83.3 83.1 83.0 82.6 81.82.3 82.1 83. 1933 (日召手訂8) 82~1 82.3 82.5 82.4 82.2 82.4 82.21 82.0 82.6 82.0 82.5 82.9  4(昭和9)182.2 82.3 82.5 82.8 82.2 82.0: 81.81.82.5 83.0 内部.01935(昭和10)82 .4~ 83.0 83.8 83.8 83. 83.0 82.61 82.1 83.1 83.3 84.0 85.4 1936(昭和11)82.2i 82.9 83.7 83.5 82. 83.5 82.91 82.5 83.5 83.7 85.1 86.41937(昭和12)84.0; 85.5 87.2 87.9 88. 89.1 89.0i 88.3 88.9 90.1 90.4 91.1938(日召手口13)90.8i 91.92.7 93.0 93.1 94.2 94.2 94.0 95.0 95.8 97.4 100.2 1939(昭和14)98.5 100.8 102.9 103.7 104.5 105.8 106.1 106.7 109.6 111.11 111.8 109.7 

(備考)商工大臣官房統計課続昭和8.9.10.11.12年「賃鋲統計表」に依る。

採るE1氏関誌Q1Q之主(罰)

川間

(8)

5

1

: 。特殊循環(宍J段賃銀)のタイミング、期間

¥基の準タ循イ環ミのン山グ 基準循イ環の谷

循 環 湖 町 期 間 ( 月 数 )l

持殊循環の日附 のタ ミン

リ{ド リード

特殊循探 I超基過準の循月環 ()山主

()H谷準E11' 

ラツグ、. ラツグ、

( 十 ) 日 附 (+) 

│蹴吋言鵬醐空間搬醐

谷一山一谷

(1)  (2 I (3)  (4 I (5)   (!)  (!) 8 ) (/ 9 ) (j )11(j0)1 1I02  )03) /

%のーl~~oll  18 ry'1i1  ‑ 5 ! '%1  .1‑13  ..‑....

1 弘 0-1~!é-~~~ 1I + 3 う"" ‑101  1児a +  81‑13  92 

%g%h。‑一72%9 H  111 .~針 .   .1 5.11.8...¥.  31.24....11+ 3 37  63 

)~.7_1~~8 一 %2 ー 111 l % iI ( +16) 1 +25  27  73 

'}イ:12-ー 1 ゥ昨 {q一・i}~1151  11 %イ5  ‑ 5 1 % n   ‑21  78  22 

ヲ~15 …………

¥1.. ‑2 14 ¥...... ‑7.21  ...¥i叫吋叫52.

卜 い

¥¥5  ¥95  14

平均偏差  11l吋¥¥叫21¥5.1315.1110.171.0:10.9ω

第七表

(備考)月/年以下の各~<全じ。

点で七︑二月のりl

ド ﹀

ο

斯く︑事実が理論の教へる処に脊く理由は

先づ︑乙の時系列が実収賃銀(賃銀収入)指

数であクて︑賃銀率指数でない事に依るので

はないかと考へられる︒即ち︑実収賃銀指数

の場合︑基本給以外の臨時諸手当が︑早出︑

残業等労働時間の延長︑強化に伴クて地加す

るからである︒

今その事情を去気年史によクて見るに倒︑

争に乙りた企来者側が︑近年(昭和十年︑一

九三五年前後)の好況時代に迎過しでも定額

賃銀引上げに代ふるに︑各種手当の支給︑常

時僻職工に代ふるに︑臨時工の採用を以てし

財界の反勤再来に際する労働階絞の鋭鋒をあ

る程度まで未然に防がんとしクLある乙とに

も原悶してゐる﹂︒と述べて︑定額賃銀(賃銀

率)の低落にも拘はらや︑実収賃銀上昇の事

実を説明し様としてゐる白実牧賃銀の変勤が︐

景気循環をリードする事実は︑凡らくは労働

時間延長に上る諸手当の増加︑臨時工の採用

(9)

:{<: 'T.f 

fJ E

J

1 刈 で

~ ~士 協 な

る か

~Ûトメ》

明石

五七

、色白r

ネ 然控 し

J~ 特 と塁れ

z

z :

.

J ¥

を 造 を 点 設 生 で 指 単 指 れ 数 き 係 に ね 乙 合 間 に

と 工 見 11 定]JI'iあ 数 純 数 枚 桔 り が 光 次 ば 主 的 及 は

ク:3(1 る基さ数っと ~çr は、成出理んになでに雇定

7こ の た 準 ; れ ノ 量 て し 術 院 蓋 上 な 論 宇 尖 ら は 検 佑 イ}A

方みめ日た指、て平~~'~しのいのる収なー討の賃 が の に 附 景 数 事 算 均 別 、 原 現 教 か 住 い ク さ 介 銀

両 実 は と 気 か 業 定 に の 乙 凶 由 へ 或 鋲 白 の れ'jF:i

[J文 、 の 循 ら 括 さ 工 賃 の に と る ひ が 臆 る を 数

の 賃 む 対 環 主 到jオ し ク 銀 実 も し 如 は 去 断 べ ま

関 銀 し 応 の と 指 た て 指 欣 帰 て く 対 気 に さ つ 労

係 、 指 ろ 関 転 し 数 指 総 数 貸 せ 、:jv 応 変 止 で て 砂j

を 数 製 係 換 て 、 数 J合 を 銀 ら 指 ク 関 勤 め 、 綜 時

我が同長気変動の一分析(四)

(10)

, 

明瞭にしたかも知れない︒

以上は実牧賃銀の特殊循環と景気循環のグイミシグに関する一般的な見解であるが︑今︑個別の各循環に就いて見Y

ると︑先づ大正九年(一九二

O)

の特殊循環の山が景気循環のそれに比べて八ヶ月の一ブツグを示してゐる︒

景気年史的はこれを﹁戦中︿第一次大戦﹀その高勝が他に比して著しく遅れていた農産品及賃銀1給料の高騰が︑

時間的にズレて︑休戦後に至り急成に示現して来た乙とであるい︒ととの時の賃銀の一ブヅグを説明してゐる︒

次に︑昭和七年(一九三二﹀八月に於ける突牧賃銀の谷の著しいラツグ(十六ヶ月﹀に就いて景気年史∞は﹁::・

との間の賃銀指数は︑その落勢は著しく鈍化したが︑昭和七︑八年と依然続落し︑九年以後勝勢に転じたが︑その高

騰率は極めて軽微であった︑という極めて(物価の勝勢と比べて)対際的現象を呈してゐるL

実状賃銀の特殊循環と基準循環の期聞を比較すると︑平均依は拡張︑状維︐いづれも特殊循磁の方が短い︒然し個別

的に各循環に就いて観察すると二者の期間の長短は不揃ひである︒殊に昭和二年(一九二七)八月から同七年(一九

三二)八月にわたる特殊循環はその期間に於いて︑基準循環よりも二十七ヶ月も長いことは注目に価するうとれに就

いては先に景気年史の語る処であクた︒

D︑特殊循環の振幅

次に実牧賃銀の特殊循環の振幅を第八去に見ょう口

先づ︑個別的に観察すると大正九年(一九二O﹀十一月から大正十一年︿一九一一一一﹀十一月に至る上昇の振幅は極

めて大きい(一O︑八%今乙れを景気年史的によると︑﹁賃銀の高騰は︑戦時の物価高騰︑事業好況等に訟くれて︑

漸く大正八年︿一九一九)下期から九年(一九二

O)

に至クて実現した︒自然︑九年(一九二

O)

反動後物価が暴落

しても︑賃銀は低落の余地が少なかクたし︑また労働者の抵抗もあって︑容易に下らなかづた︒ヨリ根本的には︑欧

州戦中(第一次﹀戦後のわが経済の飛躍的発展で︑労働の需給関係がよくなった乙とと︑生活費の高騰とが︑この傾向

を大きく支持した口九年(一九二

O)

反動後︑賃銀の低下は極めて微弱(第八表

(6

)

の一︑九)であり大正十一年

(一九二二)に沿いては︑寧ろ九年(一九二

O)

四月当時よりも多少ながら高勝してゐる︒しかして︑その賃金の地

(11)

(2)  (3)  (4) 

を中心とする相対特11

珠泊環の三ヶ月平均11

官有了寸I‑rI6tl11上 昇 │ 下 降 │ 上 昇11.上丹│下ドF 宝十昇 の 谷 の 谷 及 下 降 及 下 降

(2)  1 (3)  1 (4)  11(5)  1 (6)  1 (7)   IJ (8)  1 (9)  (1 )0

1l...  I~.

9 7 . 5 1

   116.59 … … 1 . 19 11 …… 0.3 

l;SO‑l 2113!!; 94.51105.3110 1 1.12 1 8.01  11.4  119.41

1

1

弘ロー1ι% d  17.99 10 1 .11 99.1 

~!!5-r}~U一川110011m119881

%士一18%!l1l106.71108.0 86.7 

%!.l -l~!!ι一%百 11 99.2110 1. !2 111.001 1.

I*~二ネ ネネネ

12.89 10 1 1.8

l ¥1 ¥.4 1)2.79 :3 ¥3.95,¥叫 M

l2.7 17.230/ 7¥¥4 0/2 0;6

~-=J 1  ." ..... ......  ...1...¥¥  0¥2 叫 土3

(備考) ネ1920 の五月から1922 11月まで逆の循環により計算、平均値の計算から 除く。ネネ谷の月のみの一月平均

ネネネ1934 の12 月から1936 の12 月まで逆の循環として計算、平均値の計算か ら除く。

S 2: 特殊循環(実J院賃銀)の振幅

月 別 の 振 幅

0.6  0

. 5  

0.1  0.1  0 . 4  

0.3  0 . 2   2.1  0.3 

2 5 1  

n.••

u n u n u   1 0. 0.1 

0.1  0 . 1   0 . 1  

3.0  21.

1. 2.1  2.3 

i' ~Oχ 11ウ~{

特殊循原の目的 第八表

(1 

我が同長気費動の一分訴(四)

1.

加 重 平 均

ヲ~!.~ー1 工イ!Hi‑‑''':'!Hl 

平 均 偏 差

位は︑東京︑犬阪ともに︑戦前の約三

倍といふ著騰である

L o

と説明してゐ

次に︑昭和三年︿一九二八)の十二 る ︒

月から昭和七年(一九三二)の八月に

至る問︑即ち大不況に於ける下降の振

幅は二十一︑三で誌も著しい︒乙れ左

景気年史めによれば﹁当時(昭和四年

(一九二九)上半期以後)内外財界の

好転容易ならざる折柄物価の急落に鑑

み︑事業界は一般に内容の改善︑金融

負担の軽減︑労銀の低下︑其他経営の

合理化等に依クて生産費の低減を計る

ととを緊切の急務としたすから︑労働者

も一般に夫業を恐れて賃銀の低下に甘

ん十る傾向があった︒加ふるに︑深夜

業の廃止に伴弘︑紡績業方面に於いて

賃銀安き女工を増したとと︑人絹工業

の勃興と共に低賃銀の労働者を多く雇

入れたとと︑従来比較的高給の熟練工

を使用した所の機械工業の不況と共に

(12)

環 附 l

J皮質良の特殊沼環型

第九表のA S3: 

9 7 . 2  

(1) 

.1l

O

4 . 2   恒例町・が相侠づて実収賃銀の低下を一一周著し

J

く促したい﹂と第八表

(6

﹀の下降の

K

問の宍牧賃銀の低下の事情を述べてゐ

A官ス

F E

︑実牧賃銀の特殊循環型小山

D︑特殊循環の振一幅は更に九段階に

一一昨川八刀ク乙とに依クてより精密に観察され

GJ

m k

ト・同問萱の振幅よりもはるかに小であるとと

E B J E L J I4

(

M

叩ゐ回生産量の振幅の平均値は二七︑一月一一

Q J B

﹂('

u m

環七二八︑三︑実牧賃銀のそれは九︑五)

E︑段階別の変化率 MMJ M

hp

特殊循環型態から段哨別の変化率けい中市算制料計第十去の数航となる︒何

平 均 偏 差

参照

関連したドキュメント

[r]

 我が国における肝硬変の原因としては,C型 やB型といった肝炎ウイルスによるものが最も 多い(図

FROM CHIANGMAI THAILAND TO TOKYO JAPAN BY SEA ON BOARD DATE : January 12, 2011 VESSEL : ZEIKANMARU.

世世 界界 のの 動動 きき 22 各各 国国 のの.

析の視角について付言しておくことが必要であろう︒各国の状況に対する比較法的視点からの分析は︑直ちに国際法

[r]

○ 我が国でも、政府の「SDGs 推進本部」が 2016 年に「SDGs 実施指針」を決定し、1. 同指針を