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雑誌名 奈良教育大学紀要. 人文・社会科学

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奈良教育大学学術リポジトリNEAR

Self‑disclosureの相互性に関する研究(I) ― Neuroticismとの関連を中心として―

著者 上田 敏見

雑誌名 奈良教育大学紀要. 人文・社会科学

巻 27

号 1

ページ 129‑136

発行年 1978‑11‑25

その他のタイトル A Study of Self‑disclosure Reciprocity (1) ― Neuroticism and Reciprocity―

URL http://hdl.handle.net/10105/2514

(2)

。.1(cult思。豊鵠

Self‑disclosureの相互性に関する研究(I)

‑Neuroticismとの関連を中心として‑

上  田  敏  見 (心理学教室) (昭和53年5月1日受理)

Jourard (1964, 1968, 1971)は一貫して、 selトdisclosure とは、個人が自分の諸側面や経験を 他人に知らせる過程であると論じて来た。しかし、最近では、さらに限定して、個人が自己の重 大かつ中核的部分を意図的に他者に打ち明ける交換、と定義するのが一般である(Goodstein &

Reinecker, 1974) 。

self‑disclosureと精神的健康との関係について、 Jourard (1959, 1964)は両者間に曲線的関係 が認められるとし、 selトdisclosure (以下、 DC と略記する)の過多又は過少が不健康につなが ると述べたが、この点を明確に実証した研究はその後報告されていない(Cozby, 1972; Chaikin

& Derlega, 1974),

Stanley & Bownes (1966)は、 neuroticism は自己と他者との間のコミュニケーションの障 害のために進行すると考え、 DCの測度と MPI (Maudsley Personality Inventory)で測定さ れたneuroticism (以下、 NR と略記する)の測度の間には、ネガティブな関係があるだろうと 予測した。しかし予測を支持する結果は得られなかった。 Pederson Personality Inventoryを用 いた2研究においては、男子被験者において DC とNR問に有意のポジティブな関係が認めら れた(Pederson & Breglio, 1968; Pederson & Higbee, 1969)。一方、 MPIを用いたShapiro (1968)は、 NR と DC の間にネガティブな関係を見出した。このように、 DC とNRの間の 関係は必ずしも一貫していない。そのひとつの理由は、おそらく、 DCのなされる場面の差異で あろう。

さて、過去約20年間のDC 研究の中でひとつの焦点におかれているのがその相互性(mutua‑

lity or reciprocity)の問題である。 DCがふさわしい場面では、 A が B に対して、より親密 に自己をさらけ出し明らかに知らすほど、逆に、 B もA に対して、自己をより親密にさらけ出 す傾向があることは、多数の先行研究の示すところであり、これが相互性とよばれる現象である (Jourard & Landsman, 1960; Jourard & Richman, 1963; Mayo, 1968),

Mayo (1968)はこのDCの相互性に着目し、 DCと NR の間の関係を分析した。神経症と 診断された患者、神経症の兆候を示す健常者、健常者の3群について DC のパターンを比較し た結果、神経症患者は健常者よりも不均衡なDCパターンを示す傾向が認められた。すなわち、

患者たちは場面的手かかりに影響されにくく、低DC場面では DC 過多を示し、高DC場面 ではDC過少の傾向を示したのである。

Chaikin, Derlega, Bayma & Shaw (1975)は、男子大学生の被験者に対してMPlを施行し、

健常者群(NM群)とHneurotic"群(NR群)におけるDCの相互性を比較検討した。被験者は、

自分白身についての親密な情報又は表面的な情報のいずれかを表明(disclose)するよう求めら れた。その結果、 NM群は=サクラ" (confederate)に似た親密度水準(intimacylevel)で反応

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上 田 敏 見

した。すなわち、サクラが親密な内容を話すと、被験者も親密な内容で反応し、サクラが表面的 な内容を話す時には、被験者も表面的な内容で反応した。しかしながら、 NR群は、サクラの最 初のDCが親密な内容のものであろうが表面的な内容のものであろうが、そのいかんにかかわ らず、中等程度の内容のDCで反応した。これらの結果は、 neuroticismがDC の親密度の高

・低水準よりも、むしろ、不適切なDCに関係していることを反映するものと解釈された。

そこで本研究においては、女子大学生について、 Chaikinら(1975)の研究結果と同様な結果 が得られるかどうか検討する。

方   法

実験計画 2×2の要因計画で、第1の要因は健常者群(NM群)とHneurotic"群(NR群) であり、第2の要因は実験者の呈示するselトdisclosure (DC)の親密度操作の高・低である。

被験者 奈良文化女子短大1回生137名。

材料 (1)モーズレイ性格検査(H.J.アイゼンク原著、誠信書房発行)から抽出したneu‑

roticism (神経症的傾向)を測定するための24項目、ライ・スケール10項目、その他6項目(検 査の目的をあいまいにする意味をもち、又、矛盾した回答を検出する役目をもつ)を含む合計40 項目から成る「NR傾向診断テスト」 (仮称)。 (2)実験依頼用紙(実験目的を記したもの)。(3) self‑disclosure記述用紙(架空人物Aの, DCの親密度をあらかじめ操作した文章を、上下2 段になった欄の、上段に記したもの)。 (4)被験者による数種の評定用紙。

⑦実験者の呈示したA自身のDCの親密度に関する7段階評定スケIルe 1点  2   3   4   5   6

自己の表面的なこ とで,いっでも,誰 にでも話せること

自己のプライバシー にかかわることで, 人に話しにくいこと

㊥被験者自身のDCの親密度に関する7段階評定スケール。

㊥印象尺度(i)Aさんに好感をもった、 (ii)Aさんを信頼できた、という(ア)‑<ii)の2次元、 7段 階評定スケール。

㊤実験についての感想(自由記述)0

DC記述用紙の作成に醸し、実験者の呈示する DC 内容を次の如く考案した。 Jourard (1971) の実験で用いられた文章を参考とし、DCのさまざまな内容の文章を、43名の奈良教育大生(男・

女)に呈示し、初対面の他人に対する話しやすさの程度によって7段階評定をしてもらった。そ れぞれの文章に付与された得点が高いほど親密度水準が高くなるよう評定を求めたわけである。

こうした検討を経て次に示す2文が最終的に実験用として選定された。因みに、高親密度条件の 文章の評定値および低親密度条件の文章の評定値の平均は、それぞれ、6. 28、 1. 44であった(∫(84)

‑30. 25, P<. 001),

<高親密度条件の文章>

私は今、年上の人と交際していますが、父母から年令が離れすぎだと反対されて困っています。

自分では、まさか反対されるとは思っていなかったので、これから先の2人のことを考えると、

どうすればいいのか分らず、誰か相談できる人がいればと思っています。

<低親密度条件の文章>

(4)

私は大学1回生の女子です。家は奈良市内にあるので、通学にはとても便利です。クラブは音 楽部に入っていてソプラノを受けもっています。毎週月曜日と金曜日が練習日で、 7時ごろまで 練習に励んでいます。

以上の(2)、 (3)、 (4)をとじ、 3枚つづりの冊子として封筒に入れ被験者に配付する。

・ HE 」

実験は1週間の間隔をおき2セッションに分けて実施された。実験者は女性(心理学専攻生) であった。

<セッション I> 昭和52年6月3日(金)、奈良文化女子短大の講義室でなされた。 「NR 傾向診断テスト」用紙を配付する前に、 「私たちは、今、大学で対人関係について研究をしてい ます。本日は、みなさんの行動の傾向を調査したいと思いますので、御協力をお願いします。」

という教示を与えた。用紙配布後、次のように説明を加えた。

「次の40の質問を読み、自分の性質にあてはまれば『はい』、あてはまらなければ『いいえ』の 所を○でかこんで下さい。なお、どうしてもどちらとも決められなければ『?』を○でかこんで 下さい。質問の意味を余り深く考えないで、普通の会話の質問に答えるつもりで、気がるにさっ さと答えて下さい。どの質問にも『正しい答』とか『まちがった答』とかはありません。順々に 全部の質問に答えて下さい。」

そして、実験者が40個の質問を項目ごとに読み上げ、その都度、被験者の反応を求めた。最後 に反応もれのないことを確認して用紙を回収した。

<セッション Ⅱ> 左隅に名列番号を記入した質問紙の入っている封筒を配布し、各被験者 に自分の名列番号を確認させた後、開封させた。先ずN0. 1を見るよう指示し、右下の名列番 号欄に名列番号を記入させた後、次のような教示を与えた。

「私は、教育大の心理学専攻4回生ですが、私たちの研究室の共同研究として、対人関係につ いての次のような実験を計画しました。今日は是非みなさんに、この研究への御協力をお願いし たいと思います。この質問紙は3枚つづりになっています。 2枚目の用紙の上の欄には、 Aさん

(他の大学の1回生女子)自身について書き表わした文章が示してあります。今、 Aさんがあな たに次のようなことを話したとすると、あなたは、あなた自身のことについて、どんなことをA さんに話しますか? Aさんに話す内容を次のページの下の欄に、数行の文章でお書き下さいO どんな内容でも結構です。」

実験目的の説明をした後、実験者は、 「説明はこれだけですが、何か質問はありませんか。実 験中は質問を受けつけませんので、質問がありましたら今ここでして下さい。」といい、被験者 の質問に対しては、 「すべてあなたの感じるままに書いて下さい。」、又は、 「Aさんの話したこと についてあなたがどう思うかを書いてほしいのではなく、あなた自身のことについて書いて下さ い。どんな内容でも結構です。」とだけ答えた。約15分後、被験者が書きおえたのを確認し、.

N0. 3の評定スケールを黒板に例示してスケールの性質と評定の仕方について説明した。評定終 了後、用紙をもとの封筒に入れさせ回収し、謝意を表した。

データの処理は次のようになされた。先ず「NR傾向診断テスト」の結果にもとづき、 NRス コア10‑20の者30名をNM群、 30以上の者30名をNR群とした。この際、 「?」反応10以上の 者はあらかじめ除外した。なお、 NM, NR両群とも高親密度条件と低親密度条件のそれぞれ2 群に割りあてられ、最終的には各群15名ずつ、 4群の被験者のデータが分析にかけられた。被験

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上 田 敏 見

者のDCの親密度は被験者の条件を知らされていない独立の2人の評定者によって7段階評定 された。ここでは、 「自己の表面的なことで、いつでも誰にでも話せること」を1点とし「自分 のプライバシィにかかわることで、他人に話しにくいこと」を7点とした。 2人の評定者間の評 定一致度はかなり高かった(r‑. 69. P<001)。親密度得点は2人の評定者が与えた得点の平均 で示された。

結   果

全被験者(137名)に実施した「NR傾向診断テスト」の平均点は22.3, SDは 9.15 であっ た。この中、 NRスコア10‑20の者30名 OX"‑15.13. SD‑2.80)を NM 群とし、 30以上の者 30名(夏‑34.50, SD‑4.34)をNR群として用いた。群差は有意であった(*(58)‑20.18. P

<.001)。

実験操作の有効性

実験者の操作したDCの親密度は、高条件(夏‑5.00, SD‑1.17)、低条件(X‑2.03. SD‑

0.89)のように被験者にうけとられ、条件差は有意であった(F‑121.ll, d/‑l/58, P<.005)。

このように実験者の呈示したDCの親密度操作は有効であったといえる。

評定者による評定

評定者によって評定された親密度得点の平均は表1に、それにもとづく2 × 2の分散分析は表 2に示される。ここに明らかなように、高親密度条件と低親密度条件の間に、 0.5 水準で有意 の差がみられた(F‑36.26, d/‑l/56, P<.005)。しかし、 NM群と NR 群の間の差は有意水 準を逸し、交互作用も、予想に反して、有意ではなかった。

表1親密度得点の平均とSD

胃   肩^^^EfiIS]F^^│

NM群

高親密度  4. 83 1. 39  4. 07 1. 52 低親密度  2. 67  0. 86  2. 40 1. 04

表2 表1に基づく分散分析表

Source SS df MS

A(親密度条件) ! 55.ll B(群     4.01 Ax 0.93

85. 20

1 55.11 36.26***

1 4. 01 2. 64 1  0.93  0. 61 56 1. 52

*** P<.005

高親密度条件では、 NM群と NR 群の問に統計的有意差を認めることはできなかったが(〜

‑1.39, df‑28, P<.20)、 NM群に比べてNR群は、親密度の低い内容の文章で反応する傾向 が示唆されたo       表3 印象評定に関する分散分析(要約)

悪霊禁悪霊禁雷雲得点。好感およI S。urce df 師表

び信頼、それぞれ1‑7点)の平均にも  A(親密度条件)i 1 とづく分散分析の結果は表3に示す通り

であった。

すなわち、好感評定・信頼評定のいず れにおいても、親密度条件間の差は有意

B(群)   ‑  1 AxB 1

error i   56

0.41 0. 32    4. 81*

0. 74    2. 83

* P<.05

(6)

水準に達しなかった。ただ、信頼評定におけるNM 群と NR 群間の差が5%水準で有意とな った(F‑4.81, 4/"‑1/56,P<.05)。つまり、 NR群が、 NM群よりも、 Aさんを両条件の平 均においてより信頼していたことが示された。交互作用は有意水準を逸した。

zr^^^^^^^ryi*

本実験において得られた主な結果は次の通りである。

(1)被験者は両群とも、高親密度条件においては高い親密度の内容の文章で反応し、低親密度 条件の場合には低い親密度の内容の文章で反応した。

(2)親密度の高・低にかかわらず、群差は統計的有意水準に到達できなかったが、ただ、高親 密度条件において、 NR群はNM 群よりも、親密度の低い内容の文章で反応する傾向が示唆さ れた。

(1)の結果はChaikin ら(1975)の結果と一致しない。かれらの場合、 NR 群は、親密度水準 の高低にかかわらず、中等程度の親密度のDCで反応したが、本研究の結果では、 NR群も N M群と同様に、ただ単に、いわゆる DC の相互性の効果を示したにすぎない。このような不一 致が何に由来するかは速断できないが、ひとつには、本研究の被験者が女子学生に限られたこと、

つまり、性差が関与しているのかも知れない。この点の究明に当っては、同一実験計画を男・女 両被験者群に実施して検討することが必要と考えられる。 (われわれはすでにその試みに着手し ている。)第2には、 NR群の構成の問題が指摘されよう。本研究で用いたNR群の中、 NRス コア40以上の被験者はわずかに5名、これに対して30‑33に分布する被験者は17名もいたのであ る。このように高いスコアの被験者がきわめて少数であったため、 NR群に典型的な反応が出現 しにくかったのかもしれない。 Mayo (1968)の結果からみても、この推論は決して不合理では ないであろう。

(2)の結果は、決して明確なものではないが、 Chaikinら(1975)の得た結果の文脈に合致する 示唆が含まれているように思われる。 NR群が、高親密度条件において、 NM 群よりも親密度

の低い内容の文章で反応する傾向を示唆したが、これは、 NR群がいかなる場面においても、

NM群より強い防衛をはたらかせ、他者に自己をあらわにすることを避けるような行動をとる ことを反映したものであろう。たしかに、 Chaikin ら(1975)の指摘したように、 NR群におい ては、自らのなしたDC 過多の結果生じるかも知れない、他者からの噸笑や拒否を極度に恐れ る傾向が顕著であると考えられるからである。

最後に、 DCと精神的健康、 DCと NR の関係の分析からはじまったこの種の研究は、多数 の先行研究(Jourard, 1964; Stanley & Bownes, 1966; Pederson & Breglio, 1968; Shapiro, 1968; Pederson & Higbee, 1969; Cozby, 1972; Chaikin & Derlega, 1974)の示すように、

必ずしも一貫した明確な結果を得ていない。相互性という側面からのアプローチによる成果も末 だ決して確立していない現状であるが、今後の研究において、 DCのtarget (受け手)との関係 (従来の実験室的研究ではstrangerが圧倒的に多い)、 DCのcontent (内容領域)、 DC を出す 側と受け手の性、などさまざまな変数の交互作用を分析・検討する実験計画を工夫することが特 に必要であり、又、ゆたかなみのりを期待しうるであろう。この点に関し、 West (1970)の見出 した、男性はDCのcontentにより選択的であるが、女性はDCのtarget に関してよりいっ そう選択的であるという結果が示唆に富んでいる。

(7)

134

上 田 敏 見

要   約

本研究の目的は、 DCの相互性とNRの関係についてのChaikin ら(1975)の結果が女子大 学生においても見出されるかどうかを検討することであった。

女子短大生にモーズレイ性格検査を準用して作成された「NR傾向診断テスト」を施行し、 N M, NRの2群を選定した。両群に架空人物(A)の高親密度・低親密度のDCを記述した文章 を呈示し、被験者自身のA への DC の記述を求め、独立の2人の評定者がその親密度を評定

した。

得られた主な結果は次の通りであった。

(1) NM, NR の両群とも、高親密度条件においては高い親密度の内容の文章で反応し、低親 密度条件の場合には低い親密度の内容の文章で反応した。

(2)親密度の高低にかかわらず、群差は統計的に有意でなかったが、高親密度条件において、

NR群はNM群よりも、親密度の低い内容の文章で反応する傾向が示唆された。

なお、これらの結果について若干の考察と今後の研究への示唆が提出された。

引 用 文 献

Chaikin, A. L., & Derlega, V. J. 1974 Variables affecting the appropriateness of self‑disclosure. Journal of Consulting and Clinical Psychology, 42, 588‑593.

Chaikin, A.L., Derlega, V. J., Bayma, B., & Shaw, J. 1975 Neuroticism and disclosure reciprocity.

Journal of Consulting and Clinical Psychology, 43, 13‑19.

Cozby, P. C. 1972 Self‑disclosure, reciprocity, and liking. Sociometry, 35, 151‑160.

Eysenck, H.J.原著MPI研究全訳1975 モーズレイ性格検査手引 東京:誠信書房

Goodstein, L. D., & Reinecker, V. M. 1974 Factors affecting selトdisclosure : A review of the literature.

(in Progress in EXPERIMENTAL PERSONALITY RESEARCH, Vol. 7, New York : Academic Press)

Jourard, S. M. 1959 Healthy personality and selトdisclosure. Mental H塚iene, 43, 499‑507.

Jourard, S. M. 1964 The transparent self. Princeton, N. J. : Van Nostxand‑Reinhold.

Jourard, S. M. 1968 Disclosing man to himself. Princeton, N. J. : Van Nostrand‑Reinhold.

Jourard, S. M. 1971 Self‑disclosure : An e坤erimental analysis of the transparent self. New York : Wiley.

Jourard, S.M., & Landsman, M.J. 1960 Cognition, cathexis and the "dyadic effect" in man's self‑

disclosing behavior. Merrill‑Palmer Quarterly, 6, 178‑186.

Jourard, S.M., & Richman, P. 1963 Disclosure output and input in college students. Merrill‑Palmer Quarterly, 9, 141‑148.

Mayo, P. R. 1968 Self‑disclosure and neurosis. British Journal of Social and Clinical Psychology, 7, 140

‑148.

Pederson, D. M., & Breglio, V. J. 1968 Personality correlates of actual self‑disclosure. Psychological Reports, 22, 495‑501.

Pederson, D.M., & Higbee, K. L. 1969 Personality correlates of self‑disclosure. Journal of Social Psychology, 78, 81‑89.

Shapiro, A. 1968 The relationship between selトconcept and selトdisclosure. Unpublished doctoral

dissertation, Purdue University.

(8)

Stanley, G., & Bownes, A. F. 1966 Self‑disclosure and neuroticism. Psychological Reports, 18, 350.

West, L. W. 1970 Sex differences in the exercise of circumspection in selトdisclosure among adolescents.

Psychological Reports, 26, 226.

〔付 記〕 本研究のデータ収集や分析にご協力頂いた、グロリア アカデミーの岡田伊智子さんに厚く感 謝いたします。

(9)

136

A Study of Self‑disclosure Reciprocity (1)

‑Neuroticism and Reciprocity‑

Toshimi Ueda

Delartment of Psychology, Nara University of Education, Nora, Japan (Received May 1, 1978)

The present investigation was conducted to examine whether the relationship, found by Chaikin ei al. (1975), between neuroticism and selトdisclosure reciprocity held true with Japanese female college students or not.

A 2×2 factorial design was used, which incorporated the subjects groups ("normal",

NM, and Hneurotic", NR) and intimacy conditions (high and low). 60 junior college

female students served as subjects.

The main findings were as follows:

(1) Both NM and NR showed highly intimate disclosure in "high Intimacy Condition",

and low intimate disclosure in ‖low Intimacy Condition".

(2) Though group differences did not reach statistical significance, there was some suggestion that, in Hhigh Intimacy Condition", NR, as compared with NM, tended to

respond with lower intimacy.

These results were discussed with reference to related studies.

参照

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