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Oracle DB RAC with ASM Installation Guide on Linux x86

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- 1 -

Copyright© 2012, Oracle. All rights reserved.

Oracle Database 11g Release 2

Real Application Clusters

Patch Set 2 (11.2.0.3) 適用ガイド

Linux x86-64 版

作成日: 2011-12-05

更新日: 2012-04-02

Version: 3.0

(2)

目次

1 はじめに ... 4

1.1 参考資料 ... 4

1.2 省略表記 ... 5

1.3 表記規則 ... 7

1.4 アップグレード・パスの決定 ... 7

1.5 out-of-place アップグレードと in-place アップグレード ... 8

2 概要 ... 10

2.1 拡張されたパッチ・セットのインストール ... 10

2.2 11g Release 2 の新しい概念 ... 10

3 インストール環境と事前準備 ... 11

3.1 ハードウェア ... 11

3.2 ソフトウェア ... 12

3.3 OS ユーザーの設定 ... 13

4 10g/11g Release 1 から 11.2.0.3 にアップグレード ... 16

4.1 Oracle RAC 10g / 11g R1 のインストール手順 ... 16

4.2 10g あるいは 11g R1 の Oracle Clusterware から 11.2.0.3 の Oracle

Grid Infrastructure へのアップグレード... 17

4.3 ASM インスタンスの 11.2.0.3 へのアップグレード ... 36

4.4 Oracle Database 11.2.0.3 ソフトウェアのインストール ... 39

4.5 データベースのアップグレード ... 55

5 11.2.0.1/11.2.0.2 から 11.2.0.3 にアップグレード ... 84

5.1 Oracle RAC 11.2.0.1 のインストール手順 ... 84

5.2 11.2.0.1 または 11.2.0.2 から 11.2.0.3 への Oracle Grid Infrastructure

のアップグレード ... 85

5.3 Oracle Database 11.2.0.3 ソフトウェアのインストール ... 105

5.4 データベースのアップグレード ... 120

付録 A 10.2.0.5 用個別パッチ適用 ... 121

A-1 OPatch の用意 ... 121

A-2 Patch 9952245 の適用 ... 121

付録 B 11.1.0.7 用個別パッチ適用 ... 127

B-1 OPatch の用意 ... 127

B-2 Patch 11724953 の適用 ... 127

付録 C 11.2.0.1 用個別パッチ適用 ... 135

(3)

- 3 -

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付録 E ダウングレード ... 151

E-1 Patch の適用 ... 151

E-2 データベースのダウングレードの実行 ... 157

E-3 Oracle Clusterware のダウングレード ... 162

Version

日付

備考

1.0

2011-12-05

初版

2.0

2012-02-21

11.2.0.2 に必要なパッチを変更

2.1

2012-03-01

誤字修正

3.0

2012-04-02

SCAN ホスト名を hosts ファイルで登録されて

いる場合、インストール中にエラーが出力され

る対処方法を追加

(4)

1 はじめに

本ガイドは、Windows 64bit プラットフォーム上の Oracle Database 10g や Oracle Database 11g Release 1

(11g R1) の Oracle Database、または Oracle Database 11g Release 2 (11g R2) により構成された Oracle

Real Application Clusters(Oracle RAC)構成を、Oracle Database 11g Release 2 Patch Set 2 (11.2.0.3) へ

アップグレード

(注)

する際の手順について記載します。

**********************************************************************************************************************

(注)

11g R2 の Patch Set Release (PSR) は Oracle Database 11g Release 2 Patch Set 1 (11.2.0.2) より、初

期バージョンからの修正を含んだフルインストレーションとして提供されており、11.2.0.3 もフルインストレーション

として提供されています。フルインストレーションでは、PSR の新規インストール時や既存環境のアップグレード

時に、初期バージョンを必要とせずに直接 PSR の環境を構築することができます。従って 11g R2 では PSR の

適用が異なるバージョン間のアップグレードに近いイメージのため、本ガイド中では「PSR の適用」を「アップグ

レード」と表現しています。

**********************************************************************************************************************

1.1 参考資料

作成にあたり参照したマニュアルを以下に記載しますので、詳細についてはこれらのマニュアルも併せてご覧

ください。

・ Oracle® Grid Infrastructure インストレーション・ガイド 11g リリース 2(11.2)for Linux

・ Oracle® Database インストレーション・ガイド 11g リリース 2(11.2)for Linux

・ Oracle® Automatic Storage Management 管理者ガイド 11g リリース 2(11.2)

・ Oracle® Database リリース・ノート 11g リリース 2(11.2)for Linux

・ Oracle® Database 新機能ガイド 11g リリース 2(11.2)

・ Oracle® Database アップグレード・ガイド 11g リリース 2(11.2)

・ Oracle® Database グローバリゼーション・サポート・ガイド 11g リリース 2(11.2)

・ Oracle® Clusterware 管理およびデプロイメント・ガイド 11g リリース 2(11.2)

・ Oracle® Database リファレンス 11g リリース 2(11.2)

・ Oracle® Database 管理者ガイド 11g リリース 2(11.2)

・ Oracle® Real Application Clusters 管理およびデプロイメント・ガイド 11g リリース 2(11.2)

これらを含むマニュアルは、Oracle Technology Network (OTN) Japan の WEB サイトより提供されています。

http://www.oracle.com/technetwork/jp/indexes/documentation/index.html

(5)

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1.2 省略表記

本ガイドでは、以下の省略表記を使用しています。

名称

省略表記

Cluster Time Synchronization Service

CTSS

Database Configuration Assistant

DBCA

Database Upgrade Assistant

DBUA

Grid Naming Service

GNS

Intelligent Platform Management Interface

IPMI

My Oracle Support

MOS

Network Time Protocol

NTP

Operating System

OS

Oracle Automatic Storage Management

Oracle ASM または ASM

Oracle ASM Cluster File System

Oracle ACFS または ACFS

Oracle ASM Configuration Assistant

ASMCA

Oracle ASM Dynamic Volume Manager

Oracle ADVM または ADVM

Oracle Cluster Registry

OCR

Oracle Configuration Manager

OCM

Oracle Database 10g Release 2

10g R2

Oracle Database 10g Release 2 (10.2.0.1)

10.2.0.1

Oracle Database 10g Release 2 (10.2.0.5)

10.2.0.5

Oracle Database 11g Release 1

11g R1

Oracle Database 11g Release 1 (11.1.0.6)

11.1.0.6

Oracle Database 11g Release 2

11g R2

Oracle Database 11g Release 2 (11.2.0.1)

11.2.0.1

Oracle Database 11g Release 2 Patch Set 1

11.2.0.2

Oracle Database 11g Release 2 Patch Set 2

11.2.0.3

Oracle Database Enterprise Edition

EE

Oracle Enterprise Manager Database Control

Oracle EM Database Control

または Database Control

Oracle Grid Infrastructure

Grid Infrastructure

Oracle Net Configuration Assistant

NETCA

Oracle Real Application Clusters

Oracle RAC または RAC

Oracle Technology Network Japan

OTN Japan

Oracle Universal Installer

OUI

Patch Set Release

PSR

Patch Set Update

PSU

Single Client Access Name

SCAN

Unbreakable Enterprise Kernel

UEK

上記略称の他に、構築環境に依存する各環境変数を次の略称にて識別しております。各略称は構築環境に

合わせ、適切な値を設定してください。

略称表記

設定値

<BASE_GI_HOME>

アップグレード前の Oracle Grid Infrastructure の Oracle ホームを

ORACLE_HOME として設定します。

<BASE_DB_HOME>

ア ッ プ グ レ ー ド 前 の Oracle Database の Oracle ホ ー ム を

ORACLE_HOME として設定します。

<BASE_CRS_HOME>

ア ッ プ グ レ ー ド 前 の Oracle Clusterware の Oracle ホ ー ム を

ORACLE_HOME として設定します。

<11203_GI_HOME>

11.2.0.3 の Oracle Grid Infrastructure の Oracle ホ ー ム を

(6)

<11203_DB_HOME>

11.2.0.3 の Oracle Database の Oracle ホームを ORACLE_HOME と

して設定します。

<BASE _ASM_HOME>

アップグレード前の Oracle Automatic Storage Management (ASM)

の Oracle ホームを ORACLE_HOME として設定します。ただし、11g

R1 以 前 の バ ー ジ ョ ン の 場 合 <BASE_ASM_HOME> と Oracle

Database の Oracle ホームが同じ場合があります。

<DB_NAME>

データベース名を設定します。

<DB_SID >

データベース・インスタンスの識別子を設定します。

<ASM_SID>

ASM インスタンスのの識別子を設定します。

コマンドに必要な引数、インストールメディアのディレクトリ、ユーザーが作成する必要のあるディレクトリを次

に記載します。各環境に応じた設定値を設定してください。

略称表記

設定値

<spfile_path>

spfile のディレクトリを設定します。

<pfile_path>

pfile のディレクトリを設定します。

<BASE_VERSION>

アップグレード前のバージョンを設定します。

<version_number>

timezlrg ファイル、timezone ファイルのバージョン番

号を設定します。

<GRID_INSTALL_IMAGE>

Oracle Grid Infrastructure のインストールメディアの

ディレクトリを設定します。

<DATABASE_INSTALL_IMAGE>

Oracle Database のインストールメディアのディレクト

リを設定します。

<OPatch_DIRECTORY>

OPatch のディレクトリを設定します。

<PATCH_TOP_DIR>

ダウンロードした Patch のディレクトリを設定します。

<Save_Directory>

Oracle Enterprise Manager Database Control

(Database Control) のデータをバックアップするディ

レクトリを設定します。このディレクトリはユーザーが

作成する必要があります。

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1.3 表記規則

本ガイドでは、次の表記規則を使用します。

規則

意味

太字

太字は、操作に関連する Graphical User Interface 要素を示します。

イタリック体

強調またはユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。

固定幅フォント

固定幅フォントは、段落内のコマンド、サンプル内のコード、画面に表示される

テキスト、または入力するテキストを示します。

# 記号

bash シェルの root ユーザーのコマンドプロンプトを表します。

$ 記号

bash シェルの Oracle 製品インストール・ユーザーのコマンドプロンプトを表し

ます。

1.4 アップグレード・パスの決定

次の図には、各バージョンから 11.2.0.3 への主なアップグレード・パスが示されています。Oracle Database

11g Release 2 (11.2.0.1) への直接のアップグレードがサポートされているバージョンに関しては、11.2.0.3 へ

直接アップグレードすることがサポートされています。

(8)

1.5 out-of-place アップグレードと in-place アップグレード

これまでのバージョンから 11.2.0.3 へ環境をアップグレードするにあたり、アップグレード方式を理解しておく必

要があります。11g R2 より、次の 2 つのアップグレード方式が提供されています。

 in-place アップグレード

これまでのバージョンで実施していたアップグレード方式です。既存のソフトウェア(バイナリ・

ファイル) を直接入れ替えることでアップグレードを実行します。

 out-of-place アップグレード

11g R2 から提供されている新しいアップグレード方式です。既存のソフトウェア(バイナリ・ファ

イル) を残したまま、新規にソフトウェアをインストールしてアップグレードを実行します。

Oracle Database 11g Release 2 Grid Infrastructure では、out-of-place アップグレードを使用してアップグレー

ドを行います。in-place アップグレードは使用できないため、out-of-place アップグレードが必須となります。また

Oracle Database 11g Release 2 では、in-place および out-of-place アップグレードが使用できますが、

out-of-place アップグレードでのアップグレードが推奨となります。

次の図は、out-of-place アップグレードのメリットについての説明図です。ここでは、Oracle Database を例に用

いて説明します。out-of-place アップグレードでは、アップグレード中に下位のソフトウェアに上書きをせずに、新

規にソフトウェアをインストールして構築を行います。そのため、アップグレード中に予期せぬ障害などで以前の

環境への切り戻しが必要になった場合でも in-place アップグレードよりも短いダウンタイムで対応することができ

ます。

(9)

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次の表に Oracle Database の out-of-place アップグレードおよび in-place アップグレードの手順の違いを記

載します。各アップグレードで異なる部分は赤字で記載しています。全体を通してのアップグレード手順の詳細に

関しては 『Oracle® Database アップグレード・ガイド 11g リリース 2 (11.2) 』 を参照してください。

アップグレード・フェーズ

out-of-place アップグレード

In-place アップグレード

Oracle Database アップグレード前の準備 システム要件や構成の確認 システム要件や構成の確認 11.2.0.3 用 Oracle ホームの新規 作成 既存ホームのバックアップ、念のため 次のファイルのバックアップ取得 <BASE_DB_HOME>/dbs <BASE_DB_HOME>/network/admin <BASE_DB_HOME>/host_dbname <BASE_DB_HOME>/oc4j/j2ee/OC4J_DBConsole _host_dbname インベントリから既存ホームの削除 インストール後の作業 環境変数 ORACLE_HOME の更 新 最新の Patch の適用 (オプション) 最新の Patch の適用 (オプション) データベースのアップグレード の準備 既存データベースのバックアップ 既存データベースのバックアップ アップグレード前情報ツールの実 行 アップグレード前情報ツールの実行 データベースのアップグレード

Database Upgrade Assistant (DBUA) によりデータベースをアッ プグレード

DBUA によりデータベースをアップグレード

データベースのアップグレード

(10)

2 概要

11g R2 の PSR から、フルインストレーションでソフトウェアが提供されています。そのため、11.2.0.2 同様

11.2.0.3 も従来の PSR とは次の点が異なります。

• 従来のバージョン(11g R1 や 10g R2 など) から最新の PSR へのアップグレード時に、初期リリース

(11.2.0.1) を介すことなく直接のアップグレードがサポートされます。

• 最新の PSR での環境構築時に、初期リリースが不要です。直接 PSR を新規インストールすることができま

す。

2.1 拡張されたパッチ・セットのインストール

Oracle Grid Infrastructure 11g Release 2(Oracle Clusterware および Oracle 自動ストレージ管理)のリリー

ス 11.2.0.2 以降のパッチ・セットでは、Oracle Grid Infrastructure のパッチ・セットによって Oracle Grid

Infrastructure ソフトウェアが完全にインストールされます。新しいパッチ・セットのパッケージの次の変更に注意

してください。

・以前のリリース(11.x, 10.x) から直に最新パッチ・セットにアップグレードをサポートされます。

・ベースリリースをインストールしてアップグレードすることではなく、最新のパッチ・セットを直接にインストー

ルすることです。

・out-of-place パッチセットアップグレードのみサポートされます。Out-of-place アップグレードというのは新しく、

独自のホームにパッチ・セットをインストールすることです。

2.2 11g Release 2 の

新しい概念

1) out-of-place アップグレード

11.2 からは、ユーザーが既存の Oracle Clusterware のインストール場所とは別のホームに新しいバージョン

の Oracle Clusterware をインストールすることができます。この機能は、クラスタ内のノードをアップグレードする

ために必要なダウンタイムを短縮します。

2) SCAN

単一のクライアントアクセス名(SCAN)は、全てのクライアントがクラスタに接続する時に提供する

アドレスです。SCAN は、ノードが追加されるかクラスタから削除する場合、クライアントを変更する

必要がなくなります。 SCAN の名前を使用しているクライアントも EZCONNECT を使用してクラスタ

にアクセスすることができます。

SCAN の名は、DNS に三つの IP アドレスを登録されたドメイン名です。

(11)

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3 インストール環境と事前準備

アップグレードを行う前に既存環境の確認を行います。以下内容について設定されてないものは事前に設定を

行ってください。

3.1 ハードウェア

本ガイドでは、以下のハードウェアを使用します。

ノード 1:

マシン名: node01.jp.oracle.com

CPU: Intel Core2 Duo E6550 2.33GHz

メモリー容量: 8GB

ノード 2:

マシン名: node02.jp.oracle.com

CPU: Intel Core2 Duo E6550 2.33GHz

メモリー容量: 8GB

2.1.1 ストレージ容量の確認

ディスクの空き容量: インストールに必要なディスク容量の最低要件は以下です。

ディレクトリ

ディスク容量の最低要件

Oracle Grid Infrastructure 用

6.5GB

Oracle Database 用

4.6GB

/tmp

1GB

※上記の値は、ソフトウェアをインストールするのに必要な容量だけではなく、

ASM およびログファイル、ACFS ログファイルおよびクラスタ状態モニターリポジトリ

の容量も含めた値です。

2.1.2 メモリー要件

各システムは、次のメモリー要件を満たしている必要があります。

・物理メモリー: 最低限必要な物理メモリーの要件は以下のとおりです。

- Oracle Grid Infrastructure と Oracle RAC: 2GB

・スワップ領域: 必要な容量の要件は以下です。

使用可能な物理メモリーの容量 スワップ領域として必要な容量

2GB 以上 8GB 未満

物理メモリーの 2 倍の容量

8GB 以上 32GB 未満

物理メモリーの 1.5 倍の容量

32GB 以上

32GB

(12)

3.2 ソフトウェア

本ガイドでは、以下の OS を使用します。

・Oracle Linux Release 5 Update 6 for x86_64 (64 bit)

3.2.1 ソフトウェア要件

Oracle Grid Infrastructure 11g Release 2 Patch Set 1 (11.2.0.2) 以上では、gcc-32bit を除いて、次の表に

示す全ての 32bit パッケージはインストールに必要なくなりました。

gcc-32bit と以下 64bit のパッケージをインストールしてください。

3.2.2 カーネル・パラメータの設定

クラスタを構成する各ノードでカーネル・パラメータの設定を行います。

以下表を参考に、既存の値よりも小さいパラメータ値がある場合は、/etc/sysctl.conf ファイルの設定を設定しま

す。

カーネル・パラメータの要件

パラメータ値

要件値

kernel.shmall

2097152

kernel.shmmax

536870912

kernel.shmmni

4096

kernel.sem

(左から semmsl semmns semmni)

250 32000 100 128

fs.file-max

6815744

fs.aio-max-nr

1048576

net.ipv4.ip_local_port_range

最小: 9000 最大: 65500

net.core.rmem_default

262144

net.core.rmem_max

4194304

net.core.wmem_default

262144

compat-libstdc++-33-3.2.3

elfutils-libelf-0.125

elfutils-libelf-devel-0.125

gcc-4.1.2(32bit)

gcc-4.1.2

gcc-c++-4.1.2

glibc-2.5-24

glibc-common-2.5

glibc-devel-2.5

glibc-headers-2.5

ksh-20060214

libaio-0.3.106

libaio-devel-0.3.106

libgcc-4.1.2

libstdc++-4.1.2

libstdc++-devel 4.1.2

make-3.81

numactl-devel-0.9.8.x86_6

4

sysstat-7.0.2

unixODBC-2.2.11

unixODBC-devel-2.2.11

(13)

- 13 -

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例)/etc/sysctl.conf ファイル設定例

kernel.shmall = 2097152

kernel.shmmax = 536870912

kernel.shmmni = 4096

kernel.sem = 250 32000 100 128

fs.file-max = 6815744

fs.aio-max-nr = 1048576

net.ipv4.ip_local_port_range = 9000 65500

net.core.rmem_default = 262144

net.core.rmem_max = 4194304

net.core.wmem_default = 262144

net.core.wmem_max = 1048576

設定した値を即時に反映するには、全てのノードの root ユーザーで以下のコマンドを実行します。

[root@node01]# /sbin/sysctl -p

[root@node02]# /sbin/sysctl -p

← 出力される内容が設定値であることを確認

・・・

kernel.shmall = 2097152 kernel.shmmax = 536870912 kernel.shmmni = 4096 kernel.sem = 250 32000 100 128 fs.file-max = 6815744 fs.aio-max-nr = 1048576 net.ipv4.ip_local_port_range = 9000 65500 net.core.rmem_default = 262144 net.core.rmem_max = 4194304 net.core.wmem_default = 262144 net.core.wmem_max = 1048576

3.3 OS ユーザーの設定

本ガイドでは、Oracle Grid Infrastructure と Oracle Database のインストールは既存のユーザーを使用しま

す。

3.3.1 リソース制限の設定

各インストール・ソフトウェア所有者で、次の推奨範囲を使用して、インストールのリソース制限を確認します。

設定されていない場合は設定する必要あります。

リソースのシェル制限

リソース

ソフト制限

ハード制限

オープン・ファイル記述子

nofile

1024 以上

65536 以上

ユーザー1 人当たりに使用可能な

プロセスの数

nproc

2047 以上

16384 以上

プロセスのスタック・セグメントのサイズ

stack

10240KB 以上

10240KB 以上、

32768KB 以下

(14)

3.3.2 確認方法

「3.3.1 リソース制限」の確認をします。以下のコマンドで確認をしてください。

1) nofile

ファイル記述子の設定のソフト制限およびハード制限を確認します。結果が推奨範囲内であることを

確認します。次に例を示します。

全てのノードの<oracle ユーザー>で確認します。

[oracle@node01]$ ulimit -Sn

4096

[oracle@node01]$ ulimit -Hn

65536

他ノードも同様の手順で確認します。

全てのノードの<grid ユーザー>で確認します。

[grid@node01]$ ulimit -Sn

4096

[grid@node01]$ ulimit -Hn

65536

他ノードも同様の手順で確認します。

2) nproc

ユーザーが使用可能なプロセス数のソフト制限およびハード制限を確認します。結果が推奨範囲内

であることを確認します。次に例を示します。

全てのノードの<oracle ユーザー>で確認します。

[oracle@node01]$ ulimit -Su

2047

[oracle@node01]$ ulimit -Hu

16384

他ノードも同様の手順で確認します。

全てのノードの<grid ユーザー>で確認します。

[grid@node01]$ ulimit -Su

2047

[grid@node01]$ ulimit -Hu

16384

他ノードも同様の手順で確認します。

3) stack

スタック設定のソフト制限を確認します。結果が推奨範囲内であることを確認します。次に例を示

します。

全てのノードの oracle ユーザー>で確認します。

[oracle@node01]$ ulimit -Ss

10240

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全てのノードの<grid ユーザー>で確認します。

[grid@node01]$ ulimit -Ss

10240

[grid@node01]$ ulimit -Hs

32768

他ノードも同様の手順で確認します。

例)設定方法

クラスタを構成する各ノードで /etc/security/limits.conf ファイルに以下の記載を追加しシェル制限を

設定します。本ガイドでは、grid および oracle ユーザーを使用した場合、以下の記載例となります。

oracle soft nproc 2047

oracle hard nproc 16384

oracle soft nofile 1024

oracle hard nofile 65536

oracle soft stack 12040

oracle hard stack 32768

grid soft nproc 2047

grid hard nproc 16384

grid soft nofile 1024

grid hard nofile 65536

grid soft stack 12040

grid hard stack 32768

(16)

4 10g/11g Release 1 から 11.2.0.3 にアップグレ

ード

10g R2,11g R1 から、11g R2 の Oracle Grid Infrastructure へアップグレードする手順について説明します。

4.1 Oracle RAC 10g / 11g R1 のインストール手順

本ガイドでは、以下の手順で10g あるいは11g R1のクラスタ環境が構成されています。

10.2.0.1 / 11.1.0.6 のOracle Clusterwareインストールおよび構成

- Oracle Cluster Registry (OCR) と投票ディスクの格納場所にはRawデバイスを使用

10.2.0.1 / 11.1.0.6 のOracle Databaseインストール

- 非共有Oracleホーム、Enterprise Editionを選択

Oracle ClusterwareおよびOracle RACを10.2.0.5 / 11.1.0.7へアップグレード

Net Configuration Assistant (NetCA) を使用したリスナーの作成

Database Configuration Assistant (DBCA) を使用したRACデータベースのインスタンス作成

- データベース・ファイルの格納場所にはASMを使用



インストール・ユーザーには全てのソフトウェアで共通のOSユーザーを使用

- 「oracle」ユーザーを使用

Patch Set Updateの適用と留意事項

Linux環境において10.2.0.5から11.2.0.3へアップグレードを行う際にはPatch 9952245、そして11.1.0.7

から11.2.0.3へアップグレードを行う際にはPatch 11724953を適用する必要があります。このPatchが未

適用の場合にアップグレードが失敗します。

Patch 9952245 または Patch 11724953 に関する適用手順の詳細は、

「付録 A 10.2.0.5 用個別パッチ適用」

および「付録 B 11.1.0.7 用個別パッチ適用」を参照してください。

続けて 11.2.0.3 へのアップグレード手順について記述します。

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4.2 10g あるいは 11g R1 の Oracle Clusterware から 11.2.0.3 の

Oracle Grid Infrastructure へのアップグレード

1. アップグレード準備

Oracle Grid Infrastructure のアップグレード作業を開始する前に、以下を実施してください。

 Cluster Ready Services (CRS) プロセス稼働の確認

全てのノード上でCluster Ready Services (CRS) プロセスが稼働している必要があります。確

認にはOracle Clusterwareの所有ユーザーで以下のコマンドを実行してください。確認は全ての

ノードで実施します。以下は10g R2を使用したRAC環境における実行例です。 CSS,CSS,EVMの3

つがhealthyであることを確認してください。

[oracle@node01]$ crsctl check crs

[oracle@node02]$ crsctl check crs

CSS appears healthy CRS appears healthy EVM appears healthy

他ノードも同様の手順で確認します。

 SCAN用のIPアドレスの準備

11g Release 2よりRACデータベースへのアクセスにはSCANを使用するため、11.2.0.3へのア

ップグレード中にSCAN情報(SCANとして使用する単一のホスト名)の入力を求められます。

アップグレード開始前に、単一のホスト名(SCAN名として使用)に対して3つのIPアドレスが

DNSあるいはGrid Naming Service (GNS) により名前解決されるよう設定しておきます。

全てのノード上で,root ユーザでログインし、以下の手順で、SCAN に登録されている

IP アドレスを確認します。

[root@node01]# nslookup oacscan1.jp.oracle.com

[root@node02]# nslookup oacscan1.jp.oracle.com

Server: 10.182.20.1 Address: 10.182.20.1#2 Name: oacscan1.jp.oracle.com Address: 10.182.20.200 Name: oacscan1.jp.oracle.com Address: 10.182.20.201 Name: oacscan1.jp.oracle.com Address: 10.182.20.202

他ノードも同様の手順で確認します。

(18)

 ASM管理者 (OSASM) グループ用のOSグループの準備

ASMに対するOS認証に使用するグループとして使用するOSグループを作成します。本ガイド

では、「asmadmin」グループを作成してASM管理者 (OSASM) グループとして設定するもの

とします。

以下はグループを作成するためのコマンド例です。以下のコマンドでOSグループを作成後、

/etc/groupファイルを編集し、既存のユーザー(ここではoracleユーザー)にOSグループを設定

します。OSグループの作成および編集作業は、全てのノードで実施してください。

[root@node01]# groupadd -g 1100 asmadmin

[root@node01]# vi /etc/group

全ノードにて同様の手順で設定します。

設定後、oracleユーザに接続し idコマンドで確認します。

[root@node01]# su - oracle

[oracle@node01]$ id -a

uid=501(oracle) gid=1000(oinstall) groups=500(oper),501(dba),1000(oinstall),1100(asmadmin)

← asmadmin グループが付与されていることを確認

全ノードにて同様の手順で確認します。

 11.2.0.3 Grid Infrastructureのインストール・ディレクトリの作成

11.2.0.3 Grid Infrastructureのホーム・ディレクトリを作成します。Grid Infrastructureは

out-of-placeでのアップグレードが必須です。以下はディレクトリの作成例です。

[root@node01]# mkdir -p /u01/app/11.2.0/grid

[root@node01]# chmod -R 775 /u01/app/11.2.0

[root@node01]# chown -R oracle:oinstall /u01/app/11.2.0

全ノードにて同様の手順で確認します。

 既存の環境変数の解除

既存の環境において設定している Oracle 関連の環境変数(ORACLE_HOME、ORACLE_BASE、

ORACLE_SID など)があれば解除しておきます。CRS_HOME や ORA_CRS_HOME といった

環境変数は使用しないでください。

また、PATH 環境変数には ORACLE 関連のディレクトリを含めないで下さい。

以下に本ガイドでの実行例を記載します。

[oracle@node01]$ vi ~/.bash_profile

←次の環境変数をコメントアウトする

#export ORACLE_BASE=/u01/app/oracle

#export ORACLE_HOME=/u01/app/oracle/product/11.1.0/db_1

#export ORA_CRS_HOME=/u01/app/11.1.0/crs

#export PATH=$ORA_CRS_HOME:$ORACLE_HOME/bin:$PATH

#export ORACLE_SID=+ASM1

(19)

- 19 -

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2. インストーラの起動

oracle ユーザーで以下のコマンドを実行します。

[oracle@node01]$

<GRID_INSTALL_IMAGE>

/Disk1/runInstaller

3. ソフトウェア更新のダウンロード

インストール中に最新の Patch 等の更新をダウンロードして適用するためのオプションとして、ソフトウェア更

新のダウンロードオプションが提供されています。ダウンロードはインターネット接続(My Oracle Support (MOS)

経由)で実施されます。そのためネットワーク接続が制限されている環境等を考慮して、事前にネットワーク接続

が可能な環境においてダウンロードしておいた更新を適用するためのオプションも提供されています。ここでは、

更新のダウンロードや適用は行わないため、「ソフトウェア更新のスキップ」を選択して「次へ」をクリックします。

(20)

4. インストール・オプションの選択

既存の Oracle Clusterware をアップグレードするため、「Oracle Grid Infrastructure または Oracle 自動ス

トレージ管理のアップグレード」を選択し、「次へ」をクリックします。

(21)

- 21 -

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5. 製品言語の選択

製品を実行する必要な言語を選択します。本ガイドでは、「日本語」と「英語」が選択されていることを確認し、

「次へ」をクリックします。

(22)

6. Grid Infrastructure ノードの選択

アップグレードを実行するノードを選択します。ここでは「クラスタ自動ストレージ管理 (ASM) のアップグレード」

を選択してASMのアップグレードも同時に実施します。ASMのアップグレードはオプションですので、選択しない

で作業を継続することもできます。

オプションを選択した場合は、rootupgrade.sh実行後にOUIにより自動でアップグレードが実行されます。オプシ

ョンを選択しない場合は、Grid Infrastructureのアップグレード後に手動でASMCAによりアップグレードを実施で

きます。その場合の詳細については「4.2 ASMインスタンスの11.2.0.3へのアップグレード」を参照してください。

入力後、「次へ」をクリックます。

(23)

- 23 -

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7. Grid Infrastructure SCAN 情報

「SCAN」名と「SCAN ポート」を入力します。SCAN 名には、事前に準備しておいた単一のホスト名を入力し

ます。本ガイドでは、SCAN ポートをデフォルトの値(1521)を使用します。入力後、「次へ」をクリックします。

(24)

8. 権限付きオペレーティング・システム・グループ

ASM に対して OS 認証に使用するグループをそれぞれ設定します。本ガイドでは、「Oracle ASM DB(ASM の

OSDBA)グループ」に「asmdba」、「OracleASM オペレータ(ASM の OSOPER)グループ(オプション)」に

「asmoper」、「Oracle ASM 管理者(OSASM)グループ」に「asmadmin」を指定します。指定内容を確認し、

「次へ」をクリックします。

(25)

- 25 -

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9. インストール場所の指定

(26)

10. 前提条件チェックの実行

インストール実行前に、前提条件のチェックが実行されます。全てのチェック項目に成功すると、自動的にサマ

リー画面に遷移します。失敗した項目がある場合には、適宜修正を行ってください。

(27)

- 27 -

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SCAN ホスト名が、DNS ではなく hosts ファイルのみで名前解決されている場合は、次の図のように、タスク

resolv.conf の整合性でエラーが出力されるので、SCAN ホスト名が正しく設定されていることを確認し、「全て無

視」へチェックを入れて「次へ」をクリックします。

(28)

11. サマリー

(29)

- 29 -

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12. 製品のインストール

(30)

13. 構成スクリプトの実行

インストールが進むと構成スクリプトの実行画面がポップアップします。画面に表示された構成スクリプト

(rootupgrade.sh)を root ユーザーで実行します。

スクリプトは、まずローカル・ノードで実行し、実行が正常に完了してから、他の全てのノードで並行にスクリプト

を実行できます。スクリプト実行後、「OK」ボタンをクリックします。

構成スクリプトの実行により、Oracle Grid Infrastructure へアップグレードが実施されます。

以下に本ガイドでの実行例を記載します。

<Node1 実行例>

[oracle@node01]$ su -

パスワード:

← root のパスワードを入力

[root@node01]# whoami

root

← root ユーザーでログインしていることを確認

[root@node01]# hostname

node01

← nodeo1 に接続していることを確認

[root@node01]# /u01/app/11.2.0/grid/rootupgrade.sh

Performing root user operation for Oracle 11g

The following environment variables are set as: ORACLE_OWNER= oracle

ORACLE_HOME= /u01/app/11.2.0/grid

(31)

- 31 -

Copyright© 2012, Oracle. All rights reserved.

Entries will be added to the /etc/oratab file as needed by Database Configuration Assistant when a database is created Finished running generic part of root script.

Now product-specific root actions will be performed.

Using configuration parameter file: /u01/app/11.2.0/grid/crs/install/crsconfig_params Creating trace directory

User ignored Prerequisites during installation OLR initialization - successful

root wallet root wallet cert root cert export peer wallet

profile reader wallet pa wallet

peer wallet keys pa wallet keys peer cert request pa cert request peer cert pa cert

peer root cert TP

profile reader root cert TP pa root cert TP

peer pa cert TP pa peer cert TP

profile reader pa cert TP profile reader peer cert TP peer user cert

pa user cert

Replacing Clusterware entries in inittab

clscfg: EXISTING configuration version 4 detected. clscfg: version 4 is 11 Release 1.

Successfully accumulated necessary OCR keys. Creating OCR keys for user 'root', privgrp 'root'.. Operation successful.

Configure Oracle Grid Infrastructure for a Cluster ... succeeded

<Node2 実行例>

[oracle@node02]$ su -

パスワード:

← root のパスワードを入力

[root@node02]# whoami

root

← root ユーザーでログインしていることを確認

[root@node02]# hostname

node01

← nodeo1 に接続していることを確認

[root@node02]# /u01/app/11.2.0/grid/rootupgrade.sh

Performing root user operation for Oracle 11g

The following environment variables are set as: ORACLE_OWNER= oracle

ORACLE_HOME= /u01/app/11.2.0/grid

Enter the full pathname of the local bin directory: [/usr/local/bin]:

← ENTER を押して続行します。

The contents of "dbhome" have not changed. No need to overwrite. The file "oraenv" already exists in /usr/local/bin. Overwrite it? (y/n)

[n]: y

←y を記入して続行します。

Copying oraenv to /usr/local/bin ...

The file "coraenv" already exists in /usr/local/bin. Overwrite it? (y/n)

[n]: y

←y を記入して続行します。

(32)

Entries will be added to the /etc/oratab file as needed by Database Configuration Assistant when a database is created Finished running generic part of root script.

Now product-specific root actions will be performed.

Using configuration parameter file: /u01/app/11.2.0/grid/crs/install/crsconfig_params Creating trace directory

User ignored Prerequisites during installation OLR initialization - successful

Replacing Clusterware entries in inittab

clscfg: EXISTING configuration version 5 detected. clscfg: version 5 is 11g Release 2.

Successfully accumulated necessary OCR keys. Creating OCR keys for user 'root', privgrp 'root'.. Operation successful.

Start upgrade invoked..

Started to upgrade the Oracle Clusterware. This operation may take a few minutes. Started to upgrade the OCR.

Started to upgrade the CSS. Started to upgrade the CRS. The CRS was successfully upgraded.

Oracle Clusterware operating version was successfully set to 11.2.0.3.0 Configure Oracle Grid Infrastructure for a Cluster ... succeeded

(33)

- 33 -

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SCAN ホスト名が、DNS ではなく hosts ファイルのみで名前解決されている場合は、前画面の構成スクリプト

の 実 行 画 面 で スク リ プ ト 実 行 後 、 「 OK 」 ボタ ンをクリックする と、 次の画面が出 力され 、 Oracle Cluster

Verification ユーティリティについてアラートが出力されるので、内容を確認して、「スキップ」をクリックした後、

「次へ」をクリックします。

ログを確認すると、次のように SCAN について名前解決に失敗している情報が記載されますが、

DNS ではなく hosts ファイルで名前解決を設定されている場合は、問題ありません。

情報: "oacscan1.jp.oracle.com"の名前解決の設定をチェック中... 情報: ERROR: 情報: PRVG-1101 : SCAN 名"oacscan1.jp.oracle.com"の解決に失敗しました 情報: ERROR: 情報: PRVF-4657 : "oacscan1.jp.oracle.com"の名前解決の設定チェック(IP アドレス: 10.182.20.200)に失敗しました 情報: ERROR: 情報: PRVF-4664 : SCAN 名"oacscan1.jp.oracle.com"に対して一貫性のない名前解決エントリが検出されました 情報: SCAN VIP およびリスナー設定の検証に失敗しました

(34)

14. 終了

(35)

- 35 -

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15. インストール後の確認

oracle ユーザーで crsctl コマンドを使用して、リソースが正常に稼動していることを確認します。gsd リソースは

デフォルトでは OFFLINE となります。

[oracle@node01]$ /u01/app/11.2.0/grid/bin/crsctl status resource –t

---

NAME TARGET STATE SERVER STATE_DETAILS --- Local Resources

--- ora.CRS.dg

ONLINE ONLINE node01 ONLINE ONLINE node02 ora.LISTENER.lsnr

ONLINE ONLINE node01 ONLINE ONLINE node02 ora.asm

ONLINE ONLINE node01 Started ONLINE ONLINE node02 Started ora.gsd

OFFLINE OFFLINE node01

←gsd はデフォルトで OFFLINE

OFFLINE OFFLINE node02 ora.net1.network

ONLINE ONLINE node01 ONLINE ONLINE node02 ora.ons

ONLINE ONLINE node01 ONLINE ONLINE node02 ora.registry.acfs

ONLINE ONLINE node01 ONLINE ONLINE node02 --- Cluster Resources

--- ora.LISTENER_SCAN1.lsnr

1 ONLINE ONLINE node02 ora.LISTENER_SCAN2.lsnr

1 ONLINE ONLINE node01 ora.LISTENER_SCAN3.lsnr

1 ONLINE ONLINE node01 ora.node01.vip

1 ONLINE ONLINE node01 ora.node02.vip

1 ONLINE ONLINE node02 ora.cvu

1 ONLINE ONLINE node01 ora.oc4j

1 ONLINE ONLINE node01 ora.scan1.vip

1 ONLINE ONLINE node02 ora.scan2.vip

1 ONLINE ONLINE node01 ora.scan3.vip

(36)

4.3 ASM インスタンスの 11.2.0.3 へのアップグレード

ここで紹介する手順は、Oracle Grid Infrastructure のアップグレード時に ASM のアップグレードを選択しない

場合(「6. Grid Infrastructure ノードの選択」において「クラスタ自動ストレージ管理(ASM)のアップグレード」を選

択しなかった場合)に実施します。

Grid Infrastructure のアップグレード時に ASM のアップグレードを選択しなかった場合には、以下の手順を実行

して ASMCA を使用した手動アップグレードを実施することができます。

4.3.1 ASM インスタンスのローリング・アップグレード(11g R1 のみ)

Oracle ASM のアップグレードでは、以下の手順を実施します。

1. ASMCA_ROLLING_UPGRADE 環境変数の設定

Grid Infrastructure の 所 有 ユ ー ザ ー ( こ こ で は oracle ユ ー ザ ー ) で 以 下 の コ マ ン ド を 実 行 し て 、

ASMCA_ROLLING_UPGRADE 環境変数を設定します。設定は ASM インスタンスのアップグレードを実施す

るノードのいずれか 1 ノードで実施します。

[oracle@node01]$ export ASMCA_ROLLING_UPGRADE=true

[oracle@node01]$ env | grep ASMCA_ROLLING_UPGRADE

ASMCA_ROLLING_UPGRADE=true

← 環境変数が設定されていることを確認

2. ASMCA 起動

11.2.0.3 の Grid Infrastructure ホームより ASMCA を起動します。oracle ユーザーで以下のコマンドを実行し

ます。

(37)

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3. ASM のアップグレード

ASMCAが起動され、以下のような画面が表示されます。「ASMSNMPパスワード」および「ASMSNMPパス

ワードの確認」にASMANSPユーザーのパスワードを入力して「ASMのアップグレード」をクリックします。

以下のメッセージが表示され、クラスタ内にある全てのノードのOracle ASMが連続してアップグレードされます。

(38)

4. ASM インスタンス確認

ASM のアップグレード後に、ASM インスタンスの状態や ASM ディスク・グループの稼働状況を確認し、

「終了」をクリックして ASMCA を終了します。

(39)

- 39 -

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4.4 Oracle Database 11.2.0.3 ソフトウェアのインストール

1. インストーラの準備

続いて Oracle Database のアップグレード作業を開始する前に、以下を実施してください。

 Cluster Ready Services (CRS) プロセス稼働の確認

全てのノード上でCluster Ready Services (CRS) プロセスが稼働している必要があります 確

認にはOracle Clusterwareの所有ユーザーで以下のコマンドを実行してください。 確認は全て

のノードで実施します。以下は10g R2を使用したRAC環境における実行例です。

[oracle@node01]$ crsctl check crs

[oracle@node02]$ crsctl check crs

CSS appears healthy CRS appears healthy EVM appears healthy

 11.2.0.3 Oracle Databaseのインストール・ディレクトリの作成

全てのノードで、Oracle Database 11.2.0.3 のホーム・ディレクトリを作成します。

以下はディレクトリの作成例です。

[oracle@node01]$ mkdir -p /u01/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_1

[oracle@node02]$ mkdir -p /u01/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_1

 既存の環境変数の解除

既存の環境において設定している Oracle 関連の環境変数(ORACLE_HOME、ORACLE_BASE、

ORACLE_SID など)があれば解除しておきます。CRS_HOME や ORA_CRS_HOME といった

環境変数は使用しないでください。

また、PATH 環境変数には ORACLE 関連のディレクトリを含めないで下さい。

以下に本ガイドでの実行例を記載します。

[oracle@node01]$ vi ~/.bash_profile

←次の環境変数をコメントアウトする

#export ORACLE_BASE=/u01/app/oracle

#export ORACLE_HOME=/u01/app/oracle/product/11.1.0/db_1

#export ORA_CRS_HOME=/u01/app/11.1.0/crs

#export PATH=$ORA_CRS_HOME:$ORACLE_HOME/bin:$PATH

#export ORACLE_SID=orcl1

[oracle@node01]$ su - oracle

← 環境変数を再読み込みするために再ログインします。

[oracle@node01]$ env | grep ORA

← ORACLE 関連の環境変数がないことを確認

[oracle@node01]$ env | grep PATH

PATH=/bin:/usr/kerberos/bin:/usr/local/bin:/bin:/usr/bin:/home/grid/bin

(40)

2. インストーラの起動

oracle ユーザーで OUI を起動します。

[oracle@node01]$

<DATABASE_INSTALL_IMAGE>

/Disk1/runInstaller

Oracle RAC をアップグレードする方法として out-of-place および in-place アップグレードが提供されて

いますが、推奨とされる方法は out-of-place アップグレードです。ここでは out-of-place でのアップグレ

ード手順を記載します。

3. セキュリティ・アップデートの構成

インストール中にソフトウェアの更新をダウンロードし、適用する際にはオプションを選択します。ダウンロード

を行う場合は、MOS の資格証明を入力してください。ダウンロードを行った場合、ソフトウェアの更新機能を使用

して、Oracle での最新の更新(個別 Patch の更新、Critical Patch の更新、OUI の更新、最新の Patch Set など)

を動的にダウンロードし、適用します。ここでは「ソフトウェア更新のスキップ」を選択して、「次へ」をクリックしま

す。

(41)

- 41 -

Copyright© 2012, Oracle. All rights reserved.

チェックを外した場合、次のメッセージが出ますので「はい」をクリックします。

4. ソフトウェア更新のダウンロード

ソフトウェア更新をダウンロードします

この機能を使って、Oracle Database のインストールの一環として、動

的にソフトウェア更新をダウンロードして適用します。本ガイドでは、「ソフトウェア更新のスキップ」を選択し、「次

へ」をクリックします。

(42)

5. インストール・オプションの選択

本ガイドでは、ソフトウェアのアップグレード後にデータベースを DBUA を使用してアップグレードするため、

「データベース・ソフトウェアのみインストール」を選択し、「次へ」をクリックします。

(43)

- 43 -

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6. Grid インストール・オプション

実行するデータベース・インストールのタイプを選択します。本ガイドでは、「Oracle Real Application

Clusters データベースのインストール」を選択し、インストールをする必要がある全てのノードを選択します。そ

して「SSH 接続」をクリックします。

(44)

「OS ユーザー名」に「oracle」、「OS パスワード」に oracle ユーザーのパスワードを入力し、「テスト」ボタンをクリック

して、パスワード不要の SSH 接続が設定されていることを確認します。設定されていなければ、「設定」ボタンをクリッ

(45)

- 45 -

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7. 製品言語の選択

製品で使用する言語を選択します。使用したい言語を「使用可能な言語」から選択し、「選択された言語」に追

加します。本ガイドでは、「日本語」と「英語」を選択し、「次へ」をクリックします。

(46)

8. データベース・エディションの選択

データベース・エディションを選択します。エディションはライセンスの許諾内容に合わせて選択します。本ガイ

ドでは、「Enterprise Edition」を選択し、「次へ」をクリックします。

(47)

- 47 -

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9. インストール場所の指定

(48)

10. 権限付きオペレーティング・システム・グループ

データベースに対する OS 認証に使用するグループをそれぞれ設定します。本ガイドでは、「データベース管理

者(OSDBA)グループ」に「dba」、「データベース・オペレータ(OSOPER)グループ」に「oper」を指定します。指

定内容を確認して「次へ」をクリックします。

**********************************************************************************************************************

(補足)

11.2.0.3 においてオプションとしてデータベース用の OSOPER を設定する場合、指定する OS グループは、クラ

スタを構成する全てのノード上で存在する必要があります。ただし、Oracle RAC の所有ユーザーが OS グルー

プのメンバーとして設定されている必要はありません。

**********************************************************************************************************************

(49)

- 49 -

Copyright© 2012, Oracle. All rights reserved.

11. 前提条件チェックの実行

インストール実行前に、前提条件のチェックが実行されます。全てのチェック項目に成功すると、自動的にサマ

リー画面に遷移します。失敗した項目がある場合には、適宜修正を行ってください。

(50)

12. サマリー

(51)

- 51 -

Copyright© 2012, Oracle. All rights reserved.

13. 製品のインストール

(52)

14. 構成スクリプトの実行

インストールが進むと構成スクリプトの実行画面がポップアップします。表示された構成スクリプト(root.sh)を

全てのノードで実行します。スクリプトは root ユーザーで実行してください。

スクリプト実行後、「OK」ボタンをクリックします。

以下に本ガイドでの実行例を記載します。

[oracle@node01]$ su -

パスワード:

← root のパスワードを入力

[root@node01]# whoami

root

← root ユーザーでログインしていることを確認

[root@node01]# hostname

node01

← nodeo1 に接続していることを確認

[root@node01]# /u01/app/11.2.0/grid/rootupgrade.sh

Performing root user operation for Oracle 11g

The following environment variables are set as: ORACLE_OWNER= oracle

ORACLE_HOME= /u01/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_1

Enter the full pathname of the local bin directory: [/usr/local/bin]:

←「Enter」を押して処理を続行します。

The contents of "dbhome" have not changed. No need to overwrite. The contents of "oraenv" have not changed. No need to overwrite. The contents of "coraenv" have not changed. No need to overwrite. Entries will be added to the /etc/oratab file as needed by Database Configuration Assistant when a database is created Finished running generic part of root script.

(53)

- 53 -

Copyright© 2012, Oracle. All rights reserved.

15. 終了

(54)

16. 環境変数の設定

Oracle Grid Infrastructure インストール・ユーザーと Oracle Database インストール・ユーザーが同じ環境で、

PATH と ORACLE_HOME の環境変数を使用する場合は、Oracle Grid Infrastructure のコマンドと Oracle

Database のコマンドを実行する前に、それぞれ個別に環境変数を設定をしてから実行してください。

環境変数の設定例を記載します。

Oracle Grid Infrastructure のコマンド実行時の環境変数設定例

export ORACLE_BASE=/u01/app/grid

export ORACLE_HOME=/u01/app/11.2.0/grid

export PATH=$ORACLE_HOME/bin:$PATH

export ORACLE_SID=

<ASM_SID>

export LANG=ja_JP.UTF-8

export NLS_LANG=Japanese_Japan.AL32UTF8

Oracle Database のコマンド実行時の環境変数設定例

export ORACLE_BASE=/u01/app/oracle

export ORACLE_HOME=/u01/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_1

export PATH=$ORACLE_HOME/bin:$PATH

export ORACLE_SID=

<DB_SID>

export LANG=ja_JP.UTF-8

(55)

- 55 -

Copyright© 2012, Oracle. All rights reserved.

4.5 データベースのアップグレード

本項では、既存のデータベースをアップグレードします。既存のデータベースのアップグレードには DBUA を

用いる方法と手動で行う方法とがあります。ここでは、まず DBUA を用いた方法について説明し、その後、手動

でのアップグレード方法について説明します。

4.5.1 アップグレード前の準備

アップブレードする前に必要なファイル等のバックアップと既存環境の調査について以下項目を行います。

1. データベース関連ファイルのバックアップ

2. Oracle Enterprise Manager Database Control データのバックアップ

3. アップグレード前情報ツールの実行

データベース関連ファイルのバックアップ

 アップグレードするデータベースをバックアップします。

正常にインスタンスを停止した後、この項の説明に従ってデータベースをバックアップすることをお薦めします。

アップグレード中に問題が発生し、アップグレードを完全に中止する場合は、このバックアップからデータベース

をリストアする必要があります。そのため、予防措置として、ここでデータベースをバックアップすることをお薦め

します。

データベースの全体バックアップを実行するには、次の手順を実行します。

 Oracle Database のインストール・ユーザーでシステムにログインします。

[root@node01]# su - oracle

[oracle@node01]$ whoami

oracle

← oracle ユーザーでログインしていることを確認

 Recovery Manager にログインします。

[oracle@node01]$ rman "target / nocatalog"

 Recovery Manager コマンドを実行してバックアップを行います。

本ガイドでは、データベースを保存するディレクトリを<backup_directory>、制御ファイルを

バックアップするファイルパスを<backup_directory>とします。

RMAN> RUN

{

ALLOCATE CHANNEL chan_name TYPE DISK;

BACKUP DATABASE FORMAT '

<backup_directory>

%U' TAG before_upgrade;

BACKUP CURRENT CONTROLFILE FORMAT '

<controlfile_location_and_name>

';

}

(56)

 アップグレード元の Oracle Database ホームから 11.2.0.3 の Oracle Database ホームへ構成ファイルをコ

ピーします。

Oracle Datgabase ホームにある以下のデータベースと Oracle Enterprise Manager Database Control

(Database Control) 関連のファイルをバックアップします。DBUA を使用しない手動でのアップグレードでは以

下ファイルを手動でアップグレードした Oracle Database ホームにリストアする必要がります。

- ORACLE_HOME/dbs

- ORACLE_HOME/network/admin

- ORACLE_HOME/<

ホスト名

>_<DB_SID>

- ORACLE_HOME/oc4j/j2ee/OC4J_DBConsole_<

ホスト名

>_<DB_SID>

 初期化パラメータファイルをバックアップします。

A) 初期化パラメータ・ファイルが ASM インスタンス内にある場合は、次のコマンドを使用して初期化パラメ

ータ・ファイルをバックアップします。

SQL> CREATE PFILE '

<pfile_path>

' FROM SPFILE '

<spfile_path>

';

1. Oracle Enterprise Manager Database Control データの保存

Oracle Enterprise Manager Database Control (Database Control)を利用している場合、そのデータのバッ

クアップを取得しておきます。Oracle Database をアップグレード後、Database Control をダウングレードする必

要がある場合に、バックアップしたデータが利用されます。バックアップの取得を行う場合は、下記の手順に従っ

てください。なお、手順の途中に Database Control のデータを保存するディレクトリが必要なります。本ガイドで

は、Database Control のデータを保存するディレクトリを<Save_Directory>とします。

 Oracle Database のインストール・ユーザーでシステムにログインします。

[root@node01]# su - oracle

[oracle@node01]$ whoami

oracle

← oracle ユーザーでログインしていることを確認

 次の環境変数をセットします。

・ORACLE_HOME=<BASE_DB_HOME>

・ORACLE_SID=<DB_SID>

・PATH=<BASE_DB_HOME>/bin:$PATH

・LD_LIBRARY_PATH=<BASE_DB_HOME>/lib:$LD_LIBRARY_PATH

・SHLIB_PATH=<BASE_DB_HOME>/lib:$SHLIB_PATH

・EM_REMCP=/usr/bin/sc

 バックアップを保存するディレクトリを作成します。

[oracle@node01]$ mkdir -p

<Save_Direcroty>

図 1 Oracle Database 11g Release 2 Patch Set 2 (11.2.0.3)  へのアップグレード・パス
図  2 out-of-place アップグレードのメリット

参照

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