平成30年度
全国安全週間説明会
労働災害発生状況(休業・死亡)
全国安全週間、働き方改革
転倒災害防止
手出し災害の撲滅について
熱中症の予防
本 日 の 内 容
労働災害発生状況
~ 滋賀県、大津署管内 ~
死傷災害(滋賀県 H20-29)
1634
1300 1307 1341
1454 1422 1404 1359 1354 1342
539
369
388
392
391
462
451
420
414
406
0
500
1000
1500
2000
20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年
休業4日以上の労働災害発生状況(滋賀県)
全産業
製造業
死傷災害(大津署 H20-29)
769
591
638
611
690
615
638
684
665
631
177
106
141
128
133
135
134
158
147
117
0
200
400
600
800
20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年
休業4日以上の労働災害発生状況(大津署)
全産業
製造業
第13次労働災害防止推進計画
(滋賀版)
目標
○ 死亡災害は一度発生すれば取り返しがつかない災害で
あることを踏まえ 「死亡者ゼロ」を目指す。
○ 全体の死傷災害を2022年までに5%以上減少
○ 道路貨物運送業、小売業、社会福祉施設、飲食店の死
傷災害を、2022年までに死傷年千人率
※で5%以上減少
※ 労働者1,000人あたり1年間に発生する死傷者数を指す
滋賀版13次防は、法律に基づく
本省版の
「推進計画」
という位置付けです。
計画の期間は
平成30年度(2018年度)~ 2022年度
までの 5年間です。
安全の指標
P36~全国
死傷災害(H30 全産業)
615 638
684
665
631
13次防目標
600
14
42
101
144
188
250
13
49
84
127
0
100
200
300
400
500
600
700
25年
26年
27年
28年
29年
30年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
休業4日以上の労働災害(全産業 13次防 H30-34)
29年
30年
死傷災害(H30 製造業)
135 134
158
147
117
13次防目標
111
2
9
18
23
28
43
50
4
11
19
33
45
0
20
40
60
80
100
120
140
160
25年 26年 27年 28年 29年 30年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月
休業4日以上の労働災害(製造業 13次防 H30-34)
29年
30年
月別発生状況(大津署 H20-29)
全産業
製造業
104 109 105 121 125140
129 103 133 126 108 104100
105
110
115
120
125
130
135
140
145
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
568 557 548 545 567 590622
527 540 604 520 551500
520
540
560
580
600
620
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
4月から7月にかけて災害増加、新規入場者の影響か
事故の型別(大津署 H28-H29)
H28 全産業 全655件
H29 全産業 全631件
転倒 152 件 23% 動作の反 動、無理な 動作 119 件 18% 墜落、転落 106 件 16% はさまれ、巻 き込まれ 78 件 12% 激突され 44 件 7% 交通事故 37 件 5% 切れ、こすれ 32 件 5% その他 97 件 14%転倒 160
件 26%
動作の反動、 無理な動作 98 件 16% 墜落、転落 115 件 18% はさまれ、巻き込 まれ 57 件 9% 激突され 52 件 8% 交通事故 33 件 5% 切れ、こすれ 32 件 5% その他 84 件 13%事故の型別(大津署 H28-H29)
H28 製造業 全147件
H29 製造業 全117件
29年から転倒災害が1位、動作の反動(腰痛等)が大きく減少。
はさまれ・巻 き込まれ 37 件 25% 転倒 36 件 25% 動作の反 動・無理な 動作 22 件 15% 墜落・転落 14 件 10% 飛来・落下 8 件 5% 切れ・こすれ 8 件 5% 激突 7 件 5% その他 15 件 10% はさまれ・巻き 込まれ 22 件 19%転倒 35 件
30%
動作の反動・無 理な動作 8 件 7% 墜落・転落 15 件 13% 飛来・落下 5 件 4% 切れ・こすれ 9 件 8% 激突 11 件 9% その他 12 件 10%死亡災害の推移 (滋賀県)
5
2
5
5
6
5
2
2
2
1
1
5
4
3
3
2
2
2
1
4
4
3
2
2
3
3
8
4
4
4
6
1
2
1
2
1
6
4
5
3
4
4
4
3
7
6
3
6
2
2
22
13
16
14
18
11
10
11
12
10
8
15
9
2
0
5
10
15
20
25
17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
その他
運輸業
建設業
製造業
2月 1件
3月 1件
平成28年9月
死亡労働災害異常事態宣言
平成28年 対前年比+7件
H30死亡災害の概要(滋賀県)
管
轄
業種
(規模)
発生月
時間帯
事故の型
被災者
職種等
発 生 状 況
大
津
バス業
4-2-2
(100-300名)
2月
6時頃
はさまれ、
巻き込まれ
運転手
70代
被災者は、バス運転手であり、事業場内おいて、バ
スの車体の下に巻き込まれた状態で発見され、その
後、死亡が確認されたもの。事業場内は緩やかな勾
配となっており、バスは勾配の中程でエンジンがか
かったままの状態で停止していたが、目撃者がいな
いため、災害発生状況の詳細は不明である。
大
津
その他の商業
8-4-9
(1-9名)
3月
13時頃
はさまれ、
巻き込まれ
フロン
ト
50代
敷地内に駐車中の4tトラックが無人のまま逸走、後
退し、同車両近くに居た被災者が同トラックの右運転
席のドアと隣に停車中の4トントラックのあおりとの間
に胸部を挟まれ死亡した。
単独作業で現認者がいないため被災者の行おうとし
ていた作業は不明であるが、今回逸走したトラックは、
当日、バッテリーが上がってエンジンが始動できず、
被災者は事故当日の午前中からその復旧のため
バッテリーの充電を試みていたことから、災害時、被
災者は隣のトラックのバッテリーにブースターケーブ
ルで繋いでエンジンを始動しようと準備を進めていた
ものと思われる。
H30死亡災害(車両の逸走)
平成30年2月14日発生 草津市内 70 代男性 災害発生状況 被災者はバスの運転手。バス営業所内において、バスの車体の下に巻 き込まれた状態で発見されたもので、その後、死亡が確認された。 場内は緩やかな勾配の坂となっており、同バスは坂の中腹の縁石付近 にエンジンがかかったままの状態で停止していたもの。 災害発生時、被災者は1人で作業していたもので、目撃者もおらず、 詳細な発生状況は不明。 災害発生原因等 原動機を止めずに運転席を離れ、輪どめをする等車両の逸走防止措置 をせず、車両前方に立ち入ったこと 大津労働基準監督署 平成30年3月23日発生 大津市内 50 代男性 災害発生状況 駐車中の4tトラックが無人のまま逸走、後進し、同車両近くに居た 被災者が同トラックの運転席と隣の車両のあおりとの間に挟まれ死亡。 単独作業で詳細不明であるが、逸走したトラックはバッテリーが上が っており、被災者はその復旧のため隣のトラックのバッテリーとブース ターケーブルでつなぐための準備をしていたものと思われる。 災害発生原因等 逸走防止のための輪止めをしていなかったこと。 逸走車両はもともとハンドルを大きく左に回した状態で、ハンドルを 元に戻していなかったことから、逸走時にまっすぐバックせず、右後方 に進んでいき、被災者が隣の車両とはさまれる結果となったこと。 大津労働基準監督署墜落災害(倉庫作業中に墜落死亡)
平成29年12月発生
(製造業)
フォークリフトでラック上段に上がり、荷の上で
ダンボールを積替えていたところ、バランスを崩
し、床まで約6m墜落死亡。
フォークリフトの用途外使用
(安衛則151条の14)
彦根労働基準監督署約
6
m
フォークリフトの無資格運転
(安衛則36条)
墜落防止措置
手すり・安全帯
(安衛則519条)
経験年数別(滋賀県 全産業)
46
89
138
273
354
631
0 100 200 300 400 500 600 700 800 900H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H27
H28
H29
休業
4
日以
上の死傷災
害
(人)
3月未満 半年未満 1年未満 3年未満 5年未満 合計経験の浅い者
(5年未満)
が全体の半数を占める。
経験年数別(大津署 製造業)
22
6
16
9
30
13
29
21
47
23
44
33
90
38
70
57
103
54
87
71
177
106
147
117
0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 200H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H27
H28
H29
休業
4
日以
上の死傷災
害
(人)
H29年の減少は、経験年数 1年未満の災害減少が寄与製造業では経験の浅い者
(3年未満)
が半数を占める。
-20.4% -18.6% -18.4% -25.0% -27.6% -43.7% 前年比 -40.2% -57.8% -47.6% -51.1% -56.7% -72.8% 前年比 リーマンショック時は、 経験年数5年未満の災害全体が減少 (期間雇用の雇止め、採用抑制)平成30年度
全国安全週間
全国安全週間(1)
趣旨
全国安全週間は「人命尊重」という崇高な基本理
念の下、「産業界での
自主的な労働災害防止活動
を
推進し、広く一般の
安全意識の高揚
と
安全活動の定
着
を図ること」を目的に続けられ、今年で91回目を
迎える。
この間、事業場では、労使が協調して労働災害防
止対策が展開され、この努力により労働災害は長期
的には減少しているが、平成29年の労働災害につい
ては、死亡災害が
3年ぶり
、休業4日以上の死傷災害
が
2年連続
で、
前年を上回る
見込みである。
安全の指標
P30~
全国安全週間(2)
第13次労働災害防止計画が平成30年度を初年度と
して新たに展開されること、平成30年度の更なる労
働災害の減少を図ることを決意して、
新たな視点でみつめる職場
創意と工夫で安全管理
惜しまぬ努力で築くゼロ災
をスローガンとし、全国安全週間を契機に、それぞ
れの職場で、労働災害防止の重要性を認識し、安全
活動の着実な実行を図る。
全国安全週間(3)
実施期間
本週間 平成30年7月1日~7月7日
準備期間 平成30年6月1日~6月30日
実施事項(全般的)
安全衛生管理体制の確立
安全の指標 p56
安全衛生教育計画の樹立、教育の実施
安全の指標 p96
自主的な安全衛生活動の促進
安全の指標 p100
リスクアセスメントの普及促進
安全の指標 p68
化学物質RA ラベルでアクションの推進
STOP!転倒災害防止プロジェクト
安全の指標 p107
STOP!熱中症クールワークキャンペーン
安全の指標 p111
24
安全の指標
p32~
全国安全週間(4)
特に製造業が実施すべき事項
機械の危険部分への覆いの設置等による
はさ
まれ・巻き込まれ等防止対策
の実施
作業停止権限等の十分な権限
を安全担当者に
付与する等の安全管理の実施
鉄鋼業等の装置産業の事業場における
老朽化
設備の計画的な更新
、優先順位を付けた点
検・補修等の実施
安全の指標
P34~
全国安全週間(5)
建設業における労働災害防止対策
足場等からの
墜落・転落防止対策
の実施、
手すり先行工法の積極的な採用、
ハーネス型安全帯の積極的な使用
職長、安全衛生責任者等に対する
安全衛生教育
の実施
元方事業者による
統括安全衛生管理
、
関係請負人に対する指導
の実施
建設工事の請負契約における適切な
安全衛生経費
の確保
安全の指標
p33~
<一般的なモデル>
労働8時間 + 休憩1時間 + 通勤2時間
+ 朝晩の食事・風呂・余暇3時間
= 14時間
残り10時間しか残っていない!!
⇒成人の一般的な睡眠時間である
6時間
を
確保するためには、
時間外労働は1日4時
間
まで!
1日24時間
1日24時間
1箇月が23日労働として、毎日4時間の残業を
行った場合、当月の時間外労働時間数は92時間。
毎日5時間の残業を行った場合、当月の時間外労働
時間数は115時間。
適切な睡眠時間の確保=健康状態の確保
労働時間制度に関する制度の見直し(労働基準法、労働安全衛生法)
<36協定の限度時間> <36協定の限度時間(案)>
月45時間 月45時間
1年360時間 1年360時間
<特別条項> <特別条項(案)>
上限なし等 年720時間、複数月平均80時間(休日労働含む)、
年間6月まで 月100時間未満(休日労働含む)
29
時間外労働と脳・心臓疾患
脳・心臓疾患の危険性
睡眠時間が5時間以下となると(6~8時
間と比較して)
脳・心臓疾患の発症の危険性は、
1.8~3.2倍
月約60時間以上の時間外労働
心筋梗塞の発症の危険性 2.4倍
健康な心と身体
過重労働による睡眠不足がメンタル不調
や労働災害を引き起こす!?
睡眠不足による集中力の低下
メンタル不調状態における集中力の低下
災害発生リスクも高めてしまう!
個別訪問によるご相談にも対応していますので、まずは
お気軽に、お近くの労働基準監督署にお問合せ下さい。
「働き方改革」 への取り組みを支えるため
を設置しました。
◆ 「労働時間相談・支援コーナー」は、全国の労働基準監督署に設置しています。
◆ 窓口相談、電話相談どちらでも受け付けていますので、お気軽にご相談下さい。
受付時間:8時30分~17時15分(土・日・祝日を除く)
専門の「労働時間相談・支援班」が、以下のようなご相談について、
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時間外労働の上限設定などに取り組む際に利用可能な助成金
時間外労働・休日労働協定(36協定)を含む労働時間全般
変形労働時間制などの労働時間に関する制度の導入
長時間労働の削減に向けた取組み
この他にも「働き方改革」に関する様々な支援を実施しています。裏面をご参照下さい。 ※ 労働基準監督署の所在地・電話番号は、厚生労働省HPに掲載しています。 労働基準監督署 一覧 検 索「非正規雇用労働者の処遇改善」、「弾力的な労働時間制度の構築」、 「生産性向上による賃金引上げ」など、人材の定着確保・育成に効果的な 労務管理に関する総合的な支援を行います。 ◆社会保険労務士等の労務管理・企業経営の専門家が、個別相談援助や電話相談により、 技術的な支援を提供します。 ◆セミナー、出張相談会も随時開催します。
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時間外労働等改善助成金
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職場意識改善コース
テレワークコース
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電話、メール、来署により相談を受付
【滋賀働き方改革推進支援センター】
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「確かめよう 労働条件」
◆web上で設問に答えると、自社の働き方・休み方の問題点を把握できる ほか、働き方・休み方改善の取組事例紹介などの情報を掲載しています。 (URL)http://work-holiday.mhlw.go.jp/「働き方・休み方改善ポータルサイト」
ポータルサイト「スタートアップ労働条件」
スマートフォン タブレットでも スマートフォン タブレットでも転倒災害の防止
安全の指標
p107~
転倒災害を減らしましょう!
仕事中に転倒して4日以上仕事を休む方は、全国で
年間27,000人程で、労働災害の種類で最も多くなっ
ています。
特に高齢者の場合は重症化する割合が高く、日常生
活での事故による死因の中でも、転倒・転落死は交通
事故死を超えています。
転倒災害の分析
どの様に転倒しているか?
後向きに転倒 36.4%
前向きに転倒 32.5%
横向きに転倒 9.8%
何が「原因」で転倒しているか?
「
すべり
」 :床面の濡れ、凍結 等
「
つまづき
」:床面の段差、凹凸 等
転倒災害防止対策
ハード対策
段差、隙間の解消 → スロープ
注意喚起表示
滑り止めマットの設置
耐滑用安全靴、作業靴
ソフト対策
4S
(整理・整頓・清掃・清潔)
の徹底
不要なものを作業スペースに置かない
通路を確保する。特にバックヤード
床面の油、水等を放置せず、拭き取る
39
STOP!転倒災害プロジェクト
~あせらない 急ぐ時ほど落ち着いて~
厚生労働省と労働災害防止団体では、休業4日以上の死傷災害で最も件
数が多い「転倒災害」を減少させるため、「
STOP!転倒災害プロジェクト
」を
推進しています。
【主唱者】
厚生労働省、中央労働災害防止協会、建設業労働災害防止協会、陸上貨物
運送事業労働災害防止協会、林業・木材製造業労働災害防止協会、港湾貨
物運送事業労働災害防止協会
【重点取組期間】
プロジェクトの効果を上げるため、
積雪や凍結
による 転倒災害の多い
2月
全国安全週間
の 準備月間 である
6月
を重点取組期間としています。
あなたの職場は大丈夫?
転倒の危険をチェックしてみましょう
転倒災害防止のためのチェックシート
チェック項目
☑
1 通路、階段、出口に物を放置していませんか
□
2 床の水たまりや氷、油、粉類などは放置せず、その都度取り除いていますか
□
3 安全に移動できるように十分な明るさ(照度)が確保されていますか
□
4 転倒を予防するための教育を行っていますか
□
5 作業靴は作業現場に合った耐滑性があり、かつ、ちょうど良いサイズのものを選んでいますか
□
6 ヒヤリハット情報を活用して、転倒しやすい場所の危険マップを作成し、周知していますか
□
7 段差のある箇所や滑りやすい場所などに注意を促す標識をつけていますか
□
8 ポケットに手を入れたまま歩くことを禁止していますか
□
9 ストレッチ体操や転倒予防のための運動を取り入れていますか
□
手出し災害の
設備的対策・管理的対策
設備的対策
「はさまれ・巻き込まれ災害」に限らず、
まず、
設備的対策
を行うことが重要
本質安全化
評価手法
⇒
リスクアセスメント
管理的対策
設備的対策を施した機械を使用中でも、
人的要因
による労働災害(ヒューマンエラ-)
⇒ ヒューマンエラーを分析、評価。
A
安全確保行動
C 意図的
危険敢行行動
D 無意図的
危険敢行行動
B 限定的
安全確保行動
○
敏感
×
鈍感
危険敢行性
敢行性が高け
れば、危険を
感じていても
敢えてその危
険を受け入れ
る傾向が強い
敢行性が低け
れば感じ取っ
た危険を避け
る傾向が強い
○
回避
×
敢行
危険感受性と、危険敢行性
危険感受性は高いが、危険敢行するケース
45
労働災害
が発生!
①
②
③
④
ヒューマンエラーと、災害の背景要因
人間は、ミスをする動物である。 (ヒューマンエラーは結果である)
通常は フェーズⅡを保ち、必要に応じて フェーズⅢに切り替える。
4M(マン、マシン、メディア、マネジメント)の背景要因を取り除く。
非定常作業時の留意事項
機械の調整、異物の除去、清掃、洗浄などを行う
ときは、機械の運転を停止すること。
『止める、呼ぶ、待つ』⇒責任者の指示を受ける。
2人作業は、意思の疎通が不十分で災害になる
ことも。合図の統一、相互の確認を。
4S(整理、整頓、清掃、清潔) は、安全の基本。
環境要因が、非定常作業に影響を及ぼすことも。
まとめ 管理者に求められるもの
安全や、生産の到達すべき目標を定めるため、職場に
潜在する課題を徹底的に発掘する。
部下の特性を把握する。
(プライバシーに影響ない範囲で)
安全管理上も、人間関係を良好にするためにも重要。
部下全員に、安全の役割を分担させる。それを通じて、
参加意識が醸成される。
指示事項が実施され、職場で決めたことを守らせるため
創意工夫して誘導する。【LEADER:聞く、説明する、
助ける、話し合う、評価する、責任をとる】
熱中症の予防対策
STOP!熱中症クールワークキャンペーン
安全の指標
p111~
熱中症による死亡災害
平成28年6月発生
(清掃業 長浜市 50代男性)
草刈作業等を行っていた労働者が、作業後嘔吐
し、救急搬送されたが、翌々日に死亡した。熱中症
を発症したものと推定される。
作業当日のWBGT値(暑さ指数)は、最大で
28.4℃(午後2時)であった。
体温の調節
体温調節中枢
⇒ 視床下部視索前野
視床下部は、設定体温(Setpoint)と
なるように
熱産生
/
放散
のバランスを
とっている。
熱産生
熱放散
設定体温
Setpoint
37.0℃
発熱と高体温のちがい
設定
温度
高体温
発熱
通常
設定
温度
設定
温度
体温
体温
体温
熱産生
/
熱放散
熱産生
脂肪組織 筋組織より
安静時 100kcal/h
⇒熱放散が無ければ、
体温は1.1℃/h上昇
熱放散
①→④の順に効果
①発散
発汗 ⇒ ※
湿度75%以上では無効
②放熱
赤外線放射
③伝導
直接熱移動
④対流
空気への熱移動
発汗1リットルは、580kcal喪失に相当
熱中症(症状の進行)
高温中の作業
Heat stress
熱暴露
高温に対する急性反応
熱ショック応答
末梢血管拡張
腸管血管収縮
活性酸素・活性化窒素
腸管の透過性亢進
過剰急性反応
温度調節機能障害/呼吸循環障害/中枢神経障害
エンドトキシン血症
温度調節反応
腸粘膜障害による 内毒素放出 虚血状態となる 高熱被爆に対応して 細胞が示す応答Bouchama AB,N EnglJ Med, 2002;346: 1978-1988
腸管から不要物質 の血中流入