Artist Transport
ユーザーガイド
EuControl v2.6
ご利用にあたって
このマニュアルは著作権で保護されています。©2011 by Avid Technology, Inc. このマニュアルのすべてまたは一部を許可なく複製することは法律で禁じられています。
003、96 I/O、96i I/O、192 Digital I/O、192 I/O、888|24 I/O、882|20 I/O、
1622 I/O、24-Bit ADAT Bridge I/O、AudioSuite、Avid、Avid DNA、Avid Mojo、
Avid Unity、Avid Unity ISIS、Avid Xpress、AVoption、Axiom、Beat Detective、
Bomb Factory、Bruno、C|24、Command|8、Control|24、D-Command、D-Control、
D-Fi、D-fx、D-Show、D-Verb、DAE、Digi 002、DigiBase、DigiDelivery、Digidesign、
Digidesign Audio Engine、Digidesign Intelligent Noise Reduction、Digidesign
TDM Bus、DigiDrive、DigiRack、DigiTest、DigiTranslator、DINR、DV Toolkit、
EditPack、Eleven、EUCON、HD Core、HD Process、Hybrid、Impact、Interplay、
LoFi、M-Audio、MachineControl、Maxim、Mbox、MediaComposer、MIDI I/O、
MIX、MultiShell、Nitris、OMF、OMF Interchange、PRE、ProControl、Pro Tools
M-Powered、Pro Tools、Pro Tools|HD、Pro Tools LE、QuickPunch、Recti-Fi、
Reel Tape、Reso、Reverb One、ReVibe、RTAS、Sibelius、Smack!、SoundReplacer、
Sound Designer II、Strike、Structure、SYNC HD、SYNC I/O、Synchronic、
TL Aggro、TL AutoPan、TL Drum Rehab、TL Everyphase、TL Fauxlder、TL In Tune、
TL MasterMeter、TL Metro、TL Space、TL Utilities、Transfuser、Trillium Lane
Labs、Vari-Fi、Velvet、X-Form、XMONは、Avid Technology, Inc.の商標または 登録商標です。Xpand!は、米国特許商標庁に登録されています。文中に記載されている 商標はすべて、各所有者に帰属します。
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Guide Part Number 9329-65086-01 REV A 05/11
マニュアルに対するご意見・ご感想
Avidは常にマニュアルの品質の向上に努めています。弊社マニュアルに関するご意見また はご感想は、[email protected]まで電子メールにてお送りください。
目次
iii
第
1
章 はじめに
. . . 1
同梱内容. . . 1
システム要件と互換性. . . 2
登録. . . 2
このマニュアルについて. . . 2
www.avid.com
について. . . 3
第
2
章 セットアップとインストール
. . . 5
パッケージから出してArtist Transport
を準備する. . . 5
ソフトウェアとハードウェアをインストールする. . . 6
第
3
章
Artist Transport
の操作
. . . 11
基本操作. . . 12
POWER. . . 12
SHOW
キー. . . 12
ソフトキー. . . 13
トランスポート・キー. . . 13
テンキー. . . 14
ジョグホイールおよびシャトルリング. . . 14
Application/Workstation
キー. . . 15
SHIFT
キー. . . 16
一般的なタスク. . . 16
第
4
章 ソフトキー
. . . 19
コマンド・タイプ. . . 22
第
5
章
EuControl
. . . 27
Surfaces . . . 27
Workstations . . . 29
General. . . 30
Preferences . . . 31
Assign. . . 32
Layouts. . . 33
Soft Keys . . . 33
第
6
章
IP
アドレスを設定する
. . . 35
付録
A
コンプライアンス情報
. . . 37
環境コンプライアンス. . . 37
EMC
(電磁コンプライアンス). . . 37
目次
Artist Transport
ユーザーガイド第
1
章:はじめに1
第
1
章:
はじめに
Artist Control、Artist Mix、およびArtist Transportは、メディア・コントローラーのArtistシリーズ・ファミリーを構成しています。このシリーズは、 100Mbs Ethernet EuCon™ 接続を使用して、ワークステーション・コンピューターで動作するオーディオ/ビデオ・アプリケーションをコントロール します。EuConは、高速通信プロトコルであり、事実上すべてのアプリケーション機能をコントロールすることができます。
Artistシリーズのメディア・コントローラーは、それぞれがスタンドアロンのデバイスとして動作します。1台のArtist Controlか1台のArtist Transport、またはその両方と、最大4台のArtist Mixを連結すれば、大型のコントロール・サーフェスを構成することもできます。Artistシリーズ・ メディア・コントローラーは、MC Pro と System 5-MC から、多くの機能を受け継いでいます。
Artist Transportは、2つのタイプのアプリケーションをサポートします:
• EuCon対応アプリケーション(Pro Tools™ 9.0以降、Cubase、Logic Pro、Nuendo、Final Cut Pro等)は、EuConプロトコルに直接対 応します。これらのソフトウエアは、最高レベルの統合性、高解像度のコントロール、高速接続を提供します。
• Mackie ControlまたはHUIをサポートするEuCon非対応アプリケーション(Live、Reason、Pro Tools 8.x以前等)では、多くの機能を使用
可能ですが、EuCon 対応アプリケーションに比べて、統合性は低くなっています。
Artist Transport は、HUI またはMackie Control に非対応かつEuCon非対応のアプリケーションでも EuCon のキーストローク・コマンドを送 信して、いくつかの機能を提供します。
EuControl
ソフトウェア
EuControlソフトウエア・アプリケーションは、ネットワーク上にあるすべてのArtistシリーズ・メディア・コントローラーの検索、リンク、通信を 担います。コントロールしたいアプリケーションが動作するコンピューターには、Artistシリーズのコントローラーを使用する前に、EuControlをイ ンストールする必要があります。同梱内容
• Artist Transport、高さ調節ブラケット付き • EuControlソフトウェア・インストール・ディスク • Ethernetクロスオーバー・ケーブル • 電源 • Artist Transportクイック・セットアップ • オンライン登録カードArtist Transport
ユーザーガイド2
システム要件と互換性
Avidは、動作検証が行われたハードウェアおよびソフトウェアに対してのみ、互換性を保証し、サポートを提供しております。 互換性情報、ダウンロード、およびArtistシリーズのサポートについて詳しくは以下にアクセスください: www.avid.com/artistsupport登録
同封の登録情報カードをご覧になり、手順に従ってオンラインで購入情報をご登録ください。ご登録いただきますと、以下が受けられます: • テクニカル・サポート情報 • ソフトウェアアップデートおよびアップグレードの通知 • ハードウェア保証情報このマニュアルについて
本ガイドで使用される表記規則
本書では、メニュー・アイテムの選び方やマウスの操作方法を簡略化するために、以下のような方法で表記しています: 画面に表示されるコマンド、オプション、設定の名前は、フォントが異なります。 以下の記号は重要な情報を示すために使用します: 表記法 アクション [File
]>
[Save
] [ファイル]メニューから[保存]を選択するControl+N
Control
キーを押しながらN
キーを押Control-
クリックControl
キーを押しながらクリックする 右クリック 右側のマウス・ボタンをクリックする システムを最大限に活用するために役立つヒントです。 データやシステムのパフォーマンスに影響する情報が含まれます。 キーボードやマウスを使ったショートカットを紹介します。 このガイドおよび他のガイドの関連セクションを示しています。第
1
章:はじめに3
Artist
シリーズ・ユニットのハードウェア・キーArtistシリーズのハードウェアのキーの名前は太字で記載されています(例:
SEL
)。Artistシリーズ・ハードウェアの
SHIFT
キーは、QWERTYキーボードのシフト・キーと区別するために、太字の大文字(SHIFT
)で表記されています。SHIFT
とSHIFT
ロックArtistシリーズ・ユニットの
SHIFT
キーは、他のキーと組み合わせることで、第1の機能の上に青色で記載されている第2の機能へのアクセスに使用さ れます。Artist Transportでは、SHIFT
キーは、右下に1つ配置されています。Artist ControlとArtist Mixのどちらにも、下左右に2つのSHIFT
キーが配置されています。 以下の用語は、SHIFT
機能の説明に使用されます。 例: •「SHIFTキーを押したまま、AUXキーを押します」 は、次のように表記されます •「SHIFT+AUX/GROUP
を押します」ガイドの使用方法
Acrobat PDF版マニュアルは、オンライン・リソースとして活用できます。PDFの便利な機能: • 左側のブックマークは、常時表示される目次として役立ちます。見出しをクリックすると、そのページへ移動します。[+
]をクリックして開くと、 小見出しが表示されます。[–
]をクリックすると、小見出しが隠れます。 • 目次は、各ページへリンクしています。「手のひら」カーソルを選択して見出しの上に移動すると、「指」のマークに変わります。クリックするとそ の項目のページに移動します。 • すべての相互参照は、互いにリンクしています。「手のひら」カーソルを参照の上に移動すると「指」のマークに変わり、クリックすると参照先に 移動します。 • 編集メニューから検索アイテムを選択して、項目を検索します。www.avid.com
について
Avid Webサイト(www.avid.com)は、お使いのシステムを最大限に活用するヒント満載のオンライン情報源です。利用可能なサービスと機能の一 部を以下に紹介します。 製品登録購入した製品をオンラインで登録できます。 サポートとダウンロードAvidカスタマー・サクセス(テクニカル・サポート)にアクセスすると、ソフトウェアのアップデートや最新版のオンライン・ マニュアルのダウンロード、システム要件の互換性ガイドの閲覧、オンライン・ナレッジベースの検索、そしてユーザー・フォーラムから世界規模の Avidコミュニティへの参加が可能です。 トレーニングと教育オンライン・コースを活用した学習、Avidトレーニング・センターで実施される授業について検索することができます。 製品と開発者Avid製品に関する情報;ソフトウェアのデモ版のダウンロード、デベロップメント・パートナーとそのプラグイン、アプリケーション、 ハードウェアに関する情報をご覧いただけます。
ニュースとイベント「ニュース」には、Avidからの最新のお知らせを掲載しています。「イベント」では、Pro Toolsデモンストレーションへの参加申 込ができます。
Artist Transport
ユーザーガイド第
2
章:セットアップとインストール5
第
2
章:
セットアップとインストール
パッケージから出して
Artist Transport
を準備する
Artist Transport、電源アダプター、インストールディスク、Ethenetクロスオーバー・ケーブル、高さ調節ブラケットを箱から取り出します。 Artist Transportは、ユニットの底にある小さな折りたたみ式の足を使って、または、高さ調節ブラケットを取りつけて、高さを上げたり、角度を付け たりすることができます。いずれの場合も、Artist Transportを裏返す必要があるので、ケーブルを接続する前に行う方が簡単です。 本体を裏返して、表面が柔らかい場所に置いてください。4本の小さな折り畳み式の足を引き出すと、ユニットが少し上がります。後ろの2足だけを引 き出せば、手前に少し傾きます。足と同じ部分から金属クリップを引き出し、足にはめ込みます。 2つの大きめの取り外し式高さ調整ブラケットは、折りたたみ式の足よりも、ユニットの高さを上げ、角度を付けます。これらを底面パネルに優しくは め込みます。
Artist Transport
ユーザーガイド6
ソフトウェアとハードウェアをインストールする
Artistシリーズ・メディア・コントローラーを使用する前に、EuControlソフトウェアをインストールする必要があります。Artist
シリーズ・メディア・コントローラー用にEuControl
ソフトウェアをインストールするには: 1以下のいずれかの操作を行います: • www.avid.com/artistsupportから、お使いのコンピューターに対応するEuControlインストーラーをダウンロードします。ダウンロード後、 インストーラー(Windowsでは.ZIP、Macでは.dmg)を解凍してください。または
• コンピューターにインストーラー・ディスクを挿入します。
2 EuControlのインストーラー・アプリケーションをダブルクリックします。
3画面上の手順に従って、インストールを完了します。
4インストールが完了したら、[終了](Mac)または[完了](Windows)をクリックします。EuControlが自動的に起動します。起動中は、EuControl のアイコンが表示されます: • Macでは、アイコンはメニューバーに表示されます。 • Windowsでは、アイコンはシステムトレイに(システムトレイにアイコンを常時表示するように設定していない場合は、下部ツールに他の隠しア イコンと一緒に)表示されます。 5コンピューターをシャット・ダウンします。 6電源からDC出力ケーブルを、Artist Transportの背面左側にあるDC Inに差し込みます。 EuControl最新版のダウンロードを促す画面が表示されたら、画面の指示に従います。 メニューバーの
EuControl
アイコン(Mac
) 電源プラグを接続する DC In 15 V第
2
章:セットアップとインストール7
7 Ethernetクロスオーバー・ケーブルの片方を、Artist Transportの背面にあるEthernet端子に接続します。8 Ethernetクロスオーバー・ケーブルのもう一方を、コンピューター、ルーター、Ethernetスイッチの開いているEthernet端子へ接続します。
• コンピューターに直接接続する場合は、インターネット用のケーブルを外す必要があるかもしれませんので、ご注意ください。Ethernetポートが
2つあるMacでは、Ethernet2ではなく、Ethernet1を使用してください。
• Artistシリーズ・ユニット(Artist Transport等)を追加接続する、またはLANへユニットを接続するには、Ethernetルーターやスイッチが必 要です。
9ルーターの電源を入れてから(必要な場合)、コンピューターを起動し、コンピューターが完全に起動するまで待ちます。
Ethernet
ケーブルと背面の端子コンピューターに直接接続した
Artist Transport
Ethernet
ルーター(またはスイッチ)経由でコンピューターへ接続されたArtist Mix
と1
台のArtist Transport
SOLO
Artist Transport
ユーザーガイド8
10 Artist Transportの
POWER
スイッチを押して放します。お使いのOSによって、以下の手順に従います:Mac
60秒間待ちます。メニューバーのEuControlアイコンが光っていれば、正しくインストールされています。Windows
60秒間待ちます。EuControlアイコンがシステムトレイ(システムトレイにアイコンを全表示するように設定していない場合は、隠れアイコン) に表示されます。 11 EuControlアイコンが表示されない場合、以下を行います: • Artist Transportとコンピューターを終了します。10秒間待って、ルーターまたはスイッチ(必要な場合)の電源を入れ、次に、コンピューター を起動して、完全に起動するまで待ちます。Artist Transportを起動します。• 2002年以前のMacで、Ethernetルーターまたはスイッチを使用する場合、Ethernetクロスオーバー・ケーブルではなく、Ethernetストレー ト・スルー・ケーブルを購入して使用する必要があります。
• www.avid.com/artistsupportへアクセスして、最新のトラブルシューティング情報をご確認ください。
12使用するアプリケーション(Pro Tools等)を起動して、セッションを開きます。
13そのアプリケーションとArtist Transportの設定について詳しくは、『EuConアプリケーション・セットアップ・ガイド』をご参照ください。
Mac
のEuControl
アイコン第
2
章:セットアップとインストール9
ファームウェアを更新する
ウェブから最新版のEuControlソフトウェアをダウンロードした場合、Artistシリーズ・コントローラーでファームウェアの更新が必要な場合があります。
1メニュー・バーにあるEuControlアイコンをクリックして、[
EuControl Settings
](Mac)、またはシステムトレイの緑のアイコン(または隠れア イコン、Windows)をダブルクリックします。2 EuControlで[
Surfaces
]タブを選択します。3[
My Surfaces
]リストから各Artistメディア・コントローラーを選択します(複数デバイスの選択は、Shift-クリック)。4[
Update Firmware
]をクリックして、ファームウェアを更新します。「ファームウェアは最新である」というメッセージが表示された場合は、更新の 必要はありません。5 EuControlダイアログの指示に従います。
Artist Transport
ユーザーガイド第
3
章:Artist Transport
の操作11
第
3
章:
Artist Transport
の操作
Artist Transportは、さまざまなアプリケーションをコントロールできます。ほとんどのコントロールは、必要に応じてプログラム可能です。多くのア プリケーションは、Artist Transportのコントロールに割り当てられた機能をすでに持っています。 1ディスプレイ 2ソフトキー 3トランスポート・キー 4ジョグホイール 5 Application/Workstationキー 6電源スイッチ 7テンキー 8シャトルリング 9SHIFT
キーArtist Transport
のディスプレイとコントロール Artist Transport7
8
4
2
9
6
5
1
3
Artist Transport
ユーザーガイド12
基本操作
Artist Transportで最も重要なコントロールは、ジョグホイールおよびシャトルリングです。ジョグホイールおよびシャトルリングは、通常、セッショ ンやプロジェクトのタイムラインをゆっくりまたは左右に移動しますが、他の機能を割り当てることもできます。 6つの割り当て可能な専用ソフトキーに加え、テンキーおよびTransoport Controlも追加のソフトキーとして割り当てて使用することができます。 すべてのホイール、リング、キーの割り当ては、使用するアプリケーションの[Application Set]に保存されます。ほとんどのアプリケーションには、一般的なタスクをサポートするデフォルトの[Application Set]が含まれています。これらを土台にし変更を加えて、独自の[Application Set]を作 ることも可能です。また、いつでもデフォルトの[Application Set]に戻せます。 最上位のアプリケーション(フォアグラウンドとインフォーカスとも呼ばれます)は: • マウス・コマンドおよびキーストロークを受け付ける • Artist Transportにコントロールされる • Artist Transportのサーフェス割り当てを決定する
POWER
デバイスは、POWER
キーを押すまたは放して電源をオン・オフします。SHOW
キー
Artist Transportのキーには、さまざまな機能を割り当てることができます。
SHOW
キーにより、キーの割り当てを見ることができます。SHOW
キーを使う1
SHOW
キーを抑え続けます。2他のキーを押します。
キーの機能名が、Artist TransportのディスプレイおよびEuControlにあるキーのイメージの上に表示されます。
SHOW
キーをロックする
SHOW
キーをロックすれば、SHOW
キーを抑え続けることなく、複数のキー機能を閲覧することができます。SHOW
キーをロックするには: 1SHOW
キーをすばやく押して放し、次に割り当てを表示するキーを押します。そのまま、続けて閲覧します。 2終了したら、再びSHOW
キーをすばやく押して放せば、通常に戻ります。SHOW
キー第
3
章:Artist Transport
の操作13
ソフトキー
ソフトキーはデフォルトでそれぞれのアプリケーションに合わせてプログラムされています。SHIFT
キーを押さえたままソフトキーを押すと、6つの追 加機能へアクセスできます。 ソフトキーは、それぞれのアプリケーションで、新たに割り当てることができます。プログラムの方法については、第4章「ソフトキー」をご覧ください。 ソフトキーはアクティブな状態になると、黄色のLEDが点灯します。トランスポート・キー
トランスポート・キーはデフォルトでそれぞれのアプリケーションに合わせてプログラムされています。最上位のアプリケーションが、現在のトランス ポート・キーの割り当てを決定します。最上位(フォーカスされた)アプリケーションは、EuControlへ切り替える直前に使用していたアプリケーショ ンです。7つのトランスポート・キーは、SHIFT
キーを抑えたまま押すと、7つの追加機能へアクセスできます。 トランスポート・キーは、それぞれのアプリケーションで、新たに割り当てることができます。プログラムの方法については、第4章「ソフトキー」をご 覧ください。 それぞれのトランスポート・キーは、2色のLEDで点灯して、異なる機能を表します。両端2個ずつのキーは、黄色または赤色に点灯します。中央の3つ のキーは、黄色または緑色に点灯します。デフォルト割り当ては、アプリケーション固有であり、業界協定に従っています。 ソフトキー トランスポート・キーArtist Transport
ユーザーガイド14
テンキー
テンキーからアプリケーションへ数値入力することができます。テンキーのキーを押して、文字を入力します。SHIFT
キーを抑えると、別の機能へアク セスできます。テンキーをプログラムして、他の機能を提供することができます。その場合、数値入力機能を、上書きします。キーをプログラムする方 法については、第4章「ソフトキー」をご覧ください。ジョグホイールおよびシャトルリング
ジョグホイールとシャトルリングのコントロールは、似ていますが、重要な違いがあります: • ジョグホイールは、ホイールを回す幅に比例して、コントロールするパラメーターを変更します。ジョグホイールの動きを止めると、パラメーター の変更も止まります。 • シャトルリングは、位置によって決定する率で、コントロールするパラメーターを変更します。シャトルリングを回せば回すほど、パラメーターの 変更速度は早くなります。位置を固定すると、パラメーターは定率で変更し続けます。シャトルリングは、手を放すと自動的に中央の位置へ戻り、 パラメーターの変更も止まります。 ジョグホイールとシャトルリングは両方とも、左右いずれの方向へも回転します。ジョグホイール
ジョグホイールは通常、以下のコントロールに使用されます: • タイムライン内のカーソルの位置 • 水平または垂直方向のズーム • クリップまたは領域の編集 テンキー ジョグホイール(1
)およびシャトルリング(2
)1
2
第
3
章:Artist Transport
の操作15
アプリケーションによっては、ジョグホイールを割り当て可能なノブとして使用することができます。カーソルを重ねて、フェーダー、パンノブ、プラ グイン等、さまざまなコントロールの値をジョグホイールを使って調整することができます(CubaseまたはNuendo)。Logic Pro等、その他のアプ リケーションでは、コントロール上でマウスをクリックして調整します。
ジョグホイールは、特定のアプリケーション(Studio Monito、Express、Cubase、Nuendo等)のコントロール・ルーム・ボリュームの調整にも 使用できます。 ジョグホイールをプログラムして、アプリケーションへキーストロークを入力するCustom Commandを生成することができます。23 ページの「カスタ ム・ジョグ・コマンド」をご参照ください。 すべてのホイール機能(ポジショニング、ズーム、トリミング、割り当て可能なノブ、コントロール・ルーム・ボリューム、カスタム等)は、割り当て 可能なキーを押すと、実行開始します。
シャトルリング
シャトルリングで、セッションまたはプロジェクトのタイムラインを左右に移動することができます。回せば回すほど、速く移動します。シャトルリン グに他の機能を割り当てることも可能です。詳細は、第4章「ソフトキー」をご参照ください。Application/Workstation
キー
Application/Workstation
キーは、Artist Transportのフォーカスを最近使用した2つのアプリケーション間、または、起動しているすべてのアプリケーションを順番に切り替えます。このキーにより、Artist Transportで、2台目のコンピューター(このガイドでは、ワークステーションと表記) をコントロールすることができます。 起動中の最近使用した
2
つのアプリケーション間で切り替えるには: Application/Workstation
キーを押します。 起動中のすべてのアプリケーション間で順番に切り替える: Application/Workstation
キーを抑えて、いずれかの方向にジョグホイールを回します。 異なるコンピューター上のアプリケーションをコントロールするには: 1 EuControlソフトウェアを使用して、切り替えるワークステーションのリストを作成します。2
SHIFT
キーを抑えたまま、Application/Workstation
キーを押してArtist Transportを他のワークステーションへ接続します。2台目のワーク ステーションを接続している間、コンピューターのキーボードとマウスが元々のシステムではなくワークステーションをコントロールするように設定で きます。プログラム可能なこれらの機能を
EuControl
で設定する方法および設定が可能なアプリケーションについては、第4
章「ソフトキー」をご覧ください。Application/Workstation
キー詳しくは、29 ページの「Workstations」をご覧ください。
Artist Transport
ユーザーガイド16
SHIFT
キー
2番目の機能が割り当てられている場合、
SHIFT
キーにより、二番目の機能にアクセスすることができます。SHIFT
キーを押さえたまま他のキーを押して、2番目の機能にアクセスします。
SHIFT
キーをSHOW
キーと併用して、2番目の機能を表示することができます。これは、3つのキーを押さえる必要があるため、SHOW
キー(12 ページの 「SHOWキーをロックする」参照)またはSHIFT
キー(16 ページの「Shiftキーをロックする」参照)をロックすると便利です。Shift
キーをロックする
SHIFT
キーをロックして、シフト・キーを抑え続けることなく、複数のセカンド・キーへアクセスすることができます。 1SHIFT
キーをすばやく押して放し、他のキーを押して2番目の機能にアクセスします。そのまま、必要なだけ続けます。 2SHIFT
キーをすばやく押して放して、通常操作に戻します。Artist Transportと同じEuControlに他のArtistシリーズ・メディア・コントローラーが接続されている場合、2つの
SHIFT
キーを同時に押すこと により、SHIFT
キーをロックすることができます。異なるデバイスのSHIFTキーでも可能です。いずれかのデバイスのSHIFT
キーをすばやく押して放 すと、ロックは解除されます。詳しくは、28 ページの「My Surfaces」をご覧ください。一般的なタスク
以下では、Artist Transportで実行可能な一般的なタスクを紹介します。
Show
キー
Artist Transportのキーには、さまざまな機能を割り当てることができます。Showキーにより、キーの割り当てを見ることができます:
1
SHOW
キーを抑え続けます。2
SHOW
キーのすぐ横にある6つのソフトキー等、他のキーを押します。キーの機能は、Artist TransportのディスプレイとEuControlに表示されます。ジョグホイール
1SHOW
キーを押したまま、一番左側のソフトキーを押します。 2Jog
がディスプレイに表示されます。アプリケーションがジョグ機能に対応していない場合は、表示されません。 3SHOW
キーと一番左のソフトキーを放します。 4一番左のソフトキーを押して、ジョグホイールを回してタイムライン上を移動します。 5一番左のソフトキーが点灯して、ジョグホイールがジョグ機能をコントロールしていることを表示します。 ソフトキーとSHOW
キー キーに機能を割り当てる方法については、第4章「ソフトキー」をご覧ください。第
3
章:Artist Transport
の操作17
トランスポート・キー
ほとんどのアプリケーションは、トランスポート・キーに以下のデフォルトの割り当てを使用していますが、キーはすべて再プログラム可能です。 ビデオ・アプリケーションとSoundtrack Pro
1
逆方向再生2
停止3
再生 オーディオ・アプリケーション1
巻戻し2
早送り3
停止4
再生5
録音 ビデオ・アプリケーション用デフォルトのトランスポート・キー割り当て オーディオ・アプリケーション用デフォルトのトランスポート・キー割り当て2
3
1
2
3
1
4
5
Artist Transport
ユーザーガイド第
4
章:ソフトキー19
第
4
章:
ソフトキー
EuControlソフトウェアの[Soft Keys]タブは、Artist Transportソフトキーの割り当てをコントロールします。
ウィンドウの左上にリスト表示されるアプリケーションは、以下の理由からフォーカスされます: • Artist Transportにコントロールされる
および
• コンピューターのキー・ストロークとマウス動作を受け取る。
Artist Transportは、独自のソフトキー割り当てを持つさまざまなアプリケーションをコントロールできます。Artist Transportは、フォーカス中の
アプリケーションの変化にダイナミックに対応するため、最初はEuControlでソフトキーの割り当てが変化し、驚くかもしません。割り当てを呼び戻
すには、目的のアプリケーションにフォーカスを戻し、それからEuControlへ切り替えます。アプリケーション保存されていないソフトキーの変更は、
フォーカスが変更されても、アプリケーションを終了するまで保持されるとはいえ、頻繁に保存することをお勧めします。
ソフトキーの割り当ては、各アプリケーションの[Application Set]に保存されます。[
Save
]、[Restore
]、[Revert
]を使用する前に、必ず、アプリ ケーションがフォーカスされていることを確認してください。Save
[
Save
]をクリックすると、[Application Set]を保存することができます。しかし、[Save
]をクリックしなくても、EuControlを終了するまで、 ソフトキー割り当ての変更は、維持されます。終了時には、保存を促されます。Revert
[
Revert
]をクリックすると、最後に保存した[Application Set]に戻ります。最後にSaveコマンドを実行した時点、または、EuControlを最後に 起動した時点以降に行った変更はすべて破棄されます。EuControl Settings
、[Soft Keys
]タブEuControlでアプリケーションの割り当てを編集するには、EuControlへ切り替える直前に、そのアプリケーションが最上位になっている 必要があります。
Artist Transport
ユーザーガイド20
Restore
[
Restore
]をクリックすると、ソフトキーの割り当てがデフォルト状態に戻ります。セクション
[
Section
]ポップアップメニューをクリックすると、割り当てるArtist Transport のセクションが選べます。Artist Transportのセクションには、[
Numpad
]、[Soft Keys
]、[Wheel
]があります。Shift
SHIFT
キーのレイヤーに、機能を割り当てることができます。[Shift
]チェックボックスをクリックすると、SHIFT
キーの割り当てが表示されます。Soft Key Label
ソフトキーを選択すると(輪郭が黄色でハイライトされます)、テキスト・フィールドにラベルを入力できるようになります。
Layout
[
Layout
]ポップアップメニューからは、[Text Only
]、[Icon Only
]、[Text and Icon
]が選べます。Icon
[Icon
]ボタンをクリックすると、ダイアログからアイコンが選べます。Font
[Font
]ボタンをクリックすると、ダイアログからフォントが選べます。Color
[Color
]ボタンをクリックすると、選択したキーのダイアログから色が選べます。選択した色は、サーフェスではなく、EuControlのキーの色に使用 されます。 ソフトキーは、有効な状態でのみ黄色く点灯します。それ以外は点灯しません。トランスポート・キーは、それぞれ2色で点灯します。両外側2つのキーは、 黄色または赤色に点灯します。中央の3つのキーは、黄色または緑色に点灯します。別の色が選択されると、サーフェス・キーは使用できる色(黄色/緑ま たは黄色/赤)から一番近い色か、選択された色に近い色がない場合は、黄色をデフォルトとして使います。Clear
[Clear
]ボタンをクリックすると、選択されたキーに割り当てられた機能が削除されます。一度クリアされると、テンキーを除き、選択されたキーは機 能しません。テンキーのキーは、元の数値入力に戻ります(14 ページの「テンキー」参照)。第
4
章:ソフトキー21
Command
ソフトキーを選択し(輪郭が黄色でハイライトされます)、[Command
]をクリックすると、ソフトキーに割り当てられたコマンドを表示または編集で きます。キーのダブルクリックは、コマンド・エディターを開くショートカットです。コマンドのタイプと新しいコマンドの作成について詳しくは、 22 ページの「コマンド・タイプ」をご覧ください。Add
[Add
]をクリックすると、コマンド・タイプが選べます。同じキーに複数のコマンドを加えることで、マクロを作成することができます。コマンド・タ イプについては、22 ページの「コマンド・タイプ」をご覧ください。Delete
[Delete
]をクリックすると、選択されたコマンドが削除されます。Repeat
ソフトキーを抑えたまま、[Repeat
]をクリックすると、コマンドを繰り返すことができます。たとえば、キーが[Nudge]コマンドを実行するとして、[Repeat]が選択されていると、ソフトキーを押さえている間、Nudgeコマンドが連続して実行されます。[Repeat]ダイアログの数値フィールドには、 整数値のみ入力できます。
[Repeat]のコントロールは以下です。
No Repeat
キーはリピートしません(デフォルト設定)。As fast as possible
コンピューターの最大速度でリピートします。[
x
]times per second
毎秒[x]回の速さでキーをリピートします。Once every
[x
]seconds
[x]秒毎にキーをリピートします。Initial delay
[x
]milliseconds
キーをリピートする前に[x]ミリ秒間隔を開けます。([No Repeat
]が選択されていないときのみ有効です。)ソフトキー・コマンド・エディター
Artist Transport
ユーザーガイド22
コマンド・タイプ
Artist Transportは、5種類のEuControlコマンドのうち、
Key
、EUCON
、Wheel
の3種類を使用します(PageおよびMCは、Artist Control とMC Proのみ使用)。Key
キー・コマンドは、メニュー・コマンドや、そのキーに該当するアプリケーション固有のコマンドを実行するときだけでなく、必要に応じて特定の文字 列を挿入するときに使用することができます。
[
Details
]ペインの枠内のテキスト・フィールドにキー・ストロークを入力します。Control、Shift、Opt/Alt、Command/Startの修飾キーと[
Insert Special
]メニューを組み合わせて、キー・コマンドを作成します。EUCON
[Details
]欄の下のEuConコマンド・タイプは、アプリケーションにより異なります。Record
コマンドは、ほとんどの場合、デフォルト・アプリケーション・セットで作成されます。このセクションでは一例として、Recordコマンドを 使用して新しいソフトキーを作成する方法について説明します。以下の例ではLogic Proを使用します。お使いのアプリケーションによって、ダイアロ グの見え方が違う場合があります。Record
コマンドを使って、新しいソフトキーを作成するには:1[Section]ポップアップメニューから[
Soft Keys
]または[Wheel
]を選択します。2目的のソフトキーをダブルクリックします。
3[
Add
]ポップアップメニューから[EuCon
]を選択します。4左の列から[
Transport Controls
]を選択します。EUCONコマンドは、ボタンへ自動的にラベル付けますが、アイコンは選択しません。 5中央の欄から[Record
]を選択します。第
4
章:ソフトキー23
以下の図は、全Recordコマンドを表示しています。ホイール・コマンド
ジョグホイールおよびシャトルリングにホイール・コマンドを追加すると、ジョグおよびシャトル機能以外にも、さまざまなコマンドを割り当てること ができます。これには、必ず2つのステップが必要です: • 目的のホイール・コマンドを選択して、ソフトキーを割り当てます。 • 割り当てたソフトキーを押して、機能を呼び出します。 以下の例では、Logic Proを用いて、手順を説明します(お使いのアプリケーションによって、ダイアログの見え方が違う場合があります)。 カスタム・ジョグ・コマンド ジョグホイールを回し、アプリケーションにキー・ストロークを挿入することができます。この例では、ホイールを左右に回したとき、それぞれ上下の 矢印を挿入します。多くのオーディオ・アプリケーションでは、表示されたトラックをスクロールします。 カスタム・ジョグ・コマンドを作成するには:1[
Section
]ポップアップメニューから[Wheel
]を選択します。[Soft Key Wheel]ウィンドウが開きます。[
Soft Keys
]タブでコマンドを作成する注意:[Save]をクリックすると、ソフトキーの割り当てを上書きしてしまいます。ソフトキーの割り当てを編集前の状態に戻すには、終了時に
[Restore]をクリックします。また、[Revert]をクリックすれば、デフォルトの割り当てに復帰することができます。
Artist Transport
ユーザーガイド24
2[
Jog
]ラベルをダブルクリックします。ジョグホイール・コマンド・エディターが開きます。3[
+
]をクリックして、コマンド名に矢印キーを入力します。下部ポップアップが[Turn Jog Right
]に設定されている点にご注意ください。ジョグ ホイールを左右に回るようプログラムします。4[
Add
]ポップアップメニューから、キー・コマンド・タイプを選択します。5[Insert Special]ポップアップメニューから[
Down Arrow
]を選択します。これで、ジョグホイールを右に回した時のコマンドを割り当てられま した。次に左に回した時のコマンドを割り当てます。6[
Turn Jog Left
]を選択し、[Add
]ポップアップメニューからキー・コマンド・タイプを選択します。 7[Insert Special]ポップアップメニューから[Up Arrow
]を選択します。8ジョグホイール・コマンド・エディターを閉じます。
これで、ホイール・コマンドをプログラムできました。
第
4
章:ソフトキー25
ソフトキーにジョグホイールへ割り当てるには:1[Section]ポップアップメニューから[Soft Keys]を選択します。[Soft Keys]ダイアログが開きます。
2[
Jog
]ソフトキーをダブルクリックします。ソフトキー・コマンド・エディターが開きます。3[
Add
]ポップアップメニューから、ホイール・コマンド・タイプを選択します。4[Wheel]ポップアップメニューから[
Jog
]を選択します。Artist Controlのジョグ(一番下)ではなく、Artist Transportのジョグ(一番上)を選択 していることを確認してください。ラベルの横にあるアイコンで確認できます。5[
Function
]>
[Custom
]>
[arrow keys
]を選択します。6ソフトキー・コマンド・エディターを閉じます。
7[
Jog
]ソフトキーを押して、ジョグホイールをまわし、新しいホイール・コマンドを試してみます。コマンドに合わせてホイール感度を設定するには、30 ページの「Wheel Sensitivity」をご参照ください。
[
Soft Keys
]タブArtist Transport
ユーザーガイド26
割り当て可能なノブ アプリケーションの中には、ジョグホイールでノブやスライダーをコントロールできるものもあります。いくつかのアプリケーションでは、コントロー ルをクリックする必要がありますが、その他では、カーソルを上に持ってくるだけです。 ジョグホイールで、ノブやスライダーをコントロールする1[Section]ポップアップメニューから[
Soft Keys
]を選択します。[Soft Keys]タブが開きます。2[
Jog
]ソフトキーをダブルクリックします。ソフトキー・コマンド・エディターが開きます。3[Wheel]ポップアップメニューから[
Jog
]を選択します。Artist Controlのジョグ(一番下)ではなく、Artist Transportのジョグ(一番上)を選択 していることを確認してください。ラベルの横にあるアイコンで確認できます。4[Function]ポップアップメニューから[
Assignable Knob
]を選択します。以下の図は、[Assignable Knob]ホイール・コマンドを選択した後の [Function]メニューを表しています。5ソフトキー・コマンド・エディターを閉じます。
6[
Jog
]ソフトキーを押して、ジョグホイールで[Assignable Knob]機能を使用します。[
Soft Keys
]タブ第
5
章:EuControl 27
第
5
章:
EuControl
EuControlは、コンピューターを起動すると自動的に起動し、バックグラウンドで実行されます。EuControlは、ネットワーク上にあるすべてのArtist シリーズ・メディア・コントローラーの検索、リンク、通信を担います。
EuControl Settings
にアクセスする
[
EuControl Settings
]ウィンドウを開くには: 以下のいずれかの操作を行います:
• Macでは、タスクバーにあるEuControlアイコンをクリックし、[
EuControl Settings
]を選択します。• Windowsでは、タスクまたはシステムトレイにあるEuControlアイコンをクリックし、[
EuControl Settings
]を選択します。使用されてい ないアイコンは、隠れているアイコン部分に表示されます。1台のワークステーションでは、1つのEuControlのみ動作可能です。しかし、1つのネットワークに複数のワークステーションが存在する場合、各ワー
クステーションでEuControlを動作させることができます。EuControlは、1台のArtist Transport、1台のArtist Control、そして最大4 台の Artist Mixをネットワーク上で接続できます。これらの複数デバイスは、1つの大型コントロール・サーフェスのように連動します。これらのArtistシ
リーズ・メディア・コントローラーは、一度接続されると、接続が切れるまで、他のEuControlが使用することはできません。
タブは、[EuControl Setting]ダイアログの上部に表示される順番に説明します。
Surfaces
[Surfaces]タブは、ネットワーク上にあるすべてのArtistシリーズ・メディア・コントローラーと、EuControlに接続されたArtistメディア・コン トローラーを表示します。
「
Control Unit banks independently
」機能は、Artist Controlでのみ利用可能です。EuControlの機能には、Artist MixとArtist Controlのみに含まれ、Artist Transportには含まれないものがあります。これらについては、 各セクションの冒頭に付記します。
Artist Transport
ユーザーガイド28
All Surfaces
[
All Surfaces
]は、ネットワーク上の全Artistメディア・コントローラーを表示します。薄いグレーで示されるデバイスは、すでに接続されているか、別のワークステーションで動作する他のEuControlに接続されています。いずれの場合も、選択することはできません。
My Surfaces
[
My Surfaces
]は、実行中のEuControlに接続されたArtistシリーズ・メディア・コントローラーを表示します。[My Surfaces]リストの、1台の Artist Control、1台のArtist Transport、そして最大4台までのArtist Mixはリンクされ、単一の大型サーフェスとして表示されることもあります。上から下への順番は、サーフェスの左から右への順番に対応します。一番左のサーフェスは、フェーダー・ストリップ1に割り当てられます。リストの順
番は上下ボタンを使って変更します。
各Artistメディア・コントローラーは、既存の名前をダブルクリックし、新しい名前を入力することにより、名前を変更することができます。
Add
[
Add
]をクリックすると、選択した[All Surfaces]のエントリーが[My Surfaces]に加わります。これで、選択したArtistメディア・コントロー ラーが、EuControlに接続されます。[All Surfaces]から[My Surfaces]へ、Artistメディア・コントローラーをドラッグすることも可能です。 [All Surfaces]にあるすべてのArtistメディア・コントローラーが、いずれかのEuControlに接続している場合、[Add
]は使用できません。Remove
[
Remove
]をクリックして[My Surfaces]から選択したサーフェスを外すと、他のEuControlで使用可能になります。 選択されたサーフェスがない場合は、[Remove
]は使用できません。Automatically Add
[
Automatically Add
]メニューには、終了から開始の間に、格納されたSurfaceへの変更をコントロールする2つの設定があります。All Surfaces
(デフォルト)自宅やスタジオなどで、EuControlを使うのがひとりだけである場合には、この設定が最適です。[All Surfaces]リストを [My Surfaces]へ自動的に加えるため、[My Surfaces]を手作業で編集する必要がなく、簡単です。My Surfaces Only
ネットワーク上に他のEuControlユーザーがいる環境では、便利な設定です。EuControl開始時に、[My Surfaces]リストのサーフェスだけが加えられます。1つのサーフェスは、同時に複数のユーザーで使用できないので、他のユーザーのコントローラーを使用してしまうこ
とはありません。
Update Firmware
新しいバージョンのEuControlをインストールすると、システムのArtist Transport、Artist Control、Artist Mixのファームウェアの更新が必要
になる場合があります。ファームウェアはEuControlに埋め込まれているため、インターネットへの接続は不要です。
ファームウェアを更新するには:
1[
My Surfaces
]リストから各Artistシリーズを選択します(複数デバイスの選択は、Shift-クリック)。2[
Update Firmware
]をクリックして、ファームウェアを更新します。「ファームウェアは最新である」というメッセージが表示された場合は、更新の 必要はありません。 3 EuControlのダイアログボックスの指示に従ってください。 • 必ずArtistメディア・コントローラーを、正常な状態にある電源に接続してください。 • 更新中は、絶対にArtistメディア・コントローラーの電源を切らないでください。また、更新を中断しないでください。 • 各Artistメディア・コントローラーの更新状況は、デバイスとEuControlダイアログに表示されます。Show Info
第
5
章:EuControl 29
Workstations
Artistシリーズ・コントローラーは、2台目のコンピューター(本書ではワークステーションと表記)で実行するアプリケーションもコントロールできます。
[
Workstations
]タブは、WORKSTATION
キーで切り替え可能なワークステーションのリストを作成します。System 5-MC、MC Pro、Artist Controlを含め、EuConソフトウェアが動作する全ワークステーションを、リストすることができます。All Workstations
[
All Workstations
]は、ネットワーク上のEuConが有効な全ワークステーションをリスト表示します。すでに、[My Workstations]リストに含 まれているワークステーションは、灰色で表示されて、選択できません。My Workstations
[
My Workstations
]は、[WORKSTATION
]キーを押して接続可能なワークステーションをリスト表示します。([SHIFT
]+[アプリケーション/
ワークステーション])。他のコンピューターで動作するEuControlに接続されたワークステーションを[My Workstations]リストに加えることができます。ただし、他の
EuControlとの接続が解除されない限り、接続することができません。これにより、[My Workstations]リストを頻繁に編集しなくても、複数の ユーザーでワークステーションを共有することができます。
Add
[
Add
]をクリックすると、[All Workstations]リストから選択したワークステーションを[My Workstations]リストに追加することができます。 すでに[My Workstations]リストに含まれているワークステーションは、選択することができません。Remove
[
Remove
]をクリックすると、[My Workstations]リストから選択したワークステーションを削除することができます。Attach/Detach
[
My Workstations
]リストからワークステーションを選択して、[Attach]をクリックします。ワークステーションの隣の[Attach]欄に、チェックマークが表示され、そのワークステーションが、EuControlのインスタンスに接続されたArtistメディア・コントローラーと通信していることを示します。
選択されたワークステーションがすでに接続されている場合は、[
Detach
]ボタンが表示されます。Artist Transport
ユーザーガイド30
Redirect Keyboard and Mouse Control to Attached External Workstation
コンピューターのキーボードとマウスで、外部ワークステーションをもう1台コントロールすることができます。このオプションを選択して、接続した
ワークステーションへ、キーボードとマウスのコントロールを切り替えます。切り替えると、キーボードとマウスは、プライマリ・ワークステーション をコントロールできなくなりますので、ご注意ください。
MacではControl+Option+\、WindowsではControl+Alt+\ を押して、1台目と2台目のワークステーションの間でコントロールを切り替えるこ とができます。
[
Redirect Keyboard and Mouse Control to Attached External Workstation
]オプションは、[My Workstations]リストへワークステーションを追加する前に、チェックする必要があります。ワークステーションに追加してからONに切り替えても、オプションは有効になりません。オプショ
ンにチェックしてから追加されたワークステーションだけが、対象となります。
General
このタブは、Artistシリーズ・コントローラーとアプリケーション・ソフトウェアの連動をコントロールします。
以下の機能は、Artist MixおよびArtist Controlに含まれます。Artist Transportには含まれません: • Workstation tracks knob set changes
• Open plug-ins on workstation when editing • Close plug-ins on workstation when editing • Select by Touch
• Auto-bank to selected track • Display track numbers on surface • Solo Mode
上記機能の詳細は、『Artist Mixユーザーガイド』または『Artist Controlユーザーガイド』をご覧ください。
Wheel Sensitivity
ジョグホイールとシャトル・リングの感度は、[Wheel Sensitivityスライダー]で、精密に調整できます。上2つのスライダーはArtist Transport用、 一番下のスライダーは、Artist Controlのジョグホイール用です。
各スライダーのデフォルト位置は中央です。スライダーをクリック&ドラッグして、右へ移動すると反応は速くなり、左へ移動すると反応が遅くなり、
詳細な調整が可能になります。[
Reset
]ボタンをクリックすると、デフォルト位置へ戻ります。第
5
章:EuControl 31
現在フォーカスされているアプリケーション([Wheel Sensitivity]を調整することによって影響を受けるアプリケーション)の名前は、スライダー
の上に表示されます。コントロールが特定のアプリケーションにロックされていると、アプリケーションが調整されるにつれ、ディスプレイはそれをリ ストし、特定します。ロックについて詳しくは、32 ページの「Lock to Application」をご覧ください。
Globa/ Application Specific
[
Global
]オプションをクリックし有効にすると、現在のアプリケーションに関わらず、単一の[Wheel Sensitivity]を適用することができます。[
Application Specific
]オプションをクリックし有効にすると、使用中のアプリケーション特有の[Wheel Sensitivity]を設定することができます。 設定を保存するには、ほかのアプリケーションに切り替え、[EuControl Settings
]>
[General
]を開き、その環境に対する[Wheel Sensitivity] スライダーを調整します。Preferences
以下の機能は、Artist MixおよびArtist Controlに含まれます。Artist Transportには含まれません:
• フットスイッチ
• Artist Control Display
上記機能の詳細は、『Artist Mixユーザーガイド』または『Artist Controlユーザーガイド』をご覧ください。
Artist Mix, Artist Transport, and Artist Color Display Screen Dim Time
スライダーをドラッグして、システムのArtist MixおよびArtist Transportのディスプレイ・スクリーンが1/2の照度に落ちるまでのアクティブでな い時間の長さを設定します。
Artist Transport
ユーザーガイド32
Assign
[Assign]タブは、Artist MixおよびArtist Controlのストリップへどのようにトラックを割り当てるかを管理します。デフォルトで、トラックは自
動的に4つのバンクに割り当てられます。
以下の機能は、Artist MixおよびArtist Controlに含まれます。Artist Transportには含まれません: • Display application’s track numbers
• Clear All Assignments • Monitor and Control Room
上記機能の詳細は、『Artist Mixユーザーガイド』または『Artist Controlユーザーガイド』をご覧ください。
Lock to Application
この機能は、トランスポート・コントロールおよび全サーフェスを、アプリケーションがアクティブでない場合にも、ダイアログボックスの左上に表示 されたアプリケーションへロックします。また、ロックの対象となったアプリケーションは、EuControlの[
Wheel Sensitivity
]設定を調整するこ とにより、影響を受ける唯一のアプリケーションでもあります。Entire Surface
このチェックボックスを選択すると、リンクするすべてのArtistメディア・コントローラーのサーフェスを含め、サーフェス全体をリ ストされたアプリケーションへロックします。Transport
このチェックボックスを選択すると、Artist TransportおよびArtist Controlのトランスポート・コントロールをリストされたアプリケー ションへロックします。選択されると、ジョグホイールやシャトルホイールを含め、すべてのトランスポート・コントロールがロックされます。Monitor and Control Room
このチェックボックスを選択すると、モニターとコントロールルーム・コントロールをリストされたアプリケーション にロックします。[
Assign
]タブホイ ー ルの 感度 は、Artist Transportない しArtist Controlの[General]タブ で調 整 する こと が でき ます。30 ペ ージ の「Wheel Sensitivity」をご参照ください。
第
5
章:EuControl 33
Layouts
この機能は、Artist MixおよびArtist Controlに含まれます。Artist Transportには含まれません。『Artist Mixユーザーガイド』または『Artist Controlユーザーガイド』をご参照ください。
Soft Keys
このタブは、6つのSoft Keyだけでなく、Artist Transportの全キー(ジョグホイール、シャトルリング、テンキーを含む)の割り当てとプログラム をコントロールします。
Artist Transport
ユーザーガイド第
6
章:IP
アドレスを設定する35
第
6
章:
IP
アドレスを設定する
ほとんどの場合、Artist Transportユーザーは固定IP(Internet Protocol)アドレスを設定する必要はありませんが、ごくまれに必要となることが あります。その場合は、このセクションの手順に従ってください。
通常、Artist Transportは、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)を使用し、主にルーターからIPアドレスを取得します。Ethernet
ケーブルでコンピューターに直接接続されている場合など、ネットワーク上にDHCPサーバーが見つからないとき、Artist Transportは、リンク・ロー カル・アドレスに戻り、IP アドレスを生成します。これらの方法で取得するIPアドレスを上書きし、Artist Transportが電源が入ると常に使用する固 定IPアドレスを設定することができます。 固定