1
統計と情報処理 第04回 MS-Excel の基礎
表計算ソフトとは
数値データの統計や分析に使用されるソフトウェア。
セルが並んでおり、そのセルにデータを書き込むこと で、表を作成する。
そして、それらのデータを計算・統計・分析できる。
代表的なソフト:Microsoft Office Excle
、OpenOffice.org
この講義では、Microsoft Office Excel
を通じて、表計算ソフトの基礎を勉強します
本日の教材
講義のページ、第04回のその他の欄に、本日使用す る教材があります。 160511.xls
というファイルがありますので、ダウンロードして、デスクトップに保存してください。 基本的な操作
MS-Excel の立ち上げ
ディスクトップのアイコン または左下のスタートメ ニュー から立ち上げます。
ファイルを開く
方法1:
1.
左上の をクリック2. [開く]から開きたいファ
イルを選択。
方法2:
1.
ファイル(xlsかxlsx)を ダブルクリック。ファイルへの保存
方法1:
1.
左上の をクリック2. [上書き保存]もしくは
[名前をつけて保存]を
クリック方法2:
1.
左上の をクリック。Excel で作成したファイルの拡張子は xlsx
もしくはxls。
xlsx
はMS-Excel 2007 以降で使用されている拡張子、
xls
はMS-Excel 2003
以前で使用されている拡張子。Excel の画面構成
クイックアクセスツールバー リボン
シート 数式バー シートの見出し
名前ボックス グループ
各種リボンについて
Excel 2007以降では、リボンに機能が割り当てられている。
タブを クリックし 切り替え
方法1:
マウスでセルの内側をクリックし、データを入力。
方法2:
カーソルキーでセルを選択し、データを入力。
データの入力(上書き)
データの入力(追記・修正)
方法1:
マウスでセルの内側をダブルクリックし、データを入力。
方法2:
カーソルキーでセルを選択し、[F2]を押してデータを入力。
ダブルクリックか、
クリックして[F2]。
コピーとペースト
コピーとペースト (1)
1.
コピー(カット)したいセルを選択し、[Ctrl]+[c] ([Ctrl]+[x] ) 2.
ペーストしたいところで[Ctrl]+[v] 。2.
コピー先で[Ctrl]+[v]
1.
セルを選択して[Ctrl]+[x]
カット&ペースト
2.
コピー先で[Ctrl]+[v]
1.
セルを選択して[Ctrl]+[c]
コピー&ペースト
コピーとペースト (2)
1.セルをマウスでドラック、
もしくはShiftを押しながらカーソルキーで、
複数セルを選択できます。
2.複数セルをまとめてコピーやカットもできます。
2.
コピー先で[Ctrl]+[v]
1.
これらのセルを選択して[Ctrl]+[c]
コピーとペースト (3)
1.
これらの動作は、ホームリボンのクリップボー ドグループでも、行うことができます。[
貼り付け]
の下の矢印をクリックすることで、様々なコピーが行えます
コピーとペースト (4)
1.
セルを選択した状態で、右下にカーソルを持って 行くと、カーソルの形が+に変わります。2.
その状態でドラッグすると連続コピーできます。1.このセルを選択して 2.カーソルを右下にもっていき 3.ドラッグする
1.これらのセルを選択して
2.カーソルを右下にもっていき 3.ドラッグする
基本的な計算と関数
基本的な計算
1. =から始まるデータは、数式と解釈されます。
で四則演算を行えます。セルの内容
計算結果 計算結果
Excel の関数 (1)
• Excelではさまざまな関数が準備されており、
複雑な作業も簡単に行えます。
例:
power(x,y) xのy乗
abs(x) xの絶対値
sin(x) sin(x)
log(x) log(x)
sum(x:y)
セルxからセルyの和average(x:y)
セルxからセルyの平均値平均値の算出や情報の統計等も、簡単に行えます。
Excel の関数 (2)
• Excelには関数の入力を補助してくれる機能が
あります。
クリック
セルの参照
•
セルの座標を指定することによって、そのセルの内容を参照することができます。
C18の値を参照
C21の値からC20の値を引く
複数セルの参照
• Excelでは
: で区切るとその間を範囲指定したことに、
, で区切るとそのセルだけを指定したこと
なります(組み合わせて使えます)。
=sum(C20:C23) =average(C18,C20,C22)
統計関係の関数
• Excelには数え上げる関数等も存在します。
COUNTIF関数は、条件に合うセルの個数を数えます。
=COUNTIF(B31:G37,"2")
=COUNTIF(B31:G37,"1")
=COUNTIF(B31:G37,"<5")
参照
絶対参照と相対参照
Excelでは、セルを絶対参照と相対参照で参照すること
ができます。それぞれ、•
絶対参照は「セルの位置を座標」で、(たとえば「A1のセルの値」という形)
•
相対参照は「セルの位置を相対的な位置」で(たとえば「左隣のセルの値」という形)
指定します。
絶対参照と相対参照のイメージ
大通り
A家 B家 C家 D家 E家
ありません
A家 B家 C家 D家
C家 C
家C
家C
家C
家左隣の家は?
通りから
3
番目 の家は?相対参照
絶対参照
R1C1 表記 (1)
Excelでは通常A1のような形でセルを参照します。
今回は理解を深めるため、
R1C1表記を用います。
まずはR1C1表記に切り替えます。
ファイルメニューの
オプションをクリック
数式の
R1C1表記にチェックを入れる
R1C1 表記 (2)
Sheet2を開きましょう。
縦横の座標が、従来から変わっています。 R1C1表記では、
R数値C数値という形で絶対座標を
R[数値]C[数値]という形で相対座標を指定します。
R1C1 表記における相対座標
=rc[-1]とすると、1つ左のセルを参照します。
=r[1]c[2]とすると、1つ下の2つ右のセルを参照します。
R1C1 表記の相対座標のコピー
R1C1表記の場合、コピーしても数式はそのままです。
つまり、=rc[-1]をコピーしたら、どこにコピーしても
=rc[-1]です。
上下にコピーしても、数式 はrc[-1]のまま
皆、隣のセルを参照する
A1 表記における表記
従来の表記では、rc[-1]等は、どのセルを参照してい るのか「セルの座標」に変換されて表示されます。rc[-1]ということは
R1C1
表記 さっきまでの表記D4のセルの値
相対参照の場合は、従来表記ではコピーす ると式が変わる。R1C1 表記における絶対座標
=r2c3とすると、上から2番目、左から3番目のセルを参
照します。R1C1 表記の絶対座標のコピー
R1C1表記の場合、コピーしても数式はそのままです。
つまり、=r2c3をコピーしたら、どこにコピーしても
=r2c3です。
上下にコピーしても、数式 はr2c3のまま
皆、(2,3)のセルを参照する
A1 表記における表記
従来の表記では、r2c3等は、どのセルを参照している のか「$付きのセルの座標」に変換されて表示されます。r2c3ということは
R1C1表記
さっきまでの表記D4のセルの値
絶対参照の場合は、従来表記でもコピーして も式は変わらない。絶対参照と相対参照の書き方
•
来週、これらの使い方について行います。Excelでは、セルを絶対参照と相対参照で参照すること
ができます。通常の入力方法では、
•
絶対参照は「セルの座標を$付きで指定」•
相対参照は「セルの座標をそのまま指定」で指定します。
おわりに
Excelには、本当に多くの機能があります。
完全に理解するのは容易ではありません。