• 検索結果がありません。

目次 Ⅰ 序言 1 Ⅱ 防犯の手引き 1 1 防犯の基本的な心構え 1 (1) 必要な時 に 警戒心を呼び起こし, 適切に対処する 1 (2) 必要な時を知る - 情報収集を怠らない 1 (3) 警戒心を呼び起こす 2 (4) 適切に対処する 2 2 最近の犯罪発生状況 3 (1) 概況 3 (2)

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2022

シェア "目次 Ⅰ 序言 1 Ⅱ 防犯の手引き 1 1 防犯の基本的な心構え 1 (1) 必要な時 に 警戒心を呼び起こし, 適切に対処する 1 (2) 必要な時を知る - 情報収集を怠らない 1 (3) 警戒心を呼び起こす 2 (4) 適切に対処する 2 2 最近の犯罪発生状況 3 (1) 概況 3 (2)"

Copied!
21
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

安全の手引き

平成 26 年 2 月

在ポーランド日本国大使館

(2)

〈目次〉

Ⅰ 序言 ··· 1

Ⅱ 防犯の手引き ··· 1

1 防犯の基本的な心構え ··· 1

(1)「必要な時」に「警戒心を呼び起こし」,「適切に対処する」··· 1

(2)「必要な時を知る」-情報収集を怠らない··· 1

(3)「警戒心を呼び起こす」··· 2

(4)「適切に対処する」··· 2

2 最近の犯罪発生状況 ··· 3

(1) 概況 ··· 3

(2) 犯罪発生件数と傾向··· 3

(3) 犯罪多発地域 ··· 4

3 防犯のための具体的注意事項 ··· 4

(1) スリ ··· 4

(2) 引ったくり ··· 6

(3) 置き引き ··· 7

(4) ニセ警官詐欺 ··· 7

(5) こん睡強盗 ··· 8

(6) 車輌窃盗 ··· 8

(7) 屋外での強盗 ··· 9

(8) 侵入盗 ··· 10

(9) クレジット・キャッシュカードのスキミング··· 11

(10) 法外な料金を要求するタクシー··· 11

(11) 子の親権問題 ··· 11

4 交通事情と事故対策 ··· 12

(1) 交通事情 ··· 12

(2) 事故対策 ··· 13

5 テロ・誘拐対策 ··· 13

(1) テロ対策 ··· 13

(2) 誘拐対策 ··· 14

6 緊急連絡先 ··· 14

(1) 万が一犯罪被害に遭ってしまったら ··· 14

(2) 緊急連絡先 ··· 15

(3) 緊急時のポーランド語 ··· 15

Ⅲ 在留邦人用緊急事態対処マニュアル··· 16

Ⅳ 結語 ··· 18

(3)

Ⅰ 序言

ポーランドにおける年間の犯罪認知件数は,2009 年から 2011 年までは 3 年連 続で前年を上回っていましたが,2012 年,2013 年は 2 年連続で前年を下回る結 果となりました。

日本に比べて犯罪発生率は高いものの,欧米主要国と比較して著しく高いと いう状況にはありません。

日本人が普通に生活する範囲内で,生命の危険を感じることは極めてまれで すが,スリ,置き引き,空き巣等,金銭の搾取を目的とした犯罪被害に遭うケ ースは依然として多くみられます。

近年,在留邦人,ポーランドを訪れる日本人旅行者・出張者は増加傾向にあ ります(在留邦人:2000 年 654 人→2012 年 1,188 人(10 月現在),日系企業:

2000 年約 80 社→2012 年 281 社(10 月現在))。これはすなわち,犯罪者にと っても日本人を意識する機会が増えているということです。

「ここは日本ではない。外国である」との意識を持ち,ある程度の緊張を保 ちつつ,ポーランド旅行・滞在を楽しんでください。

この手引は,ポーランド関係当局から入手した最新の犯罪事情や日本人の皆 様からの情報提供に基づき,犯罪被害に遭わないための心構え,対策などを取 りまとめたものです。皆さまのポーランド滞在をより安全で快適なものとする ための一助となれば幸いです。

Ⅱ 防犯の手引き

1 防犯の基本的な心構え

(1)「必要な時」に「警戒心を呼び起こし」,「適切に対処する」

海外では,自分の身は自分で守り,用心を怠らないことが基本です。しか し,四六時中,常に緊張感を持って生活し,目に入る人をすべて悪人と疑っ てかかる必要はありません。重要なことは,「必要な時(場所)」に「警戒 心を呼び起こし」,「適切に対処する」ことなのです。

(2)「必要な時を知る」― 情報収集を怠らない

まず,「必要な時」を知るためには,滞在地の犯罪事情を可能な限り詳し く把握しておく必要があります。

起こりやすい犯罪の特徴,手口,危険な場所や時間帯等を知っていれば,

より効果的な防犯対策を講じることが可能となります。後述の「最近の犯罪 発生状況」及び「防犯のための具体的注意事項」,外務省海外安全ホームペ ージ(http://www.mofa.go.jp/anzen/),在ポーランド日本国大使館ホーム ペ ー ジ 「 領 事 ・ 医 療 ・ 治 安 」

(4)

(http://www.pl.emb-japan.go.jp/konsulat_j.htm)に掲載されている情報 をチェックしてください。

また,在ポーランド日本国大使館では,ポーランドの政治,経済,社会な どの諸情勢をメールマガジンでお届けするサービスを行っています(登録方 法については,http://www.pl.emb-japan.go.jp/konsulat/j_100514.htm を ご覧下さい。)。

ポーランドにお住まいの皆様の場合は,他の在留邦人の方と情報を共有す るほか,地元ポーランド人からの情報も参考にしてみてください。

大規模災害・事故等の緊急時にはJSTV(欧州地域向け日本語衛星テレ ビ放送),NHK短波放送,BBC,CNN,VOA等の国際放送も貴重な 情報源となります。

(3)「警戒心を呼び起こす」

「自分だけは大丈夫」,「犯罪が起きたら起きたで仕方がない」という考 えを捨て,「自分も犯罪被害に遭う可能性がある」という事実を認識してお くことが大切です。

①自分がいる場所の“雰囲気”を感じるよう努め,「何かがおかしい」と 思ったら,即座に警戒する。②どこかにある“注意信号”を見逃さない。③ 一人の時も複数でいる時も油断しない。④“外国人”として,常に目立つ存 在であることを意識する。

病気になって初めて健康の有り難みが分かるように,これは簡単なように 思えて意外と難しく,反対にこの意識がしっかり頭に入っていれば,防犯対 策の8割方は終わったようなものと言えます。

特に下記の場面では,「今,自分がどのような犯罪に遭う可能性があるの か」と考えることを習慣付けましょう。

・電車,トラム,バス,地下鉄,車で移動中

・自宅で就寝している時

・旅行などで慣れない土地に行った際,友人等とおしゃべりを楽しんでい る時

・携帯電話が鳴った時

・レストランや喫茶店で飲食している際

・夜遅くなってしまった場合

・アルコールが入っている時

・買物途中

(4)「適切に対処する」

(5)

最後に,「適切に対処する」すなわち「犯罪に遭わないための対策」を考 え,実行します。

例えば,バス内でスリが多発しているのであれば,最も簡単な対処策は,

なるべくバスに乗らない(犯罪が発生しやすい環境に自分を置かない)こと です。やむを得ずバスに乗る場合は,

・ 混雑する時間帯を避ける

・ 周囲の不審者の有無に気を配る

・ 手荷物は少なく,自分の目の届くところに持つ

・ 運転手や比較的信頼できそうな客の近くに立つ などの対策をとるようにします。

犯罪者にとって「仕事」がし難い状況を作り出し,標的にされないよう工 夫します。この工夫こそが具体的防犯対策です。日ごろから自分の行動と犯 罪の実情を照らし合わせ,防犯対策を検証してみてください。

2 最近の犯罪発生状況

(1)概況

ポーランドの年間の犯罪認知件数は,ピークであった 2003 年以降,5 年 連続(2004~2008 年)で改善傾向が続いた後,2009 年~2011 年まで,3 年 連続で前年を上回る結果となっていました。しかし,2012 年,2013 年と 2 年連続で前年を下回ることとなり,再び治安状況の改善が見られる結果と なりました。

こうした中にあっても,窃盗,侵入盗といった金銭目当ての犯罪の他,

薬物犯罪の件数は依然として他の犯罪類型に比べ多い状況にあります。ま た,2013 年は詐欺罪が前年に比べ 9.5%増加しました。

(2)犯罪発生件数と傾向

2013 年の年間の犯罪認知件数(1~12 月)は,106 万 3,906 件で,対前年 比 5.0%減となりました。人口 10 万人当たりの犯罪発生件数は 2012 年の約 2,906 件から,2013 年は約 2,763 件に減少しました。一方,治安当局の能力 を測る検挙率は,2013 年は 67.1%となり,昨年に引き続き 2 年連続で前年を 下回る結果となりました。

犯罪類型別にみると,2013 年は 2012 年と比較して,詐欺罪が前年比 9.5%

増と増加した一方,その他の犯罪類型は前年に比べ減少し,特に,暴行罪,

強盗罪,偽造罪がそれぞれ前年比 23.0%減,17.0%減,12.0%減と大幅に減 少しました。件数が多いのは,窃盗,侵入盗など金銭目当ての犯罪です。

(6)

2013年の犯罪発生件数

類型 件数 前年比

殺 人 574 -1.4%

傷 害 14,090 -9.0%

暴 行 8,788 -23.0%

強 姦 1,362 -4.9%

窃 盗 214,616 -7.0%

強 盗 20,376 -17.0%

侵 入 盗 118,398 -7.3%

薬物犯罪 72,025 -5.7%

詐 欺 33,634 +9.5%

偽 造 31,789 -12.0%

日本と比較した場合,人口 10 万人当たりの犯罪発生件数は,ポーランドに おいては約 2,763 件で,日本の約 1,037 件に対し約 2.7 倍となっています。

日本との比較 ポーランド(2013年) 日本(2013年)

人口 約3,850万人(※) 約1億2,734万人(※)

犯罪認知件数 106万3,906件 132万678件 10万人当たりの犯罪件数 約2,763件 約1,037件

(※)ポーランド(2013 年 6 月 30 日現在。出所:ポーランド中央統計局)

日本(2013 年 8 月 1 日現在。出所:総務省統計局)

(3)犯罪多発地域

首都ワルシャワやクラクフ,グダンスク等の大都市においては,世界の大 都市と同様犯罪発生件数が多く,特にワルシャワでは,下記の場所での犯罪 発生が目立っています。

・ 中央駅を始めとする公共交通機関周辺及び公共交通機関の車内

・ 飲食店が立ち並ぶ憲法広場周辺(特に夜間)

・ 旧市街などの観光スポット

・ ハイパーマーケット周辺 3 防犯のための具体的注意事項

ここでは,最近のポーランドの犯罪実情等を日本人被害の実例とともに紹 介し,基本的な対処策を述べていきます。

(1)スリ

(7)

スリは日本人旅行者が最も被害に遭いやすい犯罪です。被害は主に交通機 関(電車,バス,トラム(路面電車)等)及びその周辺(駅,バス停等),観 光客の利用する飲食店で頻繁に発生しています。交通機関(バス,トラム,

地下鉄)付近のスリは,乗車待ちの人々の中から標的を探します。特にワル シャワでは,空港から中央駅,旧市街を結ぶ「175 番」のバスは要注意です。

典型的なスリの手口は,乗降時や車中で 1 人の標的を 3~4 名で囲み,も みくちゃにしている間に金品を強奪するので,スリというより強盗に近いも のです。

・被害例 1:ワルシャワ中央駅構内のエスカレーターに乗っていたところ,

前の男性が寄りかかってきて押され,背後の男性と密接する 形となり,その 2,3 秒間でズボンの後ろのポケットから財布 をスリ盗られた。

・被害例 2:長距離列車に乗り込んだ際,狭い通路で前後から体格のよい 男性数人に挟まれ,クレジットカードと現金の入った財布を 強引に盗られた。(バスでも同様の事例が起きています。)

・被害例 3:新世界通りを歩いていたところ,少女 2,3 人から慈善事業 に関する署名を求められ,立ち止まって署名をしている際に バッグから財布をスリ盗られた。

・被害例 4:ショッピングセンターの駐車場で車を停め,店内で買物をし ていたところ,上着のポケットに入れていた車の鍵をスリ盗 られ,車を盗られた。

・被害例 5:レストランで飲食中,自分が座っていたイスに掛けていた上 着から財布をスリ盗られた。

他にも,長距離列車で荷物を網棚に載せようとして苦労している際に,手 伝うふりをして荷物の中身や財布をスリとる犯罪者が多いので注意が必要 です。ワルシャワからクラクフ,クダンスク等の各都市へ鉄道を利用してお 出かけの際は十分注意してください。特にクダンスクでは,国際列車でも各 駅に停車する区間があり,そうした駅ではスリ犯が列車に乗り込み標的を物 色することが多いので注意が必要です。

スリは,大勢の人が参集する広場などに多く現れます。夏のバカンスシー ズンには人が多く集まる海岸方面に移動しますし,大みそかや国際的なスポ ーツ大会のイベント会場周辺でも出没するので注意してください。

それでも万が一,自分の周囲に“不自然な人ごみ”を感じたら,直ちに現 場を離れる,大きな声をあげて周囲の人の注意を引くなど,スリに“仕事”

をさせない工夫をしてください。

・ 目立つ服装やアクセサリーを避ける。

(8)

・ 両手がふさがらないようバッグ等荷物の数量を工夫する。

・ ウエストポーチやリュックサックの使用やズボンの後ポケットへ財布 をしまう行為はスリにとって標的にしやすいものだと考える。

・ 自分の周りの不審人物に注意する。

・ 多額の現金や貴重品を一か所にまとめて持ち歩かない。

・ 多数の荷物を携行しているときは無線タクシーを利用する。

(2)引ったくり

引ったくりは,ワルシャワ中央駅周辺,旧市街など観光客が多い場所や繁 華街近くの路地裏で昼夜を問わず発生し,女性やお年寄りが狙われやすい犯 罪です。バッグ等を引ったくられると,転倒して骨折など思わぬ怪我をする おそれもあります。

被害例 1:母親と一緒に観劇して帰宅する途中,背後から走ってきた少年 にバッグを引ったくられた。

被害例 2:バス停のベンチに座りバスを待っていたところ,少年 2,3 人 から時間を尋ねられ,自分の時計に目を移した途端,たすき掛 けにしていたバッグを強引に奪われた。

被害例 3:昼間,ワルシャワ中央駅周辺を友人と二人で歩いていたところ,

複数名の男性に歩道に押し倒され,たすき掛けにしていたバッ グを強引に奪われた。

引ったくり犯は,若い男性グループであることが多く,犯行前に標的を尾 行します。また,犯行直前に標的に話し掛けて時間を尋ねたり,煙草の火を 借りるなどし,標的に警戒心が無いと感じるやいなや犯行に及ぶので,見知 らぬ者から話し掛けられた際はまず警戒した方が無難です。「怪しい人間が 後をつけてくる」,「怖そうな人たちがたむろしている」などの兆候がある 場合は,「家まであと少しだから」などと,その可能性を放置してはいけま せん。

・ 標的になりやすそうなバッグの持ち方はしない。持つのであれば,コ ートの下にたすき掛けにする。

・ 複数で歩行している際は,同行者側にバッグを持つ,また,車道側に はバッグを持たない。

・ カメラ等貴重品は人目にさらさない。

・ 遠回りであっても明るく人の多い通りを歩く。

・ 閑散としたところは通らない。

・ 必要があれば友人等に連絡して迎えに来てもらう。

(9)

(3)置き引き

置き引きは,主に長距離列車の中や,ホテル・飲食店など人の多く集まる 場所で発生します。長距離列車(含む国際列車)の中では,就寝中や列車が 駅に停まっている間に荷物を盗られることがあります。夜行の国際列車を利 用する際は,個室に鍵がかかり,車掌が同乗する寝台車(スリーピングカー)

を利用されることをお勧めします。

ホテルや飲食店では,所持品をイスに放置したままトイレに行ったり,料 理を取りに行った隙や,フロントなどで荷物から目を離した隙に盗まれるこ とがあるので,大事な物は常に自分の影響下に置いておくことが大切です。

被害例 1:駅に停車中の列車で,車外の外国人に窓越しに話し掛けられ,

対応に苦慮している間に座席脇に置いてあったバッグを何者か に盗まれた。(窓の外から注意をそらす役と車内にいて荷物を盗 む役の連係)

被害例 2:駅に停車中の列車に乗り込み,スーツケースを網棚に乗せてい る間に,座席に置いていたポーチが盗まれた。

被害例 3:夜行列車で移動中うたた寝をしたところ,目が覚めたら自分の バッグが刃物で切られ,中の貴重品を盗まれていた。

被害例 4:地方都市のレストランで,自分の隣の席に鞄をおいて食事をし ていたところ,気がついたら鞄がなくなっていた。

被害例 5:ワルシャワ中心部のホテルのレストランで食事をしていたとこ ろ,隣席においていたポーチがなくなった。団体旅行でもあり,

周辺には日本人しかいないと油断していた。

(4)ニセ警官詐欺

クラクフやワルシャワの中央駅周辺等において,ニセ警官詐欺による犯罪 被害が報告されています。

手口:欧米系旅行者を装った犯罪者が「両替したいので銀行の場所を教えて ほしい」等と話しかけてきます。これに対応していると,警察官(私 服)を自称する男が現れ,ニセの警察IDを素早く見せ,「不法に両 替していないか」「偽札を所持していないか」あるいは「麻薬を所持 していないか」等と言い,欧米系旅行者と日本人の双方に対してパス ポートと財布を見せるように指示し財布を預かります。そして,男は 現金やクレジットカードを確認しますが,そのすきにそれらの何枚か を抜き取ります。また,この際,クレジットカードの暗証番号を聞き 出します。その後,男と欧米系旅行者は立ち去りますが,その数十分 以内に,抜き取られたカードが不正利用されます。

(10)

こうした犯行は,付近に制服を着用した警察官がいる状況下でも行われる 場合があるので注意が必要です。ニセ警察官グループは,言葉巧みに対象者 を地下道等人気のない場所へと誘導し,金品を強奪する可能性もあります。

くれぐれも人気のない場所について行かないよう注意してください。対応と しては,私服警察官を名乗る者が「財布の中身を確認する」とか,「偽札確 認を行う」といった場合,相手にしないことが一番ですが,執拗に対応を求 めてくる場合には,相手の身分証の提示を求めるか,「警察へ行く」「大使 館へ連絡する」などと主張してください。

なお,ポーランドでは私服を着用した警察官による路上の職務質問は実際 に行われていることから,以下のような適切な警察バッジや身分証の提示が あった場合には,同警察官の指示に従ってください。通常の職務質問であれ ば,初めに旅券(パスポート)又は身分証の提示が求められます。その後,

必要があると判断されれば,ポケットの中身を取り出すように指示される場 合があります。

(5)こん睡強盗

観光名所付近において,旅行者に「日本人か」などと話し掛け,「日本に 興味がある」,「親戚が日本で働いていた」などと親しげに振る舞い,意気 投合したところで飲食に誘い,ウォッカなど慣れない酒を飲ませ,泥酔した ところで所持品等を奪うものです。過去には,暴力を振るわれたり,被害者 が急性アルコール中毒で入院した事例があります。

(6)車輌窃盗

車輌窃盗には,車本体の盗難,ホイール等部品の盗難,窓ガラスを割って のカーステレオの盗難,助手席等に載せていた荷物の盗難などが挙げられま す。日本人は比較的高価な車に乗っていることが多いので注意してくださ い。

警察官身分証

(サンプル)(表)

警察バッジ(サンプル) 警察官身分証

(サンプル)(裏)

(11)

・ アラーム,ペダルロック,ギアロック,ハンドルロック等の防犯器具 を用いて防犯・抑止効果を高める。

・ 駐車する際は警備員が常駐する場所を選び,やむを得ずこれ以外の場 所に駐車する場合は,暗がりや人通りの少ない場所を避ける。

・ 運転中や駐車する際には外部から見えるところに鞄や買物袋を放置し ない。

・ 自宅以外の場所で車を駐車した場合,再度出発する前に車の各部を点 検する。

・ 運転免許証,車両登録証,損害保険証,カーパスポートは車の中に保 管せず,常時携帯する。

(7)屋外での強盗

歩行中の強盗に関しては,その被害事例の大半が深夜に繁華街又は人気の ない場所を一人で歩いていたところ,突然,複数の若い男性に襲われ負傷し 金品を奪われるというケースです。

被害例 1:深夜,繁華街のバーからホテルへ徒歩で帰る途中,バーで知り 合いになった男性 2 名に囲まれ,殴る蹴るの暴行を受けた上,

所持金を奪われた。

被害例 2:夕方,買物を終えて帰宅途中,背後から若い男に首を絞められ,

別の男に顔面を殴打され,所持していたバッグを奪われた。

日本と同様,深夜の繁華街や人気のないところを一人で歩くのは危険で す。「あと少しの距離だから」と思っても,時間が遅い場合はタクシーなど を利用した方が良いでしょう。深夜の公共交通機関の利用は避けてくださ い。

電車での強盗に関しては,コンパートメント内で発生することが多く,犯 罪者は突然銃を突き付けたり,催涙スプレーを吹きかけたりするので,でき るだけ「コンパートメントに一人きり」という状況は避け,安心できそうな 他の乗客と一緒にいることをお勧めします。

トラム(路面電車)での強盗に関しては,ポーランドのトラムはその多く が 2 両編成で前後の車両が独立しており,乗客が前後の車両を行き来できな くなっています。そのため,後部車両では,運転手の目が行き届かず,強盗 だけでなくスリの被害にも遭いやすいので,運転手の乗っている前部車両を 利用するよう心がけてください。

また,日ごろから不審者に尾行されていないか注意する癖を付けておきま しょう。

(12)

(8)侵入盗

侵入盗の手口は午前 3 時~5 時ころ,閑静な住宅街を狙い,テラスに面す るガラス扉,施錠されていない窓や勝手口,あるいは簡単に開錠できるルー トから家屋へ侵入し,家人が寝ている間に車両(車両登録証,車の鍵も同時 に盗む),現金,電化製品などを盗む例が多く,一夜の内に近隣数軒が一度 に被害に遭うことも珍しくありません。過去には,日本企業の事務所への侵 入事件が発生しています。

被害例 1:日本人が居住する一戸建て住宅の両隣と裏側の家に賊が侵入。

日本人宅は防犯灯や警備カメラ,堅固な錠,鉄格子が完備して あったため難を逃れた。

被害例 2:周りを塀で囲まれたコンパウンド内の住宅に住む日本人が帰宅 すると,パソコンが盗まれていた。警備装置(侵入警戒センサ ー)は設置されていたものの,当時は解除されていた。

住宅を選ぶに当たっては,物件周辺の治安情勢のほか,「建物自体のセキ ュリティー度の高いこと」を選定要件に入れることが大切です。通常,一戸 建て住宅よりも警備員が常駐しオートロック玄関になっている集合住宅の 方が安全です。

加えて,自宅玄関には複数の錠やドアスコープが付いていることが最低条 件です。一戸建て住宅であれば,玄関扉に複数の錠やドアスコープが付いて いるか,地上階の窓など侵入可能な箇所に鉄格子が設置されているかなど を,泥棒になったつもりで細かく検証し,可能な限り警備会社と契約して侵 入警戒センサーを設置してください。

・ 犯罪者にとって「仕事」をし難い建物であることを示すこと。警備会 社と契約してセンサー等を設置するとともに表から見える箇所に警備 会社のシールを掲示しておく,侵入されやすい一階窓などは鉄格子を備 える,庭は明るく照らすか,人の動きを感知して点灯する防犯ライトを 設置する。

・ 犯罪者は下見をすることが多いので,日ごろから自宅周辺の不審人物 等に注意する。

・ 行動パターンを第三者に不用意に把握されないよう努める。

・ 鍵周り,警報装置の定期点検を欠かさない。

・ 自宅に家族がいる場合であっても必ず施錠する。

また,万が一侵入された場合,最悪の事態として犯罪者と鉢合わせになり,

怪我をしたり命を落とす可能性があります。

・ 就寝時は寝室の扉も施錠し,携帯電話を枕元に置いておく。侵入警戒 センサーが設置してあればセンサーを作動させる。

(13)

・ 夜中に家の中で物音がした場合は,不用意な捜索を避け,外部へ助け を求める。

・ 朝や昼間の強盗に備え,同居家族にも「不意の訪問者に対し不用意に ドアを開けない」ことを十分理解してもらう。

(9)クレジット・キャッシュカードのスキミング

飲食店等で客が代金を支払う際,クレジットカードを店員に渡すと,それ を預かった店員が,客から見えないところでカード情報読取装置を使用しつ つカード情報を窃取し,その後被害者の銀行口座から多額の現金を引き出す という事件が発生しています。被害者は外国人で,数か月後にカード会社か ら多額の請求書を受け取って初めて犯罪に遭ったことに気づくというもの です。

・ 支払の際,自分でカード決済端末の傍まで行くか,カード決済端末を 自分の目の前に持って来るようウェイター等に依頼して,決済が自分の 目の届くところで行われるように注意することが肝要です。

また,何者かが銀行のATMの上部に隠しカメラを取り付けたり,カード 挿入口に特殊なカード情報読みとり装置(いわゆるスキマー)を仕掛け,A TM利用者の暗証番号やカード情報を詐取し,銀行の近くに停めた車の中で 偽造カードを作成し,即座に現金を引き出してしまうという犯罪が発生して います。

・ 銀行のATM付近に不審な車両(外部から車両の内部が見えないよう になっているワンボックス車やワゴン車などで,アンテナが複数取り付 けられていることが多い)が停車している場合は,そのATMの利用を 避ける。

・ 銀行ATMにおいて現金を引き出す際には,周囲から見えないよう覆 い隠しながら暗証番号を入力する。

(10)法外な料金を要求するタクシー

空港の到着ロビーに出ると,「タクシー?」などと旅行者に声をかけて客 引きを行うタクシー運転手がいますが,そのほとんどは法外な料金を要求す る個人営業のタクシー運転手(無許可営業含む)です。

特にワルシャワ・オケンチェ空港から市内までタクシーを利用される際に は,空港出入口付近にある正規のタクシー乗り場から利用してください。

(11)子の親権問題

一般的な防犯の対象となる問題ではありませんが,ポーランドにおいて

(14)

は,親権を持つ親であっても,他の親権者の同意を得ずに 15 歳以下の子の 居所を移動させること(親が日本へ帰国する際に子に同行させる場合を含 む。)は,子を誘拐する行為として重大な犯罪となる可能性がありますので,

御注意ください。

4 交通事情と事故対策

(1)交通事情

2004 年のEU加盟以降,中古車流入等により自動車の台数が大幅に増加し たことなどから,2007 年には,それまでの改善傾向が一転して,交通事故件 数・死亡者数・負傷者数の全てが増加に転じました。

この結果を受け,政府は,事故防止のインフラ整備や警察の取締を強化す るなど交通事故対策に取り組んでおり,2008 年以降,2011 年を除き,交通 事情は以前に比べ大幅に改善しています。

しかし,ポーランドでは任意保険未加入者が多いため,軽度の接触事故等 の場合,警察・救急に通報せず示談で処理する傾向があり,実際は統計を上 回る件数・負傷者が発生していると思われます。

また,欧州交通安全評議会(ETSC)が発表したEU27 か国を含む欧州 31 か国の事故統計を基にした報告によると,2012 年の各国における人口 100 万 人当たりの交通事故死亡者数が,ポーランドはワースト 4 位となり,欧州各 国と比較しても交通事情の悪さをうかがい知ることができます。

交通事故件数 死亡者数 負傷者数 2013 3万5,752件 3,334人 4万3,963人 2012 3万7,046件 3,571人 4万5,792人 2011 4万0,065件 4,189人 4万9,501人 2010 3万8,832件 3,907人 4万8,952人 2009 4万4,196件 4,572人 5万6,046人 2008 4万9,054件 5,437人 6万2,097人 2007 4万9,536件 5,583人 6万3,224人 2006 4万6,876件 5,243人 5万9,123人 2005 4万8,100件 5,444人 6万1,191人

統計について日本と比較した場合,ポーランドの交通事故件数は 3 万 5,752 件で,日本の 66 万 4,907 件の約 19 分の 1 であるのに対し,死亡者数につい ては,ポーランド 3,334 人,日本 4,411 人と両者の間にそれほど大きな差は

(15)

ありません。事故 100 件当たりの死亡者については,日本の 0.66 人に対し,

ポーランドは 9.33 人と約 14 倍となっています。

日本との比較 ポーランド(2013年) 日本(2012年)

交通事故件数 3万5,752件 66万4,907件 死亡者数 3,334人 4,411人 負傷者数 4万3,963人 82万4,539人 注意すべき交通法規は次のとおりです。

・ 速度制限は,市街地50キロ,郊外90キロ,郊外の片側2車線道路 及び1車線の自動車専用道路100キロ,片側2車線の自動車専用道路 120キロ,高速道路140キロ

・ 免許証,自動車登録証,強制保険証を常時携行

・ 信号がない交差点(優先道路標識もない)では右方向から来る車に優 先権(右方優先)

・ ロータリーではロータリー内の車が優先

・ 信号下に緑の矢印が点灯中は,赤信号でも歩行者に注意して右折可能

・ シートベルト,チャイルドシートの着用義務

・ 運転中の携帯電話使用は禁止

・ 年中 24 時間点灯

・ 飲酒運転の厳罰化が進んでおり,初犯でも免許取消になるおそれ

(2)事故対策

ワルシャワなどの大都市では平日の交通量が多く,朝夕は交通渋滞が発生 します。また,道路事情は概して良くなく,運転マナー,歩行者のマナーと もに悪いので,急ブレーキ,急な車線変更,歩行者の飛び出しなどに十分注 意して運転してください。

冬場は路面の凍結にも用心が必要です。冬場でなくとも,橋の上では路面 が凍結していることがありますので十分に減速してから進入してください。

5 テロ・誘拐対策

(1)テロ対策

ポーランドでは特定の政治目的をもって継続的に暴力主義的破壊活動を 行う組織や反政府組織,イスラム過激派組織は把握されていません。少数の 極右組織やチェチェン人難民が存在していますが,これらの組織や関係者が テロ行為に及ぶ兆候はみられていません。治安当局は,現在のところ,当国 における差し迫ったテロの脅威は低いと認識しています。

(16)

一方,ポーランド政府がこれまで,国際社会によるテロとの戦いに積極的 に関与してきたことで,過去にはアル・カーイダ幹部とされる者の声明によ りテロ攻撃の標的と名指しさたほか,パキスタンでポーランド人技師が地元 タリバン勢力に拉致・殺害されるという事件が発生しており,ポーランドが イスラム過激派勢力のテロ攻撃の標的とみなされていることが明らかとな っています。また,シェンゲン協定の実施に伴い,域内からの入国が比較的 容易になったことから,これらイスラム過激派勢力関係者が当国へ入国し,

何らかのテロ行為を起こす可能性も否定できず,ポーランドには潜在的なテ ロの脅威が常に存在しているといえます。

テロに遭わないよう,次の対策を取りましょう。

・ 外務省や大使館ホームページ等を利用して情報収集に努めましょう

(Ⅱ 1(2)参照)。

・ 不特定多数の人が集まる場所(空港,駅,観光名所,ハイパーマーケ ット等の大型商業施設,宗教施設等)には長時間留まらない。

・ 欧米諸国の関連施設にはできる限り近づかない。

・ 不審な人物,車両,荷物等を発見した場合,速やかにその場を離れる。

(2)誘拐対策

ポーランドでは,身代金等を目的とした誘拐事件が年間数件発生していま す。自分や家族が誘拐被害に遭わないために最も大切なことは,誘拐の標的 に選定されないよう積極的に努力することです。誘拐犯の多くは,標的の行 動を監視して,犯行が成功する確率と失敗する確率を秤に掛け,より容易な 標的を選択しますので,日常的に次の習慣を身につけましょう。

・ 行動パターンを一定にしない。

・ 自宅周辺や通勤通学経路上の些細な変化を見逃さない。

6 緊急連絡先

(1)万が一犯罪被害に遭ってしまったら

最寄りの警察署へ赴き,旅券の再発給や保険請求などのために必要な「被 害届受理証明書」を入手してください。

言葉の問題がある場合は,警察署で契約している法廷通訳を手配してくれ ます。週末や夜間は警察署側が通訳の手配を渋る事例が散見され,中には「明 日来てくれ」,「自分で通訳を見つけてきてくれ」などと言われることもあ りますが,通訳の手配は警察の義務となっております。ご不明な点はご遠慮 なく大使館までお問い合わせください。

(17)

(2)緊急連絡先

在ポーランド日本国大使館(ワルシャワ市)

代表電話:22-696-5000(日本から+48-22-696-5000)

領事部: 22-696-5005(日本から+48-22-696-5005)

住所:ul.Szwolezerow 8, 00-464 Warszawa, Poland

(ウリツァ シュフォレジェルフ オシェム)

開館時間:午前 8 時 30 分~午後 5 時(土日及び祝祭日除く)

領事窓口受付:午前 9 時~午後 12 時 30 分,午後 1 時 30 分~同 5 時

夜間や土日祝祭日は上記代表電話におかけください。代表電話から緊急連絡 担当者に自動転送されます。

警察:997 救急車:999 消防:998

(いずれも携帯電話からかける場合は 112)

(3)緊急時のポーランド語

ポーランドでは,近年,英語学習が盛んになっていることから,若者を中 心に英語が通じることが多くなっています。しかしながら,40 歳台以上の世 代に英語が通用することはまれです。万が一に備え,助けを呼べる程度のポ ーランド語を覚えておくと安心です。

・ 助けて! 「ポモツィ!」(Pomocy !)

・ 警察をお願いします(呼んでください)

「プロシェ ポリツィエン」(Prosze policje)

・ 救急車をお願いします(呼んでください)

「プロシェ ポゴトヴィエ」(Prosze pogotowie)

・ 日本大使館 「アンバサダ ヤポニィ」(Ambasada Japonii)

・ 警察 「ポリツィア」(policja)

・ 病院 「シュピタル」(szpital)

・ パスポート 「パシュポルト」(paszport)

・ 現金 「ゴトゥフカ」(gotowka)

・ クレジットカード 「カルタ クレディトヴァ」(karta kredytowa)

・ 日本語「ヤポンスキ」(japonski)

・ 英語 「アンギェルスキ」(angielski)

・ 電話 「テレフォン」(telefon)

(18)

Ⅲ 在留邦人用緊急事態対処マニュアル 1 平素の準備と心構え

緊急事態発生時にあわてず,迅速かつ適確に行動するためには,連絡体制 を整備し,非常用物資を準備するなど,常日頃から緊急事態に備えておくこ とが肝要です。

(1)連絡体制の整備 イ 緊急連絡網の整備

緊急事態発生時の情報伝達及び安否確認等のため,自身が所属する組織

(会社・学校等)において,あらかじめ緊急連絡網を作成しておく必要が あります。また,連絡を確実なものとするためには,複数の連絡手段によ る連絡網の整備が必要です。

ロ 在留届の提出

当地に3か月以上滞在する方は,旅券法により当館への在留届の提出が 義務づけられています。緊急事態発生時,当館では在留届を基に在留邦人 への情報提供・安否確認を行いますので,ご自身の身を守るためにも在留 届の提出を励行しましょう。

(2)退避場所の検討

常日頃から,起こりうるいくつかの緊急事態を想定し,避難ルート及び 避難場所をあらかじめ設定した上で,それらを頭に入れておく必要があり ます。避難場所の一つとして大使館も想定されることから,大使館の場所・

道順も覚えておく必要があります。

(3)携行品及び非常用物資の準備 イ 全般

即座に避難しなければならない場合に備え,非常袋を準備しておく必要 があります。また,最初に持ち出す一次非常袋と,その後一時的に帰宅が 可能な場合に持ち出すための二次非常袋を用意しておくと,状況に応じた 持ち出しが可能となります。

ロ 非常袋準備のポイント

(イ)一人一袋の非常袋を用意

家族で一人一袋の非常袋を用意すれば,より多くの物が持ち出せ,分 担した分,重量も軽くなります。また,日ごろから各自が自分の非常袋 の管理に責任を持つことで,家族全員の危機意識が高まります。

(ロ)定期的な中身の点検

(19)

半年に1回程度,定期的に中身をチェックし,その都度,期限切れの 物は新しいものに入れ替えましょう。

(ハ)非常袋を分散して保管

地震等により家が崩れ,非常袋が取り出せないといった場合も想定さ れることから,家の中だけでなく庭やベランダ,車のトランク等,非常 袋は分散して保管しましょう。

ハ 緊急事態に備えてのチェックリスト

非常袋を準備する際は,以下のチェックリストを参考にしてください。

緊急事態に備えてのチェックリスト

確認 品名 備考

☐ 旅券 ・旅券については,常時6ヶ月以上の有効期間があることを確認(6 ヶ月以下の場合には,大使館に旅券の新規切替申請を行うこと が望ましい)。

・旅券の最終ページの「所持人記載欄」は,漏れなく記載し,下段 には血液型(Blood Type)記入。

☐ 当国発行運転免許証 その他身分証(滞在許可証)。

☐ 通帳(含むカード)類・証 書類・印鑑・現金

・預貯金通帳,健康保険証など。

・住所録のコピーもあると便利。

・現金は紙幣だけでなく,公衆電話用の硬貨も用意。

☐ 携帯ラジオ ・小型で軽く,FM・AM・短波が聴けるものがよい。

・予備用電池も必要。

☐ 懐中電灯・ろうそく ・予備の電池も必要。

・ろうそくは,太くて安定のよいもの。

☐ ヘルメット(防災ずきん) ・建物の破片等の落下物から頭部を守るため。

・避難路は転倒事故も多いので必ず用意。

☐ 生活用品 ライター(マッチ),軍手(革手袋),紙皿,紙コップ,ナイフ,缶切 り,栓抜き,ティッシュ,おしぼり(ウエットティッシュ),ビニールシ ートなど。赤ちゃんがいる場合は哺乳びんなども。

(20)

☐ 衣類 ・下着,上着,靴下,ハンカチ,タオルなど。

・赤ちゃんがいる場合は紙おむつなど。

☐ 水 ・3日分の場合,1人1日3リットルを目安として9リットル程度。

☐ 救急薬品・常備薬 ばんそうこう,ガーゼ,包帯,三角巾,体温計,消毒薬,解熱剤,

胃腸薬,かぜ薬,鎮痛剤,目薬,マスク,とげ抜きなど。持病のあ る人は常備薬も忘れずに。

☐ 非常用食料 ・少なくとも3日分は用意したい。

・火を通さないで食べられるものが便利。

・赤ちゃんがいる場合は粉ミルクなども。

☐ 自動車の準備 ・状況が許す場合,自動車を使用できるように,常時整備しておく よう心掛ける。

・燃料は,常時十分入れておく(半分以上が望ましい)。

・車内には懐中電灯,地図等を常備。

・上記持ち出し品のうち,必要な物を常備。

2 緊急時の行動

(1)基本的心構え

緊急事態が発生あるいは発生する恐れがある場合,あわてず,平静を保 ち,テレビ,ラジオ,インターネット等あらゆる手段を活用して,正確な 情報の収集に努めましょう。この際,流言飛語にまどわされたり,群衆心 理に巻き込まれることがないよう注意する必要があります。

(2)国外への退避

イ 事態が悪化し,各自や会社等の判断により,あるいは,大使館の勧奨 により帰国,もしくは第3国に退避する場合,その旨を大使館に連絡し ましょう。大使館への通報が困難な場合には,日本の外務省(代表電話:

0081-3-3580-3311)へ連絡しましょう。

ロ 大使館が「退避勧告」を出した場合,一般商業便が運航している間は それを利用して可能な限り早急に国外に退避しましょう。臨時便やチャ ーター便が手配される場合には,大使館の指示に従いましょう。

ハ 大使館より退避あるいは避難指示が出た場合,緊急避難先を指定する ことがありますので,その場合は大使館の指示に従いましょう。

Ⅳ 結語

2013 年犯罪発生件数及び交通事故件数はいずれも改善傾向にあったものの,

(21)

依然として,犯罪事情及び交通事情共に日本に比べ悪い状況にあるといえます。

こうした中,我々がこの国に不慣れな“日本人”である以上,犯罪者には“容 易な標的”として認識され続けることでしょう。

まして,“ニッポン人”は世界でもカネ持ちとみられています。同じ程度の 防犯対策を施していても,ポーランド人と日本人ではどちらが狙われやすいで しょうか?

大事なことは,“ソフト”と“ハード”です。

“ソフト”とは,我々自身の意識であり,“ハード”とは,警報装置や鍵な どの防犯装置のことです。どちらが欠けても機能しません。

これを御覧になった方には,「何をおおげさな」と思われるかもしれません。

そうかもしれませんが,犯罪とは“偶然と必然の混合物”です。今まで運が良 かっただけなのかもしれません。

この「安全の手引き」をお読みになり,“必然”を下げるよう,防犯を再考 していただければ幸いです。

参照

関連したドキュメント

この発育理論に基づく犯罪学、犯罪や非行と予防の減少のアプローチというのは、レジュメの3に書いてある状況

平成 14 年から平成 23 年までの暴力団犯 罪における強盗・恐喝・窃盗・詐欺の各犯 罪の検挙件数については,強盗罪は平成 15 年の 483 件をピークに,減少している.恐

この点は,インターネット利用が日常生活に普及しているような状況を想定したとき,より重要に

第7編 少年・若年犯罪者の実態と再犯防止

3. 現状の分析と課題 3.1 犯罪発生状況 全国的に見ると平成 14 年度をピークに犯罪の発生件数は下り坂になっている。しかしな がら、犯罪別にみると空き巣等の犯罪は減少傾向にあるものの、暴行犯罪は依然増加傾向 にあり今後も注意が必要である。犯罪の件数は減ったが、犯罪の傾向としては悪質なもの や残忍な犯罪も増えており犯罪の恐怖はいまだ大きい。 平成 20

予算は総額でおよそ 6,583

また、 刑法犯認知件数を 10 年前の平成 9 年と比較すると、 合併前の上越市では 225 件増 加し、 13

 警察庁が公表している「平成 26 年中のサイバー空 間の脅威をめぐる情勢」 (1) 等の公表資料によれば、サイ バー犯罪 (2) の検挙件数は、平成