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Studies on the role of MicroRNA2963p in the malignant and liquid biopsy for the metastasis in head and neck cancer

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Academic year: 2018

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全文

(1)

論 文 内 容

要 旨

博士 専攻 称 博士 医 学 氏 蠣崎 文彦

学 論 文 題

Studies on the role of MicroRNA-296-3p in the malignant transformation and liquid biopsy for the metastasis in head and neck cancer

頭頸部 け 悪性転化 関 MicroRNA-296-3p 役割 び

転移 関 ッ シー 研究

全体 緒言 頭頸部 最近20 治療技術 向上 関わ ,生存率 著しく 向上

し い い 現状 あ . miRNA 現 増減や特定 遺伝子変異 確認さ

い こ ,そ 関し 頭頸部 検討 施行した.

第一章 鼻腔内 性乳頭腫 悪性転化 関 MicroRNA-296-3p 役割

緒言 目的 内 性乳頭腫(inverted papilloma:IP) 鼻 鼻腔 生 良性腫瘍 あ , そ 5-15% 扁 上皮 Squamous cell carcinoma:SCC 悪性転化 .IP SCCへ

悪性化 過程 明 あ .MicroRNA (miRNA) 19-22 小さ ン

ー し いRNA 遺伝子 制御し , 1500種類以上 miRNA 定さ

,そ 一部 関係 報告さ い .頭頸部領域 miRNA SCC組

織 異常 現し , や薬剤耐性 関係 さ .IP 悪性転化 け

そ 関 miRNA 制御 遺伝子 観点 そ 役割 定 こ

目的 した.

対象 方法 計25 患者 鼻腔乳頭腫36 検体 採取した. 齢 中央値 64.7 歳

(範 囲 39-93 歳) あ た. ン 組 織 DNA 回 し テ ッ 行 い,754種類 miRNA 関し Taqman 用い,data assist いう

用い解析 施行した. miRNA ッ ン ー テ ン ー SCC25

細胞 ン さ ,48 時間以上経過後回 した. ン 濃度 標準 ッ

ー ッ 定 し,SDS-PAGE 離 し ー ン ン 移 し,

phosphatase and tensin homolog (PTEN), p21 β-Actin ン ュ ー し,そ 現

ン ッ 法 評価した. 腫瘍組織 4-mm 厚 薄 し,脱 ン化, 脱

水し, 内在性 シ ー 活性 抑制した. PTEN p21 特異的

ー 抗体 ン ュ ー し,そ 後 次抗体 ン ュ ー した. 法

基 免疫組織化学染色 評価 行 た.

結果

1. IP SCC細胞 け miRNA 現 差

IP SCC各5検体,計10検体 miRNA 確認した. 754種類 miRNA 解析 施行し, miR-296-3p SCC 23倍 変化 示した. miR-296-3p た 患者 SCC IP 76 倍 差 示した. miRNA 様々 遺伝子 制御し Targetscan 6.2 用い解析 行 た

結果 PTEN miR-296-3p ー ッ 遺伝子 一 あ こ わ た..

2. 頭頸部扁 上皮癌細胞 け miR-296-3p ー ッ あ PTEN遺伝子

ン ュー 解析 PTEN 遺伝子 miR-296-3p 標的遺伝子 あ ,そ 潜在的 標

的部 あ 3’非翻訳部 明 た.miR-296-3p PTEN 陰性制御し い

関し検討 た ,頭頸部扁 上皮 細胞株 あ SCC25 miR-296-3p, ン ー ,

テ ン ー ン さ た. ン 後 , PTEN 遺伝

子 現 減少した.そ 一方 , miR-296-3p サ ン依存性 ー あ p21 減

少さ た.

3.IP SCCPTENp21 現 臨床病理学的特徴 相関

IP 17検体 SCC19検体 対しPTEN p21 免疫組織化学染色 施行した.IP SCC

(2)

使用した.IP単独 検体 6検体,SCC単独 検体 7 検体 あ た. PTEN 現 主 腫 瘍細胞 細胞質 確認さ ,そ 陽性検体 ,IP 17検体中 13検体 (76.4%) あ ,SCC

19検体中4検体 (21.0%) 統計学的有意差 認 た(p=0.0005). p21陽性検体 IP 17検体中11検体 (64.7%) あ ,SCC 19検体中3検体(26.3%) (p=0.0086) 統計学 的有意差 認 た.

考察

悪性化 過程 miRNA 現 変化し,miR-296-3p PTEN 現 減少さ た , p21

減少さ た. SCC IP 比較し PTEN p21 現 少 た. miR-296-3p

PTEN 遺伝子 制御 こ 悪性転化 過程 い 要 役割 果たし い

考え た. ン ュー 解析 miR-296-3p 64 種類 標的遺伝子 あ こ

明 ,そ IP 悪性転化 け 浸潤転移 関 考え た. そ 他

miRNA 現 悪性化 過程 変化し , 包括的 生物学的 子的 研究 必要

あ 考え た.

結論

IP 悪性化 miRNA 現 変化し,miR-296-3p SCC 過 現し,PTEN 現

制御し いた.こ こ 悪性腫瘍 遺伝子変異 状況 治療 応用 こ 有用 あ

, 侵襲 方法 確認 こ , 克服 一手 う 考え ,第 章

血液試料 遺伝子変異 検討した.

第 章 固形 け Liquid biopsy 関 検討

緒言 目的

ッ シー 血液 液性試料 用い , 診断や再 ン

行う方法 あ . 侵襲 疼痛 少 いこ 利点 あ ,Circulating tumor cells (CTC) とcirculating tumor DNA (ctDNA) 対象 した.こ 非侵襲的 方法 用い 回 した DNA 腫瘍細胞 遺伝子変異 次世代シー ンサー(Next generation sequencing:NGS) 用

い 解析 方法 確立 こ 目的 した .

対象 方法

再 た 除 能消化管 (大腸11 ,食道8 , 胃1 ) StageⅢ以上 進行頭頸部

患者13 計33 録した. 齢 中央値 62 歳(範囲42–80歳) あ た.大腸 前 原 KRAS遺伝子変異(codon12,13 変異) 確認した.CTC CTChip-Spiral 用い回 し,REPLI-g Single Cell Kit 用い全 増幅 行 た. CTC 細胞数 免疫組

織化学染色 サ ン陽性細胞 ン した.ctDNA,正常細胞 遺伝子 背

景 し buffy coat, た使用 患者 原 DNA 回 し,NGS (Ion PGM)

用いそ 遺伝子変異 Ion Reporter 用い 解析した.

結果

3-133/mLのCTC 回 さ た.CTC 33検体中10検体 遺伝子変異 確認し,全38変異 中Missense変異 27検体 (71%) あ た.頭頸部 3検体 変異 確認した.ctDNA 33 検 体 中 16 検 体 遺 伝 子 変 異 確 認 し,全 49 変 異 中 Missense 変 異 36 検 体 (74%),Synonymous 11検体(22%),Nonsense 2検体 (4%) あ た.最 変異 見 た TP53 変異 9検体 あ た.頭頸部 4検体 (31%) 遺伝子変異 認 た.大腸

3検体(27%) KRAS変異 認 ,原 部 変異 検体 あ 変異 異

あ た. 考察

CTC ctDNA 遺伝子変異 異 ,ctDNA 出しや い腫瘍細胞 CTC 性質

異 い 可 能 性 や 回 CTC 中 遺 伝 子 変 異 少 た 可 能 性 考 え

た.ctDNA CTC 比較し 変異 検出率 高く, ッ 用い簡便 回 こ ,

現時点 ctDNA 方 liquid biopsy し 有用 あ 考え た. た,CTCctDNA

原 遺伝子変異 異 いた ,治療 入 原 巣あ い 転移巣 遺伝子

変化した 考え た.

結論

CTChip-Spiral system 用い ,固形 患者 CTC,ctDNA 遺伝子変異 NGS 用い 確認した.

全体 結論

第一章 ,良性 悪性病変 間 miRNAやPTEN遺伝子 現 違い 認 , 後 網

羅的 検索 必要 考え た.

第 章 ,CTChip-Spiral® system 用い ,固形 患者 CTC,ctDNA 遺伝子変異

参照

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