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ペルフルオロアルキルスルホニル基を有する色素合成と非線形光学特性

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Academic year: 2021

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Title

ペルフルオロアルキルスルホニル基を有する色素合成と非

線形光学特性( はしがき )

Author(s)

松居, 正樹

Report No.

平成6年度-平成7年度年度科学研究費補助金 (一般研究(C) 

課題番号06650978) 研究成果報告書

Issue Date

1995

Type

研究報告書

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/200

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

(2)

まえがき 本報告書は平成6年度および平成7年度にわたり交付された文部省科学研究費 一般研究(C)「ペルフルオロアルキルスルホニル基を有する色素合成と非線形光 学特性」偶邁番号 06650978)の研究成果をまとめたものである0 フッ素を含む有様化合物の合成が盛んに行われている。それは、有機化合物中の 水素がフッ素に置換することで、光安定の向上(フッ素の電子求引性、立体障害)、 有槻溶剤や樹脂への溶解度の増加(分子間力の緩和、立体障害)、剛直さ増大(フ ッ素原子のイオン半径大)、昇華性の増加(分子間力の緩和)、薬理活性の変化な ど、分子の性質が大きく変化することに起因している。 フッ素の化学のうち、ベルフルオロアルキルスルホニル基の化学は未知の部分が 多く、唯一トリプルオロメチルスルホニル(CF,SOJ基の合成が1930年代の特許に 見られる程度である。これまで、この置換基は非常に強い電子求引性を示すことが 知られていたが、機能材科への利用の試みは国内外を通じてなかった0 一方、非線形光学材料に関する研究は国内外を通じて数多く、色素を含む高分子 系の二次の有機非線形光学材料は機械強度、耐熱性、成形加工性の面からデバイス の素材として有望であると言われている。 この色素材料の分子設計には、1)分子内が強い双極子を有すること、2)大き な吸光係数を持つこと、および3)より長波長に吸収を有すること、が必要とされ ている。材料を合成するにあたって、大きな非線形光学定数を持つことと、伝場配 向後の緩和を抑制することが重要とされている。以上の観点から、用いられるクロ モファーには、DRlと呼ばれるアゾ色素が最もよく利用されてきた0 代表者はこれまで、フッ素を含む几一電子系有様化合物の合成と物性評価を行っ てきた。ペルフルオロアルキルスルホニル基は、その強い電子求引性(0.(CF3SOユ) =0.93)と、ペルフルオロアルキル部位が剛直であることを特徴としている○もし も、ベルフルオロアルキルスルホニル基を有する非線形光学材料用のクロモファー が合成されれば、1)その電子求引性のために大きな非線形性と、2)その剛直性 のために配向緩和の抑制が期待できる。 そこで、本研究ではこの置換基を含むアゾ色素を合成し、その非線形性を検討し た。第一章では、原料となるペルフルオロアルキルスルホニル基が置換した芳香族 化合物の合成を、第二牽では、これを用いた色素合成とその物性評価を行った0 その結果、ペルフルオロアルキルスルホニル基が置換したアゾ色素は、よく用い られるニトロ基が置換したものよりも、二次の非線形雅学材料として僕れているこ とがわかった。 平成8年3月 研究代表者 松居 正樹

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