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ら異端視きれて,まともなものとしては取上げられ
ず,一部の限られた品々により,むしろ営利の対象と
きれている憾がある。これを正しく育み,専問の分野
に独立させる事は大いに意義ある事と愚う。
治療に於て,これら造形外科の対象となる患者の中
には往々にして精神的な病気を持っている。これに対
する治療も忘れてはならない。
質 問 (皮膚科) 中 村 敏 郎
名称のとですが「造形外科」も結構ですが,私は出
来れば美容という言葉を使用しての外科という様に表
現していただきたいのです。
応答 (外科)太田八重子
造形外科という名前は榊原教授の乗入の考えであり
ます。P工astic Surgeryの科をつくるには勿論眼科,
耳鼻科,整形外科,外科と合同してのことが当然と思
います。
追 加 (整形外科)森 崎 直 木
演者の意呼のPlast’ic Surgeryなる一分科の出来る
ことに賛意を表する。これによって整形外科に誤って
おとつれる患者をすくい得るし,整形外科に対する誤
解もとかれる。P]astic Sur塞eryに対する邦語としては
用語統綱委員会でPlasticは形成と決った筈であるか
ら,それに従えば形成外科となる。Plastic Surgery
は眼科,皮膚科,耳鼻科とも関連を有するからそれと
のGrenzgebietの調整を考慮きれたい。
13。鼻咽腔に原発した悪性腫瘍の叢例
(耳鼻科)窪 敦 子,鈴木貴美子
(演)金 非 美 津
悪性腫瘍の治療に際して放射線及びある種の化学療
法剤使用時に於いて治療中止の原因となるのは主とし
て白血球の著減である。
鼻咽腔に原発した細網肉腫症と癌腫の2例に遭遇し
白血球数減少の回復を企図して,種々の白一血球数増多
剤の他,テレビン油注射により白血球増多を来し治療
継続中の症例を経験したので報告する。
第1例 柴○の○,46才女。主訴は右側頸部腫瘤,
開放性鼻声。昭勧30年12月末から開放性鼻声,右扁桃
腫大,1月末右側頸部腫瘤に気づき,血性鼻漏あり。
現症:全身的には著変なく,局所的には右側の上咽喉
腫瘍と口蓋扁桃腫大,同順頸部淋巴節腫腸を認めた。
両側扁頭並に頸淋巴節摘出術施行。いつれも組織学的
に細網肉腫の未熟型であった。術後上咽頭にラジウム
1840mg時照射の他,三回に亘り頸淋巴節摘繊術を施
行し,且ナ・fトPミン480mg,ザルコマイシン25g注
射せるも白血球著減のため治療を中止し,大量輸出の
他種々の白血球増多剤も効なきため,無菌テレビン油
0.5ccを.2回に亘り大腿部皮下に注躬し白血球増多を
来した。これにより更にラジウム,アクチノマイシン
注射の併用を企図している。検査成績は軽度の貧血,
赤沈中等度促進,赤血球抵抗減弱,軽度肝障碍の他著
変はなかった。
第2例 多○き○,51才女。主訴は鼻出血。昭和30
年10月末より撰鼻に際し鼻出血あり,本年3月始より
右鼻閉塞感,悪臭性鼻漏を認めた。現症:全身的に著
変なく,局所的には易出血性の腫瘍が右上咽頭部に認
められた。右側頸部淋巴節が指頭大に腫脹。両側口蓋
扁桃摘出,上咽頭腫瘤及び右側頸部淋巴節摘出を行っ
た。組織学的にいつれせ単純癌であった。:右上咽頭部
にラジウム照射1750皿g時使用後,白血球著減のため
輸血,パニ・一一ルチンその他を使用せるも効なく,テV
ビン油注射により治療継続を企図している。検査成績
は,貧血,白血球減少,血沈高度促進の雪目変はみら
れなかった。
白a笠球面多法としての無菌テレビン油注射に際して
は,全身的に発熱,局所的に激痛,発赤腫脹,熱感を
伴い,局所が平常に復するに約2∼3週間を要し,此
の点今後の検討を要する。
14。心弁膜症(所謂リウマチ性心内膜炎による)
に於け郡県尖弁の態度
(病理)(演) 野 口 昌 子
丹沢康子,近藤智里
リウマチ性心内膜炎による弁膜症の際に,病理学的
にも臨床的にも左心系に属する弁,即ち大動脈弁,僧
帽弁の変形が専ら問題になる。一般に」b内膜炎が左心
系におこりやすく,叉生じた変化が弁の変形を残しや
すいのは,左心が右心に比して内膜の機械的刺戟が強
いためであろうが,右心系特に三尖弁,肺動脈弁にも
同種の変化のおこる可能性は充分考えられる。
我々は約60例の心弁膜症の剖検例を用い,三尖弁の
変化を肉眼的,組織学的に精査して次の三点について
報告する。
1)弁の変形を起して機能性脳を生ずるものの頻
度。
2) は変形にいたらないものでも組織学的に新旧の
内膜炎の像が多数にみられること。
3)機能的閉鎖不完全症の想定される例の頻度。
15.血管心臓邉影法(第3報)
診断能力向上に闘する1試みについて
倣射線科)島津フミヨ
(演)石原純一,後藤千代
重田帝子,長瀬明美
三 浦 茂,高 岡 真
研究目標:当教室では過去5年間に亘り約80内含の
A.C.G、法(血管心臓造影法)を経験したが,現行の
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