GPUを用いた行列演算ソフトウェアの開発
2
0
0
全文
(2) 情報処理学会研究報告 IPSJ SIG Technical Report. Vol.2014-CSEC-65 No.7 Vol.2014-IOT-25 No.7 2014/5/22. 多くのユーザーが利用可能となる.. 2.2 データ転送の最小化 GPGPU にて計算をする際,メインメモリにあるデータ を GPU から扱えるビデオメモリに転送が必要であるが, この転送のための所要時間の占める割合が比較的大きいこ とが知られている.そこで,計算のために一度ビデオメモ リに転送されたデータは,ビデオメモリ上に留め,次に利 用される際には転送することなくそのまま計算に利用可能 とした.そのために,R のオブジェクトの外部ポインタと いう仕組みを利用した.. 2.3 既存の R コードの最小限の変更 R には演算子のオーバーライドという機能があり,既存 の関数を上書きすることが可能である.そこで,R の既存 の関数を GPU を用いるコードで上書きすることにより, 既存の R のコードを変更箇所を最小限に留めて,高速化す ることが可能である.. 2.4 ビデオメモリの有効活用 ビデオメモリ上にあるデータは転送のコストなく利用可 能である一方で,その容量には限りがある.そこでビデオ メモリの容量が不足した際や,不足が予想されそうな際, 最も長い間参照されなかったデータをメインメモリに戻す 機能を実装した.. 2.5 マルチ GPU への対応 しばしば複数の GPU を搭載可能なコンピュータも存在 する.そのようなコンピュータで,GPU の搭載個数に応 じてパフォーマンスが向上すれば理想的である.しかしな がら,他の GPU に搭載されたビデオメモリへのアクセス には通常データ転送が必要となる.従ってデータを分割し て転送し,別の GPU で計算を行った後,その結果を再度 転送したのでは,大きなパフォーマンスの向上は望めない. そこで本パッケージではデータを分割しての複数 GPU へ の対応はせず,一連の計算処理の中でメモリ転送が比較的 少なくなるレベルでの分割を検討している.. 3. おわりに 現状では,このパッケージは開発中である.研究報告会 では,今後の方向性などについて意見を頂ければ幸いで ある.. c 2014 Information Processing Society of Japan ⃝. 2.
(3)
関連したドキュメント
鋼板中央部における貫通き裂両側の先端を CFRP 板で補修 するケースを解析対象とし,対称性を考慮して全体の 1/8 を モデル化した.解析モデルの一例を図 -1
重回帰分析,相関分析の結果を参考に,初期モデル
そこで本解説では,X線CT画像から患者別に骨の有限 要素モデルを作成することが可能な,画像処理と力学解析 の統合ソフトウェアである
名の下に、アプリオリとアポステリオリの対を分析性と綜合性の対に解消しようとする論理実証主義の
振動流中および一様 流中に没水 した小口径の直立 円柱周辺の3次 元流体場 に関する数値解析 を行った.円 柱高 さの違いに よる流況および底面せん断力
テューリングは、数学者が紙と鉛筆を用いて計算を行う過程を極限まで抽象化することに よりテューリング機械の定義に到達した。
Research Institute for Mathematical Sciences, Kyoto University...
解析の教科書にある Lagrange の未定乗数法の証明では,