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日本 にお け るラグ ビー フ ッ トボール 競 技規則 改正 に関す る史的考察

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(1)

191

日本 にお け るラグ ビー フ ッ トボール 競 技規則 改正 に関す る史的考察

藤 江 正

日 次

緒 言

明治 ・大正 ・昭和初期のラグビー

(1)

創設期 における競技規則の特徴

(2)

日本 におけるラグビー

(3)

大正末か ら昭和初期 における競技規則の特徴

III

昭和

20

年以降のラグビー と競技規則の改正

結 語

Ⅰ 結 昌

ラグ ビー フ ッ トボール競技 の 目的 は, 「 競技規則 に則 り, フェア・プ レー に 終 始 し, ボール を持 って走 り,パ ス また はキ ックを用 い, で きる限 り得点 を

あ げ る ことで あ る」。

こういった趣 旨の もとにオー プ ン ・ラグ ビー をす る こ とが プ レヤー 自身 は もとよ り,観 る者 に とって もこれが ラグ ビー フ ッ トボールの醍 醐味 で あ る

ところが最近 は, やや もす る と勝 つた めの戦術 に こだわ るあ ま りキ ック戦 法 が多用化 され, また は, ス クラム戦 に固執 す る とい った傾 向が み られ興味 を 半減 させ てい る

日本 ラグ ビー フ ッ トボール協会 は,本来 あ るべ きオ ー プ ン ・ラグ ビー を促

進 す るた め,昭和

61

年 よ り 「国 内特別 ルール を正式 に採 用」す る ことを決 め

てい る。

(2)

192

84

こういった競技規則 と技術 ・戦術 は不可分 の関係 にある

本稿 は, この競 技規則 の改正 と技術 ・戦術 に関す る技術史的な視点か ら考察 したい と思 う。

Ⅰ Ⅰ 明 治 ・大 正 期 の ラ グ ビー

(1)

創設期 にお ける競技規則 の特徴

ラグ ビーの発祥 は

1823

11

月,英 国 の ラグ ビー校 にお い て フ ッ トボー ル ・ゲームの際, ウイリアム ・ウェ ッブ ・エ リス

(WilliamWebbEllis)

少年 が試合 に熱 中のあ ま り突然 ボール を手 に持 って敵 のゴール に走 り込 んだのが 始 ま りと伝 え られてい る

この ような行為 は当時の規則 として は勿論違反で あったが, この事実が ラグ ビー フッ トボールの基本的ルール を作 った といえ る

その後, ボール を手 に持 って走 るフ ッ トボール をラグ ビー と呼 び,学生 や卒業生 の間で盛 んに行 われ るようになった。

当時 のプレヤーの人数 は,

1

チーム

20

人 で

FW

が多 くス クラムの押 し合 いが原則 で,足 を蹴 るハ ッキング ( 膝 か ら下 のみ)も許 されていた。 これ はス クラム内でボール をキー プす る相手 のボール を出 させ るために許 されていた ようであ る( 1 ) 。その他 にノ ック・ オ ン,オ フサイ ド,フェアーキャッチ等 の規 則 もあったが,試合 内容 は現在 のラグ ビー とは大 き く異 な り,乱暴 で負傷者

も多か った。 と言われている。

チームの編成 は,

FW 13

人,

H ・B3

人,

T ・B 1

人,

F・B3

人 となっ てお り,得点 はゴールが重視 され,

4

回タ ッチ ・ダウンして初 めて トライが 託 め られ, タ ッチ ・ダ ウンして もゴールが成功 しなけれ ば, その時点 では得 点 にな らず,

3

トライが ゴール に相 当す る方式であった

(2)

0

1875

11

月の規約改正 で, ゴールが ない場合 のみ トライが得点 として認

め られ ることになった。さ らに今 まで

1

チーム

20

名 だ った競技者 を現在 と同

15

名 に変更 してい る

。1879

年 にはボール を持 ってい るプ レヤーが タ ック

ル された場合 は,直 ちにボール を離 さなけれ ばな らない。 とい うルールがで

き,ス クラム周辺 で の ゴタ ゴタが整 理 され,ゲームの ス ピー ド化 が計 られ

(3)

0

(3)

日本 にお けるラグ ビー フッ トボール競技規則改正 に関す る史的考察

193

得点方式‑ も技術 の上昇 とともに変 わって きてお り

,1886

年 には トライ

1

点, ゴール 3点, その後, トライ 2点, ゴール 3点, ドロ ップゴール 4点 と いったゴール重視の時代 を経 て, トライ 3点, ゴール 2点 とな り,現在 は ト ライ 4点, トライ後 のゴール 2点, ドロップゴール 3点 とな り, トライ重視 の方向に移行 している( 4 ) 。 これ は最近,国際試合が頻繁 に行われ るようにな り, とくに外国選手 のキ ックカ は素晴 し く, ゴール による得点力が増加 した ことや,チーム ・デフェンスの強化 によって トライを取 ることが非常 に困難 とな り,トライの価値が高 く評価 され るようになった ことによるものである。

この ように,国際交流が盛 んに行 われ るようになる と,各 国におけるルー ル解釈 の違 いによって紛争が発生す ることがあ り, これ らの重要事項 を協議 す る機 関 として 国 際 ラグ ビー フッ トボール委 員 会

(International Rugby FootballBoard)

1890

年 に結成 され, ここでルールの統一や競技規則 の改 正 を行 うようになった( 5 ) 0

( 2) 日本 におけるラグビー

1899

年 ( 明治

32

年) 慶応義塾 のクラー ク教授 とケ ンブ リッジ大学 の留学か ら帰 った田中銀之助氏 によって同大学の学生 に指導 されたのが我が国にお け る最初 のラグ ビー とされている

当時 は,オールプラックスのギャラハ‑の著者 をもとに

2 ・3 ・2

のセブ ン・システムによる戦法 ・プレーを行 っていたが,

1911

年 ( 明治

44

年)以降 は 英国のルール改正 によってフロン ト・ローの

2

人制が禁止 されている

(6)

0

慶応義塾のラグビー創始 に続 き

1910

年 ( 明治

43

年)には第

3

高校 で, その 翌年 には同志社大学,大正 に入 って早稲 田大学,東京帝国大学,京都帝国大 学,明治大学 な どにラグビー部が誕生, その後 も次々 とチームが誕生 し,交 流試合 も盛 んに行 われ るようになった( 7 ) 0

この ように,多 くのチームが試合 を行 うようになる と, そのスケジュール

の決定やルールの解釈 な ど多 くの問題が発生 し, これ らの調整 を計 る中心機

関の設立が必要 とな り,大正

13

6

月に関東 ラグ ビー蹴球協会が,翌

14

(4)

194

84

には関西 に西部 ラグ ビー蹴球協会が設立 された。 さらに国際試合へ の進 出 と いった ことな どか ら昭和

32

年 に東西 の協会 を総括 した統一機 関 としての 日 本 ラグ ビー蹴球協会が設立 された。

そ こで協会 は毎年 「 競技規則」 を発行 しているが, その改正 にあた っては 国際 ラグ ビー ・フ ッ トボール委員会 の改正 に従 ってな され るが, この競技規 則改正 のね らい は,技術 や戦術 的な もの を規定す る場合 と,傷害予防上 の観 点か ら規定す る もの とが ある。

本稿 で は,ルール上 の語句 の変更,補足 といった ものは除 き,ルールが技 術 ・戦術 丁傷害等 に影響 を及 ぼす と思われ る改正点 について年次 を追 って述

べ る ことにす る

( 3) 大正末〜昭和初期 の競技規則 の特徴

当時 の規則書 と現在 の もの と大 き く異 なる点 は次 の ような ものである

先 ず当時 の競技規則書 は,英文 の下 に日本語訳 を記載 している点 と, むずか し い文章表現が 目立 ってい る。 また,輸入 スポー ツなので当然 とも言 えるが , 競技場 の長 さの単位 がヤー ド, フィー ト, イ ンチで示 されてい るな ど煩雑 で

ある

競技規則 で は,①競技者 の服装 について,「 競技者ハ ビジ ョウ指環其他危険

ナル物 品 ヲツクル可 ラズ,靴 ノ鋲ハ革ニテ造 ラレ囲 クシテ少 ク トモ三本 ノ釘

ヲ以 テ定着 セザルベ カラズ」 と規定 されてい る

.

( 卦得点 は トライが

3

点, ト

ライによるゴール 5点,ペ ナルテ ィによるゴール 3点, ドロ ップゴールが 4

点 となっていた。( 卦レフ リーが笛 ヲ吹 クベ カラザル場合下 ノ如 シ

.

単二競技

者 ガタ ックルサ レタ場合,反則 ノ起 キタル トキ其 ノ反則 ニ ヨ リ相手方ガ利益

ヲ得 タル場合 ( 第

21,22,23,24,27

条ニハ適用ナ シ)。 と規定 してい る

か し,現在 で はア ドバ ンテー ジの適用範囲が広 げ られ,ゲームのス ピー ド化

とその流 を重視 してい る面 で大 きな違 いが ある

④ 負傷者が出た場合 の競技

再 開 は 「 三分以 内ニハ再 開セラルベ キモ ノ トス」 とあ り, グラン ド内での応

急処置が現在 よ りやや長 めに とられてい る。 タ ッチにボールが出た場合 ゐ明

(5)

日本 におけるラグ ビー 7ツ トボール競技規則改正 に関す る史的考察

195

確 な条項 は見 当 らないが,「タ ッチ ヨリノ投球ハ スロー・フォワー ドニアラズ」

とあ り,投入者 の足が フィール ド ・オ ブ ・プレー にあってはい けない。 とさ れてい る点で,現在 の ようにタ ッチ ・ライ ンに直角 の方向 に投 げ入れ られ る 必要 はなか った ようで ある。⑥ スクラム‑のボール投入 は,任意 の側 よ り入 れ ることがで き, フロン ト ・ローの組 み方 も,現在 の ように頭 を交互 に組 み 合 う必要 もなか った

したが って,マイ ・ボールの時 はルーズ ・ヘ ッ ドよ り, 敵 ボールの時 はタイ ト・ ヘ ッ ド側 よ り組 んで ボール を獲得 しやす くしていた。

スクラムの形成 も,現在 は双 方 のフロン ト ・ローは常 に

3

人 でなけれ ばな ら ないが, 当時 は 「スクラムガ組 マ レタル後球 ガ入 レラルルマデハ故意ニスク ラメ‑ ジノ前列こ加ハ リ 4 人以上 トナ) I ,ヲ得 ズ」 とい うことで, ボール投入 後 のス クラムの押 しを重視 していた こ とが伺 える。( 丑タ ックル の項 で は,

「タ ックルサ レタ場合 ニハ直 チニ球 ヲ自身 卜相手方 ノゴール ・ライ ン トノ間二 置 クベ シ

タ ックルサ レタ競技者 ガ球 ヲ置 ケル時ハ足 ヲ以 テ虞理 セ ラル タル 後 ニアラザ レバ如何 ナル競技者 モ其球 ヲ拾 ヒ上 グル事 ヲ得 ズ」。 とい うこ と で,タ ックル された場合 は直 ちにボール を置 き, 一度足で処理 しなければボー ル を拾 い上 げることがで きなか った。( 参得点方法 について は,「防禦側 ノ不正 ナル競技又ハ不法ナル妨害 ナカ リセバ疑 ヒモナ ク トライガ為 サ レタルベ シ ト 考 フル時ハ トライ ヲ輿 フベ シ斯 ル トライハ反則 ノ起 リタル時球 ノア リシ地鮎

ヲヨギ リタ ッチ・ライ ンニ平行 ナル線上二於 テ輿へ ラルベ シ

(8)

」とあ り,現在 のゴール ・ポス ト中央 に認定 トライ を与 える点か ら考 える と,防御側 に有利 な規則 であった といえる。

昭和

20

年 以 降 の ラ グ ビー競 技 規 則 の 改正 昭和

21

年度

・ス クラム

( ∋距離 を隔て,突進 してスクラム を組 む ような危険 な組 み方が禁止 された。

② スクラムへの球 の投入 は, どち ら側 か ら入れて も差支 えないが,サイ ド

を決定 した ら変更 で きない。 とされていた。

(6)

196 人 文 研 究 第

84 輯

・タ ックル

タ ックル され, しか も地上 に倒 されない場合 には, そのプレヤーは直 ちに 球 を自分 と相手側 のゴール ・ライ ンの間 に落 ちるように離 さなければな らな い。 そ してその後,足 でプレー した後 でなければ, その球 を拾 うことはで き なかった。

・ライ ンアウ ト

( ヨタッチか ら球が投 げ込 まれた とき,球がプレヤー若 し くは地上 に触れ る 前 に相手側 をチ ャージした り,押 した り, または,捉 えてはいけない。 と規 定 されていた。

②球 を投入す る際 は, タ ッチ ・ライ ンと直角 に少 な くともタ ッチ ・ライ ン よ り

5

ヤー ドの所 に達す るように投 げ入れなければな らない。

・キ ックオ フ

トライ後 のゴールが不成功 の場合, ドロップ ・キ ックで開始 され ることが 新たに規定 された。

・ゴール ・キック

ペナルテ ィ ・キ ックでゴール をね らう時のみ,相手側 は球が戯 られ るまで 一切 のチ ャージが禁止 された。

・トライ

防御側 の不正 なプレー又 は不法な妨害がなければ疑 い もな くトライが得 ら れた とレフ リーが認 めた場合 には, ゴール ・ポス トの中間 に トライが与 えら れ ることになった。

・タ ッチの場合のボール投入権

ボール を保持 しているプレヤーが相手 に押 し出された場合 は,押 し出され た側 にボールの投入権が与 えられた。

・レフリーに触 れた場合

球又 は球 の保持者が フィール ド ・オブ ・プレーにおいて レフ リーに触 れた

時 は, その場所でスクラム となった。

(7)

日本 にお けるラグ ビー フッ トボール競技規則改正 に関す る史的考察

197

・イ ン ・ゴール にお けるノック ・オ ン,スロー ・フォワー ド

プレヤーが相手側 のイ ン ・ゴール においてノ ック ・オ ン又 はスロー ・フォ ワー ドした ときは ドロップアウ トとなった

(9)

0

昭和

25

年度

・トライ,ペ ナルテ ィ ・キック, フ リー ・キ ックが与 えられた場合

上記 の場合,終了時間が きて も次 に球がデ ッ ドとなるまで競技 を続行 させ る

・スクラム

( ヨレフ リーは,スクラムのボール投入権 がいずれか判断で きない場合 は, 自陣内でスクラムを組 む側 に与 えるようになった。 この当時 は防御側 に有利 なルール となっていた。

② スクラムへのボール投入者 は,スクラム よ り 1 ヤー ド以上離れ,手 を膝 よ り下 げ,両手で中庸 の速度で球 を各側 の フロン ト・ローの最 も近 い

1

本 目 の足 を越 えて地面 に触 れ るように投入 しなければな らない。

・チ ャージ及 び妨害

球 を蹴 り終 った相手 を故意 にチ ャージ又 は妨害 してはな らない( 1 0 ) 。これ は 危害防止上の配慮 によるものである

昭和

26

年度

・ノック ・オ ン及 びスロー ・フォワー ド

球が前方 に投 げられない限 り, その球が地面 に着 いてか ら前方 に跳ね返 っ て も, そのパ スは正 当である

・スクラムにおける球 の投入

( ヨスクラムへの球 の投入 は,遅滞 な く入れ られなけれ ばな らない。

② スクラムへの球 の投入 は,フロン ト・ローで形成 されている中央線 に沿 っ て入れ られ,且つ地面 に触れた とき球 は正常 に入 った ことになる

③球が正当に入 るまでは,双方いずれの フロン ト・ローの脚 も球 に触れた

り,或 いはこれ を入れ るプレヤーの手 を離れ るまで は,いずれのプレヤー も

脚 を上 げた り,前 に動かす ことは違法である

(8)

198

84

・トライ

プ レヤーが球 を持 って摘 まれた まま惰性 で相手側 のイ ン ・ゴール に入 り, 球 をグランデ ィング した場合 は, フィール ド ・オ ブ ・プ レー において球 が地 面 に触 れた場合 で も トライが認 め られ る

(ll)

0

昭和

27

年度

・服 装

靴 の鋲 は, いづれ も革 か ゴムか又 はアル ミニ ウムで 円 く,且 つ, しっか り と止 め られ てい る こと

革 だ けで な くゴム, アル ミの材質 の使 用が認 め られ るようになった。

・ス クラム

フロ ン ト ・ロー を形成 す る双 方 のプ レヤー は,球が ス クラム内 にあ る間 は 互 に しっか り組 み合 っていな けれ ばな らない。 フ ッカー は両側 のプレヤー を 両手 で しっか り掴 み, また,両側 のプレヤー もフ ッカー を同様 に掴 んでいな

けれ ばな らない。 これ はス クラムの安 定 と危険防止 を考 えた改正 で あ る。

・タ ックル

プ レヤーが タ ックル され,しか も地上 に倒 され ない場合 には,そのプ レヤー は直 ちに球 を離 さな けれ ばな らない。

・オ ンサ イ ド

前 方 にい るオ フサ イ ド ・プ レヤー をオ ンサイ ドにす るた めには, フ ィール ド ・オ ブ ・プ レー又 はイ ン ・ゴール にいな くて はな らない。但 し, その前 に タ ッチ又 はタ ッチイ ンゴール内 を走 って も差 支 えない( 1 2 ) 。

昭和 28年度

・タ ックル

タ ックル され た プ レヤーが, もし地上 に倒 れ ているな らば, 自分 の足 で球 をプ レーす る前 に直 ちに球 を手 か ら離 し,球 か ら転退 す るか起 き上 が らなけ れ ばな らない。

・ス クラム にお けるオ フサイ ド

球 がス クラム内 にある場合, ス クラム内 にいないプ レヤーが片足 で も球 の

(9)

日本 にお けるラグ ビーフッ トボール競技規則改正 に関す る史的考察

199

前方 に故意 に出た時 はオ フサ イ ドとな る( 1 3 ) 0 昭和

30

年度

・ス クラム

( かいづれ の側 もス クラムの形成 を故意 に遅 らせ て はい けない。 また,双 方 のス クラム構成員全員が揃 うまで待 つ必 要 はな̲ い。

②各側 の フロン ト ・ロー は

3

人 のプ レヤー によって形成 されな けれ ばな ら ない. ス クラム形成後 いか な る場合 で も, これ に他 のプ レヤーが加 わ り 4 人 以上 になって はい けない。

③ ライ ンア ウ トの ノ ッ ト ・ス トレー トや ノ ッ ト

・5

ヤー ドを除 き, ス クラ ム は反則 の場所 にで きるだ け近 い地点 で組 む。

④双 方の フロン ト ・ローが組 み合 ったな らば遅滞 な く球 を入 れ な けれ ばな らない。

⑤球 を入 れ るプ レヤー は反動 をつ けるこ とな く, 中央 の線 に沿 って真直 ぐ に, しか も球 を投入 す る側 の フロン ト ・ローの 2番 目の足 を越 えた所 で地面 に触 れ るように投 げ入 れな けれ ばな らない。 なお,

1

番 目 の足 は球 が その前 を通 り越 さな けれ ば動 かせ ない。

⑥ いづれ の フロン ト ・ロー も両足 を中央 の線 を越 して出 した り,両足 を同 時 に地面か ら上 げて ヒール して はい けない。

⑦投入 されて くる球 に近 づ くた め,体 を捻 った り,低 くした り, また は, スクラム を崩 す原 因 となるような動作 をして はい けない。

・オ フサイ ド

ス クラムや ライ ンア ウ トの際 に,片足 で も球 よ り前方 に出ていた者 が直 ち

に球 の後方 に退 か なか った り,球 の線 よ り後方 にいた者 が片足 で も前 に出た

時 はオ フサ イ ドで あ る

ただ し,故意 で ない限 り,直 ち に戻 った とか,相手

を妨害 しなか った場合 は反則 とはな らない。 なお, ス クラムの場合 は,味 方

のプ レヤー をいづれかの腕 で組 んでいな けれ ばス クラム内のプ レヤー とは認

めない。 もし,第

3

列 目のプ レヤーが この ような状 態で, しか も,球 よ り前

にいた とすれ ばオ フサイ ドとして罰せ られ る。

(10)

200

84

・ペ ナルテ ィ ・キ ック

反則 のあった地点か ら前方 に

5

ヤー ド進 めば, どこへ キ ック して も差支 え ない。反則 した側 は従来通 りタ ッチ・ライ ンに平行 して

10

ヤー ド後退 してい なければな らない。

従来 は,タ ッチ に平行 して

10

ヤー ド飛 ばなけれ ばな らない。とい う規定 に よって反則 した側 の待 ってい る所へ蹴 る結果 となったが,改正 によ り真横 に

5

ヤー ド蹴 って もよいので攻撃側 に有利 となった。

・タ ッチ

タ ックル又 は球 を奪 い合 うための行為 を除 き,球 に向って跳 び上が るため 他 のプレヤー を支 えにした り,相手 を押 す, チ ャージ,又 は掴 んだ り,他 の

プレヤー をいかな る方法 にて も束縛す る ことは厳 し く禁 じられた。

・トライ

イ ン ・ゴール において, いずれの側 が グラウンデ ィング したか不明の場合 は, ゴール ・ライ ンか ら

5

ヤー ドの場所 でスクラム とな るが, この場合 の球 の投入権 がすべて攻撃側 に与 え られ る ことになった。

・味方のゴール ・ライ ンを越 えて球 を持 ち込 む こと

自陣のゴール ・ライ ンを越 えて球 をヒール, キ ック,パ ス, ノ ック, また はキ ャ リー ・バ ックした時 は, イ ン ・フィール ドで最後 に球 に触れた地点 を よぎ り, タ ッチ ・ライ ンに平行 な線上, ゴール ・ライ ンよ り

5

ヤー ドの地点 でスクラム となった

(14)(15)

以上が本年度 の主な改正点で あるが,攻撃側 に有利 な改正が 目立 ち, よ り 動 きの活発 なラグ ビー を奨励 す る と共 に,他 方で不正 プ レー を厳 しく禁 じる

な ど安全対策 に対 す る配慮 も伺 える。

昭和

32

年度

・タ ックル

球 を持 ったプ レヤーが捕 えられ, その状態 において球 が地面 に触 れ るか,

また はパ ス,或 い はその他 の方法 によるプレーがで きない ような場合, タ ッ

クルが成立 した と判断 され ることになった

(16)

0

(11)

日本 にお けるラグ ビー フッ トボール競技規則 改正 に関す る史 的考察

201

昭和

33

年度

・競技時間, その他

負傷者 を競技場外 に運 び出す場合 を除 き,やむ を得 ない場合 は 2分以 内の 休止が認 め られた。従来 よ り 1分短 くなったが,応急の手 当 はグラン ド内で や らず場外でや る とい う主 旨による もので ある。

・ノック ・オ ン

パ スや キ ックされた球 を手 の中で フアンブル して も,地面や他 のプレヤー に触 れ る前 に同一 プ レヤーが捕 った場合 はノ ック ・オ ンとはな らない。

ノ ック ・オ ンが緩和 され,ゲームの中断 を減少 させ,継続 プレー を推進 し ようとい う主 旨による改正 であ る

・スクラム

各側 の フロン ト ・ローの頭 は交互 に組 み合 うよう規定 され,従来 の ような 頚の取 り合 いや,頭 のぶつか り合 いが無 くなった。

・フェアーキ ャッチ

球が ゴール ・ポス トまた はクロス ・バ ー に当った後 で もフェアーキャッチ が認 め られ るようになった。

従来 は,相手側 のキ ック, ノ ック ・オ ン, スロー ・フォワー ドの球 を直接 捕 った場合 のみ成立 した。

・ルーズ ・スクラム

地上 にある球 の周囲 に両 チーム各

1

名以上 の立 ってい るプ レヤーが互 いに 組 み合 ってい る ときに成立す る。ルーズ ・ス クラムの成立条件 が明確 にされ

・ア ドバ ンテージ ・ルール

フェアーキ ャッチ後 の フ リー・キ ック,ドロ ップアウ トお よびペ ナルテ ィ・

キ ックを行 う際 に もア ドバ ンテー ジ ・ルールが適用 され る ことになった。

・タ ックル後 のプ レー

タ ックル された後 の球 を足 でプ レーせず,手 で拾 って もよ くなった。 ただ

し, タ ックル されたプ レヤー はす ぐ球 を手離 さなけれ ばな らない。 しか し,

(12)

i)()2

84

起 き上 が った後 は手 でう 刺 こプ レーす る ことがで きる

この改正 に よって, ルーズ ・スクラム にな る前 に球 を拾 って速 く展開す る とい った プレーが見 られ るようになったO

・キ ック時 のオ フサイ ド, オ ンサイ ド

味方 のキ ッカー よ り前方 にいてオ フサイ ドの位置 にい るプ レヤー は,球 を 受 けよ う としてい る相手 か ら

10

ヤー ド以上離れていれ ば,次 ぎのいづれかの 行為 に よってオ ンサイ ドとな る。( ∋球 を蹴 ったプ レヤーが前方 の味方 を追 い 越 す。② オ フサ イ ドの位 置 にい るプ レヤー各 自が キ ッカー よ り後 方 に戻 る

③相手 が キ ックかパ ス を し,④球 を持 って

5

ヤー ド走 るか, ⑤球 を受 け損 なっ た場合 にオ ンサ イ ドとな る。ただ し,球 を受 けよう としてい る相手 の

10

ヤー ド内 にい るプ レヤー は直 ち に

10

ヤー ド外 に出 よ う としない限 りオ ンサ イ ド とはな らない。

・ペ ナルテ ィ ・キ ック

蹴 る方向 と岸 巨離 に制 限が な くなった。 ただ キ ッカー は他 のプ レヤーが触 れ るまで は, そのボール をプ レーで きない。

・トライ

トライ後 のプ レース ・キ ックはキ ッカーが球 を自分 で置 いて蹴 る ことがで きるよ うになった。

・タ ッチの際 の選択権

ライ ンア ウ トでの ノ ッ ト

・5

ヤー ド, ノ ッ ト ・ス トレー トの場 合, その相 手側 が ス クラムか ライ ンア ウ トの いづ れ か を選択 す る こ とが で きる よ うに

なった。 この選択権 は

FW

の戦術 に大 きな影響 を与 える改正 で ある。

・レフ リー に球又 はプ レヤーが触 れた時

どのチーム も利 益 を得 なか った と判 断 した場合 は, その ままゲーム を続行 す る

(17)

0

昭和

39

年度

・オ フサイ ド

① セ ッ ト・ス クラムの際 に新 し くオ フサイ ド・ライ ンが設 け られた。即 ち,

(13)

日本 にお けるラグ ビー フ ッ トボール競技規則改正 に関す る史的考察

203

セ ッ ト ・ス クラ声の場合 ,④ ス クラム に参加 していないプ レヤー は, すべて ス クラム内の味方 のプ レヤーの一番後 方 の足 の線 ( スクラム ・オ フサ イ ド・ラ イ ン)の後 方 にいな けれ ばな らない。 また, ス クラム に参加 してい ない プ レ ヤーが, スクラム内 にボールが あ る間 に片足 で もスクラム ・オ フサイ ド ・ラ イ ンの前方 に出せ ばオ フサイ ドとな る。⑨ スクラムの中 にボールが あ る間, 各 プ レヤー は堅 くバ イ ン ドし合 ってスクラムか ら離れて はい けない。 もし離 れ る場合 にはオ フサイ ド ・ライ ンの後 方 に退 らな けれ ばな らない.( 9ボール を入 れ る双 方 のプ レヤーが, ボールが ス クラム内 にあ る間 に片足 で もボール の前方 に出す とオ フサイ ドとな る

( 参ライ ンア ウ トに参加 していないプ レヤー は, ライ ン ・オ ブ ・タ ッチか ら

10

ヤー ド離 れた ライ ン( ライ ンア ウ ト・オ フサイ ド・ライ ン)まで, ライ ンア

ウ ト終了 まで は退 いていな けれ ばな らない。

・チ ャー ジ,妨害,不正 なプ レー

タ ックル以外 のオ ブス トラクシ ョン ・プ レー について規定 した。例 えば, 味方 のボール を持 ってい るプ レヤーの前 に故意 に立 った り,前 を走 った りす るような行為。更 にア‑ リー ・タ ックル ( 早過 ぎるタ ックル), レー ト ・タ ッ クル ( 遅過 ぎるタ ックル)や危険 なタ ックル を禁止 した。

・ペ ナル テ ィ ・キ ック

自分 でザ ック した ボール を自分 で受 けて プ レー して もよ くなった

・トライ後 の ゴール ・キ ック

プ レー ス ・キ ック また は ドロ ップ ・キ ックで もよ くなった

また, キ ック を行 わな くともよい。

・ライ ンア ウ ト

① ボールが タ ッチ とな る前 に最後 にボール に触 れた プ レヤーの相手側 か, また は, ボール を持 った プ レヤーの相手側 に投入権 が与 え られ るようになっ た。

② ライ ンア ウ トの ノ ッ ト ス トレー トや ノ ッ ト

・5

ヤー ドに もア ドバ ンテー

ジ ・ルールが適 用 され るようになっ

た (18)

。例 えば, スローイ ンが曲が って も

(14)

204

84 輯

相手 に有利 になれ ば試合 はその まま続行 され る。

以上 は,いわゆる昭和

39

年度 の画期 的な大改正 といわれ るものの骨子 であ るが, とくにスクラムにお けるオ フサイ ド ・ライ ンの規定 によ りスクラム ・ ハー フの 「つぶ し」は相手 ス クラム・ ハー フ 1人 とな り,攻撃側 は余裕 を もっ

てバ ックスのオープ ン攻撃,連続 プ レーがで きるようになった( 1 9 ) 0 昭和

41

年度

・ダイ レク ト ・タ ッチ

フ リー ・キ ック及 びペ ナルテ ィ ・キ ックを除 き, 自陣 2 5ヤー ド・ライ ンよ り相手側 でキ ック し, ボールがダイ レク トでタ ッチに出た場合, キ ック した 地点 で相手側 ボール のセ ッ ト ・スクラム となる

(20)0

昭和

43

年度

・モ‑) レ

( ヨモールの定義づ けが なされた。つ ま り, ボールがいずれかのプレヤーが 手 で持 ち, それぞれ

1

名以上 のプ レヤーが密集 した状態 をい う

② モール にオ フサイ ド ・ライ ンがで き,味方 プレヤーの

1

番後方の足 の線 となった。

・ダイレク ト ・タ ッチ

昭和

41

年 の改正 の他 に,つ ぎの中か ら

1

つ を選 べ るようになった。① その キ ックを認 める( マイナス ・キ ックの場合,相手側が有利 な こともある),( 参 ボールがタ ッチに出た側 で, キ ックした地点 をよぎ り, ゴール ・ライ ンに平 行 な場所 でのタ ッチ とな る

・ライ ンアウ ト

一旦 ライ ンアウ トに並 んだプレヤー は, その ライ ンア ウ トが終 らない うち にライ ンアウ トか ら離れ る ことはで きない。 ピール ・オ フの動 きをす る時 は この限 りで\ ない。

・スクラムへのボール投入

投入者 は交替 して もよい。特別 な理 由がな くとも

H ・B

の交替 が認 め られ

た。

(15)

日本 にお けるラグ ビー フ ッ トボール競技規則改正 に関す る史 的考察

205

例 えば, 自陣 ゴール前 のス クラムでサ イ ド攻撃 が予想 され, しか も,. 味方

H

'

・B

の防御 が弱 い時 な ど,敵 ボール に限 って破壊力 の あ るプ レヤーが臨時 的 に

H ・B

を務 め る とい った ことも戦術 として使 えるようになった。

・代走者 の承認

ボール をキ ック した地点, また はその後 方 よ り味方 のプ レヤーがオ フサイ ド ・プ レヤーの前方 に走 り出た時オ ンサ イ ドとな る

(2

1 ) 0

今 回の改正 で は, と くにダイ レク ト ・タ ッチ について は,安易 にタ ッチへ 蹴 って逃 げるような消極 プ レー を規制 し, よ り一層 のオー プ ン化 を狙 ったの が特徴 であ る。 したが って, フル ・バ ックの重要 さが著 し く増加 し, この フ ル ・バ ックに対応 す る両 ウイ ングの連携 プ レー,

FW

のバ ッキ ング ・ア ップ な ど新 しい動 きが でて きた

(22

) 0

昭和

45

年度

・タ ッチ を横切 った直後 の ボール

フ ィール ド ・オ ブ ・プ レー にあ るプ レヤーが, ボールが空 中で タ ッチ ・ラ イ ンを横切 った直後 に捕 った場合 はその ままプ レー して もよい。

・タ ックル

地面 に横 たわ った まま, ボール を持 ってい る相手 をタ ックル した り, タ ッ クル しよう として もよい。

・クイ ック ・スローイ ン

タ ッチ に出たその ボール を使 用 す るこ とと, タ ッチ ・ジャッジや見物人 が 扱 った もので なけれ ば, タ ッチ ・オ ブ ・ライ ンに沿 って真直 ぐ

5

ヤー ド投 げ 入 れ られた ボールで あれ ば直 ちにプ レー して もよ くなった.

・フェアーキ ャ ッチ

地上 に産 で 「マー ク」 しな くとも,両足 で停止 してマー ク と叫ぶだ けで成 立す る。

・ライ ンア ウ トの終 了

ライ ンア ウ トでモールが形成 された場合 ,モールの中のプ レヤーのすべて

の足 が ライ ン ・オ ブ ・タ ッチ を越 えて移動 しない限 り終 了 しない こ とになっ

(16)

206

84

(23)0

昭和 43年〜45年 の改正 に よ り,代走 に よるオ フサ イ ド解 消 や タ ックル後 の折 り重 りの密集 をさけ,攻撃側 のプレー継続 に役立 つ ようになった

(2

4 ) 0 昭和

46

年度

トライ した場合 の得点が, 3点 よ り 4点 になった

(25)

0

これ は国際ゲームな どで, トライ をしてい るチ‑ルがペ ナル テ ィ ・ゴール だ けのチーム に負 ける とい うことが多 くな り,勝 負 に徹 して荒 っぽ くな り, ペ ナル テ ィが激増 した ことに対 して,

2トライあ るい は1

ゴール に勝 つため には

3

ペ ナル テ ィ ・ゴール をあげな けれ ば勝 てない とい う方式 を とった もの で あ る。 これ によって フェアー ・プ レー を重視 し, ク リー ン ・ゲームが少 し で も増 える こ とが期待 され, トライの価値 が大 き く評価 された

(26)0

昭和 48年度

・ノ ック ・オ ン

同一 プ レヤーが ボール を取 ろう とす るか, また は拾 いあげよう として 1回 以上 ノ ック ・オ ンして も, そのボールが地面 また は他 のプ レヤー に触 れ ない 限 りノ ック ・オ ン とはな らない。

・ス クラム

ボール を入 れ るプ レヤー及 び その直接 の相手 は, ス クラムの中 にあ るボー ル を蹴 って はい けない。

・ライ ンア ウ ト

( ヨライ ンア ウ トの長 さは

5

ヤー ドか ら

15

ヤー ド以 内 となった

。15

ヤー ド・

ライ ンが新 し く設 け られた。

② 最 も遠 いプレヤー は, その前 の味 方 のプレヤーか ら適 当な距離 に並 ばな い ときは, ボールが直接 このプ レヤー に投 げ られ ない限 りライ ンアウ トに参 加 してい る こ とにな らない。 ロング ラン型投入 がで きな くなった。

( 診ライ ンア ウ トの終了が,従来 ボールが地面 につ き, ラ ックが形成 された

ときで あったが, ラ ック また はモール の 中 の プ レヤーの す べ て の足 が ライ

ン ・オ ブ ・タ ッチ を越 えて移動 した とき となった。終 了が遅 くなって攻撃側

(17)

日本 におけるラグビー フ ッ トボール競技規則改正 に関す る史的考察

207

が有利 となった。

④ ライ ンア ウ トに並んでい るプ レヤー は, ボール に向 って跳 び上が るか, ピール ・オ フす る場合 を除 き, ボールが地面 に着 くかプ レヤー に触 れ るかす るまで は味方の隣 りのプ レヤー と少 な くとも

1

ヤー ド離れていなけれ ばな ら ない

(27)

0

昭和

50

年度

・選手 の交替

プ レヤーの交替 を国際試合 のみな らず,国内試合 において も協会が特 に認 めた場合 に適用す ることになった。医務 関係者が プレー を続行 すべ きでない。

との意見 を述べた場合 に限 って認 め られた。

・ア ドバ ンテー ジ

偶然 のオ フサイ ドが起 った場合 は, スクラム となっていたが, これ を反則 した側が利益 を得 ない限 りプレー を続行 させ る ことになった

(2

8 ) 0

昭和

51

年度

・プ レヤーの交替

協会が特別 に認 めた試合及 び その他 の国内試合 について,負傷 したプ レ ヤー は下記 に従 って交替 で きるようになった。医務心得者 の勧告, また はレ

フ リーの許可 を必要 とし,交替 で きる人数 は

2

名以内 とされた

(29)(30)0

昭和

52

年度

・フェアーキ ャッチ

ハ ー フ ・ウェイ ・ライ ンよ り自陣内 において,両足 で立 って,停止 した状 態 の まま直接明確 に捕 える と同時 に,マー ク と叫べ ばで きる

・プ レヤーのバ イ ンデ ィング

双 方の フロン ト・ローの うち,相対 す るプロ ップは相手側 と相互 にバ イ ン ドしなけれ ばな らない。

よ り安定 したスクラム を組 むために,相手 プロ ップ とのバ イ ンデ ィングが

義務 づ けられた。

(18)

2(78

84

・フ リー ・キ ック ( 新規設定)

フェアーキャッチに対 し, または, あ る種 の反則 に対 し,反則 しなかった 側 に与 え られ る もので,直接 ゴール を狙 って得点す る ことはで きない。反則 の種類 によって フ リー ・キ ック となる もの と,ペナル テ ィ ・キ ックになるも の とに分類 された。

この場合, フ リー ・キ ックを行 う側 は,マークの地点 においてスクラム を 選択 しボール を入れ る ことがで きる

(31)(32)

0

昭和

53

年度

・競技 の停止時間

競技 の停止時間 を従来 の

2

分 よ り

1

分 に縮 めた。負傷 その他 による競技停 止時間 を短縮 し,競技時間の間延 び を抑 える目的で定 め られ,

1

分以上必要

とな る負傷 の手 当 はフィール ド ・オブ ・プレーの外 で行 うことになった。

・スクラム

スクラム にお ける相対 す るプロ ップ相互 のバ イ ンデ ィングを規定す る と共 に,事故 防止 の見地 よ りスクラムの中で足以外 ( 頭 な ど)を使 ってボール をか き取 る行為 を禁止 した。

・タ ッチ

ボールが空 中でタ ッチ ・ライ ンを横切 って も,線外 の地面,人 その他 の物 に触れず,再 び フィール ド・オブ ・プ レーに戻 った場合 はタ ッチ とはな らず, その まま競技 を続行 させ る ことに した

(33

) (

3

4 ) 。これ は,タ ッチの判定 を明 らか に し,併せて競技 の連続 を計 ろうとす る意 図 による ものであ る。

昭和 54年度

・レフ リーお よびタ ッチ ・ジャッジ

レフ リーが発見で きず, タ ッチ ・ジャッジが発見 した不正 なプ レーお よび 不行跡 につ き, レフ リー に知 らせ る権能が与 えられた。 これ は国の代表 チー ムで行 う試合 お よび協会 が特別 に認 めた国 内試合 にお いて協会公認 の レフ

リーが タ ッチ ・ジャッジに指名 された場合で ある

(19)

日本 にお けるラグ ビー フ ッ トボール競技規則 改正 に関す る史 的考察

209

・ア ドバ ンテー ジ

ア ドバ ンテー ジの適用が拡大 された。適用 しないの は,( ヨボール を持 った プ レヤーが レフ リー に触 れた時,( 卦ボールが プレー されず にスクラムの トン ネルのいづれかの側 か ら出た時,③偶然 のオ フサ イ ドの時 のみで あ る。

・フェアー キ ャ ッチ

従来 は,ハ ー フ ・ウェイ ・ライ ンよ り自陣 内において認 め られたが, 自陣

22m

ライ ンよ り自陣 内 と適用範 囲が縮 少 された。これ は無役 なキ ックの乱 用

を減少 させ るた めの規制 で ある ( 昭和

50

年 よ りメー トル法採 用)0

・ボール を持 って, ボール の上や ボール の近 くに横 たわ る こと

これ は, プ レヤーが積 み重 な る 「 パ イル ・ア ップ」状 態 の発生 を抑 え,読 技 の円滑 な進展 と事故 防止 を意 図 した改正 で ある

・ス クラム にお けるオ フサイ ド

ス クラムが ホイール されてい る場合 のオ フサ イ ド・ライ ンの変化 と,

No.8

プ レヤーの行動特認 を明確 に した

。N0.8

はス クラムが 回 ってい るか,また は, ホイール してい るあいだ中バ イ ンデ ィング し続 けていれ ば, ス クラム を離 れ て直 ちに自分 の足下 にあるボール を拾 い上 げて もよい。

・フ リー ・キ ック

ボールが キ ッカー以外 のプ レヤー によって最初 にプ レー され ない限 り, フ リー ・キ ックか らキ ッカーが ゴール を得 る ことはで きない

(35)(36)

.

改正 内容 の特徴 は, とくにボール に倒 れ込 み,横 たわ るプレヤーの行為 に 対 して取締 りを強化 す る一方, タ ッチ, ス クラムのオ フサイ ド等 に関連 し, 実際 のプ レー に則 した改正 で あ る

昭和

56

年度

・プ レヤーの交替

事故 防止 の見地 よ り, 例外 として高校生 お よび

19

歳 未満 の試合 において は 交替 で きるプ レヤー の人数 を

6

名以 内 とした。 なお,負傷 した プ レヤー を競 技 区域 か ら外 に出す場合 はキ ャプテ ンの同意 は不必要 となった。

医師 また は医務 心得者 よ りプレー続行 は心配 との勧告 が あった場 合, レフ

(20)

210 文 研 究 第

84

リー は負傷 したプ レヤー を競技 区域 よ り退場 させ な けれ ばな らない

・スパ イクのスタ ッ ド

事故防止 のため,つ ま先 に 1本 だ けスタ ッ ドをつ けることが禁止 された

・ボール を持 って, ボールの上や ボールの近 くに横 たわ る こと

ス クラム また はラ ックか ら出て くるボール に倒 れ込 むプ レー を禁止 した

・スクラム

① スクラムの崩れ るのを防止す るため,ルーズ ・ヘ ッ ド ・プロ ップ と相手 タイ ト ・ヘ ッ ド ・プロ ップのバ イデ イングの方法 を変更 した。

1

番 は

3

番 の 右腕 の内側 にしてバ イ ン ドす るか,左手 また は左前腕 を自分 の腿 の上 に置 い て もよい。

3

番 は右腕 で相手

1

番 の左肩の上か らその相手 をバ イ ン ドしなけ れ ばな らない。

②事故 防止 の見地 よ りフロン ト ・ローが しっか り組 むた めの時間的猶予 を レフ リーに委ね る。頭 を組 み入れ損 なった場合 な ど, ボール投入 の遅れ を認 めて もよい。

( 参故意 にス クラム を崩す ような姿勢や動作 ( 行為)について追加規定 してい る。

この年度 の改正 で は,事故防止策 の面か ら靴 のスタ ッ ドの制 限,高校生等 の交替人数 の増加, スクラム にお けるフロン ト・ローの組 み方 の変更が あ り, パ イル ・ア ップ発生 の防止策 としてタ ックルの定義 を改正 し, その関連 す る 規則 並 び にタ ックル に よ らず ボール と共 に倒 れ てい るプ レヤーに関す るプ

レー について制 限 を加 えた

37)(38)

0 昭和

57

年度

・タ ックル

タ ックル成立 に関す る具体 的な説明が,以下 の ように追加 された。

( ヨボール を持 ったプレヤーが,片膝 また は両膝 を着 くか,地面 に腰 を降 ろ すか,地上 に横 たわ っているプ レヤーの上 に倒 れていれ ば, このプレヤーは 倒 された もの と見 なす。

( 参ボール を持 ったプレヤーが,相手 に持 ち上 げ られ,両足 が地面 か ら離れ

(21)

日本 におけるラグビー フッ トボール競技規則改正 に関す る史的考察

211

ていて もタ ックルで はない

・ス クラム

① スクラムの形成 は,双 方 それ ぞれ最少

5

名 のプ レヤーで組 まな けれ ばな らず, また,形成 の位置 もタ ッチ ・ライ ンか ら

5m

以 内で は形成 され ない こ とになった。

② プロ ップの相手 とのバ イ ン ドの方法 をよ り明確 に した。相手 の ジャー ジ を掴 んで もよいが,下 へ引 っぼってはい けない。

③ プ ロ ップ以 外 の ス クラム の外側 の プ レヤー は,外 側 の腕 で相 手側 プ レ ヤー を掴 んで はい けない。

・ライ ンア ウ ト

ライ ンア ウ ト開始前 には,味 方のプ レヤーか ら少 な くとも

1m

以上離れて 立 ち, ス ローイ ンは遅滞 な く, また,投 げ るふ りを交ぜ る ことな く投 げ入 れ

な けれ ばな らない。

・一般 のプ レー にお けるオ フサイ ド

( むボール を プ レー し よ う と待 って い る相 手 側 の プ レ ヤーの

10m(10m

サー クル), また は, ボールが地面 に着 く地点 の

10m

以 内 に近 づいた り,止

まる ことも反則 とな る

② スクラムが 回 るか,また は,ホイール した場合,従来 の

N0.8

に与 えてい た特権 を一番後 の足 のプ レヤー,例 えば, フラ ンカー に も与 え られ るように なった

(39)(40)0

以上が今年度改正 の主 な ものだが, と くにライ ンア ウ ト構成 の変更, ス ク ラムの回転 時 において許 され るプ レーの変更 は

,FW

戦 に とって,また,キ ッ ク時 にお けるオ フサイ ドはキ ック戦法 に大 きな影響 を与 える変更 で あ る

昭和

58

年度

・タ ックル

プ レヤーが惰性 でイ ン ・ゴール に入 った時 は,例 えタ ックル された ままで

も トライが認 め られ る ことになった。

(22)

212

84

・タ ッチお よび ライ ンアウ ト

ボール を投 げ入 れ る側 の ライ ンア ウ トに並 んでい る最 も遠 いプ レヤーの位 置 に よって ライ ンア ウ トの長 さが決定 され る ことに改正 された。その代 りに,

ボール を投 げ入れ る側 が,片側 が並 び得 る最大 の人数 を決定 す る こ とにな り, 相手側 はその人数 と同数 か, それ以下 の人 数 で並 ばな けれ ばな らない ことに

なった。 ライ ンア ウ トの長 は

5m〜15m

と規定 された。

・不正 なプ レー

従来 は, フィール ド ・オ ブ ・プ レー よ りの行為 についてのみ対 象 としてい たが, イ ン ・ゴール にお ける同様 な行為 につ いて も含 め る ことになった。 ま た, ボール を持 っていない人 にプ レーす る こと, お よび危険 なタ ックル, ま た は,相手 の頭部 ,頚部 に対 す るタ ックルや, タ ックル しようとす る行為 な

ど, いづれ も厳重 に罰せ られ る ことになった。

・高専,高校 生以下 の事故 防止 のた めの特別規則

増大 す る高校生 な らび に同年齢以下 の負傷事故 を減少 す る目的で今 シーズ ンよ り国内のみ適用 す るル ール として,以下 の

4

点 について採用 す るこ とに なった。① ス クラム を組 む人数 の制 限 と 2 段 階の組 み方 を採 用。 フロン ト ・ ロー に加 わ る負荷 を軽減 す るた め,最初 は双 方

5

人 ずつ組 み,最後 に第

3

列 のプ レヤーが組 む方法。( 塾ス クラム を組 む姿勢 の改善。双 方の フロ ン ト・ロー は,肩 の高 さが腰 の高 さよ り低 くな らない ような姿勢 を保 たな けれ ばな らな い。③ペ ナル テ ィ ・キ ックお よび フ リー ・キ ックにおいてキ ッカー側 に よる ス ク ラム の選 択 が で きな くなった。④ モール 内 で の低 い タ ックル を禁 止 し た

(41)(42)

0

本 年度 の改正 は,安全対策 に関す る ものが主 で,危 険 なタ ックルの禁止, 不正 なプ レー に対 す る罰則 の強化,頭部 ・頚部 の負傷 を減少 させ よう

とい

う意 図 による もので ある。

昭和

59

年度

・プ レヤーの人数

安全対策上 の処置 であ るが,明 らか に脳 しん とうを起 した プ レヤー は, そ

(23)

日本 にお けるラグ ビー フッ トボール競技規則改正 に関す る史的考察

213

の後少 な くとも

3

週 間,いか な る試合や練 習 に も参加 で きない こ とになった。

参加 す るにあた って は,精 密検 査 を受 け,異常 のない ことを確 か めな けれ ば な らない。

・フライ ング ・ウエ ッジ戦術 の禁止

ボール を持 って前進す る

1

人 のプ レヤー を,両側 よ りそれぞれ

1

人以上 が バ イ ン ドして強力 に前進 を計 るプ レーだが, これ は防御側 に危険 を及 ぼすた め,危険 なプ レー に相 当す る として本年度 よ り禁止 す る ことになった

(43)(44)

。 昭和

60

年度

・タ ックル

( ヨタ ックル された プ レヤー は,直 ちにボール をプ レーす るか, プ レーで き ない場合 は,直 ちにボール を手放 して起 き上が るか, ボールか ら離 れ な けれ ばな らない。

② タ ックル された プ レヤー は,両足 で立 ち上 が る まで はいか な る方法 に よって もボール を再 びプ レー した り, また は妨害 して はい けない。 その他 の プ レヤー は,両足 で立 っていなけれ ばその ボール をプ レーす る ことがで きな

い 。

③ ボール を持 って地上 に横 たわ ってい るプ レヤーの上 に倒 れ込 んだ り, そ の ようなプ レヤー を越 えて倒 れ込 んで はい けない。

④ ボール を中に して, また は, ボール に近接 して地上 に横 たわ ってい る

2

人以上 のプ レヤーの上 に倒 れ込 んだ り, その ようなプ レヤー を越 えて倒 れ込

んで はい けない。

改正 の主 旨は,ゲームの連続性 と安全対策 で あ り,タ ックル されたプ レヤー は直 ち にボール をパ ス, また は,投 げる,転がす等 のプ レーが で きるように な り, ダ ンゴ状態や無駄 な倒 れ込 みが減 少 し, ゲームのス ピー ド化 と連続性 が一層期待 で きる。 しか し, プ レヤー 自身 が 「ラグ ビー は立 って プレーす る 競技 で ある」 といった意識 を もってプ レー しない限 りその実効 は薄 い。

※試験 的実施 ( 昭和

60

4

〜61

3

月)

(24)

214

人 文 研 究 第 84 輯

・スクラム

スクラム を組 む姿勢 と,相手 との距離 の制約 が追加 された。 その主 な もの は以下の

5

項 目で ある。

①形成時お よび組 まれている間,頭 と肩が腰 よ り低 くな らない こと

②相手 との距離 は腕 の長 さ

プロ ップは外側 の足 を前 に出 した正 しい姿勢 で組 む こと。

③ フ ッカーの足 は,両 プロ ップの各前 の足 の線 よ り前 に出 して はい けないO

④突進 しないで一歩 で組 む こと.

( 9双方の フロン ト・ロー は,ボールがスクラムの中にある間 は継続 して しっ か りバ イ ン ドしていなけれ ばな らない

・ラ ック,モール

( ∋形成者 は,頭 と肩 を腰 よ り低 くして はい けない。 そ して,少 な くとも片 方の腕 は味方のプ レヤー にバ イ ン ドす る こと

②故意 にモール を崩す行為 をしてはいけない。 また,他のプ レヤー をモー ルの中か ら引 きず り出す行為 も 「 崩す」行為 となる( 4 5 ) ( 4 6 ) 0

この試験 的実施 は, 1年間の実施状況 を見 た うえで,今後 の方向 を検討 し ようとい うものであ る

特 に この試 みは,スクラム,ラック,モール にお ける基本的な姿勢 と,「 崩 す」行為 によって起 る怪我 の可能性 を減少 させたい。 とい う安全対策上 の変 更で\ ある。

昭和

61

年度

・国内ルールの試行 について

キ ックの乱用や ス クラム戦 に固執 す る傾 向が 目立 ち,r ・ ラグ ビー本来 のパ ス ・ア ン ド・ランのラグ ビー を損 ねてい る」。 といった ことか ら改正 に踏 み切 り,今年

4

〜 6

月 までの国内ゲームで試験的 に実施 し,本 シーズ ンよ り正 式ルール として採用 された。

① フェアーキャ ッチ に対 して は, フェアーキャ ッチ した側 の選 択 に よ り

マー クの地点で フ リー ・キ ックか,相手側が キ ック した地点でマー ク した側

(25)

日本 にお けるラグビー フッ トボール競技規則改正 に関す る史的考察

215

ボールのスクラム となった。但 し,ペ ナル テ ィ ・キ ックで ゴール ・キ ックを 行 った場合 と, キ ックオ フの場合 はスクラム を選択す ることがで きない。

②代走 プ レーの禁止

従来 は, キ ックの際 にキ ッカー よ り後 ろにい る選手が,代 りに前 に出れ ば オ フサイ ドが解消 されてオ ンサイ ドとなったが, この代走 プレーが認 め られ

な くなった。

( 診ゴール ・ライ ンか ら

5m

以 内でのスクラムが廃止 された。

④ スクラムお よびモール内 にボールが ある状態で,故意 にボール を出 さな いプ レー は 「ウエス ト・オブ ・タイム」 つ ま り故意 による時間の空費 として 逆 に反則 とな り,相手側 にペナルテ ィ ・キ ックが与 えられ ることになった。

⑤ペ ナルテ ィ ・キ ックや フ リー ・キ ックを得 た場合 に,スクラムを選択 す ることがで きな くなった。従 って,相手 ゴール前 では一気 に押 し込 まない限

りスクラム ・トライ は極 めて難 し くなった。

これ らの特別ルール によって, キ ック攻撃 による両軍 のぶつか り合 いや無 役 なス クラム戦が減少す るもの と期待 されてい る

昨年度 「 試験 的変更」 として実施 したルール は,再検討 の結果,若干 の手 直 しと追加 を加 え,正式ルール として採用 された。

・スクラム

( ∋それぞれの足構 えや ウエー ト ・バ ラ ンス まで に至 って義務 づ けられた。

片方の足 に自己の体重が しっか りと支 え られた状態 を形成 しなけれ ばな らな い。 これ は相手側 のプレーの変化 に対 して,他 の足が充分対応 で きるような 体勢が必要で ある

とい うことで,従来 の両足 を揃 えて相手 に体重 をあず け

る構 えは崩れやすい との判 断 による ものである

( 参スクラムが組 まれてい る間 も,肩の位置 は腰 よ り低 くなって はい けない.

・モ‑ノ レ

プ レヤーが地上 に倒 れた場合で も,直 ちにボールが出て くる場合 はスクラ ムに しな くともよ くなった

(47)(48)

0

今 回の改正 の主 旨は,安定 したスクラムの組 み方 と,無役 なスクラムの押

(26)

216

84

し合 いや キ ックの乱用 を防 ぎ, プレーの継続 とオープ ン化 を計 ろうとす るも のであ る。

昭和 63年度

・レフ リー

医務心得者 は負傷者が出た場合,競技 区域 に入 ってその状態 を見 ることが で きる。協会公認 のメデ ィカル ・サポーター制度 が誕生 した。

レフ リーは負傷者が軽度 で あればプ レー を継続 し, また,必要 な場合 は何 時で もプ レー を中断す る権 限が ある

・イン ・ゴール

イン ・ゴール にお ける反則 を, それぞれ フィール ド ・オ ブ ・プレー内の反 則 に対 す る罰 と同 じ くペナルテ ィ ・キ ックのみ とした。但 し,ペ ナルテ ィ ・

キ ックの位置 は,反則 の あった地 点 に相 対 し, ゴール ・ライ ンか ら

5m

の フィール ド ・オブ ・プ レー内 とした。 キ ック直後 の故意 のチ ャー ジの場合 は 例外 で ある

・フェアーキ ャッチ ( マーク)

相手側 の不 当なチ ャー ジに対 す る罰 をペ ナルテ ィ ・キ ックに統一 した

・スクラム

( 丑それぞれのプロン ト ・ロー は,腰 を落 して後,相手 の上腕 に触 れ合 い, そ して組 み合 う前 に静止す る。 との規定 を安全対策 の理 由か ら新設 された。

② スクラム形成時のみな らず, スクラムが組 まれてい る間 は,少 な くとも

5

人 のプ レヤーがバ イ ン ドしていなけれ ばな らない。従来 は形成時

5

人,継 続 中 はフロン ト ・ロー

3

人が最低必要 とされていた。

③ 5 人 のプ レヤーが ス クラム を形成 す る時 にお ける第 2 列 の 2 人 の プ レ ヤー は最後 まで互 いにバ イ ン ドしていなけれ ばな らない。

④ ス クラムが

90

度以上 回転 した場合 は?元 の位置 で組 み直 す ことになっ た。

・不正 なプレー

① タ ッチイ ンゴールで反則 が起 った場合 の罰 として与 え られ る 「 反則 の地

参照

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