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北辰同窓会36号-02.21修正

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金沢医科大学北辰同窓会報◆第

36

金沢医科大学北辰同窓会報

36

FEB, 2011

金沢医科大学北辰同窓会

(2)

2

【巻頭言】

北辰同窓会報

36

号/

2011.2

北辰同窓会報

3

北辰同窓会支部会の

活性化をめざして

金沢医科大学北辰同窓会会長

坂本  滋

新年あけましておめでとうございます。年末からの寒波襲来で、毎日厳しい寒さが続いております が、金沢医科大学北辰同窓会員の皆様に於かれましては、益々ご健勝にて毎日をお忙しくお過ごしの 事と存じます。

2011

年の新春を迎え、金沢医科大学北辰同窓会報も年

2

回の発行を続けてまいり、今回で

36

号を 発行する事になりました。この時期になりますと毎年、今年の抱負をお話することが多くなります。 一昨年夏に民主党政権が誕生して

1

年半経ちましたが、経済は不況のどん底にあり、民主党が掲げる マニフェストは、総医療費対

GDP

比を

OECD

加盟国平均まで引き上げ、医師数を

1.5

倍にすると、 掲げられております。医療崩壊は本当に食い止められるのでしょうか。昨年の診療報酬改定では、+

0.19

%と決まり、

10

年ぶりにプラス改定となりました。私も職場の病院運営会議に出席しております が、外科の診療報酬は前年よりアップし、医療収益は増収になっており、見た目では改善傾向にあり ます。外科系では技術料がアップしているので手術件数を増やし、在院日数を減らすことが収入アッ プにつながります。しかし、新患の入院数、在院日数、病床稼働率、手術件数及びその成績を維持で きるか心配する事も多くなっております。 さて、同窓会事業の現況ですが、年

1

回の同窓会総会、卒業式に於ける北辰同窓会長賞授与事業、 総会に於ける北辰同窓会賞授与事業、研究助成事業、メディカルホームステイ助成事業、年

2

回の常 任役員会、会報発行事業、

4

年毎の名簿の発行事業、医師国家試験対策、大学祭・西医体などの学生 活動の援助、研修医の歓迎会、学外では、私立医科大学同窓会連絡会への参加などが主要な同窓会事 業であります。また、全国に

29

の支部会組織があります。同窓会支部会の活性化は同窓会全体の活 性化にも繋がることで、これらを更に増やすために支部助成事業として、支部会の援助、会長あるい は副会長が各支部会に出席し、同窓会及び大学の現況を報告したりして、支部の活性化に協力してお ります。更に、総会で行っていた支部総会を東西に分けて、交互に支部総会を総会とは別に開催し、 会員の意見交換を図ろうとしております。大学の医局制度が崩壊し、研修医が大学に残らず都会に集 中して、地方の大学が疲弊してしまうこと、ここ数年、金沢医科大学の医師国家試験合格率が低迷し ている事などが拍車をかけ、卒業生が大学に残らない事が大問題になっております。同窓会もこのこ とを懸念し、卒業生が大学に残ってくれるように、同窓会支部会が支部の父兄と協力して、大学に定 着する活動を図ろうと、昨年より一部の支部会では在校生とその父兄にも支部会に出席して頂いて、 初期研修及び後期研修を大学で行う様、定着率を向上させる活動を進めております。更に医師国家試

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2

【巻頭言】

北辰同窓会報

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号/

2011.2

北辰同窓会報

3 験対策も大学と相談し、以前のように同窓会も大学に協力し、国試対策を行った方が良いのか再検討 する必要があると思っております。また、一昨年より金沢医科大学女医会との連絡を取り、同窓会に 女性会員の参加を呼び掛けるなど、女性医師も同窓会に積極的に参加して頂く様、幅広く同窓会活動 を図って行くつもりです。この様に同窓会活動の活性化を図るために、昨年の総会で同窓会ホームペー ジを更新する議案が提出され、承認されました。本年度までに同窓会ホームページを再構築し、金沢 医科大学北辰同窓会

Web

コミュニティサイトを利用して、同窓会会員相互の協力をなお一層深めて行 きたいと思っております。 金沢医科大学は創立

40

周年を迎えるにあたり、卒業生も

3,500

名に近い医師を全国に送り出してお ります。考えてみれば同窓会の会員の年齢も年々高くなっており、医療を取り巻く情勢はどんどん様 変わりしています。私自身、自分の研修が忙しい時期、病院に勤務し研究と後輩の指導、現在は富山 県の氷見市で地域医療に携わってから、医療に対する立場も変わり、見方も変わってきています。同 窓会は幅広い年齢層にまたがり、全く異なった立場の医師の集団なので、医療に対して様々な意見が 期待できると思います。唯一、教育を受けた大学の利益を守るという点で共通ではあります。会員の 皆様、金沢医科大学が更に発展するように、また、かわいい後輩の今後のために、これからは同窓会 発の意見や提言があってもいいのではないでしょうか。とはいっても、年々会員は増加しているにも かかわらず、総会、常任役員会の出席が増えない、つまり出席者が減少している現状は、なんとも困っ たものです。まず、支部会の活性化が同窓会の活性化に繋がることを考えながら、今年も多くの会員 の出席を願いつつ会の運営を試みたいと思っております。 最後になりましたが、本同窓会の庶務業務を一手に引き受けて円滑な会運営をしていただいている 金沢医科大学教育研究事業支援課の堀課長以下課員の皆様のご努力に深甚の謝意を捧げます。 また、常々適切なご配慮をいただいている山下理事長、勝田学長をはじめとする大学当局の皆様に 感謝申し上げますとともに、会員の皆様のご繁栄ご健康を祈願いたしております。今後ともご支援ご 協力賜わりますようお願い申し上げます。

(4)

4

北辰同窓会報

大学の近況から

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号/

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北辰同窓会報

学長就任のご挨拶

金沢医科大学学長

勝田 省吾

金沢医科大学北辰同窓会の皆様、益々ご健勝にて、全国各地でご活躍のこととお喜び申し上げます。 私、この度、平成

22

9

1

日付けで学長を拝命いたしました。金沢医科大学の発展のために精一杯 努力したいと考えております。 同窓会と大学の関係は、「卒業生の活躍は大学の誇り、大学の発展は卒業生の誇り」という言葉に尽 きると思います。大学と北辰同窓会はこれまで、車の両輪の如く密接な協力体制を作り、相互の発展 に向けて努力し、今では特色ある医科大学として高い評価を得るまでに成長しました。平成

22

4

月 現在、本学卒業生の方は

3,279

名を数え、日本全国で地域医療や高度先進医療で大きな力を発揮し、 医療の中核を担っておられます。皆様のご活躍は正に大学の誇りであります。一方、昨年の同窓会常 任役員会や総会等で最近の医師国家試験成績に対して会員の皆様から、厳しいご指摘を受け、大学の 発展を願う同窓会に対して誠に申し訳なく思っております。皆様からの叱咤激励を真剣に受けとめ、 学長に課せられた責務を果たしたいと考えております。 今、本学が「教育の金沢医科大学」として取り組まねばならない最重要課題は、

6

年間の医学教育の 改善とその教育の成果としての医師国家試験の合格者数と合格率を毎年、高い水準に維持することで す。大学の第一の使命は、学部学生を教えることであるとの原点に立ち、

6

年一貫教育の中で学生が 各学年ごとに学ぶべきことを確実に修得し、成長できる教育に努めなければなりません。そして、

6

年生全員が自信をもって医師国家試験に臨めるよう最善の努力をしたいと思っております。学長就任 後、直ちに国試対策委員会を立ち上げ、また、新たに教務部を設置致しました。さらに

6

年生に対して、 山下公一理事長の発案で「スチューデント・ドクター医局」も設置されました。現在、医師国家試験合 格に向けて学生と教員共に最後の追い込みをかけているところです。 本学において、教員が学生一人ひとりに慈愛をもって教育にあたり、学生がそれに応える、そのよ うな師弟関係を創り上げることが重要と思っております。そうすれば、多くの卒業生が母校に残り、 良医や優れた研究者に成長し、そして、後輩の指導にあたる本学発展のサイクルが生まれます。「大 学の発展は卒業生の誇り」の実現に向かって、新たな第一歩を踏み出したいと強く思っております。 学長就任にあたってのご挨拶を兼ねて、当面の重要課題に対する取り組みと私の思いを述べさせて いただきました。北辰同窓会の皆様の温かいご支援とご協力を心からお願い申し上げます。

(5)

4

北辰同窓会報

大学の近況から

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号/

2011.2

北辰同窓会報

勝田省吾

学長補佐

を新学長に選任

平成22年7月28日(水)に開催された理事会(第 208回)において、学長補佐勝田省吾教授(病理学Ⅱ)

副学長に篠原治道教授(新任)、飯塚秀明教授(新任)

が第11代学長として選任された。任期は、平成22年 9月1日から平成25年8月31日までの3年間である。

か つ だ

田 省

し ょ う ご

学長

【略歴】 1971年 9月 金沢大学医学部卒業 1976年 3月 金沢大学大学院医学研究科修了 1976年 4月 金沢大学医学部病理学第一講座助手 1977年 11月 金沢大学医学部病理学第一講座講師 1983年 7月 金沢大学医学部病理学第一講座助教授 1989年 5月 文部省在外研究員アメリカ合衆国ワシ ントン大学(Russell Ross教授に師事、 1990年5月まで) 1994年 7月 金沢医科大学病理学第二講座主任教授 2002年 4月 金沢医科大学副学長(2004年8月まで) 2007年 9月 金沢医科大学学長補佐 2008年 4月 学校法人金沢医科大学理事・評議員 2008年 4月 国際交流センター長 2010年 9月 金沢医科大学学長(第11代) 【主な学会活動】 日本結合組織学会評議員、日本病理学会評議員、日 本血管細胞生物学会評議員、日本動脈硬化学会評 議員、日本動脈硬化学会病理部会委員、Editorial Board of Pathology International

金沢医科大学副学長に関する規定に基づき、学長 が本学教授の中から選考した篠原治道教授(解剖学 Ⅱ)、飯塚秀明教授(脳神経外科学)の2名が平成22年 9月1日付けで副学長に就任した。任期は平成22年9 月1日から平成25年8月31日までの3年間である。

川上重彦

病院長代行(形成外科学教授)

を新病院長に選任

副院長に小坂健夫教授(新任)、

森本茂人教授(新任)、松井 忍教授(再任)、

高田昌美看護部長(再任)

平成22年9月24日開催の第209回理事会におい て、川上重彦病院長代行(形成外科学教授)が第9代 金沢医科大学病院長として選任された。 副院長には一般・消化器外科学小坂健夫部門教授 (診療担当)、高齢医学森本茂人部門教授(総務・臨床 教育担当)が新たに任命され、松井忍副院長(医事・ 医療情報担当)、高田昌美副院長(看護・業務改善担当) が再任された。 病院長および副院長の任期は、平成22年10月1日 から平成23年3月31日までとなっている。

川上 重彦

病院長

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6

北辰同窓会報

【大学の近況から】

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北辰同窓会報

7 2010年 9月 金沢医科大学病院病院長代行(診療部 長兼任) 2010年 10月 金沢医科大学病院病院長 【主な学会活動】 米国形成外科学会(外国連絡会員)、日本褥瘡学会(評 議員)、日本創傷治癒学会(評議員)、日本頭蓋底外 科学会(理事)、日本美容外科学会(評議員)、日本創 傷外科学会(評議員)、日本頭蓋顎顔面外科学会(専 門医委員会委員長)、日本形成外科学会(庶務担当常 務理事)、日本熱傷学会(理事・専門委員会委員長)、 日本口蓋裂学会(副理事長) (以上 金沢医科大学庶務課より)

か わ か み

上 重

し げ ひ こ

病院長

【略 歴】 1976年 3月 金沢大学医学部医学科卒業 1976年 4月 金沢医科大学形成外科研修医 1976年 10月 金沢医科大学麻酔科学助手 1978年 4月 福井県立病院形成外科医師 1979年 4月 金沢医科大学形成外科学助手 1987年 4月 金沢医科大学形成外科学講師 1992年 4月 金沢医科大学形成外科学助教授 1996年 3月 米国カリフォルニア大学ロサンゼルス 校(UCLA)形成外科客員教授(1996 年8月まで) 1997年 4月 金沢医科大学形成外科学教授(講座主任) 2009年 12月 金沢医科大学病院副病院長・診療部長

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北辰同窓会報

【大学の近況から】

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北辰同窓会報

7 金沢医科大学は2012年に開学40周年を迎えます。 1972年の開学以来、「良医を育てる」「知識と技術を きわめる」「社会に貢献する」の建学の精神のもと歴 史を重ね、3,000有余名の医師、2,000名に達する看 護師を世に送り出してきております。40年を経過す る間には、病院新館、別館を除くほとんどの建物が 築40年を迎え、老朽化とともに建築後耐震基準が強 化されたことにともなって、基準に適合しなくなっ ている現状です。検討を重ねた結果、計画的に建て 替え耐震化を考えてゆくべきとの結論に至り、将来 の方向性を考慮に入れて、今後の本学のグランドデ ザインを策定してゆくことになりました。 大学や大学病院は、常に日進月歩の科学技術や利 用者の意識の新しい展開に従ってその機能や設備を up-to-dateに更新してゆかねばなりません。その一 環として行ってきている2000年(平成12年)にはじ まった新病院増改築計画も、病院新棟、第二新館の 建築、病院別館の改修等のかたちで進んできました が、現在未完のままとなっている13階の旧館部分の 撤去改築を少しでも早く終結させる必要があります。 これらのことを考慮して、開学40周年を迎えるに あたり、本学の将来を設計するために「グランドデ ザイン

2010

・プロジェクト」を行うべく「グランドデ ザイン

2010

計画検討委員会ならびに各実務委員会」 を発足し検討を始めております。その概要は去る 2010年12月3日の学校法人金沢医科大学理事会にお いて承認されました。

グランドデザイン

2010

1

5

カ年計画の範囲:

グランドデザイン

2010

・プロジェクトの最初の5 年間(2010∼2014年)を「第1次5カ年計画」の期間 とし、現在基本設計が始まっております。今まで行っ てきた病院の増改築計画を一旦完結させるため、残っ ている病院旧館部分を取壊し、新しく「病院エント ランス棟(仮称)」を建築、それとともに臨床医学教 育関係の新しい考え方をとり入れた施設の充実を図 るための 「 医学教育棟(仮称)」 を新築します。

金沢医科大学グランドデザイン

2010

1

5

カ年計画

開学

40

周年記念事業として始動

「工事計画1 工事期間(予定) 旧RI・旧CT棟解体 H23年10月∼H23年12月 旧アナトミーセンター解体 H23年11月∼H23年12月 医学教育棟(病院仮設用途)建設 H24年1月∼H25年5月     病院本館全部署を一旦移転する 「準備工事」 工事期間(予定) 新アナトミーセンター建設 H22年7月∼H23年2月 第1次計画の準備工事 「工事計画2 工事期間(予定) 病院本館解体(高層棟・低層棟共) H25年6月∼H26年3月 病院エントランス棟建設 H26年4月∼H27年7月     病院部署(一部)エントランス棟へ移転 医学教育棟改修(医学部用途) H27年8月∼H27年12月     医学部部署(一部)の再整備

◆ 工 事 計 画

(金沢医科大学施設整備計画課による)

(8)

8

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【大学の近況から】

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北辰同窓会報

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【新アナトミーセンター外観パース】

【完成イメージ図】

第2次計画 第1次5ヶ年計画 アナトミー   センター 医学研究棟 医学教育棟 病院 エントランス棟

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【大学の近況から】

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北辰同窓会報

9 病院エントランス棟の5階には学会・講演会、入学式・卒業式等が開催可能な「北辰ホール」を建設する予定です。

【病院エントランス棟キャノピーパース】(玄関車寄せ部イメージ)

【病院エントランス棟内観パース】(ホール吹き抜け部イメージ)

(1階正面入口からのイメージ) (2階ストリートからのイメージ)

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【大学の近況から】

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北辰同窓会報

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【新アナトミーセンター内観パース】

正面外壁をガラスカーテンウォールとし、ガラス 面にはレオナルド・ダ・ヴィンチの人体図を印刷する など従来のイメージを払拭させる計画とします。 また、各階のホールには本学美術部学生による模 写作品として、レンブラントの「テュルプ博士の解 剖学講義」や前田青邨の「腑分」など解剖学に関係す る作品を展示します。

【建物概要】

鉄骨造、地上4階建 延床面積2,015.84㎡ 1階:法医解剖室、事務室、学生更衣室など 2階:処置保存室、展示室 3階:解剖実習室 4階:機械室

【病院エントランス棟

5

階北辰ホール】(約

500

席のホールイメージ)

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10

北辰同窓会報

【大学の近況から】

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北辰同窓会報

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新アナトミーセンター起工式

グランドデザイン第1次5ヵ年計画 第一段階工事 に着手平成22年7月14日(水)午前11時、体育館・ クラブハウス間の建設地において、新アナトミーセ ンター建設工事の起工式(地鎮祭)が執り行われた。 新アナトミーセンターは、既存建物の老朽化や耐震 問題対策から行われる金沢医科大学グランドデザイ ンの第1次5ヵ年計画の第1段階として建設される。 式典には、山下公一理事長、山田裕一学長、飯塚 秀明病院長、篠原治道アナトミーセンター長のほか、 大学・病院関係職員、設計監理の㈱中島建築事務所 ならびに施工業者である清水建設㈱の関係者約30名 が出席した。神官による祝詞奏上、代表者による地 鎮行事(鎌・鍬・鋤)が行われ、理事長ほか関係者が 順に玉串を捧げ工事の安全を祈った。 山下理事長から「解剖学は医学の入門を象徴する 学問である。本施設は、医学生、看護学生が医学を 志した原点に立ちながら、生涯にわたり関心を持ち、 学び続ける心を養う場となるよう、本学美術部員が 解剖学教育をモチーフにした有名な絵画を模写して 壁面を飾り、大人数を収容できるホールを設置する などミュージアム的な色合いも盛り込んだ」と挨拶 があった。 新アナトミーセンターは、鉄骨造地上4階建、延 床面積2,015.84㎡で、1階に法医学解剖室、2階に解 剖学処置保存室や展示室、3階に解剖実習室、4階に 機械室を配置する。完成は平成23年2月下旬を予定 している。 (施設整備計画課) 竣工式 山下理事長による挨拶 完成予想図

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【大学の近況から】

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北辰同窓会報

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「スチューデント・ドクター医局」設置

このたび、病院本館5階全フロアを改装して「ス チューデント・ドクター医局」が設置された。 これまで第6学年生、第5学年生の自習室は、橘 会館内と臨床研究棟から基礎研究棟への渡り廊下、 学生食堂2階などに配置されていた。学生たちはそ こに自分の持ち物を置いて病院実習や講義室へ移動 する形であった。国家試験対策の一環として臨床系 各科目の担当教員が学生の指導にあたっているが、 学生の自習室への距離が教員の医局、研究室や臨 床現場と遠く離れていることから、教員はほとんど 足を運べないという不都合があった。この問題を解 消するため、研修医医局に隣接した病院本館5階の ワンフロアを、臨床系教員が常駐できる快適な「ス チューデント・ドクター医局」として新たに整備した。 医局には長い歴史と伝統があり、そこでの人的交流 は、情報交換、正しい知識や考え方の修得や啓蒙に 重要な役割を持ってきた。この企画はその機能を卒 前教育においても発揮しようという考えのもとに計 画された。この医局は120名を収容可能な大きな部 屋2室を含む4室からなり、学生には、個人個人で 使用する鍵つきの机やインターネット用の接続環境 が与えられ、また、同じフロアには、グループ学習 室、飲み物や軽食の販売機を備えたラウンジ、教員室、 事務室、国試対策室、ロッカー室が配置されている。 いうまでもなく、医師国家試験は本学の医学教育 6年間の集大成であり、その合格者数と合格率は、 医科大学、医学部の外部評価の一つとなる。残念な がら、本学の医師国家試験受験結果は、新卒者につ いては全国平均並みの90%を超えることもあるが、 ここ数年は下位に位置している。今年度は既に国試 対策委員会を立ち上げ、具体的な強化対策を実施し ている。国試を控えた6年生諸君には、この新しい 教育環境の中で、教員と個々の学生とのコミュニケー ションを深めながら、日々勉学に励んでいただきた い。また、教員の皆様には、臨床現場から近い場所 にあるこの「スチューデント・ドクター医局」に足を 運び、一層の情熱あるご指導をお願いしたい。 (医学部長・自習室移転改修検討委員長栂 博久 記)

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北辰同窓会報

【大学の近況から】

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北辰同窓会報

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能登北部地域医療研究所開設

平成22年8月2日(月)、公立穴水総合病院に高齢 医学の中橋毅教授を所長とする「能登北部地域医療 研究所」が開設され、金沢医科大学、石川県、穴水 町の関係者約50人が出席して開所式が開かれた。 政府からの地域医療再生基金を利用して、石川県 から能登北部の地域医療充実のための寄付講座(総 合医療学)が本学に開講し、その教授に就任した中 橋毅教授ほか(当初スタッフ3名)が同研究所を拠点 として能登北部地域の「医療環境の充実」「地域で活 躍する総合医の育成」「地域医療の研究」などの活動 を行う。 (能登北部地域医療研究所による)

金沢医科大学氷見市民病院移転新築工事

金沢医科大学氷見市民病院の移転新築工事が進め られている。 新病院は現在の幸町から移転新築されるもので、 建設計画は平成20年4月に金沢医科大学が富山県氷 見市民病院の指定管理者に指定され、公設民営化で 再スタートした平成20年4月に検討が始まった。平 成21年3月に設計監理会社が決定、わずか1年足ら ずの期間で設計完了から工事発注までこぎ着けた。 平成22年4月22日に工事の安全祈願祭が執り行わ れ移転新築工事が本格的にスタートし、平成23年5 月末の新病院完成をめざしている。 (氷見市民病院・新病院建設準備室による) 中橋 毅教授 表札を公立穴水総合病院の玄関に掲げた 工事状況(平成22年11月) 完成予想図

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新任教授紹介

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北辰同窓会報

新任教授紹介

【大学の近況から】

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北辰同窓会報

15 医学部

な か む ら

村  晃

あきら

教授

免疫学 能登北部地域医療研究所

な か は し

橋  毅

たけし

教授

医学部高齢医学臨床教授 平成22年7月1日付けで高齢医学臨床教授、平成 22年8月1日付けで金沢医科大学能登北部地域医療 研究所(総合医療学)教授を拝命いたしました。 私は平成2年に大阪大学医学部を卒業し、大阪大 学医学部加齢医学講座(第四内科)に入局いたしまし た。国立大阪南病院循環器科を経て大阪大学医学部 加齢医学講座に帰局後は荻原俊男教授に師事し、主 に動脈硬化性疾患の臨床と研究に携わり、平成10年 に「動脈硬化巣における血管平滑筋に関する研究」で 医学博士号を取得いたしました。その後米国で4年 間の研究留学をし、平成14年からは金沢医科大学高 齢医学講師として森本茂人教授のもとで高齢者疾患 の臨床、研究、そして教育に携わってまいりました。 このたび、国が地域の医療再生を目的として策定 した地域医療再生計画に則り、石川県による寄付講 座「総合医療学」が金沢医科大学に設置されることと なりました。本講座では、医療崩壊の進む能登北部 地区への医師派遣のみならず、地域医療を再生する ための人材の育成や研究活動もミッションとしてい ます。そのため、石川県穴水町や公立穴水総合病院 のご支援のもと、穴水総合病院内に「能登北部地域 医療研究所」を設置し、現場に密着した活動を行っ ていくこととなりました。高齢者の多い地域でもご ざいますので、私のこれまでの経験を生かし、少し でも地域の医療再生に貢献できればと頑張る所存で ございます。 今後とも皆様のご指導、ご鞭撻を賜りますよう何 卒よろしくお願い申し上げます。 【略歴】 1985年 3月 東京大学工学部合成化学科卒業 1990年 3月 大阪大学医学部医学科卒業 1995年 6月 大阪大学医学部加齢医学講座医員

1998年 7月 米国 Maryland Research Laboratories 研究員

2000年 7月 米国スタンフォード大学血管外科学リサー チフェロー 2002年 4月 金沢医科大学高齢医学講師 2010年 7月 金沢医科大学高齢医学臨床教授 2010年 8月 金沢医科大学能登北部地域医療研究所(総 合医療学)教授 このたび平成22年9月1日付けで免疫学教授を拝 命致しました。 私は平成6年に秋田大学を卒業し、3年間の初期研 修を経て、東北大学加齢医学研究所・呼吸器腫瘍研 究分野(貫和敏博教授)に入局致しました。入局後、 肺癌や間質性肺炎をはじめとする呼吸器疾患の臨床 に携わりましたが、自己免疫疾患に興味を抱き、同 じ加齢医学研究所の遺伝子導入研究分野(高井俊行 教授)で2年間基礎研究をしました。この間に肺胞出 血と糸球体腎炎を発症するグッドパスチャー症候群 のモデルマウスの作製に成功し、これが学位論文と なりました。再び呼吸器内科の臨床に携わりました が、この研究が縁となって、平成14年遺伝子導入研 究分野の助手に採用されました。その後は主に抑制 型受容体の遺伝子欠損マウスを用いて、自己免疫疾 患やアレルギー疾患のモデル動物の解析を中心に研 究を行ってきました。 現在の免疫学はかなり細分化してきており、専門 家ですら理解が難しい領域もあります。しかしなが ら、生体防御を担う免疫システムの異常は疾患に直 結致します。また最近の抗体医薬の目覚ましい進展 など、免疫学への理解はますます重要になると思い ます。今後は、これまでの疾患モデルを中心とした 基礎研究をより臨床へ結びつく形に発展させるとと もに、免疫学の面白さを伝えることができるよう頑 張りたいと思います。 今後とも皆様方のご指導ご鞭撻を賜りますよう何 卒よろしくお願い申し上げます。 【略歴】 1994年 3月 秋田大学医学部卒業 1997年 4月 東北厚生年金病院呼吸器科医員 2001年 9月 東北大学大学院医学研究科修了 2002年 4月 東北大学加齢医学研究所助手 2004年 10月 東北大学加齢医学研究所講師 2007年 10月 東北大学加齢医学研究所准教授 2010年 9月 金沢医科大学免疫学教授 

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新任教授紹介

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北辰同窓会報

新任教授紹介

【大学の近況から】

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号/

2011.2

北辰同窓会報

15 医学部

う す だ

田 勝

か つ お

臨床教授

呼吸器外科学 医学部

ほり

  有

あ り ゆ き

特任教授

医学教育学 数年前、父の病院の常勤医が退職し、郷里に戻る 準備を進めていました。そんなとき、新たな常勤医 が見つかり、さらに本学や富山大学から非常勤医師 派遣のご支援を受けることができました。現在、医 学教育学安田幸雄先生と父の理解もあって、内灘と 富山を往復しながら本学の仕事をしています。医療 情報部、生活習慣病センター、氷見市民病院神経内 科なども併任させていただき、臨床に携わりながら 教育に関わることができ、また、共用試験実施評価 機構や全国医学部長病院長会議の専門委員会などで 全国の医学教育に関わるなど、充実した日々を過ご しています。 このような環境にいることができるのは、同級生、 先輩、父をはじめ、多くの助言・指導者に恵まれる 幸運のおかげと思います。学生時代は山本悌司先生、 山下公一先生の指導学生で、富山医科薬科大学時代 は故遠藤正臣先生、倉知正佳先生、千葉大学時代は 平山惠造先生、金沢医科大学に戻ってから廣瀬原二 郎先生、堤幹宏先生、竹越襄先生、鈴木孝治先生、 安田幸雄先生、松井忍先生、飯塚秀明先生、そして 小田島粛夫先生のご指導を受けています。また、多 くの同僚、後輩に助けられながらさまざまな仕事を 楽しくできることを幸せに感じています。 平成23年1月1日付けで、医学教育学の特任教授 というさらに恵まれた環境をいただいたことに対し て、母校のための役割を果たすことができればと思 います。皆様のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い 申し上げます。 【略歴】 1982年 3月 金沢医科大学医学部卒業 1986年 3月 富山医科薬科大学大学院医学研究科生理系 専攻修了 1986年 9月 富山医科薬科大学医学部神経精神医学助手 1987年 4月 千葉大学医学部大学院医学研究科(神経内 科学)研究員 1992年 1月 金沢医科大学医学部神経内科講師 1995年 9月 Harvard大学医学部小児病院神経科リサー チフェロー 2000年 1月 金沢医科大学医学部医学情報学講師 2005年 4月 金沢医科大学医学部医学教育学助教授 2011年 1月 金沢医科大学医学部医学教育学特任教授 このたび平成23年1月1日付けで呼吸器外科学臨 床教授を拝命しました。昭和59年に福島県立医科大 学を卒業後東北大学の呼吸器外科に入局し、隣接す る仙台厚生病院にも所属しながら、外科・呼吸器外 科手術、肺癌の診断治療・気管支鏡検査治療を中心 に研鑽を積んできました。富山大学在任中1年間米 国Cleveland Clinicに留学し、気管支鏡の診断・治療 と呼吸器外科手術のテクニックを研究しました。 現在、拡大手術以外に、患者の苦痛の少ない呼吸 器外科手術・気管支鏡検査治療に取り組んでいます。 肺癌例に対して肋間を開大させないTVモニター下 の胸腔鏡下肺葉切除術では、3∼4cmの皮膚切開と2 個のポート孔を用いて肺葉切除を行うため、患者の 表情は術後穏やかです。アンケート調査を基に気管 支鏡検査法を改善した結果、患者はほとんど苦痛を 感じなくなりました。 研究として、肺癌の増大速度・悪性度評価・切除成 績、術後合併症等に取り組んでいます。放射線科・ 病理病態学と共同で、肺癌例に対するMR(Magnetic Resonance)の拡散強調画像の有用性を研究中で、拡 散強調画像はPET−CTと同等以上の有効性が示さ れつつあります。 微力ですが、本学の臨床・研究・教育に貢献してい きたいと思いますので、皆様のご指導ご鞭撻をお願 い申し上げます。 【略歴】 1984年 3月 福島県立医科大学医学部卒業 1984年 5月 東北大学加齢医学研究所大学院研究生 1991年 9月 東北大学加齢医学研究所呼吸器再建研究 分野医員 1999年 9月 いわき市立総合磐城共立病院呼吸器外科科長 2000年 6月 富山医科薬科大学光学医療診療部助教授

2004年 6月 米国Cleveland Clinic, Pulmonary and Critical Care Medicine留学

2007年 1月 金沢医科大学呼吸機能治療学(呼吸器外科) 助教授

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教室の近況紹介

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精神神経科学

当医局は本年の3月に地引先生が退任されて以来、 しばらく司令塔を欠いた状態が続いていましたが、 7月1日に本学出身の川 康弘先生が主任教授に就任 されました。現在は川 教授の音頭とりでさまざま なことが端緒についたところです。とは言っても、 医局の雰囲気がガラリと変わったわけではありませ ん。相変わらず、臨床心理士を交えても少人数で、アッ トホームな医局のままです。研究にしても、地引先 生の時代から継続しているものもあり、精神疾患の 器質的な要因を探ることを目的とした生物学的精神 医学が継承されています。小人数の医局の泣き所で、 研究の時間がままならない点はありますが、それで も画像診断の教育や神経心理学的検査の充実度はか なりのものと自負しています。 もちろん臨床も重視しており、若い先生を中心に 熱心に病棟に通っています。病棟も大学病院という 性格もあって、36床と少ない割には多様な症例を診 察する機会に恵まれています。こうした症例の充実 の結果、精神科医にとって現在最も重要である精神 保健指定医(以下、指定医という)の資格は他と比べ ても早くとれ、この点にも臨床重視の姿勢が反映さ れています。 医局の雰囲気がアットホームなのも人数のためば かりでなく、他人の話によく耳を傾けるという臨床 の姿勢が染み付いた人間が多いことにもよります。 もっとも、耳を傾けるということと、聞き分けの良 いことは別ですし、よく耳を傾ける人間が、必ずし も気が長くて温厚とは限らないのが面白いところで す。そうした人間観察の機会にも事欠かないのが精 神科の医局の魅力です。 (精神神経科学 渡辺健一郎 記) 前列左から 北本福美講師、窪田 孝教授、川 康弘教授、渡邉健一郎講師、紋川明和講師 後列左から 荒山わかな研修医、松江泰弘研修医、吉田泰久研修医、荘 将也医員、紫田健雄研修医、       嶋田貴充医員、小関陽樹助教、清水 聰助教、宇賀治佑輔医員、紋川友美講師、木原弘晶医員、       小野早知子心理士、橋本玲子心理士

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教室の近況紹介

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一般・消化器外科学

平成22年4月1日に金沢医科大学医学部の部門名 称が一部変更となり、当教室名もこれまでの「消化 器外科治療学」から「一般・消化器外科学」に変更さ れました。 当教室は講座主任教授の小坂健夫教授を筆頭とし、 乳腺・内分泌外科担当の野口昌邦教授、以下准教授4 名、講師1名、助教1名、医員1名、大学院生2名で 構成されています。悪性腫瘍をはじめとする上部下 部消化管疾患、肝胆膵疾患、乳腺・甲状腺疾患、ヘ ルニア、腹部救急疾患などを幅広く扱っており、そ れぞれの外科的治療を中心とした総合診療、研究、 教育を行っています。 「診療の基本方針」としては、①標準化、②低侵襲 化、③個別化および④探索的医療の4つを掲げてい ます。当教室のそれぞれの診療分野においてこの基 本方針を遂行しています。特に癌に対する診療では、 各種臓器癌治療ガイドラインに基づき誰でも同様に 質の高い癌治療が受けられるよう標準治療を行って います。その他、患者個々の病態に合わせたオーダー メイド治療も行っており、消化管低侵襲治療(内視 鏡下手術)、肝・胆・膵の集学的治療(放射線化学併 用拡大手術)あるいは乳癌高次診療などを推進して います。一方、消化器内科や内視鏡科、腫瘍内科な どと治療法に関するカンファ ランスを頻回に開催するな ど、関連他科と緊密に連携し ながら多職種によるチーム医 療を進めており、北陸の「消 化器センター」としての役割 を担っています。 教室では親睦会を定期的 に行っており、忘年会、花見 会はもちろん、季節料理の食 事会や医局旅行、スキー旅行 などが開催されます。教室ス タッフの親睦と日頃の憂さ晴 らしがはかられ、時には教室 員の個性的な特技?が披露さ れます。本年の医局旅行は平 成22年9月25日∼26日に一泊二日で京都へ行って きました。両日とも幹事である横井助教のおかげ(自 称晴れ女)にて快晴で、嵐山のすばらしい自然美を 堪能してきました。(写真1)また平成22年度の同門 会総会を、平成22年5月29日にホテル日航金沢にて 開催いたしました。当日は5月としては肌寒い日と なりましたが、前年度の活動報告・決算報告等に続 き4月に仲間に加わった新入医局員3名の紹介もあ り、お食事と飲み物を楽しみながら旧交を温め和や かなひと時を過ごしました。(写真2) (一般・消化器外科学 表 和彦 記) 前列左から 倉知 圓先生、土原一弘先生、木南義男先生、○小坂健夫教授、高島茂樹先生、       ○野口昌邦教授、小森和俊先生、斎藤人志先生 中列左から ○表 和彦准教授、○大野由夏子医員、山崎軍治先生、○横井美樹助教、       ○富田泰斗大学院生・医員、○大西敏雄大学院生・医員、桐山正人先生、       佐久間 寛先生、金光敬祐先生 後列左から 長谷川泰介先生、松下昌弘先生、吉谷新一郎先生、秋山高儀先生、       瀬島照弘先生、○上田順彦准教授、田中弓子先生、○細川謙蔵助教、       菅谷純一先生、坂田則昭先生、○中野泰治准教授、冨田冨士夫先生、       ○舟木 洋助教、久藤 茂先生、○木南伸一准教授 (○印は現医局員) 左から 細川謙蔵助教、舟木 洋助教、大西敏雄大学院生・医員、     横井美樹助教、大野由夏子医員、表 和彦準教授、     小坂健夫教授

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高齢医学

教室の沿革 1972年に故関本博教授により開講され、1992年 より松本正幸教授が講座主任として就任され、両教 授は学術研究、教育、臨床に成果を挙げてこられま した。2007年より森本茂人教授が講座主任として就 任し、現在に至っています。教室スタッフは森本茂 人主任教授を筆頭に2009年に金沢医科大学・看護学 部教授に着任した岩井邦充教授、2010年に金沢医科 大学・総合医療学教授に着任した中橋毅教授、土屋 博講師、大黒正志講師、佐藤一人助教、入谷敦助教、 渥美三貴子助教、矢野浩助教、東川俊寛医員、能村 幸司講師(出向)、石神慶一郎助教(出向)、藤本加津 代事務員、楽木宏実客員教授(大阪大学老年・腎臓内 科学教授)、村井裕非常勤講師、協力研究員スタッフ 3名で構成されています。また、教室の関連施設は 約20施設あり、診療研究の協力を行っております。 学術研究 第1に超音波診断装置を用いた高齢者の循環動態、 動脈硬化の定量化への研究であり、特に血管内皮機 能の変化を非浸襲的に捕捉する研究と動脈硬化進展 要因の解明に関する研究が行われています。第2は 心疾患における心筋細胞の生化学的薬理学的研究で 細胞骨格に関するものです。第3はアルツハイマー 病における生物学的マーカーの研究を行っています。 第4は高齢者の高血圧の臨床病態を分子生物学的手 法で研究を行っております。更に、各種老年者疾患 に対する特定遺伝子多型の関与につき検討を進めて おり、老年病の発症もまた体質の影響を強く受ける 事を明らかにしています。学外組織の研究としては、 平成14年度には日本学術振興会科学研究費補助金を 「口腔粘膜上皮を用いたアルツハマ−病診断に関す る研究」、「脳MRI検査における血管周囲腔の拡大と 血管周囲組織障害の関連に関する研究」があります。 厚生労働科学研究費補助金長寿科学総合研究事業と して平成14年から平成15年までは「高齢者疾患の易 発症性に対する遺伝的負荷の解明」、平成15年から 平成16年の「老年症候群に関与する脳皮質下虚血病 変の危険因子解明に関する縦断研究」、平成17年か ら平成19年までは「遺伝子多型検索による高血圧個 別化診療の確立に関する研究」、平成20年からは「降 圧治療および抗凝固療法の個人の特性に応じたテ− ラ−メ−ド治療確立に関する研究」班の中心教室と なっており研究面での成果が期待されます。 教育関係 教育面では4年生に対する年20回の老年病学系統 講義、および大学院セミナーを開催しております。 老年医学教育の本質は、個々の専門医科学の修得と 共に、それぞれの疾患の重みづけを、1人の老人に おける他の多くの疾患、合併症、 生活習慣、家族環境、心理的側 面をも含む全人的な立場から的 確に把握する洞察力を養う事に あると考えます。よってBSL、 CCS等 の 臨 床 教 育 の 場 に て、 学生には実際の老年者個々の抱 える疾患、その他諸問題を含め た診断、治療、また急性期後の 療養をも視野に入れて、包括的 に計画立案、実践できるよう指 導、教育しております。 (高齢医学 大黒正志 記) 前列左から 大黒正志講師、岩井邦充教授、森本茂人主任教授、土屋博講師、佐藤一人助教 後列左から 東川俊寛医員、入谷敦助教、渥美三貴子助教、矢野浩助教、荒木英治研修医       曽理研究員、村井裕非常勤講師

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【教室の近況紹介】

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免疫学

免疫学(旧血清学)は、昭和47年に西東 利男教授によって開講され、平成元年に2 代目山口宣夫教授によって引き継がれまし た。平成22年4月に血清学は免疫学とし て改名され、平成22年9月1日付けで血清 学としては3代目、免疫学としては初代教 授として中村晃が着任いたしました。現在 の教室員は清水昌寿准教授、松葉慎太郎助 教、中村ひろみ事務員の4人体制です。 教育面では第2学年の「微生物と生体防 御」の免疫学領域を担当しております。免 疫学は近年進展が著しい学問領域で、内容 が高度化してきております。また抗体医薬 や分子標的薬など免疫制御を目的とした治療薬の進 歩も目覚ましいものがあります。さらに免疫学的手 法を取り入れた臨床検査も多岐にわたっております。 このような状況に対応できるような基礎知識と考え 方を身につけた医師・医学研究者を育むことを目標 に取り組んでいきたいと思います。 研究面では、アレルギー性疾患や自己免疫疾患の 発症機構の解明をめざし、免疫制御受容体の研究を 行っております。免疫制御受容体を欠損するマウス は、過剰なアレルギー反応を起こしたり、自己免疫 疾患を発症したりします。しかしながら、詳細なメ カニズムは不明のままです。また免疫制御受容体以 外にも免疫寛容の維持に関わる分子は数多く存在し ます。今後は、このような免疫寛容の制御機構につ いて、疾患モデルと結びつけながら解明していきた いと考えております。またこれまでマウスを用いた 研究が主体でしたが、臨床各科の先生方との共同研 究を通じて、よりヒト疾患の病態の解明や治療につ ながる研究ができればと考えております。 免疫学は基礎研究棟ではなく、臨床研究棟10階に あり、眺望がすばらしいところです。まだまだ産声 をあげたばかりの研究室ですが、免疫学に興味のあ る方、どなたでもぜひお尋ね下さい。いつでも大歓 迎です。 (免疫学 中村 晃 記) 左から 松葉慎太郎助教、清水昌寿准教授、中村晃教授、中村ひろみ事務員

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同窓会支部だより

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北海道支部

「金沢医科大学ゆかりの会

イン函館」報告

日時 平成

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日 場所 函館湯の川温泉「竹葉新葉亭」 久保田内科胃腸科医院 院長

久保田 裕哉

(北海道・平成 8 年卒業) 北海道うちなだ会々員は現在、約130名となり毎 年夏には札幌で交流会が開催され、親睦を深めてお ります。函館におきましても金沢医科大学卒業生が 年々増えており、数年前より青野允名誉教授が函館 新都市病院院長として着任され、不定期ながら交遊 を深めてまいりました。平成21年5月30日土曜日函 館湯の川温泉にて大学、同窓会、卒業生、父兄の皆 さまの集まりとして「金沢医科大学ゆかりの会イン 函館」を開催致しました。当日は大学より山下公一 理事長、竹越襄副理事長、飯塚秀明病院長、中山正 喜広報局部長、同窓会より大島譲二副会長、伊藤透 副会長、在校生父兄として杉山茂様、高橋清仁様、 深山明義様、道内卒業生として佐藤幸宏先生(帯広 市)、竹田文彦先生(札幌市)、安達昌宏先生(小樽市)、 山本博子先生(札幌市)、河原崎暢先生(札幌市)、千 葉雄先生(札幌市)、田下大海先生(旭川市)、函館市 内より青野允名誉教授、卒業生として池田仁先生、 柳川真一先生、西谷貴行先生、三浦淳司先生、福徳 雅章先生、塩澤寛敏先生、高野浩成先生、佐藤暢一 先生、小生の26名が出席致しました。 記念講演として金沢医科大学理事長山下公一先生 による「金沢医科大学の近況」、函館おしま病院院長 福徳雅章先生による「函館市におけるホスピス/緩和 ケアの取り組み」のお話があり、終了後懇親会が行 われました。卒業後何十年ぶりの再会もあり、遅く まで旧交を温めていました。参加頂きました大学関 係者、同窓会関係者、在校生父兄、卒業生の皆様に はこの場をお借りして感謝申し上げます。尚、ご報 告が遅れましたことをお詫び申し上げます。 平成21年5月30日 北海道支部会

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同窓会支部だより

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北海道支部

北海道うちなだ会報告

「スマップおそるべし!」

日時 平成

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日 場所 札幌市・札幌プリンスホテル別館 札幌鉄道病院 消化器内科病棟 診療部長

伴  紀宏

(北海道・昭和 56 年卒業) 北海道うちなだ会は活動一時休止のあと再開され 5年目になります。平成22年度は7月31日に札幌プ リンスホテル別館で開催されました。大学より同窓 会長の坂本滋先生、副会長の伊藤 透先生、中農理 博常務理事、山本健司参事の4名が参加され総勢19 名となりました。中農常務理事より新病院の計画、 大学の現状特に医学生を含めた国家試験の現況につ いてご講演をいただきました。今回のうちなだ会の 日程にぶつけてきたのが?札幌ドームで行われた「ス マップ」のコンサートで札幌市内、近郊のホテル、 旅館はまったくとれずじまいで金沢からの出席者は 札幌に泊まることができず、札幌から離れた千歳市 内のホテルに泊まられたそうです。「スマップおそる べし!」 講演会のあと懇親会になり、19名のメンバーが席 をかえ夢中になって話し込み自己紹介を忘れてしま い、「あっ」という間に2次会になってしまいました。 こういう楽しい会なのですが参加人数が伸び悩んで おりメンバーも同じ顔ぶれがほとんどで、何か若い 人たちを呼ぶ手段を考えているところです(次回は 思い切ってスマップでも呼ぶか!!)。 ところで、①「おじさんは怒ってるぞ!!」…北 海道支部には140名ほどの同窓生がいて連絡がつく 方は100名ほどいますが返事が返ってくるのが毎年 30名ほど(住所未定で返ってこないので届いている はず)しかいません!そのたびに悲しくなります。 出欠の返事だけでも頂きたいものです。 ところで、②今年の夏休みは皆さんいかがでした でしょうか?私は今年も妻と犬を連れて車で山形の 嫁の実家に行ってきました。札幌から函館まで行っ たところ突然妻が「恐山が見たい!」との一言でルー ト変更し、大間までフェリーにのり恐山観光を、次 に「十和田」、つぎに「八甲田山」こうなりゃやけくそ 「次は?」…「白神山地!」「はいはい」ついに太平 洋から日本海に達しました。ふと気がつけば同期で 同じアパートにいた村山晋さんの病院が近くにあり、 立ち寄り懐かしさにひたりながらこれから山形まで 行かねばならないことを思い出しわずか10数分ほど の滞在でした。やっぱり同級生はいいもんですね、 今度は計画をたててゆっくりお邪魔します。日本海 側を下がってくると山野草を売っている店があり園 平成22年7月31日 北海道支部会

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【同窓会支部だより】

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23 芸のすきな実家の両親へのお土産に大枚をはたいて 買い、店の親父に帰り際にこれはどこで採ってくる んですか?と聞いたところ「札幌近郊だよ、そうい えばおたく札幌ナンバーだね」の一言に泣きながら 山形へ向かうのでした。当然その日はベロンベロン に飲みました!! 集まったメンバーです  会長坂本 滋、副会長伊藤 透、常務理事中農理博、 参事山本健司 S53 林 朋子 (旭川)、S54 佐藤幸宏(帯広)、S55 松 田英郎(富良野)、S55 池田 仁(函館)、 S55 石井正憲(上川郡弟子屈町)、S56 伴 紀宏(札 幌)、S60 竹田文彦(札幌)、S61 垣野 匡(札幌) S61 安達昌宏(小樽)、S61 山本博子(札幌)、S61 福 徳雅章(函館)、S63 河原崎 暢(札幌) H1 佐藤邦彦(滝川)、H2 平間圭介(網走郡美幌町)、 H8 久保田裕哉(函館)

青森県支部

支部会報告

日時 平成

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日 場所 むつ市・割烹「ありあけ」 沼田医院 院長

沼田 知明

(青森県・昭和 54 年卒業) みなさんお元気ですか。青森県支部だよりをお届 けします。全国的に猛暑に見舞われた今年の夏です が、わが青森も例にもれず大変暑い毎日でした。仕 事をしながら、早く終わってビール飲みたいなあと いう思いで外来診療をこなしておった次第です! 今年の支部会は、以前から懸案であったむつ市で 開催しました。同市で開業してい る菊池浩太郎先生の幹事で、いま 新幹線の延長開業で売込み中の下 北半島の観光とグルメを楽しもう と企画してもらいました。下北は 青森県の東北方面に鉞(まさかり) の形に広がった半島ですが、六ヶ 所村の原子力核燃料施設や石油備 蓄基地から始まり、むつ湾を一望 できるむつはまなすラインや下北 縦貫道路(まだ未完成部分あり) の自動車道路が整備され、中心市 街地のむつ市周辺では霊地恐山を 始め薬研温泉、本州最北端のマグ ロで有名な大間岬など観光地にも恵まれている素晴 らしい地域です。 7月24日(土)午後6時半から割烹「ありあけ」で一 年ぶりの再会を楽しみました。今回は、当直や開業 準備などで参加できない方が多かったので5名だけ でしたが、6月の支部長会議、大学での卒業生の活躍、 40周年記念事業計画予定などに関して報告した後に 各先生の近況などを話題に宴会となりました。二次 会では、阿部朋親先生が以前勤務していたむつ総合 病院時代の事務員や看護師の方々が駆けつけて下さ るというサプライズもあり大変盛り上がりました! 時間の経つのも忘れ、意識状態がおかしくなった方 (櫛引先生!?)も出現した頃にむつ市の夜を後にホ テルに戻りました。次回は、秋田、岩手との合同例 会を開催したいと意気込んでおります。 現在、青森県支部の状況ですが、名簿掲載の会員 平成22年7月24日 青森県支部会

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【同窓会支部だより】

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石川県支部

平成

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年度支部会総会

日時 平成

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日 場所 金沢市・ANAクラウンプラザホテル金沢 医療法人社団 宇野気医院 理事長

高田 充彦

(石川県・昭和 53 年卒業) が20名です。若手の先生も増えて来たので頼もしい 限りですが、仕事に追われて同窓会活動は二の次と いう反面も抱えており苦しいところです。しかし、 みなさんかつては内灘の母校で青春を医学徒として 暮らした思い出を胸に秘めている方々です。これか らも時には同窓生として杯を交わして行きたいと存 じます。 30年ぶりの再会! 支部総会の前日にもサプライズ 医科大在学中に陸上部に所属していました。一年 生のある夕方、内灘海岸をジョギングしていたら一 期生の栃木一男先生(福井県)率いるメンバーと遭遇 して、走るのが好きなら入部しないかと声を掛けら れたのが縁でした。以来、にわか陸上部員として過 ごしましたが、上級生になったある日、その彼が入 部してきたのでした。高校時代に体操選手だった経 験を生かして棒高跳びをやりたいというのです。細 身で華奢でしたが、バネのある体は確かに棒高に向 いていました。さらに同じ青森出身で、名前を聞く と何と聞き覚えが!幼少の頃、彼の父上はわが町の 町立病院勤務をされており、同じ小学校に通ってい た記憶があったのです。伴哲雄先生(昭和60年卒)。 彼は在学中の昭和56年に金沢で開催された西医体で 主管大学として活躍すると共に棒高飛びで優勝する という快挙をなしとげ、以後、走り高跳びなども含 めて活躍が続いた名選手として鳴らしました。 その彼は父上がお亡くなりになったこともあり、 昨年暮れに八戸のご実家へ戻ったと聞いていたので、 是非ともお会いしたいと思っておりました。今年度 の支部会の案内を出したところ、都合がつかないよ うでしたが、前日に八戸市内でお会いできることに なり外来後に胸を高鳴らせながら出かけました。卒 業後は陸上部との接点がなかったので、実に30年以 上ぶり。昔の面影がそのままの感激の再会となりま した!伴先生は、医科大卒業後、東京女子医大の循 環器外科で研鑽され、以来ひたすらに心臓外科医と してご活躍されてきたとのことです。お父上は消化 器内科の専門医でしたが、今後は病院を継承して循 環器系を主体に地域医療を担って行きたいと抱負を 語っておられました。北辰同窓会を介しても今後は ご活躍頂けるものと思っております。 平成21年度、北辰同窓会石川県支部会総会は平成 22年2月27日(土)午後6時30分からANAクラウン プラザホテル金沢にて開催されました。出席者は坂 本滋(北辰同窓会会長)、岡田正人(本学教授)、伊藤 順、角田弘一、近藤裕成、高田充彦、高田芽衣子、 忠繩秀一、津川博一、中村耕一郎、平場吉治、卞在和、 前田俊彦、松下元、松田健志、松田富雄、松田知之、 山形壽生、山崎省行、渡邊文生の20名(敬称略)。 第1回卒業生である、岡田正人教授による講演「絞 扼性神経障害の診断と治療」は、四肢末梢神経の絞 扼性障害(手根管症候群など)についてでした。岡田 先生の豊富な経験と、工夫された見事な診断、治療 技術、手術法について勉強しました。専門科を超え、 整形外科以外の会員からも熱心な質疑応答がなされ ました。卒業生同士、普段の講演会ではいまさら聞 きにくいような質問や、臨床現場での実際の対処法 伴 哲雄先生(左)と筆者

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【同窓会支部だより】

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25 など気兼ねなく教えてもらうことができ、勉強にな りました。 引き続き総会に入り、本年度会計報告が承認され、 次年度からの役員改選が行われました。 その他、次年度からの支部会活動について論議が ありました。今後、卒業年度の若い会員にも魅力あ る同窓会支部会を目指し、若い会員がもっと参加し てくださるよう努力を惜しまない方針が決定されま した。 平成22年度からの石川県支部の役員を示します。 支 部 長 高田充彦 副支部長 伊藤 順、伊藤 透 理  事 金沢地区担当理事 岡田博司、前田俊彦、 松田富雄 松任地区担当理事 南部 澄 加賀地区担当理事 近藤祐成、赤澤純代、 東野 朗 能都地区担当理事 山田武法、宮下隆司 河北郡市地区担当理事 保志場八千代 大 学 担 当 理 事 津川博一、黒瀬 望 学 術 担 当 理 事 松田健志 理      事 加藤 甲、小林博人、          沢田光夫、中藤秀明、          卞 在和、松田知之 会  計 平場 吉治 監  事 北川 義展、忠繩 秀一 顧  問 坂本 滋、藤沢貞志、岡田正人、 角田弘一、宮  巨、山形壽生

愛知県支部

愛知県支部設立について

日時 平成

22

11

6

日 場所 名古屋市・サイプレスホテル地下

1

階 「

Whizz

」 医療法人 渡辺耳鼻咽喉科 理事長

渡辺 祐介

(愛知県・昭和 55 年卒業) いまから10年ほど前になりますが、東海3県支部 設立の会が塩之谷香先生(昭和60年卒)が中心となっ て故曾根潮児先生(解剖学)、廣瀬源二郎先生(神経 内科学)のご出席のもとに名古屋市で開催されまし た。東海三県支部はその時に小田禄平先生(昭和53 卒)を支部長として発足しました。(詳細は北辰同窓 会報20号と金沢医大創立30年記念誌に掲載されて います) その後、小田先生はもとより出席された先生方も 診療の中核をなす年齢であり、極めて多忙の様子で 平成22年2月27日 石川県支部会

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【同窓会支部だより】

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北辰同窓会報

25 事実上立ち消え状態のまま年月が過ぎて行きました。 昨年、塩之谷先生が母校で講演したことを契機に愛 知県支部設立の話があり、今回も塩之谷先生が開催 に向けて準備を進められました。私のところへは今 年の7月に塩之谷先生から連絡があり、支部の設立 総会を開きたいが小田先生がご多忙で支部長を辞退 されているので私に支部長をお願いしたいとのこと でした。私自身も県医会や学会地方部会の役職があ り、会議や週末の研究会の運営など診療外の仕事の 上にさらに負担が増えるのかと不安がありましたが、 同窓会準備の実務は塩之谷先生が全面的にしていた だけるとのことで引き受けることにしました。 平成22年11月6日(土)午後6時より名古屋駅に 近いホテルのレストランで北辰同窓会愛知県支部設 立総会が開かれました。大学からは山下公一理事長、 勝田省吾学長、中農理博常務理事、原亮独語学教授、 山本健司参事が出席されました。山下理事長の挨拶 の後、勝田学長より新任の教授をパワーポイントで 詳しく紹介されて大学の近況について教えていただ きました。中農理事からは金沢医大グランドデザイ ンとして今後の第一次5年計画および第二次計画ま で詳細に解説していただきました。原教授の乾杯挨 拶に続いて懇親会が始まり、和やかな雰囲気の中で 出席された先生方それぞれの近況報告を兼ねた自己 紹介が続き、歓談のうちにいつの間にか閉会の時間 が来ていました。ひき続き近くで二次会を行い、勝 田学長、原教授と山本参事に参加していただき夜遅 くまで話に花が咲きましたが、翌日の予定もあり先 生方とは惜別の念を抱きつつお開きとなりました。 今後のことはこれから決めていかなければいけま せんが、ともされた灯りを絶やすことなくこの会の 次の世代に引き継ぐことと、懇親会の中でいろいろ いただいた情報をもとに同窓生の役に立てる会を目 指して微力ながら運営に努力して行きたいと考えて います。 同窓生の皆様には、今後とも宜しくご指導、ご協 力をお願い申し上げます。 最後になりましたが、前回、今回と塩之谷先生に はお忙しい中をご尽力いただき心から感謝申し上げ ます。 出席者:篠崎理絵(H17卒)、朴智栄(H14卒)、中 野知子(H14卒)、篠原左和(H13卒)、日比泰淳(S62 卒)、川合健之(S61卒)、堂満計哉(S60卒)、塩之谷 香(S60卒)、中田克治(S59卒)、谷口智子(S59卒)、 田口恭仁子(S59卒)、萩原廣彰(S55卒)、滝良明(S55 卒)、渡辺祐介(S55卒)、計14名 (平成22年11月) 平成22年11月6日 愛知県支部設立総会

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【同窓会支部だより】

北辰同窓会報

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号/

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北辰同窓会報

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奈良県支部

支部会報告

日時 平成

22

9

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日 場所 橿原市・料亭「砂貴」 (医)安心会 安田小児科医院

安田 純也

(奈良県・昭和 55 年卒業) 平成22年9月25日、橿原市の料亭にて奈良県支部 会を開催いたしました。 諸般の事情で、毎年必ずという訳にはいきません が、ここまで十数回ほぼ毎年、支部会を開催させて いただいております。参加者は、大体毎年十数名で すが、ほぼ毎回初参加の会員がおり、また平成年度 に卒業した会員も増えてきており、主催者としては 大変うれしく思っております。 全員で乾杯、杯がすすむにつれ、内灘での思い出 話に花が咲き、昔々の武勇伝の数々の披露、最近の 大学や内灘の現況、医療の先行き等について盛りだ くさんの話題に、大いに酒席は盛り上がりました。 今回も平成17年∼20年に奈良医大医療情報学の 教授を務め、現在母校の消化器内科学(肝胆膵内科) の教授を務める堤幹宏先生の出席があり、大学の現 在の状況について色々な、そして興味深い話を聞く ことができ、大変有益であったと思います。 遷都1300年祭で何かと話題になり、奈良に興味を 持たれた方も多いと思いますが、歴史的名所あり、 旨い酒ありの奈良県でこれからも支部会開催を続け て行きたいと思っております。 奈良県内に、若い卒業生の先生がたくさんおられ ると思いますが、毎回幹事役の小泉雅紀先生は、 若い先生方の支部会への参加を熱望しておられ ます。どうかよろしくご参加のほど、お願いい たします。 参加者:柳沢 衛(昭和54年卒業)、堤 幹宏 (昭和55年卒業)、安田純也(昭和55年卒業)、 吉川 昇(昭和56年卒業)、森田博文(昭和58 年卒業)、上田一也(昭和59年卒業)、小泉雅紀(昭 和59年卒業)、合田貴世(昭和59年卒業)、片岡  裕(昭和62年卒業)、渡辺理佐(昭和63年卒 業)、薄葉惠史(平成5年卒業)、本宮康樹(平成 8年卒業)、上繁宣雄(平成9年卒業)、佐野友美 (平成17年卒業) 以上14名

広島県支部

支部会報告

日時 平成

22

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16

日 場所 尾道市・レストランきた山 医療法人 森本医院 院長

森本 茂人

(広島県・昭和 54 年卒業) 例年初夏に行われる広島支部会はさる10月16日 始めての尾道市開催となりました。新幹線の便の悪 い地方開催ですので梶本照穂先生以下9名の出席と いう少し寂しい人数でしたが、「しまなみ海道」の起 点となる尾道大橋のたもとのフレンチレストランで 尾道水道の夜景を眺めながらの歓談となりました。 全国の同窓会の先生方にはこの場を借りて少し尾 道のご紹介をさせていただきます。尾道は広島県東 部で瀬戸内海に面して位置し、月並みではあります 前列左より 小泉雅紀、合田貴世、堤 幹宏、安田純也、柳沢 衛、       佐野友美 後列左より 上田一也、渡辺理佐、上繁宣雄、薄葉惠史、森田博文、       片岡 裕、本宮康樹

参照

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