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—————————————————  期末試験について  —————————————

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Academic year: 2021

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(1)

数学II(理系コア)(原;http://www2.math.kyushu-u.ac.jp/˜hara/lectures/lectures-j.html)

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—————————————————  期末試験について  —————————————

第4回,5回のレポートが難しかったせいもあって,みなさん,かなり不安を感じているようですね.不安解消 になるかどうかはわかりませんが,いくつかのコメントをしておきましょう.

第4回,第5回のレポートは意図的に難しくしたものであって,期末試験には難しすぎる.だから,このよう な問題が解けなくても十分に期末試験の合格基準には達する.ただ,できれば,レポート問題の解答例を理解 する努力はしてほしい.

それよりも,第1,2,3回のレポート問題(²-δ とかコーシー列の基本的な問題とか)が重要である.だか ら,先ずは第1,2、3回のレポート問題ができるように, (特に第1,2回ができるように)なって下さい.

コーシー列が鬼門であることは講義の中でも強調した.実際,今回のレポート問 9 を採点していても,コー シー列の定義がアヤフヤな人が散見された.少なくとも「{ a

n

} がコーシー列である」ことを示すには何を示 すべきかがきっちりわかっていることが非常に大事だ.

これだけだとちょっと不親切かもしれないから,出来てほしい参考問題については,以下に付け足してみま した.

期末試験に向けての,参考問題は以下の通りです.以下はあくまで参考であり,これらとかけ離れた問題も出しま す!ただ,基本として以下を押さえておくことは必要でしょう,ということです.

この講義のレポート問題,特に第1,2,3回のもの.

昨年の数学科向け「微分積分学・同演習 A」のレポートの問題,特に問 4〜問 12. (この講義の web page に リンクしておきました)これらは解答例も載せていますから,参考にして下さい.

コーシー列についてはそれほど問題を貯めていませんが,上のレポート問題や下の参考問題などで,収束する 数列がコーシー列になっていることを自分で証明してみると良いと思います(この講義のレポート問題の第3 回のノリで. )

以下の問題には解答はついていませんが,参考までに載せます(これらは昨年度の数学科向け微積の参考問題).少 し捻ったものもあるから,すべてが出来なければならないということはありません.

問題 3.8.3 以下の数列が n → ∞ で何に収束するのか(しないのか),よくよく納得すること.その場合,N(²) が

どのようにとれるのかを明示することが大切だ(いうまでもなく,n = 1, 2, 3, . . . である).

a

n

= 3, b

n

= 1

n , c

n

= 1

n , d

n

= 1

n

2

+ 1 (3.8.1)

e

n

=

 

1 (n が 10, 10

2

, 10

3

, 10

4

, 10

5

, 10

6

, . . . のとき)

0 (上以外のとき)

(3.8.2)

もう少し複雑な例も挙げておくから,考えてみよう(n → ∞)f

n

= n + 3

n , g

n

= sin n

n , h

n

=

n + 1

n, p

n

= 2n + 1

n + 1 , q

n

= 1

log(n + 1) (3.8.3)

具体的計算に少し慣れたら,以下のほとんどアタリマエに見える性質を ²-N を用いて証明しよう.

問題 3.8.4 極限に関する以下の性質を ²-N 論法を用いて厳密に証明せよ.

lim

n→∞

a

n

= α, lim

n→∞

b

n

= β のとき, lim

n→∞

(a

n

+ b

n

) = α + β.

lim

n→∞

a

n

= α, lim

n→∞

b

n

= β のとき, lim

n→∞

a

n

b

n

= αβ.

lim

n→∞

a

n

= α, lim

n→∞

b

n

= β (β 6 = 0)のとき, lim

n→∞

a

n

b

n

= α

β  . この問題では分母の b

n

がゼロになるかどう

か,少し気になるところだ.実際,ある m では b

m

= 0 となるような数列 { b

n

} もあるのだが,それでもこの

性質が成り立つと言えるだろうか?

(2)

数学II(理系コア)(原;http://www2.math.kyushu-u.ac.jp/˜hara/lectures/lectures-j.html)

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問題 3.8.5 以下の極限を,定義に従って求めよ(極限は存在しないかもしれないよ).極限が存在する場合は,δ(²)

をどのようにとれば良いのか,明記する事.

1) lim

x0

x, 2) lim

x0

(

x

2

2x + 3 )

, 3) lim

x1

(

x

2

2x + 3 )

. (3.8.4)

もうちょっとひねった例(a > 0 は定数) :

4) lim

x0

1

1 + x , 5) lim

x1

x

2

1

x 1 , 6) lim

x0

sin 1

x , (3.8.5)

7) lim

xa

x

3

a

3

x a 8) lim

x0

1 + x 1 x

x 9) lim

x0

| x | (3.8.6)

問題 3.8.6 f (x) を以下のように定めるとき,極限 lim

x0

f (x) は存在するか?存在するならその値と収束証明を,存 在しないならその理由(収束しないことの証明)を ²-δ 論法の定義に基づいて述べよ.

f (x) :=

 

0.001 (x = 10

1

, 10

2

, 10

3

, 10

4

, . . .x (上以外のとき)

問題 3.8.7 lim

xa

f (x) = α かつ lim

xa

g(x) = β の時, lim

xa

{ f (x) + g(x) }

= α + β と lim

xa

{ f (x)g(x) }

= αβ が成り立

つ.これらを ²-δ 論法によって証明せよ.

参照