既学研究 57:17‑54(1978)
北 海 道 地 方 の 河 川 水 質 に つ い て
小 林 純 ・森井 ふ じ ・村本 茂樹 中 島 逓 ・ 浦上 佳子 ・西崎 E ] 佐夫
寺 岡 久之 ・長尾 寝入
I. 桔 R
河川水中の溶存物矧 が拳水お よび陸 水の岩石 t額 を汎化溶解 した もの よ り成 る. したが って,受水域を構 成す る地質に よ り,舵分の偏重が′Lじ,水質は地域的'1,.m生を示 し,降水
I
Lli:に よってその浪度は 強 く支配 され る, ことに 南北 に釧長 い 日本列 島 では 地域に よ り降'
1‑Tl,降雨塵は著 しく異 な り,かつ温度差 も大 きい, 日本の最北部に位隈す る北海道地方は 寒冷地に屈 し,水草な どの植物残件が泥炭 として唯耶 した地域が広 く分布す る. さらに, 冬期の柑'4, 凍結に よ り河 川水は潮婚 され湖水 し, 逆 に 作期 の融/9時には 蛙水状態 とな
り,河 川水中の溶存成分鵜匠は大 き く変動す る.
人 口が希薄 な時代の水質は 自然的安 川がまFL.的であ るが
,
最近 のわが国にみ るよ うな人 口増加 と産業拡大が飛継的 に進行す ると, いわゆ る人 間活動に伴 な う汚染物 J質は増大 し, 水質に及ぼす人 為的要 因は大 とな る.著者 の一 人小林に よる 日本 の河 川の平均水質 と特 徴 に関す る研究〔1,2〕はいわば天然水状態の水質調査であ った といえ,鉱工業活動 の影野 以外は 自然的要 因が水質を 支配 していた と考え らる. そ こで我 々はそ の時点 よ り約17年 を経過 した現在 の河川水質を知 る目的で,全 国主要174河川につ いて, 3力咋計由で水'TT 調充を罪施 したが, 本雑L.=7・は兼北地方につ く・研究結果で,1972年 10月〜1973年 9月の間 に採取 した 試料 の水質分析佃 と1955年〜1957年 当時 の水質分析値 を用 いて,水系に よる 化学組成の相iA',主要成分敷皮l]d]の相聞,水質 の 季節的変動,流丑 と成分濃度 との比校 などにつ いて検討 した紡果 を報告 す る.
なお,北海道地方 の河川水質に関す る稚鞠 i小林 〔1,2,3,4〕が天塩川.石狩川 ,十 勝川水系な ど
3 6
河川について,苔
Jl・;ら〔5 ,6 ,7,8,9
〕が天胤 Il,千歳川,常 員川 ,十1
馴 l水系について,高
倉〔 1 0,1 1
〕が石狩
川水系に ついて,那須〔 I L 2
〕が盟平川水系につ いて,池畑 ら 〔13〕が北海道 の水質 の悶胤 点につ いて搬1l=Iしているが ,北海道地方 の全域 の河川について, しか も多成分の分析項 目を長期にわた り全国的 な見地か らの研 究は見当 た らない.本研究の一冊は文部榊 斗学研
鬼門(
課雌郡 ;‑LlT/flo1T:IR:一般8 747072)によった. また本報 告の一部はL】本陣水''lc食餌 38阿大会 (I973',FlUJ
l),EI本絹水・3'=会第39回大全 (L974年9月)浴よび地球化学討.満会し1974咋 10月)に 机 、て児起した.
木m"JEに当たり,試水の採脚 こi捌4/,r力下さった
北
艦一正庁拙他部をほじbl),・各支庁.fJり出目.弧jTrの慨 係各位に深く娼謝致 します.17
H.
採 水お よび分析方法1955年 5月〜1957年 6月の聞,桃】カ年 に17[二り,北海道地 方 の:1三
‑ J kr
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川 お よび 軋 合計40地点 よ り6‑12回 の採水 を 行 ない水質 分析を 行 な った (前fill調査 ). それ らの河 川 名.,採水場 所,期日llJお よび採水Ll数 な どを第1表 に,採水地 点を第1図に示 す .石狩 川第 1議 .tR料採取の河川Pl.槻所お よ.i)(T可数 一覧韻
東天石忠実石両性舛∴L=夕千出尻利厚大大桐鵡節税十佐十音札札十利十村的屈釧横網常沸措
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″23〃456″789″0.4″‖12″13〝14ほ1617181.9202122232425〟262728293031″32333435363738〃394 r採 水 切 所
上川郡名%T'市大柄に互 .rl寄大桶上総 //
天塩郡犬塩町雄信内,大塩大橋 上川耶埋別町中愛別,峻別pTITl'工
・円比灘工芯抑川打村LTii1確鯛村川町村周志旭姓己花度姫神7.多耶舶郷市郡川川亀川海上上
雨
深雨/牡知郡山部村
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紋別TST地相 町 紋別市
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水
期 間‑ (西 墜 室 旦」
1956.
6
‑ 1957.1972.
1 0
‑ 1973.1956.
6
‑ 1957.1955,
5
‑‑ 1956.1972.
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‑ 1973.1955. 5‑ 1956, 1955. 5‑‑ 1956, 1955 5‑‑ 1956.
1972.10‑ 1973 1955.
5
‑19561955. 5‑ 1956, 1955 5・‑ 1956.
1972 10‑ 1973.
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1 0
‑ 1973.1955 5,‑ 1956 1955. 1(J72.
1955.
1972.
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6
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5
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5
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1956.
6
‑‑ 19571956
6
‑‑1957.1956
7
・‑ 19571956
6
J‑ 19571956.
6
‑ 1957.つJ19つJ93▲q034 数回水採 12220662266622・・16416112565566566622662日hU622656だU55626だU究研辛腿・
水系に11カ所,十勝川水系に
9
カ所,天敬川水系に2
カ所,後志,渡島地方に5
カ所,胆 振, E]T.IL‑地方に4
カ所 , 根室,釧路地方に5
カlTr, 網 走,宗谷地方に4
カ所 の計4 0
カf)‑r(
棚 4カ1
'Jtを合
丁∫)であ る. また今I i i ] J
.'肋 として, 前IL̲,l調査地点の うち 主 な1 0
地点を選 び,1 9 7
2年10月〜1 9 7 3
年9
月の満1
カ年剛 こわた り, ほ ぼ 前凶 と同一地′点で (第 1区lF
y ,1
伺 北海泊地方の河川,湖の採水地点一塩同( 1 9 5 5
年5
月〜1 9 5 7
年6月揺水)◎印の地点は
1 9 7 2
年1 0
月‑1 9 7 3
年9
月に再度採水中
,◎
印を付 した地点)採水 し,水質分析を行な った.それ らの河川の採水方法な どはす でに報告..‑し1 ,2
〕 されているとお りである.分析項 目は 噂唱率, pH.Ca.Mg.Na.K.Fe.Sr. 7 ル カ リ雌 (CaCO。)
,S O. .
Cl,F.SiO 2,P0.‑‑P,NO㌻N,NO皇‑N,NHrN,COD
.
溶解性
蒸発残留物,
懸濁物,混濁
僅な どで あ り,'rJL析方法は東北地方の河川水質について 〔1∠1]において記 した とお りであ る.HⅠ .
分 析 結 果前
阿 ( 1 9 5 5
年5
月〜1 9 5 7
年6
月)の4 0
地点 お よび 今回( 1 9 7 2
年1 0
月〜1 9 7 3年 9
月) の1 0
地点の各成分のIF間平均値は?,L2表 のよ うであ り, 各成分の波底 の頻度分布は 第2 回 (その 1,その2)の ようであ る. これ らよ り,北海道地方の河川水お よび湖水の各成 分の濃度範囲お よび、rLl・均値は次の よ うであ る,ptI:前匝lの
4 0
地点中,湖では 屈斜路湖 (地点番号3 4
, 以下番号のみに略記)が4・ 7
と相性を皐 したのに対 し, 大沼( 1 8 )
.洞爺湖( 1 9 )
は6 , 6 ‑6 . 7
,阿寒湖( 3 2 )
は71 1
で あ った.fL・日日では,幌内山地を流下す る弟敬川( 5 )
の5 . 9
か ら 千歳川( 1 2 )
の7・ 3
の範 脚であ り,平均は6 . 8
であ った. そ して,pHが6. 3
以下の ものは1
,pH6 ・ 4 ‑6 1 8
の範5 7
巻( 1 9 7 8 ) 1 9
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ヽ
ヽ
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\ \ ヽ 一朝 ミ 瑚 虻 ≒ 高 域 監 ≒牌 東 京 ≒ 缶
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(U5<U5人UO5211試料敢
57巻 (1978)
2 3
fLL.i .覇 物
1972.10‑1973.9採水
.i
H.{J≡
〒 〒
鶴7̲2.10‑1(9m73.g/l94)末永ff.T解性茄党別留的
放 .0濫 欝些 些 些 些 ご「itL':i:4'1」
;Ll,r21くi JJk分
与
よきL7聖 の 妬 JA:'JiL布 (その2)(mg/り
博が20,pH 6.9‑7.2が14,pH 7.3以 上が tであ ‑,た.ノ出 の10地点の それは6・4‑
6.8の枯凶で,平均は6.6であ った.
Ca:融 可の40地点の うち, 湖では12,5‑16.7mg/tの抱卵であ り, 阿寒湖 (32)が 16.7mg/Cで iミニ占く, 洞爺湖 (19)が
1 2. 5mg/
Cであ った.潮 目では 十勝連峰 の美典'
Lr上 に瀬を 発 し, 凝灰L'‑地僻を 沈下す る 男瑛川 (5)が21.3mg/Lと高い値であ る.ついで 支茶事如こ水源を もつ 千歳川 (12)が16.Omg/Cを 示 し, 十勝川水系の 札内川 (28)が 3.3mg/Cの低い値であ り,それ F,'の平均机は8. 1mg/
Cであ った.Ca濃度 と河川数 との Lg仁和ま3,9mg/C以下が2,16.0mg/C以 Lが 1で あ って, 4.0‑8.1mg/Cは20で,全 河川の過半数を占めた.′ 沖
・Iの1
0地1㌣亡を.L,j
l狩川( 1 0 )
の1 1 . 6
mg/lか ら天塩川 (D の5.2mg/Cの穐
帥 こあ り, jll;・均lLI'Lは8. 9mg /
Cであるか,そ れ ら の 地点のl山凶の帖 ⊥ 5.2‑14.0mg /
Cの他出にあって,平均仙よ8.8mg/Cであ った.Mg:前Ii̲・lの40地点の う ち,湖は 阿〕勘rりJ(32)の7.7mg/tか ら 大沼 (18),洞爺llJl (19)の
2. 4mg /
Lの柾IJBにあ ・,た./Lu川1では, 33BjtjLL(5)の6.1mg/Cか ら十勝川水系 の札内川 (27)の0.5mg/Lの穐lJ馴こあ って, そ れ ら の .lL:均佃ま2. 1mg /
tで, 0.6‑ 2,1mg/Cの他 を示す河川は 過半 数の23を 占 め た. 今回の10地点では1.4‑4.0mg/8 の姫掛 こあ り, JrZ均値は2.7mg/tであ っ[=. それ らの 地点におけ る前回の他は0.9‑3.2mg/lの犯跡 ,こあ り, 、ド均は2.1mg/tで,今
1
・りは前l
州こ比 LTIEtlい値 を示 した.Na:前Erilの40地点中, 湖では姐斜路御 (34)の47.8mg/lが高 く,PLIJ寒湖 (32)は
2 4. 0mg /
C.洞爺湖 (19)は19.8mg/tで,大沼 (18)は9.3mg/lの低い値で あ った.河川では, 札内川中流部(27)の1.5mg/Cか ら厚沢部川(16)の23.3mg/Cの範PBにあ り,それ らの 河川の平均値は7.7mg/Zである. また,これ ら36地点の うち,3.9mg/J以 下はわずかに6地,.!1.で,4‑7.7mg/Lの他州が21地点で;馴工数を占めた.今Ldの
1
0地点 では.3 . 6‑1 7. 0mg/
Cで,平均 8.7mg/Eであ り,それ らの前回の旭は3.8‑16.4mg/i
で,平均8.1mg /
Eであ ・)た.K:
前也の誹.概 地点中,州では 屈斜路 湖 (34)の4.05mg/Lを叔高に,阿寒湖 (32) 3.95mg/i,洞爺i L り
l(19)2.16mg/C,大沼 (18)1.58mg/Lといずれ もll・)い値であ った.河川ては, 漕
潤川
(40)の0.79mg/Cか ら阿寒川 (33)の2.39mg/lの範即であ り,そ の平均は1.38mg/Cで,
日本の河川の 総 平均 偵よ りわずかに 高 い. 含有出 と 河)廿数 と の関 係は0.79‑1.38mg /
Cの穐凶‑]が36地点中24地点を敬える. 今担lの10地点 で は, 1.14‑3.13mg/tの範掛 こあ り, 平均値か 2.05mg/lであるのに対 し, それ らの地点の 前回の[跡 ま1.05‑2.29mg/Cの砲L)̲日にあ り,そU)平J/,J伯は1,58mg/Cで, 今hiIは前LIiJよ り高い偵であ った.アルカ リ度(CaC03として′J'(す):前Dlの40地J・1・、申,,i'yJでは,阿瀬棚 (32)が
5 9. 0mg/c
a)fi'bL、伯を小 し,大沼 (18)は19,5mg/C
.
洞爺湖 (19)は1 5. 3mg /
lてあ り,JLii斜路制 (34)は7.3mg/tの低 い値を/Jtした. 次に7buJ川 では,火 山の膨常の大きい兵荻川 (5)の 5.6mg/Lを最低に,夕鶴川(ll)の57.6mg/l'の範州にあ り,それ らの平均は23.8mg/C であ ー'た.そ して,それ らの うち,15.0‑23.8mg/Eをホす ものは36地点中20地点で過 半数を占めた. 今回の1
0地,・:よでは15.7‑33,4mg/Lの穐閏 に あ り,その うち5地点が 30mg/C以上の偵を示 した. それ らの IL・川 tの前山の旭は15.0‑37.0mg/l
の穐山神こあ っ 九二.24 L'笠'lft研 究
SO,.r前回調査の40地点の うち.棚では 屈斜路湖 (34)が74.9mg/Eと高 く,ついて 大殿 (18)の33・4mg/
t ,
洞爺湖 (19)の36.2mg//,阿塞州 (32)の38.2mg/Cなどい ずれ も火山性の湖に高い伯であ る.次に河 川について なると,十勝川女流 の佐幌川
(24) の112mg/Eか ら 美瑛川 (5)の80.0mg//の散開にあ り, その 平均は12.5mg/Eであ って, 日本の河川の総平均値の10.6mg/才に比 し高い値である. 特に高い値を示す河川 紘,美咲川 (5)を最l和 こ, 菱窮糊か ら 流下す る千歳JH (12)の30.6mg/C.阿寒柳か ら 流下す る阿寒川 (33)の32.2mg/∫.屈斜路 湖か ら 流下す る釧路川 (35)の33.9mg/ど, 豊羽鉱山を 上流に もつ 豊平川 (13)の21.4mg/Lなどである. そ して これ ら の うち, lo川g/l未満の ものが,23で大半 を占め,10,0‑19,9mg/Cの ものが7,20.0‑39.9mg/t のものが5.40mg/e以 上の ものが 1であ ・、た.今岡調査 した10地点では5.3‑21.6mg/C の範閲に あ り, その Ir''・物情は12.9mg/Jであ った. これ らの 地点の 刷可の値は2.6‑30.6mg/eの穐伊那こあ り,平均伯は14.0mg/ごてあ った.
Cl:前P].'iJI.HIf.の40地点中,湖 で は 用別路棚 (34)の43.2mg/tが 最 高 で, F・.J寒 棚 (32)が21.2mg/
C
,洞爺仰 (19)が22.3mg/tを,71・したが, 大沼 (18)は8.9mg/Cの 低い伯であった.河川では,
札内川の中流 (27,札内村 )の0.8mg/Eか ら厚沢部川 (16) の39.3mg/lの範跡にあ り,平均値は 7.5mg/Cで. 日本の河川の総平均値5,8mg/Cに比 しやや高い値 を示 した. 今何の
1
0地点では,2.3‑22.2mg/どの捕縄に あ り,その平 均値は9.4mg/lであ った. これ らの地点の揃榊の値は2.2‑15.1mg/tで,その平均値 は7.4mg/fであった.SiO2:前「Llの40地点の うち, .i.1rJJでは I.ii斜路棚 (34)の51.8mg/tを最和 こ,阿寒湖 (32)では47.6mg/C,大沼 (18)で は27.6mg/i.洞爺湖 (19)で は19.9mg/Eであ っ た.河川では,十勝川支流の札内川 (27)の8.4mg/才か ら釧路川 (35)の48.4mg/どの 聴掛 こあ り,平均は23.3mg/Cで, 日本の河]"の総 平均値 19.0mg/Cに比し高い. こと に高濃度の ものは,阿寒川 (33)の42.3mg/t,釧路川 (35)の48,4mg/2,標
梓
川 (36) の41.1mg/i.網 走川 (37)の39.6mg/Cなとであ り, それ ら以外 に30mg/Eを越え る 河川は J:瑛川(5)の30.7mg/E,下鵡川(12)の33.5mg/C,尻別川(14)の30.2mg/∫, 利別川 (33)の33.4mg/C,常 LP.川 (38)の34.4mg/Zな どで あ って, いずれ も 上流あ るいは流域に火山のある河川であった. 今河の10.‑JW戸地点では, 15.6‑42.8mg/Cの備 州にあって,その平均他 よ29.4mg/Cであ った. また,それ らの地点の前回の 定信IT(1ほ 10,7‑34.4mg/Cの梅BBで,その平均伸上23.6mg/才であった.Fe:
前回の40地′軒 F・,湖では 虹悼卜輪湖 (34)の0.10mg/i.阿寒湖 (32)0.10mg/八 大沼 (18)0.09mg/C,洞爺湖 (19)0,0211鳩/Lでいずれ も湖水は低い伯 であ った. 河川 では千歳川
(12),幌別川 (22)の0.01mg/Zか ら石3'',lJ'川 (10,江別市 )の1.17mg/Cの 鶴田で,平均値は0.19mg/Cであった.Fe
含有猛が0.19mg/l未満の ものは36地点中 21を占めている.今回の1
0地点のFe
.L.TL・は0.08‑0,51mg/Cの範関で,I.fL均0.24mg/C
であるが,それ らの地点の前Ljjlの伯は0.Ol‑1.17mg/lの範捌てあ り,平均は0.32mg/C であった.
COD:前回の調Fr̲では,調 LTE対 態の4つの糊は末だ人為汚染が少な く.屈斜路湖 (34) は0.28mg/i.阿 rP湖 (32)は1,3mg/
( .
大 沼 (18)(.LO.96mg/C,洞 爺湖 (19)は 0.56mg/Cで あ っ た. 河川は 千歳川 (12)の0,46mg/tか ら 石狩川 (6,深川市)の577:E(1978) 25
1 4. 4mg/
Cの柾岡で, 平均は1. 8mg/
Lであ った.今 回の1 0
地 点では3 . 0‑8. 4mg /
L の抽州で,、畔
」5, 3mg /
Cてあ るが, それ らU)前l・ljの値は0. 46‑1 4. 4mg /
lU刃鋸lJlであ り, 平均値 は3. 2mg /t
であった,POI‑P・.前回の誹軌 では,湖咽 uJ二
郎W( 3 2)
の0, 0 21mg /∫
,洞爺湖(1 9)
が0. 0 0 4mg /C
で, 大沼(1 8)
と屈斜路湖( 3 4)
ではO, 0 03mg /
C以 下であ った. また 河川で も 天塩川( 1 )
の0. 00 3mg /
l以下か ら札内川( 2 8 )
の0. 01 5mg /
Eの穐Pm・こあ り,平均は0.004mg / i
であ った, 今回の調 作
1 0
地点ては0. 0 06‑0035mg / t
で,そ の平均は0.017mg /
Cであ った のに対 し, それ らの地点 の前「・lの仙ま 0 . 0 03mg /
C以下か ら0. 01 3mg /
Zの簡 閲にあ り,平均0. 0 05mg /
tであ って, 今鞘 工前LLlよ;
)高じ、
伯であ る.
NO3‑N:前r・llの
4 0
地点中, 棚 に つ い てLLI . l t :
斜路冊 ( 3 4) 0, 01mg / t
,阿寒湖 ( 3 2) 0. 1 7mg /
C,大沼(1 8)0. 1 2mg /i
, 洞爺 湖(1 9)0. 2 0mg /
Lで お る. 河川 で は 大qlj'・川( 1 7)
,阿寒川 ( 3 3)
の 0. 0 6mg/
Eか ら十勝川 ( 3
1)の0, 9 9mg /
Cの範剛であ り,それ ら の 平均僧は0.30mg /
lであ って, 日本の河川 の総 、p‑均 値0. 2 6mg /
Eよ りわず かに高 い値 を示 してい る. 令有 鼠 と 河川数 との関 係を 入 る と,0. l ong /
e未満 の ものが4,0. 1 0‑
0. 3 0mg /
Eの ものが1 7 , 0, 31
‑0. 5 0mg /
Cが1 2 , 0. 5mg /
C以上 の ものが3
で あった.今田の
1 0
地点では0.1 6
‑1 . 41mg /
Iで,それ らの平均 †拍よ0. 6 7mg /
Eであ る(,)Vこ対 し, それ らの地点の前回の値は0. 0 8‑0. 9 9mg/
tの種田にあ って, 平均値は0. 3 9mg /
tで, 今回の値 は前回に比 し,7 0%
以上高い伯 を示 した.NO2‑N:今田の
1 0
地点の 平」類よ0. 01 5mg/
才であ り, その従卵は 石狩川 上流 部( 3
, 愛別町 )の0. 0 02mg /
Zか ら,常 長引I L( 3 8)
の0.057mg /
Cで あ る. 石 狩川水系は患平
川(1 3)
の0. 01 8mg /
iを除 いて, す べ て0. 01 0mg /t
以下で あ る のに 対 し,十勝川は0. 01 5‑0. 0 26mg /
tと高 い. さらに. 北 見市 を流下す る常圧H
lLは0. 05 7mg /
Eと1 0
地点 平均値の約4倍 の高い佃で あ る,NH。‑N:前同調査 の
40
地 点 Lや, 湖 はJ . ・
11斜 路渦 ( 3 4)
が 0.04mg
/i,阿 寒 湖( 3 2 )
0.03mg /
ど,大沼(1 8)0. 03mg / C ,
洞 爺湖( 1 9)0. 04mg /
Zであ った. 河川 では, 釧路川( 3 5 )
, 糟 津 川( 3 6)
, 網走川 ( 3 7)
な ど の0.02l T l g /
′か ら 夕張川
(ll)の0. l lmg /ど
の範洞で, ‑T'・均帖 は 0. 04mg/
Cであ った, 比陸的 合有 帖の 高 い 河川ほ 夕張川 (ll )
の0. l lmg /t .
石狩川下流部(1 0
,江別市 )の0. 09mg /
C.十勝JIl以T流部( 3
1,豊頃町)の0. 0 7mg /
Cな どであ る.それ らL r )3 6
地 点の うち,0. 02‑0. 0 4 mg /
lを,7Tす河川は2 8
地点 であ った.今阿の調禿地点では0. 03‑0, 4 0mg/
tで, そ の平
均lL恒ま0. 1 7mg /
Eであ るの に対 し,それ らの 地,・::・1.の前nLの 測定帖£0. 03‑0. 09mg /t
の抱卵にあ り,その 平均値は0. 0 4mg /
Cであ って,今I.・li まT l
n̲T.Iよ り約4
倍 のll.:I,・)い情 であ る.懸 濁 物 :前L.・Z
U )40
地点中,
湖 に つ いて は , kf・:斜路湖( 3 4)1 5mg/i
,阿寒 湖( 3 2 ) 7・ 6mg /
i,大 沼( 1 8)1 6mg /
8.1lt・輪 湖 ( 1 9)3 0mg /
lであ った,次に河川 は2へ1 72mg /C
の椎田にあ り,そ の 、Z7均抑ま33・ 9mg /
Zであ って, 日本 の河川 の総平均値2 9. 2mg / i: I ‑ ̲
比 し高いlfL(Iであ った.今l・lIa司Ij!.r.した
1 0
地点では,3 6
‑11 2mg /
lの範期にあ り,そ の .+7‑i/フ 僧 は71・ 8mg/
Zであ る.それ らの地点の前日の帖 よ3‑1 7 2mg /
Eで.平均値は48. 9mg /C
であ る.F
=今川の1 0
地点では0. 02‑0. 0 7 mg / t
叫 も蜘 こあ り, 平 均 は0. 03mg /t
で あ る,2 6 T l ユ・ 1
7:
研 究0.05mg/J以上の河川は石狩 川
(1 0
,江別 市)の0. 05mg /
E,千歳川 ( 1 2)
の0, 06mg /
i. 空知川 (9) の0. 0 7mg /
Cの3
河川ICあ 7J.Sr:
//1日lの1
0地,L!!.の、伴)は0.055mg/tであ り,その穐R如上天塩川 (
1)の0.026mg/i か ら 石狩川( 1 0
,江別 rh)の0. 1 2 4mg /
Eであ る. 定 山渓温泉 を 上流 に もつ髄 平川( 1 3)
の0.073mg/(.友新例を 水源 とす る‑T・戚 川 (12)の0.066mg/lな どが や や緑 、llTtであり,石1'.1'J:川下流部
( 1 0
,江別市)ではO. 1 2 4mg/
Lと高 い.混 濁 度 二今回
調
光 の1 0
地点の・777・均は3 8. 1mg
/eてあ り,その範闇は盟 平川(1 3)
の6. 5mg /t
か ら空知川 (8
,赤 平市)の8 0mg/
Lであ る.溶解性蒸発残留物
:
依存成分の総 和である溶解性薄井残留物̲nnliO7前L川お よび今 何の分布 を小す と第3
岡の よ うであ る. 前l
〔・[の4 0
地点r I ・ .
紳I{・は,屈斜 路湖( 3 4)
は292mg/E.p・・[寒 湖
( 3 2)は 1 96mg /
1,大 沼(1 8)
は1 1 6mg / i .
洞爺仰 (1 9 )
は1 31mg /
Fであ った.T P , ' 3囲
溶解也,/%薙残何物比の分仰可( 1 9 5 5I I ‑ ' ・ 5
月〜1 9 5 7
年6
月採水) (L9印は1 9 7 2' r r ‑ I t
o月‑1 9 7 3' E F9
月に再度採水河川 ‑L、;よ札内川
( 2
7) の31mg /
Eか ら美喋 川( 5)
の1 9 8mg /
lO)鶴岡 に あ り,平均は 83,1mg/Iで, L]本の河川の 総 平均 値7 4, 8mg /
Cに比 し高 い. また 今I
.̲11の1
0地点では 53‑‑ノ134mg/Cの睡抑 こあ り,T77・均lll日工9 6. 3mg /
Lであ った.それ らの地点0)が州 の(p'lAは4 8‑1 3 7
mg/Cの範胴にあ り,平均値は9 0・ Omg /
Zてあ った.l V.
考 察1) 北海道地方 の河川水お よび湖の主要 カチオン, アニオ ンの当量百分組成
前Lq.識兼 の
4 0
地点の カチオ ソ お よび アこす t/の当巌百分率は第3
表 の よ うであ り・そ5 7
笹( 1 9 7 8 ) 2 7
一
o o
00
Cl 一oo 第 4回 北海道の河川水の主草化学成分 (当i
L土百分率)の三角回お よび菱形図(1955年5月〜1957年6Jl採水) @印は;1972年10月〜1973年9月 に再度採水
57とち(1978)
Ca 丁
諦 5凶 北tI如凸主戦 lTJ川水の
批
恥 二上る1Jチオ ソ (当i i
百 分率)の/Afヒ(1955年5)ト 1957年 6月採水)29