• 検索結果がありません。

PDF繧偵ム繧ヲ繝ウ繝ュ繝シ繝?/a>

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "PDF繧偵ム繧ヲ繝ウ繝ュ繝シ繝?/a>"

Copied!
3
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)計測機器等の電子回路における耐ノイズ性の簡易評価方法 業種:開発(区分:F) 電子機器の開発において、機能・性能はもとより開発機器の環境安定性の確保が重要 である。環境安定性の中でも電磁ノイズによる影響(EMC-Immunity)が非常に重要である。 電磁ノイズを大別すると ・. 電源ライン、信号・制御ラインを通じてくる電磁ノイズ(関連国際規格:IEC801-4). ・. 電磁波放射(IEC801-3). ・. 静電気放電(IEC801-2). ・. 雷サージ(IEC801-5). ・. 磁気誘導. があり、それぞれのノイズ源に対して電子回路のみならず筐体構造、機器の設置方法、グラ ンド設置方法について十分な対策を施す必要があります。 これらの耐ノイズ性の正式な評価試験はノイズシミュレータ等の正式なノイズ試験機を 用い、また、正式な評価試験環境下で行う必要があります。しかしながら、これらの試験設 備は大掛かりであり、開発の途中途中で何回も評価試験を行うのは一般的には不可能であり ます。開発の最終段階で試作品を評価試験期間に持ち込んだところ、十分な耐ノイズ性が確 保されていないことが判明して、その対策に非常に苦労することはよくある話である。また、 ノイズ試験機から発生するノイズは実際のノイズとは異なるため、ノイズ試験機による結果 と実際とが異なることがあります。 そこで、開発の途中途中で簡単に実際的な耐ノイズ性を確認する方法を伝えます。これに より日々、何回でも耐ノイズ性を確認することが出来るため、ノイズに強い電子回路設計の 勘所を養うことが出来ます。 私の経験上、電子回路の耐ノイズ性を決定する最も重要なノイズ環境は電源ライン、信 号・制御ラインからの電磁ノイズではないかと考えています。何故ならば、ノイズの種類 により周波数、波形、インピーダンスも異なりますが、他のノイズの多くの場合、空間や 筐体を通じてノイズが伝わるため、その耐ノイズ性は筐体構造に大きく影響します。また、 それらのノイズが空間や筐体を通じて電子回路上に伝わった場合、回路上の電源ライン、 信号ラインやグランドラインを通じて各電子部品に伝えられます。つまり、最終的には電 源ライン、信号・制御ラインを通じてくる電磁ノイズになる訳です。よって、電子回路(基 板)単体でまず最終的には電源ライン、信号・制御ラインを通じてくる電磁ノイズに強い回 路(基板)を設計することが肝要です。 簡易な評価方法の一つとして、手持ちの蛍光灯スタンドを用いる方法があります。蛍光 灯スタンドの安定器からは特有なノイズが放射されますので、図1のように電源ラインや 信号・制御ライン、また、センサラインを安定器周辺に巻きつけたり、基板を近づけて、.

(2) 電子回路の動作状況をチェックすることは有. 蛍光灯. 効です。蛍光灯スタンドの品質や巻きつけ状況 により異なりますが、私が以前,確認したところ. 電源、信号ライン. によれば、ノイズシミュレータでのノイズ条件 (インパルス幅 1μsec、インパルス電圧 600V) に相当していました。通常の環境でノイズによ. 安定器. 回路基板. る誤動作があまり生じない条件がインパルス. 基板を近づける. 電圧 800V 以上と言われていましたので、蛍光 灯スタンドでの誤動作がないことが最低限の. 図1. 蛍光灯スタンドによるノイズ試験. 絶対条件と考えて開発を進めていました。 次にセンサラインによる耐ノイズ性の簡易評価試験です。センサラインは信号電圧が非 常に小さい上、インピーダンスが高い場合も多く、最も、ノイズの影響を受け易いライン です。これを簡単に確認する1つの方法として、ケーブル等によりセンサラインを出来る だけ長くし、そしてそのケーブルを床に設置し回路の出力信号の変動を見るものです。す なわち、床の下は多くの場合、ビルの鉄筋であるため、その鉄筋を伝わったノイズが誘導 することによる影響です。鉄筋は地面に接地されているためグランドラインでありノイズ を誘導しないというノイズに対する初歩的な誤りを見直す良い実験にもなります。 更にもう一つの方法として、電磁モータの火花放電によるノイズを強制的にセンサライ ンに誘導する方法があります。これを図 3 に示します。EMC/EMI 対策部品のフィルタや 遮蔽板は多く出回っていますが、それらの大半が1MHz以上の周波数を対象にしています。 しかしながら、センサを用いた多くの計測機器はむしろ数十kHz から数十 Hz のノイズに 影響を受け易い場合が多く、そのノイズ源の多くはエアコンや工作機械等の電磁モータや ヒータのスイッチングです。これらが電源ラインや信号ライン、そしてグランドラインに 誘導されます。. コイル状に巻く. センサライン. ビル センサ. センサライン. 機器本体. ノイズ誘導. 図2. 鉄筋. 電動機設備. ビルの鉄筋を利用したノイズ試験. ブラシ電磁モータ. 図3. 電源. 電磁モータ利用のノイズ試験.

(3) 電子機器は電源回路を持っており、電源回路は外部から電源ラインを通じて伝わるノイ ズをフィルタする役目も担っています。しかしながら、電源回路自身から発生するノイズ により電子回路が誤動作することがあります。よって、計測機器開発においては、どの電 源回路(装置)を選択するかと言うことが重要でありますが、精度等に高い性能が要求されて いる場合、電源メーカ表示によるスペックだけでは、電源装置の良し悪しの判断が出来な い場合があります。 そこで、問題となるノイズの種類が精密計測とオーディオとで近いことに目をつけ、オ ーディオ用のパワーアンプ IC M380 によるスピーカつきのアンプを選定した電源装置に接 続し、スピーカから流れ出るノイズ音を聞くことにより、簡単に確認することが出来ます。 何気なく使用していた手元のスイッチング電源から非常に汚い音が聞こえてしまうことも 多いと思います。 外部の DC 電源へ. LM380. SP.

(4)

参照

関連したドキュメント

次は電源電圧除去比 PSRR (Power Supply Rejection Ratio)について検討する。 PSRR

μPC1658 の内部等価回路を図 14 に示 します。エミッタ設置増幅段Q1 から なると 2 段ダーリントン・エミッタフ ロア段Q2,Q3

各方式の特長は アナログ型:制御が連続なため、精密な 制御が可能

この抵抗器の製作において、所要の性能を満足するには、幾つかのノウハウが必要であり 次に説明する。 (1) 標準固定抵抗器の選定、エージング

このシステムでは位相差を PC の演算処理により与えるため、アナログ回路の構成は比較的 簡単にすることが出来ます。 しかしながら、PID

温度の測定精度を確保する上で重要なことは、高い信頼

1 ● 温度計・湿度計単体計測からシステム化への歴史 ▲温度計単体計測 物質が持つ電気的特性を利用した最初の温度計の基本構

本計器の検出回路は一般的なアナログ回路で設計したため設計技術上新規性はないもの、