東京海上グループの経営戦略
個⼈投資家の皆さまへ
(証券コード:8766)
挑戦
成⻑
取締役社⻑ 永野 毅
2015年9⽉16⽇
(ブランクページ)
⽬次
3
1. 東京海上グループの概要
2. これまでの「挑戦」と「成⻑」
3. 「成⻑」に向けた「挑戦」(新中期経営計画)
深掘り
先取り
拡がり
4. 社会貢献
5. 参考資料
…………
P.4
…………
P.8
…
P.13
…………
P.16
…………
P.20
…………
P.21
…………
P.25
…………
P.28
1
東京海上グループの概要
現在の東京海上グループ
海外
約36%
約64%
国内
3,340
億円33,829
名世界38の国・地域で
「安⼼」と「安全」をお届けするグローバル保険グループ
収⼊保険料
※事業別利益
※<東京海上グループの主な会社>
海外
約28%
約72%
※数値は2015年度予想 国内には⾦融・⼀般事業を含む欧州
国内保険事業
アジア
⽶州
5
海外保険事業
⽇本
※数値は2015年度予想 正味収⼊保険料および⽣命保険料 ※2015年3⽉末 連結ベース従業員数
※ 買収⼿続き中 損保 ⽣保35,400
億円約68%
約32%
海外
約38%
約62%
国内
国内
東京海上グループの原点
1879年
に
我が国初
の保険会社
「東京海上保険会社」
設⽴
創業当初から
世界を視野
に⼊れた事業を展開
Tokio Marine DNA
近代化を⽬指す⽇本のために
貿易を⽀える海上保険
からスタート
お客様と社会の「いざ」を⽀えるために、挑戦し成⻑してきた136年の歴史
お客様や社会の
「万が⼀」のとき
や、
新たな⼀歩を踏み出す「挑戦」
に向き合ってきた
数々の
新しい保険の開発
6
「東京海上保険会社」本社(1887年)
お客様と社会の「いざ」を⽀え、
当社も「挑戦」を続けてゆきます
「いざ」というとき、お役に⽴ちたい
万が⼀のときも、新たな⼀歩を踏み出すときも
挑戦
成⻑
7
2
これまでの「挑戦」と「成⻑」
国内損保事業
1879年の創業以来、国内のお客様に「安⼼と安全」を⼀貫してご提供
国内損保市場におけるリーディングカンパニーとして、確固たる事業基盤を構築
9
0
5,000
10,000
15,000
20,000
25,000
1943 1950
1960
1970
1980
1990
2000
2010
1914年
⽇本初の
⾃動⾞保険
⾃動⾞保険バッジ (1926年頃)賠償責任保険
2014
1998年
2002年
2012年
業界初
⼈⾝傷害補償保険付き
⾃動⾞保険
⾃動⾞保険料 ⾃賠責保険料 海上保険料 ⽕災保険料 傷害保険料 その他保険料 2012年度 保険料2兆円突破
東京海上⽇動 保険料の推移
*1
お客様・社会のニーズの変化を先取りした商品のご提供
1957年
*1: 保険料データは「元受正味保険料」(年度)
1985年度 保険料1兆円突破
2014年度 ⾃動⾞保険料*21兆円突破
*2: 営業統計保険料(億円)
国内⽣保事業
1996年の創業以来、⼀貫してお客様本位のビジネスを追求し、業界屈指のスピードで成⻑
「⽇本を代表する⽣命保険会社」を⽬指していく
東京海上⽇動あんしん⽣命 保険料の推移
*110
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
7,000
8,000
1996
1998
2000
2002
2004
2006
2008
2010
2012
2014
国内⽣命保険市場
*4+2.9%
2015年7⽉発売の新商品
*1 個⼈保険+個⼈年⾦保険 *2 2014年度末時点。全41社 *3 2000年度〜2014年度の年平均成⻑率 *4 出典:⽣命保険協会 保有契約件数業界第11位
*2500万件突破
7,766
億円
(億円)
⻑寿化社会の「⽣きるリスク」に向き合った商品群
あんしん⽣命 +13.3%
保有契約件数の年平均伸び率
*1・3あんしん⽣命
保険料等収⼊
(年度)
0
2,000
4,000
6,000
8,000
10,000
12,000
14,000
更なる成⻑と事業の
分散・資本効率の向上
海外保険事業
2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014104.2
118.1
119.1
114.1
91.0
92.1
81.4
77.7
86.5
105.3
120.5
⽶ドル/円
為替
*2 *2: いずれも12⽉末時点 5,440 5,265 4,997 7,343 10,745 1,187 2,402 3,195 4,139 3,626先進国
新興国
創業以来の海外展開。2000年度以降に成⻑を加速
グローバルな事業展開を通じて、10年で10倍の保険料規模へ拡⼤
海外保険事業 保険料の推移
*1再保険
事業
新興国
損保
新興国
⽣保
キルン社
フィラデルフィア社
インド⽣保
デルファイ社
13,026
億円
成⻑市場での
更なる拡⼤
欧⽶市場での本格展開
⾮⽇系ビジネスへの進出強化
(億円)
11
*1: 正味収⼊保険料
(年度)東京海上グループの価値創造の実績
S&P
(保険財務⼒格付)
AA-Aa3
A++
格付
(東京海上⽇動)
Moody's
(保険財務格付)
A.M. Best
(財務格付)
2,474
億円
当期純利益
1,362億円
542億円
時価総額
3.43
兆円
2.13兆円
1.55兆円
Aグループ
Bグループ
Aグループ
Bグループ
東京海上
ホールディングス
東京海上
ホールディングス
(2014年度)
(2015年3⽉31⽇時点)
(2015年8⽉31⽇時点)
7.9
%
5.2%
3.4%
ROE
Aグループ
Bグループ
東京海上
ホールディングス
(2014年度・財務会計ベース)
12
最新の格付情報につきましては
弊社ホームページをご覧ください
3
「成⻑」に向けた「挑戦」
新中期経営計画 To Be a Good Company 2017
新中期経営計画 To Be a Good Company 2017
14
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度
予想
2017年度
ターゲット
修正純利益
新中期経営計画
前中期経営計画
3,270億円
9%
程度
1,145億円 1,943億円 2,981億円 2,552億円<修正純利益とは>
財務会計の利益をベースに、準備⾦等の調整やのれんの償却費を控除した事業活動からの本源的な損益。
上記グラフは、修正純利益における⾃然災害に係る発⽣保険⾦を平年並みに補正
<修正ROEとは>
修正純利益÷修正純資産。修正純資産は準備⾦やのれん等を調整したベース。
上記グラフは、修正純資産について市場環境(株価・為替)を2015年3⽉末と同⽔準に補正
1株あたり配当⾦
105円
70円 50円 55円 95円3,500 〜 4,000
億円
資本効率の向上
株主リターンの充実
持続的な利益成⻑
修正ROE 9%程度
修正純利益
3,500 〜 4,000億円
利益成⻑に応じた配当の安定的成⻑
2017年度ターゲット
55円 3.2% 5.1% 6.7% 7.6%7.8%
修正ROE
9%
程度
修正ROE
環境変化を的確に捉え、成⻑に繋げていくステージへ
⽇本における
⼈⼝動態の変化に伴う
ビジネス環境の変化
予想される環境変化
様々な技術⾰新による
お客様ニーズや
リスクの変化
グローバル経済の変化
気候変化と
⾃然災害の増加
当社の挑戦
変化を成⻑に変える戦略
15
国内での
⽣損⼀体ビジネスモデルの
深化、損害サービス対応⼒の⾼度化
グローバルな成⻑機会を取り込む
規律ある事業投資の推進
新たなリスクをビジネス機会に
変えるための
R&D機能の強化
ビジネスモデル
の深化
変化対応⼒
の強化
成⻑機会
の追求
1. 深掘り
2. 先取り
3. 拡がり
損害保険
国内マーケットにおける持続的成⻑への取り組み
深掘り
保険料の推移
2013年度
2014年度
2015年度
予想
2012年度
18,696
21,000
億円
東京海上⽇動
正味収⼊保険料
⽇本GDP成⻑率(名⽬)
1.8%
2.9%
年平均成⻑率
(損保)東京海上⽇動 約 4%
(⽣保)東京海上⽇動あんしん⽣命 約13%
(出典)内閣府 統計情報・調査結果5,665
8,265
億円
東京海上⽇動あんしん⽣命
保険料等収⼊
16
お客様数
⽣命保険
お客様とのつながり
損保顧客
商品・
サービス
インフラ
チャネル
「選ばれる⼒」を徹底的に⾼め、お客様⽀持を⾼めていく
20,367
7,766
19,663
6,455
• 業界唯⼀の⽣損⼀体型商品
「超保険」
• 万が⼀のときの損害サービス
対応⼒
• 5万店を上回る強固な
代理店販売網
• 最先端のIT技術を
活⽤した仕組み
持続的成⻑の
実現
お客様数
拡⼤
多種⽬
販売
損保顧客への
⽣保販売
深掘りを⽀える当社グループの強み
0.1%
1.6%
深掘り
17
バラバラの保険を1つにして補償のモレ・ダブりを解消
相談を1つの窓⼝で
損保・⽣保
代理店
超保険
(⾃動⾞、⽕災、
⽣命、医療等の
保険を組み合わせ)
50万世帯突破
180
万世帯突破
2009年度
2011年度
発売
2014年度
100万世帯突破
2002年度
超保険は多くのお客様に⽀持され、
ご契約世帯数は着実に拡⼤
損保代理店
⽣保代理店
お客様
⾃動⾞保険
⽕災保険
⽣命保険
医療保険
通常は…
業界唯⼀の⽣損⼀体型商品「超保険」
お客様
⽣損⼀体でお客様をお守りする(商品)
深掘り
18
⽣損⼀体でお客様をお守りする(インフラ)
ご提案を含めた⼀連の募集⼿続きをタブレット上で「いつでも・どこでも・スピーディー」に実現
最先端のIT技術を活⽤した⽣損⼀体のコンサルティング販売
お客様の
契約状況確認
ご家族全体の加⼊状況を確認
ニーズ喚起
アプリを通じたニーズの喚起
ご提案
最適な商品・契約のご提案とお⾒積
ペーパーレスにて契約⼿続き
契約⼿続き
商品提案における顧客満⾜度
94%
従来
タブレット
61%
<ご加入一覧・イメージ>万が⼀のときの損害サービス対応⼒の⾼度化
深掘り
19
事前・事後の安⼼のお届け
お客様の安⼼を⽀える専⾨性
損害サービスは商品そのもの。当社独⾃の競争⼒となるまで品質を⾼めていく
事故発⽣から保険⾦のお⽀払いまで
チーム・エキスパートによる事故対応
東京海上⽇動 2015年7⽉現在事故防⽌の取組み
• カメラ付ドライブレコーダによる
⾃動⾞事故削減コンサルティング
• 運転中のビデオ映像を記録し、
映像に基づく危険運転の診断
レポートを発⾏
事業継続計画基本⽂書(例)
• 事業の継続や中断した事業の
早期復旧を確実に⾏うための
対策のコンサルティング
• 東⽇本⼤震災を契機に
BCP作成企業が⼤幅に増加
事業継続計画(BCP)策定の⽀援
事前の安⼼
(事故の未然防⽌)
保険⾦のお⽀払
事後の安⼼
(早期復旧・現状回復)
<事前の安⼼>
<事後の安⼼>
(下記は⼀例)
新たに⽣まれるリスクへの挑戦
ドローン保険
(産業⽤無⼈ヘリコプター総合保険)
⾃動⾞産業における技術⾰新(次世代⾃動⾞)
サイバーリスク保険
⾃動⾞産業の技術進展は⼤きく進むものと
推測されており、 タスクフォースを⽴ち上げて
研究を進めている
⾃動⾞産業における
技術⾰新(次世代⾃動⾞)
農業・電⼒分野等の改⾰
現在
将来
世
の
中
の
変化
先取り
情報通信ネットワークへの不正アクセス等の
サイバーリスクの⾼まりを踏まえ、
2015年2⽉に発売
ロボットやIT等の
領域における技術⾰新
ドローン(産業⽤無⼈ヘリコプター)による
農薬散布、航空写真撮影、災害調査等を
⽬的とした利⽤機会の増加を踏まえ、
2015年7⽉に発売
当社の事例
新たなリスクやニーズを的確に捉え、
将来の成⻑に向けた布⽯を打ちつつ、
持続的な利益成⻑を⽬指す
太陽光発電や⾵⼒発電等に係る保険
完成前(⼯事中)や完成後(操業中)の
リスクに対する保険のご提供
第3次産業⾰命
IT・産業⽤ロボットの時代
第4次産業⾰命
モノのインターネット・
ビッグデータ・⼈⼯知能の時代
コーポレートガバナンスの⾼まり
20
(出典)Swiss Re No 4 /2015 Sigma World insurance in 2014
拡がり
グループの利益成⻑とリスク分散の向上を⽬指す
市場規模と将来成⻑のバランスを踏まえた事業展開
北⽶
44%
欧州
33%
⽇本
5%
アジア
15%
南⽶他
3%
世界の損害保険市場
(2014年度)
約
255
兆円
海外保険事業戦略
世界の保険市場の
約8割を占める
欧⽶先進国市場
持続的な利益拡⼤
成⻑が⾒込まれる
新興国市場
中⻑期的な利益拡⼤
21
内部成⻑⼒の強化
戦略的なM&Aの推進
⽶国HCCインシュアランス・ホールディングス社の買収について
⾼度な専⾨性を有する世界トップクラスの優良スペシャルティ保険*グループ
収益性が⾼く分散の効いた事業ポートフォリオ
⼀貫して他社を凌駕する⾼い収益性・成⻑性・安定性・健全性
⼀貫した⾼い利益成⻑⼒
* スペシャルティ保険とは主として⼀般の保険ではカバーされないような特定のリスクを対象とし、専⾨性の⾼いアンダーライティング⼒や技術⼒を必要とする保険グループシナジー創出
(例)
出所:Form 10-KおよびHCC社会社資料拡がり
22
世界最⼤の⽶国保険市場での本格展開
*上記は⽶国における東京海上グループの主な会社 2004 2014他社を凌駕する⾼い収益性
1.60億ドル4.58億ドル
年平均成⻑率
11.1%
86.0%
94.0%競合グループとの
平均値の差
-8.0%
競合グループ* 出所:HCC社投資家向けプレゼンテーション資料、SEC filings。*競合グループの数値は主要9社の平均値 合算⽐率=損害率+事業費率 100%を下回るほど、保険引受⾯での収益性が⾼いM&Aによる更なる企業価値の創造
強固な財務基盤等
DELPHI社の資産運⽤⼒
スペシャルティ保険商品
グローバルネットワークを通じた販売展開
資産運⽤収益の拡⼤
保険引受能⼒の拡⼤等による収益の拡⼤
HCC社両社の強みを活かした新事業の展開や収益の更なる拡⼤
HCC社 税引後利益の推移
合算⽐率 過去10年平均値の⽐較
⽶国にて
保険料1兆円規模
の事業に拡⼤
より安定的なグループ経営基盤の実現
40%
3,340
億円
国内
*2海外
1,270億円
2015年度予想 事業別利益
HCC社買収後イメージ (単純合算ベース)
*1
*1 HCC社買収による事業別利益の増加額は、当社グループおよび当社によるHCC社の2015年度予想に基づく 単純合算ベースの試算値であり、本買収による当社業績への具体的な影響額については、適切な時期に発表する予定 *2 国内には、国内損保事業、国内⽣保事業および⾦融・⼀般事業を含む 為替レート:1⽶ドル=120.17 円で換算(2015年3⽉末為替)約
3,820
億円
46%
33%
13%
(HCC)
HCC社買収前
海外
約1,750億円
国内
*2HCC社買収後、グループ全体の利益の
約半分を海外が占める
拡がり
38%
HCC社買収により、グループ全体の利益に占める海外の割合は5割近くへ上昇
グローバルにリスク分散が⼀層進み、グループ経営基盤はより安定的に
54%
62%
23
「変⾰と実⾏2014」
〜資本コストを上回るROEへ〜
• ビジネスモデルの深化
• 変化対応⼒の強化
• 成⻑機会の追求
• 経営基盤の⾼度化
⻑期 ビジョン「To Be a Good Company 2017」
〜持続的な利益成⻑とROE向上を可能とする体制への変⾰〜
グローバル⽔準の利益成⻑⼒・資本効率
東京海上グループの⻑期ビジョン
前中期経営計画
新中期経営計画
世界のお客様に“あんしん”をお届けし、成⻑し続けるグローバル保険グループ
〜100年後もGood Companyを⽬指して〜
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2桁台のROEへ
ROE 9%程度を⽬指す
ROE 7.6%
* * 補正ベース ⾃然災害に係る発⽣保険⾦を平年並みに補正。加えて修正純資産について市場環境(株価・為替)を2015年3⽉末と同⽔準に補正成⻑し続ける
グローバル保険グループ
4
社会貢献
(*1) 2015年3⽉末時点 (*2) 約款を冊⼦ではなくホームページで閲覧する⽅法