現状の取組状況の共有とりまとめについて(詳細版) (新潟市~十日町市)
本資料は各市町の地域防災計画(いずれもホームページで公開)記載事項の抜粋を主として作成。
① 情報伝達、避難計画等に関する事項
項 目 新潟市 長岡市 三条市 小千谷市 見附市 十日町市
避難勧告等の発令基準
(1)避難準備情報
ア 洪水予報河川及び水位周知河川
(ア)避難判断水位に達した時、対象河川の避難情報発表区
域に発表する。
(イ)漏水等の可能性が高まった時、対象河川の避難情報発
表区域に発表する。
(ウ)夜間に上記(ア)(イ)の現象が発生する可能性がある
時、対象河川の避難情報発表区域に発表する。
(エ) その他本部長が必要と認める時
※ 大河津分水の場合、氾濫発生の情報を入手した時点
で洪水ひなん地図の浸水エリアに対して、避難準備情報を発
表する。
イ 小河川等
避難準備情報は発表しない。
(2)避難勧告
ア 洪水予報河川及び水位周知河川
(ア)氾濫危険水位に達した時、対象河川の避難情報発表区
域に発表する。
(イ)異常な漏水を確認した時、対象河川の避難情報発表区
域に発表する。
(ウ)夜間に上記(ア)~(イ)の現象が発生する可能性がある
時、対象河川の避難情報発表区域に発表する。
※ 大河津分水の場合、氾濫発生の情報を受け取ってから
2時間後に洪水ひなん地図の浸水エリアに避難勧告を発表す
る。
(エ) その他本部長が必要と認める時
イ 小河川等
(ア)各河川のHWLを超過した時、対象河川の避難情報発
表区域に発表する。
(イ)水防団等から避難の必要性に関する通報があった時、
対象河川の避難情報発表区域に発表する。
(ウ)市民から浸水発生等の通報を受けた時、対象河川の避
難情報発表区域に発表する。
(エ) その他本部長が必要と認める時
(3)避難指示
ア 洪水予報河川及び水位周知河川
(ア)河川水位が堤防天端に達する恐れのある時、対象河川
の避難情報発表区域に発表する。
(イ)異常な漏水、亀裂など決壊の恐れが高まった時、対象
河川の避難情報発表区域に発表する。
※ 大河津分水の場合、流域から、距離があることから、外
水の影響範囲は少なくなることが想定されるため、避難指示
は発表しない。
(ウ)氾濫が発生した時
(エ)その他本部長が必要と認める時
イ 小河川等
その他本部長が必要と認める時
※新潟県提供資料(各市町村の水害に対する避難勧告等の
発令基準)より
(1)避難準備情報
各河川の水位が避難判断水位に到達した場合、今後の雨量、河
川水位情報等の分析を行い、発表を検討する。
●各河川の基準水位
1 信濃川(越路・長岡・中之島・与板地域):長岡観測所の水位が
避難判断水位である23.00mに到達し、かつ、上流域の水位が上昇
している場合。
2 信濃川(寺泊地域):大河津観測所の水位が避難判断水位であ
る15.60mに到達し、かつ、上流域の水位が上昇している場合。
3 信濃川(川口地域):十日町観測所の水位が避難判断水位であ
る145.90mに到達し、かつ、上流域の水位が上昇している場合。
4 魚野川(川口地域):堀之内観測所の水位が避難判断水位であ
る83.10mに到達し、かつ、上流域の水位が上昇している場合。
5 刈谷田川(中之島地域):大堰観測所の水位がはん濫注意水位
である18.11mに到達した場合、または、刈谷田川ダムにおいて、た
だし書き操作に入る予告があったとき。
6 刈谷田川(栃尾地域):刈谷田川ダムにおいて、ただし書き操作
に入る予告があったとき、または、栃尾観測所の水位が避難判断
水位である51.28mに到達した場合。
7 渋海川(小国・越路・長岡地域):飯塚観測所の水位が避難判断
水位である36.23mに到達した場合。
8 栖吉川(長岡地域):長倉観測所の水位が避難判断水位である
27.22mに到達した場合、または、地蔵観測所の水位が避難判断水
位である20.48mに到達した場合。
9 太田川(長岡地域):宮内観測所の水位が避難判断水位である
23.70mに到達した場合。
10 黒川(三島・与板地域):広野観測所の水位が避難判断水位で
ある16.90mに到達した場合。
11 小木城川(三島地域):脇野町観測所の水位が避難判断水位
である19.90mに到達した場合。
12 島崎川(和島地域):落水観測所の水位が避難判断水位である
17.70mに到達した場合。
13 猿橋川(長岡地域):大黒観測所の水位が避難判断水位である
16.46mに到達した場合。
(2)避難勧告
各河川の水位がはん濫危険水位に到達した場合、今後の雨量、河
川水位情報等の分析を行い、発表を検討する。
●各河川の基準水位
1 信濃川(越路・長岡・中之島・与板地域):長岡観測所の水位が
はん濫危険水位である23.80mに到達し、かつ、上流域の水位が上
昇している場合。
2 信濃川(寺泊地域):大河津観測所の水位がはん濫危険水位で
ある16.10mに到達し、かつ、上流域の水位が上昇している場合。
3 信濃川(川口地域):十日町観測所の水位がはん濫危険水位で
ある146.20mに到達し、かつ、上流域の水位が上昇している場合。
4 魚野川(川口地域):堀之内観測所の水位がはん濫危険水位で
ある83.70mに到達し、かつ、上流域の水位が上昇している場合。
5 刈谷田川(中之島地域):大堰観測所の水位が避難判断水位で
ある19.01mに到達した場合、または、刈谷田川ダムにおいて、ただ
し書き操作に入ったとき。
6 刈谷田川(栃尾地域):刈谷田川ダムにおいて、ただし書き操作
に入ったとき、または、栃尾観測所の水位がはん濫危険水位であ
る52.12mに到達した場合。
7 渋海川(小国・越路・長岡地域):飯塚観測所の水位がはん濫危
険水位である37.14mに到達した場合。
8 栖吉川(長岡地域):長倉観測所の水位がはん濫危険水位であ
る27.59mに到達した場合、または、地蔵観測所の水位がはん濫危
険水位である21.23mに到達した場合。
9 太田川(長岡地域):宮内観測所の水位がはん濫危険水位であ
る24.11mに到達した場合。
10 黒川(三島・与板地域):広野観測所の水位がはん濫危険水位
である17.30mに到達した場合。
11 小木城川(三島地域):脇野町観測所の水位がはん濫危険水
位である20.56mに到達した場合。
12 島崎川(和島地域):落水観測所の水位がはん濫危険水位で
ある17.81mに到達した場合。
13 猿橋川(長岡地域):大黒観測所の水位がはん濫危険水位で
ある16.66mに到達した場合。
(3)避難指示
災害の発生、もしくは、今後の雨量及び河川水位情報等の分析に
より、水位が堤防天端高に到達するおそれがある場合。
※新潟県提供資料(各市町村の水害に対する避難勧告等の発令
基準)より
(1)避難準備情報
次の基準に達したとき、又は台風を要因とする「特別警報」が
発表されたときに発令する。
・五十嵐川 渡良瀬橋水位 13.5m
・刈谷田川 大堰水位 18.5m
・信濃川 尾崎水位 9.9m
(2)避難勧告
次の基準に達したとき、又は大雨を要因とする「特別警報」が
発表されたときに発令する。
・五十嵐川 渡良瀬橋水位 14.0m
・笠掘ダムで、ただし書き操作(*)の予告連絡があったとき
・刈谷田川 大堰水位 19.0m
・刈谷田川ダムで、ただし書き操作(*)の予告連絡があったとき
・信濃川 尾崎水位 10.9m
(*)ただし書き操作とは、ダムの満水位を超えそうなときに、流
入量と同じ水量を放流する操作を言う。
(3)避難指示
災害の前兆現象の発生や災害の発生する危険性が非常に高
いと判断された状況又は災害が発生した状況
※新潟県提供資料(各市町村の水害に対する避難勧告等の
発令基準)より
(1)避難準備情報
〇信濃川
【現地情報による基準】
近隣(当該河川の上流域等)での浸水、河川の増水、降雨状
況や降雨予測等から浸水の危険性が高いと予想される。
【水位による基準】
小千谷観測所の水位が避難判断水位(48.50m)を超え、かつ
流域の降雨状況や降雨予測等から引き続き水位の上昇が見
込まれる。
〇信濃川以外の河川
上記〇信濃川【現地情報による基準】による。
(2)避難勧告
〇信濃川
【現地情報による基準】
・近隣(当該河川の上流域等)での浸水の拡大、河川の増水、
降雨状況や降雨予測等から浸水の危険性が高いと予想され
る。
・堤防の決壊につながるような漏水等が確認される。
【水位による基準】
小千谷観測所の水位がはん濫危険水位(49.20m)に到達し、
かつ流域の降雨状況や降雨予測等から引き続き水位の上昇
が見込まれる。
〇信濃川以外の河川
上記〇信濃川【現地情報による基準】による。
(3)避難指示
〇信濃川
【現地情報による基準】
・近隣(当該河川の上流域等)で浸水が床上に及んでいる。
・堤防の決壊、または決壊につながるような大量の漏水や亀
裂等が確認される。
【水位による基準】
小千谷観測所の水位がはん濫危険水位(49.20m)をさらに超
え、かつ流域の降雨状況や降雨予測等から引き続き水位の
上昇が見込まれる。
〇信濃川以外の河川
上記〇信濃川【現地情報による基準】による。
※新潟県提供資料(各市町村の水害に対する避難勧告等の
発令基準)より
(1)避難準備情報
次のいずれかの基準に達することが想定されるとき、河川情
報の分析も行い発令を検討する。
○見附市雨量
3時間雨量:90㎜以上
○県水位観測所
本明:24.39m 大堰:18.11m
○栃尾雨量
3時間雨量:100㎜以上
○河川情報等
地域気象情報
本明、大堰以外の観測点水位
水位上昇速度
ダム流入量、放出量及び貯水容量
河川現場情報
(2)避難勧告
次のいずれかの基準に達することが想定されるとき、河川情
報の分析も行い発令を検討する。
○見附市雨量
3時間雨量:100㎜以上
○県水位観測所
本明:26.06m 大堰:19.01m
○栃尾雨量
3時間雨量:130㎜以上
○河川情報等
地域気象情報
本明、大堰以外の観測点水位
水位上昇速度
ダム流入量、放出量及び貯水容量
河川現場情報
(3)避難指示
避難勧告の発令基準を基に、災害が発生し又は発生するおそ
れがあり、住民を避難させる必要性が非常に高いと市長が判
断したときに発令する。
※新潟県提供資料(各市町村の水害に対する避難勧告等の
発令基準)より
(1)避難準備情報
・土砂災害前ぶれ注意情報が発表されたとき
・十日町観測所(姿)において、避難判断水位が145.90cmに到
達したとき
(2)避難勧告
・土砂災害警戒情報が発表されたとき
・十日町観測所(姿)において、はん濫危険水位が146.20mに
達したとき
(3)避難指示
土砂災害警戒情報が発表され、かつ、土砂災害警戒情報の
基準を実況で超過したとき
※新潟県提供資料(各市町村の水害に対する避難勧告等の
発令基準)より
別紙-1
(参考)
- 3 -
現状の取組状況の共有とりまとめについて(詳細版) (新潟市~十日町市)
① 情報伝達、避難計画等に関する事項
項 目 新潟市 長岡市 三条市 小千谷市 見附市 十日町市
避難場所・
避難経路
(1)避難場所
新潟市地域防災計画(水防計画,資料編)にて策定、HPにより
周知。小中学校、コミュニティセンターなどの公共施設が主。
(2)避難経路
洪水ハザードマップ等により避難所や避難経路について、確
認しておく。(指定経路の公表までは行っていない。)
(3)避難の考え方、避難所の位置、避難にあたっての注意事項
等を、避難所案内標識灯の設置、広報誌や防災パンフレット
等の配布、ハザードマップの作成及び配布、市ホームページ
への掲載、防災訓練等の実施などの方法により住民に周知徹
底を図る。
※新潟市地域防災計画H27.3(新潟市水防計画H27.5修正)よ
り
(1)避難場所
①指定避難所等の指定
市長は、学校、コミュニティセンター、体育館等公共的施設等
を対象に、施設管理者の同意を得た上で、指定避難所として
必要な数、規模の施設等をあらかじめ指定する。
市長は、地区において拠点となる指定避難所を、地区防災
センターとしてあらかじめ指定する。地区防災センターでは、
被害情報の収集、物資手配、医療救護活動等を行う。
②指定避難所等の周知
市は、指定避難所等を指定したときは、次の方法等により市
民に周知徹底を図る。
ア 標識、誘導標等の設置
イ 市政だより、防災関係の冊子等の配布
ウ 防災訓練等
エ 災害ハザードマップ等の作成・公表
オ インターネット(ながおか防災ホームページ
等)を活用した情報提供
長岡市地域防災計画(資料編)に指定避難所と福祉避難所
一覧を掲載。
(2)避難経路
洪水ハザードマップ等により避難施設や避難経路について、
確認しておく。(指定経路の公表までは行っていない。)
※長岡市地域防災計画 H28.3より
(1)避難場所
避難場所(施設)は、学校、保育所、公民館、公園等の体育
館、集会所、グラウンド、広場等の公共施設とする。
また、災害時に住民等が避難する施設として公共施設が不
足する場合等もあることから、民有等施設についても避難でき
る施設とする。
なお、市は、避難場所(施設)数の確保が必要であることか
ら、その他の民有施設等においても、その所有者の同意を得
ながら、避難所の増設に努めるものとする。
また、同意を得た民有施設については、災害時に円滑な避
難が実施できるように、事前に市との間で協議を行っておくも
のとする。
避難場所(施設)については、資料編「8-1 避難施設一覧
表」のとおりとする。
(2)避難経路
避難路の安全確保について地域防災計画に明記。
洪水ハザードマップ等により避難施設や避難経路について、
確認しておく。(指定経路の公表までは行っていない。)
(3)避難場所(施設)及び避難路の事前周知
市は、避難場所(施設)及び避難路を、災害ハザードマップ、
広報紙、防災訓練の機会等を通じて住民に周知徹底する。
また、避難路の安全性を確保するため、落下物、障害物対
策の充実を図るとともに、避難誘導標識の整備にも努めるも
のとする。
※三条市長岡市地域防災計画 H26.3より
(1)避難場所
・市長は、都市公園、公共グラウンド、体育館、公民館、学校
等公共的施設等を対象に、施設管理者の同意を得た上で、災
害の危険が切迫した緊急時において安全が確保される指定
緊急避難場所又は被災者が避難生活を送るための指定避難
所に指定する。
・指定避難所等は、広報紙、ハザードマップ、防災訓練等によ
り市民にその位置等の周知徹底を図る。
小千谷市地域防災計画(資料編)H26,4に指定避難所と避難
場所を記載。
(2)避難経路
洪水ハザードマップ等により避難所や避難経路について、確
認しておく。(指定経路の公表までは行っていない。)
※小千谷市地域防災計画H27,3より
住民等への情報伝達の
体制や方法
市は、広報活動の実施主体として災害情報を迅速に収集、
確認、整理し、庁内で共有する。
災害発生時や災害発生が予想されるときの広報活動の基準
に基づき、報道機関に公表するとともに、市民等に対し次の情
報伝達手段等を活用して広報活動を行う。
ア 電話・個別訪問・広報車による呼びかけ及び印刷物の配
付・掲示
イ 住民相談窓口の開設
ウ 報道機関への緊急放送依頼(状況に応じて県を通じて放
送依頼)
エ 長岡市記者会、長岡地域記者会加盟の報道機関への情
報提供
オ 防災行政無線による情報発信
カ エリアメール・緊急速報メールによる情報発信
キ コミュニティFM放送・ケーブルテレビ放送等コミュニティメ
ディアへの情報発信(コミュニティFM放送による広報では、緊
急割り込み放送や緊急告知ラジオを活用した情報提供も行
う。)
ク インターネットによる情報発信(長岡市ホームページ、なが
おか防災ホームページ、SNS等)
ケ 新潟県総合防災情報システム及び公共情報コモンズによ
る情報伝達者(放送事業者、ケーブルテレビ事業者、コミュニ
ティFM放送事業者、新聞社、ポータルサイト運営事業者)へ
の情報提供
コ NPOや関係団体のネットワークを通じた情報提供
・要配慮者に対する配慮(抜粋)
視覚・聴覚障害者等にも情報が伝達されるよう、テレビ放送
では音声とテロップの併用、手話通訳者や誘導員の配置等、
多様な情報点達手段を確保する。
外国人への情報提供として、外国語によるFM放送、通訳の
配置、多言語サイトの構築を行う。
※長岡市地域防災計画 H28.3より
住民等に対して、同報系防災行政無線、サイレン、警鐘、標
識、広報車、テレビ、ラジオ等あらゆる広報手段によって迅速
な周知・徹底を図る。
また、災害時要援護者への避難情報の伝達に当たっては、
同報系防災行政無線による放送のほか、地域の民生委員、
自治会、自主防災組織等を通じ、確実に伝達する体制を整え
ておくものとする。
※三条市地域防災計画 H26,3より
避難情報の伝達は避難情報伝達マニュアルに従い、防災行
政無線サイレン、電子メールなど多様な手段を併用して、一
斉・迅速・確実に行う。
危険が急迫した状況で、通常の手段による伝達が困難な場
合は、県内放送機関に対する緊急放送の要請を県に依頼す
る。また、市が全県波放送局に緊急情報を提供する場合は、
「新潟県緊急情報伝達連絡会」の情報伝達ルート及び手段に
よる。
※小千谷市地域防災計画H27,3より
・災害対策本部は、ホームページ、にいがた防災メール、緊急
速報メール、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)、サ
イレン、警鐘、同報無線、緊急告知FMラジオ、テレビデータ放
送及び広報車等利用可能なあらゆる広報手段により、住民等
に対して速やかに情報を伝達するとともに、自主防災組織等
地域の協力を得て特に要援護者への迅速な情報伝達を行う。
・各区本部健康福祉班は、風水害等が発生し、又は発生する
おそれがある場合、自主防災組織、民生委員・児童委員、自
治会・町内会、消防対策部、警察官及び介護等サービス提供
事業者等と連携し、速やかに避難勧告等の情報伝達及び安
否確認を行う。
・自主防災組織及び自治会・町内会は、民生委員・児童委員と
連携し、あらかじめ配布された災害時要援護者名簿等により、
情報伝達及び安否確認を行う。把握した安否情報は、各区本
部健康福祉班又は避難先の避難所指名職員に伝達する。
新潟市地域防災計画H27.3(新潟市水防計画H27.5修正)より
(1)避難場所
・市長は、施設管理者の同意を得たうえで、都市公園、公共グ
ラウンド、体育館、公民館、学校等公共的施設等を対象に、災
害の危険が切迫した緊急時において安全が確保される指定
緊急避難場所及び被災者が避難生活を送るための指定避難
所について、必要な数、規模の施設等をあらかじめ指定する。
・避難所等を指定したときは、標識の設置、広報紙、ハザード
マップ・防災マップの配布、防災訓練等により住民等にその位
置等の周知徹底を図る。
(2)避難経路
洪水ハザードマップ等により避難所や避難経路について、確
認しておく。(指定経路の公表までは行っていない。)
※十日町市地域防災計画H28,2より
避難準備情報の発令、勧告又は指示は、次の内容を明示し
て行い、テレビ、ラジオ、FM緊急告知ラジオ、防災行政無線、
広報車、コミュニティFM、十日町あんしんメール、SNS,エリ
アメール等で当該地域の住民等に速やかにその内容の周知
徹底を図る。特に要配慮者への避難準備情報の発令、勧告
又は指示にあたっては、地域の民生委員・児童委員、消防
団、自主防災組織、地域自治組織等を通じ、確実に伝達する
体制を整えておくものとする。
この場合において、危険が急迫した状況で、通常の手段によ
る伝達が困難な場合は、県内放送機関に対する緊急情報放
送の要請を県に依頼する。
市が全県波放送局に緊急情報を提供する場合は、「新潟県
緊急時情報伝達連絡会」の情報伝達ルート及び手段により行
う。緊急情報の提供を受けた放送事業者は、自主的判断によ
り必要に応じ速やかに放送し、住民等への情報伝達を行うよ
うに努める。
※十日町市地域防災計画H28,2より
(1)避難場所
・市長は、都市公園、公共グラウンド、体育館、公民館、学校
等公共的施設等を対象に、施設管理者の同意を得た上で災
害の危険が切迫した緊急時において安全確保される指定緊
急避難場所及び被災者が避難生活を送るための指定避難所
について指定する。
・避難所等を指定したときは統一的な図記号を用いたわかり
やすい標識、広報紙、ハザードマップ、防災訓練などにより市
民にその位置等の周知徹底を図る。
(2)避難経路
洪水ハザードマップ等により避難所や避難経路について、確
認しておく。(指定経路の公表までは行っていない。)
※見附市地域防災計画H27,12より
避難情報の伝達は避難情報伝達マニュアルに従い、サイレ
ン、FAX、電子メール、FM放送、ソーシャルメディアなど、多様
な手段を併用して、一斉・迅速・確実に行う。
危険が急迫した状況で、通常の手段による伝達が困難な場
合は、県内放送機関に対する緊急放送の要請を県に依頼す
る。また、市が全県波放送局に緊急情報を提供する場合は、
「新潟県緊急情報伝達連絡会」の情報伝達ルート及び手段に
よる。
※見附市地域防災計画H27,12より
別紙-1
(参考)
- 4 -
現状の取組状況の共有とりまとめについて(詳細版) (新潟市~十日町市)
① 情報伝達、避難計画等に関する事項
項 目 新潟市 長岡市 三条市 小千谷市 見附市 十日町市
②水防に関する事項
項 目 新潟市 長岡市 三条市 小千谷市 見附市 十日町市
水防資機材の整備状況
・水防倉庫並びに備蓄資材の準備状況について、水防計画資
料編に記載している。
※新潟市地域防災計画H27.3(新潟市水防計画H27.5修正)よ
り
・水防倉庫資材備蓄状況及び応急調達先について、地域防災
計画資料編に記載している。
※長岡市地域防災計画 資料編H28.3より
・水防倉庫資材備蓄資器材一覧表及び水防資材調達業者一
覧表について、三条市水防計画に記載している。
※三条市地域防災計画H26,3(三条市水防計画)より
・水防倉庫資材備蓄一覧表を、地域防災計画に記載してい
る。
※小千谷市地域防災計画(資料編)H26,4より
記載なし
※見附市地域防災計画H27,12より
記載なし
※十日町市地域防災計画H28,2より
市町村庁舎、災害拠点
病院等の水害時におけ
る対応
・風水害等の災害が発生し、又は発生するおそれがあるとき
は、各公共施設の管理者(指定管理者を含む)は、利用者、来
訪者等を安全な場所まで避難誘導する。その後、特に必要と
認められるときは、最寄りの避難所等に利用者等を避難させ
る。
・各公共施設の管理者は、風水害等発生後、緊急点検実施の
体制を速やかに整え、緊急点検を実施する。
※新潟市地域防災計画H27.3(新潟市水防計画H27.5修正)よ
り
本庁舎屋上に非常用発電機(予備タンク並列)を備えてお
り、停電時72時間の運転が可能。
※現状の水害リスクに対する減災に係る取組状況より
記載なし
※三条市地域防災計画H26,3(三条市水防計画)より
地域防災計画 風水害対策編
第2章 第6節 建築物等災害予防計画の通り。
※小千谷市地域防災計画H27,3より
地域防災計画 風水害対策編
第2章 第5節 建築物等災害予防計画の通り。
※見附市地域防災計画H27,12より
地域防災計画 風水害対策編
第2章 第19節 建築物等災害予防計画の通り。
※十日町市地域防災計画H28,2より
③氾濫水の排水、施設引用等に関する事項
項 目 新潟市 長岡市 三条市 小千谷市 見附市 十日町市
排水施設、排水資機材
の操作・運用
記載なし。
※新潟市地域防災計画H27.3(新潟市水防計画H27.5修正)よ
り
・浸水被害が拡大するおそれのある区域については、その原
因となる箇所の締切り工事を行うとともに、排水ポンプによる
排水対策を実施する。
※長岡市地域防災計画H26.2より
・水害時排水施設について、三条市水防計画に記載してい
る。
※三条市地域防災計画H26,3(三条市水防計画)より
地域防災計画 風水害対策編
第2章 第10節 河川の風水害対策に関係との事前協議及び
管理体制の整備を記載している。。
※小千谷市地域防災計画H27,3より
記載なし。
※見附市地域防災計画H27.12より
記載なし。
※十日町市地域防災計画H28.2より
河川水位
等に係る
情報提供
地域防災計画 風水害対策編
第3章 第15節 水防活動計画の通り。
※十日町市地域防災計画H28,2より
地域防災計画p425の伝達系統図の通り。
※新潟市地域防災計画H27.3より
・水位、雨量等について、HPにリンクを作成。
・水防活動を十分に果たすべき責任を有しており、河川の水位
が水防団待機水位を超えるときは関係者に通報し、水防上必
要があるときは消防団及び消防機関を準備又は出動させる。
※長岡市地域防災計画H26.2より
地域防災計画 風水害等対策編p34
4 信濃川下流洪水予報等の伝達
5 水防警報の伝達
の通り。
※三条市地域防災計画H26.3より
地域防災計画 風水害対策編
第3章 第14節 水防活動計画の通り。
※小千谷市地域防災計画H27,3より
地域防災計画 風水害対策編
第3章 第15節 水防活動計画の通り。
※見附市地域防災計画H27,12より
地域防災計画 風水害対策編
第3章 第4節 洪水予報・水防警報等伝達計画の通り。
※十日町市地域防災計画H27,12より
河川の
巡視区間
水防警報の通知を受けたときは、直ちに非常配備体制をとり、
河川、海岸、湖沼の警戒のため、重要水防箇所と水防上巡視
を必要とする構造物の現況と予想される危険をもとに、安全を
確保した上で関係する区建設課及び消防署が消防団と連携し
て巡視を実施する。
※新潟市地域防災計画H27.3(新潟市水防計画H27.5修正)よ
り
・区本部は、消防機関、各警察署及び自主防災組織と協力
し、避難対象地域内の住民等を安全に避難誘導する。なお、
避難にあたっては、自治会・町内会ごとに集団で避難させる。
・避難の誘導にあたっては、事前に安全な経路を選定し、道路
管理者や警察官等の協力を得て障害物の撤去等を行い、危
険個所については表示やロープの展張等をするなど事故防止
に努める。また、迅速かつ安全な避難を確保するため、消防
機関、警察と協力して避難路等の要所に避難誘導員の配置
に努める。
・避難所が危険と判断された場合は、他の安全な避難所へ再
避難させるとともに、移動先の周知に努める。
・避難の誘導にあたっては、状況に応じて車両を活用する。ま
た、浸水等の場合は、ロープ等を利用して安全を図るほか、必
要に応じて船艇やヘリコプタ一等を活用し、住民を迅速かつ安
全に避難させる。
・避難にあたっては、高齢者、乳幼児、妊産婦、傷病者、障が
い者及び外国人等の災害時要援護者に配慮し、地元の自主
防災組織や自治会・町内会等の協力を得て避難の支援を行う
・災害時要援護者の避難誘導にあたっては、各区本部健康福
祉班、消防対策部及び普察官等は、あらかじめ共有している
災害時要援護者名簿等により、自主防災組織、自治会・町内
会及び近隣住民等の協力を得て安全かつ迅速に避難できる
よう努める。
・自主防災組織及び自治会・町内会は、民生委員・児童委員と
連携し、あらかじめ配布された災害時要援護者名簿等により、
避難所までの避難誘導を行う。なお、要援護者の状態や道路
の被害状況等を勘案し、必要に応じて自動車、リヤカー等の
車両を使用する。
※新潟市地域防災計画H27.3(新潟市水防計画H27.5修正)よ
り
避難誘導は、市、警察、町内会、自主防災組織等が当たり、
避難行動要支援者の避難を優先して行う。また、住民は相互
に協力して可能な限り集団避難を実施する。
要配慮者に対する配慮として、避難支援プランに基づき、消
防、警察、自主防災組織、民生委員、介護事業者等の福祉関
係者等の協力を得ながら避難・誘導に当たる。
また、要配慮者の安全を図るため、災害の発生が懸念され
る場合の避難行動は、高齢者、障害者、乳幼児、子ども等の
要配慮者を優先して実施するものとする。
※長岡市地域防災計画 H28.3より
住民等の避難誘導は、市、消防機関及び警察が実施する。
・避難の方法
・地域の自主防災組織及び事業所等の防災組織は、避難情
報を受けて、可能な限り集団避難方式により、段階的に避難さ
せるものとする。
・誘導員は、き然たる態度で避難経路及び避難先を明示し、
出発、到着の際には必ず点呼を行い人員を確保する。
・避難路の安全確保
・市は安全な避難を確保するため、職員の派遣及び道路管
理者、警察官等の協力により、避難路上にある障害物を排除
し、避難の円滑化を図るものとする。
・市は、警察と協力して避難路等の要所に誘導員を配置する
とともに、車両、ヘリコプター等を活用し、住民等を迅速・安全
に避難させるものとする。
・避難順位
避難誘導に当たっては、災害時要援護者を優先する。
・不特定多数の者が出入りする施設の避難、誘導
施設の防災責任者は、次の事項に留意して、利用者がパ
ニック状態に陥ることのないよう現状を把握し、正確な情報を
伝え、混乱が増幅することのないようにしながら避難、誘導を
行い、人命の安全確保に努める。
・混乱防止のため、確認情報と未確認情報の区別による正
確な情報の伝達
・避難先の明示
・避難経路の要所に誘導員を配置
・災害時要援護者の優先
※三条市長岡市地域防災計画 H26.3より
住民等の避難は別に定めるマニュアルに従い行う。避難住
民の誘導は、消防、警察の協力を得て行い、必要に応じて県
に応援を依頼する。
達成目標として、浸水、土砂崩れ等の被害事象発生前に、
住民の避難を完了する。
要配慮者に対する配慮として、情報伝達、避難行動に制約
がある避難行動要支援者は、避難準備情報発令された場合
は、一般の住民よりも早く、近隣住民や自主防災組織等が直
接避難を呼びかけ、住民等の介助の下、安全な場所に避難さ
せる。
市は、避難行動要支援者の避難を迅速かつ円滑に行うた
め、避難行動要支援者避難支援プランを策定し、消防、警察、
自主防災組織、民生委員及び介護事業者避難支援プランを
策定し、消防、警察、自主防災組織、民生委員及び介護事業
者等の福祉関係者等の協力を得ながら、避難行動要支援者
の避難・誘導に当たる。
また、情報の伝達漏れや避難できずに残っている要配慮者
がいないか点検する。
※小千谷市地域防災計画H27,3より
避難誘導
体制
消防、警察の協力を得て、避難市民の誘導に当たり、必要に
応じて県に応援を要請する。
要配慮者に対する配慮として、情報伝達、避難行動に制約が
ある要配慮者は、避難準備情報発令時等、一般の市民よりも
早く、車両の走行が可能な段階で、安全な場所に避難させる。
市は、予め策定した「避難行動要支援者等避難支援計画」に
基づき、消防、警察、自主防災組織、民生委員、介護事業者
等の福祉関係者等の協力を得ながら、避難行動要支援者の
避難・誘導に当たる。また、情報の伝達漏れや避難できずに
残っている避難行動要支援者がいないか確認する。
※見附市地域防災計画H27,12より
・河川水位がはん濫注意水位を超えるおそれがあるときは消防団長は一
部の団員を出動させる。それ以上に水位が上昇するおそれがあり、団員
出動の必要を認めたときは消防団全員が警戒配備につく。
巡視対象箇所は以下のとおりである。
①河川施設
・水位がはん濫注意水位に近づいている箇所
・過去に洪水被害を生じた箇所
・地形地質上の弱堤箇所
・土地利用上からの弱堤箇所
・二次災害防止の観点からの低標高箇所
・主要河川構造物の設置箇所
②土砂災害危険箇所
・土石流危険箇所、地すべり危険箇所、急傾斜地崩壊危険箇所
・砂防関係施設
※長岡市地域防災計画H26.2より
地域防災計画 資料編p41 三条市水防計画
第4章第4節 水防巡視の通り。
※三条市地域防災計画H26,3(三条市水防計画)より
地域防災計画 風水害対策編
第3章 第14節 水防活動計画の通り。
※小千谷市地域防災計画H27,3より
地域防災計画 風水害対策編
第3章 第15節 水防活動計画の通り。
※見附市地域防災計画H27,12より
市及び関係機関は、避難誘導にあたっては、可能な限り、自
主防災組織、地域自治組織、職場、学校等を単位とした集団
避難を行うものとする。
要配慮者は、自力で避難することが困難なため、民生委員・
児童委員、消防本部、消防団、
自主防災組織、地域自治組織等の補助により、優先的に避難
するものとする。
市は、迅速かつ安全な避難を確保するため、職員の派遣及
び道路管理者、警察官、消防
団、自主防災組織、地域自治組織等の協力により避難路上に
ある障害物の排除、危険箇所
の周知に努め、避難の円滑化を図る。
避難誘導にあたっては、避難路等の要所に誘導員を配置す
るとともに、先頭はもちろん
のこと最後尾にも誘導員を配置するよう努めるものとする。
また、ヘリコプター等の活用により避難中の混乱による事故、
紛争等の防止に努めるも
のとする。
外来者、一時滞在者の避難誘導については、消防団、自主
防災組織、地域自治組織、市職員、
警察官又は施設管理者等の協力を得て行うものとする。誘導
先については、最寄りの指定避難
所とする。
※十日町市地域防災計画H28,2より
別紙-1
(参考)
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