ビートパルプのタイプが乳牛の産乳性に及ぼす影響
その他(別言語等)
のタイトル
Effects of beet pulp type on milk production in lacting dairy cows
著者 岡本 明治, 田中 勝三郎, 佐渡谷 裕朗, 佐藤 忠
雑誌名 帯広畜産大学学術研究報告. 自然科学
巻 18
号 3
ページ 117‑119
発行年 1993‑10‑25
URL http://id.nii.ac.jp/1588/00001951/
帯大研報18(1993) : 117‑119
ビートパルプのタイプが乳牛の産乳性に及ぼす影響
岡 本 明 治
1・田中勝三郎
2・佐渡谷裕朗
2・佐藤 忠
2 (受理:1993年5月28日)Effects of beet pulp type on milk production in lacting dairy cows Meiji OKAMOT01, Kathusaburou TANAKA2,
Hiroo SADOYA2. Tadashi SAT02
摘 要
生パルプ(RBP). 乾燥パJレプ(DBP)及び乾燥パルプを水に浸潰したビートパルプ(WBP) が乳牛における産乳性に及ぼす影響について調査した。
乳量,乳蛋白率,無脂固形分率はRBP. DBP. WBP給与による影響はみられなかったが,
乳脂率はDBPがやや高い値を示した。
高泌乳牛の乾物及び栄養摂取量を充足させるためには水分の高いRBP. WBPを給与するよ りDBPがより効果的であると考えられた。
キーワード ビートパルプ,産乳性
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緒 言
安定した乳質を確保しながら,乾物帳取量を高め,
乳生産を増加させるためには,消化スピードの速い繊 維質を含み,高エネルギーであることが要求されてい
るω。
ビートパルプの繊維成分はNDF. ADF含量が穀類 より高いが,イネ科牧草に比べると低い。また,糖質 区分であるNFC(N onfiber Carboh ydrate 非繊維 性炭水化物)含量は穀類に比べると低く,イネ科牧草 に比べると高く,ビートパルプは両者の中間的成分で あることから,穀類と紐飼料の両方の効果を合わせも つことが推測されるυ。
一方,わが国で利用されるビートパルプのタイプは,
生パルプ(ビートパルプサイレージを含む).乾煽パ ルプ(ベレットパルプを含む).および乾燥パルプを 水に浸潰したビートパルプ等があり,ほとんどの酪農 家が何らかのタイプのビートパルプを利用していると 考えられる。しかし.これらのビートパルプのタイプ
と産乳性に関する報告はみられない。
そこで本試験はビートパルプとして生パルプ (RBP). 乾燥ビートパルプ(DBP). 乾燥パルプを 水に浸潰したパJレプ (WBP) を用い,それらの形態 の差異が産乳性に影響するかどうかを検討した。
1帯広畜産大学環境科学科草地学講座北海道帯広市稲田町 080 2日本甜菜製糖側北海道帯広市稲田町 080
I Laboratory of Grassland Science, Obihiro University of Agriculture叩 dVeterinary Medicine, Hokk田do,080, J apan.
2 Nippon beet sugar MFG, CO.. LTD, Obihiro, Hokkaido, 080, Japan. 5