EMC
®VNX
®シリーズ
リリース 8.1Configuring NDMP Backups to Disk on VNX
® P/N 300-014-333 Rev 01 EMCジャパン株式会社 〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-1-1新宿マインズタワー http://japan.emc.com お問い合わせは http://japan.emc.com/contactCopyright © 1998 - 2013 EMC Corporation.不許複製。 August 2013 発行 EMC Corporationは、この資料に記載される情報が、発行日時点で正確であるとみなしていま す。この情報は予告なく変更されることがあります。 このドキュメントの情報は「現状のまま」提供されます。EMC Corporationは、このドキュメ ントに記載されている情報についていかなる種類の表現または保証もいたしかねます。また、 特に、特定の目的のための、市販性または適合性の暗黙の保証を否定します。 この資料に記載される、いかなるEMCソフトウェアの使用、複製、頒布も、当該ソフトウェア ライセンスが必要です。 製品ラインに関する最新版の安全規格情報については、EMC Powerlinkの[テクニカル ドキュ メントおよびアドバイザリ]セクションを参照してください。 EMC製品名の最新のリストについては、http://japan.emc.comサイトの「EMC Corporation Trademarks」を参照してください。 他のすべての名称ならびに製品についての商標は、それぞれの所有者の商標または登録商標 です。
目次
序文...5 第 1 章 : 概要...7 システム要件...9 制限事項...9 ユーザー インタフェースの選択...10 関連情報...10 第 2 章 : 概念...13 VTLU コンポーネント...14 VTLUデバイス名...14 構成ガイドライン...15 第 3 章 : 構成...17 新しいVTLUの構成...18 デフォルト設定によるVTLUの作成...18 新しいVTLUの作成とカスタマイズ...20Tivoli Storage ManagerによるVTLUの構成...22
ストレージの追加...24 デフォルト設定によるストレージの追加...24 カスタマイズされたストレージの追加...25 バックアップ ソフトウェアの構成...26 第 4 章 : 管理...29 VTLU構成の変更...30 プロパティの変更...30 チェーンIDの構成...33 ディスクへのNDMPバックアップ 3
VTLUの削除...35 ストレージの管理...39 ストレージのエクスポート...39 ストレージのインポート...41 ストレージの削除...41 ストレージの拡張...43 仮想テープの管理...43 仮想テープの挿入...44 仮想テープの取り出し...46 仮想テープのアンマウント...48 VTLU情報の一覧...51 Data Mover上のVTLUの一覧...51 VTLU情報の一覧...52 チェーンIDの表示...53 VTLUテープの一覧...54 テープ情報の表示...55 VTLUドライブの一覧...56 ドライブ情報の一覧...57 第 5 章 : トラブルシューティング...59
EMC E-Lab Interoperability Navigator...60
VNXユーザー カスタマイズ ドキュメント...60 エラー メッセージ...60 EMCトレーニングおよびプロフェッショナル サービス...61 用語集...63 索引...65 目次
序文
製品ラインのパフォーマンスと機能を継続的に改善および強化するための努力の一環とし て、EMCではハードウェアおよびソフトウェアの新規バージョンを定期的にリリースして います。そのため、本書で説明されている機能の中には、現在お使いのソフトウェアまた はハードウェアのバージョンによっては、サポートされていないものもあります。製品機 能の最新情報については、お使いの製品のリリース ノートを参照してください。 製品が正常に機能しない、またはこのマニュアルの説明どおりに動作しない場合には、EMC の担当者にお問い合わせください。 ディスクへのNDMPバックアップ 5注意事項の表記法 EMCでは、特別な注意を要する事項に次の表記法を使用します。 注: 非常に重要である、または重要であるが身体への傷害や事業損失/データ消失にはつながら ない状況を示します。 事業損失またはデータ消失を招く可能性のある状況を示します。 回避しなかった場合に軽度または中程度の傷害を招く可能性がある危険な状況を示し ます。 回避しなかった場合に死亡または重傷を招く可能性がある危険な状況を示します。 回避しなかった場合に死亡または重傷を招く危険な状況を示します。 問い合わせ先 EMCのサポート情報、製品情報、ライセンス情報は、以下の場所で入手できます。 製品情報:ドキュメント、リリース ノート、ソフトウェアの更新、またはEMC製 品、ライセンス、サービスに関する情報については、EMCオンライン サポート(登 録が必要です)http://Support.EMC.comをご覧ください。 トラブルシューティング:EMCオンライン サポート(http://support.EMC.com)を 参照してください。ログインした後、該当する[Support by Product]ページを検 索してください。 テクニカル サポート:テクニカル サポートおよびサービス リクエストについて は、EMCオンライン サポート(http://Support.EMC.com)のEMCカスタマー サービ スにアクセスします。ログインした後、該当する[Support by Product]ページを 検索し、[ライブ チャット]または[サービス リクエストの作成]のいずれかを選択しま す。EMC Online Supportを通じてサービス リクエストを開始するには、有効なサ ポート契約が必要です。有効なサポート契約の入手方法の詳細や、アカウントに関 する質問については、EMC販売担当者にお問い合わせください。 注: お客様の個別のシステム問題に担当者がすでに割り当てられている場合を除き、特定のサ ポート担当者へのお問い合わせはご遠慮ください。 ご意見 マニュアルの精度、構成および品質を向上するため、お客様のご意見をお待ちしてお ります。 本書についてのご意見を以下のメール アドレスにお送りください。 序文
第 1 章
概要
NDMP(Network Data Management Protocol)用のEMC VNX仮想テープ ラ イブラリ ユニット(VTLU)を使用すると、VNXは、NDMPプロトコルを使 用してディスク ベースのストレージにデータを直接バックアップできま す。EMCのVTLU機能は、業界標準のNDMPプロトコルの機能をディスク ベー スのストレージとの互換性を含むように拡張することにより、物理テー プ ライブラリ ユニット(TLU)とVTLUをNDMPと互換性のある同じバック アップ ソフトウェアから管理できるようにします。
VTLUはData Mover上に存在し、バックアップ ソフトウェアとは物理TLU と同じ方法で通信します。バックアップ ソフトウェア(たとえば、EMC NetWorker)は、VTLUと物理TLUを区別できません。EMC E-Lab Interoperability Navigatorには、認定されたバックアップ ソフトウェ ア ベンダーに関する情報が示されています。 EMC NDMPディスク バックアップ ソリューションには次の特徴がありま す。 ● 機器の障害のリスクを軽減するとともに、VNXファイル システムの信 頼性を備えています。 ● パフォーマンス レベルを維持するためのテープのクリーンアップが 必要なくなります。 ● 既存のNDMPインフラストラクチャを使用します。 このドキュメントは、VNXのマニュアル セットの一部であり、NDMPバッ クアップの管理と実行に責任を負うシステム管理者を対象としています。 VNX上でNDMPバックアップおよびリストア作業を実行するには、このド キュメントおよび「VNXのNDMPバックアップの構成」を使用してくださ い。 次のようなトピックが含まれています。 トピック : ● システム要件(9ページ) ● 制限事項(9ページ) ● ユーザー インタフェースの選択(10ページ) ディスクへのNDMPバックアップ 7
● 関連情報(10ページ)
システム要件
表 1(9ページ)は、このドキュメントの説明に従ってNDMPでデータをディスクにバック アップするために必要なEMC® VNX®のソフトウェア、ハードウェア、ネットワーク、スト レージの構成を示しています。 表 1. システム要件 VNXバージョン8.0 VNXで認定された、NDMPに準拠したバックアップ ソフトウェア ソフトウェ ア 固有のハードウェア要件なし ハードウェ ア 固有のネットワーク要件なし ネットワー クEMC VNX for BlockまたはSymmetrix®システム
ストレージ
制限事項
VTLUをNDMPバックアップ用に構成する場合に適用される制限は次のとおりです。 ● VTLUはNDMPでだけ動作します。 ● VNXスナップショット(ファイル用)ファイルシステムをVTLUにインポートすることは できません。 ● NDMPディスク バックアップ ソリューションでは、バックアップするプライマリ ディ スク ストレージを、バックアップ ソフトウェアを実行しているバックアップ サーバ ではなくVNXに接続する必要があります。 ● server_archiveおよびserver_mtコマンドはVTLUと互換性がありません。 ● server_devconfigコマンドはVTLUを検出しません。物理デバイスだけを検出します。 ● VTLUストレージ専用のファイルシステムを使用してください。 ● 自動拡張は[いいえ]に設定します。 ● テープのクローン作成がサポートされています。バックアップ ソフトウェアを使用し てテープのクローンを作成すると、バックアップがディスクからテープに移動されま す。● VTLUが(たとえば、IBM Tivoli Storage Managerバックアップ ソフトウェアで)特定
のTLUをエミュレートするときに、そのTLUがVTLUではなく実際のTLUである場合は、イ ンポートまたはエクスポート スロットはIBMが予測する内容に一致している必要があ ります。また、インポートまたはエクスポート スロットを0として指定することはで
システム要件 9
きず、1~8の範囲にする必要があります。インポートまたはエクスポート スロットの デフォルト値は8です。
● IBM TivoliとNDMPを使用してCelerra Network Serverバージョン5.6でディスクに新し
いストレージを作成する場合、バーコード プレフィックスを小文字で指定しないでく ださい。IBM Tivoliは、小文字のバーコード プレフィックスをサポートしません。 バーコード プレフィックスを指定しない場合、大文字でバーコード プレフィックス が生成されます。
ユーザー インタフェースの選択
VNXでは、サポート環境やインタフェース設定に応じてネットワーク ストレージを柔軟に 管理できます。このドキュメントでは、CLI(コマンド ライン インタフェース)を使用 してディスクへのNDMPバックアップを構成する方法について説明します。また、次のVNX 管理アプリケーションのいずれかを使用して、これらのすべてのタスクを実行することも できます。 ● EMC Unisphere® ● Celerra Monitor ● MMC(Microsoft管理コンソール)スナップイン ● ADUC(Active Directoryのユーザーとコンピュータ)の拡張機能 VNXの管理の詳細については、次の資料を参照してください。 ● Unisphereオンライン ヘルプ ● EMCオンライン サポート上のVNXマニュアルに収録されているアプリケーションのオン ライン ヘルプ システム「Installing Management Applications on VNX for File」には、Unisphereの起動手順 や、MMCスナップインおよびADUC拡張機能のインストール手順が記載されています。
関連情報
このドキュメントで解説されている機能に関連する具体的な情報については、次の資料を 参照してください。
● 「EMC VNX for Fileコマンド ライン インタフェース リファレンス」 ● 「VNX for Fileパラメータ ガイド」
● VNX for Fileのマニュアル ページ
EMCオンライン サポートのEMC VNXのマニュアル EMC VNXシリーズのカスタマー向け資料一式は、EMCオンライン サポートから入手でき ます。テクニカル ドキュメントを検索するには、http://Support.EMC.comにアクセス します。Webサイトにログインした後、[製品別サポート]ページをクリックして[製品 の検索]テキスト ボックスに[VNXシリーズ]と入力します。次に、必要な特定の機能 を検索します。 関連情報 11 概要
第 2 章
概念
NDMPによるディスクへのバックアップを実行するには、Data Mover上で VTLUを構成します。VTLUを使用すると、VNXは、NDMPプロトコルを使用し てディスク ベースのストレージにデータを直接バックアップできます。 VTLUは、バックアップ ソフトウェアに物理TLUと同じ情報を提供するこ とによって、物理TLUをエミュレートします。バックアップ ソフトウェ アは、物理TLUとVTLUを区別できません。 VTLUを構成すると、そのVTLUとそれに関連づけられたコンポーネントの ためにData Mover上の領域が予約されます。VTLUが作成されたら、その VTLUにファイル システムを関連づけます。そのファイル システムは、 VTLUが存在する物理Data Mover上にすでにマウントされている必要があ ります。VTLUが構成され、ファイル システムが関連づけられた後、バッ クアップ ソフトウェアからそのVTLUを管理できます。 次のようなトピックが含まれています。 トピック : ● VTLU コンポーネント(14ページ) ● VTLUデバイス名(14ページ) ● 構成ガイドライン(15ページ) ディスクへのNDMPバックアップ 13VTLU コンポーネント
VTLUは、次のコンポーネントで構成されています: ● インポートまたはエクスポート スロット: 仮想テープを保持し、ユーザーがテープ をヴォールトからインポートまたはエクスポート スロットに、またはその逆に移動で きるようにします。物理TLUでは、インポートまたはエクスポート スロットは、TLUの ドアを開かずにテープ カートリッジを移動する場所を提供します。また、バックアッ プ ソフトウェアからも認識されます。VTLUは、バックアップ ソフトウェアと互換性 を持つように同じように設計されています。 ● ロボット: カートリッジをテープ ドライブにマウントしたり、テープ ドライブから アンマウントしたりします。 ● スロット: 仮想テープを保持し、バックアップ ソフトウェアを使用してテープをド ライブに移動するためのステージング スロットとして機能します。 ● ヴォールト: バックアップ ソフトウェアからは見えない仮想テープを保持します。 ● 仮想テープ: ファイル システム内の予約済み領域を表します。データは、仮想テー プとの間で読み取り/書き込みが行われます。 ● 仮想テープ ドライブ: 仮想テープに対して読み取り/書き込みを行います。 図 1(14ページ)は、VTLUの概略ビューを示しています。 図 1. VTLUの概略ビューVTLUデバイス名
VTLUを作成すると、そのVTLUにはデバイス名が割り当てられます。デバイス名は、VTLUロ ボットおよびドライブの仮想接続を表します。デバイス名の形式はc<x>t<y>l<z>です。こ こで各変数は、次のように、物理的なSCSIデバイス名で使用される値を表します。 <x> = SCSIのチェーン番号 概念<z> = SCSI LUN チェーン番号(またはチェーンID)は、VTLUデバイス名のユーザーがアドレス指定する部 分です。仮想デバイスと物理デバイスの間で競合が発生した場合は、チェーンIDを変更す る必要があります。デフォルトのチェーンIDは0です。
構成ガイドライン
NDMPディスク バックアップのための環境を構成するときは、次の一般的なガイドライン に従ってください。 ● ATAドライブの構成の場合は、RAID 3の論理ユニット番号(LUN)を使用することをお 勧めします。 ● ファイバ チャネル環境では、RAID 5によってファイバ チャネル ディスクのスルー プットが向上します。 ● ギガビットEthernet環境で最適な3ウェイ バックアップのパフォーマンスを得るには、 ジャンボ フレームを有効にしてください。ファイル システム構成とボリューム管理の詳細については、「Managing Volumes and File Systems for VNX Manually」および「VNX Automatic Volume Managementによるボ リュームとファイル システムの管理」を参照してください。
構成ガイドライン 15
第 3 章
構成
新しいVTLUを構成する場合は、仮想ドライブ、スロット、テープが存在 するData Mover上に領域を割り当てます。新しいVTLUには、そのVTLUを 構成または管理するときに使用されるIDが自動的に割り当てられます。 VTLUを作成したら、そのVTLUにストレージを追加します。それにより、 そのVTLUにファイル システムが関連づけられます。次に、バックアップ ソフトウェアでVTLUデバイス名を構成します。 VTLUを使用するには、VNXがNDMP操作用に構成されている必要がありま す。それには、次の手順を実行します。 ● バックアップ ソフトウェア ベンダーで必要な場合は、Data Moverを 構成します。 NDMPアクセスのために使用されるData Mover上でユーザー名とパス ワードを作成します。パスワードについては、セキュリティ上の理由 からMD5パスワード暗号化方法を使用することをお勧めします。ユー ザー名とパスワードは、大文字と小文字が区別されます。 ● 適切なNDMP環境変数またはパラメータの構成。 これらの手順の実行方法については、「VNXのNDMPバックアップの構 成」を参照してください。すでにData MoverをNDMP用に構成している 場合は、VTLUを使用するように構成設定を変更する必要がありませ ん。NDMP用のVNX構成設定は、物理TLUと仮想TLUの設定と同じです。 次のようなトピックが含まれています。 トピック : ● 新しいVTLUの構成(18ページ)● Tivoli Storage ManagerによるVTLUの構成(22ページ) ● ストレージの追加(24ページ)
● バックアップ ソフトウェアの構成(26ページ)
新しいVTLUの構成
新しいVTLUを構成するには、次のいずれかの方法を使用します。 ● デフォルト設定によるVTLUの作成(18ページ) ● 新しいVTLUの作成とカスタマイズ(20ページ)デフォルト設定によるVTLUの作成
アクション デフォルトの構成設定を使用して新しいVTLUを作成するには、次のコマンド シンタクスを使用します。 $ server_vtlu <movername> -tlu -newここで、
<movername>= Data Moverの名前 例:
server_2上に新しいVTLUを作成するには、次のように入力します。 $ server_vtlu server_2 -tlu -new
出力 id = 1 slots = 32
import/export slots = 8 robot vendor = EMC robot product = svltRobot robot revision = 1.0
robot serial number = gkzp9492k5 robot device name = c0t0l0 drives = 4
drive vendor = EMC drive product = svltDrive drive revision = 1.0
注: この出力は、VTLUのデフォルト値を示しています。 次に示す値だけは変更できません。
● VTLU ID
● robot serial number
● デバイス名の最後の2つの番号。開始チェーンを示す最初の番号だけを変更できます。最初のVTLU
の場合、最初の番号は0です。
注 出力定義は次のとおりです。 id:VTLU ID。これは自動的に割り当てられ、変更できません。 slots:VTLU上のスロットの数。スロット、インポートまたはエクスポート スロット、ドライブの合計を65,535以 下にする必要があります。 import/export slots:インポートまたはエクスポート スロットの数。スロット、インポートまたはエクスポート ス ロット、ドライブの合計を65,535以下にする必要があります。 robot vendor:ロボットのベンダー名。最大8文字を含めることができます。 robot product:ロボットの製品名。最大16文字を含めることができます。 robot revision:ロボットのリビジョン番号。最大4文字を含めることができます。
robot serial number:ロボットのシリアル番号。この値はランダムに生成され、割り当てられます。
robot device name:次の形式のロボット デバイス名。
c<x>t<y>l<z> ここで、 <x>= SCSI開始チェーン番号 <y>= SCSI ID <z>= SCSI LUN 注: 変更できるのは開始チェーン番号だけです。 drives:ドライブの数。スロット、インポートまたはエクスポート スロット、ドライブの合計を65,535以下にする 必要があります。 drive vendor:ドライブのベンダー名。最大8文字を含めることができます。 drive product:ドライブの製品名。最大16文字を含めることができます。 drive revision:ドライブのリビジョン番号。最大4文字を含めることができます。 新しいVTLUの構成 19 構成
新しいVTLUの作成とカスタマイズ
このタスクでは、新しいVTLUを作成するためのオプションを提供します。これらのオプ ションを指定しない場合は、デフォルト設定によるVTLUの作成(18ページ)に示すよう に、デフォルト値が使用されます。この例ではすべてのオプションが示されていますが、 これらのオプションのサブセットを構成し、その他のオプションにはデフォルト値を使用 することができます。IBM Tivoli Storage Managerバックアップ ソフトウェアでは、VTLUに対して定義された インポートまたはエクスポート スロットの数が1~8である必要があります。また、ロボッ トおよびドライブ情報が、環境内の実際のロボットおよびテープ ドライブ情報に一致し ていることも必要です。
アクション
新しいVTLUを作成してカスタマイズするには、次のコマンド シンタクスを使用します。 $ server_vtlu <movername>-tlu -new[-robot{[-vendor<vendor>][-product
<product>][-revision<revision>]}][-slots<num_slots>][-impexp<num_ impexp_slots>][-drives<num_drives>][-drive{[-vendor<vendor>][-product <product>][-revision<revision>]}]
ここで、
<movername>= Data Moverの名前
<vendor>= 仮想ロボットのベンダー名。最大8文字を含めることができます。デフォルト値はEMCです。 <product>= 仮想ロボットの製品名。最大16文字を含めることができます。デフォルト値はsvtlRobotです。 <revision>= 仮想ロボットのリビジョン番号。最大4文字を含めることができます。デフォルト値は1.0です。 <num_slots>= VTLU内のスロットの数。デフォルト値は32です。スロット、インポートまたはエクスポート ス ロット、ドライブの合計を65,535以下にする必要があります。 <num_impexp_slots>= VTLU内のインポートまたはエクスポート スロットの数。デフォルト値は8です。スロッ ト、インポートまたはエクスポート スロット、ドライブの合計を65,535以下にする必要があります。 <num_drives>= VTLU内のドライブの数。デフォルト値は4です。スロット、インポートまたはエクスポート ス ロット、ドライブの合計を65,535以下にする必要があります。 <vendor>= 仮想ドライブのベンダー名。最大8文字を含めることができます。デフォルト値はEMCです。 <product>= 仮想ドライブの製品名。最大16文字を含めることができます。デフォルト値はsvtlDriveです。 <revision>= 仮想ドライブのリビジョン番号。最大4文字を含めることができます。デフォルト値は1.0です。 例: VTLUを構成し、その構成設定を指定するには、次のように入力します。
$ server_vtlu server_2 -tlu -new -robot -vendor legato -product vtlu -revision 2.0 -slots 256 -impexp 16 -drives 6 -drive -vendor emclegat -product vDrive -revision 2.0
出力 id = 1 slots = 256
import/export slots = 16 robot vendor = legato robot product = vtlu robot revision = 2.0
robot serial number = lX21uML2k5 robot device name = c0t0l0 drives = 6
drive vendor = emclegat drive product = vDrive drive revision = 2.0 注 出力定義は次のとおりです。 id:VTLU ID。これは自動的に割り当てられ、変更できません。 slots:VTLU上のスロットの数。スロット、インポートまたはエクスポート スロット、ドライブの合計を65,535以 下にする必要があります。 import/export slots:インポートまたはエクスポート スロットの数。スロット、インポートまたはエクスポート ス ロット、ドライブの合計を65,535以下にする必要があります。 robot vendor:ロボットのベンダー名。最大8文字を含めることができます。 robot product:ロボットの製品名。最大16文字を含めることができます。 robot revision:ロボットのリビジョン番号。最大4文字を含めることができます。
robot serial number:ロボットのシリアル番号。この値はランダムに生成され、割り当てられます。
robot device name:次の形式のロボット デバイス名。
c<x>t<y>l<z> ここで、 <x>= SCSI開始チェーン番号 <y>= SCSI ID <z>= SCSI LUN 注: 変更できるのは開始チェーン番号だけです。 drives:ドライブの数。スロット、インポートまたはエクスポート スロット、ドライブの合計を65,535以下にする 必要があります。 drive vendor:ドライブのベンダー名。最大8文字を含めることができます。 drive product:ドライブの製品名。最大16文字を含めることができます。 drive revision:ドライブのリビジョン番号。最大4文字を含めることができます。 新しいVTLUの構成 21 構成
Tivoli Storage ManagerによるVTLUの構成
これは、Tivoli Storage Managerを使用して構成されたVTLUの例です。
IBM Tivoli Storage Managerバックアップ ソフトウェアでは、VTLUに対して定義された インポートまたはエクスポート スロットの数が1~8である必要があります。また、ロボッ トおよびドライブ情報が、環境内の実際のロボットおよびテープ ドライブ情報に一致し ていることも必要です。
注: Tivoli Storage Managerでは、VTLUをいくつかの異なる方法で構成できます。この例は、それ らの構成のうちの1つを示しています。
アクション
Tivoli Storage Managerを使用してVTLUを構成し、その構成設定を指定するには、次のように入力します。 $ server_vtlu server_3 -tlu -new -robot -vendor ATL -product p1000 -drive -vendor Quantum -product DLT7000 出力
id = 1 slots = 32
import/export slots = 8 robot vendor = ATL robot product = P1000 robot revision = 1.01
robot serial number = JYK4YHP1k5 robot device name = c0t0l0 drives = 4
drive vendor = QUANTUM drive product = DLT7000 drive revision = 1.01
注 出力定義は次のとおりです。 id:VTLU ID。これは自動的に割り当てられ、変更できません。 slots:VTLU上のスロットの数。スロット、インポートまたはエクスポート スロット、ドライブの合計を65,535以 下にする必要があります。 import/export slots:インポートまたはエクスポート スロットの数。スロット、インポートまたはエクスポート ス ロット、ドライブの合計を65,535以下にする必要があります。 robot vendor:ロボットのベンダー名。最大8文字を含めることができます。 robot product:ロボットの製品名。最大16文字を含めることができます。 robot revision:ロボットのリビジョン番号。最大4文字を含めることができます。
robot serial number:ロボットのシリアル番号。この値はランダムに生成され、割り当てられます。
robot device name:次の形式のロボット デバイス名。
c<x>t<y>l<z> ここで、 <x>= SCSI開始チェーン番号 <y>= SCSI ID <z>= SCSI LUN 注: 変更できるのは開始チェーン番号だけです。 drives:ドライブの数。スロット、インポートまたはエクスポート スロット、ドライブの合計を65,535以下にする 必要があります。 drive vendor:ドライブのベンダー名。最大8文字を含めることができます。 drive product:ドライブの製品名。最大16文字を含めることができます。 drive revision:ドライブのリビジョン番号。最大4文字を含めることができます。
Tivoli Storage ManagerによるVTLUの構成 23
ストレージの追加
VTLUにストレージを追加すると、そのVTLUにファイル システムが関連づけられます。ファ イル システムとVTLUを関連づけるには、VTLUが存在する物理Data Mover上でファイル シ ステムをマウントする必要があります。VTLUストレージとして専用ファイル システムを 使用することをお勧めします。1つのVTLUに複数のファイル システムを関連づけることが できます。 ストレージを追加するには、次のいずれかの方法を使用します。 ● デフォルト設定によるストレージの追加(24ページ) ● カスタマイズされたストレージの追加(25ページ)デフォルト設定によるストレージの追加
新しいストレージを追加する場合は、このセクションで示すように、VTLUのデフォルト設 定を使用できます。ストレージの設定をカスタマイズする手順については、 カスタマイ ズされたストレージの追加(25ページ)を参照してください。 デフォルト設定を使用してストレージを追加するには、次の手順を実行します。 1. 次のコマンド シンタクスを使用して、VTLUにストレージを追加します。$ server_vtlu <movername> -storage -new <fs_name> -tlu <tlu_id>
ここで、
<movername> = Data Moverの名前
<fs_name>はファイル システムの名前
<tlu_id> = VTLUのID 例:
server_2上のVTLU 1にストレージを追加するには、次のように入力します。
$ server_vtlu server_2 -storage -new ufs1 -tlu 1
出力: server_2 : done 注: デフォルトのVTLU構成については、カスタマイズされたストレージの追加(25ページ)を 参照してください。 2. バックアップ ソフトウェアからインベントリを実行します。 構成
カスタマイズされたストレージの追加
カスタマイズされたストレージを追加するには、次の手順を実行します。 1. 次のコマンド シンタクスを使用して、VTLUにストレージを追加します。
$ server_vtlu <movername>-storage -new<fs_name>-tlu<tlu_id> -tapesize<size>G -tapes<num_tapes>-barcodeprefix<barcode _prefix>-destination{slot|impexp|vault}
ここで、
<movername> = Data Moverの名前
<fs_name> = VTLUに関連づけるファイルシステムの名前
<tlu_id> = VTLUのID
<size> = テープのサイズ(GB単位)。最大値は16384 GBです。<size>と<num_tapes>が定義
されていない場合は、50 GBのデフォルト値が使用されます。<size>が定義されていない 場合は、ファイルシステム上で使用可能な空き領域の量に基づいて計算されます。 <num_tapes>= ファイルシステムに関連づけられたテープの数。デフォルトは、ファイル システムのサイズに基づいて作成できるテープの最大数です。 <barcode_prefix> = VTLU内で一意である必要のある仮想テープのバーコード プレフィック ス。デフォルトは、4文字から成る16進数値です。バーコード全体が6~10文字に収ま るように、2~6文字を使用することをお勧めします。一部のバックアップ ソフトウェ ア ベンダーは、最初の10文字や最後の6文字などの限られた文字数を使用します。 {slot|impexp|vault} = 新しいテープの宛先。デフォルト値はslotです。 例: VTLU 1にufs1ファイルシステムを追加するには、次のように入力します。
$ server_vtlu server_2 -storage -new ufs1 -tlu 1 -tapesize 1G -tapes 5 -barcodeprefix pre1 -destination slot
出力: server_2 : done 注: ストレージのデフォルト設定については、デフォルト設定によるストレージの追加(24ペー ジ)を参照してください。 2. バックアップ ソフトウェアからインベントリを実行します。 ストレージの追加 25 構成
バックアップ ソフトウェアの構成
VLTUを作成した後、そのVTLUを使用する前に、バックアップ ソフトウェアでVTLUデバイ ス名を構成する必要があります。このセクションの手順では、バックアップ ソフトウェ アに必要なデバイス名を見つける方法について説明します。 バックアップ ソフトウェアでVTLUデバイス名を構成するには、バックアップ ソフトウェ アのマニュアルを参照してください。 注: server_devconfigコマンドを使用してVTLUデバイス名を検出することはできません。 server_devconfigコマンドでは、物理デバイスだけが検出されます。 バックアップ ソフトウェアを構成するには、次の手順を実行します。 1. 次のコマンド シンタクスを使用して、Data MoverのVTLUの一覧を表示します。$ server_vtlu <movername> -tlu -list
ここで、
<movername> = Data Moverの名前
例:
server_2上で構成されているVTLUを一覧表示するには、次のように入力します。
$ server_vtlu server_2 -tlu -list
出力:
id vendor product revision serial_number device_name 1 legato vtlu 2.0 lX21uML2k5 c0t0l0
2 EMC svltRobot 1.01 gkzp9492k5 c0t0l7 3 EMC svltRobot 1.01 P8gIgqs2k5 c0t0l12
列定義: id:VTLUのID番号。 vendor:VTLUロボットのベンダー名。最大8文字を含めることができます。デフォルト値 はEMCです。 product:VTLUの製品名。最大16文字を含めることができます。デフォルト値はsvtlRobot です。 revision:VTLUのリビジョン番号。最大4文字を含めることができます。デフォルト値は 1.0です。
serial_number:VTLUのシリアル番号。これはData Moverによって自動的に割り当てられま
す。
device_name:VTLU仮想ロボットのデバイス名。形式は次のとおりです。
c<x>t<y>l<z>
ここで、 構成
<x> = SCSI開始チェーン番号 <y> = SCSI ID <z>= SCSI LUN 変更できるのはチェーンIDだけで、デフォルト値は0。チェーンIDの変更については、 チェーンIDの構成(33ページ)を参照。 2. 次のコマンド シンタクスを使用して、VTLUドライブのデバイス名を表示します。
$ server_vtlu <movername> -drive -list <tlu_id>
ここで、
<movername> = Data Moverの名前
<tlu_id> = VTLUのID 例:
server_2上に存在するVTLU 1上のドライブを表示するには、次のように入力します。
$ server_vtlu server_2 -drive -list 1
出力:
drive_id device_name serial_number status tape_barcode 0 c0t0l1 gMllGqf100 empty 1 c0t0l2 ziKtHqf100 empty 2 c0t0l3 PO8CIqf100 empty 3 c0t0l4 5lxKJqf100 empty 4 c0t0l5 lRVSKqf100 empty 5 c0t0l6 Bnk1Mqf100 empty 列定義: drive_id:仮想テープ ドライブのID。デフォルトのIDは、4台のドライブを備えたVTLUに 対する0~3です。 device_name:仮想ドライブのデバイス名。形式は次のとおりです。 c<x>t<y>l<z> ここで、 <x> = SCSI開始チェーン番号 <y> = SCSI ID <z> = SCSI LUN
serial_number:ドライブのシリアル番号。これはData Moverによって自動的に割り当てら
れます。 status:テープ ドライブのステータス。オプションは次のとおりです。 • empty:ドライブ内にテープが存在しません。 • full:ドライブ内にテープが存在しますが、そのドライブがバックアップ ソフトウェ アによってアンロードされていません。 バックアップ ソフトウェアの構成 27 構成
• loaded:ドライブ内にテープが存在し、そのドライブがロードされています。 • in use:ドライブがバックアップまたはリストアに使用されています。 tape_barcode:テープのバーコードがテープ ドライブにロードされています(該当する場 合)。 3. バックアップ ソフトウェアでVTLUデバイス名を構成します。具体的な手順について は、ベンダーから提供されたバックアップ ソフトウェアのマニュアルを参照してくだ さい。 構成
第 4 章
管理
次のようなトピックが含まれています。 トピック : ● VTLU構成の変更(30ページ) ● ストレージの管理(39ページ) ● 仮想テープの管理(43ページ) ● VTLU情報の一覧(51ページ) ディスクへのNDMPバックアップ 29VTLU構成の変更
VTLU構成を変更するタスクは次のとおりです。 ● プロパティの変更(30ページ) ● チェーンIDの構成(33ページ) ● VTLUの削除(35ページ)プロパティの変更
バックアップ ソフトウェアでVTLUを認識するための特定の情報が必要な場合は、ロボッ トおよびドライブ情報を変更できます。たとえば、問い合わせコマンドを実行したときに バックアップ ソフトウェアから(不明なTLUまたはサポートされていないTLUなどの)エ ラーが返された場合は、VTLUロボットおよびドライブ情報の変更が必要になることがあり ます。これらの情報を、バックアップ ソフトウェアが予測する内容に一致させることが 必要になる場合があります。 構成設定を変更するためのオプションは個別に使用することも、組み合わせて使用するこ ともできます。このセクションの例は、すべてのオプションを一度に変更する方法を示し ています。すべてのオプションを構成することなく、オプションのサブセットを構成でき ます。 変更できるVTLUのプロパティは次のとおりです。 ● ロボットのベンダー名、製品名、リビジョン番号 ● 仮想テープ ドライブのベンダー名、製品名、リビジョン番号 ● テープ ドライブ、スロット、インポートまたはエクスポート スロットの数 ほとんどのバックアップ ソフトウェア アプリケーションでは、VTLUのプロパティを変更 する必要はありません。 注: スロット、インポートまたはエクスポート スロット、ドライブの合計を65,535以下にする必 要があります。IBM Tivoli Storage Managerバックアップ ソフトウェアでは、VTLUに対して定義された インポートまたはエクスポート スロットの数が1~8である必要があります。また、ロボッ トおよびドライブ情報が、環境内の実際のロボットおよびテープ ドライブ情報に一致し ていることも必要です。
アクション
VTLU構成を変更するには、次のコマンド シンタクスを使用します。 $ server_vtlu <movername>-tlu -modify<tlu_id>-robot -vendor<vendor> -product<product>-revision<revision>-slots<num_slots>-impexp<num_ 管理
アクション
-revision<revision> <vendor> ここで、
<movername>= Data Moverの名前 <tlu_id>= VTLUのID <vendor>= 仮想ロボットのベンダー名。最大8文字を含めることができます。デフォルトはEMCです。 <product>= 仮想ロボットの製品名。最大16文字を含めることができます。デフォルト値はsvtlRobotです。 <revision>= 仮想ロボットのリビジョン番号。最大4文字を含めることができます。デフォルト値は1.0です。 <num_slots>= VTLU内のスロットの数。デフォルト値は32です。スロット、インポートまたはエクスポート ス ロット、ドライブの合計を65,535以下にする必要があります。 <num_impexp_slots>= VTLU内のインポートまたはエクスポート スロットの数。デフォルト値は8です。スロッ ト、インポートまたはエクスポート スロット、ドライブの合計を65,535以下にする必要があります。 <num_drives>= VTLU内のドライブの数。デフォルト値は4です。スロット、インポートまたはエクスポート ス ロット、ドライブの合計を65,535以下にする必要があります。 <vendor>= 仮想ドライブの製品名。最大8文字を含めることができます。デフォルト値はEMCです。 <product>= 仮想ドライブの製品名。最大16文字を含めることができます。デフォルト値はsvtlDriveです。 <revision>= 仮想ドライブのリビジョン番号。最大4文字を含めることができます。デフォルト値は1.0です。 例: VTLUに関連づけられたすべての構成設定を変更するには、次のように入力します。
$ server_vtlu server_2 -tlu -modify 1 -robot -vendor EMC_1 -product vtlu_1 -revision 2.1 -slots 64 -impexp 16 -drives 8 -drive -vendor EMC_1 -product vDrive_1 -revision 2.1a
出力
server_2 : done
VTLUに対して行われた変更の確認
アクション
VTLU構成に目的の変更が加えられたことを確認するには、次のコマンド シンタクスを使用します。 $ server_vtlu <movername> -tlu -info <tlu_id>
ここで、
<movername>= Data Moverの名前
<tlu_id>= 情報を表示するVTLUのID
例:
VTLU 1上の構成設定を確認するには、次のように入力します。 $ server_vtlu server_2 -tlu -info 1
VTLU構成の変更 31
出力 id = 1 slots = 64
import/export slots = 16 robot vendor = EMC_1 robot product = vtlu_1 robot revision = 2.1
robot serial number = lX21uML2k5 robot device name = c0t0l0 drives = 8
drive vendor = EMC_1 drive product = vDrive_1 drive revision = 2.1a 注
出力定義は次のとおりです。 id:VTLU ID
slots:VTLU上のスロットの数。スロット、インポートまたはエクスポート スロット、ドライブの合計を65,535以
下にする必要があります。
import or export slots:インポートまたはエクスポート スロットの数。スロット、インポートまたはエクスポート
スロット、ドライブの合計を65,535以下にする必要があります。
robot vendor:ロボットのベンダー名。最大8文字を含めることができます。
robot product:ロボットの製品名。最大16文字を含めることができます。
robot revision:ロボットのリビジョン番号。最大4文字を含めることができます。
robot serial number:ロボットのシリアル番号。この値はランダムに生成され、ロボット デバイス名に割り当て
られます。次の形式のロボット デバイス名。 c<x>t<y>l<z> ここで、 <x>= SCSI開始チェーン番号(この値だけを変更できます) <y>= SCSI ID <z>= SCSI LUN drives:テープ ドライブの数。スロット、インポートまたはエクスポート スロット、ドライブの合計を65,535以下 にする必要があります。 drive vendor:ドライブのベンダー名。最大8文字を含めることができます。 drive product:ドライブの製品名。最大16文字を含めることができます。 drive revision:ドライブのリビジョン番号。最大4文字を含めることができます。 管理
チェーンIDの構成
VTLUまたはドライブを作成すると、そのデバイスとData Moverの間の接続を表すためにデ バイス名が割り当てられます。 デバイス名の形式はc<x>t<y>|<z>であり、物理デバイス名と同じです。ここで、各変数は 次の内容を表します。 <x> = SCSI開始チェーン番号 <y> = SCSI ID <z> = SCSI LUN 変更できるのは開始チェーン番号だけです。チェーン番号を変更すると、そのチェーン番 号はData Mover上のすべてのVTLUデバイス名を含め、Data Mover全体にわたって適用され ます。アクション
Data Moverの開始チェーンを変更するには、次のコマンド シンタクスを使用します。 $ server_vtlu <movername> -service -set -chain <chain_id>
ここで、
<movername>= Data Moverの名前
<chain_id>= チェーンIDの値。これはデバイス名の一部です。
例:
チェーンIDに2の値を割り当てるには、次のように入力します。 $ server_vtlu server_2 -service -set -chain 2
出力 server_2 : done 注 開始チェーン番号は、仮想テープ ドライブを含む、Data Mover上のすべてのVTLUデバイスに適用されま す。 物理デバイスのチェーンIDは8192以下にする必要があります。VTLUのチェーンIDを8192より大きい値 (10000など)に設定すれば、仮想デバイス名と物理デバイス名の間で競合が発生するリスクはありませ ん。ただし、バックアップ ソフトウェアで、許容可能なチェーンIDの最大値を10000未満の値に制限できま す。 VTLU構成の変更 33 管理
チェーン番号の確認
アクション
チェーン番号が変更されたことを確認するには、次のコマンド シンタクスを使用します。 $ server_vtlu <movername> -service -info
ここで、
<movername>= Data Moverの名前 例:
チェーンIDを取得するためにserver_2上のVTLUにクエリーを実行するには、次のように入力します。 $ server_vtlu server_2 -service -info
出力 server_2 :
starting chain id = 2 注
出力定義:
server_2:情報を表示しているData Mover
starting chain id:VTLUデバイス名の開始チェーン
VTLUの削除
VTLUを削除する場合は、まずストレージとVTLUの関連づけを解除する必要があります。ス トレージが関連づけられているVTLUは削除できません。 注: VTLUにストレージが関連づけられている場合は手順1および2を実行し、それ以外の場合は手順 3に進みます。 VTLUを削除するには、次の手順を実行します。 1. 次のコマンド シンタクスを使用して、VTLUとの関連づけを解除するストレージを識別 します。$ server_vtlu <movername> -storage -list <tlu_id>
注: ファイルシステムの名前が長すぎる場合は、切り詰めることができます。完全なファイル システムの詳細を取得するには、-infoオプションを使用します。
または
$ server_vtlu <movername> -storage -info -tlu <tlu_id>
ここで、
<movername> = Data Moverの名前
<tlu_id> = VTLUのID
例:
server_2上のVTLU 1に関連づけられたストレージを一覧表示するには、次のように入 力します。
$ server_vtlu server_2 -storage -list 1
出力:
tlu_id filesystem barcode_prefix 1 ufs1 pre1
または
$ server_vtlu server_2 -storage -info -tlu 3
出力:
VTLU構成の変更 35
server_2 : tlu_id = 3 filesystem = fs_luy2_2 barcode_prefix = 0222 tlu_id = 3 filesystem = fs_delete_storage1 barcode_prefix = 0235 tlu_id = 3 filesystem = fs_phil6 barcode_prefix = 0243 列定義: tlu_id:情報を取得するために表示しているVTLUのID filesystem:VTLUに関連づけられたファイルシステム barcode_prefix:ファイルシステムに関連づけられたバーコード プレフィックス 2. 次のコマンド シンタクスを使用して、ストレージとVTLUの関連づけを解除します。こ れにより、仮想テープ上のデータがすべて削除されます。
$ server_vtlu <movername>-storage -delete{<fs_name>|-barcodeprefix <barcode_prefix>}-tlu<tlu_id>
注: また、そのVTLUを別のData Moverに移動したい場合は、ストレージを削除する代わりにエ クスポートすることもできます。詳細については、 ストレージのエクスポート(39ページ)を 参照してください。ストレージを削除しても、基礎となるファイルシステムは削除されません。 ファイルシステムはData Mover上にマウントされたままになります。
ここで、
<movername> = Data Moverの名前
<fs_name>はファイル システムの名前 <barcode_prefix> = 削除するファイルシステムに関連づけられたバーコード プレフィック ス <tlu_id> = VTLUのID 例: VTLU 1からufs1ファイルシステムを削除するには、次のように入力します。
$ server_vtlu server_2 -storage -delete ufs1 -tlu 1
出力:
server_2 : done
3. 次のコマンド シンタクスを使用して、VTLUを削除します。
$ server_vtlu <mover_name> -tlu -delete <tlu_id>
ここで、 管理
<tlu_id> = VTLUのID
例:
server_2からVTLU 1を削除するには、次のように入力します。
$ server_vtlu server_2 -tlu -delete 1
出力:
server_2 : done
4. バックアップ ソフトウェアで、このVTLUへの構成参照を削除します。
5. 次のコマンド シンタクスを使用して、VTLU 1が削除されたことを確認します。
$ server_vtlu <movername> -tlu -list
ここで、
<movername> = Data Moverの名前
例:
server_2上で構成されているVTLUを一覧表示するには、次のように入力します。
$ server_vtlu server_2 -tlu -list
出力:
id vendor product revision serial_number device_name 2 EMC svltRobot 1.0 gkzp9492k5 c2t0l5
3 EMC svltRobot 1.0 lX21uML2k5 c2t0l10 4 EMC svltRobot 1.0 RLMgE853k5 c2t0l15 5 EMC svltRobot 1.01 nAwCOuo3k5 c2t1l4 6 EMCCorp vtluRobot 1.1a XEd8EhX4k5 c2t2l13
列定義: id:VTLUのID番号。 vendor:VTLUロボットのベンダー名。最大8文字を含めることができます。デフォルト値 はEMCです。 product:VTLUの製品名。最大16文字を含めることができます。デフォルト値はsvtlRobot です。 revision:VTLUのリビジョン番号。最大4文字を含めることができます。デフォルト値は 1.0です。
serial_number:VTLUのシリアル番号。これはData Moverによって自動的に割り当てられま
す。 device_name:VTLU仮想ロボットのデバイス名。形式は次のとおりです。 c<x>t<y>l<z> ここで、 <x> = SCSI開始チェーン番号 <y> = SCSI ID VTLU構成の変更 37 管理
<z> = SCSI LUN
デフォルトの開始チェーンは0です。 管理
ストレージの管理
VTLUに関連づけられたストレージを管理するタスクは次のとおりです。 ● ストレージのエクスポート(39ページ) ● ストレージのインポート(41ページ) ● ストレージの削除(41ページ) ● ストレージの拡張(43ページ)ストレージのエクスポート
VTLUからストレージをエクスポートできます。それにより、別のVTLUにインポートされる まで、そのストレージにアクセスできなくなります。ストレージをエクスポートすると、 その操作は個々のテープではなく、ストレージ エリアに適用されます。 注: VTLUストレージをエクスポートする前に、関連づけられたすべてのテープをドライブからアン マウントする必要があります。詳細については、 仮想テープのアンマウント(48ページ)を参照し てください。 ストレージをエクスポートする手順は次のとおりです。 1. ファイル システムの名前がすでにわかっている場合は、手順2に進みます。それ以外 の場合は、次のコマンド シンタクスを使用して、エクスポートするファイル システ ムの名前を識別するためにVTLUにクエリーを実行します。$ server_vtlu <movername> -storage -list <tlu_id>
注: ファイルシステムの名前が長すぎる場合は、切り詰めることができます。完全なファイル システムの詳細を取得するには、-infoオプションを使用します。
または
$ server_vtlu <movername> -storage -info -tlu <tlu_id>
ここで、
<movername> = Data Moverの名前
<tlu_id> = VTLUのID 例:
server_2上のVTLU 1のテープ情報を一覧表示するには、次のように入力します。
$ server_vtlu server_2 -storage -list 1
出力:
ストレージの管理 39
tlu_id filesystem barcode_prefix 1 ufs1 pre1
または
$ server_vtlu server_2 -storage -info -tlu 3
出力: server_2 : tlu_id = 3 filesystem = fs_luy2_2 barcode_prefix = 0222 tlu_id = 3 filesystem = fs_delete_storage1 barcode_prefix = 0235 tlu_id = 3 filesystem = fs_phil6 barcode_prefix = 0243 列定義: tlu_id:情報を表示しているVTLUのID filesystem:VTLUに関連づけられたファイルシステム barcode_prefix:ファイルシステムに関連づけられたバーコード プレフィックス 2. 次のコマンド シンタクスを使用して、VTLUからストレージをエクスポートします。
$ server_vtlu <movername> -storage -export <fs_name> -tlu <tlu_id>
ここで、
<movername> = Data Moverの名前
<fs_name>はファイル システムの名前
<tlu_id> = VTLUのID
例:
VTLU 1からufs1という名前のファイル システムをエクスポートするには、次のように 入力します。
$ server_vtlu server_2 -storage -export ufs1 -tlu 1
注: ストレージをエクスポートしたら、バックアップ ソフトウェアを使用してVTLUをインベン トリ管理します。
出力
server_2 : done
ストレージのインポート
以前にVTLUからエクスポートされたストレージをインポートできます。そのストレージを スロット、インポートまたはエクスポート スロット、またはヴォールトにインポートで きます。 ストレージをインポートする手順は次のとおりです。 1. 次のコマンド シンタクスを使用して、ファイル システムを既存のVTLUにインポート します。$ server_vtlu <movername>-storage -import<fs_name>-tlu<tlu_id> -destination{slot|impexp|vault}
ここで、
<movername> = Data Moverの名前
<fs_name> = インポートするファイル システムの名前
<tlu_id> = VTLUのID
{slot | impexp | vault} = テープの宛先。デフォルト値はslotです。
例:
ufs1という名前のファイル システムをVTLU 1上のスロットにインポートするには、次 のように入力します。
$ server_vtlu server_2 -storage -import ufs1 -tlu 1 -destination slot
2. バックアップ ソフトウェアからインベントリを実行します。
ストレージの削除
VTLUからファイル システムを削除すると、ファイル システムとVTLUの関連づけが解除さ れ、さらに一連の仮想テープも削除されます。また、それらのテープ上に格納されている データもすべて削除されます。ファイル システム自体は削除されずに、物理Data Mover 上にマウントされたままになります。 アクション VTLUからストレージを削除するには、次のコマンド シンタクスを使用します。 $ server_vtlu <movername>-storage -delete{<fs_name>|-barcodeprefix <barcode_prefix>}-tlu<tlu_id>ここで、
<movername>= Data Moverの名前
<fs_name>はファイル システムの名前
ストレージの管理 41
アクション
<barcode_prefix>= 削除するファイル システムに関連づけられたバーコード プレフィックス
<tlu_id>= VTLUのID 例:
VTLU 1上のufs1からストレージを削除するには、次のように入力します。 $ server_vtlu server_2 -storage -delete ufs1 -tlu 1
出力
server_2 : done
ストレージの拡張
ストレージを拡張する場合は、VTLUに仮想テープを追加します。ユーザーはストレージを 拡張する前に、VTLUのファイル システムを手動で拡張する必要があります。
ストレージを拡張する手順は次のとおりです。
1. 次のコマンド シンタクスを使用して、VTLUにストレージを追加します。
$ server_vtlu <movername>-storage -extend<fs_name>-tlu<tlu_id> -tapesize<size>G-tapes<num_tapes>-destination{slot|impexp|vault}
ここで、
<movername> = Data Moverの名前
<fs_name> = 拡張されたファイル システムの名前
<tlu_id> = VTLUのID
<size> = テープのサイズ(GB単位)。最大値は16384 GBです。<size>と<num_tapes>が定義
されていない場合は、50 GBのデフォルト値が使用されます。<size>が定義されていない 場合は、ファイルシステム上で使用可能な空き領域の量に基づいて計算されます。
<num_tapes> = VTLU上のテープの数。デフォルトは、ファイル システムのサイズに基づ
いて作成できるテープの最大数です。
{slot | impexp | vault} = テープの宛先。デフォルト値はslotです。
例:
server_2上のVTLU 1にストレージを追加するには、次のように入力します。
$ server_vtlu server_2 -storage -extend ufs1 -tlu 1 -tapesize 1G -tapes 5 -destination slot
出力: server_2 : done 2. バックアップ ソフトウェアからインベントリを実行します。
仮想テープの管理
仮想テープを管理するタスクは次のとおりです。 ● 仮想テープの挿入(44ページ) ● 仮想テープの取り出し(46ページ) ● 仮想テープのアンマウント(48ページ) ストレージの管理 43 管理仮想テープの挿入
仮想テープを挿入すると、その仮想テープは、ヴォールトからインポートまたはエクス ポート スロットに移動されます。 仮想テープを挿入する手順は次のとおりです。 1. テープ バーコードがすでにわかっている場合は、手順2に進みます。それ以外の場合 は、次のコマンド シンタクスを使用して、挿入するテープのバーコードを識別するた めにVTLUにクエリーを実行する。$ server_vtlu <movername> -tlu -tape -list <tlu_id>
ここで、
<movername> = Data Moverの名前
<tlu_id> = VTLUのID 例:
server_2上のVTLU 1のテープ情報を一覧表示するには、次のように入力します。
$ server_vtlu server_2 -tlu -tape -list 1
出力:
barcode filesystem capacity(GB) location source_slot pre10009 ufs2 50 slot:9 9
pre1000a ufs2 50 slot:10 10 pre1000b ufs2 40 vault pre10004 ufs2 50 slot:4 4 pre10005 ufs2 50 slot:5 5 pre10006 ufs2 50 slot:6 6 pre10007 ufs2 50 slot:7 7 pre10008 ufs2 50 slot:8 8 pre10000 ufs2 50 slot:0 0 pre10002 ufs2 50 slot:2 2 pre10001 ufs2 50 slot:1 1 pre10003 ufs2 50 slot:3 3
列定義: barcode:仮想テープに関連づけられたバーコード。バーコードの最初の部分(プレフィッ クス)は、ファイル システム全体にわたって固定長です。この例では、pre1がバー コード プレフィックスです。 filesystem:仮想テープに関連づけられたファイル システムの名前 capacity:仮想テープの容量(GB単位) location:仮想テープのエレメント タイプおよびエレメントID。可能性のあるエレメン ト タイプには、スロット、ドライブ、インポートまたはエクスポート、ロボット、 ヴォールトがあります。 source_slot:元のスロット番号 管理
2. 次のコマンド シンタクスを使用して、仮想テープをヴォールトからインポートまたは エクスポート スロットに挿入します。
$ server_vtlu <movername>-tape -insert<tape_barcode>-tlu <tlu_id>
ここで、
<movername> = Data Moverの名前
<tape_barcode>仮想テープのバーコード
<tlu_id> = VTLUのID
例:
仮想テープをヴォールトからインポートまたはエクスポート スロットに移動するに は、次のように入力します。
$ server_vtlu server_2 -tape -insert pre1000b -tlu 1
出力:
server_2 : done
3. テープがヴォールトからインポートまたはエクスポート スロットに移動されたことを 確認します。次のコマンド シンタクスを使用して、テープ情報を一覧表示します。
$ server_vtlu <movername> -tlu -tape -list <tlu_id>
ここで、
<movername> = Data Moverの名前
<tlu_id> = VTLUのID
例:
server_2上のVTLU 1のテープ情報を一覧表示するには、次のように入力します。
$ server_vtlu server_2 -tlu -tape -list 1
4. 出力:
barcode filesystem capacity(GB) location source_slot pre10009 ufs2 50 slot:9 9
pre1000a ufs2 50 slot:10 10 pre1000b ufs2 41 impexp:11 pre10004 ufs2 50 slot:4 4 pre10005 ufs2 50 slot:5 5 pre10006 ufs2 50 slot:6 6 pre10007 ufs2 50 slot:7 7 pre10008 ufs2 50 slot:8 8 pre10000 ufs2 50 slot:0 0 pre10002 ufs2 50 slot:2 2 pre10001 ufs2 50 slot:1 1 pre10003 ufs2 50 slot:3 3
列定義:
仮想テープの管理 45
barcode:仮想テープに関連づけられたバーコード。バーコードの最初の部分(プレフィッ クス)は、ファイル システム全体にわたって固定長です。この例では、pre1がバー コード プレフィックスです。 filesystem:仮想テープに関連づけられたファイル システムの名前 capacity:仮想テープの容量(GB単位) location:仮想テープのエレメント タイプおよびエレメントID。可能性のあるエレメン ト タイプには、スロット、ドライブ、インポートまたはエクスポート、ロボット、 ヴォールトがあります。 source_slot:元のスロット番号
仮想テープの取り出し
取り出し操作を行うと、テープがインポートまたはエクスポート スロットからヴォール トに移動されます。VTLUヴォールト内のテープは、バックアップ ソフトウェアからは認 識されません。物理TLUでは、TLUのドアを開かずにテープ カートリッジをインポートま たはエクスポート スロットに移動できます。これらのカートリッジは、バックアップ ソ フトウェアから引き続き認識されます。VTLUは、バックアップ ソフトウェアとの互換性 および物理TLUとの整合性を保証するために、物理TLUのインフラストラクチャをエミュ レートします。 仮想テープを取り出す手順は次のとおりです。 1. テープ バーコードがすでにわかっている場合は、手順2に進みます。それ以外の場合 は、次のコマンド シンタクスを使用して、取り出すテープのバーコードを識別するた めにVTLUにクエリーを実行する。$ server_vtlu <movername> -tape -list <tlu_id>
ここで、
<movername> = Data Moverの名前
<tlu_id> = VTLUのID
例:
server_2上のVTLU 1のテープ情報を一覧表示するには、次のように入力します。
$ server_vtlu server_2 -tape -list 1
出力: 管理
barcode filesystem capacity(GB) location source_slot pre10009 ufs2 50 slot:9
pre1000a ufs2 50 slot:10 pre1000b ufs2 41 vault pre10004 ufs2 50 slot:4 pre10005 ufs2 50 impexp:5 pre10006 ufs2 50 slot:6 pre10007 ufs2 50 slot:7 pre10008 ufs2 50 slot:8 pre10000 ufs2 50 slot:0 pre10002 ufs2 50 slot:2 pre10001 ufs2 50 slot:1 pre10003 ufs2 50 slot:3
列定義: barcode:仮想テープに関連づけられたバーコード。バーコードの最初の部分(プレフィッ クス)は、ファイル システム全体にわたって固定長です。この例では、pre1がバー コード プレフィックスです。 filesystem:ファイル システムの名前 capacity:仮想テープの容量(GB単位) location:仮想テープのエレメント タイプおよびエレメントID。可能性のあるエレメン ト タイプには、スロット、ドライブ、インポートまたはエクスポート、ロボット、 ヴォールトがあります。 source slot:元のスロット番号 2. 次のコマンド シンタクスを使用して、VTLUから仮想テープを取り出し、それをヴォー ルト内に配置します。
$ server_vtlu <movername> -tape -eject <tape_barcode> -tlu <tlu_id>
ここで、
<movername> = Data Moverの名前
<tape_barcode>仮想テープのバーコード
<tlu_id> = VTLUのID 例:
VTLUから仮想テープを取り出し、それをヴォールト内に配置するには、次のように入 力します。
$ server_vtlu server_2 -tape -eject pre10005 -tlu 1
出力:
server_2 : done
仮想テープの管理 47
仮想テープのアンマウント
テープをアンマウントすると、そのテープがテープ ドライブから削除され、元のスロッ トまたは別の使用可能なスロットに配置されます。この機能は、バックアップ ソフトウェ アで問題が発生したためにテープをアンマウントできなくなった場合にだけ使用してくだ さい。使用中のドライブからテープをアンマウントすることはできません。 注: テープのマウントは、VNXではできません。バックアップ ソフトウェアからテープをマウント する必要があります。 仮想テープをアンマウントする手順は次のとおりです。 1. ドライブIDがすでにわかっている場合は、手順2に進みます。それ以外の場合は、次の コマンド シンタクスを使用して、アンマウントするテープのテープ ドライブIDを識 別する。$ server_vtlu <movername> -drive -list <tlu_id>
ここで、
<movername> = Data Moverの名前
<tlu_id> = VTLUのID
例
VTLU 1のドライブ情報を一覧表示するには、次のように入力します。
$ server_vtlu server_2 -drive -list 1
出力:
drive_id device_name serial_number status tape_barcode 0 c2t2l14 VtwsQVq300 loaded pre10001 1 c2t2l15 b0VARVq300 empty 2 c2t2l8 rwgJSVq300 empty 列定義: drive_id:仮想テープ ドライブのID。デフォルトのIDは、4台のドライブを備えたVTLUに 対する0~3。 device_name:仮想ドライブのデバイス名。形式は次のとおりです。 c<x>t<y>l<z> ここで、 <x> = SCSI開始チェーン番号 <y> = SCSI ID <z> = SCSI LUN 変更できるのはチェーンIDだけです。デフォルトのチェーンIDは0です。 管理